JP2007232297A - 浴室暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】浴室の天井や壁面に設置され、浴室を暖めるために暖房運転している際に人が浴室に入ると、直接吹出し風が当たり肌寒く感じるという浴室暖房装置において、人検出手段により人を検出し、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を入室した人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置を提供することを目的とする。
【解決手段】浴室暖房装置1は浴室内空気を循環させる循環ファン2と、循環ファン2によって吸込まれた浴室内空気に熱を与えるPTCヒータ3と、PTCヒータ3によって暖められた空気の吹出し方向を決める風向板4と、風向板4を稼動させるステッピングモータ5と、人の存在を検知する人感センサ6とを備え、人感センサ6の検知の有無により風向板4の角度を変更することにより、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を入室した人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置を得られる。
【選択図】図1
【解決手段】浴室暖房装置1は浴室内空気を循環させる循環ファン2と、循環ファン2によって吸込まれた浴室内空気に熱を与えるPTCヒータ3と、PTCヒータ3によって暖められた空気の吹出し方向を決める風向板4と、風向板4を稼動させるステッピングモータ5と、人の存在を検知する人感センサ6とを備え、人感センサ6の検知の有無により風向板4の角度を変更することにより、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を入室した人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置を得られる。
【選択図】図1
Description
本発明は、浴室の天井又は側壁に設置し、浴室内の暖房を行う浴室暖房装置に関する。
従来、この種の浴室暖房装置は、下記に記載されたものが知られている(例えば特許文献1)。
以下、その浴室暖房装置について図9を参照しながら説明する。
浴室暖房乾装置100は、浴室の天井または壁面に設置され、吸込み口101より吸込んだ浴室内空気を送風機102により熱交換器103を介して吹出し口104を通して浴室側へ送風することにより、浴室内を暖めるものである。
特開平7−171299号公報
このような従来の浴室暖房装置では、暖房運転中に人が浴室に入ると、吹出し風が直接当たり肌寒く感じるという課題があり、浴室に居る人へ直接吹出し風が当たらなくすることが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、浴室に人が居るかどうかを検出し、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を変更することができ、またその吹出し風が直接浴室利用者へ当たらない浴室暖房装置を提供することを目的としている。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、浴室内の空気を循環させる循環手段と、前記循環手段によって吸込まれた浴室内空気に熱を与える熱供給手段と、前記熱供給手段によって暖められた空気の吹出し方向を決める風向板と、前記風向板を稼動させる稼動手段と、人の存在を検知する人検知手段とを備えた浴室暖房装置であって、前記人検出手段の検知結果をもとに、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることにより、前記循環手段から出る吹出し風の方向を制御するものである。
この手段により、浴室に人が居るかどうかを検出することができ、また自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置が得られる。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、暖房運転中に前記人検出手段が人を検知すると、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることにより、前記循環手段から出る吹出し風の方向を制御するものである。
この手段により、浴室に人が居るかどうかを検出することができ、また自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置が得られる。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、循環手段から出る吹出し風の方向が、被検知人に直接当たらない方向であるものである。
この手段により、浴室に人が居るかどうかを検出することができ、また自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置が得られる。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、浴室の天井に設置され、暖房運転中に前記人検出手段が人を検知すると、前記循環手段からでる吹出し風が天井沿いに吹くように、前記稼動手段により前記風向板を稼動させるものである。
この手段により、浴室に人が居るかどうかを検出することができ、また自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置が得られる。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、浴室の壁面に設置され、暖房運転中に前記人検出手段が人を検知すると、前記循環手段からでる吹出し風が壁面沿いに吹くように、前記稼動手段により前記風向板を稼動させるものである。
この手段により、浴室に人が居るかどうかを検出することができ、また自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置が得られる。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、前記人検知手段は少なくとも二つ以上であり、少なくとも一つ以上の検知結果をもとに、前記循環手段から出る吹出し風の方向を制御するものである。
この手段により、浴室に人が居るかどうかを検出することができ、また自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置が得られる。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、前記人検出手段において各検知範囲が重複しないものである。
この手段により、浴室に人が居るかどうかを検出することができ、また自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置が得られる。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、前記循環手段からでる吹出し風が、前記人検出手段において人を検知しなかった他の人検知手段の検知範囲へ吹くようにするものである。
この手段により、浴室に人が居るかどうかを検出することができ、また自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置が得られる。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、前記人検出手段が人を検知しなくなった後、一定時間経つと、前記循環手段から出る吹出し風の方向を、前記人検知手段が人を検知する直前の状態へ戻すものである。
この手段により、浴室に人が居る時にのみ、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができ、人が居なくなると効率良く直前の運転を続けることができる浴室暖房装置が得られる。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、前記一定時間を使用者が変更できるものである。
この手段により、浴室使用者が短時間浴室を出た場合に、再度浴室に入室した際、浴室暖房装置の吹出し風が直接当たらないようにできる浴室暖房装置が得られる。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、前記人検知手段に可動部を設け、可動部を動かすことにより、前記人検知手段の検知範囲を使用者が変更することができるようにしたものである。
この手段により、浴室に人が居るかどうかを精度よく検出し、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置が得られる。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、前記循環手段から出る吹出し風の方向の制御を、使用者が停止することが可能であるようにしたものである。
この手段により、通常時は自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更でき、使用者が吹出し風を気にしない時は停止することができる浴室暖房装置が得られる。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、前記停止が一定時間であるようにしたものである。
この手段により、一定時間後は浴室に人が居るかどうかを検出し、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置が得られる。
本発明の浴室暖房装置は上記目的を達成するために、前記一定時間を使用者が変更できるようにしたものである。
この手段により、使用者の好みの時間のみ吹出し風の方向制御を停止し、その後には浴室に人が居るかどうかを検出し、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができる浴室暖房装置が得られる。
本発明によれば、浴室内の空気を循環させる循環手段と、前記循環手段によって吸込まれた浴室内空気に熱を与える熱供給手段と、前記熱供給手段によって暖められた空気の吹出し方向を決める風向板と、前記風向板を稼動させる稼動手段と、人の存在を検知する人検知手段とを備えた浴室暖房装置であって、前記人検出手段の検知結果をもとに、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることにより、前記循環手段から出る吹出し風の方向を制御することができ、そして、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
また、暖房運転中に前記人検出手段が人を検知すると、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることにより、前記循環手段から出る吹出し風の方向を制御することができ、そして、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
また、循環手段から出る吹出し風の方向が、被検知人に直接当たらない方向であることにより、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
また、浴室の天井に設置され、暖房運転中に前記人検出手段が人を検知すると、前記循環手段からでる吹出し風が天井沿いに吹くように、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることにより、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
また、浴室の壁面に設置され、暖房運転中に前記人検出手段が人を検知すると、前記循環手段からでる吹出し風が壁面沿いに吹くように、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることができ、そして、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
また、前記人検知手段は少なくとも二つ以上であり、少なくとも一つ以上の検知結果をもとに、前記循環手段から出る吹出し風の方向を制御することができ、そして、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
また、前記人検出手段において各検知範囲が重複しないことにより、浴室に人が居るかどうかを検出することができ、また自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
また、前記循環手段からでる吹出し風が、前記人検出手段において人を検知しなかった他の人検知手段の検知範囲へ吹くようにすることができ、そして、浴室に人が居るかどうかを検出することができ、また自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
また、前記人検出手段が人を検知しなくなった後、一定時間経つと、前記循環手段から出る吹出し風の方向を、前記人検知手段が人を検知する直前の状態へ戻すことができ、浴室に人が居る時にのみ、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができ、人が居なくなると効率良く直前の運転を続けることができるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
また、前記一定時間を使用者が変更できることにより、浴室使用者が短時間浴室を出た場合に、再度浴室に入室した際、浴室暖房装置の吹出し風が直接当たらないようにできるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
また、前記人検知手段に可動部を設け、可動部を動かすことにより、前記人検知手段の検知範囲を使用者が変更することができ、そして、浴室に人が居るかどうかを精度よく検出し、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
また、前記循環手段から出る吹出し風の方向の制御を、使用者が停止することができ、そして、通常時は自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更でき、使用者が吹出し風を気にしない時は停止することができるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
また、前記停止が一定時間であるようにしたものであり、一定時間後は浴室に人が居るかどうかを検出し、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を変更することができるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
また、前記一定時間を使用者が変更できることにより、使用者の好みの時間のみ吹出し風の方向制御を停止し、その後には浴室に人が居るかどうかを検出し、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を変更することができるという効果のある浴室暖房装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、浴室内の空気を循環させる循環手段と、前記循環手段によって吸込まれた浴室内空気に熱を与える熱供給手段と、前記熱供給手段によって暖められた空気の吹出し方向を決める風向板と、前記風向板を稼動させる稼動手段と、人の存在を検知する人検知手段とを備えた浴室暖房装置であって、前記人検出手段の検知結果をもとに、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることにより、前記循環手段から出る吹出し風の方向を制御することができ、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという作用を有する。
また、暖房運転中に前記人検出手段が人を検知すると、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることにより、前記循環手段から出る吹出し風の方向を制御することができ、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという作用を有する。
また、循環手段から出る吹出し風の方向が、被検知人に直接当たらない方向であることにより、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を変更することができ、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという作用を有する。
また、浴室の天井に設置され、暖房運転中に前記人検出手段が人を検知すると、前記循環手段からでる吹出し風が天井沿いに吹くように、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることにより、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという作用を有する。
また、浴室の壁面に設置され、暖房運転中に前記人検出手段が人を検知すると、前記循環手段からでる吹出し風が壁面沿いに吹くように、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることができ、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという作用を有する。
また、前記人検知手段は少なくとも二つ以上であり、少なくとも一つ以上の検知結果をもとに、前記循環手段から出る吹出し風の方向を制御することができ、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという作用を有する。
また、前記人検出手段において各検知範囲が重複しないことにより、浴室に人が居るかどうかを検出することができ、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという作用を有する。
また、前記循環手段からでる吹出し風が、前記人検出手段において人を検知しなかった他の人検知手段の検知範囲へ吹くようにすることができ、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらない方向へ変更することができるという作用を有する。
また、前記人検出手段が人を検知しなくなった後、一定時間経つと、前記循環手段から出る吹出し風の方向を、前記人検知手段が人を検知する直前の状態へ戻すことができ、浴室に人が居る時にのみ、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができ、人が居なくなると効率良く直前の運転を続けることができるという作用を有する。
また、前記一定時間を使用者が変更できることにより、浴室使用者が短時間浴室を出た場合に、再度浴室に入室した際、浴室暖房装置の吹出し風が直接当たらないようにできるという作用を有する。
また、前記人検知手段に可動部を設け、可動部を動かすことにより、前記人検知手段の検知範囲を使用者が変更することができることにより、浴室に人が居るかどうかを精度よく検出し、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという作用を有する。
また、前記循環手段から出る吹出し風の方向の制御を、使用者が停止することができ、そして、通常時は自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更でき、使用者が吹出し風を気にしない時は停止することができるという作用を有する。
また、前記停止が一定時間であるようにしたものであり、一定時間後は浴室に人が居るかどうかを検出し、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという作用を有する。
また、前記一定時間を使用者が変更できようにしたことにより、使用者の好みの時間のみ吹出し風の方向制御を停止し、その後には浴室に人が居るかどうかを検出し、自動で浴室暖房装置の吹出し風の方向を被検知人に直接当たらないように変更することができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、浴室暖房装置1は浴室内の空気を循環させる循環手段としての循環ファン2と、前記循環手段によって吸込まれた浴室内空気に熱を与える熱供給手段としてのPTCヒータ3と、前記熱供給手段によって暖められた空気の吹出し方向を決める風向板4と、前記風向板を稼動させる稼動手段としてのモータ好ましくはステッピングモータ5と、人の存在を検知する人検知手段として、例えば焦電型赤外線センサを用いた人感センサ6とを備える。
図1に示すように、浴室暖房装置1は浴室内の空気を循環させる循環手段としての循環ファン2と、前記循環手段によって吸込まれた浴室内空気に熱を与える熱供給手段としてのPTCヒータ3と、前記熱供給手段によって暖められた空気の吹出し方向を決める風向板4と、前記風向板を稼動させる稼動手段としてのモータ好ましくはステッピングモータ5と、人の存在を検知する人検知手段として、例えば焦電型赤外線センサを用いた人感センサ6とを備える。
次に人感センサ6の検知から風向板変更までの流れを、図2を参照しながら説明する。図に示すように人が浴室内へ入り、人感センサ6が検知すると、吹出し風の方向が浴室天井面に沿う指定角度A例えば10度へ稼動手段としてのステッピングモータ5により風向板の角度を変更する。また、人感センサ6が検知しない場合、現状の風向板の角度を維持する。
上記構成において、人感センサ6の検知により、自動で吹出し風の方向を天井沿いに変更することができる。
なお、実施の形態1では人検知手段として人感センサを用いたが、人感センサに換えて赤外線センサを用いてもよく、その作用効果に差異は生じない。
なお、熱供給手段としてPTCヒータを用いたが、PTCヒータに換えてハロゲンヒータやシーズヒータ等他のヒータでもよく、その作用効果に差異を生じない。
また、熱供給手段としてPTCヒータを用いたが、温水との熱交換方式によるものであってもよく、その作用効果に差異を生じない。
なお、浴室暖房装置に換気手段が備えられた浴室暖房換気装置であってもよく、その作用効果に差異を生じない。
なお、指定角度Aは必ずしも10度でなくてもよく、浴室利用者に直接当たらない角度であればよく、その作用効果に差異を生じない。
なお、浴室の天井設置型の浴室暖房装置を用いたが、浴室の壁設置型の浴室暖房装置であってもよく、その作用効果に差異を生じない。
なお、人感センサ6に可動部を設け、可動部を動かすことにより検知範囲の微調整が可能であり、より使用者の好みに合わせることができる。
(実施の形態2)
実施の形態1と同一部分は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。図3に示すように、浴室暖房装置7は浴室内の空気を循環させる循環手段としての循環ファン2と、前記循環手段によって吸込まれた浴室内空気に熱を与える熱供給手段としてのPTCヒータ3と、前記熱供給手段によって暖められた空気の吹出し方向を決める風向板4と、前記風向板を稼動させる稼動手段としてのモータ好ましくはステッピングモータ5と、人の存在を検知する人検知手段としての人感センサ8aおよび8bを備える。
実施の形態1と同一部分は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。図3に示すように、浴室暖房装置7は浴室内の空気を循環させる循環手段としての循環ファン2と、前記循環手段によって吸込まれた浴室内空気に熱を与える熱供給手段としてのPTCヒータ3と、前記熱供給手段によって暖められた空気の吹出し方向を決める風向板4と、前記風向板を稼動させる稼動手段としてのモータ好ましくはステッピングモータ5と、人の存在を検知する人検知手段としての人感センサ8aおよび8bを備える。
次に人感センサ8aおよび8bはそれぞれの検知範囲を検知範囲9aおよび9bとし、それぞれの検知範囲が重複しないように配する。
次に人感センサ8aおよび8bの検知から風向板変更までの流れを、図4を参照しながら説明する。図に示すように人感センサ8aおよび8bが共に人を検知する場合、指定角度A例えば10度へ稼動手段としてのステッピングモータ5により風向板の角度を変更する。また、人感センサ8aおよび8bが共に人を検知しない場合、現状の風向板の角度を維持する。また、人感センサ8aのみ人を検知する場合、人感センサ8aの検知範囲9a側に吹出し風が直接当たらない角度B例えば135度へ風向板の角度を変更する。また、人感センサ8bのみ人を検知する場合、人感センサ8bの検知範囲9b側に吹出し風が直接当たらない角度C例えば45度へ風向板の角度を変更する。
上記構成において、人感センサ8aおよび8bの検知により、自動で吹出し風の方向を天井沿いまたは人に直接あたらない方向に変更することができる。
なお、実施の形態2では検知確認の順番として人感センサ8aから検知を確認しているが、人感センサ8bから検知を確認してもよく、その作用効果に差異を生じない。
なお、人感センサ8aおよび8bの検知から風向板変更までの流れを、図4ではなく図5であってもよく、その作用効果に差異を生じない。
なお、人感センサ6に可動部を設け、可動部を動かすことにより検知範囲の微調整が可能であり、より使用者の好みに合わせることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態は実施の形態1の浴室暖房装置1と同じ構成である。実施の形態1と同一部分は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。次に人感センサ6の検知から風向板変更までの流れを、図6を参照しながら説明する。図に示すように人が浴室内へ入り、人感センサ6が検知すると、人感センサ6が検知していない時間をカウントするタイマーをリセットし、指定角Aへ例えは10度へ稼動手段としてのステッピングモータ5により風向板の角度を変更する。また、人感センサ6が検知しない場合、前記タイマーがスタートしていて、そのカウントがX分以上例えば3分であれば直前の角度、例えば暖房運転中であれば暖房運転時の角度、へ戻る。また、前記カウントがX分未満であれば、現状の角度を維持する。さらに、人感センサ6が検知しない場合で前記タイマーがスタートしていない場合も現状の角度を維持する。
本実施の形態は実施の形態1の浴室暖房装置1と同じ構成である。実施の形態1と同一部分は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。次に人感センサ6の検知から風向板変更までの流れを、図6を参照しながら説明する。図に示すように人が浴室内へ入り、人感センサ6が検知すると、人感センサ6が検知していない時間をカウントするタイマーをリセットし、指定角Aへ例えは10度へ稼動手段としてのステッピングモータ5により風向板の角度を変更する。また、人感センサ6が検知しない場合、前記タイマーがスタートしていて、そのカウントがX分以上例えば3分であれば直前の角度、例えば暖房運転中であれば暖房運転時の角度、へ戻る。また、前記カウントがX分未満であれば、現状の角度を維持する。さらに、人感センサ6が検知しない場合で前記タイマーがスタートしていない場合も現状の角度を維持する。
上記構成において、一時的な人感センサ6の非検知では吹出し風の方向を変更しないが、人感センサ6の検知により、自動で吹出し風の方向を天井沿いに変更することができる。
なお、実施の形態3ではタイマーカウントX分を3分としたが、1〜5分であればよく、その作用効果に差異を生じない。
また、浴室暖房装置のリモコン等からタイマーカウント時間を使用者が変更できる構成にしてもよく、より使用者の好みに合わせることができる。
(実施の形態4)
実施の形態1乃至3のいずれかと同一部分は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。図7に示すように、浴室暖房装置10は浴室内の空気を循環させる循環手段としての循環ファン11と、前記循環手段によって吸込まれた浴室内空気に熱を与える熱供給手段としてのPTCヒータ12と、前記熱供給手段によって暖められた空気の吹出し方向を決める風向板13と、前記風向板を稼動させる稼動手段としてのモータ好ましくはステッピングモータ14と、人の存在を検知する人検知手段としての人感センサ15例えば焦電型赤外線センサと、浴室暖房装置を使用者が操作するリモコン16を備える。また、リモコン16は人感センサ検知制御停止手段としてのスイッチ17を備えている。
実施の形態1乃至3のいずれかと同一部分は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。図7に示すように、浴室暖房装置10は浴室内の空気を循環させる循環手段としての循環ファン11と、前記循環手段によって吸込まれた浴室内空気に熱を与える熱供給手段としてのPTCヒータ12と、前記熱供給手段によって暖められた空気の吹出し方向を決める風向板13と、前記風向板を稼動させる稼動手段としてのモータ好ましくはステッピングモータ14と、人の存在を検知する人検知手段としての人感センサ15例えば焦電型赤外線センサと、浴室暖房装置を使用者が操作するリモコン16を備える。また、リモコン16は人感センサ検知制御停止手段としてのスイッチ17を備えている。
次に人感センサ15の検知から風向板変更までの流れは、図8を参照しながら説明する。図に示すように人が浴室内へ入り、人感センサ15が検知すると、吹出し風の方向が浴室壁面に沿う指定角度D例えば90度へ稼動手段としてのステッピングモータ14により風向板の角度を変更する。また、人感センサ15が検知しない場合、現状の風向板の角度を維持する。さらに、使用者がスイッチ17より人感センサ検知制御手段を停止した場合、人感センサ検知制御を停止し、人感センサ15の検知制御が行われる直前の状態に風向板の角度を戻す。
上記構成において、人感センサ15の検知により、自動で吹出し風の方向を浴室壁面沿いに変更することができる。さらに、任意に人感センサ制御を停止できる。
なお、実施の形態3では人感センサ検知制御停止手段としてスイッチ17としたが、スイッチ17の換わりに、リモコン上の他のスイッチを一定時間、例えば2秒間押し続けることにより、スイッチ17を押したのと同等と判断することができてもよく、その作用効果に差異は生じない。
なお、人感センサ検知制御の停止は一定時間、例えば10分であってもよく、その作用効果に差異を生じない。
なお、前記一定時間を使用者が変更できてもよく、その作用効果に差異を生じない。
浴室の天井または壁面に設置する浴室暖房装置において、暖房運転を行っている際に使用者が入室しても、入室者を人検出手段により検知し、直接吹出し風が当たらないように風向板の角度を変更することにより、入室者が肌寒く感じるのを軽減させることができる浴室暖房装置に利用できる。
1 浴室暖房装置
2 循環ファン
3 PTCヒータ
4 風向板
5 ステッピングモータ
6 人感センサ
7 浴室暖房装置
8a 人感センサ
8b 人感センサ
9a 検知範囲
9b 検知範囲
10 浴室暖房装置
11 循環ファン
12 PTCヒータ
13 風向板
14 ステッピングモータ
15 人感センサ
16 リモコン
17 スイッチ
2 循環ファン
3 PTCヒータ
4 風向板
5 ステッピングモータ
6 人感センサ
7 浴室暖房装置
8a 人感センサ
8b 人感センサ
9a 検知範囲
9b 検知範囲
10 浴室暖房装置
11 循環ファン
12 PTCヒータ
13 風向板
14 ステッピングモータ
15 人感センサ
16 リモコン
17 スイッチ
Claims (14)
- 浴室内の空気を循環させる循環手段と、前記循環手段によって吸込まれた浴室内空気に熱を与える熱供給手段と、前記熱供給手段によって暖められた空気の吹出し方向を決める風向板と、前記風向板を稼動させる稼動手段と、人の存在を検知する人検知手段とを備えた浴室暖房装置であって、前記人検出手段の検知結果をもとに、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることにより、前記循環手段から出る吹出し風の方向を制御することを特徴とする浴室暖房装置。
- 暖房運転中に前記人検出手段が人を検知すると、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることにより、前記循環手段から出る吹出し風の方向を制御することを特徴とする請求項1記載の浴室暖房装置。
- 循環手段から出る吹出し風の方向が、被検知人に直接当たらない方向であることを特徴とする請求項1または2記載の浴室暖房装置。
- 浴室の天井に設置され、暖房運転中に前記人検出手段が人を検知すると、前記循環手段からでる吹出し風が天井沿いに吹くように、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の浴室暖房装置。
- 浴室の壁面に設置され、暖房運転中に前記人検出手段が人を検知すると、前記循環手段からでる吹出し風が壁面沿いに吹くように、前記稼動手段により前記風向板を稼動させることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の浴室暖房装置。
- 人検知手段は少なくとも二つ以上であり、少なくとも一つ以上の検知結果をもとに、循環手段から出る吹出し風の方向を制御することを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の浴室暖房装置。
- 請求項6記載の人検出手段において、前記人検出手段の各検知範囲が重複しないことを特徴とする浴室暖房装置。
- 循環手段からでる吹出し風が、前記人検出手段において人を検知しなかった他の人検知手段の検知範囲へ吹くようにしたことを特徴とする請求項6または7記載の浴室暖房装置。
- 人検出手段が人を検知しなくなった後、一定時間経つと、前記循環手段から出る吹出し風の方向を、前記人検知手段が人を検知する直前の状態へ戻すことを特徴とする請求項1〜8いずれかに記載の浴室暖房装置。
- 一定時間を使用者が変更できることを特徴とする請求項9記載の浴室暖房装置。
- 人検知手段に可動部を設け、可動部を動かすことにより、前記人検知手段の検知範囲を使用者が変更することができるようにした請求項1〜10いずれかに記載の浴室暖房装置。
- 循環手段から出る吹出し風の方向の制御を、使用者が停止することが可能であるようにしたことを特徴とする請求項1〜11いずれかに記載の浴室暖房装置。
- 請求項12記載の停止が一定時間であることを特徴とする浴室暖房装置。
- 請求項13記載の一定時間を使用者が変更できるようにしたことを特徴とする浴室暖房装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006055847A JP2007232297A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 浴室暖房装置 |
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Family
ID=38553064
Family Applications (1)
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JP2006055847A Withdrawn JP2007232297A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 浴室暖房装置 |
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JP (1) | JP2007232297A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017040404A (ja) * | 2015-08-18 | 2017-02-23 | Toto株式会社 | 浴室乾燥装置 |
JP2017040405A (ja) * | 2015-08-18 | 2017-02-23 | Toto株式会社 | 浴室乾燥装置 |
CN111981557A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-11-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 电暖器控制装置及电暖器设备 |
-
2006
- 2006-03-02 JP JP2006055847A patent/JP2007232297A/ja not_active Withdrawn
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