JP2002372253A - 浴室用暖房機 - Google Patents

浴室用暖房機

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JP2002372253A JP2001183523A JP2001183523A JP2002372253A JP 2002372253 A JP2002372253 A JP 2002372253A JP 2001183523 A JP2001183523 A JP 2001183523A JP 2001183523 A JP2001183523 A JP 2001183523A JP 2002372253 A JP2002372253 A JP 2002372253A
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Hiroyuki Ishida
裕之 石田
Shinji Adachi
真二 足立
Kayo Ebara
加代 荏原
Yutaka Hayashi
裕 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温風用ヒーターを用いて循環用送風機を強風
運転する暖房と輻射用ヒーターを用いて循環用送風機を
弱風運転する暖房の切り替えを自動的に行えるように
し、快適な暖房を行うことを目的とする。 【解決手段】 循環用送風機2と、温風用ヒーター4
と、輻射用ヒーター5と、人体検知センサー11と、操
作部10と、人体検知センサー11および操作部10か
らの入力により循環用送風機2、温風用ヒーター4、輻
射用ヒーター5を制御する制御部21とを備え、操作部
10からの設定により暖房を開始したとき温風用ヒータ
ー4をON状態にし循環用送風機2を強風運転して暖房
を行い、人体検知センサー11から制御部21に第1の
所定時間入力があったとき循環用送風機2を弱風運転に
切り替え、人体検知センサー11から更に第2の所定時
間継続して入力があったとき温風用ヒーター4をOFF
して輻射用ヒーター5をON状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室内の空気を暖
める機能を持つ浴室用暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、浴室の換気に加え、入浴時に浴室
内を暖房する機器が急速に普及してきている。
【0003】従来のこの種の浴室用暖房機は図6のよう
なものである。図において、101は浴室用暖房機の本
体であり、浴室の天井に埋め込んで設置される。102
は浴室内の空気を循環させる循環用送風機であり、浴室
内の空気を本体101内に吸い込み再び浴室内に吹き出
す温風経路103を形成する。104は温風経路103
内に設けられ温風経路103を通る空気を暖める温風用
ヒーターであり、主に温風の循環により暖房を行う。1
05は温風経路103内に設けられ輻射熱の放射106
により暖房を行う輻射用ヒーターである。
【0004】107は本体1の浴室側の開口部を覆う化
粧パネル、108は化粧パネル107に形成され浴室内
の空気を本体101内に吸い込む吸い込み口、109は
化粧パネル107に形成され温風経路103内で暖めら
れた温風を吹き出す温風吹き出し口である。110は暖
房、換気、乾燥等の運転モードを設定したり運転時間を
設定したりする操作部であり、浴室に隣接した脱衣室の
壁面等に設置される。
【0005】このように構成された従来の浴室用暖房機
の暖房モードとしては、浴室内空気を温風用ヒーター1
04により暖めて浴室の洗い場方向へ大風量で送風する
ものと、輻射用ヒーター105から輻射熱を放射すると
共に浴室内空気を循環させて浴室の洗い場方向へ小風量
で送風するものとがあった。
【0006】温風用ヒーター104による暖房は浴室内
の空気を暖め、循環用送風機102により浴室内の空気
を撹拌しながら暖房できるため効率よく浴室内が暖房で
きるが、一方で風量が大きいため、温風吹き出し口10
9からの気流により入浴時は濡れた体から体温が奪われ
て、寒く感じられ、極めて不快な状態となる。一方、輻
射用ヒーター105による暖房は、輻射熱の放射を利用
しており、温風吹き出し口109からの風量も少ないの
で、気流感が少なくなり、入浴中の暖房に適している。
【0007】従来は、温風用ヒーター104を用いて循
環用送風機102を強風運転する暖房と輻射用ヒーター
105を用いて循環用送風機102を弱風運転する暖房
の切り替えを使用者が操作部110を操作することによ
って行っていた。また、暖房時間は操作部110におい
て設定し、退室後停止したい場合は操作部110の停止
ボタンを押していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の浴
室用暖房機においては、操作部110により人が暖房モ
ードの選択を行わない限り、暖房モードは切り替わらな
いため、予め入浴前に温風用ヒーター104による暖房
運転を行っていた場合、入浴時に輻射用ヒーター105
による暖房運転に切り替え忘れると、入浴時に気流によ
り寒さを感じてしまうという問題があった。
【0009】また、従来の浴室用暖房機の構成では、暖
房時間を短く設定した場合、入浴中にもかかわらず暖房
が終了し浴室内が寒くなってしまう一方、長く設定する
と退室後も長時間暖房し続ける恐れがあるという問題が
あった。
【0010】本発明は上記問題を解決するもので、温風
用ヒーターを用いて循環用送風機を強風運転する暖房と
輻射用ヒーターを用いて循環用送風機を弱風運転する暖
房の切り替えを自動的に行えるようにし、より快適な暖
房を行うことができる浴室用暖房機を得ることを目的と
する。
【0011】また、入浴中の暖房停止や暖房の切り忘れ
の恐れのない浴室用暖房機を得ることを目的とする。
【0012】さらに、浴室内の人の存在を正確に判断し
て暖房を行う浴室用暖房機を得ることを目的とするもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る浴室用暖
房機は、浴室内の空気を循環させる循環用送風機と、浴
室内を主に温風の循環により暖房する温風用ヒーター
と、輻射熱の放射によって暖房する輻射用ヒーターと、
人体の有無を検知する人体検知センサーと、運転モード
等を設定する操作部と、前記人体検知センサーおよび前
記操作部からの入力により前記循環用送風機、前記温風
用ヒーター、前記輻射用ヒーターを制御する制御部とを
備え、前記操作部からの設定により暖房を開始したとき
前記温風用ヒーターをON状態にし前記循環用送風機を
強風運転して暖房を行い、前記人体検知センサーから前
記制御部に第1の所定時間入力があったとき前記循環用
送風機を弱風運転に切り替え、前記人体検知センサーか
ら更に第2の所定時間継続して入力があったとき前記温
風用ヒーターをOFFして前記輻射用ヒーターをON状
態にするものである。
【0014】また、浴室内の空気を循環させる循環用送
風機と、浴室内を主に温風の循環により暖房する温風用
ヒーターと、輻射熱の放射によって暖房する輻射用ヒー
ターと、人体の有無を検知する人体検知センサーと、暖
房運転の待機時間を設定する操作部と、前記人体検知セ
ンサーおよび前記操作部からの入力により前記循環用送
風機、前記温風用ヒーター、前記輻射用ヒーターを制御
する制御部とを備え、前記温風用ヒーター又は前記輻射
用ヒーターによる暖房中に前記待機時間が経過した場
合、前記人体検知センサーが人の存在を検知している間
は暖房を継続し、前記人体検知センサーが人の存在を検
知しなくなったとき暖房を停止するものである。
【0015】また、浴室内の空気を循環させる循環用送
風機と、浴室内を主に温風の循環により暖房する温風用
ヒーターと、輻射熱の放射によって暖房する輻射用ヒー
ターと、人体の有無を検知する人体検知センサーである
赤外線検知センサーと、運転モード等を設定する操作部
と、前記赤外線検知センサーおよび前記操作部からの入
力により、前記循環用送風機、前記温風用ヒーター、前
記輻射用ヒーターを制御する制御部とを備え、前記赤外
線検知センサーが人の存在を検知したとき前記輻射用ヒ
ーターをON状態にし前記循環用送風機を弱風運転して
暖房を行い、前記赤外線検知センサーが人の存在を検知
しなくなってから所定の猶予時間は暖房を継続するとと
もに、前記猶予時間経過の所定時間前に使用者に予告を
行うようにするものである。
【0016】また、浴室内の空気を循環させる循環用送
風機と、浴室内を主に温風の循環により暖房する温風用
ヒーターと、輻射熱の放射によって暖房する輻射用ヒー
ターと、人体の有無を検知する人体検知センサーと、運
転モード等を設定する操作部と、前記人体検知センサー
および前記操作部からの入力により前記循環用送風機、
前記温風用ヒーター、前記輻射用ヒーターを制御する制
御部とを備え、前記人体検知センサーが人の存在を検知
したとき前記輻射用ヒーターをON状態にし前記循環用
送風機を弱風運転する入浴中暖房を行い、前記人体検知
センサーが人の存在を検知しなくなったとき前記入浴中
暖房を停止し、次に前記人体検知センサーが人の存在を
検知するまで間欠的に前記入浴中暖房を行うものであ
る。
【0017】また、浴室内の空気を循環させる循環用送
風機と、浴室内を主に温風の循環により暖房する温風用
ヒーターと、輻射熱の放射によって暖房する輻射用ヒー
ターと、人体の有無を検知する人体検知センサーと、運
転モード及び待機時間を設定する操作部と、前記人体検
知センサーおよび前記操作部からの入力により前記循環
用送風機、前記温風用ヒーター、前記輻射用ヒーターを
制御する制御部とを備え、前記操作部からの設定により
暖房を開始した後前記人体検知センサーが人の存在を検
知するまでは前記温風用ヒーターをON状態にし前記循
環用送風機を強風運転する入浴前暖房を行い、前記人体
検知センサーが人の存在を検知したとき前記温風用ヒー
ターをOFFして前記輻射用ヒーターをON状態にし前
記循環用送風機を弱風運転する入浴中暖房を行い、前記
人体検知センサーが人の存在を検知しなくなったとき前
記入浴中暖房を停止して前記待機時間が経過するまで待
機状態となり、前記待機状態中に前記操作部からの指示
により入浴前暖房を行うようにするものである。
【0018】また、浴室内の空気を循環させる循環用送
風機と、輻射熱の放射によって暖房するカーボンランプ
ヒーターと、人体の有無を検知する人体検知センサー
と、運転モード等を設定する操作部と、前記人体検知セ
ンサーおよび前記操作部からの入力により、前記循環用
送風機、前記カーボンランプヒーターを制御する制御部
とを備え、前記カーボンランプヒーターをその面が浴室
の洗い場の方向に向くように設置し、前記人体検知セン
サーが人の存在を検知したとき前記カーボンランプヒー
ターをON状態にし前記循環用送風機を弱風運転して暖
房を行うものである。
【0019】また、浴室内温度を検知する温度センサー
を備え、前記人体検知センサーとして赤外線検知センサ
ーを用い、前記温度センサーの検知温度に応じて前記赤
外線センサーの検知感度を変更するものである。
【0020】また、浴室内の空気を循環させる循環用送
風機と、浴室内を主に温風の循環により暖房する温風用
ヒーターと、輻射熱の放射によって暖房する輻射用ヒー
ターと、人体の有無を検知する人体検知センサーと、運
転モード等を設定する操作部と、浴室内の温度を検知す
る温度センサーと、浴室内の湿度を検知する湿度センサ
ーと、前記人体検知センサー、前記操作部、前記温度セ
ンサーおよび前記湿度センサーからの入力により、前記
循環用送風機、前記温風用ヒーターおよび前記輻射用ヒ
ーターを制御する制御部とを備え、前記人体検知センサ
ーが人の存在を検知したとき前記輻射用ヒーターをON
状態にし前記循環用送風機を弱風運転して暖房を行い、
前記温度センサーが所定値以上の温度を検知したとき又
は前記湿度センサーが所定値以上の湿度を検知したとき
前記輻射用ヒーターをOFFするものである。
【0021】また、前記人体検知センサーの検知範囲を
可変としたものである。
【0022】また、前記人体検知センサーとしてイメー
ジセンサーまたは超音波センサーを用いたものである。
【0023】また、前記人体検知センサーを防水構造と
したものである。
【0024】さらに、前記人体検知センサーを浴室内空
気の吸い込み口または温風吹き出し口の開口部に対向し
て設けたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1における浴室用暖房機の構成を示す一部断
面図である。図において、1は浴室用暖房機の本体であ
り、浴室の天井に埋め込んで設置される。2は浴室内の
空気を循環させる循環用送風機であり、浴室内の空気を
本体1内に吸い込み再び浴室内に吹き出す温風経路3を
形成するものである。4は温風経路3内に設けられ温風
経路3を通る空気を暖める温風用ヒーターであり、主に
温風の循環により暖房を行う。5は温風経路3内に設け
られ輻射熱の放射6により暖房を行う輻射用ヒーターで
ある。温風用ヒーター4としては例えばシーズヒーター
が用いられ、輻射用ヒーター5としては例えばハロゲン
ヒーターやコルツヒーターやカーボンランプヒーターが
用いられる。
【0026】7は本体1の浴室側の開口部を覆う化粧パ
ネル、8は化粧パネル7の循環送風機2に対向する部分
に形成され、浴室内の空気を本体1内に吸い込む吸い込
み口であり、パンチング穴となっている。9は温風経路
3内で暖められた温風を吹き出す温風吹き出し口であ
り、化粧パネル7の輻射用ヒーター5に対向する部分に
浴室の洗い場に向けて斜めにスリット状に形成されてい
る。
【0027】10は暖房、自動暖房、換気、乾燥等の運
転モードを設定したり運転時間を設定したりする操作部
であり、浴室に隣接した脱衣室の壁面等に設置される。
11は浴室内の人体の有無を検知する人体検知センサー
であり、化粧パネル7の吸い込み口8を利用して人体の
検知を行うように設置されている。21は操作部10や
人体検知センサー11からの入力により循環用送風機
2、温風用ヒーター4、輻射用ヒーター5を制御する制
御部である。また、22は浴室内の温度を検知する温度
センサー、23は浴室内の湿度を検知する湿度センサ
ー、24は浴室内の空気を浴室外に排出する換気用送風
機である。
【0028】図2は、人体検知センサー11の構成を示
す断面図である。この実施の形態においては人体検知セ
ンサー11として焦電形人感センサーなどの赤外線検知
センサーを用いた場合について説明する。この赤外線検
知センサーは、所定の温度差による赤外線入射量の変化
を検知したとき、制御部21に信号を出力する。図にお
いて、12は赤外線検知センサー部、13はLED等の
表示ランプ、14は回路素子、15は赤外線検知センサ
ー部12、表示ランプ13、回路素子14が装着された
基板、16は赤外線検知センサー部12、表示ランプ1
3、回路素子14、基板15を覆い、人体から発せられ
る赤外線を透過する樹脂により成形されたケース、17
はケース16と一体に形成され赤外線検知センサー部1
2と表示ランプ13を囲むように設けられたリブ、18
はケース16内のリブ17の外側に充填されたウレタン
防湿材である。
【0029】次に、このように構成された浴室用暖房機
の暖房の動作について、図3のフローチャートを用いて
説明する。操作部10により「自動暖房」が設定され、
自動暖房運転が継続する時間である待機時間T1(例え
ば3時間)が設定されると、自動暖房運転が開始され
(ステップS1)、待機時間T1のカウントが開始され
る(ステップS2)。自動暖房運転の開始時は、入浴前
に予め浴室内を効率よく暖房するため、制御部21によ
り温風用ヒーター4に通電してON状態にし、循環用送
風機1を強風運転させる入浴前暖房が行われる(ステッ
プS3)。
【0030】入浴前暖房を継続したまま入浴者がなく待
機時間T1を経過してしまった場合には(ステップS
4)、自動暖房は停止する(ステップS5)。また入浴
前暖房中に人体検知センサー11から制御部21に第1
の所定時間t1(例えば2秒間)入力があった場合は
(ステップS6)、制御部21は人体検知センサー11
の表示ランプ16を点灯させると共に、循環用送風機2
をまず弱風運転に切り替える(ステップS7)。その後
継続して更に第2の所定時間t2(例えば4秒間)人体
検知センサー11から入力がない場合は(ステップS
8)、制御部21は人体検知センサー11が雑音を検知
したものと判断し、再び循環用送風機2を強風運転に戻
し、温風用ヒーター4による入浴前暖房を継続する(ス
テップS3)。また、所定時間t2人体検知センサー1
1から入力があった場合は(ステップS8)、制御部2
1は人の存在を検知した、つまり、人が入室したと判断
し、温風用ヒーター4をOFFして輻射用ヒーター5を
ONし、循環用送風機1を弱風のまま運転し、入浴中暖
房を行う(ステップS9)。
【0031】人体検知センサー11からその後も継続的
に入力がある場合は(ステップS10)、制御部21は
入浴中暖房を継続する(ステップS9)。また、入浴中
暖房の継続中に人体検知センサー11からの入力がなく
なった場合は(ステップS10)、制御部21は予め設
定された猶予時間T2(例えば10分間)のカウントを
始める(ステップS11)。猶予時間T2の経過前に人
体検知センサー11から第3の所定時間t3(例えば2
秒間)の入力があった場合は(ステップS13)、猶予
時間T2のカウントを停止し(ステップS14)、入浴
中暖房を継続する(ステップS9)。また、人体検知セ
ンサー11からの入力がないまま猶予時間T2経過の3
0秒前になると、人体検知センサー11の表示ランプ1
6を点灯して浴室内に暖房停止の予告を行い、そのまま
猶予時間T2が経過すると(ステップS12)、輻射用
ヒーター5をOFFし、循環用送風機2の運転を停止し
て(ステップS15)、待機状態となる。この待機状態
は待機時間T1が経過するまで続き、待機状態中に人体
検知センサー11から第4の所定時間t4(例えば2秒
間)入力があるかどうか、また、待機時間T1が経過し
たかどうかを判断する(ステップS16、ステップS1
7)。
【0032】待機時間T1が経過するまでの間に、人体
検知センサー11から所定時間t4の入力があった場合
は(ステップS16)、人が存在すると判断し、輻射用
ヒーター5をON状態にし循環用送風機2を弱風運転し
て入浴中暖房を再開する(ステップS9)。人体検知セ
ンサー11からの入力がなく(ステップS16)、待機
時間T1が経過した場合には(ステップS17)、自動
暖房運転を停止する(ステップS18)。また、待機時
間T1が経過しても、人体検知センサー11からの入力
がある間は入浴中暖房を継続し(ステップS9)、人体
検知センサー11からの入力がなくなり(ステップS1
0)、猶予時間T2が経過し(ステップS12)、更に
人体検知センサー11からの入力がなければ(ステップ
S16)、自動暖房運転を停止する(ステップS1
8)。
【0033】このように、入浴前は温風用ヒーター4に
通電し循環用送風機2を強風運転することにより効率良
く浴室内を暖め、入浴中は輻射用ヒーター5により入浴
者に直接輻射熱を与え強風による寒さを感じないように
暖房でき、しかもその暖房の切り替えを人体検知センサ
ー11により自動的に行うため、入浴者の快適性がより
向上する。また、待機時間T1の間は人体検知センサー
11が人の存在を検知する度に入浴中暖房を行い、人の
存在を検知しない場合は暖房を停止するので、必要以上
の暖房エネルギーを消費することがなく省エネルギーに
なる。更に、待機時間T1が経過しても、人体検知セン
サー11が人の存在を検知している間は、暖房を継続す
るため、入浴中に暖房が停止してしまうことがない。
【0034】ここで、待機時間T1は、予め設定された
ものであっても良いし、使用者が自動暖房運転前に設
定、あるいは自動暖房運転の最中に変更できるようにし
ても良い。使用者が設定変更できるようにすれば、家族
の人数等ライフスタイルに合わせて調節することができ
る。待機時間T1を設けることにより、使用者が暖房の
停止操作を行う必要がなくなり、また、待機時間T1
に2人以上が入浴する場合にその都度暖房の開始操作を
する必要がなくなる。
【0035】また、入浴前暖房から入浴中暖房への切り
替えを人体検知センサー11からの入力が所定時間t1
+t2(上記の例においては6秒間)継続した場合に行
うようにしたので、人体検知センサー11が自身の温風
や湯張りなどで発生する温熱雑音によって反応して、入
浴者がいないにもかかわらず入浴中暖房に切り替わって
しまうのを防止し、入浴者の存在の判断を正確にするこ
とができる。特に、循環用送風機を強風運転し湯張りを
行う入浴前暖房中は温熱雑音が多いため、入浴者の存在
の判断には6秒程度必要である。
【0036】また、入浴前暖房から入浴中暖房への切り
替えを段階的に行う、すなわち、人体検知センサー11
からの入力が所定時間t1(上記の例においては2秒
間)継続した時点で、まず循環用送風機2の風量を下げ
るようにしたのは、人が裸で入浴した場合、入浴者の存
在を正確に判断するまでの所定時間t1+t2(上記の例
においては6秒間)強風が出続けると肌に直接風が当た
り不快を感じるからである。したがって、入浴前暖房か
ら入浴中暖房への切り替えを段階的に行うことによっ
て、寒さを感じない快適な暖房を行うことができる。
【0037】この実施の形態において人体検知センサー
11として用いた赤外線検知センサーは温度差による赤
外線入射量の変化を検知することにより人の存在を検知
するものであるため、人が湯船につかっている場合や浴
室内が30度以上になっている場合など人体温度と周囲
温度との差が小さくなると、検知が困難になることがあ
る。そこで、上記のように人体検知センサー11が人体
を検知しなくなってから入浴中暖房を停止させるまでの
間に猶予時間T2を設けることにより、浴室内に人が存
在するにもかかわらず入浴中暖房を停止してしまうのを
防止できる。ここで、猶予時間T2は、人が湯船につか
っている時間等を考慮したものである。
【0038】また、猶予時間T2の経過の所定時間前に
表示ランプ13を点灯して入浴者に暖房停止の予告をす
るようにしたので、例えば入浴者が湯船につかっている
場合には、人体検知センサー11が反応し易い洗い場の
方に入浴者が手をかざして暖房を継続させることによ
り、予期せずに暖房が停止してしまうことを防止でき
る。
【0039】なお、浴室内温度が人の体温付近にまで上
昇したことを温度センサー22が検知した場合に、制御
部21により人体検知センサー11の入力感度を高める
ように調整すれば、高温時においても人の検知を正確に
行うことができる。
【0040】また、人体検知センサー11のケース16
内にウレタン防湿材18を充填することにより、浴室で
発生する結露や湯気から回路素子14や赤外線検知セン
サー部12を保護し、水分による回路部の劣化および故
障を防止することができる。したがって、耐湿性や耐水
性の保証されない安価な赤外線検知センサーを、浴室内
のような結露や湯気の絶えず発生する環境下で使用する
ことが可能となる。
【0041】また、人体検知センサー11を化粧パネル
7の吸い込み口8に対向する位置に取り付け、パンチン
グ穴を利用して人体検知を行うようにしたので、人体検
知センサー11専用の開口部を設ける必要がなく、外観
を損なうことがない。ここで、人体検知センサー11は
温風吹き出し口9に対向する部分に取り付けて、スリッ
ト状の開口部を利用して人体検知を行うようにしても良
い。
【0042】また、輻射用ヒーター5としてカーボンラ
ンプヒーターを用いると、ピーク波長が遠赤外線領域
(特に2.5μm〜8μm)にあるため、遠赤外線の放射
量が多くなり、暖房効率が向上する。また、カーボンラ
ンプヒーターは突入電流がなく、突入電流保護回路やサ
ージ対策が不要となる。また、コルツヒーターは垂直状
態で使用するとコイルが自重で下がり使用できなかった
が、カーボンランプヒーターは炭素系材料の焼結体を発
熱体に用いているため、どのような方向でも使用でき
る。さらに、カーボンランプヒーターの発熱体は、形状
を平板状、棒状など自由に成形できるため、特に平板状
のカーボンランプヒーターを用いた場合には、その面を
浴室の洗い場に向けるように設置すると、輻射熱による
暖房をより効果的に行うことができる。
【0043】実施の形態2.図4は、この発明の実施の
形態2における浴室用暖房機に用いる人体検知センサー
の取付構造を示す斜視図である。浴室用暖房機の全体構
造は実施の形態1において説明した図1に示すものと同
じであるため、説明は省略する。図4において、図2と
同一符号は同一のものを示す。図4において、25は人
体検知センサー11を本体1に取り付ける取付板であ
り、本体1内に固定される。26は人体検知センサー1
1のケース16の両側面に形成された軸状突起であり、
取付板25に形成された穴に回動自在に挿入することに
より、人体検知センサー11が浴室用暖房機の本体1に
回動自在に取り付けられる。
【0044】図5は人体検知センサー11の検知範囲が
変化する様子を示す説明図であり、図4を横から見た図
である。図5において27は人体検知センサー11の検
知範囲である。図に示すように、人体検知センサー11
は自在に角度を変えることができ、検知範囲27は実線
で示す範囲から点線で示す範囲まで変えることができ
る。したがって、狭い浴室内で人体検知センサー11が
敏感に反応してしまう場合には人体検知センサー11の
向きを少し反応しにくい向きに変更して設置し、広い浴
室においては人体検知センサー11の向きを所定時間ご
とに自動的に変化させるようにして検知範囲を拡大すれ
ば、人体の検知精度が向上する。特に、人体検知センサ
ー11として検知範囲が狭い赤外線検知センサーを用い
た場合には効果が大きい。
【0045】実施の形態3.上記の実施の形態1におい
ては、人体検知センサー11が人の存在を検知している
間は継続的に入浴中暖房を行うようにしたが、温度セン
サー22及び湿度センサー23の検出値に応じて入浴中
暖房を制御するようにしてもよい。すなわち、温度セン
サー22が所定値以上の温度を検知したとき、又は湿度
センサー23が所定値以上の湿度を検知したとき、ある
いは温度センサー22及び湿度センサー23の両方が所
定値以上となったときに、輻射用ヒーター5の通電を停
止する。このように制御すれば、暖めすぎによるのぼせ
を防止することができる。ここで、輻射用ヒーター5の
停止に加え、循環用送風機2の運転を停止してもよい。
【0046】実施の形態4.上記実施の形態1において
は、入浴中暖房を一旦停止して待機状態になると(ステ
ップS15)、再度人体検知センサー11から入力がな
い限り入浴中暖房は再開しないため、必要以上の暖房エ
ネルギーを消費することがなく省エネルギーにはなる
が、2人目以降の人が入浴するまでに時間があくと浴室
の温度が低下してしまい、寒さを感じてしまう。そこ
で、待機状態の間、間欠的に温風用ヒーター4または輻
射用ヒーター5に通電し、循環用送風機2を運転するよ
うにしてもよい。このように運転制御すれば、2人目以
降の人も寒さを感じない、より快適な浴室暖房を実現で
きる。
【0047】また、2人目以降の入浴時に浴室内の温度
が下がっていた場合に、再度入浴前暖房(温風用ヒータ
ー4をON、循環用送風機を強風運転)を行うように入
浴者が指示できる手動ボタンを操作部10に設けてもよ
い。このように運転制御すれば、入浴前に効率的に浴室
内を暖めることができるため、寒さを感じない快適な暖
房を行うことができる。
【0048】実施の形態5.上記の実施の形態1におい
ては、人体検知センサー11として赤外線検知センサー
を用いた場合について説明したが、人体の有無を画像で
検知するイメージセンサーや音波で検知する超音波セン
サーを用いても良い。このように温度の影響を受けない
センサーを用いれば、浴室内の温度が高くなっても人体
の検知を正確に行うことができる。
【0049】実施の形態6.上記の実施の形態1におい
ては、人体検知センサー11のケース16内にウレタン
防湿材を充填させることにより防水構造とし、浴室で発
生する結露や湯気から回路素子14や赤外線検知センサ
ー部12を保護することとしたが、ケース16を密閉構
造とし、ケース16内に湿度を一定に保つ吸湿シートを
収めるようにしても良い。このように構成すれば、万一
ケース16内に水分が染み込むようなことがあっても回
路素子14や赤外線検知センサー部12を保護すること
ができる。
【0050】
【発明の効果】この発明に係る浴室用暖房機によれば、
入浴者の有無を正確に判断して快適な暖房を行うことが
できる。
【0051】また、入浴中の暖房停止や暖房の切り忘れ
を防止できる。
【0052】また、入浴中に暖房が停止してしまうこと
がなく、快適な暖房を行うことができる。
【0053】また、時間をあけて2人目以降の人が入浴
する場合でも、寒さを感じない快適な暖房を行うことが
できる。
【0054】また、時間をあけて2人目以降の人が入浴
する場合でも、入浴前に効率的に浴室内を暖めることが
できるため、寒さを感じない快適な暖房を行うことがで
きる。
【0055】また、入浴中の輻射熱による暖房をより効
果的に行うことができる。
【0056】また、安価な赤外線検知センサーを用いた
場合でも、高温時にも入浴者の有無を正確に判断できる
ため、より快適な暖房を行うことができる。
【0057】また、入浴者の有無により快適な暖房を行
うことができるとともに、暖めすぎによるのぼせを防止
できる。
【0058】また、人体検知センサーの検知範囲を可変
としたため、浴室の大小等に応じて入浴者の有無を正確
に判断し、快適な暖房を行うことができる。
【0059】また、人体検知センサーとしてイメージセ
ンサーや超音波センサーを用いたため、温度の影響を受
けずに正確に入浴者の有無を判断することができ、快適
な暖房を行うことができる。
【0060】また、人体検知センサーを防水構造とした
ため、浴室内で発生する結露や湯気から人体検知センサ
ーを保護し、入浴者の有無を正確に判断して快適な暖房
を行うことができる。
【0061】さらに、人体検知センサーを浴室内空気の
吸い込み口または温風吹き出し口の開口部に対向して設
けたため、外観を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における浴室用暖房機
の構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における浴室用暖房機
の人体検知センサーの構成を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における浴室用暖房機
の暖房動作を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態2における浴室用暖房機
の人体検知センサーの取付構造を示す斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態2における浴室用暖房機
の人体検知センサーの検知範囲を示す図である。
【図6】 従来の浴室用暖房機の構成を示す図である。
【符号の説明】
2 循環用送風機、4 温風用ヒーター、5 輻射用ヒ
ーター、8 吸い込み口、9 温風吹き出し口、10
操作部、11 人体検知センサー、12 赤外線検知セ
ンサー部、13 表示ランプ、18 ウレタン防湿材、
21 制御部、22 温度センサー、23 湿度センサ
ー、25 取付板、26 軸状突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 裕之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 足立 真二 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 荏原 加代 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 林 裕 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA06 CC06 CC08 CC11 DD01 DD02 DD08 3L071 AA01 AB03 AC02 AE01 AF05 AG01 AG06 3L072 AA08 AB06 AC02 AD13 AE01 AF11 AG01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内の空気を循環させる循環用送風機
    と、浴室内を主に温風の循環により暖房する温風用ヒー
    ターと、輻射熱の放射によって暖房する輻射用ヒーター
    と、人体の有無を検知する人体検知センサーと、運転モ
    ード等を設定する操作部と、前記人体検知センサーおよ
    び前記操作部からの入力により前記循環用送風機、前記
    温風用ヒーター、前記輻射用ヒーターを制御する制御部
    とを備え、前記操作部からの設定により暖房を開始した
    とき前記温風用ヒーターをON状態にし前記循環用送風
    機を強風運転して暖房を行い、前記人体検知センサーか
    ら前記制御部に第1の所定時間入力があったとき前記循
    環用送風機を弱風運転に切り替え、前記人体検知センサ
    ーから更に第2の所定時間継続して入力があったとき前
    記温風用ヒーターをOFFして前記輻射用ヒーターをO
    N状態にすることを特徴とする浴室用暖房機。
  2. 【請求項2】 浴室内の空気を循環させる循環用送風機
    と、浴室内を主に温風の循環により暖房する温風用ヒー
    ターと、輻射熱の放射によって暖房する輻射用ヒーター
    と、人体の有無を検知する人体検知センサーと、暖房運
    転の待機時間を設定する操作部と、前記人体検知センサ
    ーおよび前記操作部からの入力により前記循環用送風
    機、前記温風用ヒーター、前記輻射用ヒーターを制御す
    る制御部とを備え、前記温風用ヒーター又は前記輻射用
    ヒーターによる暖房中に前記待機時間が経過した場合、
    前記人体検知センサーが人の存在を検知している間は暖
    房を継続し、前記人体検知センサーが人の存在を検知し
    なくなったとき暖房を停止することを特徴とする浴室用
    暖房機。
  3. 【請求項3】 浴室内の空気を循環させる循環用送風機
    と、浴室内を主に温風の循環により暖房する温風用ヒー
    ターと、輻射熱の放射によって暖房する輻射用ヒーター
    と、人体の有無を検知する人体検知センサーである赤外
    線検知センサーと、運転モード等を設定する操作部と、
    前記赤外線検知センサーおよび前記操作部からの入力に
    より、前記循環用送風機、前記温風用ヒーター、前記輻
    射用ヒーターを制御する制御部とを備え、前記赤外線検
    知センサーが人の存在を検知したとき前記輻射用ヒータ
    ーをON状態にし前記循環用送風機を弱風運転して暖房
    を行い、前記赤外線検知センサーが人の存在を検知しな
    くなってから所定の猶予時間は暖房を継続するととも
    に、前記猶予時間経過の所定時間前に使用者に予告を行
    うことを特徴とする浴室用暖房機。
  4. 【請求項4】 浴室内の空気を循環させる循環用送風機
    と、浴室内を主に温風の循環により暖房する温風用ヒー
    ターと、輻射熱の放射によって暖房する輻射用ヒーター
    と、人体の有無を検知する人体検知センサーと、運転モ
    ード等を設定する操作部と、前記人体検知センサーおよ
    び前記操作部からの入力により前記循環用送風機、前記
    温風用ヒーター、前記輻射用ヒーターを制御する制御部
    とを備え、前記人体検知センサーが人の存在を検知した
    とき前記輻射用ヒーターをON状態にし前記循環用送風
    機を弱風運転する入浴中暖房を行い、前記人体検知セン
    サーが人の存在を検知しなくなったとき前記入浴中暖房
    を停止し、次に前記人体検知センサーが人の存在を検知
    するまで間欠的に前記入浴中暖房を行うことを特徴とす
    る浴室用暖房機。
  5. 【請求項5】 浴室内の空気を循環させる循環用送風機
    と、浴室内を主に温風の循環により暖房する温風用ヒー
    ターと、輻射熱の放射によって暖房する輻射用ヒーター
    と、人体の有無を検知する人体検知センサーと、運転モ
    ード及び待機時間を設定する操作部と、前記人体検知セ
    ンサーおよび前記操作部からの入力により前記循環用送
    風機、前記温風用ヒーター、前記輻射用ヒーターを制御
    する制御部とを備え、前記操作部からの設定により暖房
    を開始した後前記人体検知センサーが人の存在を検知す
    るまでは前記温風用ヒーターをON状態にし前記循環用
    送風機を強風運転する入浴前暖房を行い、前記人体検知
    センサーが人の存在を検知したとき前記温風用ヒーター
    をOFFして前記輻射用ヒーターをON状態にし前記循
    環用送風機を弱風運転する入浴中暖房を行い、前記人体
    検知センサーが人の存在を検知しなくなったとき前記入
    浴中暖房を停止して前記待機時間が経過するまで待機状
    態となり、前記待機状態中に前記操作部からの指示によ
    り入浴前暖房を行うことを特徴とする浴室用暖房機。
  6. 【請求項6】 浴室内の空気を循環させる循環用送風機
    と、輻射熱の放射によって暖房するカーボンランプヒー
    ターと、人体の有無を検知する人体検知センサーと、運
    転モード等を設定する操作部と、前記人体検知センサー
    および前記操作部からの入力により、前記循環用送風
    機、前記カーボンランプヒーターを制御する制御部とを
    備え、前記カーボンランプヒーターをその面が浴室の洗
    い場の方向に向くように設置し、前記人体検知センサー
    が人の存在を検知したとき前記カーボンランプヒーター
    をON状態にし前記循環用送風機を弱風運転して暖房を
    行うことを特徴とする浴室用暖房機。
  7. 【請求項7】 浴室内温度を検知する温度センサーを備
    え、前記人体検知センサーとして赤外線検知センサーを
    用い、前記温度センサーの検知温度に応じて前記赤外線
    センサーの検知感度を変更することを特徴とする請求項
    1ないし請求項6記載の浴室用暖房機。
  8. 【請求項8】 浴室内の空気を循環させる循環用送風機
    と、浴室内を主に温風の循環により暖房する温風用ヒー
    ターと、輻射熱の放射によって暖房する輻射用ヒーター
    と、人体の有無を検知する人体検知センサーと、運転モ
    ード等を設定する操作部と、浴室内の温度を検知する温
    度センサーと、浴室内の湿度を検知する湿度センサー
    と、前記人体検知センサー、前記操作部、前記温度セン
    サーおよび前記湿度センサーからの入力により、前記循
    環用送風機、前記温風用ヒーターおよび前記輻射用ヒー
    ターを制御する制御部とを備え、前記人体検知センサー
    が人の存在を検知したとき前記輻射用ヒーターをON状
    態にし前記循環用送風機を弱風運転して暖房を行い、前
    記温度センサーが所定値以上の温度を検知したとき又は
    前記湿度センサーが所定値以上の湿度を検知したとき前
    記輻射用ヒーターをOFFすることを特徴とする浴室用
    暖房機。
  9. 【請求項9】 前記人体検知センサーの検知範囲を可変
    としたことを特徴とする請求項1ないし請求項8の何れ
    かに記載の浴室用暖房機。
  10. 【請求項10】 前記人体検知センサーとしてイメージ
    センサーまたは超音波センサーを用いたことを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項4、請求項5、請求項6
    または請求項8の何れかに記載の浴室用暖房機。
  11. 【請求項11】 前記人体検知センサーを防水構造とし
    たことを特徴とする請求項1ないし請求項10の何れか
    に記載の浴室用暖房機。
  12. 【請求項12】 前記人体検知センサーを浴室内空気の
    吸い込み口または温風吹き出し口の開口部に対向して設
    けたことを特徴とする請求項1ないし請求項11の何れ
    かに記載の浴室用暖房機。
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