JP2002500133A - ステアリングハブを備えたモーターサイクル - Google Patents

ステアリングハブを備えたモーターサイクル

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JP2002500133A
JP2002500133A JP2000527446A JP2000527446A JP2002500133A JP 2002500133 A JP2002500133 A JP 2002500133A JP 2000527446 A JP2000527446 A JP 2000527446A JP 2000527446 A JP2000527446 A JP 2000527446A JP 2002500133 A JP2002500133 A JP 2002500133A
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デル ヘイデ ヘンドリク ルーロッフ ファン
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シーカネ ベーフェー
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K21/00Steering devices
    • B62K21/005Steering pivot axis arranged within the wheel, e.g. for a hub center steering arrangement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K25/00Axle suspensions
    • B62K25/04Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork
    • B62K25/12Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with rocking arm pivoted on each fork leg
    • B62K25/22Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with rocking arm pivoted on each fork leg with more than one arm on each fork leg
    • B62K25/24Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with rocking arm pivoted on each fork leg with more than one arm on each fork leg for front wheel

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ハブステアリングを備えたモーターサイクル(50)を提供し、ハブ(1)の車軸(2)は、第1サポートアーム(56)に固定して接続されると共にハブ本体(3)に対して回転可能に設置されている。第2サポートアーム55は、前部旋回軸点(60、61)および後部旋回軸点(62、63)が平行でない線(A、C)上にくるように設置されている。このように前輪を取り付けることにより、サスペンションの改善ならびにハブステアリングを具備したモーターサイクル(50)の安定性向上がもたらされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明はハブステアリングとして知られているものを備えたモーターサイクル
に関し、特に、この種のモーターサイクル用の前輪サスペンション(懸架装置)
に関する。
【0002】 標準的なモーターサイクルにおいて、一般に前輪であるステアリングホイール
(操舵輪)は、そのハブと車軸によってフロントフォークに保持されている。該
車輪(ステアリングホイール)は、フロントフォークが全体としてモーターサイ
クルのフレームについて回転できるように配置されているので回転可能である。
ハブは、該車輪がその車軸を中心として回転することを可能にしているにすぎな
い。
【0003】 ステアリングホイール(前輪)をその車軸に対して回転可能にした設計もまた
知られている。そのような設計の一例がフランス特許第1,000,493号に
示されている。この公知の設計において、(駆動)車軸は、カルダン構造を用い
てハブの中に取り付けられている。該ハブと共に明らかに移動する車輪(前輪)
は、車軸について自由に回転できる。該車輪は、好ましくは弾性的に配置された
ステアリングアームを用いて操舵される。
【0004】 この公知の設計には種々の欠点がある。第1に、前記カルダン懸架装置(サス
ペンション)は振動を免れない。第2に、操舵時に車輪が回転するときの中心と
なる仮想線が車軸をまっすぐに通過しており、満足のいかないモーターサイクル
運転特性をもたらす結果となる。特に、安定性が十分とはいえない。
【0005】 米国特許第5,042,609号は、回転可能なハブを具備するモーターサイ
クルについて記載しており、そのハンドルバーの回転軸線と交差している。ハブ
は、単一のサポートアームを用いてモーターサイクルのフレームに接続されてい
る。
【0006】 欧州特許第0,432,107号は同様に旋回可能なハブを備えたモーターサ
イクルについて記載している。該モーターサイクルのフレームにしっかりと接続
された車軸を有するこのハブは、ハブを中心に回転できるように配置された車輪
を回転可能にしている。このハブに関連して該欧州特許は、該車軸が、車輪の回
転軸とハンドルバーの回転軸線とが互いに交差しないようにハンドルバーの回転
軸の前に配置されてよいことに言及している。この公知のハブは、ただ一組のサ
ポートアームによってモーターサイクルのフレームに接続されている。ステアリ
ングロッドはハブの回転部をハンドルバーに接続している。
【0007】 この種の単に一対のサポートアームを具備する構造は、比較的不安定であると
いう欠点がある。これらのサポートアームは横の力の影響で比較的容易にねじれ
てしまい、このことは前輪の位置、ひいてはモーターサイクルの安定性に影響を
与える。
【0008】 本発明の目的は、従来技術の上述した欠点およびその他の欠点を除去すること
であり、また、公知のハブステアリングを可能にするモーターサイクルに大幅に
改善された駆動(運転)特性を与えることである。
【0009】 この目的のために本発明は、フレーム、前輪、後輪およびエンジンを含み、 該前輪は、第1組のサポートアームに固定して接続された車軸と、該車軸のま
わりに配置され、かつ該車軸の長手方向に実質的に垂直である回転軸線のまわり
を回転できるように該車軸に接続されたハブ本体とを備えており、 前記第1組のサポートアームは前記フレームに対して旋回可能に接続されてい
るモーターサイクルにおいて、 前記車軸は複数の接続部品に固定して保持されており、前記第1組のサポート
アームは、それぞれ、複数の第1前部旋回軸点を介して1つの接続部品に接続さ
れると共に複数の第1後部旋回軸点を介して前記フレームに接続されており、 第2組のサポートアームは、それぞれ、複数の第2前部旋回軸点を介して1つ
の接続部品に接続されると共に複数の第2後部旋回軸点を介して前記フレームに
接続されており、前記複数の旋回軸点は、作動中、実質的に垂直平面内において
移動可能とされており、 前記前部旋回軸点を結ぶ前記回転軸線と、前記後部旋回軸点を結ぶ線とが、前
記サポートアームの上方の1点で互いに交差することを特徴とするモーターサイ
クルを提供する。
【0010】 一組の第2のサポートアームを、好ましくは第1のサポートアームに対して上
方かつほぼ平行に設けることにより、モーターサイクルのより高い安定性を達成
することができる。これらのサポートアームをそれらの旋回点が平行線上にある
のではなく、むしろ交差線上にくるように設計すれば、圧縮時に非常に有利なス
テアリング感度が得られる。
【0011】 本発明はモーターサイクルに限定されないことに注意すべきである。本発明は
、例として自動二輪車に基づいて説明されているが、“モーターサイクル”とい
う用語はエンジンモーターを具備するあるいは具備しない自転車、モペット又は
例えば三輪の車両をも意味すると理解してよい。
【0012】 本発明を図面を参照して以下により詳しく説明する。
【0013】 斜視的な部分破断図に示された本発明にかかるハブ1の態様は、車軸2、ハブ
本体3および旋回軸ピン4を含む。
【0014】 車軸2は、例えば“焼嵌め(シュリンクフィット)”によりブロック5の中に
固定して配置されており、該ブロックの中には旋回ピンもまた固定して保持され
ている。旋回軸ピン(又は回転(車)軸)4は、ハブの回転軸線Aを形成する。
この目的のため、旋回軸ピン4は回転可能で、かつハブ本体(3)が回転軸線A
を中心に回転できるようにハブ本体(3)と接続されている。車輪軸受を取り付
けるために設けられた溝8はハブ本体3の外側に配置されている。
【0015】 フランジ11を用いて、車軸2は、ハブをモーターサイクルのフレーム(不図
示)に接続するのに使われる接続部品57の中に固定して配置される。図の明確
化のために、1個のフランジ11のみが示されている。車軸2の端部は各々、対
応するフランジ11の(内側の)歯形とかみ合う歯形を備えているのが好ましく
、このようにして意図しない回転を防止できる。
【0016】 旋回(軸)点(図4中60および61)を保持するための開口部80および8
1が接続部品57aおよび57bの各々の中に配置されている。図4を参照して
以下においてより詳細に説明されるように、旋回点60および61は、モーター
サイクルのフレームについて接続部品57が旋回できるように接続部品を取り付
けるのに役に立つ。各々の接続部品57aおよび57bにおける開口部80およ
び81、そして旋回点60および61の中心点を結ぶ線は、それぞれ図1および
図2においてXおよびYで示されている。これらの線XおよびYは(モーターサ
イクルの荷重のかからない状態において)、接続部品57aおよび57b中の開
口部80を結ぶ線Zと共に単一の平面内にある。好ましくは、回転軸線Aと車軸
の中心軸線Bとの距離Dは、回転軸線Aと線XおよびYとが同一平面内に存在し
うるように選択される。換言すれば、線X、YおよびAは好ましくは線Bから等
距離にある。このことは、この種のハブを備えたモーターサイクルにとって最適
の運転(駆動)特性をもたらす。
【0017】 ステアリングブラケット65aおよび65b(このうち65bは部分的にのみ
示されている)は、ハブ本体3の両側に配置されている。ステアリングブラケッ
ト65の中に設けられた開口部69は車軸2およびハブ1の組立を簡単にしてい
る。
【0018】 図2は、図1のハブ1がどのようにしてモーターサイクルの車輪52の中に保
持されうるのかを示している。まわりに車輪52が回転可能に配置されている車
輪軸受10は、ハブ本体3中の溝8(図1参照)に取り付けられている。ステア
リングブラケット65aおよび65b(このうちブラケット65aは図面の明確
化のために一部のみが示されている)は、例えばねじ(不図示)を用いてハブ本
体にしっかりと接続されている。ステアリングブラケット65aおよび65bは
中間部品101を用いて互いに堅く接続されており、その結果、個々のステアリ
ングブラケット65aおよび65bは、お互いについて移動または回転できない
。この中間部品101は、例えば、玉継手を用いて脚部102aおよび102b
を備えた心出しブラケット102に対して旋回可能に接続されている。この心出
しブラケット102は、以下において図4を参照してより詳細に説明されている
ように、二本のブラケット脚102aおよび102bによってモーターサイクル
のフレーム51に対して旋回可能に取り付けられている(図4も参照)。この心
出しブラケットは、車軸2に平行な中間部品101の位置でステアリングブラケ
ット65aおよび65bのいかなる変位をも防止する。これによりモーターサイ
クル50に関して改善された操舵特性がもたらされる。
【0019】 接続部品71はステアリングブラケット65をハンドルバーに接続する(図4
参照)。これらの接続部品は、フレーム51に関して車輪52が弾性的に移動で
きるようにするために、お互いに、かつ、ステアリングブラケット65の両者に
ついて旋回できるように取り付けられている。
【0020】 さらに、ステアリングブラケット65aおよび65bは、ハンドルバー70(
図4参照)の操舵運動をステアリングブラケット65aおよび65bとそれに取
り付けられたハブ本体3とに伝達できるようにするために、下部接続部品71に
対する旋回取付位置で、スリーブ73によって互いに接続されている。
【0021】 図2からわかるように、まわりにタイヤ58が配置された車輪52はハブ1の
回転軸線Aを中心にして回転可能である。
【0022】 図3は、本発明のモーターサイクルの前部サスペンション(懸架装置)の所定
の位置に組み込まれたステアリング(操舵)ハブを示し、該図は、図1の線B、
すなわち車軸2の中心軸線上の水平図における断面図を示す。図1と同様に、図
3は、ハブ1を示しており、その車軸2がブロック5の中にしっかりと、すなわ
ち、回転不能に保持されている。該ブロック5は、旋回軸ピン4のまわりに固定
して配置されており、該旋回軸ピンの一部はハブ本体3中で回転できるように配
置されている。旋回軸ピン4の中心線A(図1参照)は、図面の平面に対して垂
直ではなく、むしろこの平面に対して例えば65°の角度を形成するのが好まし
いことに注意すべきである。
【0023】 車輪軸受10は、車輪52がハブ本体3のまわりを回転できるように該ハブ本
体3上に配置されている(図2参照)。タイヤ58は車輪52上に配置されてい
る。
【0024】 ハブ1の車軸2は、接続部品57aおよび57bにしっかりと接続されており
、該接続部品の一部は(第1の)サポートアーム56aおよび56bに固定して
接続されている。図3からわかるように、該サポートアーム56aおよび56b
は、本態様においては単一ユニットを形成している。該サポートアーム56aお
よび56bからなる組立品は、図4を参照して以下においてより詳しく説明され
るように、モーターサイクルのフレームに対して(好ましくは旋回可能に)接続
されている。
【0025】 ハブ1、そして車輪52を操舵可能とするために、1又はそれ以上のブレーキ
キャリパーアタッチメント(不図示)を介して直接又は間接的に後者(車輪52
)の両側でハブ本体3に固定して接続されているステアリングブラケット65a
および65bを設ける(図1および図2参照)。車輪52の取り付けおよび取り
はずしを容易にするために、ブレーキキャリパーアタッチメントは、ハブ本体に
ステアリングブラケットが取り付けられる前にハブ本体3にまず取り付けておく
のが好ましい。ステアリングブラケット65aおよび65bは、図4を参照して
、以下においてより詳細に説明されているように、モーターサイクルのハンドル
バーに弾性的に接続されるのが好ましい。
【0026】 図3からわかるように、旋回軸ピン4の中心軸線Aは、車軸2の中心軸線Bか
ら一定の距離(図3においてDで示されている)だけ離れて位置する。車輪52
の回転軸線Aがそれゆえ車軸の中心軸線Bと交差しないという事実は、安定性が
改善されたモーターサイクルを結果としてもたらす。
【0027】 図4は本発明によるモーターサイクル50の一部についての一例としての断面
図を示す。該モーターサイクル50の後部は、例えば欧州特許第0,432,1
07号に従い慣習的な方法により構成してよい。図示されたモーターサイクル5
0はフレーム51とその中に取り付けられたエンジン54とを含む。ボルトを用
いて接続部品57に固定して接続されている本発明にかかるハブは、例えば車輪
52中に取り付けられている。接続部品57は、第1(サポート)アーム56お
よび第2(サポート)アーム55によりフレーム51に接続されている(図4に
は左側のアームのみが示されている。図3も参照)。第1アーム56は、旋回点
61および63により、それぞれ、接続部品57とフレーム51とに接続されて
いる。一方、第2アーム55は、旋回点60および62により、それぞれ、接続
部品57とフレーム51とに接続されている。支持体59およびそれに対して旋
回可能に接続されたロッド72は、第1サポートアーム56とサスペンション機
構との間に連結をもたらす。旋回点62および63は、調整可能な偏心輪91お
よび92を用いてフレームに接続されている。
【0028】 ステアリングブラケット65は、図2および図3においてより詳しく説明され
たように、ハブに接続されている。この態様においては、旋回可能に配置された
接続部品71は、ステアリングブラケット65をハンドルバー70に接続してお
り、結果的に該ハンドルバーと車輪52との間で弾性的なステアリングを可能と
する接続をもたらす。図4において、接続部品71は、図面の平面における中心
旋回軸の左側に描かれているが、右側に配置されてもよい。改善された操舵特性
を達成するためには、後者の態様が好ましい。ステアリングブラケット65とハ
ンドルバー70との間のその他の連結形態もまた可能である。
【0029】 心出しブラケット102に旋回可能に接続されている中間部品101(図2も
参照)は、ステアリングブラケット65aおよび65b上にも位置する。(フレ
ーム51の両側の)旋回軸105により、心出しブラケット102の脚部102
aおよび102bは補助ロッド103に旋回可能に接続されている。該補助ロッ
ド103もまた旋回軸104によってフレーム51に旋回可能に取り付けられて
いる。フォークと同様の形状を有する心出しブラケット102(図2参照)は、
車軸2に平行なステアリングブラケット65aおよび65bの変位を防止し、車
輪52とそれに取り付けられたステアリングブラケット65aおよび65bとの
弾性的な運動を制限することはない。
【0030】 図4からわかるように、旋回軸点60および61を結ぶ線Xは、図示された態
様において中心軸(図1、2および3においてはB)から距離D′だけ離れて位
置する。図2からわかるように、この距離D′は回転軸(旋回軸ピン4の中心軸
)と車軸2の中心軸Bとの間の距離Dと一致する。さらに、本態様においては、
線AおよびBの方向づけは同一である。結果として、回転軸(図1のA)は、前
部回転軸点60および61を結ぶ線Xと同一平面内にある。この結果は、最適ト
レイル効果Nである。図4に描かれているように、該トレイル効果Nは、車輪が
地面に接する点と回転軸(線XおよびYと共通の平面に位置する)が地面と交差
する点との間の距離に等しい。該トレイル効果は前記距離D又はD′を変化させ
ることにより変えることができるのは明らかである。該距離D(図1および3)
とD′(図4)とは等しいのが好ましいが、これは必須ではない。
【0031】 上述した線XおよびAの方向づけは、モーターサイクル50の運転特性を部分
的に決定する。本実施態様においては、一方となる線XおよびAと、他方となる
水平面(地面)との間の角度はおよそ65°である。原理的には、約45°乃至
90°の間の角度が可能であり、60°と70°との間が好ましい。線Xおよび
Aは好ましくは同一の方向づけ(水平面に対する角度)を有するが、これは本質
的ではなく、それらは互いに異なる角度であってもよい。
【0032】 図4からわかるように、後部旋回軸点62および63を結ぶ線Cは線Aおよび
Xと平行ではない。図示された態様においては、線AおよびCは、およそ35°
の角度αをなす。本発明によれば、該角度αはゼロよりも大きい。角度αは好ま
しくは10°と60°との間にあり、特に30°と40°との間が好ましい。調
整可能な偏心輪(円)91および92は線C、ひいては角度αの方向づけを変更
するのに用いることができる。
【0033】 ところで、本発明のモーターサイクルによれば、第1および第2のサポートア
ーム56および55は完全には平行ではなく、むしろ図4に示すように、例えば
10°の角度を有する。
【0034】 泥よけは図面の明瞭化のために図示されていない。しかしながら、泥よけは良
好な保護作用を与えるために、ステアリングブラケットに容易に接続できる。ス
テアリングブラケットの特別の態様においては、泥よけはステアリングブラケッ
トと一体化して形成される。この結果、何ら追加の取付手段を必要としない。
【0035】 本発明が、説明された態様に限定されず、本発明の範囲から逸脱することなく
多数の修正および追加が可能であることは当業者にとって明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる前部サスペンション(懸架装置)の一部を具備したハブの斜視
図である。
【図2】 モーターサイクルの車輪内における図1のハブに関する同様の斜視図である。
【図3】 本発明によるモーターサイクルの前輪の部分断面図である。
【図4】 本発明によるハブステアリングを具備したモーターサイクルの側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム(51)、前輪(52)、後輪(53)およびエン
    ジン(54)を含み、 該前輪(52)は、第1組のサポートアーム(56)に固定して接続された車
    軸(2)と、該車軸(2)のまわりに配置され、かつ該車軸(2)の長手方向に
    実質的に垂直である回転軸線(A)のまわりを回転できるように該車軸(2)に
    接続されたハブ本体(3)とを備えており、 前記第1組のサポートアーム(56)は前記フレーム(51)に対して旋回可
    能に接続されているモーターサイクル(50)において、 前記車軸(2)は複数の接続部品(57)に固定して保持されており、前記第
    1組のサポートアーム(56)は、それぞれ、複数の第1前部旋回軸点(61)
    を介して1つの接続部品(57)に接続されると共に複数の第1後部旋回軸点(
    63)を介して前記フレーム(51)に接続されており、 第2組のサポートアーム(55)は、それぞれ、複数の第2前部旋回軸点(6
    0)を介して1つの接続部品(57)に接続されると共に複数の第2後部旋回軸
    点(62)を介して前記フレーム(51)に接続されており、前記旋回軸点(6
    0、61、62、63)は、作動中、実質的に垂直平面内において移動可能とさ
    れており、 前記前部旋回軸点(60、61)を結ぶ前記回転軸線(A)と、前記後部旋回
    軸点(62、63)を結ぶ線(C)とが、前記サポートアーム(55、56)の
    上方の1点で互いに交差することを特徴とするモーターサイクル(50)。
  2. 【請求項2】 前記二本の線(A、C)が30°から40°の角度を有する
    請求項1に記載のモーターサイクル。
  3. 【請求項3】 前記前部旋回軸点(60、61)が、前記ハブ(1)の回転
    軸線(A)と同一平面内にある前記接続部品(57)の中に存在する請求項1又
    は2に記載のモーターサイクル。
  4. 【請求項4】 前記第1組のサポートアーム(56a、57b)が単一ユニ
    ットを形成する請求項1乃至3の一に記載のモーターサイクル。
  5. 【請求項5】 前記回転軸線(A)と前記車軸(2)の中心軸線(B)とが
    互いに距離(D′)だけ離れて位置する請求項1乃至4の一に記載のモーターサ
    イクル。
  6. 【請求項6】 前記回転軸線(A)と車軸(2)の中心軸線(B)との間の
    距離(D)が3乃至5cmの間である請求項4に記載のモーターサイクル。
  7. 【請求項7】 前記ハブ(1)の車軸(2)が、前記前部旋回軸点(60、
    61)を結ぶ線(A、X)から距離(D′)だけ離れて配置され、該距離が好ま
    しくは前記回転軸線(A)と車軸(2)の中心軸線との間の距離に等しい請求項
    5又は6に記載のモーターサイクル。
  8. 【請求項8】 前記ハブ本体(3)が二つの実質的に対称な部品からなる請
    求項1乃至7の一に記載のモーターサイクル。
  9. 【請求項9】 前記ハブ(1)が車輪軸受(10)を取り付けるための溝(
    8)を具備する請求項1乃至8の一に記載のモーターサイクル。
  10. 【請求項10】 前記車軸(2)が、前記二つの前部旋回軸点(60、61
    )から離れて配置されている請求項1乃至9の一に記載のモーターサイクル。
  11. 【請求項11】 複数のステアリングブラケットが、前記回転軸線(A)に
    関して前記ハブ本体(3)を回軸させる目的でハブ本体(3)に取り付けられて
    いる請求項1乃至10の一に記載のモーターサイクル。
  12. 【請求項12】 前記ステアリングブラケット(65)が、少なくとも一の
    中間部品(101)を用いて互いに固定して接続されている請求項1乃至11の
    一に記載のモーターサイクル。
  13. 【請求項13】 前記中間部品(101)が、前記車軸(2)に対して平行
    に変位する可能性がないように前記フレーム(51)に接続されている請求項1
    2に記載のモーターサイクル。
  14. 【請求項14】 泥よけが前記ステアリングブラケット(65)と一体化し
    て形成されている請求項11に記載のモーターサイクル。
JP2000527446A 1998-01-05 1999-01-04 ステアリングハブを備えたモーターサイクル Pending JP2002500133A (ja)

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NL1007955 1998-01-05
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