JP3170032B2 - 自動車のフロントサスペンション - Google Patents

自動車のフロントサスペンション

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JP3170032B2
JP3170032B2 JP10041792A JP10041792A JP3170032B2 JP 3170032 B2 JP3170032 B2 JP 3170032B2 JP 10041792 A JP10041792 A JP 10041792A JP 10041792 A JP10041792 A JP 10041792A JP 3170032 B2 JP3170032 B2 JP 3170032B2
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のフロントサスペ
ンションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ほぼL字型のロアアームを用い該ロアア
ームの揺動軸を車体前後方向に配置したフロントサスペ
ンションは従来より公知である(例えば株式会社山海堂
発行「自動車工学全書11巻ステアリング,サスペンシ
ョン」第23頁参照)。このL字型のロアアームは図
3,図4に示すように前輪の回転中心線にほぼ沿う第1
アーム部bと前輪回転中心付近から斜め後方又は斜め前
方へ延びる第2アーム部cとからなるL字形状をなし、
該L字形状のコーナ部を前輪回転中心近傍において前輪
支持体であるハウジングdに結合し、該第1,第2の各
アーム部b,cの各内端部を車体前後方向の同一中心線
上において回動可能なるよう車体側部材にブッシュを介
して軸着し、該L字型ロアアームaの前方又は後方にス
テアリング装置のタイロッドeの配設スペースを形成し
た構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにL字型ロ
アアームを有するフロントサスペンションは、横剛性を
高くして操安性の向上をはかるという面では有利である
が、第1と第2のアーム部b,cの車体側部材への軸着
点間の距離Sが常に不変であるので、該前後2つの軸着
部にそれぞれ介装されているブッシュは前後剛性上並列
バネとなり、前後剛性を軟らかくして乗り心地を向上さ
せる上で不利であり、従来は上記横剛性と前後剛性との
両立のために、上記ブッシュでの横方向バネ定数と前後
方向バネ定数の妥協点のチューニング等で改善をはかっ
ているが、そのような調整には限界がある。又制動時等
タイヤに後引き荷重が作用したときステアアウトとする
ことが望ましいが、図4に示すように第2アーム部cが
前方へ延びている形式のものでは後引き荷重に対してス
テアインとなり、操安性及び旋回制動時の安定性の面で
好ましくないといった課題を有している。
【0004】本発明はL字型ロアアームを有するフロン
トサスペンションの上記のような従来の課題に対処する
ことを主目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のように
第1アーム部と第2アーム部とからなるL字型ロアアー
ムを有する自動車のフロントサスペンションにおいて、
第1アーム部を第2アーム部と別体に構成し、該第1ア
ーム部の外端部を第2アーム部の外端部近傍位置にほぼ
水平面上を前後方向に回動可能に結合したことを第1の
特徴とし、上記第1アーム部をその前方又は後方に配設
されるステアリング装置のタイロッドに対して、ほぼ水
平面上において内端部側の間隔より外端部側の間隔が広
くなるよう角度をもたせて配設したことを第2の特徴と
するものである。
【0006】
【作用】上記のようにL字型ロアアームの第1アーム部
と第2アーム部とを別体に構成し、第1アーム部を第2
アーム部にほぼ水平面上を前後方向に回動可能に結合し
たことにより、第1アーム部の車体側ブッシュの横方向
バネ定数が前後剛性に影響を与えないので、必要とする
横剛性を確保した上で前後剛性を軟らかくして乗り心地
の向上をはかることができると共に、上記第1アーム部
と第2アーム部との結合位置が変わってもサスペンショ
ンジオメトリに影響を与えないので、タイロッドに対し
ほぼ水平面上において外側が広がるよう第1アーム部に
角度をもたせることにより、制動時等の後引き荷重に対
しステアアウトとなり、旋回制動時の安定性向上やアク
セルオフ時のタックイン防止等をはかることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図1及び図2を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明の第1の実施例を示す平面図
であり、1は前輪5の回転中心の近くで前輪回転中心線
にほぼ沿う第1アーム部2と前輪5の回転中心の近くか
ら斜め後方に延びる第2アーム部3とからなるL字型ロ
アアームであり、4は前輪5の支持体であるハウジン
グ、6はステアリング装置のタイロッドである。
【0009】L字型ロアアーム1は、従来は第1アーム
部と第2アーム部とが一体に構成されていたが、本発明
では第1アーム部2を第2アーム部3と別体に構成し、
第2アーム部3の外端部をハウジング4の輪回転中心
近傍位置に結合し、内端を前輪回転中心より後方に離れ
た位置において図示しない車体側部材にブッシュを介し
て回動可能に軸着し、第1アーム部2はその外端を上記
第2アーム部3の外端近傍位置にほぼ水平面上を前後方
向に回動可能なるよう結合し、前輪回転中心線にほぼ沿
ってその内端を図示しない車体側部材にブッシュを介し
て回動可能に軸着し、L字型ロアアーム1が車体中心線
にほぼ平行な揺動軸X−Xまわりに上下揺動する構造と
している。尚、上記第1アーム部2はその前方に配設さ
れるタイロッド6に対し、ほぼ水平面上において内端部
側の間隔より外端部側の間隔が広くなるよう所定の角度
αをもって傾斜した構造となっている。
【0010】図2は本発明の第2の実施例を示すもの
で、この例はステアリング装置のタイロッド6がL字型
ロアアーム1の後方に配設される形式のフロントサスペ
ンションに本発明を適用したものであり、図1に示す第
1実施例と前後逆の構成となっているだけで、基本的構
成は図1のものと同じであり、図1と同一の符号は図1
と同じ部分を表している。
【0011】上記のように第1アーム部2を第2アーム
部3に回動可能に結合したことにより、タイヤに前後力
がかかった時、第1アーム部2と第2アーム部3のそれ
ぞれの車体側部材への軸着点BとCのうち、B点はほと
んど動かないがC点はブッシュの弾性変形にて前後方向
へ独立して変位できるので、B点のブッシュのバネ定数
は前後バネに付加されず、必要とする横剛性を確保した
上で前後剛性を従来構造のものより軟らかくして乗り心
地の向上(ハーシュネス対策等)をはかることができ
る。
【0012】又、第1アーム部2と第2アーム部3とを
回動可能に結合したピボット点Pの位置にかかわらずL
字型ロアアーム1の揺動軸X−Xは不変であり、キング
ピン軸を決めるA点を変更しなければP点の位置が変わ
ってもジオメトリは不変であるので、上記P点を前後力
コンプライアンス上適正な位置に自由に設定でき、従っ
て前後力ステア特性の設定自由度の増大(旋回制動時の
安定性向上,タックインの向上等)をはかることができ
る。即ち、上述したようにタイロッド6の配設位置に関
係なく第1アーム部2をタイロッド6に対し角度αをも
って外方に広がるようP点を設定でき、このようにする
ことにより、制動時や凹凸路面走行時にタイヤに後引き
荷重が作用した時、タイロッド前置き(図1)の場合の
みならずタイロッド後置き(図2)の場合でも鎖線示の
ようにステアアウトとすることができ、旋回制動時の安
定性向上及びアクセルオフ時のタックインの防止をはか
ることができ、又図2の場合B点をアクスルシャフト7
と所定の隙間をもった位置に配置しても第1アーム部2
をタイロッド6に対して所定角度αをもって外方に広が
るようP点を設定することが可能となる等、レイアウト
の自由度増大をもはかることができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、L字型ロ
アアームを有するフロントサスペンションにおいて、該
L字型ロアアームの前輪回転中心線に近い方のアーム部
(第1アーム部)を他方のアーム部(第2アーム部)に
ほぼ水平面上を前後方向に回動可能に結合したことによ
り、必要な横剛性を確保した上で前後剛性を軟らかくす
ることができ、乗り心地の向上をはかることができ、又
上記前輪回転中心線に近い方のアーム部(第1アーム
部)をタイロッドに対しほぼ水平面上において外側に広
がるよう角度をもたせて配設することが自由にでき、こ
れにより前後力ステア特性設定の自由度が大幅に増大
し、旋回制動時の安定性向上やアクセルオフ時のタック
インの防止をはかることができるもので、構造簡単,コ
スト低廉なることと相俟って実用上多大の効果をもたら
し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す平面説明図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示す平面説明図であ
る。
【図3】従来のL字型ロアアームを有するフロントサス
ペンションの一例を示す平面説明図である。
【図4】従来のL字型ロアアームを有するフロントサス
ペンションの他の例を示す平面説明図である。
【符号の説明】
1 L字型ロアアーム 2 第1アーム部 3 第2アーム部 4 ハウジング 5 前輪 6 タイロッド 7 アクスルシャフト

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪の回転中心付近から前輪回転中心線
    にほぼ沿って配設される第1アーム部と前輪回転中心付
    近から斜め後方又は斜め前方へ延びる第2アーム部とか
    らなるL字型ロアアームを有し該L字型ロアアームにて
    前輪を前後に延びる車体中心線にほぼ平行な揺動軸回り
    に上下揺動可能に支持したフロントサスペンションにお
    いて、上記第1アーム部を第2アーム部と別体に構成
    し、第2アーム部の外端部を前輪支持体であるハウジ
    ングの前輪回転中心近傍位置に上下及び前後に回動可能
    に結合し、該第2アーム部の内端部を前輪回転中心より
    斜め後方又は斜め前方の車体側部材にブッシュを介して
    上下揺動可能に軸着し、上記第1アーム部は前輪回転中
    心線にほぼ沿って配設され、その外端部を上記第2アー
    ム部の外端部近傍位置にほぼ水平面上を前後方向に回動
    可能に結合しその内端部を車体側部材にブッシュを介し
    て上下揺動可能に軸着したことを特徴とする自動車のフ
    ロントサスペンション。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車のフロントサスペ
    ンションにおいて、L字型ロアアームの前方又は後方に
    配設されるステアリング装置のタイロッドに対し、第1
    アーム部をほぼ水平面上においてその内端部側の間隔よ
    り外端部側の間隔が広くなるよう角度をもたせて配設し
    たことを特徴とする自動車のフロントサスペンション。
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