JP2002500805A - 照明回路、照明システムの方法と装置、ソケットアセンブリ、ランプ絶縁体アセンブリ、およびその部品 - Google Patents

照明回路、照明システムの方法と装置、ソケットアセンブリ、ランプ絶縁体アセンブリ、およびその部品

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Abstract

(57)【要約】 ソケット本体と光源の周囲をシールするためソケットに、シールを備えた電気コネクタとを有するソケット(44)を含む、照明アセンブリ(36)のための照明システムと部品について記載されている。ソケットは、照明アセンブリの取付け装置とは無関係に構成されることが望ましい。埋込型ランプ導体を形成するように、ランプの接点(54)を保護する本体を有する、蛍光ランプなどのランプ(42)のための絶縁体(90)も開示されている。高い開路電圧や周囲の影響などによる損傷や損害の可能性を少なくするためのソケット絶縁体アセンブリを設けるため、ソケットとランプ絶縁体の組合せも開示されている。さらに、絶縁体とソケットと取付け装置とを包含する照明アセンブリが開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】 照明回路、照明システムの方法と装置、ソケットアセンブリ、ランプ絶縁体アセ ンブリ、およびその部品 発明の背景 A.発明の分野 本発明は、照明システムと、照明システムに用いられるソケットアセンブリや ランプ絶縁体アセンブリのような、照明システムのための部品とアセンブリに関 する。 本発明の一実施例は、蛍光ランプソケットと該ソケットの取付け装置に関し、 別の例は、蛍光ランプ絶縁体に関連し、さらに別の例は、冷凍システム用の照明 システムに関連している。 B.関連技術 蛍光照明システムの使用と動作は幾つかの要因に影響を受ける。その一つの要 因は、安全性であり、顧客やメンテナンス担当者といった、人に対する電気ショ ックの可能性を最小限にすることを目的としている。さらに別の要因としては、 ランプのサイズや電気接点のサイズなどの照明システムの寸法と、電気接点の配 置である。他の要因には、動作温度、周囲温度のような環境要件が含まれる。周 囲温度が結露や氷結を引き起こす場合には、さらに湿度が環境要件に含まれる。 環境の範疇に入る他の要件には、振動、衝撃、他の機械的要因からの保護のよう な動作条件が含まれる。 さらに別の要因には、照明システムの部品やランプの互換性や変化性を含めた 、取付けや修理や交換の容易さが含まれる。他の要件は、照明システムをいかに して電気的に駆動するかということである。これらの各要因については、後でよ り詳細に述べる。 現在の照明システムの大半は、電気的に駆動される。大半の照明システムにつ いては、建物の居住者、顧客、設置や修理の担当者、その他の人々を保護するた めの設計、認可、承認を目的とした規格が確立されている。このような規格には 、ランプやバルブ(電球)のような照明部品の取付けや交換の際に、人が高電圧 や電気ショックを受けないようにするためのものが含まれる。 例えば、大半の家庭用白熱バルブは高温で、無極接点は相互に比較的近接して おり、バルブを取り付けるとライブ接点は露出しない。使用者が、バルブのうち 導電性の比較的低いガラス部分をつかめば、ショックの危険は小さくなり、バル ブがソケットに実質的にねじ嵌合された後、初めて接点はライブ状態となる。 蛍光ソケットの共通設計により、ランプの各端部を各ソケットに挿入し、電気 接触が発生するまで、所定量だけ嵌め込むつまり回転させると、電気ショックの 可能性は、小さくなる。これにより、ライブ接点が露出する可能性も低くなる。 別の設計による蛍光ソケットは、ソケットに挿入された線形ランプの一端で、 ソケットが押圧された状態において、反対側の端部が対応のソケットに挿入され るのに十分な間隙が設けられるように、ばね付勢されたソケットを一つ備えてい る。しかし、ランプの反対側端部が対応のソケットに挿入される前に、両端がラ イブになる可能性が残っている。 従来の線形型とは大きく異なるU字型蛍光ランプと他の形状のランプは、電極 接点が相互に近接している従来型の家庭用白熱バルブに、幾つかの点で匹敵する 。そのため、ショックが発生する可能性は若干減少する。 白熱ランプは、おおむね、線間電圧から逸脱しても駆動されるのに対して、蛍 光ランプは、一般的に、ランプを点灯させ、ランプに印加される電力を調整する のに安定器が必要である。ランプを点灯させるのに必要な電圧は、ランプの長さ と径に左右され、長いランプほど高い電圧を必要とする。 安定器は、特定のランプが必要とする正しい点灯・動作電圧を提供するように 設計されている。安定器は、ランプを点灯させ、安定した照明出力を確保するた め、ランプに流れる電流を調整する。安定器も、所望のランプ動作に必要な正し い電圧を供給するとともに電圧変化を調整する。 従来、安定器は、所望の電圧と電流を提供するための大型変成器を備えた電磁 式の塊状鉄心タイプのものであった。電圧は、一般的に、120ボルトまたは2 40ボルトの動作線間電圧か、その付近の電圧と、それぞれ60ヘルツまたは5 0ヘルツの周波数かその付近の周波数で、ランプに供給される。場合によっては 、照明出力を高めるため、より高い電流でランプが駆動されることもあるが、こ のランプの過駆動は、一般的にランプの寿命を短くさせることとなる。 電気式つまり固定の安定器は、電磁式安定器よりも効率的に電力を照明に変換 するためで、より高いエネルギー効率を達成できる。したがって、電気式安定器 は、消費電力が同じ電磁式安定器より大きな照明出力を提供することが可能であ る。 線間周波数より高い周波数における動作により、また時には、より高い電圧で 動作することにより、高い効率と照明出力が達成できる。その結果、結果的に損 傷や損害を引き起こすランプや安定器やその他の部品が、故障したり照明システ ムに他の何らかの電気的故障が発生した後など、750ボルトもの比較的高い開 路電圧を安定器が必要とすることがある。例えば、各ソケットにランプが正しく 接続されていないと、回路電圧は高くなり、アークや過熱、ランプの故障や安定 器の故障を引き起こす。 駆動電圧が高いため、安定器と、ランプまたは電球の間の接続は重要である。 一般的に蛍光ランプは、蛍光管の各端部に2本ピン接点、または二重埋込型接点 を備えている。ピンは、ランプのサイズにより変化する所定のピン心間分離距離 だけ分離されている。 径の大きなランプの場合、T10やT12ランプのような埋込型二重接点ラン プでは間隙を大きくできるが、さもなければ、2本ピンのT8,T10,T12 ランプと同じである。例えば、T12サイズの二重埋込型接点ランプはT8サイ ズの2本ピンランプよりも接点心間間隙が大きい。符号12と10は、ランプの 径のサイズを3.2mm(1/8インチ)単位で示したものである。 T12とT10のランプに使用されるハードウェアの多くは、相当に規格化さ れている。共通して墓石ソケット(tombstone socket)と呼ば れるソケットの一形態(図23)では、ランプの各端のピンが、ランプが各ソケ ットの中央に位置するまで、ソケットに横向きに挿入される。中央に配置される と、ランプは長手方向軸線を中心に回転させられ、回転後にピンは、各ソケット の接点と接触する。このソケットにより、ランプの一端がソケットに挿入された 後に、ランプに電圧が印加され反対の自由端がライブとなる可能性が小さくなる 。ショックは、ライブ状態のランプ自由端から受けるからである。 墓石形状のソケットでは、各ピンの外面の一部と、接点表面の一部との間の電 気的接触により、ランプの接触と照明が達成される。しかし、各ピンの電気的接 触は、場合によっては、約2.3〜2.4平方ミリメートル(0.00360か ら0.00370平方インチ)と概算される比較的狭い面積でのみ発生する。そ の結果、ランプを通る高い電流により、ピンで比較的高い電流密度が発生するが 、ソケットはこれに対応した設計ではない。 T10とT12ランプ用の別の従来型ソケットは、ばね付勢された埋込型二重 接点ソケットであり、ランプの一端がばね付勢されたソケットに挿入されソケッ トの付勢部分を押圧する。ソケットを押圧することにより、ランプの反対側端部 を、固定具の固定ソケットに挿入できる。しかし、ランプの自由端がライブ状態 となり、電気ショックを与える電位となるのを妨げるものは何もない。このソケ ット形状は、熱サイクルと過酷な環境条件による膨張と収縮に対処するものであ るが、電気ショックの可能性は残る。 バルブのサイズは、照明システムの安全性と効力に影響する。例えば、蛍光ラ ンプが長くなるほど、ランプを点灯させ、所望の出力で維持するのに必要な電流 は大きくなる。この大量の電流がソケットに入り、ソケット導体を通過して、ラ ンプのピンに達しなければならない。ある設計のソケットでは、ソケットと長い ランプのピンの間の電流密度は、比較的高く、そのため過熱や他の影響が発生す る。 ランプが長いと、ソケット間の心間距離を長くする必要がある。従来の固定具 では、環境条件が変化すると、収縮または膨張する固定基板に、ソケットが固定 取付けされる。例えば、戸外や冷凍室環境などの超低温状況では、およそ1.6 mm(16分の1、または3.2mm(8分の1インチ)の収縮が生じる。 墓石形状ソケットなどの固定ソケットでは、ソケット間の広い心間距離におけ る収縮により、ソケットがランプから離れる方向に(図23の矢印23Aのよう に)屈曲して、ソケットとランプのピンの間の接触面積を小さくしたり、ランプ をソケットから離間させる。 ソケットがプラスチック基板に取り付けられた他の固定具では、プラスチック の一部が撓曲または屈曲して、ソケットがランプから離れる方向、または近づく 方向に屈曲し、ソケットとランプピンの間の接触面積が小さくなる可能性がある 。 ランプがソケットから離間し、接続が遮断されると、アーク、過熱、電気ショッ クが発生することがある。 従来型のソケットでは、ランプの一部に環境条件に露出される部分が残ってい た。このようなソケットは、概ね、ランプのピンが延出するバルブの平らな端面 に当接する平坦面に埋め込まれた接点を介して、ランプのピンと嵌合する。当接 平坦面には、間隙が残っているので、ごみや水分、冷気がこの間隙に入ってしま う。 清掃や使用またはメンテナンスで生じるごみや水分は、接続箇所を汚したり腐 食させ、水分は接続箇所の接点で凝結したり凍結したりする。さらにランプの電 極部分周辺の冷気は、ランプの動作効率を下げるとともに、ランプの寿命を短く する可能性がある。 環境条件は、動作効率の低下、固定具の水分への露出、極端な温度などにより 、照明システムの動作に影響を与える。このような条件は、屋外用ネオンサイン 、屋外用固定具、暖房のない貯蔵スペース、冷凍冷蔵ケースやボックス、低温貯 蔵室などで見られる。−40℃(−40°F)もの低温から約71.1℃(16 0°F)もの高温で使用されるシステムもある。 したがって、膨張・収縮により多くの用途で照明システムに誤作動が生じる。 固定中央ソケットシステムやばね付勢ソケットシステムでは、ソケットが取り付 けられる基板の膨張や収縮により生じるソケットの心間距離の変化に適応できな いことが多い。極端な温度であると、動作効率を低下させてランプの動作に影響 を与える。 例えば、ある種の蛍光ランプは、40.0℃(約104°F)で動作効率が、 ピークに達する。この温度から大きく外れると、動作効率とランプ出力が著しく 低下する。これより高い温度は、ソケットとランプの接続箇所における過熱の原 因にもなる。 高湿度であると、ランプとソケットの接続箇所で水分の凝結が生じたり、ラン プ・ソケット接続箇所で氷結が生じることもある。その結果、アークやショート の可能性が高くなる。ソケットとランプ周辺の水分が増加すると、ランプ・ソケ ット接点の金属を腐食させ、接続箇所の抵抗を増加させることなどにより、ラン プとソケットの間の接続箇所の一体性に影響を与えてアークを発生させ、これに より、腐食や酸化を一層引き起こすことになる。 さらに、振動や、衝撃などの他の物理的力といった動作条件は、照明システム の動作に影響する。振動はランプとソケットを分断させ、ランプや安定器の故障 を早める。安定器は、分断されると即座に故障することが多い。分断はまた、過 熱、アーク、またはもっと重大な損害を引き起こす。振動は、たいてい、風や、 モータやコンプレッサを近くで運転すること、メンテナンス担当者や地震、また 冷凍装置の場合には、ドアをバタンと閉めること、棚への入荷、往来の多さなど による衝撃により引き起こされる。振動は、ソケット内のランプを振動または回 転させ、分断を防止する手段が何もない場合には、分断が生じる。 照明固定具の製造時には、ランプのピンとソケットの接続を最適にするための 正確な位置に、ソケットが必ずしも位置しているわけではない。例えば墓石形状 のソケットでは、1.6mm(16分の1インチ)または3.2mm(8分の1 インチ)だけ近接して、または離れて基板にソケットを固定取付けしても、正し い接続ではなくなる。ソケットどうしが近すぎる場合、ソケットの間にランプを 取り付けると、ソケットの一方または両方がランプから離れるように屈曲する。 屈曲により、ランプの長手方向における分断を妨げるものが、墓石ソケットの設 計に何もない場合には、特に、ランプとの接続状態が悪くなったり、不完全な接 続となる。一つのソケットが、うまく接続されても他のソケットの接続状態が悪 かったり、全く接続されていないと、影響を受けるランプ端部が、ライブ状態と なってアークや過熱を受け、損害または損傷の可能性が生じる。したがって、ラ ンプを交換すると、ソケットをさらに緩めたり、固定具を故障させる可能性があ る。 ソケットは、必ずしも配置や間隔が正しくないことに加えて、接続が不適当で あったり間違っていたりすると、ランプの長さが、ランプごとに、またロット間 で変化する。製作公差が大き過ぎるという理由だけで、あるランプの長さが同じ 種類の別のランプの長さと、約1.6mm(1/16インチ)以上異なることが ある。 ランプの公称長さが変化すると、正しく配置されたソケットでも、ランプの取 付け時に外向きに曲がることがある。比較的短いランプの場合には、不適当な接 続になりやすい。 ソケットとランプの接続不良は、ランプの接点アライメントの不良からも生じ る。例えば2本ピンの蛍光ランプでは、ランプの各端部に、1対の離間した接点 ピンが配置されている。ランプが正しく接続されれば、ピンの各対は、関連のソ ケットと正しく嵌合するはずである。ソケットは基板や支持面に取り付けられる ため、各ソケットの接点のアライメントは、比較的固定している。 しかし、1つの対のピンアライメントが、ランプの他端のピンの対のピンアラ イメントと同一でない場合には、結果的に、ランプの一端または他端で接続が不 完全となる。接触不良、または不完全な接触は、固定具の故障を起こすことがあ る。 照明固定具の修理や交換は、ソケットが基板に固定取り付けされている場合に は困難なことが多い。たいてい基板は、照明ソケットの取外しと交換を容易に行 なえるようには設計されておらず、ランプとソケットの間に発生する接続問題を さらに悪化させる。 ランプが最初に取り付けられたり交換されるという場合や、ランプの取外しや 交換の際にソケットが動かなくなったり密着してしまう場合にも、同様のことが 言える。ソケットが緩んだり曲がると、接続不良の可能性が高くなる。 照明固定具の周囲の装置に対する清掃やメンテナンスの際にも、同じような問 題が発生する。例えば冷凍装置では、清掃時、棚の入荷、その他の場合に、ラン プ固定具がきしんだり動かなくなる。 さらに、ソケットを最初に支持構造に取り付ける時、ランプを最初に固定具に 取り付ける時、ランプを取り外して交換する時に、ソケットがきしんだり壊れた りする。このような場合、ソケットとランプの接続がもはや適切ではなく、不適 当または不完全な接続や不良接続となる。 接続が不適当であったり、照明回路の導電性が低下したりすると、ランプとソ ケットの接続不良のような電気的接続が完全に遮断される前でも、照明が非能率 的となったり、安定器が故障したりすることがあるのは確かである。不適当な接 続が安定器に及ぼす影響は、安定器の特性と照明回路の特性の組合せにより生じ る。これらの特性については、後で詳細に説明する。 蛍光ランプを駆動するのに用いられる電気式安定器は、定電流装置である。駆 動されるランプは、ランプで所望の電子と光子が発生するように、比較的一定の 電流で作動するように設計されている。 何らかの理由により、ランプのインピーダンスが増加すると、安定器が電流を 一定に維持しなければ電流は減少する。安定器から分かるように、ランプ回路の 抵抗またはインピーダンスが増加すると、一般的に、安定器出力端子間で電圧が 高くなる。したがって、最適設計からの照明回路の差(または変数)は、安定器 と安定器の動作に影響を与え、さらに回路の他の部品にも影響する。これらの変 化は、ランプの老朽化、腐食など、ソケット‐ランプ接続の変化、接点分離、接 点の氷結や腐食などにより、時間が経つにつれて発生する。このような差は、ま た、最初から照明回路に偶然含まれていることがある。 例えば、ランプのサイズが大きすぎたり、ソケットの配置が不適当であったり 、取付け時にソケットが損傷したり、またはその他の理由から生じる不適当なラ ンプ接続などにより、差が生じる。例えば、不適当な接続箇所に高電圧が印加さ れると、アークが発生し、その結果、酸化が生じたり、接触抵抗が高く導電性が 低くなる。抵抗が高いと、安定器から分かるように、回路のインピーダンスが大 きくなり、これに応じて安定器を調整しなければならない。 導電性が低いと、回路における最適設計からの他の差や変化と同様に、安定器 の過熱、他の回路部品の過熱、安定器や他の回路の故障につながる。 従来型ランプ固定具の多くでは、T10とT12サイズのランプ用の寸法のみを 持つソケットを用いる。しかし、新しいT8やT5ランプはT10やT12ラン プと互換性がないし、相互にも互換性がない。したがって、ソケットに互換性を 持たせるのはより困難であり、所定のソケット構成に対するランプの互換性は手 に入らない。結果的に、ソケットの交換に関連してすでに説明した欠点は、一種 類のサイズやタイプのソケットを別の種類と交換することにも等しく適用される 。 例えば、T8とT5サイズの蛍光ランプでは、従来設計による別々の照明固定 具を使用する。これらの固定具の中には、ランプの故障を早めたり、安定器の断 線などを引き起こすランプ末端のピン‐ピンソケット端子接続を持っているもの がある。 さらに、T8とT5ランプのランプ長さの違いのため、従来型固定具の使用は 困難となり、ランプの互換性は妨げられ、固定具の交換が必要である。T8ラン プの公称長さは、約182.9cm(72インチ)、152.4cm(60インチ) 、約121.9cm(48インチ)、約91.4cm(36インチ)、約60.9cm (24インチ)である。T5ランプの公称長さは、約144.9cm(57.05 インチ)、約114.9cm(45.24インチ)、約84.9cm(33.43イ ンチ)、約54.9cm(21.61インチ)に対応する基準のメーター法による 長さである。したがって、T8からT5ランプに交換するには固定具の交換が必 要である。さらにランプピンの心間距離は、T8ランプの12.4mm(0.4 90インチ)からT5ランプの約4.7mm(0.185インチ)まで様々であ る。 発明の要約 開路の高電圧または安定器や部品の過熱や故障を引き起こす可能性のあるラン プとソケットの不完全接続、またはランプとソケットの接続の完全な電気的遮断 による電気ショックの可能性を最少にする照明システムと部品の実施例について 説明する。 照明固定具の周辺装置の清掃手順、メンテナンス手順、修理交換手順などによ る汚れの可能性を最少にする実施例についても記載する。より効率的なランプの 動作と調整のため熱保護を向上させ、極端な温度、湿度、凝結、氷結、振動のよ うな環境要因からランプソケット接続を保護する部品も開示される。ここで説明 する照明システムと部品の別の面は、照明固定具の取付け、修理、交換に用いら れる構成と手順を向上させ、照明部品の可撓性と互換性を高めることである。こ こで説明する照明システムの別の面は、例えば、安定器または場合によっては、 関連部品の動作温度を下げること、安定器の故障、ランプの故障、部品の故障、 これら部品の他の問題の発生を少なくすること、照明出力を高めることにより、 照明システムの動作特性を向上させることである。 回路の破損や故障を引き起こす可能性の低い高適合性を持つ照明開路を提供す る部品についても説明する。これらの利点は、ある種の安定器による高電圧でも 達成できる。 本発明の一実施例では、特定の取付け装置やホルダ、またその配置に比較的無 関係なソケット・ランプ間接続を可能にするソケットが提供される。ソケットと 照明部品へのソケットの接続箇所とは、特定の取付け装置に対して移動可能であ る。説明するソケットは、蛍光ランプのような照明部品の一端または両端に配置 できる。 ソケット‐ランプ構成は、特定形状のソケット‐基板接続より重要であると確 信しているため、ソケットが支持される基板よりも、ランプの一部についてより 詳しく検討するつもりである。 開示された照明システムの実施例は、ピンアライメントやランプの長さ、ラン プの互換性を変化させることが可能であり、ランプをより確実に支持する。幾つ かの設計例では、径とランプ長さの両方が異なる少なくとも2種類のランプサイ ズの取付けが可能である。本発明の実施例は、また、固体の安定器との使用にも 特に適している。 例えば、本発明の好適な一面では、溝が形成された円筒形の雌型コネクタが少 なくとも一つと、ランプをソケットに挿入するための空洞または包囲部を備えた ハウジングがソケットに含まれる。 この構成は、ランプがソケットに挿入される現在の2本ピンランプに使用でき 、ランプを保護したり、ランプの支持体となったり、ランプの電気的接続の安定 性を高めたりできるという様々な他の利点を備えている。コネクタは、包囲部の 全長より短い距離だけ空洞または包囲部内に延出し、一方では、ランプをソケッ トにより深く挿入させ、他方では、包囲部のサイズを小さくするなどのために包 囲部の底部と同一平面であることが望ましい。接続面積を最大にして導電性を高 めるため、コネクタは、接続されるピンの全部または大部分と嵌合し、これを囲 繞し、これと接触する。 本発明の別の面によれば、ソケットが、ソケット本体と電気コネクタとを備え 、ランプなどの照明部品に対する保護を含む照明システム用のソケットが提供さ れる。保護は、電気絶縁、熱絶縁、振動、汚れなどからの保護といった形を取る 。 本発明の一形態において、ランプの導体部分のカバーにより保護がなされる。 本発明の一形態では、ランプの導体部分のカバーにより保護が得られる。また別 の形態では、ランプの導電性端部を被服するカバーにより保護が得られ、さらに 別の形態では、ソケットとランプの間のシールが保護となる。 本発明の好適な一面によれば、ソケット本体と照明部品の間のシールを形成す る部品が、ソケットに含まれる照明システムが提供される。シールは、Oリング または他の適当なシール部品によりなされる。シールは、湿度、極端な温度、さ らに粒子や他の汚れを含む環境の影響からの保護となる。シールはまた、振動、 衝撃、他の外力の影響から照明システムを保護する。 発明の好適な一形態では、例えばランプの電極部分を熱絶縁するため、ソケッ トが、ランプの一部を被覆およびシールする。 発明の別の形態では、接点には、ソケット基部の複数の接点が含まれる。例え ば2つの接点が、1種類のサイズのランプのピンを収容し、他の2つの接点は、 別のサイズのランプのピンを収容するするダイヤモンド形状、または十字架形状 に接点が配置できる。この構成では、T5サイズのランプとともに、T8、T1 0、T12サイズランプも、また周知のランプ形状を組み合わせたいかなるもの でも収容できる。 特定の接点構成により、隣接する接点間、および無極接点と熱接点の間に最適 の絶縁を行なうことができる。 発明の一面の別形態では、ソケット本体の外面のようなソケットは、ソケット を基板や他の支持体に取り付けるための可動クリップや、取付けアタッチメント を収容する1以上の溝や他の部品を含む。一実施例では、溝は、ランプの一端の 取付け部品とおよそ同じサイズで、ランプの他端では、取付け部品の対応する寸 法より大きい。この構成により、ランプの一定長さに対する固定具の膨張と収縮 が可能となる。ソケットに対する所望のランプピンアライメントを示すアライメ ント表示を含むこともできる。 発明の別の面による他の形態では、電気コネクタと、コネクタの接点長さより 長く延びる本体とがソケットに含まれ、ソケットのコネクタや他の部分は、絶縁 体やプロテクタをランプに嵌合させるための構造を含む。この構造には、絶縁体 と干渉接触するための突起、尖端、その他の部品が含まれる。例えばランプピン とソケットの接続は、ソケット内でばね材料から作られた分割スリーブを持つ溝 付き端子によって達成できる。 溝付き端子は、雄ランプピンの外径より小さな内径を持つので圧力ばめを構成 し、この圧力ばめが、振動などにより生じる突然の分断からの安全策となる。こ のような分断に対する別の安全策は、溝付き端子の外面から外向きに延出して、 ランプ絶縁体のカウンタボアの内面と嵌合することが望ましい2本の尖鋭突起で ある。さらにソケットのOリングシールは、ランプの外面を把持して、分断に対 する追加保護作用を持つ。 発明の別の形態では、ソケット本体と、少なくとも一つの電気コネクタと、ソ ケット本体に対して、少なくとも回転自在または摺動自在に動いて、一定のラン プ寸法に対して固定具アセンブリの膨張や収縮を許容するソケット本体のホルダ とを備える照明アセンブリ用ソケットが提供される。 ホルダは、ソケットから取り外せると都合がよい。発明の別の形態では、ホル ダはばね付勢され、ホルダを基板に取り付けるための取付け面は、ソケットに対 するホルダの位置を調整するトラックを含む。 発明のさらに別の面においては、絶縁体の形のプロテクタは蛍光ランプのよう な照明部品のために設けられ、絶縁体が、ランプの導体の少なくとも一つを保護 して絶縁体の脱離を防止するような方法で導体と嵌合する。例えば、2本ピン蛍 光ランプでは、絶縁体は、ピンに対応する2つの開口部を含み、各ピンと絶縁体 の開口部の間に、締りばめを形成するような寸法を持つ。 本発明の好適な一実施例では、絶縁体の高さは、ピンを保護するためピンの長 さより大きいかこれに等しい。別の形態では、絶縁体は、ランプ端部を保護また は絶縁するためランプ本体の一部も被覆する。 本発明の別の面では、電気エネルギーを受け取りランプに供給するため、ラン プの面から延出する少なくとも1つの接点を備えるランプと、電気接触のため、 接点がやはりアクセス可能であるように、接点の周囲に概ね延在する接点プロテ クタとを含むランプアセンブリが提供される。 本発明の一形態では、ランプは、2つのピン接点が円筒形であることが望まし く、電気接続のため、アクセス可能な空間を残しながら、接点プロテクタが両ピ ンの周囲に延在する2本ピンランプである。プロテクタは、ピンが絶縁体の中に 埋め込まれるように、ピンの両端を超えて延在する絶縁体であることが望ましい 。 発明のさらに別の形態では、ピンの延出部は、ランプの各ピンの上に位置して 、絶縁体を所定位置に保持する。ピン延出部は、また、開示されたタイプのソケ ットとの接続に信頼性を与える。 本発明の別の形態では、ランプと導電性接点とは、接点間の傷害物のない最短 距離が、12.7mm(0.50インチ)以上となるように、接点間の絶縁体に より分離される。 発明のさらに別の形態では、安定器から電気エネルギーを受け取るための入力 導体と、蛍光光源の接点を受け入れるための出力導体とを含む電気エネルギー源 に、蛍光光源の接点を接続するためのコネクタも設けられる。回路の導電性を高 めるように形成された入力導体からの電流を通過させるため、入力導体と出力導 体の間には電気回路が設けられている。 これらの特徴を一つ以上持つコネクタが、コネクタと蛍光光源の間の接点抵抗 、または接触面積が例えば−28.89℃(マイナス20°F)から約21.1 ℃〜37.8℃(70〜100°F)の広い温度範囲にわたって同一である冷凍 陳列ケースのような冷凍システムにおいて、冷凍陳列ケース内の条件下で使用さ れることが望ましい。 このような陳列ケースは、極端な温度や湿度、そして振動、湿度、その他の環 境条件にさらされる。またコンプレッサのような他の装置からのノイズのような 幾つかの電気的影響や、偏位、その他の変動も受ける。本発明の照明システムと その部品はこれら条件の多く、望ましくは、すべてに対して耐性を持ち、照明回 路はその動作条件において広範囲の許容差を持つ。 本発明の別の形態では、ランプの接点に対応するコネクタの接点が傷害物のな い表面経路で相互に12.7mm(0.50インチ)以上の距離だけ離間してい る蛍光ランプへの接続のための接点を持つコネクタが提供される。コネクタの接 点間には、概ね非導電性の障壁が延在して分離の一部を為すことが望ましい。一 構成では、接点は2本ピンランプのピンを受け取るための円筒形の分割接点で、 接点間のアークを防止するため接点は、プラスチックスリーブで包囲される。各 スリーブの開放端部に接点が埋め込まれることが望ましい。 本発明の他の形態では、電気安定器と、ソケットの接点を介してランプに電気 エネルギーを供給するためのランプソケットと、安定器をソケットに接続するた めの少なくとも一つの電気導体とを含む、ランプを点灯するための回路が設けら れる。導体とランプの接点との間の接続点は少なくとも3,2mm平方ミリメー トル(0.005平方インチ)、望ましくは少なくとも5.1、6.4,0.6 4平方ミリメートル(008、0.01、0.10平方インチ)以上の接触表面 積を持ち、接続点における電気的および熱的導電性を向上させる。 本発明の上記およびその他の面は、以下に簡単な説明を示す図面と、好適な実 施例の詳細な説明を検討すれば、より十分に理解できると思う。 図面の簡単な説明 図1は、本発明によるある照明アセンブリの側面図である。 図2は、本発明による別のソケットの断面図である。 図3は、本発明の別の例における絶縁体のボアのうち2つを通る絶縁体の断面 図である。 図4は、本発明の幾つかの例におけるソケットと絶縁体とランプの展開斜視図 および部分断面図である。 図5は、本発明の幾つかの例におけるソケットと絶縁体の長手方向断面図であ る。 図6は、端部キャップを含めた本発明の別の例によるソケットの断面図である 。 図7は、端部キャップのない本発明のソケットの端面図である。 図8は、本発明の幾つかの例におけるランプと絶縁体を備えるソケットの別形 態を示す展開斜視図である。 図9は、本発明の別の例における図10のソケットと絶縁体とランプの展開斜 視図および分断面図である。 図10は、本発明の別の例におけるソケットの長手方向断面図である。 図11は、本発明の別の例におけるソケットとランプと絶縁体の電気接続状態 を示す詳細断面図である。 図12は、本発明の一例におけるクリップの側面図である。 図13は、本発明の別の例におけるクリップと取付けトラックの端面図である 。 図14は、極端な環境や振動、その他の影響を受ける、照明システムの用途の 一例としての冷凍ケースの斜視図である。 図15は、冷凍ケースに取り付けられた照明システムを示す冷凍ケースの一部 の部分的概略図、および部分的水平断面図である。 図16は、本発明の面の一用途において、照明(図示せず)を駆動するための 電気回路を示すカバーのないフレームアセンブリの部分的概略図、および正面図 である。 図17は、図16と同様の発明の用途による照明(図示せず)に、電気エネル ギーを供給するための照明回路を示すカバーのないフレームアセンブリの部分的 概略図、および正面図である。 図18は、本発明の別の例における照明回路とランプの一部を示す斜視図であ る。 図19は、本発明の幾つかの例におけるソケットと絶縁体とランプの展開斜視 図および部分断面図である. 図20は、本発明の一つの別の例における、ランプとともに使用されるソケッ トの基部を示す斜視図である。 図21は、本発明の一つの別の例におけるソケットの斜視図である。 図22は、本発明の幾つかの別の例におけるソケットの拡大断面図である。 図23は、基板に取り付けられた従来型墓石ソケットの一例を示す斜視図であ る。 図24は、本発明の幾つかの別の例におけるランプとランププロテクタの断面 図である。 図25は、照明システムのソケットランプ接続の別の変形例を示す断面図であ る。 図26は、電気エネルギーをランプに伝達するための規格のプラグ受けとプラ グを示す断面図である。 図27は、プラグ受けの接点をソケットの接点に接続するための、図25のよ うなソケット用導体の平面図である。 発明の好ましい実施例の詳細な説明 電撃の可能性を最小限にし、環境や振動その他の外力からソケット及びランプ 接続を保護し、接続における導電性を改善し、ソケットとランプとのより信頼性 の高い接続を実現するのに役立つと共に、特定の照明固定取付構造とはほぼ無関 係であって、ランプのデザイン及び寸法に変化を持たせることができる、照明シ ステム及び部品について説明する。 また、照明システム及び部品は、極端な温度や湿気等の環境要因にも適応し、 種々のランプ寸法にも適応する。また、照明システム及び部品は、現存の単一安 定器にも使用可能である。照明システムの部品は、より良好な動作特性を有する と共に、安定器やその他の部品の過熱、及び、安定器やその他の回路の故障の可 能性を低減する、改良された、より整合性の高い照明回路に寄与することにより 、より安全で信頼性の高い照明回路を提供する。 照明システム及びその部品には、多数の適用例があり、本発明の実施例を、種 々の照明システムにおいて有効に用いることができる。これらは、特に蛍光照明 の分野において重要であり、この分野では、特定の要求が本発明により対応され る。 ここに記載する好ましい実施例は、本発明を説明するためにものであるが、本 発明は、その実施例に限定されるわけではない。例えば、種々の実施例のうちの 幾つかについて、特に厳しい環境における照明システムに関するものとして、冷 却装置という点から例を用いて説明する。冷却システムは、超低温、高湿、大振 動、高電圧及び電流条件等、種々の極端な条件下に置かれるが、照明システムも そのような条件下に置かれる場合がある。しかし、本発明は、冷却装置の例に限 定されるわけではない。 以下、本発明の好ましい実施例において図面を用いて詳細に説明する。 ベース又は基板38に装着された照明アセンブリ36を、図1に示す。冷却装 置についての場合、ベース38は、照明システムを支持するための縦仕切り、枠 材、壁、その他の構造の支持体とすることができる。照明システムは、水平、垂 直、ある角度を含み、いずれの方向にも、装着又は支持することができ、照明の 対象に対して、相対的にいずれの方向からも支持することができる。 照明システムは、図12及び図13に詳細に示すような、ソケットとランプを ベース38に装着するための装着クリップ40を介して、ベース38により、装 着、取付、あるいは支持される。 照明システムは、この好ましい実施例では、蛍光ランプ42である照明素子と 、この好ましい実施例では、第1のソケット44と第2のソケット46からなる 1以上のコネクタとにより構成されている。 好ましい実施例において、第1のソケット44は、垂直照明固定構造の底部に 配置される固定ソケットであり、第2のソケット46は、固定ソケット44の情 報に装着された拡張ソケットである。 ここでは、「固定」という用語は、他のソケットほど可動的ではないといった 、他のソケットとの相対的な用語である。 第1のソケットは、必ずしも強固に固定されるものではないが、第2のソケッ トほど自由に可動的ではない、この同じ構造は、好ましくは、必ずしも正確に垂 直ではないが、拡張ソケット46が固定ソケット44より高位に装着され、固定 ソケットがランプとソケットとの組み合わせを、望ましいように確実に支持する ことができる場合に適用される。 図1に示す照明システムの特定の構成は、2つの異なる長さのランプを受領す る組み合わせに対応し、図1の構成は、2つのランプのうちの長い方を収容する 。以下により詳細に説明するが、装着クリップは、ランプに最も近い位置で固定 ソケット44に装着されているので、この構成は、2つのランプのうちの長い方 のランプ用である。 図2、4、5、9、10を参照して、固定ソケットの好ましい実施例をより詳 細に検討する。固定ソケット44は、内孔を規定する剛性体48を有すると共に 、さらに、好ましくは、ソケットの中心軸に平行に方向付けられて、ランプ42 の補助コネクタに接触する複数の導電性コネクタ50を有している。蛍光ランプ を用いた照明固定の場合、ソケットは、特定の電気的コンタクト50を介して、 また、ランプバルブの2つのピン54を介して、導体52上で、安定器からの電 流をランプ42に接続及び供給する。 ランプは、一般に、ランプ本体42Aに装着されたエンドキャップに装着され ているが絶縁されているピン54を有している。ソケットは、好ましくは、照明 固定において、ソケットによりとられるスペースを最小限にするため、ほぼ円筒 状の外形である。 また、ソケットは、以下に記する場合以外は、ランプ42の外形に合うように 、内孔の内形がほぼ円筒状である。ソケットの本体により規定される空隙又は封 入部により、ランプに電圧を加えるための適切な溝付き長孔コンタクトに対する ランプによる必要なアクセスが可能となり、本体は、ソケットとランプの接続の 所望の保護を供給する。また、本体は、ソケットの接続不良、あるいは条件の悪 い接続による電撃の可能性を最小限にすることにより、ユーザを保護する。 ソケットの本体は、ソケットの第1の壁、又はベース56に対するコネクタ5 0の好適な装着を可能にする共に、ソケットのベースにおけるコネクタ50に対 する導体52の接続を可能にするように、縦長とされている。 ソケットの本体は、好ましくは、ベース56と共に封入部を規定する第2の又 は収納壁58が、ランプの一部を包囲して、好ましくは、断熱だけでなく、湿気 等の他の環境的影響からの保護が得られるように、縦長とされている。断熱は、 ランプ電極温度を、周囲の温度と比較して相対的に限定された範囲に維持するの に役立つ。 湿気の保護は、ランプのコンタクト及びその他の金属部分、並びに、その接続 を、腐食や、発生する可能性のある凝縮又は凍結から保護するため、好ましい。 また、壁58の長さは、照明アセンブリの残部に対して、ランプを安定化及び支 持するのに役立つ。 また、ソケットの壁58は、ランプ上のピンのみならず、ピンが装着されたベ ースをも被覆するのにも役立つ。このような保護は、開回路電圧による電撃の可 能性を最小限にするのに役立つ。好ましくは、収納壁は、ソケットに構造的統合 性を持たせるために、ベース58と一体化した一体壁である。収納壁は、好まし くは、周縁から後退するように、また、ソケットがランプを支持するのに十分な スペースを供給するため、ベース壁56から延びるコネクタ50の長さの少なく とも2倍となっている。より具体的には、収納壁は、好ましくは、T8ランプの 電極領域だけでなく、ランプの金属エンドキャップをも被覆するように、コネク タ50を十分通り越して延び、例えば、コネクタ50の端部から周縁まで、約2 5.4mm(1インチ)と16mm(5/8インチ)である。 本発明の1つの好ましい実施例において、ソケットは、ソケットとランプの接 続部周辺にほぼ閉鎖された環境を形成するための封止部を有している。閉鎖され た環境は、コンタクトと、ソケット−ランプ間の接続とを断熱するのに役立つ。 また、封止部により、コンタクト表面や、ソケットとランプとの接続部周辺の 表面における湿度や、その結果発生する水分の凍結、又は凝縮等、他の環境要因 に対しての所望の保護が得られる。また、封止部は、構造的統合性や、通常の動 作条件下でランプがソケットから脱落することを抑制するのに役立つ等、さらな る利点を有している。さらに、封止部は、ソケットとランプとの接続において、 線形安定性を維持すると共に、部品を中心に維持するのに役立つこともある。封 止部は、従来の蛍光ランプの平滑ガラス面におけるように、信頼性のある封止面 があるランプ上に形成される。 封止部は、好ましくは、ソケット及びランプのための空気や湿気に対する封止 を供給するOリング封止部60として設けられる。Oリング封止部60は、好ま しくは、ソケットの周縁又は開放端64付近に形成されたOリング溝62に配置 される。Oリング及び溝は、Oリングとランプのガラス又は他の面との間に良好 な摩擦嵌合が得られるような寸法とされることにより、その位置において、所望 の封止を供給する。封止部は、構造的支持を供給し、ソケット内でのランプの回 転移動のみならず横方向や縦方向の移動も抑制する。 Oリング封止部は、振動、衝撃、その他の外力の影響を緩和又は除去するのに 役立つことにより、ランプとソケットとの電気的コンタクトにさらなる保護を与 える。さらに、Oリング封止部は、特に部品が組み立てられるときに、部品を中 心に維持するのに役立つ。また、Oリング封止部は、ソケットとランプが縦方向 に分離する可能性を最小限にし、これにより、ソケットとランプとの適切な電気 的コンタクトを維持するのに役立つ。その結果、Oリング封止部は、アークや、 開回路電圧に曝されることや、ソケットにおける高電位の可能性を最小限にする のに役立つ。 好ましい実施例において、Oリングは、ソケット内のOリング溝に設置され、 良好な機械的封止を形成するのに十分なだけ内孔内に延びている。あるいは、O リング封止部を、ソケットの内面に沿った中間部又は途中に配置してもよい。こ のようにしても、ランプの電極や端面のための湿気、熱、環境の封止を供給する 。しかしながら、電極の断熱は低下することがあり、新たなOリングを周縁部6 4付近に配置しなければ、中間Oリング封止部とソケットの端面64との間に、 パーティクルやその他の要因による汚染の可能性が発生しうる。 固定ソケット44について、特に図4及び図5を参照して、より詳細に説明す る。ソケットは、クリップ40(図1及び図12)等の保持、支持又は装着装置 の係合部68を、着脱可能に受領するための第1の装着溝66を有している。第 1の装着溝66は、好ましくは、固定ソケット44の外辺部全体の周囲に延びて おり、好ましくは、クリップの係合部68の縦方向の長さよりわずかに幅広であ る。この間隔により、固定ソケットに対するクリップの好適な係合が可能となり 、クリップ内でのソケットの回転が可能となるが、クリップに対するソケットの 相対的な縦方向の移動量は最小化される。クリップに対するソケットの相対的な 縦方向の移動は可能であるが、ランプがベース38に対して確実に配置されうる ように、縦方向の移動は比較的少ない方が好ましい。 また、固定ソケットは、好ましくは、第1の装着溝66と同様であるが、第1 の装着溝66とソケットの開放端64との間に配置される第2の装着溝70を有 している。第2の装着溝70は、リッジ71により、第1の装着溝66から分離 されている。第2の装着溝70は、第1の装着溝66と同じ構造及び機能を有す るが、ランプとソケットアセンブリの配置において、より柔軟性を有する。 第2の溝は、好ましくは、第1の装着溝66を用いたランプを配置する際に使 用されるより、長いランプのソケットを好適に配置するのに使用される。所定の クリップ間隔について、第2の装着溝70を用いたランプを装着することにより 、電気的コンタクト50が、拡張ソケット46のクリップ及びコンタクトからさ らに離間して配置され、長いランプを収容しうる。例えば、第2の装着溝70は 、T8ランプを配置するのに使用することができるが、第1の装着溝66は、約 51mm(2インチ)短いT5ランプを配置するのに使用することができる。T 5ランプは、T8ランプよりわずかに短いので、T8ランプを装着するソケッ ト位置よりも、ソケットが互いに近接して配置される。 ソケットのベース56は、各コネクタ50を受領するための内孔72を有して いる。コネクタ50は、ある構成においては、T8ランプの双ピンを、また、他 の構成においては、T5ランプの双ピンを収容するように、細長い菱形、十字型 又は「X字型」の点にて間隔を置いてベースに配置される。 T8ランプ用の1対のコネクタ50は、50Aをして指定され、図5に最も明 確に示すように、T8ランプのピン54に接続している。コネクタ50A間のベ ース中心の間隔は、T8ランプに見られるピン間隔を表す。T5ランプ用の1対 のコネクタ50は、50Bとして指定され、図10に最も明確に示されるように 、T5ランプ用のピン間隔を表している。図4のソケット44については、図5 では、一方位にあるように示し、図10では、90°回転して示す。 方位は、好ましくは90°であるが、80°離れていても好ましくはベース中 心で交差する線上にある等、他の相対的方位でも可能である。その他のピン方位 は、大きく異なるピン間隔で特に可能である。1対の対向コネクタは、所定のラ ンプ用の中性及び熱コネクタである。図5に示すように、各対の一方のコネクタ は、導体52からコネクタ50に電流を供給するための電線管76(図7)内の 導体74に接続される。これと同様の又は関連するコネクタ構成を、他のランプ 寸法及び構成のための他のピン構成を収容するのに使用することができる。また 、ソケットは、2つの異なるランプピン間隔を収容する融通性が必要ない場合、 1対のコネクタのみを収容するように構成することもできる。 コネクタは、好ましくは、中空又は円筒状のコネクタであり、好ましくは圧縮 型又は溝付きであり、三角形、正方形、長方形、長円形、楕円形、その他の好適 な形状の断面を有していてもよく、従来から雌コネクタと呼ばれるものもある。 コネクタは、好ましくは円筒状である。他の形状や構成も可能であるが、相補的 な噛合形状、特に曲線形状が好ましい。ここでは、コネクタを円筒コネクタと呼 ぶが、この用語は、これらのコネクタと、比較的大きい接触面積を生成するため のピンタイプコネクタを含むような上述の特徴を有するコネクタをも含むものと する。 円筒コネクタは、コネクタに電流を通すために、導体74がそれぞれのコネク タの両方に半田付け又は他の方法で接続された状態で(一方の導体が2つの熱コ ネクタに、もう一方の導体が2つの中性コネクタに接続された状態で)、ベース 56の同寸法の内孔に圧接する。あるいは、熱導体74が熱導体52のための電 線管に延び、中性導体74が中性導体52に電気的に接続するための各電線管に 延長している状態で、各コネクタ50を各導体74に接続することができる。 各導体52は、各電線管76内に半田付けして、所望の導電率及び電流密度を 有する所望の接続を達成することができる。この接続における導体52、74及 びコネクタ50を介してのピン54への導電率を最大にすることにより、より最 適に動作する照明回路が得られることがわかる。 安定器回路、特にソケットにおいて従来得られたものより高い導電率を有する ことにより、より低温で動作する回路及び電子安定器やより均一なランプ壁温度 が可能となり、酸化や抵抗増大等の複雑化を伴うアークが発生しにくくなり、光 出力が向上し、照明回路の部品として、信頼性のより高い安全なソケットが得ら れることが考えられる。 大きなコンタクト断面積を得ることによる等、高導電率を有することにより、 ソケットの抵抗や電圧降下が低減され、これにより、ソケットが生じるインピー ダンスは低減され、導電率及び熱伝導率が向上することが考えられる。ソケット は、より低温で動作し、また、故障する可能性も低い。好ましい実施例において は、導電率が向上した実際のコンタクトの表面積は、約3.2平方ミリメートル (0.05平方インチ)であり、好ましくは、4.5平方ミリメートル(0.0 7平方インチ)以上ではより高いものとなる。好ましくは、導体とランプのコン タクトとの接合では、その接合における導電率と熱伝達率の向上を確実にするた め、コンタクト表面積が少なくとも約0.32平方ミリメートル(0.005平 方インチ)であり、好ましくは少なくとも0.51平方ミリメートル(0.00 8)、より好ましくは0.64平方ミリメートル(0.01インチ)〜6.4平 方ミリメートル(0.10平方インチ)以上である。 標準的な墓石型ソケット用のコンタクトの表面積を2倍にすると、導電率が顕 著に向上しうることが考えられる。これらは好ましい特徴であり、変化させても 、本発明の種々の面の利点を得ることができる。これらは、高インピーダンス、 低 導電率、低信頼性となるほど変化させたとしても、なお、本発明の有利な面を備 えている。墓石型ソケットには、実際のコンタクトの表面積が、0.19平方ミ リメートル(0.003)〜0.25平方ミリメートル(0.004平方インチ )であるものがあってもよい。 最初のデザインのソケットの導電特性の向上に加えて、ソケットの構造的特性 は、ソケットの寿命の間、それら電気的特定を維持するのに役立つ。例えば、ソ ケット本体及びOリング60により得られる保護は、ランプに対する接続の汚れ や汚染の可能性を低減すると共に、ランプに対する電気的接続に影響する悪天候 条件の可能性を低減する。また、振動や衝撃等の外力による不完全接続や接続不 良の可能性も低減する。 コネクタ50は、好ましくは、コネクタがベース56から脱落する可能性を最 小限にするための、また、以下に図11を参照してより詳細に説明するように、 絶縁体をランプに係合させるための1以上の針状突起78を有している。 コネクタ50は、所望の電気的接続を得るのに十分なように、ピン54をラン プに完全に設置する長さを有している。コネクタは、ソケットがランプ上に配置 されると、ランプからピンへの良好なワイパ電気接続を供給するような径を有し ている。 分割コネクタとランプからのピンコンタクトとの組み合わせにより、電気的コ ンタクトの表面積が20倍以上にも拡大し、所定の電流レベルについての電流密 度は、他のソケットと比べて増大する。また、コネクタ50とランプピン54と の電気的コンタクトの表面積を拡大すると、ソケットとランプの接続において発 生するインピーダンスを低減すると共に、ソケットにおける電圧降下を低減する 。 これらを合わせると、導体52から、コネクタ50を介してピン54へのソケ ットにおいて許容される高電流密度は、電子安定器により見られるインピーダン スを低減させると共に、安定器とランプに、良好で信頼性のある電気的接続を供 給する。 コネクタより長い収納部の長さは、好ましくは、ユーザへの保護を提供すると 共にランプとソケットの接続に対して保護を供給するのに十分である。コネクタ 端部は、動作中のコンタクトに作業員が触れる可能性を最小限にするため、収納 部内に周縁部から十分に後退すべきである。このソケットの追加長は、カバーさ れる使用可能なランプスペース量を最小限にして、ランプから最大露光を行うと いう要求と、釣り合いがとれている必要がある。さらに、ソケット収納部は、好 ましくは、ランプを堅固に係合し、Oリングによるソケットとランプとの信頼性 のある封止部を形成するの十分な長さである。 従って、ソケット収納部は、好ましくは、均一な、すなわち、ランプ本体から 金属エンドキャップに移行しない、ランプ表面部分にOリング封止部が接触する のに、十分な長さである。収納部が長いほど、ソケットとランプとの接続は、安 定したものとなる。さらに、より長い収納部であると、所望の場合に、追加Oリ ング封止部を設けてもよい。 ソケットの端部は、好ましくは、ソケットエンドキャップ80により封止され る。このソケットエンドキャップは、ソケットの端部にて、エンドキャップ80 と溝84との好適な封止部を供給するための、エンドキャップ80におけるOリ ング溝に配置されたOリング封止部82を有していてもよい。 導体52は、封止部及び歪み開放部86を介して、エンドキャップを通る。好 ましくは、歪み開放部86には、導体の周りにキャップ及び歪み開放部を成形す ること等により、湿気や空気を漏らさない封止部が好適な手段により設けられる 。 Oリング82に代えて、超音波溶接や他の好適な手段により、エンドキャップ をソケット本体に封止及び結合することができる。ソケットの端部や側面から、 所望の入点において、ワイヤをソケットに取り付けてもよい。 コネクタ50は、以下に詳細に説明するが、ランプバルブのための絶縁体を収 容するのに十分な距離で、ベース表面88を通り、それより長く延びている。ベ ース壁88は、開放端64の反対側である、ソケットの円筒壁58の端部又は底 部を形成する。壁58は、好ましくは、ランプをソケットの内孔に挿入すること で問題や支障が生じる可能性を最小限にするため、Oリング溝62とベース壁8 8との間に比較的平滑な内面壁90(以下に示す場合を除く)を有している。 好ましい実施例において、キー面92(図4及び図10)は、ソケットの内面 90に沿って、ベース壁88から開放端64に向かう途中に縦方向に延長して、 180°離れて形成されている。 これらは、好ましくは、その位置を示すため、1組のコネクタ50、今の場合 、T5ランプ用のコネクタ(図4及び図10参照)と同一平面上にある。これら キー面92は、以下に詳細に説明するが、ランプアダプタを係合し、位置決めす る。また、キー面は、各ランプ端部の双ピンがソケットのベースにて適切なコネ クタ50と適切に係合するように、ランプを適切に位置決めするのに使用しても よい。キー面が使用される場合、絶縁体は、ソケットの内孔に形成されたキー面 に整合するために、キーウェーも有する。キーウェーは(以下に詳細に説明する )絶縁体には図示されないが、部品の位置合わせや係合に、キー面が使用される 場合に設けられるものである。 拡張ソケット46は、図8により詳細に示すが、環境的要因によるベース38 の収縮及び膨張を許容すると共に、種々の部品の許容差やクリップ40の装着構 造の変化をも許容する。拡張ソケットは、ランプを支持するのに使用される特定 の装着構造と、比較的無関係な電気的接続を有するランプ及びソケットアセンブ リを提供するのに役立つ。 拡張ソケット46は、第1及び第2の装着溝66及び70の代わりに、連続溝 93が用いられ、リッジ71により分割されることがないことを除けば、固定ソ ケット44と本質的に同じである。 ソケットは、拡張ソケット46がクリップ内で回転することができると共に、 クリップに対して縦方向に移動して、膨張、収縮、その他、振動等の影響を許容 することができるように、クリップ40により支持される。異なる装着溝を有す る固定及び拡張ソケットは別として、これらのソケットは、構造や機能において 同じであり、本実施例においても同じである。 導体52をソケットに取り付けるのに、他の代替手段が利用可能である。例え ば、ソケットは、単線導体を受領及び保持するための、墓石型ソケットのと同様 のくリップを備えることができる。これらクリップは、溝付きコネクタ50に電 気的に接続される。 他の代替手段は、「モレックス(Molex)」(商標)コネクタ等のコネク タ52A(図1)を終端とする導体52を有し、導体52を安定器から相手側の モレックス等のコネクタに接続する。あるいは、ソケットに装着又は埋め込まれ たプラグを介して、導体52をソケットに接続することができる。例えば、プラ グは、ソケットにおけるモレックス型コネクタであり得る。モレックス型コネク タも、低インピーダンスで比較的高電流密度の接続を供給することにより、電子 安定器により見られるインピーダンス低減を確実にする。モレックス又はそれに 匹敵する接続を用いることは、比較的高導電率の有する照明回路全体、及び、電 子安定器により整合していると考えられる照明回路に寄与する。 ソケットとランプを支持するのに、他の代替手段も利用可能である。例えば、 ソケットは、本体の表面に沿って縦方向に延びるスロット又は溝を有し、例えば 、膨張及び収縮の間に、ソケットの移動を可能にすることができる。スロットは ソケットの十分な回転移動を制限することがあるが、環境条件により生じる膨張 及び収縮は、縦方向に最も顕著に発生する。それでも、ソケットのスロットは、 縦方向の移動を可能にする。 ここで説明するソケットは、ランプの電気的接続を支持及び供給する独立した 手段を提供する。ソケットは、ランプ及びソケットアセンブリがそれによって支 持されるベース又は基板に対して相対的に回転可能又は縦方向に移動可能であり 、他の方向にも移動可能となりうるが、所望の電気的接続や所望の接続保護を維 持する。これにより、ソケット及び電気接続部は、装着基板に対して相対的に移 動することができ、ソケットは、装着基板よりもバルブの一部となる。 また、ソケットは、ランプの長さ、あるいはソケットの中心部同士間の距離に 無関係に、ランプの普遍的な位置決めができるようにする。また、ソケットは、 より少ない労力と材料コストを実現し、照明素子の容易な設置、修理、交換を可 能にする。 ライトの配置構成は、いずれの物理的方向にも装着することができ、クリップ やハンガー等、多数の又は種々の支持ハードウェアを許容できる。ソケットは、 ピンの位置合わせ、ランプの長さ、ピンの長さにおける変更や、照明素子の他の 特徴における差異を可能にする。 また、上に説明したソケットは、ソケットとピンとの線形的電気コンタクトを 実現し、既存の他のデザインにおけるより大きな電気コンタクト表面積を実現す る。 また、ここで説明したソケットは、特に、電気的接続の周囲に閉鎖環境を設け ることにより、ランプとソケットとの接続部に湿気が凝縮又は凍結することがあ る低温環境では、湿気等の環境からの保護を提供する。また、ソケットは、ラン プやその他の照明素子の動作効率を改善するための断熱を提供すると共に、振動 や他の機械的な力の影響を低減する。ソケットは、基板又はベース材料の膨張や 収縮により浮動し、これにより、従来のソケットデザインで発生する屈曲や傾き の影響を低減する。また、ソケットは、ランプピンとソケットコネクタとの間の 導電性及び電気的接続を最大にすると共に、ランプの機械的支持を供給する。 また、ソケットは、照明システムの種々の部品を組み立てて接続するのに役立 つインジケータ、キー、その他のサインを備えていてもよい。ソケットは、新規 及び従来の安定器やランプ等、特に高電圧、高周波数、高電流を有するものに使 用可能である。 照明素子は、好ましい実施例においては縦方向に延びる蛍光ランプとして示し てあるが、好ましくは、導電ピンが動作している場合の電撃の可能性を最小限に するため、導電ピンを絶縁する絶縁体94(図4、図5、図8、図10)を有し ている。 ランプに一端が動作中のワイヤに接続されると、他端が充電され、その結果、 他端が作業員やハードウェアに接触すると、電撃、傷害、損傷を引き起こす。絶 縁体94は、電撃や損害の可能性を最小限にするものとされる。また、絶縁体は 、ランプの取扱いや出荷の際に、環境や、コンタクトピンへの損傷からコンタク トピンを保護することもある。 好ましい実施例において、絶縁体は、各端部の導体だけでなく、ランプの各端 部をも覆っている。このように、ピン導体は、絶縁体内に後退しているので、こ こで説明したコネクタを有するソケットにおいて示される接続のような、適切な 接続を介さなければ、アクセスできない。 また、絶縁体は、好ましくは、ランプからの絶縁体の脱落を抑制するため、ラ ンプのピンに干渉嵌合するように形成される。 絶縁体94(図3、図4、図8)は、好ましくは、ランプ端部の比較的平坦な 面に整合する絶縁体上面96及び絶縁体底面98とを有している。 絶縁体の高さ又は幅は、好ましくは、絶縁体表面の下に、少なくとも約1.5 mm(1/16インチ)分、ランプピンを覆い隠すのに十分な大きさである。絶 縁体は、好ましくは、それが取り付けられるランプの外部構成に整合するように 断面が円筒状である。絶縁体の望ましい径は、Oリング、及び、ソケットとラン プの組み合わせを形成する他の部品の特定デザインや相対的寸法によって異なる 。 絶縁体の径は、好ましくは、ランプがソケットに挿入される際にランプを好適 に位置合わせするのに十分な大きさであって、しかも、ソケットの内孔において 絶縁体を後ろに残さずに、ランプ交換時に、Oリングを通ってランプを絶縁体と 共に引き出すことができる。好ましくは、その径は、ランプ用の金属エンドキャ ップとほぼ同径である 図3、図4、図8に示す絶縁体94は、T8ランプに使用されると共に、T8 及びT5ランプに適したソケットに使用されるものである。しかし、他のランプ 構成を収容する他の構成が可能である。 絶縁体は、二重ランプ設計である必要はない。絶縁体は、絶縁体全体にわたり 、上面96から底面98に延びる第1の内孔100を備えている。第1の内孔1 00の径は、好ましくは、T8ランプのピンの外径より小さく、好ましくは、通 常の条件下で、いささかの努力なしでは絶縁体の除去を困難とするのに十分なだ け小さい。例えば、T8ランプのピンの外径が約2.2mm(0.090インチ )である場合、第1の内孔100の内径は、好ましくは、約1.9mm(0.0 76インチ)程度であり、絶縁体とランプとの信頼性のある干渉嵌合を確実にす るのに十分な径となっている。減小された径は、ピンと絶縁体との干渉嵌合を確 実にして、ランプからの絶縁体の脱落を抑制すると共に、ピンが絶縁体内に後退 して環境条件から保護されたままであることを確実にする。 さらに、絶縁体94は、絶縁体のほぼ全長にわたって延びている、完全にでは なく、ランプのピンを把持するのに役立つ膜104(図3)を形成するのに十分 な材料を残している第1の対向孔102(図3及び図8)を備えている。第1の 対向孔102は、ソケットがランプ上に配置されてたときに溝付きコネクタ50 に十分なクリアランスを与えるつつ、針状突起を絶縁体材料に押し込むのに十分 な干渉嵌合を供給するような寸法とされている。 絶縁体は、2つの異なる寸法のランプを収容するソケットに用いられるときは 、4つの溝付きコネクタ50を有するソケットに絶縁体を挿入するためのクリア ランスを与える第2の内孔106と第2の対向孔108(図3及び図8)とを有 していてもよい。第2の対向孔108は、T8ランプ用の溝付きコネクタ50が T8ランプのピンに係合することができるように、T5ランプ用の本実施例に含 まれる溝付きコネクタ50に嵌合する。 なお、第2の内孔106は、それらが収容しなければならないT8ランプの対 応するピン又は突起がないので、絶縁体全体を通して形成する必要はなく、膜を 終端とするブラインド孔であってもよい。ブラインド孔は、第2の対向孔108 と同径であり、第2の対向孔108の代わりに用いられて、T8ランプを配置す るときに使用されないコネクタ50Bを受領する。ランプを、T10やT12ラ ンプ等の他のランプを収容するソケットに使用することができるように、同様の 構成を絶縁体に組み込むことができる。 好ましい実施例において、T8絶縁体は、図5に示すように、T8ランプの端 面に対して同一面に嵌合している。好ましくは、膜104は、各ピン54のフレ ア型ベースの上部及び周囲に嵌合している。 さらに、ソケットがランプのネック部、又はガラス部上に延びていないならば 、絶縁体94は、T8ランプのネック部110が嵌合する内孔を規定するスカー ト部(図示せず)を有することができる。 絶縁体のスカート部は、ネック部上に嵌合し、また、ランプのガラス面の一部 上にも嵌合して、ランプ端部の断熱やさらなる電気的分離を提供することができ る。 スカート部は、ランプのガラス部上に延びて、ランプの電極部を絶縁する等、 ランプの端部をさらに絶縁することができる。このスカート部は、電極を断熱す ると共に電極をより狭い温度範囲に維持することにより、ランプの動作効率を向 上させる。スカート部が、ランプのガラスの一部上に延びる絶縁体に備えられ、 ソケットが、スカート部を同一の広がりを有しているのであれば、ソケットに隣 接する部分に寸法変更を行って、絶縁体の大きな外径を収容するようにする。 絶縁体又はカバーは、コンタクトが偶然に動作状態になった場合に、作業員と 機器を電撃から保護するための手段を設けることにより、接続不良又は不完全な 接続による電撃の可能性を低減又は除去する。絶縁体又はカバーは、以下のうち の1以上を達成する。すなわち、ランプのコンタクトピンを後退させること、ラ ンプの端面だけでなく、コンタクトを個々に、あるいはグループとして被覆又は 包囲すること、ランプ端部を被覆又は保護すること、ランプ端部に構造的支持を 提供すること、ランプの電極領域に断熱を提供すること、ランプ端部に湿気バリ ヤを設けることである。これらの要素のうちの1以上が、ランプの構造的支持の みならず、ランプの熱的及び他の環境的保護や、機械的及び電気的保護を提供す る。 また、絶縁体又はカバーは、裸線やモレックスコネクタ等のコネクタに電気的 接続を与えたり、あるいは、単に別ソケットのインターフェースを提供する。絶 縁体又はカバーがランプ端部に対する基本的な構造的支持及び封止を与える場合 、絶縁体又はカバーは、ランプ端部を支持するためのクリップその他の支持部材 を装着する手段を提供してもよい。 好ましい実施例において、絶縁体94は、出荷前に蛍光ランプの端部にわたっ て配置される。その後、ランプは、ソケットを各クリップから外すことにより、 ここで説明したソケットを有する新規又は既存の固定体に設置される。 ランプのピン54が特定ランプ用のソケットにおける適切な溝付きコネクタ5 0に係合するように、ランプ及び絶縁体は、目視により、あるいは、ランプ上の マークを好適なインジケータマークに合わせることにより、ソケットに位置合わ せされる。ランプ及び絶縁体は、コネクタがピン54及び大1の対向孔102の 内面に係合するまで、Oリング封止部60を通るソケットの内孔に挿入される。 ランプは、溝付きコネクタ50がピン54をスライドするように、さらにソケ ット内に挿入され、ワイプ動作を介しての好適な導電を確保する。ランプが完全 にソケットに挿入されると、絶縁体の上面96が、ソケットのベース壁88に当 接し、ピン54が溝付きコネクタ50に完全に設置され、Oリング封止部60が わずかに圧縮されて、ランプ42のガラス又は他の面の周囲に完全に、ソケット により規定される閉鎖環境の一部として好適な封止を形成する。 この手段は、固定ソケット44と拡張ソケット46の両方に対して行われ、そ の後、2つのソケットはクリップ40に係合し、クリップは、ランプ及びソケッ トアセンブリをベース38に支持することができるように、既にベース38上の 好適に位置決めされている。 組立後、固定ソケット44(図5)と拡張ソケット46(図8)は、ソケット 及びランプの組み合わせを形成するが、この組み合わせにおいて、絶縁体は、ラ ンプからの絶縁体の脱落を抑制するようにランプの端部及び導体ピンをカバーす る。ソケットは、ランプの導体に接触するための電気的コネクタ50を備えたソ ケット本体48を有している。 ソケット本体は、好ましくは、ランプ、及び、ランプとソケットとの接続に熱 的及び環境的保護を与えるため、ランプのピンのベースより長く延びている。 また、好ましい実施例において、ソケットは、Oリング封止部60を介する等 により、ランプの湿気及び熱的保護を提供すると共に、振動その他の衝撃力に対 する保護を提供している。 図4、図5、図8に示す実施例では、ソケットとOリング封止部が、ランプの 構造的支持を与えている。支持溝66、70、93は、特にベース38が環境的 影響により大きく収縮膨張する場合、ソケット及びランプアセンブリに膨張収縮 支持を提供する。例えば、1828.8mm(72インチ)のランプについて、 ベース38は、ソケット及びランプアセンブリを保持するクリップ間で8分の数 インチ収縮又は膨張し、従来のソケットを屈曲させて、高開回路電圧が存在した りランプやソケットのアークや過熱を引き起こしたりするようにして、ランプと ソケットとの接続を破壊又は不良にする。 図1に示す照明アセンブリにおける膨張又は収縮は、いずれも、拡張ソケット 46と、クリップ40が係合した比較的長い溝93により許容される。固定ソケ ットは、好ましくは、拡張ソケットを保持するクリップを収縮及び膨張の両方を 許容するように配置することにより、予測可能な収縮及び拡張を許容するように 配置される。 また、溝は、振動の影響をある程度吸収するのに役立つ。また、Oリング封止 部とソケットは、ランプとソケットとの相対移動を最小限にするのに役立つ。 ランプ及びソケットアセンブリだけでなく、ランプ及び絶縁体アセンブリは、 作業員、顧客、技術者の安全改善を提供すると共に、電子安定器により適合して いる。 このアセンブリは、設置時や組立時又は動作中の、縦方向の寸法変更や変化に 、比較的影響されず、導体とランプとの改善された接続を維持する。このアセン ブリは、洗浄に伴う汚染、湿気からの水分、その他の環境的要因や温度変化に、 影響されにくい。 ソケットは、一端又は両端に装着することができるが、従来のソケットはラン プの一端に使用して、他端には、例えば拡張ソケットを使用することが考えられ る。多くの場合、ソケットは、種々の状況下のソケットとランプとの間で殆ど移 動せず、ランプの一部であると考えることができる。 ベースへのクリップの取付け方に応じて、種々の寸法及び構成のランプの普遍 的位置決めを、本発明のソケット及びランプ配置構造で許容することができる。 このアセンブリは、異なる中心間の距離を許容することができる。また、このデ ザインは、より少ない労力及び材料コスト、誤差や損傷が発生しにくい容易な修 理及び交換を可能にする。 ソケットの位置決めは。ランプの長さにより指示される固定中心である必要は なく、ソケットは、ソケットをランプに位置決めして、それらを適切なベース構 造上に支持するためのクリップ、ハンガー、その他の装着部材を用いることがで きる。また、ソケットは、ピンの位置合わせやランプの長さにおける変化を許容 する一方で、ランプピンとソケットの溝付きコネクタとの間に良好な電気的コン タクトを提供する。 電気的コンタクトは、好ましくは、線形スライドコンタクト及びピン接続によ り得られ、完全な接続後、ピンの周囲に良好な周辺コンタクトを生成する。さら に、ランプピンと溝付きコネクタとの線形接続構造を用いることにより、より大 きな電気的コンタクトの表面積が得られ、これにより、コネクタとランプピンと の間に流れる電流密度が低減される。 従って、より長いランプで高ランプ電流の場合、接続は、高電流による過熱、 故障、その他の影響を受けにくい。また、ソケットは、以下に詳細に説明するが 、T8、T5、T3等の異なる寸法のランプを収容することができ、T10とT 8 寸法ランプ、T10とT12寸法ランプ、あるいは他のランプ寸法や特徴の組み 合わせを収容できるソケットを作成するのに、ソケットに関して説明した同じ特 徴を用いることができる。 さらに、絶縁体の使用により、ランプの他端が動作中のソケットに接続されて いても、高温ランプコンタクトの露出の可能性が最小限にされる。これにより、 高開回路電圧による電撃の可能性が最小限にされる。 他の実施例において、絶縁体94は、ランプからの絶縁体の脱落を抑制するた めに、膜104に埋め込まれた金属その他のバネ型ディスク、又はプレートを有 することができる。プレートは、第1の対向孔102内に延長するとランプピン に接触するために、第1の内孔100内に延長する円形壁を有している。プレー ト又はディスクは、好ましくは、互いに分離されて独立し、ランプの2つのピン の間で短絡が発生するのを確実に防止する。 ディスクは、ピンがディスクの開口部に挿入されると、ピンの金属に咬合する ものとされる。ディスクの開口部の内径は、好ましくは、ディスク材料がピン挿 入方向に上方に広がるように、ランプのピンの外径より小さい。広がった部分は 、ピンの材料に咬合し、ランプからの絶縁体94の脱落を実質的に抑制する。 好ましい一実施例においては、絶縁体の各ディスクは、第1の内孔100を完 全に包囲する。あるいは、各プレートは、2つのプレートが互いにできるだけ離 間するように、各第1の内孔100の外側に配置された半円形又は矩形のプレー トである。これにより、2つのプレート間の短絡の可能性を最小限にすることが できる。プレートは、絶縁体の成形、その他の製造の際に、膜内に含まれるよう にすることができる。 絶縁体は、好ましくは、このような照明固定部材が置かれる環境条件に耐え、 これら固定部材に発生する電流及び電圧に耐えるのに十分な構造的統合性を有す る、好適な可撓性絶縁材料により形成される。 絶縁体は、ソケットと同じ材料により形成されてもよい。ソケットは、好まし くは、従来のソケット、例えば、蛍光ランプのソケットに現在見られるような、 好適な可撓性その他の材料により形成される。例えば、特に、ソケットの強度、 絶縁耐力、機械的統合性を確保し、ソケットデザインに好適な従来の熱可塑性材 料の有利な特性を有するような剛性熱可塑性材料が、本体のソケット材料として 好ましい。 好ましくは、ソケットは、例えば315.56℃(600°F)や371.1 1℃(700°F)等の高温に耐えることができるフェノール類、尿素、工学熱 可塑性材料等、従来のソケットと同じ剛性を有する材料により形成される。「エ ルタライト(Ertalite)」(商標)として知られる材料は、ソケットに も絶縁体にも好適な材料であり、「レクサン(Lexan)」(商標)500や 「アルテム(Ultem)」(商標)1000も、好ましい材料である。 Oリングは、好ましくは、これらの照明システムに見られる極端な温度に耐え ることができる材料から選択され、例えば、非常に広範囲の極端な温度に耐える シリコーンやテフロンのOリングが利用可能である。 ランプと絶縁体をソケットに挿入するのを助長するのに、所望により、キーウ ェーを用いてもよい。例えば、ランプと絶縁体のソケット内への挿入に噛合する ように、ソケット壁の内面にキー面を設け、絶縁体にキー溝を設けることができ る。 ソケットとランプの適切な接合を容易化するため、インジケータマーク又はラ インをソケットに設けてもよい。また、種々の部品の位置合わせ及び噛合は、抜 きしろや傾斜、又は勾配面を設けることにより容易化される。例えば、対向孔1 02及び108は、それぞれの開口部に向かって分かれ、ソケットコネクタとの 位置合わせを容易にする。 固定ソケット44及び拡張ソケット46は、T8ランプに加えて、T5ランプ 等、異なる寸法のランプを収容することができる。図9及び図10に示すように 、固定ソケットは、円筒スリープ114と、固定ソケット44の内孔に係合設置 するフランジ縁部116とを有するアダプタを受け入れる。 スリーブは、T5ランプ(図9及び図10)のネック部120をガイドし支持 するための、内方に延びる縁部118を備えている。 支持を提供するOリング溝124、及びT5ランプ126の封止部内を延びる Oリング122を介して、縁部116の内面に封止及び密着嵌合が形成される。 スリープ114及びOリング122は、図5を参照して説明したT8ランプ42 に対する壁58及びOリング封止部62と同様の機能を有している。 アダプタ112は、Oリング溝62と、縁部116の下方で、スリーブ114 の外面に形成された補完的Oリング溝128との間で圧縮されたOリング封止部 60により、確実に配置される。 またアダプタ112は、ソケットの内孔の内面におけるキー面92に係合する 1以上のキーウェー130を備えている。キーウェー130及びキー面92は、 ソケットの適切な溝付きコネクタを用いた、T5ランプのピンの適切な方向付け を確保する。 ソケットの適切な溝付きコネクタは、T8ランプのピンにより使用された第1 の組の溝付きコネクタとは異なる第2の組の2つの溝付きコネクタである。T5 ランプ用の溝付きコネクタは、互いに接近しており、T8ランプ用の溝付きコネ クタの間隔より小さい中心間距離を有している。 T5ランプ126(図9及び図10)は、T5ランプの端部の対応するピン上 をスライドして係合する1対の第1の内孔134を有するT5絶縁体132と組 み合わされる。 第1の内孔の内径は、好ましくは、良好な摩擦嵌合を確保するため、約2.2 mm(0.090インチ)程度のピン径に対して約1.9mm(0.076イン チ)程度である。また、T5絶縁体132は、T8絶縁体96の対向孔に対して 、同様の内径及び長さを有する、第1の内孔134と同軸の第1の対向孔を備え ている。対向孔は、ソケットの溝付きコネクタの径を収容するように形成されて いる。 また、T5絶縁体132は、T8ランプ接続に対応する溝付きコネクタを収容 するための第2の溝136と第2の対向溝138とを備えている。第2の溝13 6と第2の対向溝138は、ランプをソケットに設置する際に、T8ランプに対 応する溝付きコネクタがT5溝付きコネクタとT5ピンとの接続を干渉せずに、 T5ランプ126とT5ランプ絶縁体132とがソケットに係合することができ るようするために設けられている。 第2の溝136は、溝に沿って延長する対応するピンがないので、完全に省略 することができる。T5絶縁体における第1の内孔及び第1の対向孔134の寸 法及び間隔は、T8ランプ絶縁体96における第2の内孔106及び第2の対向 孔108とほぼ同じである。T8絶縁体における孔100及び102に対する溝 136及び138についても、同じことが言える。 T5絶縁体132の全体的な外径は小さく、Oリング122により封止される アダプタ112に絶縁体とT5ランプを挿入することを可能にし、ソケットを図 10に示すように係合させる。 T5ランプ用アダプタに代えて、T5ランプに取り付けられてランプのピン、 及び端部を絶縁及び保護するT8絶縁体を用いることができる。T8絶縁体とT 5ランプをソケットに挿入し、接続を行うことができる。Oリングは、ランプに 接触しないので、ソケット内部を封止していないが、T5ランプは、開回路電圧 ショックの可能性を最小限にしつつ、T5ランプのソケットへの接続を可能にす る絶縁体を有する。そして、T5ランプに絶縁体とソケットを使用することの、 その他の利点が達成される。 2つの異なるランプデザイン、あるいは2つの異なる照明構成の不整合の可能 性を最小限にするために、他のキーウェー又はインジケータ構成を設けてもよい 。例えば、他の実施例として、ソケット内孔の内面とT8ランプピン絶縁体の外 面の間にキーメカニズムを設ける備えることができる。 さらに、ソケットの内孔に挿入されたときのT5アダプタについて上述したの と同様の構成のキーを設けることができる。 T5アダプタとランプとの嵌合の信頼性を確保するため、T5ランプ用絶縁体 とT5アダプタとの間に別のキーを設けることができる。また、T5ランプのピ ンをソケットに適切に位置決めすることができ、適切な電気的接続が得られるよ うに、T5アダプタの外部に、インジケータ又はキーを設けることもできる。例 えば、ソケットの端面64のインジケータと整合するように、T5アダプタの縁 部116の周辺にインジケータを配置することができる。 好ましい実施例において、ランプピン54の溝付きコネクタ50との係合は、 溝付きコネクタ50の径を拡大し、針状突起78が絶縁体94の壁に進入して係 合する(図11参照)。 針状突起の絶縁体壁との係合は、電気的接続の統合性及びランプとソケットと の接続を向上させる。針状突起は、絶縁体からの溝付きコネクタの脱落を抑制す るので、ソケットからのランプの分離を抑制する。針状突起と、絶縁体とランプ ピンの干渉嵌合との組み合わせにより、ランプをソケットから分離することをさ らに防止する。 針状突起は、ソケットからのランプ及び絶縁体の脱落を抑制し、ピンと溝付き コネクタのワイプ動作は、溝付きコネクタからのピンの脱落を抑制し、干渉嵌合 は、ピンと絶縁体の間の移動を抑制する。 全体として、絶縁体、ピン、コネクタの使用及び寸法、及び、針状突起の使用 をすべて組み合わせることにより、分離はより困難となっている。 さらに、ソケットとランプとの係合により電気的接続に与えられる横方向の支 持、および、ピン、分割コネクタ、針状突起、絶縁体、Oリング封止部により与 えられる縦方向の支持は、すべて、破壊や不良を発生しにくい安定した接続に寄 与する。 なお、ランプ絶縁体及びソケットの他の構成が可能であることに注意すべきで ある。例えば、スリーブとOリング封止部が、ランプのガラス部の一部、又は他 の本体部分上に延びて、ランプのピンとコンタクト部の環境的封止を提供するよ うにして、絶縁体を設けてもよい。好ましくは、ランプピンコンタクトは、例え ば、他端が動作状態のソケットに接続した場合の、動作状態のコンタクトからの 電撃の可能性を最小限にするため、絶縁体内に後退している。 また、好ましくは、ソケットと絶縁体本体との間に湿気封止部を形成しつつ、 溝付きコネクタを有するソケットを、ランプのコンタクトピンに係合する絶縁体 部分に接続することができる。例えば、封止部は、絶縁体部分の可撓性面と、噛 合するソケット部分の可撓性面との間に、Oリング封止部、又は干渉嵌合部によ り形成することができる。 ここで説明したような構成においては、ソケット又は絶縁体の部品の径が大き くなる可能性がある。 絶縁体及びソケット構成の他の代替手段において、絶縁体は、ランプの端面及 び側面の一部をカバーして、上述の熱的及び湿度バリヤを提供しつつ、ピンと、 導体52からの噛合する電気的プラグを受領するソケットとの間に送電又はイン ターフェースコネクタを有する。 絶縁体の他の形式、例えば、ランプの少なくとも端部をカバーすることができ る場合、絶縁体は、多くの照明システムにおいて一般的に使用される単線が取り 付けられる電気的ソケット、クランプ、又はレセプタクルを備えることができる 。このような構成では、ランプは、組み合わされた絶縁体レセプタクルと共に組 み立てられ、販売され、出荷された後、単線を適切なレセプタクルに接続するだ けで、ユニットとして設置することができる。これは、ランプ外の変更が露出し たワイヤをレセプタクルから取り除く必要があり、露出したワイヤを残してしま うので、他の構成ほど望ましいものではない。 クリップ40について、より詳細に検討すると(図12)、クリップは、好ま しくは基板に対して固定されるように、ベース38により支持され、係合又は装 着する装着面、又はクリップベース140を備えている。さらに、クリップは、 ランプとソケットがベース38から離間して支持されると共に、ソケットとラン プが共に縦方向移動又は回転移動することができるように、クリップベース14 0からソケット係合アーム68に延びるウェブ、又はブリッジ142を備えてい る。ブリッジ142は、ランプの方位がベース38上のクリップベース140の 配置とは無関係に設定されうるように、クリップベース140に対して、接合又 は回転可とすることができる。 また、クリップ40は、好ましくは、取付アーム68の終端にてウィング14 4を有し、ランプ及びソケットアセンブリの挿入又は取り出しのため、アーム6 8の堅持及び拡張を可能にする。取付アームは、多数の異なる方位をとってもよ く、それらの開きは、ブリッジ142の方向にあわせてもよい。また、ブリッジ に対してある角度で向けられてもよい。例えば、アームを、ブリッジ142の方 向から90°開いて、ランプ及びソケットアセンブリの横向きの挿入を行うよう にしてもよい。 図12に示すクリップ40は、ランプ及びソケットアセンブリを弾力的に保持 することができると共に、照明システムのための環境において、ソケット/ラン プの回転又は縦方向移動を可能にする、好適な材料により形成することができる 。例えば、その材料としては、ソケット、ランプ、その他の含まれるであろうハ ー ドウェアを着脱可能に支持するのに十分な強度と弾力性を有する熱可塑性材料又 は金属を使用できる。 クリップ40は、図13に示すようなトラックにてベース38に装着すること ができ、通常動作中にトラック内でのクリップの移動を制限する好適なクリップ 、ファスナー又はブロックにより定位置に保持することができる。クリップ40 及びトラック146の位置決めにより、ベース38に対するクリップ40の本質 的に普遍的な調整が可能となり、異なるランプの長さを許容すると共に、照明さ れているものに対して光源をより接近して配置することができる。 好ましい実施例におけるトラック146は、ベース38に装着され、好ましく はランプが延びている方向と平行方向に延びる縦長のトラックである。このトラ ックは、ランプの全長にわたる連続的なものであり、調整のために若干の追加長 さを有し、2つのユニットに分割されて、第1の部分が1つのクリップを支持し 、第2の部分が他のクリップを指示するようにすることができる。 クリップを縦方向に延びているトラックに位置決めすることにより、クリップ 40のほぼ普遍的な位置決めと、その位置の変更が可能になる。あるいは、クリ ップ40は、横断方向の長さが、図12に示すクリップベース140の幅とほぼ 等しい複数の横長のトラック(図示せず)のうちの1つに装着することができる 。 これにより、クリップをトラックに沿って横方向に取り除き、元のトラックか ら、一方向又は他方向に離間した隣接トラック又は同方位のトラックに再配置す ることができる。クリップは、ソケット及びランプアセンブリを適切に位置決め するためにクリップが再び位置合わせされるように、新たなトラックに沿って横 方向に移動され、ベース38に中心を合わせられる。このようなトラック構成は 、クリップの、連続的というよりむしろ離散的な位置決めを提供する。 図13に示す、クリップとトラックの組み合わせのさらなる実施例において、 トラック146は、好ましくは、ランプと同方向に縦に延びている。クリップ1 50は、好ましくは、バネ鋼等の弾力性があって比較的強度のある材料により形 成されており、クリップ150がトラック146内で静止状態を維持するように 、ランプ及びソケットアセンブリが定位置に保持されたとき、ベース部152が トラック146に係合するように付勢される。 ベース152は、トラック146のベースに接触すると共に、トラックの側端 にて各屈曲部156に横に延びる平坦部154を有しており、屈曲部は、そこか ら、トラックの中心に向かって逆方向内方に屈曲している。屈曲部156同士が ぶつかる前に、それらは逆方向外方に湾曲して、ソケットの溝の周囲に係合及び 湾曲する各湾曲部158となる。 湾曲部は、ソケット及びランプアセンブリの挿入及び取り出しができるように 、湾曲部158を把持して保持するのに用いられる円形端部160を終端とする 。また、端部160は、ソケット及びランプアセンブリが取り出されるときに、 クリップの再配置を可能にする。このクリップ構成により、ランプ中心の調整が 容易になる。 ソケット及びランプアセンブリが取り出された後、クリップの開放端は、トラ ックに向かってやや下方に押されると同時に圧迫される。そして、クリップは、 トラックに沿って所望位置にスライドすることができ、その後、ソケット及びラ ンプアセンブリが再設置される。この構成は、ランプ位置に基づいて対象物の照 明を最適化するのに有利に使用されてもよい。 クリップ40及び150は、トラック等の装着面に装着可能な、バネ付勢され た保持部を形成している。クリップは、ソケット本体とコンタクトがランプに対 して位置合わせされるのを可能にし、また、ソケット本体に係合する弾力アーム を介して、好ましくはソケット本体の溝を介して、ソケットを保持する。 好ましい実施例においては、クリップ40の内径は、固定ソケットの第1及び 第2の溝の外径より約1.6mm(1/16インチ)小さく、確実な嵌合を確保 する。拡張ソケットについては、上部クリップの内径は、好ましくは、溝とクリ ップとのスリップ嵌合を可能にし、拡張ソケットとそれに対応するクリップとの 適切な移動を可能にしつつ、ソケットを確実に定位置に保持するような寸法とさ れる。 なお、図面は、本発明の特徴を正確に示すように寸法を定めたものである。し かしながら、各部の相対的な寸法については、本発明の主旨を逸脱しない範囲で 変更することができる。 例えば、本発明の一特徴を、本発明の他の特徴の目的又は機能を許容するため に、変更したり、その利点を低減したりすることができる。例えば、Oリングが 金属ネック部110により近接して、バルブ周囲を封止するようにソケットの全 体的な長さを縮小することによって、ソケットとOリングによるバルブの機械的 支持をある程度低減することができる。 好ましくは、ソケットは、なお、ランプの電極部の周囲にある程度の断熱を提 供する。また、ソケットの全体的な長さを縮小することにより、ランプからの最 大照明量が達成されることが確保される。 好ましくは、ランプが挿入される内孔の長さは、断熱のためにランプの電極領 域部分をカバーするだけでなく、ランプのピン及び端部をもカバーするのに十分 な長さとされる。さらに、ソケットの材料は、光をランプから外部に通過させる ことができ、対象面を照明することができるようにする、アクリル、ポリカーボ ネート、レクサン材料等の種類のものとすることができる。あるいは、ランプの 照明部をカバーするソケットの部分のみを、そのような半透明又は透明材料で形 成することができる。 ここで説明したランプ、ソケット、ランプとソケットの組み合わせ、照明固定 部材は、洗浄工程や、修理、交換、設置工程及び動作や、動作中の環境条件によ る汚染によって発生する問題の低減又は排除に寄与する。 ここに開示した発明は、高開回路電圧の電撃又は損傷の可能性を低減するので 、高動作電圧、高周波数、高電流を有する機器に使用することができると考えら れる。 また、ここで説明した発明は、特に、屋外、冷凍装置、貯蔵装置等の極端な環 境に適用可能であると考えられる。熱膨張及び収縮や、設置又は修理からくる損 傷や、位置決め時の単なる計算ミスによるハードウェアの膨張及び収縮やソケッ トの屈曲は、本発明により容易に許容される。 また、高湿や凍結等の環境条件も、本発明により最小限にされる。また、本発 明は、異なる照明素子、照明素子の異なる寸法、照明システムにおけるその他の 変更をも許容する。また、風、交通渋滞、修理交換及び洗浄、保存等により生じ る可能性のある振動や機械的な影響は、以前は、ソケットからのランプピンの部 分的分離や脱落を発生することがあったが、本発明では、こうした振動や機械的 影響をも考慮してある。 本発明は、電気的コンタクトの統合性を維持すると共に、振動の影響を抑制す ると考えられる。その結果、アークや電撃の可能性等、従来のシステムにおける これらの問題の影響が低減又は排除されると考えられる。 ここで説明したような照明システムを組み立てるには、装着クリップ40(又 は150)を、図13に示すようなトラック146において、固定的に又は調整 可能に、基板38に取り付ける又は装着する。適切な寸法のランプと、それに対 応する絶縁体及びソケットは、絶縁体をランプの各端部に配置して、絶縁体がラ ンプの各端部に比較的固定されていることを確実にすることにより、組み立てら れる。 ランプのピンが、ソケットのベースの溝付きコネクタに係合するまで、設けら れたインジケータ又はガイドを利用して、ランプの第1の端部をソケットの内孔 に挿入する。図11に示すように、ピンが導体50に入り、針状突起78が押し 出されて絶縁体材料に係合すると、良好なワイプ動作が達成される。 同様の工程を、ランプの他端のソケット及び絶縁体について行う。クリップに 係合している拡張ソケットが、基板又はベース材料38の膨張又は収縮を許容す るのに十分な空間を有するように、ソケット及びランプアセンブリを、クリップ 40(又は150)との係合を介して装着する。絶縁体がランプの端部の部分を カバーするように設計され、導体52をピン54に接続するのに簡易なコネクタ が使用される場合、それに従って、この工程を変更することができる。 T5ランプ等の異なる寸法又は小寸法のランプに適応するため、絶縁体は、ラ ンプの端部と、適切なアダプタに嵌合した各ソケットの上に、あるいは、その上 を覆って配置される。アダプタのソケットとの嵌合は、適切なキー、インジケー タ、その他の適切な位置合わせ用サインを使用することにより容易化することが できる。 ソケット及びバルブは、既に説明したのと同様のやり方で、適切な基板に組み 立てられ装着される。アダプタの長さは、好ましくは、ランプの端部に対する構 造的支持のみならず、T5ランプのためのガイドをも提供するのに十分な長さで ある。 冷蔵ユニット用の照明装置は、本発明の実施態様の一応用例であり、これは照 明装置の操作が頻繁に行なわれる極端な条件を代表するものであるが、本発明の 唯一の応用例ではない。 本発明は、戸外照明、貯蔵庫、地下照明装置、冷却貯蔵室、および他の冷蔵ユ ニットに用いる照明装置として応用することができる。しかし、ここでは、主と して冷蔵ユニットについて説明する。 本照明装置の使用は、冷蔵ディスプレイケースに限定されるものではないが、 ここでの説明は、このようなケースに用いる照明回路に関連させて行なう。その 理由は、冷蔵ディスプレイケースと関連させて論じるべき照明回路について、多 くの考察があるためである。 単なる説明の手段として、このような考察には、低温、蛍光灯の使用、電子安 定器の使用、高湿環境、振動、衝撃および軋み等が含まれる。 前述したように、本発明を組み合わせて用いるか、または別々に用いることに よって、それぞれの結果を得ることができる。本発明の全てが有用であるとまで は言わないが、その多くはそれぞれ個々に有用なものである。また、その有用性 と価値は、必ずしも本発明の他の特徴に依存するものではないが、単独で使用す るよりも、組み合わせて用いたほうがより一層効果のある結果が得られる。しか し、本発明を幾つか組み合わせることによって、冷蔵ケースの分野に適用できる 特定の応用例がある。 従って、本発明の一つの特徴によると、照明装置は、冷蔵ディスプレイケース 170内で使用することができ、通常、棚176上に陳列されるている製品(図 示せず)を取り囲む周域フレーム174内に設置されたドア172を含んでいる 。このようなディスプレイケースは、普通、食品店、コンビニエンスマーケット 等で見かけられる。 図15に示したように、ディスプレイケースは、陳列用の棚176に収容され た製品を照明するための照明装置178を含んでいる。客は、(図15に概略的 に示した)ドア172を介して製品に触れ、取り出すことができる。照明装置は 、通常、陰極と陽極を有し、陰極と陽極間に設けられたチューブ内に含まれる放 電ガスを有する蛍光灯等の光源180を含んでいる。安定器182は、ケース内 の マリオン(縦仕切り)184等の箇所に配置されて、蛍光灯を駆動する。安定器 は、当業者に公知の従来方法により配線することができる。発明の一態様では、 照明装置は、備品の使用期間にわたってランプ・ソケット接続を保護するために ソケットと絶縁器を備えている。 本発明の他の好ましい実施例によると、本発明は、回路の操作レベルと適応す る、あるいはそれ以上のレベルの安定器特性、または部品に比較的釣り合うよう に選択された部品と構造を有している。 より詳しくは、照明装置は、棚または他の製品展示領域を含む冷蔵ディスプレ イケース等の領域を照明するために、ディスプレイケース200(第16図)内 に組み込むことができる。ケース200は、多くのアプリケーションを有する図 14に示したケース170と同様であっても良いが、多くの異なった形状を有す ることもできる。 図16に示すケース200は、網開口部またはケース構造内に設定される金属 等のフレーム素子202を示している。この該フレームは、上方水平フレーム部 材204と、下方水平フレーム部材206と、左垂直フレーム部材208と、右 垂直フレーム部材210を含んでいる。 図16内のフレームは、ツードアフレームに対応し、マリオン212を含み、 ドア用フレームの一部を形成して、照明回路の一部を支持している。 一例として、ドアの数は、通常、ケースのサイズによって決定され、同様に、 ランプの数もケースのサイズによって決定される。しかし、ある既存の照明回路 では、回路形状に応じて、1個または2個以上の少ない数のランプが設けられて いる。さらに、各照明回路は、関連する部品を有し、その数は、回路と設計に応 じた数である。ここでは、3個のランプを有する照明回路について説明する。 通常、照明回路は、ソケット214で代表される標準電源から供給される線間 電圧によって動力が与えられる。ソケット214からは、コードまたはケーブル 216によって、電気エネルギーが与えられる。線光源電圧は、地域標準に応じ て、120ボルトまたは240ボルトであり、60または50ヘルツでそれぞお れ操作され、従来の電流を引き込んでいる。ケース上のフレームは、正のバスバ ー218と負のバスバー220を含み、正のバスバー218には電源からの熱ケ ーブルが接続され、負のバスバー220には中立ケーブルが連結されている。 接地を行なうために接地片22が設けられている。バスバーと接地片は、フレ ーム上の従来位置、またはケース内の何処にでも配置することが可能である。バ スバーは、ケース内の他の部品へ電気エネルギーを供給し、さらにケース内に取 り付けられた1個以上の安定器182にも電気エネルギーを供給する電気エネル ギー源である。図16に示したフレーム内で、安定器は、下方水平フレーム部材 206内の凹部キャビティ内に取り付けられ、到着コンダクタ224が安定器を 各バスバー218、220に接続している。 単一または複数の安定器は、T8およびT5蛍光灯を駆動するような電子安定 器であるのが好ましい。これらの安定器は、通常、入力部における線間電圧から 出力される高電圧および高周波数を生成することにより作動する。例えば、安定 器は、600または800ボルトもの高圧の開回路電圧で、60または160キ ロヘルツもの高い振動出力信号を生成することができる。 バスバーから引き込まれる電流は、1または2アンペアもの高い電流であり、 出力電流は、安定器の設計に依存し、かつ、ランプのワット数と安定器によって 動力が与えられるランプの数の関数である。電磁安定器を含む他の安定器もこれ らの照明回路に用いることが可能であるが、その使用は、通常、T10およびT 12ランプに限られているのが普通である。 電子安定器の場合、安定器は、様々な条件下でランプを介して、一定の電流を 保持するために蛍光灯を駆動する一定電流部品として作動する。例えば、低温の アプリケーションの場合、ランプは、より高いインピーダンスを有し、電流をラ ンプに通して所望の光量を生成するためにより高い電流を必要とする。 さらに、時間の経過と共に、光出力が次第に減少し、安定器が同じ電流の流れ を保持しようとするため、安定器の出力上の電圧が増加するように、ランプのイ ンピーダンスが増加する。その結果、ランプを時間によって変化する唯一の部品 として、他の回路変化の要因を減らすことが重要であると考えられる。 さらに、回路内の部品を安定器の設計に可能な限り適応させて、安定器がラン プを駆動しようとして過剰に働くことがないようにすることが重要であると考え られる。さらに、ある環境において、比較的高い電圧で作動する安定器もあるた め、照明回路部品の特性が定格されていることが望ましい。 各安定器は、複数の出力コンダクタ、好ましくは16または14本のゲージソ リッドワイヤを含み、その内、少なくとも1個は、熱コンダクタで1個は中立コ ンダクタである。出力コンダクタは符号226で示されている。 安定器ワイヤ226は、高伝導性と、低インピーダンスと、低抵抗と、照明回 路の他の部分に電気エネルギーを供給するための高電流密度可能接続を確実に提 供するために、1個以上のモレックスタイプコネクタ228において終結してい るのが好ましい。モレックスタイプコネクタは、電気的接続が改良されているた め好ましい。 しかし、照明回路の残部に電気エネルギーを供給するために、他の接続を用い ることもできる。モレックスタイプまたは他のコネクタは、安定器の回路に最適 で、かつ、これらの部品に起因する照明回路への電気的悪影響を最小限にするた めに、所望の電圧、電流、インピーダンスまたは抵抗に定格されていることが好 ましい。 モレックスコネクタ228の一方の噛合半部は、安定器コンダクタ226に連 結している。他方の噛合半部は、以下に詳述するが、各安定器と各ランプ間の電 気エネルギーを担持するために、照明回路の一部を形成するマリオン、またはフ レームコンダクタ230に連結している。コンダクタは、所望の電圧、電流およ び抵抗に定格されているのが好ましい。 好ましい実施例において、フレームコンダクタ230は、各モレックスタイプ コネクタ232と接続され、コネクタ228と同じ電気的特性を有しているのが 好ましい。特に必要ではないが、ランプ・ソケット組み立て品の取り付けおよび 取り外しを容易にするために、各ランプが、ランプの各端部に隣接するパネル取 り付けコネクタ232(第18図参照)を有しているのが好ましい。 図18に示すように、コネクタまたは連結部232の半分が、壁部またはパネ ル236内に形成された開口部234を介して、該壁部またはパネルに比較的堅 く装着、締着または固着されているのがよい。あるいは、コネクタ232は、自 由に浮動していてもよい。ソケットクリップ40もまた、壁部236に取り付け られているのが好ましい。 コネクタ232は、フレームコンダクタと、安定器コンダクタと、ランプソケ ット内の接続部間を電気的に架橋している。コネクタ232は、コネクタ228 と同じ電気的・物理的特性を有しているのが好ましい。コネクタ232の静止部 は、符号232Aで示してある。232Bで示したコネクタの他方の半部が、コ ンダクタ52に連結されているため、ランプ42を付勢するために、電気エネル ギーをソケット234に供給することができる。 安定器182、安定器コンダクタ226、安定器コネクタ228、フレームコ ンダクタ230、フレームコネクタ232、ソケットコンダクタ52、ソケット 234、ランプ42は、ランプの他端部において始まっている補足部品と共に、 ランプを駆動して点灯させる照明回路を形成している。 回路の各側には、2個のコネクタ228、232が設けられているが、1個以 上のコネクタを廃して、操作回路を形成することも考えられ、また、可能である 。しかし、全てのコネクタを排除した場合、照明回路は、基本的に永久的に配線 され、コネクタが設けられていない理論的上の回路において、安定器が故障した りランプソケットが故障した場合には、安定器またはソケットの交換の際に、全 ての回路の完全な交換または適切なコネクタの設置が必要となる。 安定器コネクタを採用しているため、安定器の取り替え・交換が可能であり、 フレームコネクタ232を採用しているため、照明回路のバランスに影響を与え ることなく、ランプ42およびソケット234から成るランプ組み立て品を、容 易に設置、除去、交換、改良することができる。 付属部品が少ない程、回路は、安定器またはランプの操作に電気的な悪影響を 及ぼすことなく、意図したように機能できる傾向にあるが、付属部品を加えた場 合には、これらの付属部品は、出来る限り高い伝導性と、出来るだけ低いインピ ーダンス、抵抗、および電圧低下を回路に与えるように構成され、設計されるの が望ましい。それにより、安定器の性能、ランプの性能が改良され、より長い安 定器の寿命とランプの寿命が得られ、より低い部品温度(例えば、安定器の温度 )、またはより調和した回路を得ることが可能になる。 また、照明回路内に多くのコネクタを用いてもよいが、これらのコネクタは、 安定器に認識されるような容易にわかる影響を、回路のインピーダンスに及ぼさ ないのが好ましく、そのため、電圧低下を最小に留めることのできる信頼性の高 い回路部品である。 これらの部品および回路部品に用いられている「安定器」コンダクタや「フレ ーム」コンダクタ等の用語は、説明を容易にし明確にするために選ばれたもので あって、機能的または設計条件や限定を意味するものではない。 ソケット234およびランプ42は、フレームの内側にあるため、図16およ び図17において仮想線で示してある。図16および図17に示すフレームは、 ドア172と同様に概略的で、照明回路が配置されて操作される環境を表すよう に意図されたものである。典型的なフレームには、ケース内の開口部内に保持す るためや、その他の目的のための、さらなるハードウェアや、面等が設けられて いる。 以下に詳述するソケット234、および各安定器とそのランプ間の回路は、低 インピーダンス、低電圧低下、比較的高い伝導性と電流密度性を有しているのが 好ましい。安定器とランプ間のコンダクタ、およびコネクタ内でこの目的を達成 するために、様々な手段を用いることができる。コンダクタに関しては、この目 的を達成するために、16個のゲージソリッドワイヤを使用することが適当であ り、許容しうる。 図17に概略的に示したフレーム組み立て品は、上方水平フレーム部材240 と、下方水平フレーム部材242と、左垂直フレーム部材244と、右垂直フレ ーム部材246とを有している。安定器182は、マリオン部材248上に取り 付けられ、フレーム端部上およびマリオン248上のランプ42に電気エネルギ ーを供給する。 安定器回路とランプ間の接続の伝導性と電気的特性を改善するために、コンダ クタ52(図21および図22)が、高接触面積と、低インピーダンスと、低抵 抗連結により、ランプコネクタに電気的に連結されているため、安定器は、容易 に感知でき、ランプに関連するインピーダンスを認識しない。 この目的のため、コンダクタ52は、機械的接続またははんだ258/259 によって、図21内の中間コンダクタ250、252と、図22内の中間コンダ クタ254、256に連結されているのが好ましい。 この電気的連結を他の方法で行うことも可能であるが、このコンダクタとはん だの構成は、比較的高い伝導性、電流密度性、コンダクタ52とランプ間の低イ ンピーダンスおよび低電圧低下をもたらすと考えられる。また、より高い伝導性 は、ソケットが加熱される可能性や、安定器の問題を減少させる。 好ましい一実施例において、コンダクタ52が、端部キャップ80内の開口部 を介して下方向に伸長し、一方のコンダクタ52Aが折り曲げられて、ワイヤ経 路76(図7参照)内に伸びて、その中に装着され、他方のコンダクタ52Bも また、折り曲げられて、ワイヤ経路76内に伸びてその中に装着されている。 コンダクタ250も折り曲げられて、コンダクタ250の一方の脚部が、コン ダクタ52Aの露出金属コンダクタに接触し、その傍で伸びているのが望ましく 、その両方は、はんだ258によって包囲されている。コンダクタ250の他方 の脚部は、接触表面積と接続部の伝導性を最大にするために、接触部260内に 伸びて、それによって締着されるか、阻止されるか、または接触されている。 露出されたコンダクタ52Aもまた、コンダクタ254と接触するか、または 電気的に連結しているのが好ましい。このコンダクタ254は折り曲げられて、 コンダクタ250として、同じワイヤ経路に沿って伸長し、その中に装着されて いる1個の脚部を有している。コンダクタ254の第一脚部も、またコンダクタ 52Aに接触し、はんだ258によって包囲されているのが好ましい。 52Bの露出されたコンダクタもまた、折り曲げられて、反対側のワイヤ経路 76内へ伸び、その中で装着されている。 コンダクタ252は、好ましくは、2個の脚部に折り曲げられ、一方の脚部は 、他のワイヤ経路76(第20図)内に伸び、52Bの露出コンダクタと接触し 、電気的に結合して、はんだ259によって包囲されている。 同様に、コンダクタ256は、第1脚部に折り曲げられ、第1脚部は、コンダ クタ252と同じワイヤ経路に沿ってその中へ伸びて、露出コンダクタ52Bと 接触して電気的に結合し、はんだ259によって包囲されているのが好ましい。 コンダクタ252の第2脚部は、コンダクタ252と接触部262間の接触表 面積を最大化し、素子間の接続表面積と接続による伝導性を最大にするために、 コネクタ262と接触し、その中で、締着されるか、阻止されるか、あるいは保 持されているのが好ましい。コンダクタ254の第2脚部も、また、接触部26 4内に締着されるか保持されて、接触表面積と伝導性を最大にしている。コンダ クタ256の第2脚部もまた、接触部266内に締着されるか、阻止されるか、 保持されて、接触表面積と伝導性を最大にしている。 接続による伝導性を増加し、接触部の低表面積に起因するインピーダンスを最 小化し、接続による電流密度性を最大化し、さらに、コンダクタ52とソケット 234間により信頼性の高い電気的接続を提供するために、コンダクタ52とそ の接触部間の接触表面積を最大にすることが望ましい。コンダクタとソケット間 の接触表面積が高い程、操作中のソケットの温度がより低くなり、安定器の温度 もより低くなると考えられる。 また、コンダクタとソケット間の電気的接続がよい程、安定器によって認識さ れ、初期始動において、あるいは延長操作後に生じるような見掛けインピーダン スが減少すると考えられる。コンダクタ250と254、コンダクタ252と2 56は、それぞれ、正方形U字形に曲げられた同じコンダクタで、その脚部は各 接触部内に伸長し、その基部は、各ワイヤ経路内に装着されている。 コンダクタ52のための他の接続構成として、接触部260等の接触部の一つ 内に伸長して阻止されたコンダクタ52Aの露出伝導部を含んでいてもよい。 ソケットの他方の極性状部分内のコンダクタ254は、接触部264内で阻止 され、ワイヤ経路76に沿って外方向にその中へ伸長する脚部を含んでいる。コ ンダクタ254の脚部は、コンダクタ52Aとコンダクタ254間の適切な電気 結合を確実にするために、露出コンダクタ52Aに接触し、はんだ258で包囲 されているのが好ましい。 反対の極性のために、露出コンダクタ52Bは、接触部262内に伸長して阻 止されている。コンダクタ256は、接触部266内に伸長して阻止され、接触 部の他方の脚部が他方のワイヤ経路76に沿って、その中に伸長し、好ましくは 、露出コンダクタ52Bと接触して、はんだ259によって包囲されている。 接触表面積と伝導性を増加させるために、コンダクタ52とソケット234間 に他の電気的結合構成を設けることも可能であるが、伸長された長手方向、円周 方向、またはアーチ状の電気的接触が好ましい。 コンダクタ52とランプピン54間のソケットコンダクタ内により、高い伝導 性を維持するために、接触部260、262、264、266が長手方向に伸長 し、各ランプピン延長部268、270、272、274と円周方向に接触して いる。 接触部260、262、264、266は、その長さを除いて、図2、図4乃 至図6、図10、図11の接触部50と同様であるのが好ましい。 コネクタ260〜266が、円筒形であるがスプリットコネクタである場合、 接触部は、ピン延長部の外周上を完全に360度伸びていない。しかし、接続に よる伝導性と電流密度性を増加し、安定器により認識されるようなインピーダン スを引き起こすソケットの要因を最小化し、ランプ組み立て品とソケット間で接 続が行なわれている時、許容できる線状拭き取り動作を提供するために、最大接 触表面積を得ることが好ましい。 同様の効果は、図5、図10、図11に示した接続部で表されているように、 ピン延長部268〜274を排除し、ランプピン54を接触部260〜266に 直接接続することによって達成することができる。しかし、ピン延長部を用いる ことにより、以下に詳述するように、より高い定格電圧を有する部品、および組 み立て品を提供している。 好ましい実施例において、ピン延長部268〜274は、ランプ上のピン54 上に取り付けられ、完全にこれらピンを包囲している。接触部260〜266と ピン268〜274間の接続を用いた場合と同様に、伝導性と電流密度性を最大 化し、安定器により認識されるインピーダンスを減少させ、操作条件下で維持さ れる接続能力を強化するために、ピン延長部とランプピン間の接触表面積と接触 密着度を最大にするのが好ましい。 また、接触表面積と、伝導性と、電流密度性を最大化し、電圧低下の最小化、 またはソケット両端の抵抗の最小化を行なって、安定器によって認識されるソケ ットに起因する最小インピーダンスを達成するように、コンダクタ52とランプ ピン54間の電気的結合を行なうことが好ましい。 これらの機能および目的の1つ以上は、ソケット44、234内で達成される と考えられる。ソケット234において、接続部260、262、264、 266は、ソケット44内の接触部50A、50Bに匹敵し、円周方向および長 手方向に伸長する比較的高い接触表面積を確実に得るために、図1において27 6で示した実質的な阻止領域を有していることが好ましい。 図21および図22に示す実施例において、接触部260〜266は、ソケッ トの基部56内に配置され、端壁部88を超えて外側に伸びている。接触部が端 壁部88の外側に伸長するか否かは、基部56の寸法、接触部の長さ、以下に詳 述するピン54とピン延長部268とランプ絶縁体の相対的寸法、および以下に 詳述する接触バリアの存在、または不在に依存している。 より高い定格電圧が必要な場合、ソケットとランプピン54間で、良好な電気 的接触を確実に行なうために、ピン延長部268、270、272、274が設 けられている。ピン延長部と各接触部260〜266間に円周方向および長手方 向に伸長した接触表面領域を形成し、ピン延長部とランプピン54の間に同様の 形態の接触を行なうことにより、ピン延長部が、この電気的結合を達成する。 接触部の品質と、接続部の両端の伝導性および電圧低下と、接続に起因して安 定器に認識されるインピーダンスを決定するのは、接触部とピンの材料と接触面 領域の大きさであると考えられる。 しかし、ピンの延長部の排除、またはそのサイズを減少させることが可能であ る一方、例えば、ランプピンの長さを増加させたり、接触部260〜266の長 さを幾分増加させたりすることによって、ソケットが所望の特性を有する電気的 接続を維持することができる。さらに、ランプピンと接触部260〜266の長 さを実質的に変えずにピン延長部を除去することができ、しかも従来のランプ接 続部よりも優れた電気的接触を得ることができる。 図19、図21、図22から解るように、ピン延長部は、接続部260等の各 接触部の内側表面領域と係合する銃弾状部278を有しているのが好ましい。ピ ン延長部の前方部分は、ピン延長部と対応する接触部260間の係合を容易にす るために丸い先端を有しているのが好ましい。 前方部分は、基部280(図21)内で他方向において終結し、この基部28 0の底部からは、大型ランプ上のランプピン54(図21)等の各ランプピンを 取り囲んで接するために円筒状スリーブ282が伸長している。 円筒状部282は、ピン延長部によって接触されているピンの長手方向の長さ において、ピン54の全円周面に接触してその周りを伸長しているのが好ましい 。ピン延長部とランプピン間と、ピン延長部のアーチ状面と接触部260〜26 6間で円周方向に伸びる、または少なくとも伸長している、または実質的にアー チ状である接触部によって、高い接触表面積を得ることにより、伝導性とソケッ トの電流密度性を増加させ、ソケット両端の電圧低下とソケットの抵抗と安定器 により認識されるソケットのインピーダンスを減少させている。 接触部の阻止部276とコンダクタ250〜256との間のアーチ状接触もま た、このような結果に貢献している。 コンダクタ52とピン54間の他の構成を用いて、高伝導性と、高接触表面積 と、高電流密度性と、低抵抗と、低電圧低下と、低インピーダンスを得ることも 可能である。例えば、ピン延長部は、一端がランプピンと他の円筒状スリーブを 係合して各コンダクタ52に電気的に結合している補足状ピンを係合する二端円 筒状スリーブの形状を有することも可能である。 しかし、蛍光灯、とりわけ電子安定器を用いた蛍光灯に、より信頼性のあるソ ケットを提供するために、一つ以上の効果を達成することが望ましい。 好ましい実施例において、ソケット234は、ランプが胴部に挿入されている 間、ソケット胴部の内部からの空気を通過させるのに十分なだけの大きさを有す る小さなピンホール284を含んでいる。ソケットハウジングは十分に封止され ており、Oリング封止材がソケットからの空気の通過を限定または完全に防止す るのに十分な程密着している。 ランプが挿入されると、十分な圧力がソケット内部で蓄積されて、完全な接続 を阻止するか、または、ランプをソケットの外側方向に偏移させる。ピンホール 284は、多数の異なった位置に配置することができ、ソケットがクリップ内に 挿入された後、クリップが孔を完全に覆うように溝66または70内に配置して もよい。さらに、Oリングが微粒子や湿気の通過を防止する若干の障害物として 作用できるように、ピンホールをOリング溝内に配置することも可能である。ま た、ピンホールをソケットの縁から最も離れた溝のコーナ部286に隣接させて 配置してもよい。 図21に示したソケット234は、前述したT8ランプ等の大型ランプに接続 されている。図22には、アダプタ288を用いたT5ランプ等のより小さなラ ンプに接続されたソケット234を示している。図22に示したアダプタ288 の実施例では、Oリング溝292内の第1外側Oリング290と各Oリング溝2 96内の第20リング294を含んでいる。OリングとOリング溝の寸法を同一 にするか、あるいは、ランプ端部キャップ298がランプのガラスエンベロップ 300の外径より若干小さい外形を有する場合には、第20リング溝296を若 干浅くすることもできる。 ソケット44を用いた場合と同様に、図19、図21、図22に示したソケッ ト234も様々な方法で形成したり組み立てたりすることができる。図19、図 21、図22に示すように、ソケットは、3個の部品に成形されるか、機械製造 される。あるいは、基部および胴部を一つの部品として、成形または機械製造し 、端部キャップを、他の工程でソケットの残部上に取り付けるか、嵌着するか、 接着することができる。また、ソケット全体を単一部品として成形し、アダプタ を別個に成形することも可能である。 ソケット44を用いた場合と同様に、ソケット234もまた、様々な形状に形 成することができ、意図した一つ以上の結果を得ることができる。 ランプピン54は、図4に示した絶縁体94とほぼ同じ特性を有する絶縁体3 02によって保護されているが、以下に詳述するように若干長い寸法を有してい る。 絶縁体は、T8ランプ等のより大型のランプ上のピン54を受容するための第 1開口部304(図19)と第2開口部306を含んでいる。 絶縁体は、また、T5ランプ等のより小型のランプのピン54’を受容するた めの開口部308と開口部310を含んでいる。図21と図22を参照されたい 。 開口部304〜310は、ソケットから接触部260、262と、そのそれぞ れのプロテクタ(後に詳述する)を受け入れるために、膜312(図21)を通 過して、カウンタボア314、316に伸びている。開口部308、310は、 ソケットから接触部264、266と、そのそれぞれのプロテクタ(後に詳述す る)を受け入れるために、楕円形カウンタボア318(図20)に伸長している 。 開口部304〜310は、各ランプピンの周りに干渉嵌合するようなサイズを 有しているのが好ましい。絶縁体302は、T5ランプと共に使用しないため、 288等のアダプタをT5ランプと共に用いた場合には、開口部308、310 を排除することができる。その代わり、T5ランプのピン54’を保護するため に、より小さな絶縁体320(図22)が用いられる。T5ランププロテクタ3 20の膜322内の各開口部も、ランプピン54’に干渉嵌合するようなサイズ を有しているのが好ましい。T5絶縁体320の外側形状は、図9に示したT5 絶縁体132の外側形状とほぼ同様であるが、幾分長い。 T8ランプ上の適所に絶縁体302を保持するために、ピン延長部278の基 部324(図19)を、膜312に底付けまたは着座させるのが好ましい。ピン 54周りのピン延長部のスリーブ282間の摩擦係合が、ランププロテクタ30 2を適所に保持するのを補助している。T5ランプのためのピン延長部の基部3 26は、T5ランププロテクタ320の膜322に対して、底付けまたは着座し て、ランププロテクタ320をT5ランプ上の適所に保持している。 T5ランプ用ピン延長部のスリーブ部228間の摩擦係合は、T5ランププロ テクタを適所に保持するのを補助している。 好ましい一実施例においては、ランプと、プロテクタ302または320等の 接触プロテクタが、ランプ組み立て品を形成している。ランプは、面328(図 21)等の面を有し、そこからピン54が伸長している。 従来の2ピンランプの場合と同様に、電気接触用ピン面が、軸330の周りを 略完全に伸長し、これにより、電気的接触のための大きな表面積を提供している 。図21に示す接触プロテクタ302と、図22に示すプロテクタ320が、そ れぞれ、ピン54と54’の周りを完全に伸長し、ランプの基部から伸長してい る。 接触プロテクタは、接触部の全外周の周りの略完全な電気的結合のために、接 触部にアクセスできるように、軸330と平行な基部から、一定の距離だけ伸長 している。 図20に示すプロテクタ302のために、カウンタボア314、316の内径 は、以下に詳述するように、接続部260、262と、そのそれぞれのプロテク タを収容するのに十分な大きさを有しているのが好ましい。ピン54は、円筒状 で、ピン延長部と係合する接触部260、262の部分もまた、円筒状であるの が好ましい。他の形や形状も可能であるが、相補的噛合形状が好ましい。 冷蔵ディスプレイケース内に使用されているような照明回路、とりわけ、蛍光 灯または電子安定器と共に用いられる照明回路を改良するために、回路内の部品 は、回路にとって予測可能な極端な回路条件下においても操作できるように設計 されているのが好ましい。 好ましくは、ソケット44、234等の部品は、これら部品が配置される回路 の電流、電圧、および周波数において操作可能である。通常の電磁安定器・蛍光 灯回路において、電流はミリアンペア、アンペアの範囲で、電圧は120または 240の範囲で、周波数は60または50ヘルツ等の線間周波数である。 電子安定器を用いた蛍光灯を使用することにより、電子安定器出力部に接続さ れている回路は、600および800ボルトもの高い電圧と、1アンペア以上の 高い電流と、130または160kHz(キロヘルツ)もの高い周波数を認識す る。 プロテクタ302、320は、1000ボルトに定格されるように形成・設計 されているのが好ましい。 さらに、ピン54、54’またはピン延長部268〜274は、それらが使用 される範囲で、ランプ端部に電流が通じている場合に、ショックやその他の危害 から人を防御するのに十分な量だけ窪んでいる。 従って、各プロテクタ302、320の縦軸に沿う長さは、絶縁体の各面から 下方に約6.2mm(0.246インチ)だけ窪んだピン延長部を有するのに十 分な長さであるのが好ましい。また、接触部は、直径が約5.2mm(0.20 5インチ)のプローブによって接触を防止するのに十分な量だけ窪んでいる。 プロテクタは、ソケットが形成されている材料と同じ絶縁材料から成形されて いる。図19、図21、図22のピン延長部は、T8およびT5のピン延長部の ためのプロテクタの表面より下に約6.2mm(0.246インチ)窪んでいる のが好ましい。 ランプピンがより長くて、ピン延長部を排除できる場合には、同じ窪み距離を 、プロテクタの寸法に組み入れることが好ましい。窪みの量は、電気アークが反 対 の端子まで走行しなければならない所望の表面にわたる深さの距離(定格100 0ボルトに対して、少なくとも約12.7mm(0.50インチ))によって決 定される。 記載のソケットにおいて、最も短い距離は、ソケット内のT5接触部の先端間 の距離と、その間にあるプロテクタの材料表面の両端間の距離である。 図面に示したピン延長部302、320は、比較的実質的な円筒形の集合体で ある。しかし、各ピンのためのプロテクタまたは絶縁体は、ピンの周りに配置さ れて形成されているスリーブ等の別々の絶縁体とすることができる。 他のプロテクタの形状も考え得るが、ピンとソケット間に比較的大きな接触表 面積を得るためには、ランプピンの周りに、円周方向に完全に接する接触部を設 けることが好ましい。ピンプロテクタは、プラスチックのスリーブ、シャフト、 チューブ等の形状に形成することができ、また、円筒形、楕円形等の形状も可能 である。 プロテクタの表面より約6.2mm(0.246インチ)下方のピン凹部は、 とりわけT5ランプのピン間隔に対して、アークが一つのT5ランプピンから他 のT5ランプピンに移動するために走行しなければならない最小距離を提供して いる。その距離は、アークが形成される可能性を最小化するために長いのが好ま しい。 T5ランプ・プロテクタ組み立て品では、使用された場合には、その距離は、 一つのピンまたはピン延長部の先端から絶縁体の表面まで伸長し、さらに絶縁体 の表面を横切って、他のピンまたはピン延長部のためのカウンタボアまで伸長し 、そしてピンまたはピン延長部の先端まで伸長している。この距離は、T5ラン プ上の接触部間の最短距離である。同じ経路によって、T8ランプ用ピンまたは ピン延長部間の最短距離が形成されているが、反対極性を有するピンまでの最短 距離は、最も近くに隣接している反対極性のT5ピンまでの距離である。12. 7mm(0.5インチ)の総表面距離と約6.2mm(0.246インチ)の凹 部の好ましい距離は、定格1000ボルトに適用され、他の距離が異なった定格 電圧に適用される。 人や器物に電気的ショックやその他の危害が加わる可能性を減らすために、ソ ケット234もまた、接触プロテクタを含んでいるのが好ましい。図19、図2 1、図22に示すように、基部56は、各接触部260を包囲し、且つそれを超 えて伸長する接触スリーブ332と、各接触部262を防御するために、プロテ クタ、スリーブ、チューブ、またはその他の包囲物334を有している。 各接触部260、262が分割スリーブ状中空接触部である場合、接触部とプ ロテクタ間には間隙が必要でないため、プロテクタは、接触部の外面にぴったり と嵌合しているのが好ましい。 ソケットが異なったサイズのランプを収容するように設計されている場合、あ るいは、他の接触部が含まれている場合には、必要に応じて、さらなるプロテク タが設けられる。 2個の異なったサイズのランプを収容するように設計されているソケット23 4では、さらなるプロテクタ336が、接触部264、266の端部の周りとこ れら端部を超えて伸長している。ソケット接触部プロテクタは、様々な形・形態 を呈することも可能であるが、接触部の形状をその中に収容し、かつ、それらが 係合する装置または部品の形を収容できる形状が好ましい。 例えば、図19、図20に示すように、プロテクタ332、334、336の 外形は、絶縁体302内のカウンタボア314、316、318の形状を補足す る。プロテクタ332〜336は、接触部に所望の窪みを与えるのに十分な距離 だけ、基部の表面88から伸びている。所望の窪みが約6.2mm(0.246 インチ)である場合、図19、図21、図22に示したソケットの形状では、窪 みの量は、2個のT5接触部間の間隔によって決定される。T8接触部と比較し て、T5接触部が互いに最も接近しているため、所望の定格電圧がT5接触部の 窪みの量を決定する。 T8接触部の凹部の量も、同じであるのが好ましいため、ランプ上のピンまた はピン延長部を有する接触部260と262間の電気的接触の量は、T5コネク タとピンの電気的接触表面積の量と同じである。プロテクタにより接触部間にバ リアが設けられるため、接触部は、アーク経路の長さより短くて障害物のない経 路によって分離されている。 基部56内の対向するコンダクタ間のアーク経路の長さを増加させるために、 ソケット234もまた、バリア壁338(図19〜図22)を含んでいるのが好 ましい。 壁部は、壁部338の各側の絶縁されたコンダクタ52を収容するために、複 数のチャネル部340を含んでいるのが好ましい。また、壁部は、既定の電圧定 格に望まれる最小アーク経路長さを形成するために、ワイヤ経路76上を一定の 距離だけ伸びている。 端部キャップ80内の開口部342は、バリア壁338とコンダクタ52を収 容するのに十分なサイズと形状を有する一方、コンダクタ52のための応力除去 を維持し、ソケットの端部のための十分な封着または閉鎖を可能にしている。 これらのバリアは、それらが設計されている環境において使用された場合に、 より信頼性のある寿命の長い部品を提供するのに貢献している。定格1000ボ ルトでは、照明・安定器回路が1000ボルトを越えない場合、比較的近くに隣 接する接触部間の電圧ポテンシャルが高いため、ソケットがアークを生じたり短 絡したりする可能性がより少ない。 ソケット内の接触部周りのバリアは円筒状であるのが好ましいが、必要条件に 適応するアークの最短経路長さが維持されている場合には、半円筒形や他の形状 を有していてもよい。例えば、最短アーク経路長さが定格電圧に応じて維持され ている限り、各プロテクタ332、334を、互いに対向する半円筒部として形 成することが可能であり、それら半円筒部の開口側は、互いに離れて対向してい る。 ランプを含むソケット・プロテクタ材料は、図1〜図10と関連させて説明し たソケット44およびプロテクタと同じ材料から形成されていてもよい。この一 例として、「アータライト」(Ertalyte)(商標)がある。また、この 材料は、好ましくは同じ定格と成形のための細工能力を有する「ハイトレル・ウ ルテムージーイー(Hytrel、Ultem−GE)」、ポリカーボネート、 「Lexan」(商標)500等の「レクサン(Lexan)」、尿素等の材料 であってもよい。 接触部および他の金属部品は、所望の伝導性、電流密度、低インピーダンスを 有するために、金めっきされた燐酸青銅等の適切な材料から形成されているのが 好ましい。モレックスタイプのコネクタは市販されており、高品質の導電材料も また市販されている。コネクタの接触表面積は、1個のピンに付き約0.58平 方ミリメートル(0.09平方インチ)の範囲であるが、実際の接触表面積は、 ピン、接触部等の部品の長さと直径によって変化し得る。 バリア壁部338は、約6.3mm(4分の1インチ)の高さと、約1.5m m(16分の1)の厚さを有しているのが好ましい。1000ボルトの定格では 、バリア壁部は、はんだのレベルよりも、最低約6.2mm(0.246インチ )上方でなければならない。 図25では、前述したソケット44、234と同じ特性を多く有しているが、 より短い側面と、電気エネルギーを円筒状コネクタに供給するバスバー構成を備 えるソケットを示している。 このソケット344は、1対の円筒状接触部348を収容し被覆するために、 ソケット344の一側から伸長する横方向伸長容器ハウジング346を含んでい る。図25には、1つの接触部348のみ示している。ハウジング346は、ソ ケット胴部の外面に対して取り付けられるか、一体形成されるか、または隣接し て配置されているため、円筒状接触部348がソケットの長手方向に伸び、これ によって、相補噛合プラグ350の比較的低い側面接続が行なわれ、容器346 を介して、安定器からの電気エネルギーをソケットに伝達する。 ハウジング346は、ソケット本体と同じ材料で形成されているのが好ましく 、プラグ350上の円筒状遮蔽体352を受け入れ、一方、円筒状接触部348 は対応するコネクタピン354を受け入れている。プロテクタ352とプラグ3 50は、ソケットと同じ材料から形成することができる。 円筒状コネクタ348に連結している第1アーム358と、アーム358から ソケット内のT8およびT5接触部の一方のための第2アーム362に、エネル ギーを伝達する共通アーム360と、同じ極性を有するT5およびT8接触部の 他方を接触させるための第3アーム364とを有するバスバー356(図27) によって、電気エネルギーをソケットコネクタに供給する。 他の極性を有するT8およびT5接触部の残りの接触部を、そのそれぞれの接 触部に接続するために、匹敵するバスバー356も用いられている。 最大伝導性を得るために、適切な阻止、接着、その他の確実な接触方法により 、接触部がバスバー356の各アームに取り付けられているのが好ましい。接触 部およびバスバーは、金属性であるのが好ましく、バスバーは、金めっきされた 燐酸青銅を圧延して形成されているのが好ましい。 容器およびプラグを含むソケットを、前述したソケットと同じ材料から形成し てもよい。 ソケットが径方向に対称的でないため、横方向に伸長した容器346によって 、ランプの対向端部のためのソケットが、互いに対してミラーイメージを形成す るのが好ましい。その結果、コネクタはランプ上のピン位置と整列する。ソケッ トは、他の従来方法でも、成形、製造、または形成することができる。 ソケット344およびソケット44、234は、これらソケットを最初に配置 したように、ランプ上に確実に留めるために、封止用の弾性Oリングを使用した 範囲を除いては、実質的に比較的堅固に、かつ非弾性的に形成されているのが好 ましい。また、比較的堅固で非弾性的構造によって、ランプとソケット間の配置 ずれや不完全なランプピン接続等が起きる可能性を減少させている。 1000ボルト定格に適応した間隔を設けるために、第1アーム358に隣接 したバスバーの共通素子360の端部は、隣接するバスバーに対して、外方向に 折り曲げられ、その結果、これらバスバーの隣接端部が互いに対して分岐してい るのが好ましい。バスバー360の共通アームは、キャップ366とソケットの 端部内に形成された溝部により、1つの製造部品の中のソケット内に収容されて いる。 本明細書に記載した安定器回路、安定器回路の部品、ランプ組み立て品、およ びその部品は、部品および装置の改良に貢献する1つ以上の素子を含んでいる。 該ソケットは、船積み、使用および作動中の振動による影響を減少させ、不注意 による電源の切断や不完全な接続が起きる可能性を減少させ、ランプ長さ、ラン プピン配列、ソケット取り付け配列等の部品寸法や、製造許容誤差との相違によ る影響を減少させる。 その結果、異なった寸法や許容誤差を扱う異なった製造業者からのランプを互 いに取り替えて使用することができる。また、異なった技術者により異なった設 置処理が行なわれた場合の影響や、一つのランプの使用期間中に、接続や回路が 変化した場合の影響を減少させる。安定器によって認識される回路のインピーダ ンスを減少させ、安定器等の一つ以上の部品の操作温度を減少させる。 また、ランプ出力を増加させる、より高い伝導性と電流密度を達成することが でき、回路および部品の信頼性が一層増し使い易くなる。部品は、良好な電気的 接続を維持し、より安全で、より容易に製造することができる。部品寿命、ラン プの寿命、および安定器の寿命も向上する。 ここで開示している本発明の実施例は、本発明の原理を説明するものであり、 本発明の範囲内で他の改良を採用することも可能である。したがって、本発明は 、本明細書で詳細に示し説明したこれらの実施例に限定されるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ランプアセンブリにおいて: 1つの面と、この面から伸びて該ランプに電気エネルギーを供給するための少 なくとも1つの接触子とを有する、光を発生するためのランプであって、該接触 子が、1つの軸の周りに実質的に完全に広がる電気的接触を得るための面を有す るランプ、並びに、 実質的に接触子の周りで、該面から離れた基底部のほぼ近傍から、接触子に沿 って伸びる接触子プロテクタであって、該接触子が、該接触子の面の周りで実質 的に完全な電気的接触が得られるように構成された接触子プロテクタ を含むことを特徴とするランプアセンブリ。 2.前記ランプは、2ピンランプであり、また、該ランプの面は、2ピンラン プの口金部であり、接触子は、該2ピンのうちの少なくとも1つであり、該ピン は、円筒状であることを特徴とする、請求項1に記載のランプアセンブリ。 3.前記接触子プロテクタは、2つのピンの周りに伸びていることを特徴とす る、請求項2に記載のランプアセンブリ。 4.前記接触子プロテクタは、基底部から接触子の端部を超える点まで伸びて いことを特徴とする、請求項2に記載のランプアセンブリ。 5.前記接触子プロテクタは、電気的に絶縁性の材質からなることを特徴とす る、請求項1に記載のランプアセンブリ。 6.前記接触子プロテクタは、接触子を囲むための中ぐり孔と、深ざぐり孔と を含むことを特徴とする、請求項5に記載のランプアセンブリ。 7.前記深ざぐり孔は該中ぐり孔を囲む壁を規定し、また、中ぐり孔は、該接 触子の一部と接触し、該壁の厚さは、前記ピンの長さより小さいことを特徴とす る、請求項6に記載のランプアセンブリ。 8.前記接触子の一部分は、該壁の上方に外向きに伸びて、壁が、接触子の伸 びた部分と、ランプの面との間に入っていることを特徴とする、請求項7に記載 のランプアセンブリ。 9.前記接触子は複数のピンであり、また、該プロテクタは、複数のピンを囲 んでいることを特徴とする、請求項5に記載のランプアセンブリ。 10.前記プロテクタは、少なくとも1つのピンを囲むための少なくとも1つ の中ぐり孔を含み、また、中ぐり孔は、ピンから空間を開けて、ピンを囲む壁を 有することを特徴とする、請求項9に記載のランプアセンブリ。 11.前記接触子は、少なくとも2つのピンを含み、また、該接触子プロテク タは、ランプの面から離れた端面まで伸び、また、該2つのピンは、ランプの面 からピンの先端まで伸び、ピンの先端は、ピンプロテクタの面よりは、引込んで いることを特徴とする、請求項6に記載のランプアセンブリ。 12.前記ランプの接触子は、少なくとも2つの要素に分離され、ランプの口 金部から伸びるピンと、ランプのピンの少なくとも一部の周りに接触しつつ伸び るピン延長部とを含んでいることを特徴とする、請求項1に記載のランプアセン ブリ。 13.前記ピン延長部は、接触子プロテクタを、ピンの周りの所定の位置に保 持していることを特徴とする、請求項12に記載のランプアセンブリ。 14.前記ピン延長部は、ピンの周りを完全に取り巻いていることを特徴とす る、請求項12に記載のランプアセンブリ。 15.組合せ蛍光ランプにおいて、 ガラス球部分と、2つのの端部を有する蛍光ランプであって、各端部が、ガラ ス球部分のそれぞれの端部に取り付けられた口金部によって規定され、各口金部 が、端面と、該端面から伸びるランプのソケットに接続するためのピンコネクタ とを有する蛍光ランプ、並びに、 ランプの少なくとも一方の端部に置かれた、ピンコネクタを絶縁するためのラ ンプ絶縁体 とを含むことを特徴とする組合せ蛍光ランプ。 16.絶縁体は、ピンコネクタを受入れるための中ぐり孔を規定する壁を有し 、該中ぐり孔の直径は、該ピンの直径よりも小さいことを特徴とする、請求項1 5に記載の組合せ蛍光ランプ。 17.ピンコネクタの高さが、該絶縁体の高さよりも低いことを特徴とする、 請求項15に記載の組合せ蛍光ランプ。 18.絶縁体は、ソケット接続用のコネクタを受入れるための深ざぐり孔を規 定する第2の壁を含み、この深ざぐり孔は、該中ぐり孔の直径より大きい直径を 有することを特徴とする、請求項15に記載の組合せ蛍光ランプ。 19.前記絶縁体は、ランプの別のコネクタに対応するソケットからのコネク タを受入れるための追加の中ぐり孔を規定する追加の壁を含むことを特徴とする 、請求項18に記載の組合せ蛍光ランプ。 20.ランプと絶縁体の組合せにおいて、 ランプ本体と、少なくとも1つの露出した導電体を含む少なくとも1つの端部 とを有する蛍光ランプ、並びに、 絶縁体であって、1つの面を有し、少なくとも1つの端部を覆い、また、該少 なくとも1つの導電体を囲み、導電体が、絶縁体の前記面よりは引っ込むように して、絶縁体が、ランプから外れるのを抑止するように、ランプと係合するよう に構成された絶縁体 を含むことを特徴とするランプと絶縁体の組合せ。 21.組合せランプにおいて、 ランプであって、1つの面と、ランプの面から1つの軸に沿って伸びる電気的 接触子を有するランプと、 接触子に隣接するプロテクタ面を有する接触子プロテクタ、並びに、 接触子上に設けた、接触子を軸に沿って接触することによって、電気的接触子 に電気エネルギーを供給することができるように、接触子に隣接した接触子プロ テクタ面を保持するための接触子プロテクタホルダー を含むことを特徴とする組合せランプ。 22.前記プロテクタホルダーは、接触子の一部を囲んでいることを特徴とす る、請求項21に記載の組合せランプ。 23.前記プロテクタホルダーは、ピンの上方に置かれた延長部であることを 特徴とする、請求項22に記載の組合せランプ。 24.前記ピン延長部は、接触子プロテクタを所定の位置に保持していること を特徴とする、請求項23に記載の組合せランプ。 25.前記接触子プロテクタは、ランプの面から離れた第2の面を有し、また 、該接触子は、接触子プロテクタの第2の面から下方に離れた端部を有すること を 特徴とする、請求項21に記載の組合せランプ。 26.前記接触子プロテクタホルダーは、該プロテクタを所定の位置に保持す る接触子の延長部であることを特徴とする、請求項25に記載の組合せランプ。 27.前記接触子プロテクタは、電気的に絶縁性の材質からなることを特徴と する、請求項21に記載の組合せランプ。 28.前記接触子プロテクタは、縦方向のある長さにわたって伸び、また、該 電気的接触子は、縦方向のある長さにわたって伸び、かつ前記接触子プロテクタ の縦方向の長さが、電気的接触子の縦方向の長さより大きいことを特徴とする、 請求項27に記載の組合せランプ。 29.前記ランプは、少なくとも2つの電気的接触子を有し、また、該接触子 プロテクタは、少なくとも2つの電気的接触子の各々に隣接する面を含み、該接 触子プロテクタは、各接触子の縦方向の長さより大きい縦方向のある長さにわた って伸び、かつ、一方の接触子から、他方の接触子までの障害物の無い最短距離 が約6.2mm(0.246インチ)以上となるように構成することを特徴とす る、請求項28に記載の組合せランプ。 30.前記接触子プロテクタの接触子に隣接する面は、接触子の周りの環状の 壁であることを特徴とする、請求項21に記載の組合せランプ。 31.前記環状の壁は、該ランプの面の近傍の点から、接触子の一方の端部を 通って伸びる中ぐり孔を形成し、接触子が、中ぐり孔の両端の中間の点に引込ん でいることを特徴とする、請求項30に記載の組合せランプ。 32.ランプアセンブリにおいて、 1つの面と、ランプに電気エネルギーを供給するための、少なくとも2つの導 電性の接触子とを有するランプ、並びに、 該少なくとも2つの導電性の接触子同士間の最短距離が、約6.2mm(0. 246インチ)以上となるように、少なくとも2つの導電性の接触子の間に設け られた絶縁体 を含むことを特徴とするランプアセンブリ。 33.ランプ点灯回路において、 100サイクル/秒より高い周波数、および、200ボルトより高い電圧で作 動させるための電子安定器と、 ランプに供給する電気エネルギーを通すための接触子を有する、少なくとも1 つのランプソケットであって、接触子が、少なくとも約5.1平方ミリメートル (0.008平方インチ)の電気的接触が得られる表面積を有するランプソケッ トと、 該安定器をソケットに電気的に結合するための、少なくとも1つの電気伝導体 であって、少なくとも約5.1平方ミリメートル(0.008平方インチ)の電 気的接触が得られる表面積を有する電気伝導体、並びに、 少なくとも1つの電気伝導体と、少なくとも1つのランプソケットの接触子と の間に設けられた、少なくとも1つの電気伝導体と接触子との間に電気的ブリッ ジを形成するための接合部であって、該ブリッジが、少なくとも約5.1平方ミ リメートル(0.008平方インチ)の電気的接触が得られる表面積を有する接 合部を含むことを特徴とするランプ点灯回路。 34.前記少なくとも1つのランプソケットのための接触子は、電気的接触子 用のピンを受け入れるために、少なくとも部分的に円筒状をなしていることを特 徴とする、請求項33に記載のランプ点灯回路。 35.前記少なくとも1つのランプソケットのための接触子は、係合する電気 的接触子との接触のために、実質的な表面にわたって、弓状をなしていることを 特徴とする、請求項33に記載のランプ点灯回路。 36.前記少なくとも1つのランプソケットのための接触子は、縦方向の接続 動作によって係合する電気的接触子と接触するようになっていることを特徴とす る、請求項33に記載のランプ点灯回路。 37.前記少なくとも1つのランプソケットのための接触子は、相補型のピン 接触子を受け入れるために、少なくとも部分的に中空の円筒状であり、また、該 少なくとも1つの電気伝導体は、16ゲージ以上の太さを有する電線を含み、該 接合部は、ピンコネクタ部と相補的に係合する中空円筒状接続部とを有するコネ クタを含み、かつ、少なくとも1つのランプソケットの該接触子に電気的に接触 するピンを備えるランプを更に含むことを特徴とする、請求項33に記載のラン プ点灯回路。 38.前記少なくとも1つのランプソケットの接触子は、ランプのピンの外周 面の少なくとも180度にわたって、ランプのピンと係合していることを特徴と する、請求項37に記載のランプ点灯回路。 39.前記少なくとも1つのランプソケットの接触子は、ランプのピンの長さ の少なくとも50%にわたって、ランプのピンと係合するようになっていること を特徴とする、請求項38に記載のランプ点灯回路。 40.冷蔵庫の表示ケース台枠を更に含み、前記電子安定器は、台枠に取り付 けられ、また、少なくとも1つのランプソケットは、台枠の一部に保持されてい ることを特徴とする、請求項33に記載のランプ点灯回路。 41.2つのランプソケットに接続された蛍光ランプを更に含み、各ランプソ ケットは、該ランプのピンと係合するための中空円筒状の接触子を含むことを特 徴とする、請求項40に記載のランプ点灯回路。 42.前記少なくとも1つのランプソケットの第1の接触子に電気エネルギー を供給するための第1の電気伝導体と、少なくとも1つのランプソケットの第2 の接触子に電気エネルギーを供給するための第2の電気伝導体とを更に含み、第 1の伝導体は、第1の接触子にはんだ付けされ、該第2の伝導体は、第2の接触 子にはんだ付けされていることを特徴とする、請求項33に記載のランプ点灯回 路。 43.前記接合部は、少なくとも1つのピンコネクタと、少なくとも1つの係 合する中空円筒状コネクタとを含み、両コネクタは、プラスチックのハウジング 内に収納されていることを特徴とする、請求項33に記載のランプ点灯回路。 44.前記少なくとも1つのランプソケットのための接触子の、断面は、実質 的に円形であることを特徴とする、請求項33に記載のランプ点灯回路。 45.前記接触子の、断面は、実質的に円形であることを特徴とする、請求項 44に記載のランプ点灯回路。 46.ランプ点灯回路において、 100サイクル/秒より高い周波数、および、200ボルトより高い電圧で作 動させるための電子安定器と、 ランプに供給する電気エネルギーを通すための接触子を有する、少なくとも1 つのランプ・コネクタであって、該接触子が少なくとも約5.1平方ミリメート ル(0.008平方インチ)の電気的接触が得られる表面積を有するランプコネ クタと、 該少なくとも1つのランプコネクタに結合された、該ランプコネクタからの電 気エネルギーによって励起された時に、光を発生するための蛍光ランプと、 該安定器を少なくとも1つのランプコネクタに電気的に結合するための、少な くとも1つの電気伝導体であって、少なくとも約5.1平方ミリメートル(0. 008平方インチ)の電気的接触が得られる表面積を有する電気伝導体、並びに 、 該伝導体とランプコネクタとの間を接続する安定コネクタであって、少なくと も5.1平方ミリメートル(0.008平方インチ)の電気的接触が得られる表 面積を有する安定コネクタ を含むことを特徴とするランプ点灯回路。 47.前記ランプコネクタの接触子は、中空の実質的に環状の接触子であり、 また、該ランプは、該ランプに電気エネルギーを供給するためのピンを含み、該 ピンは、ランプ・コネクタの接触子に接続されるようになっていることを特徴と する、請求項46に記載のランプ点灯回路。 48.前記ランプコネクタの接触子は、実質的に弓状の表面にわたってランプ のピンと係合し、該接続部は、縦方向の長さにわたって伸びていることを特徴と する、請求項47に記載のランプ点灯回路。 49.前記ランプは蛍光光源であり、また、該蛍光ランプ用のランプコネクタ の接触子は、該蛍光ランプの該接触子との電気的接触が得られる、少なくとも6 4平方ミリメートル(0.01平方インチ)の表面積を有する、蛍光ランプの接 触子と接触するための表面積を有することを特徴とする、請求項41に記載のラ ンプ点灯回路。 50.蛍光光源の接触子を電気エネルギー源に接続するコネクタにおいて、 安定器から電気エネルギーを受けるための端子を有する入力導電体と、 照明するべき蛍光光源の円筒状で導電性のピンを受入れるように適合させ、か つサイズを合わせた端子を有する出力導電体、並びに、 該入力導電体と出力導電体との間に設けられた、入力導電体からの電流を通す ための電気回路であって、入力および出力の端子が、少なくとも約5.1平方ミ リメートル(0.008平方インチ)の電気的接触が得られる表面積を有する電 気回路 を含むことを特徴とするコネクタ。 51.前記出力導電体は、中空の部分的に円筒状の導電体から形成されている ことを特徴とする、請求項50に記載のコネクタ。 52.前記ランプとの電気的接触が得られる表面積は、少なくとも3.2平方 ミリメートル(0.05平方インチ)であることを特徴とする、請求項51に記 載のコネクタ。 53.前記電気回路の、ランプとの電気的接触が得られる表面積は、約4.5 平方ミリメートル(0.07平方インチ)であることを特徴とする、請求項51 に記載のコネクタ。 54.前記コネクタは、蛍光光源の2つのそれぞれのピンに接続するための分 割スリーブ型導電体として形成された2つの出力導電体を含むことを特徴とする 、請求項50に記載のコネクタ。 55.前記入力導電体と出力導電体との間に設けられた電気回路は、第1の出 力導電体に巻付けられた第1の電線と、第2の出力導電体に巻付けられた第2の 電線とを含み、第1の電線は、はんだを介して、第1の入力導電体に接続され、 第2の電線は、はんだを介して、第2の入力導電体に接続されていることを特徴 とする、請求項54に記載のコネクタ。 56.前記入力導電体は、安定器からの電気エネルギーを搬送する導電体に接 続するための接続部を含み、該接合部は、プラスチックに囲まれた中空円筒状の 係合する導電体に係合するピン導電体を含むことを特徴とする、請求項55に記 載のコネクタ。 57.前記入力導電体は、銅からなることを特徴とする、請求項50に記載の 導電体。 58.前記入力導電体は、中空円筒状の導電体と係合する、プラスチックに収 納されたピン導電体からなる接合部に接続されるようになっていることを特徴と する、請求項57に記載のコネクタ。 59.前記入力導電体は、入力導電体の端子に結合された第1の端部と、出力 導電体に締付けられた第2の端部とを有することを特徴とする、請求項50に記 載の導電体。 60.前記入力導電体は、はんだ付けされ、コネクタは、出力導電体に結合さ れた中間の導電体を含むことを特徴とする、請求項50に記載のコネクタ。 61.前記入力導電体は、16ゲージ以上の太さの電線であることを特徴とす る、請求項45に記載の導電体。 62.前記入力導電体は、電子安定器に電気的に結合されるようになっている ことを特徴とする、請求項50に記載のコネクタ。 63.前記出力導電体は、円筒状のコネクタであることを特徴とする、請求項 50に記載のコネクタ。 64.前記出力導電体は、金めっきした青銅からなることを特徴とする、請求 項63に記載の導電体。 65.前記出力導電体を保護する接触子プロテクタを、更に含むことを特徴と する、請求項50に記載のコネクタ。 66.前記プロテクタは端面を有し、出力導電体は、該端面より引込んでいる ことを特徴とする、請求項65に記載のコネクタ。 67.前記出力導電体は、電流を通過させるために、ランプコネクタに線状の 接触子を介して係合可能となっていることを特徴とする、請求項50に記載のコ ネクタ。 68.前記出力導電体は、弓状の面にわたって電気的接触子を形成しているこ とを特徴とする、請求項50に記載のコネクタ。 69.前記出力導電体は、少なくとも180°にわたって、弓状をなしている ことを特徴とする、請求項68に記載のコネクタ。 70.2ピンランプのそれぞれのピンに接触するための第2の出力導電体を更 に含むことを特徴とする、請求項50に記載のコネクタ。 71.2ピンランプの2つのピンに電気的に接続するための第2の出力導電体 と、2ピンランプの2つのピンに電気的に接続するための第3および第4の出力 導電体を更に含むことを特徴とする、請求項50に記載のコネクタ。 72.電源用安定器からの電気エネルギーを蛍光光源に接続する導電体におい て、 電気エネルギーを受けるための入力回路と、 該入力回路を保持するための、基底部を有するコネクタ本体と; 該本体の基底部に保持された、蛍光光源に接続された第1の接触子に結合する ための第1の出力接触子、および、本体の基底部に保持され、光源に接続された 第2の接触子に結合するための第2の出力接触子、並びに、 第1および第2の出力接触子の間に設けられた、実質的に非導電性の障壁であ って、該接触子が、障壁から障害物が無い距離で、約6.2ミリメートル(0. 246インチ)以上離れて配置された障壁 を含むことを特徴とする導電体。 73.前記第1および第2の出力接触子は、実質的に円筒状の出力接触子であ ることを特徴とする、請求項72に記載のコネクタ。 74.前記非導電性の障壁は、第1の出力接触子の一部分の周りに配置された 、少なくとも1つの円筒状の絶縁体スリーブを含むことを特徴とする、請求項7 2に記載のコネクタ。 75.前記障壁は、第1の出力接触子を完全に囲んでいることを特徴とする、 請求項74に記載のコネクタ。 76.前記非導電性の障壁は、第1の出力接触子の一部のみを囲んでいること を特徴とする、請求項74に記載のコネクタ。 77.前記第1の出力接触子と第2の出力接触子とは離して配置され、障壁は 、第1および第2の出力接触子のそれぞれの周りに、第1および第2のスリーブ を含んでいることを特徴とする、請求項72に記載のコネクタ。 78.前記第1および第2の出力接触子は、端部を含み、該接触子の端部が、 障壁の端部の下方に離れて配置されていることを特徴とする、請求項77に記載 のコネクタ。 79.前記第1および第2の出力接触子は、そのそれぞれのスリーブから離れ て配置されていることを特徴とする、請求項78に記載のコネクタ。 80.前記第1および第2の出力接触子は、実質的に中空の円筒状接触子であ ることを特徴とする、請求項79に記載のコネクタ。 81.第3および第4の出力接触子を更に含み、前記第1および第2の出力接 触子は、T8サイズのランプの2ピンに接触するように設計され、また、該第3 および第4の出力接触子は、T5ランプのピンに接触するようサイズが決められ ていることを特徴とする、請求項72に記載のコネクタ。 82.前記非導電性の障壁は、第1および第2の出力接触子の周りに配置した 円筒状の壁を含んでいることを特徴とする、請求項72に記載のコネクタ。 83.前記コネクタに接続された2ピンランプを更に含み、第1の出力接触子 は、該2ピンランプの一方のピンに接続し、第2の出力接触子は、2ピンランプ の2番目のピンに接続されていることを特徴とする、請求項72に記載のコネク タ。 84.前記入力回路は、第1および第2の導電体を含み、コネクタは、第1お よび第2の導電体を隔離する非導電性の障壁を含んでいることを特徴とする、請 求項72に記載のコネクタ。 85.ソケット、ランプ、絶縁体の組合せにおいて、 ランプ本体と、該ランプの端部に第1の直径を有するピンコネクタを備えた少 なくとも1つの端部とを有するランプと、 該ランプの端部とピンコネクタとを覆う絶縁体であって、該絶縁体の少なくと も一方の面内に、該ピンの直径より小さい直径を有する締まりばめ用の開口を定 める壁を有する絶縁体、並びに、 ソケット本体を有し、ランプのピンコネクタに接触するための、ソケットの縦 方向に伸びる少なくとも1つの電気コネクタを含むソケットであって、該ソケッ ト本体は、電気コネクタがピンコネクタと絶縁体とに係合するよう、ランプの上 に伸びており、かつ、該ソケットが、ランプ本体の一部分を収容するようになっ ているソケット を含むことを特徴とするソケット、ランプ、絶縁体の組合せ。 86.前記電気コネクタは、ランプの絶縁体に係合するための係合手段を含ん でいることを特徴とする、請求項85に記載のソケット、ランプ、絶縁体の組合 せ。 87.前記係合手段は、鈎針を含んでいることを特徴とする、請求項86に記 載のソケット、ランプ、絶縁体の組合せ。 88.照明アセンブリにおいて、 基底部の壁と、該基底部の壁から第1の距離まで伸びる第2の壁とを備える第 1のソケット本体であって、該第2の壁は、囲い部と、該囲い部の端の縁部とを 規定し、ピン接触子を備えた照明要素が、該縁部を通って、該囲い部の中まで伸 びることができるようになっている第1のソケット本体と、 第2の壁から離して、基底部の壁から、第1の距離より短い第2の距離まで伸 びる、コネクタを照明要素に接触するための、少なくとも1つの円筒状の電気コ ネクタであって、該第2の壁が、該円筒状のコネクタの端部を通って伸びている 電気コネクタと、 第2のソケット本体を有する第2のソケットと、; 第1のソケット本体用で、ソケット本体に対して、回転およびスライドの少な くともいずれか1つが可能なホルダーであって、該ホルダーを取付け面に取り付 けるための取付け要素を更に含むホルダーと、 該第2のソケット本体用のホルダー、並びに、 第1および第2の端部と、該第1および第2の端部のそれぞれの電気的接触子 とを有するランプであって、該第1の端部は、第1のソケット内に挿入されて、 該ソケット内の接触子に接続される接触子を有し、第2の端部は、第2のソケッ ト内に挿入され、第2のソケット内の接触子に接続される接触子を有し、かつ、 両ソケットが、ランプの縦方向の軸の一線上に並ぶようになっているランプ を含むことを特徴とする照明アセンブリ。 89.前記ソケットは、ランプの周りを密封するためのシールを更に含むこと を特徴とする、請求項88に記載の照明アセンブリ。 90.前記第2の壁は、ランプとソケットの壁の間を密封するために、該縁部 に隣接して配置したOリングの溝を含んでいることを特徴とする、請求項89に 記載の照明アセンブリ。 91.前記第2の壁は、外面を含み、この外面は、ソケットを保持するための 保持体を受入れるための少なくとも1つの係合面を含んでいることを特徴とする 、請求項88に記載の照明アセンブリ。 92.前記係合面は、第2の壁の周辺の周りに伸びる溝であることを特徴とす る、請求項91に記載の照明アセンブリ。 93.前記溝は、縦方向の幅を有し、ソケットは、ソケットを保持するための 、溝の縦方向の幅とほぼ同等の縦方向の幅を有する保持要素を含む保持体を更に 含むことを特徴とする、請求項91に記載の照明アセンブリ。 94.前記溝は、縦方向の幅を有し、ソケットは、ソケットを保持するための 、溝の縦方向の幅より小さい縦方向の幅を有する保持要素を含む保持体を更に含 むことを特徴とする、請求項91に記載の照明アセンブリ。 95.ソケットは、ソケットを保持するための、溝の形状と少なくとも部分的 に一致する形状を有する保持要素を含む保持体を更に含むことを特徴とする、請 求項91に記載の照明アセンブリ。 96.前記係合面は、互いに縦方向に離れて配置された、少なくとも2つの溝 であることを特徴とする、請求項91に記載の照明アセンブリ。 97.前記ランプは、絶縁体を更に含み、該ソケット内の該電気コネクタは、 コネクタ上に外向きに絶縁体側に片寄らせて設けた突起を含むことを特徴とする 、請求項96に記載の照明アセンブリおよびランプ。 98.前記ソケットは、4個のコネクタを含み、そのそれぞれが、絶縁体と係 合する鈎針状の突起を含むことを特徴とする、請求項97に記載の照明アセンブ リおよびランプ。 99.前記縁部は、ソケット内に第1の直径を有する開口を規定し、また、よ り小さい直径を有するランプを受入れるために、ソケット内の開ロサイズを縮小 するためのアダプタを更に含むことを特徴とする、請求項88に記載の照明アセ ンブリ。 100.前記アダプタは、ランプとアダプタとの間にシールを形成するために 、その内面に密封要素を含むことを特徴とする、請求項99に記載の照明アセン ブリ。 101.前記ソケットは、鍵型の面を含み、アダプタは、ソケットの該鍵型の 面と係合する鍵型の動面を更に含むことを特徴とする、請求項100に記載の照 明アセンブリ。 102.照明アセンブリ用のソケットにおいて、 基底部の壁と、基底部の壁から第1の距離まで伸びる単体の第2の壁とを備え た固形のソケット本体であって、該第2の壁は、囲い部と、第2の壁の端の縁部 とを規定し、ピン接触子を備える照明要素が、該縁部を通って囲い部の中まで伸 びることができるようにし、また、該第2の壁は、第2の壁とランプとの間を密 封するためのシール要素を含むソケット本体、並びに、 該第2の壁から伸びる部分を有する、照明要素のコネクタに接触するための、 少なくとも1つの円筒状の電気コネクタ を含むことを特徴とする照明アセンブリ用ソケット。 103.前記コネクタは、基底部の壁から囲いの中の、縁部からはなれて囲い 内の点まで伸びていることを特徴とする、請求項102に記載の照明アセンブリ 用ソケット。 104.前記シールは、縁部に隣接して配置されたOリング密封要素であるこ とを特徴とする、請求項102に記載の照明アセンブリ用ソケット。 105.前記第2の壁は、内面を含み、該Oリングシールが、該壁の内面に配 置されていることを特徴とする、請求項104に記載の照明アセンブリ用ソケッ ト。 106.ランプ本体と、該本体の端部に、口金部とランプの口金部から離れる 方向に伸びる少なくとも1つのピンコネクタとを備えるランプの端部とを有する ランプを更に含み、前記照明要素は、Oリングシールが第2の壁とランプ本体と の間のシールと係合するように、ソケットの中まで伸びていることを特徴とする 、請求項104に記載の照明アセンブリ用ソケット。 107.前記基底部の壁は、実質的に平坦な壁であり、また、少なくとも1つ のコネクタは、第2の壁から離れて基底部の壁から伸びる、2つの互いに離れた 円筒状の電気コネクタを含み、第2の壁は、円筒状のコネクタの端部を超えて伸 び、Oリングシールは、円筒状のコネクタの端部と縁部との間の第2の壁上に配 置されていることを特徴とする、請求項106に記載の照明アセンブリ用ソケッ ト。 108.前記第2の壁は外面を含み、該外面は、ソケットを保持するための保 持体を受入れるための少なくとも1つの係合面を含むことを特徴とする、請求項 102に記載の照明アセンブリ用ソケット。 109.前記係合面は、第2の壁の周辺の周りに伸びる溝であることを特徴と する、請求項108に記載の照明アセンブリ用ソケット。 110.前記溝は、縦方向の幅を有し、ソケットは、溝の縦方向の幅とほぼ同 等の縦方向の幅を有する保持要素を含む、ソケットを保持するための保持体を更 に含むことを特徴とする、請求項109に記載の照明アセンブリ用ソケット。 111.前記溝は縦方向の幅を有し、ソケットは、溝の縦方向の幅より小さい 縦方向の幅を有する保持要素を含む、ソケットを保持するための保持体を更に含 むことを特徴とする、請求項109に記載の照明アセンブリ用ソケット。 112.ソケットは、溝の形状に少なくとも部分的に一致する形状を有する保 持要素を含む、ソケットを保持するための保持体を更に含むことを特徴とする、 請求項109に記載の照明アセンブリ用ソケット。 113.前記係合面は、互いに縦方向に離れて配置された、少なくとも2つの 溝であることを特徴とする、請求項108に記載の照明アセンブリ用ソケット。 114.照明アセンブリ用のソケットにおいて、 基底部の壁と、基底部の壁から第1の距離まで伸びる第2のハウジングの壁と を備えるソケット本体であって、第2のハウジングの壁は、照明要素の端部を受 入れるための囲い部と、該囲い部の端の縁部とを規定し、ピン接触子を備えた照 明要素が、縁部を通って囲い部の中まで伸びることができるようになっているソ ケット本体、並びに、 第2の壁から離れて、基底部の壁から伸び、間もなく途中で囲い部の縁部を通 って、囲い部の中に達する、照明要素のコネクタに接触するための、少なくとも 1つの円筒状の電気コネクタであって、第2の壁は、円筒状のコネクタの端部を 超えて伸びている電気コネクタ を含むことを特徴とする照明アセンブリ用ソケット。 115.前記ハウジングは、囲い部がピン接触子の他に、照明要素の少なくと も一部を囲むように、コネクタの少なくとも2倍の長さとなっていることを特徴 とする、請求項114に記載の照明アセンブリ用ソケット。 116.前記少なくとも1つの円筒状のコネクタは、互いに離れ外ソケットの 基底部の壁から伸びる2つの円筒状のコネクタを含み、また、第2の壁は、照明 要素を受入れるための実質的に環状の内面を規定し、かつ、第2の壁は、基底部 の壁から、第2の距離の少なくとも2倍の距離まで伸び、ランプ本体と、本体の 端部に、口金部とランプの口金部から離れる方向に伸びる2つのピンコネクタと を備えるランプの端部とを有するランプを更に含み、照明要素は、ピンコネクタ が円筒状のコネクタと電気的に接触するように、ソケット内まで伸び、第2の壁 は、ランプのピンコネクタの周りに、ランプの口金部を超えて伸び、口金部とラ ンプ本体の少なくとも一部を収容するようになっていることを特徴とする、請求 項114に記載の照明アセンブリ用ソケット。 117.前記ソケットは、固形のソケットであり、円筒状のコネクタはソケッ ト本体の軸に実質的に平行に並んでいることを特徴とする、請求項116に記載 の照明アセンブリ用ソケットおよびランプ。 118.前記ランプの周りを密封するためのシールを更に含むことを特徴とす る、請求項117に記載の照明アセンブリ用ソケットおよびランプ。 119.前記第2の壁は、縁部に隣接して設けた、ランプとソケットの壁との 間を密封するためのOリングの溝を含むことを特徴とする、請求項118に記載 の照明アセンブリ用ソケットおよびランプ。 120.前記ソケットは、コネクタに電流を供給するための導電体と、導電体 用の開口を規定する壁とを更に含み、ソケットの接続部が、ソケット内で密封さ れるように、導電体用のシールを更に含むことを特徴とする、請求項119に記 載の照明アセンブリ用ソケットおよびランプ。 121.前記第2の壁は、第2の壁とランプとの間を密封するためのシール要 素を含むことを特徴とする、請求項114に記載の照明アセンブリ用ソケット。 122.前記シール要素は、第2の壁内に配置されたOリングシールであるこ とを特徴とする、請求項121に記載の照明アセンブリ用ソケット。 123.照明アセンブリ用のソケットにおいて、 基底部の壁と、基底部の壁から第1の距離まで伸びる第2の壁とを備えたソケ ット本体であって、第2のハウジングの壁は、囲い部と、囲い部の端の縁部とを 規定し、ピン接触子を備える照明要素が、縁部を通って囲い部の中まで伸びるこ とができるようになっているソケット本体と、 第2の壁から離して配置した、照明要素のコネクタに接触するための、少なく とも1つの円筒状の電気コネクタ、並びに、 ソケット本体用で、ソケット本体に対して回転およびスライドの少なくともい ずれか1つが可能なホルダーであって、ホルダーを取付け面に取り付けるための 取付け要素を更に含むホルダー を含むことを特徴とする照明アセンブリ用ソケット。 124.前記ソケットは、壁の周辺の周りに伸びる溝を更に含むことを特徴と する、請求項123に記載の照明アセンブリ用ソケット。 125.前記ホルダーは、ある長さを有するソケット係合要素を含み、ソケッ トの溝は、ソケット係合要素の長さより大きい縦方向の長さを有することを特徴 とする、請求項123に記載の照明アセンブリ用ソケット。 126.前記ホルダーを受入れるために、第1の溝から離れた第2の溝を更に 含むことを特徴とする、請求項123に記載の照明アセンブリ用ソケット。 127.前記ソケットは、ホルダーから分離可能となっていることを特徴とす る、請求項123に記載の照明アセンブリ用ソケット。 128.前記ホルダーは、ソケットに係合し、かつ、着脱可能にソケットを保 持するための弾力性の保持要素を含むことを特徴とする、請求項127に記載の 照明アセンブリ用ソケット。 129.前記ホルダーを取付け、ソケットを保持するために位置決めするため の取付け面を更に含み、ホルダーは、取付け面に対して別の位置に移動可能であ ることを特徴とする、請求項128に記載の照明アセンブリ用ソケット。 130.前記ホルダー取付け要素は、ばねで付勢した取付け要素であることを 特徴とする、請求項129に記載の照明アセンブリ用ソケット。 131.前記取付け面は、軌道を含むことを特徴とする、請求項129に記載 の照明アセンブリ用ソケット。 132.前記取付け要素は、ばねで付勢した取付け要素であり、取付け面は軌 道を含み、ばねで付勢した取付け要素が、軌道に係合するようになっていること を特徴とする、請求項129に記載の照明アセンブリ用ソケット。 133.照明アセンブリ用のソケットにおいて、 中心を有する基底部の壁と、基底部の壁から第1の距離まで伸びる第2の壁と を備えるソケット本体であって、第2のハウジングの壁は、囲い部と、囲い部の 端の縁部とを規定し、ピン接触子を備える照明要素が縁部を通って囲い部の中ま で伸びることができるようになっているソケット本体、並びに、 少なくとも2対の円筒状の電気コネクタであって、各対の各コネクタは、同じ 対の別のコネクタに対して、基底部の壁の中心からほぼ等距離に配置され、また 、一方の対の中での間隔は、他方の対の中での間隔と異なっている電気コネクタ を含むことを特徴とする照明アセンブリ用ソケット。 134.前記少なくとも2対のコネクタは、ほぼ十字型に方向付けられている ことを特徴とする、請求項133に記載の照明アセンブリ用ソケット。 135.前記コネクタの第1の対は、T8サイズの蛍光ランプからのピンを受 入れ、コネクタの第2の対は、T5サイズの蛍光ランプからのピンを受入れるよ うになっていることを特徴とする、請求項134に記載の照明アセンブリ用ソケ ット。 136.前記ソケットに設けた、円筒状のコネクタの少なくとも1つのコネク タのソケット内での相対位置を表示するインジケータを含むことを特徴とする、 請求項135に記載の照明アセンブリ用ソケット。 137.前記コネクタは、第2の壁から離れており、照明要素のコネクタに接 触するために、基底部の壁から、第1の距離より小さい距離だけ伸びていること を特徴とする、請求項133に記載の照明アセンブリ用ソケット。 138.照明アセンブリ用のソケットにおいて、 基底部と、照明要素のコネクタに接触するための少なくとも1つの電気コネク タとを含むソケット本体と、 端部と、端部上の接触子、および、ランプから光を導き出すための本体を含む ランプであって、ランプの端部の接触子を保護するために、ランプの端部に設け た絶縁体を含むランプとを含み、かつ、 接触子は、コネクタと係合し、また、コネクタは、絶縁体と係合する突起を含 むことを特徴とする照明アセンブリ用ソケット。 139.前記突起は、コネクタ上に外向きに絶縁体側に付勢して設けた鈎針を 含むことを特徴とする、請求項138に記載の照明アセンブリ用ソケットおよび ランプ。 140.前記ソケットは、4個のコネクタを含み、その各々が、絶縁体と係合 する鈎針を含むことを特徴とする、請求項139に記載の照明アセンブリ用ソケ ットおよびランプ。 141.前記ソケットは、コネクタの配置を表示するための配置インジケータ を更に含むことを特徴とする、請求項139に記載の照明アセンブリ用ソケット およびランプ。 142.照明アセンブリ用のソケットにおいて、 基底部の壁と、基底部の壁から縁部まで伸びる単体の第2のハウジングの壁と を備えた固形のソケット本体であって、第2のハウジングの壁は、囲い部を規定 し、ピン接触子を備えた照明要素が、縁部を通って囲い部の中まで伸びることが できるようにし、また、第2の壁は、シール壁と、第2の壁とランプとの間を密 封するためのシール壁内のシール要素とを含むソケット本体、並びに、 第2の壁から離して配置した、照明要素のコネクタに接触するための、少なく とも1つの円筒状の電気コネクタ を含むことを特徴とする照明アセンブリ用ソケット。 143.前記シール壁内のシール要素は、ソケットの壁に対して圧縮可能であ ることを特徴とする、請求項142に記載の照明アセンブリ用ソケット。 144.前記シールは、ほぼ環状をなしていることを特徴とする、請求項14 2に記載の照明アセンブリ用ソケット。 145.前記円筒状のコネクタは、ハウジングの壁の軸に対して実質的に平行 に伸びていることを特徴とする、請求項142に記載の照明アセンブリ用ソケッ ト。 146.ランプの周りのランプとソケットとの間に、シールを形成する方法に おいて: ソケットに、基底部と、基底部内で基底部から伸びるコネクタ、および、シー ル要素をその中に有するハウジングの壁を設けるステップと、 ランプの端部にコネクタを設けるステップ、並びに、 ランプのコネクタがソケットのコネクタと係合するように、また、ランプがハ ウジング内に押し込まれた時に、密封要素がソケットとランプとの間を密封する ように、ランプをハウジング内に挿入するステップ を含むことを特徴とするランプシール形成方法。 147.前記ソケットにシール要素を設けるステップは、ソケットの壁の中の 溝に、Oリングシールを配置するステップを含むことを特徴とする、請求項14 6に記載のランプ・シール形成方法。 148.前記ランプの端部に絶縁体を配置するステップを更に含むことを特徴 とする、請求項146に記載のランプ・シール形成方法。
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