JP2017040405A - 浴室乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】天井におけるカビの発生を抑制することができる浴室乾燥装置を提供することを目的とする。
【解決手段】天井を有する浴室を乾燥させる浴室乾燥装置であって、空気を吸い込む吸込口と、前記吸込口から吸い込まれた空気を前記浴室内へ吹き出す吹出口と、を有する風路と、前記吹出口から前記天井に沿って空気が吹き出される送風運転を制御する制御部と、を備え、前記送風運転が行われているときに、前記吹出口から吹き出される空気の絶対湿度のうち前記浴室内で発生した水蒸気の成分は、前記浴室内の空気の絶対湿度のうち前記浴室内で発生した水蒸気の成分よりも少ないことを特徴とする浴室乾燥装置が提供される。
【選択図】図2

Description

本発明の態様は、一般的に、浴室乾燥装置に関する。
使用者が入浴を行うと、浴室の洗い場床や側壁に水滴が付着する。この水滴には、洗剤や人体の皮脂等の汚れが含まれている。このような汚れは、カビにとっての栄養分となる。また、浴室は、温度や湿度に関して、カビが成長するために十分な環境であることが多い。
例えば、洗い場床は、浴室の中でも水滴が付着しやすく、カビが発生し易い部分であると考えられている。これに対して、洗い場床の材料の変更や洗い場床の形状の工夫が行われている。これにより、水はけを良くし、カビの発生を抑制することができる。また、浴室には、浴室内を乾燥させるための浴室乾燥装置が設置されることがある。この浴室乾燥装置は、例えば、汚れやすいと考えられる洗い場床に空気を送ることで乾燥を促進する。これによりカビの発生を抑制することが可能である。
特開平9−72559号公報
使用者が入浴を行うと、浴室内に蒸気(水蒸気)が生じる。この蒸気にも洗剤や人体の皮脂等の汚れが含まれている。このような蒸気が浴室の天井に到達すると、蒸気の温度と天井の温度との差によって、天井において、結露が生じる。つまり、汚れを含む水滴は、洗い場床や側壁に限らず、天井面にも付着する。このため、天井にカビが発生することがある。また、天井にカビが発生してしまうと、そのカビが放出する胞子によって、カビが浴室全体に広がってしまうことがある。これに対して、従来の浴室乾燥装置は、汚れやすいと考えられる洗い場床や側壁を乾燥させるものであるため、天井におけるカビの発生を抑制することは困難である。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、天井におけるカビの発生を抑制することができる浴室乾燥装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、天井を有する浴室を乾燥させる浴室乾燥装置であって、空気を吸い込む吸込口と、前記吸込口から吸い込まれた空気を前記浴室内へ吹き出す吹出口と、を有する風路と、前記吹出口から前記天井に沿って空気が吹き出される送風運転を制御する制御部と、を備え、前記送風運転が行われているときに、前記吹出口から吹き出される空気の絶対湿度のうち前記浴室内で発生した水蒸気の成分は、前記浴室内の空気の絶対湿度のうち前記浴室内で発生した水蒸気の成分よりも少ないことを特徴とする浴室乾燥装置である。
この浴室乾燥装置によれば、送風運転において吹出口から天井に沿って空気が吹き出される。この空気中においては、浴室内で発生した水蒸気の量が少ない。これにより、使用者の入浴中に浴室内で皮脂等を含む水蒸気が発生した場合であっても、吹出口から吹き出された空気が天井を覆うことにより、浴室内で発生した水蒸気の天井への到達量を少なくすることができる。また、結露によって天井に水滴が付着した場合においても、水滴中に含まれる皮脂等が少ないため天井の汚れを抑制することができる。したがって、天井の汚れに起因するカビの発生を抑制することができる。さらに、天井からカビの胞子が浴室全体に飛散することを抑制することができため、浴室全体のカビの発生を抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記風路内に設けられた除湿部をさらに備え、前記吸込口は、前記送風運転中に前記浴室内から空気を吸い込み、前記吹出口は、前記浴室内から吸い込まれ前記除湿部によって除湿された空気を吹き出すことを特徴とする浴室乾燥装置である。
この浴室乾燥装置によれば、浴室内の空気は、吸込口から吸い込まれ、除湿された後に浴室内へ吹き出される。すなわち、浴室乾燥装置は、浴室内の空気を循環させる。浴室の外部から空気を取り込むと、季節によって取り込む空気の温度が変わる。例えば冬場などでは、外部の空気の温度が低いため、使用者が入浴中に寒さを感じる場合がある。これに対して、浴室内の空気を循環させることで、吹出口から吹き出される空気の温度と浴室内の温度との差を小さくすることができる。これにより、例えば使用者が感じる寒さを抑制し、浴室の天井の結露を抑制することができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記吸込口は、前記送風運転中に前記浴室外から空気を吸い込み、前記吹出口は、前記浴室外から吸い込まれた空気を前記浴室内に吹き出すことを特徴とする浴室乾燥装置である。
この浴室乾燥装置によれば、浴室内で発生した水蒸気を含まない浴室外から空気が吸い込まれる。これにより、浴室の天井に沿って吹き出される空気中の、浴室内で発生した水蒸気の量をさらに少なくすることができる。したがって、カビの発生をさらに抑制することができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記浴室内の温度を検知する温度検知手段をさらに備え、前記温度検知手段によって検知される温度の単位時間当たりの上昇が所定値以上になったときに、前記送風運転が開始されることを特徴とする浴室乾燥装置である。
この浴室乾燥装置によれば、例えばシャワーを浴びる等の入浴行為によって、浴室内の温度が単位時間当たりに所定値以上上昇したときに送風運転が開始される。使用者がシャワーを浴びる等の入浴行為を行うと、浴室内で水蒸気が発生し、浴室内の温度が上昇する。このため、浴室内の温度が単位時間当たりに所定値以上上昇したときは、浴室内では結露が発生しやすいと考えられる。そこで、浴室内の温度が単位時間当たりに所定値以上上昇したときに送風運転を実行することで、天井に汚れを含む水滴が付着することを抑制できる。入浴の度に使用者が浴室乾燥装置に運転を開始させる必要がなく、使い勝手がよい。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記風路内に設けられた加熱部をさらに備え、前記吹出口は、前記送風運転において、前記加熱部によって加熱された空気を吹き出すことを特徴とする浴室乾燥装置である。
この浴室乾燥装置によれば、加熱した空気を吹き出すことで、浴室の天井を温めることができる。これにより、水蒸気が天井に到達した場合であっても、水蒸気の温度と天井の温度との差を小さくすることができ、天井に結露が発生することを抑制できる。
第6の発明は、第1〜第5のいずれか1つの発明において、前記送風運転の開始後、前記浴室内の温度を検知する温度検知手段によって検知される温度が所定値以上低下するまで前記送風運転を継続することを特徴とする浴室乾燥装置である。
この浴室乾燥装置によれば、例えばシャワーを浴びる等の入浴行為が終了しても、浴室内の温度が所定値以上低下するまで、天井へ向けて空気が吹き出される。入浴行為の終了後であっても、浴室内には、入浴行為によって浴室内で発生した水蒸気が残っていることがある。浴室内の温度が低下するまで継続して空気を吹き出すことで、上述の浴室内に残った水蒸気が天井に到達することを抑制できる。したがって、結露によって天井に汚れを含む水滴が付着することを抑制できる。
本発明の態様によれば、天井におけるカビの発生を抑制することができる浴室乾燥装置が提供される。
本発明の実施の形態に係る浴室乾燥装置が設置された浴室を表す模式的斜視図である。 本実施形態に係る浴室乾燥装置の要部構成を表す模式図である。 本実施形態に係る浴室乾燥装置を例示する模式的断面図である。 本実施形態に係る浴室乾燥装置を例示するブロック図である。 図5(a)及び図5(b)は、本実施形態に係る浴室乾燥装置の動作を例示する模式図である。 本実施形態に係る浴室乾燥装置の動作を例示する模式図である。 本実施形態に係る浴室乾燥装置の動作を例示するフローチャートである。 図8(a)〜図8(d)は、本実施形態に係る浴室乾燥装置の動作を例示する模式図である。 本実施形態に係る他の浴室乾燥装置の要部構成を例示する模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る浴室乾燥装置が設置された浴室を表す模式的斜視図である。
図1に表したように、本実施形態に係る浴室乾燥装置100は、浴室10に設置される。
浴室10は、洗い場床13と、側壁12と、天井11と、を有する。浴室10は、側壁12の4つの壁面、天井11及び床面によって区画された空間である。さらに、浴室10は、洗い場床13と隣接して設けられた浴槽14を有する。
浴室乾燥装置100は、例えば、このような浴室10の天井11に設置される。例えば、浴室乾燥装置100は、浴槽14の上方に位置する。
図2は、本実施形態に係る浴室乾燥装置の要部構成を表す模式図である。図2では、風路系統と電気系統とを併せて表している。
図3は、本実施形態に係る浴室乾燥装置を例示する模式的断面図である。
図4は、本実施形態に係る浴室乾燥装置を例示するブロック図である。
図2に表したように、浴室乾燥装置100は、風路116と、加熱部118と、制御部120と、ファン122と、除湿部123と、を有する。風路116は、吸込口112(第1の吸込部112a)と、吹出口114と、を有する。浴室乾燥装置100は、温度検知手段125をさらに有する(図3及び図4を参照)。また、吹出口114は、可動部124(電動ルーバ)を有していてもよい。
浴室乾燥装置100は、例えば、ビルトイン(天井埋め込み)タイプである。すなわち、図3に表したように、天井11に設置された状態において、浴室乾燥装置100の上部は、天井11よりも上方に位置し、浴室10の外部に配置される。浴室乾燥装置100の下部は、天井11よりも下方に位置し、浴室10の内部に配置される。
図2に表した風路116は、浴室乾燥装置100の筐体111の内部に設けられた空気の通路である。風路116は、吸込口112及び吹出口114を繋ぐ。
吹出口114及び吸込口112は、それぞれ浴室10へ通じている。これにより、風路116は、吸込口112(第1の吸込部112a)及び吹出口114を介して、浴室10の内部と通じている。
ファン122は、風路116の内部に設けられる。ファン122は、例えばモータを含む。ファン122(モータ)が通電されることによって、モータが回転し、ファン122が駆動される。これにより、ファン122は、風路116内に空気の流れを発生させる。
図2及び図3に表した矢印A1のように、ファン122の動作に応じて、吸込口112は、浴室内の空気を吸い込む。吸い込まれた空気は、風路116を通り、ファン122によって吹出口114へ導かれる。図2及び図3に表した矢印A2のように、吹出口114は、吸込口112によって吸い込まれた空気を浴室10内へと吹き出す。
可動部124(電動ルーバ)は、吹出口114から吹き出される空気の方向を変化させる。ルーバの浴室10に対する角度を変化させることで、空気が吹き出される方向を変化させることができる。なお、電動ルーバは、必ずしも設けられなくてもよい。
加熱部118は、風路116の内部に設けられる。図2の例では、加熱部118は、風路116上において、ファン122と吹出口114との間に位置する。加熱部118は、例えば電気ヒータである。加熱部118が通電されることによって、加熱部118は、風路116内の空気を加熱する。すなわち、加熱部118は、吸込口112によって吸い込まれた空気を加熱する。これにより、加熱された空気を吹出口114から吹き出すことができる。なお、加熱部118は、必ずしも設けられなくてもよい。
除湿部123は、風路116の内部に設けられる。図2の例では、除湿部123は、風路116上において、ファン122と吸込口112との間に位置する。除湿部123は、吸込口112から吸い込まれた空気を除湿する。
除湿部123は、例えば、風路116上に設けられた冷却部である。冷却部は、空気に含まれる水蒸気を結露させることで除湿を行う。除湿部123として、例えば、金属などの部材が配置される。例えば、除湿部123には、複数の金属板を用いることができる。吸込口112から吸い込まれた空気は、金属板に触れることで冷却される。これにより、空気に含まれている水蒸気が金属板に結露する。その結果、除湿部123を通過した空気に含まれる水蒸気の量を少なくすることができる。
除湿部123として、空気を冷却する内部風路を用いてもよい。内部風路の形状によって、風路を長くする。これにより、内部風路を形成する部材と空気との接触面積を大きくして、内部風路を通過する際に空気を冷却する。内部風路を形成する部材の材料には金属を用いてもよい。その他、除湿部123には、コンプレッサやヒートポンプを用いてもよい。除湿部123には、冷媒を通す管等を設けてもよい。空気と管とが触れることで、管の周りに結露を生じさせる。また、冷却素子等(ペルチェ素子等)を用いてもよい。また、除湿部123は、吸湿性の物質であってもよい。例えば、除湿部123として、ゼオライトやシリカゲルなどの乾燥剤を用いることができる。
以下では、除湿部123がコンプレッサ式の除湿機であるとして説明を行う。
図3に表したように、浴室乾燥装置100には、さらに排出口134が設けられてもよい。これにより、ダンパ136の位置を調整することで、矢印A4のように、吸い込まれた空気が排出口134から浴室外へ排出される。
制御部120は、例えば、浴室乾燥装置100の筐体111の内部に設けられた電気回路である。図4に示すように、制御部120は、ファン122、加熱部118及び可動部124と接続されている。制御部120は、ファン122の動作(通電)、加熱部118の動作(通電)及び可動部124の動作を制御する。また、除湿部123がコンプレッサ等の場合には、制御部120は、除湿部123と接続され、除湿部123の動作を制御する。以上により、浴室乾燥装置100は、浴室10の内部に温風を送って浴室10を乾燥させる「乾燥運転」、浴室10の内部の空気を暖める「暖房運転」、浴室内の空気を換気する「換気運転」などを行う。また、浴室乾燥装置100は、天井11に沿って(または、天井11に向けて)空気を吹き出す「送風運転」を実行することができる。
また、制御部120は、例えば、温度検知手段125及びリモコン20と、有線又は無線により、接続されている。温度検知手段125は、浴室10内の温度を検知する温度計(温度センサ)を含む。リモコン20は、使用者が浴室乾燥装置100に運転を指示するためのリモコンである。制御部120は、温度検知手段125及びリモコン20からの信号に基づいて、浴室乾燥装置100の運転を制御する。
図5(a)及び図5(b)は、本実施形態に係る浴室乾燥装置の動作を例示する模式図である。
図5(a)及び図5(b)は、浴室乾燥装置100が吹出口114から浴室10内に空気を吹き出す様子を例示している。
浴室乾燥装置100の運転において、制御部120によってファン122が制御され、吹出口114から空気が吹き出される。この際、制御部120は、可動部124を回転させて、可動部124の浴室10に対する向き(位置)を制御する。これにより、吹出口114から空気が吹き出される方向が制御される。
図5(a)では、可動部124の位置に応じて、矢印A5に示すように、吹出口114から天井11へ空気が吹き出される。例えば「送風運転」中には、図5(a)のように天井11に向けて空気が吹き出される。
図5(b)では、可動部124の位置に応じて、矢印A6に示すように、吹出口114から側壁12または洗い場床13へ向けて空気が吹き出される。例えば「乾燥運転」中には、図5(b)のように洗い場床13へ向けて空気が吹き出される。
このように浴室乾燥装置100は、運転に応じて空気が吹き出される方向を変化させることができる。なお、可動部124が設けられない場合には、例えば、天井11に沿った方向に空気が吹き出されるように吹出口114が配置される。
次に、浴室乾燥装置100の行う「送風運転」について説明する。
図6は、本実施形態に係る浴室乾燥装置の動作を例示する模式図である。
制御部120は、リモコン20または温度検知手段125から送信される信号に基づいて、ファン122、加熱部118、除湿部123及び可動部124を制御する。これにより、制御部120は、吹出口114から天井11に沿って空気が吹き出される送風運転を制御する。
この例では、送風運転において、吸込口112(第1の吸込部112a)から浴室10内の空気が吸い込まれる。そして、吸い込まれた空気が吹出口114から浴室10内に吹き出される。すなわち、浴室10内の空気は、浴室10と浴室乾燥装置との間で循環する。
この送風運転は、例えば、使用者が浴室10内で入浴行為(例えばシャワー300の使用)を行っているときに実施される。使用者が入浴行為を行うと、浴室内のお湯(又は水)から水蒸気310が発生する。送風運転においては、このような浴室内で発生した水蒸気310の含有量が少ない空気が吹出口114から吹き出される。
例えば、送風運転が行われているときに、吹出口114から吹き出される空気の絶対湿度、及び、浴室10内の空気の絶対湿度について考える。ここで、絶対湿度は、重量絶対湿度(キログラム/キログラム)である。
吹出口114から吹き出される空気を、水蒸気V1と乾燥空気Dr1とに分けた場合、吹出口114から吹き出される空気の絶対湿度AH1は、次の式(1)で表される。なお、乾燥空気Dr1は、吹出口114から吹き出される空気から水蒸気V1を除いた残りであり、水蒸気を含まない。
AH1=mv1/md1 ・・・(1)
ここで、mv1は、水蒸気V1の質量であり、md1は、乾燥空気Dr1の質量である。また、水蒸気V1の質量mv1には、浴室10内で発生した水蒸気の質量ma1と、それ以外の水蒸気の質量mb1と、が含まれる。すなわち
AH1=(ma1+mb1)/md1 ・・・(2)
である。なお、ma1は、0であってもよい。
また、浴室10内の空気を、乾燥空気Dr2と水蒸気V2とに分けた場合、浴室10内の空気の絶対湿度AH2は、次の式(3)で表される。なお、乾燥空気Dr2は、浴室10内の空気から水蒸気V2を除いた残りであり、水蒸気を含まない。
AH2=mv2/md2 ・・・(3)
ここで、mv2は、水蒸気V2の質量であり、md2は、乾燥空気Dr2の質量である。また、水蒸気V2の質量mv2には、浴室10内で発生した水蒸気の質量ma2と、それ以外の水蒸気の質量mb2と、が含まれる。すなわち、
AH2=(ma2+mb2)/md2 ・・・(4)
である。
このとき、送風運転中においては、絶対湿度AH1における浴室10内で発生した水蒸気の成分は、絶対湿度AH2における浴室10内で発生した水蒸気の成分よりも少ない。すなわち、
ma1/md1<ma2/md2 ・・・(5)
の関係が成り立つ。
言い換えると、送風運転中に吹出口114から吹出口から吹き出される空気は、単位質量の乾燥空気に対して第1質量(mv1/md1)の水蒸気を含む。そして、送風運転中に浴室10内の空気は、単位質量の乾燥空気に対して第2質量(mv2/md2)の水蒸気を含む。第1質量のうち浴室10内で発生した水蒸気の質量(ma1/md1)は、第2質量のうち浴室10内で発生した水蒸気の質量(ma2/md2)よりも小さい。
なお、浴室10内において湿度の分布がある場合には、浴室10内の複数の位置における湿度の平均値を、浴室10内の空気の湿度と考えることができる。または、浴室10の中心位置における湿度を浴室10内の空気の湿度と考えてもよい。
使用者が入浴行為を行っているときには、浴室10内の空気は、浴室10内で発生した水蒸気を多く含んでいる。そこで、この例では、浴室10内の空気を、除湿部123によって除湿する。そして、除湿された空気が吹出口114から吹き出される。これにより、上述の式(5)のような、浴室内で発生した水蒸気の含有量が少ない空気が吹き出される。
以上説明したように、浴室10内で発生した水蒸気の含有量が少ない空気を天井11へ向けて吹き出す。これにより、天井11におけるカビの発生を抑制すること可能である。これについて、以下説明する。
使用者が入浴を行うと、洗い場床や側壁に水滴が付着する。また、使用者が入浴中に利用するお湯から水蒸気が発生し、水蒸気が天井まで到達すると、水蒸気の温度と天井の温度との差によって天井に結露が発生する。これにより、天井にも水滴が付着する。
このようにして生じた水滴は、洗剤や使用者の皮脂等を含んでいる。例えば、浴室10内で発生した水蒸気は皮脂等の汚れを多く含むため、結露によって天井に発生する水滴にも皮脂等が含まれる。このような洗剤や皮脂等は、カビにとっての栄養分となる。浴室は、温度や湿度に関して、カビが発生するために十分な環境であることが多い。このため、栄養分が存在することで、カビが発生しやすくなる。例えば、上述の水滴が付着した箇所にカビが生えてしまうことがある。
特に洗い場床の上には、入浴中に水(お湯)が多く流れる。そこで、従来の浴室乾燥装置では、濡れやすい洗い場床や側壁に向けて温風を送り、乾燥を行う。これにより、カビの発生を抑制することができる。
従来、洗い場床は、浴室の中でも、汚れた水滴が最も付着しやすいと考えられていた。そこで、洗い場床には、水の流れを促進して水はけを良くするため、形状(勾配や凹凸)や材料の変更などの工夫がなされる。しかし、本願発明者らの検討によれば、洗い場床に付着する水滴に比べて、結露によって天井に発生する水滴の方が多い場合があることが分かった。また、浴室の中でも天井は、洗い場床のような工夫がなされておらず、さらに、蒸気から水滴になるため、天井から水滴が落下しづらく水滴が滞留し汚れが蓄積されやすい場所であるという知見が得られた。このため、結露が生じると天井にカビが発生し易いと考えられる。天井にカビが発生すると、このカビが胞子を放出し、浴室全体にカビが広がってしまうことがある。
従来の浴室乾燥装置は、上述のように、主に洗い場床などの汚れやすい部分を乾燥させるため、天井のカビを有効に抑制することは困難である。これに対して、本実施形態に係る浴室乾燥装置100では、浴室10内で発生した水蒸気の含有量が少ない空気が、天井11に向けて吹き出される。これにより、図6に示したように、天井11付近に空気の流れ(気流320)が形成される。このため、汚れを含む水蒸気310が、天井11に向かって上昇しても、気流320によって天井11まで到達しにくくなる。また、天井11に向けて吹き出される空気は、除湿された空気であるため、結露の発生を抑制することができる。
また、天井11に向けて吹き出される空気は、浴室10内で発生した水蒸気の含有量が少ない空気であるため、皮脂等の汚れの量も少ない。したがって、気流320に含まれる皮脂等の汚れの量も少ない。このため、結露によって天井11に水滴が付着したとしても、水滴中に含まれる皮脂等が少ない。これにより、天井の汚れを抑制することができる。すなわち、天井の汚れに起因するカビの発生を抑制することができる。さらに、天井からカビの胞子が浴室全体に飛散することを抑制することができる。
また、既に述べたとおり、この例では、浴室乾燥装置100は、送風運転において浴室10内の空気を循環させている。浴室10内の空気を循環させることで、吹出口114から吹き出される空気の温度と浴室10内の温度との差を小さくすることができる。これにより、例えば、冬場などにおいて浴室10外の冷たい空気が浴室10内に取り込まれないため、使用者が感じる寒さを抑制し、浴室の天井の結露を抑制することができる。
制御部120は、以上説明した送風運転において、加熱部118の動作を制御して、吸込口112から吸い込まれた空気を加熱してもよい。加熱された空気が吹出口114から吹き出されることで、天井11が温められる。これにより、水蒸気が天井に到達した場合であっても、天井に結露が発生することを抑制できる。
浴室乾燥装置100の動作の具体例について、さらに説明する。
図7は、本実施形態に係る浴室乾燥装置の動作を例示するフローチャートである。
図8(a)〜図8(d)は、本実施形態に係る浴室乾燥装置の動作を例示する模式図である。
図7に表したように、ステップS101において、温度検知手段125は、浴室10内の温度を検知する。制御部120は、検知された温度の情報を取得する。そして、制御部120は、検知された温度の単位時間当たりの変化を判定する。図8(a)は、浴室の温度の変化を例示している。例えば、時刻T1において、使用者がシャワーを使用するなどの入浴行為を開始する。このとき、シャワーから供給されるお湯の熱によって、図8(a)に示したように、浴室10内の温度が上昇する。このため、浴室10内の温度を検知することで、使用者の入浴行為の開始を検知することができる。検知された温度の単位時間当たりの上昇が所定値n1以上であった場合は、ステップS102が実行される。所定値n1は、使用者の入浴行為の開始を検出するために適宜設定可能である。
ステップS102において、前述の送風運転(天井送風運転)が開始される。すなわち、制御部120は、加熱部118、ファン122、除湿部123及び可動部124(電動ルーバ)を制御する。図8(b)は、加熱部118の動作及びファン122の動作を例示している。例えば、時刻T1と時刻T2との間において、送風運転が開始される。つまり、図8(b)に示すように、加熱部118の通電及びファン122の通電が開始される。図8(c)は、可動部124の動作を例示している。時刻T1と時刻T2との間において、可動部124の位置が制御部120によって制御される。これにより、可動部124は、天井11に向けて空気が吹き出されるような位置まで移動する。
その後、図7に表したように、送風運転が継続される。例えば、使用者が入浴行為を行っている間は、浴室10内で水蒸気が継続して発生する。このため、使用者の入浴中は、送風運転を継続することが望ましい。例えば、使用者が時刻T3まで入浴を行っている間は、図8(a)に示すように、時刻T3まで浴室の温度は高い状態が維持される。
送風運転が継続されている間も、温度検知手段125は、浴室10内の温度を検知し、制御部120は、検知された温度の情報を取得する。そして、ステップS103において、制御部120は、検知された温度の変化を判定する。図8(a)に示すように、使用者の入浴行為が終了すると、浴室内の温度が低下する。このため、浴室10内の温度を検知することで、使用者の入浴行為の終了を検知することができる。検知された温度の低下が所定値n2以上となった場合、制御部120は、送風運転を終了する。検知された温度の低下が所定値n2未満であった場合は、制御部120は、送風運転を継続する。所定値n2は、適宜設定可能である。例えば、送風運転開始後に検知される温度の最大値から所定値n2以上低下したときに送風運転が終了する。例えば、時刻T4において送風運転が終了する。つまり、図8(b)に示すように、時刻T4において、加熱部118の通電及びファン122の通電が終了される。また、図8(c)に示すように、送風運転終了後に、可動部124の位置を移動させてもよい。
使用者の入浴中は、浴室内で水蒸気が発生し、結露が生じやすい。そこで、使用者の入浴に合わせて送風運転を行う。これにより、天井の汚れや結露の発生を抑制することができる。上述のように、温度検知手段125によって浴室10内の温度を検知することで、使用者の入浴行為の開始を検知することができる。温度の上昇に応じて、送風運転が開始されることにより、使用者自身が、入浴の度に浴室乾燥装置100に送風運転を開始させる必要がない。これにより、浴室乾燥装置100の使い勝手を向上させることができる。
また、入浴行為が終了後には、浴室10内に、入浴行為によって浴室内で発生した水蒸気が残っていることがある。残った水蒸気によって天井11に結露が生じてしまう場合がある。これに対して、実施形態に係る浴室乾燥装置100は、送風運転の開始後、浴室内の温度が所定値以上低下するまで送風運転を継続する。つまり、入浴行為の終了後、温度が所定値以上低下するまで、送風運転が継続される。これにより、入浴行為の後に、浴室10内に残った水蒸気が天井に到達することを抑制することができる。したがって、結露による天井の汚れを抑制することができる。
図8(d)は、天井に付着する水分量(任意単位)を例示する表である。
図8(d)に示すように、図8(a)〜図8(c)に関して説明した送風運転を行わない場合、使用者の入浴によって天井に付着する水分量は、50である。これに対して、図8(a)〜図8(c)に関して説明した送風運転を行った場合、使用者の入浴によって天井に付着する水分量は、25である。つまり、除湿部123を通過して乾燥した空気を天井11に向けて吹き出すことによって、天井11における結露の発生が抑制されることが分かる。
図9は、本実施形態に係る他の浴室乾燥装置の要部構成を例示する模式図である。
図9に表した浴室乾燥装置101は、第2の吸込部112bを有する点において、図2に関して説明した浴室乾燥装置100と異なる。
すなわち、浴室乾燥装置101は、浴室乾燥装置100と同様に、加熱部118、制御部120、ファン122及び除湿部123を有する。さらに、浴室乾燥装置101は、風路116aを有する。風路116aは、吸込口112(第1の吸込部112a及び第2の吸込部112b)と吹出口114とを有する。なお、浴室乾燥装置101においても、浴室乾燥装置100と同様に、可動部124(電動ルーバ)及び加熱部118は、必ずしも設けられなくてもよい。
第2の吸込部112bは、浴室10の外部(例えば、浴室10に隣接して設けられる脱衣室等)と通じている。これにより、風路116aは、第2の吸込部112bを介して外部へ通じている。なお、図3では、第2の吸込部112bも併せて例示している。
図9(及び図3)に表した矢印A5のように、ファン122の動作に応じて、吸込口112(第2の吸込部112b)は、浴室10外の空気を吸い込む。吸い込まれた空気は、例えば吹出口114から浴室10内へ吹き出される。
例えば、浴室乾燥装置101は、さらにダンパ126を有していてもよい。ダンパ126は、風路116a上において、ファン122と第1の吸込部112aとの間に位置する。また、ダンパ126は、風路116a上において、ファン122と第2の吸込部112bとの間に位置する。ダンパ126は、例えば、空気の流量を調整する弁を有する。
ダンパ126の位置(動作)によって、第1の吸込部112aから吸い込まれる空気の流量と、第2の吸込部112bから吸い込まれる空気の流量と、を調整することができる。例えば、ダンパ126は、第1の吸込部112aから空気が吸い込まれる状態と、第2の吸込部112bから空気が吸い込まれる状態と、を切り替えることができる。また、第1の吸込部112a及び第2の吸込部112bの双方から空気が吸い込まれてもよい。ダンパ126の動作は、例えば制御部120によって制御される。
浴室乾燥装置101は、図6及び図7に関する説明と同様に、天井11に向けて空気を吹き出す送風運転を実施する。この送風運転においては、吸込口112(第2の吸込部112b)は、浴室外から空気を吸い込むことができる。そして、吹出口114は、浴室外から吸い込まれた空気を天井11に向けて吹き出す。浴室外から吸い込まれた空気は、浴室内で発生した水蒸気を実質的に含まない。このため、浴室乾燥装置101の送風運転中においても、前述の式(5)の関係が成り立つ。
浴室乾燥装置101においても図6に関する説明と同様に、送風運転によって、浴室内で発生した水蒸気の天井への到達量を少なくすることができる。さらに、浴室外の空気を取り込むことにより、浴室の天井に沿って吹き出される空気中の、浴室内で発生した水蒸気の量をさらに少なくすることができる。これにより、天井で結露が発生した場合でも、天井の皮脂等の汚れを抑制することができる。したがって、カビの発生をさらに抑制することができる。
また、浴室外から吸い込まれた空気については、空気が除湿部123を通過しない場合でも、前述の式(5)の関係が成り立つ。したがって、第2の吸込部112bを設けた場合には、除湿部123は必ずしも設けられなくてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、浴室内で発生した水蒸気の含有量が少ない空気を天井へ向けて吹き出す。これにより、天井におけるカビの発生を抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、浴室乾燥装置100、風路116、加熱部118、制御部120、ファン122、除湿部123、可動部124及び温度検知手段125などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや加熱部118、制御部120、ファン122、除湿部123、可動部124及び温度検知手段125などの設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 浴室、 11 天井、 12 側壁、 13 洗い場床、 14 浴槽、 20 リモコン、 100、101 浴室乾燥装置、 111 筐体、 112 吸込口、 112a 第1の吸込部、 112b 第2の吸込部、 114 吹出口、 116、116a 風路、 118 加熱部、 120 制御部、 122 ファン、 123 除湿部、 124 可動部、 125 温度検知手段、 126 ダンパ、 134 排出口、 136 ダンパ、 300 シャワー、 310 水蒸気、 320 気流、 A1〜A6 矢印、 S101〜S103 ステップ、 T1〜T4 時刻

Claims (6)

  1. 天井を有する浴室を乾燥させる浴室乾燥装置であって、
    空気を吸い込む吸込口と、
    前記吸込口から吸い込まれた空気を前記浴室内へ吹き出す吹出口と、
    を有する風路と、
    前記吹出口から前記天井に沿って空気が吹き出される送風運転を制御する制御部と、
    を備え、
    前記送風運転が行われているときに、前記吹出口から吹き出される空気の絶対湿度のうち前記浴室内で発生した水蒸気の成分は、前記浴室内の空気の絶対湿度のうち前記浴室内で発生した水蒸気の成分よりも少ないことを特徴とする浴室乾燥装置。
  2. 前記風路内に設けられた除湿部をさらに備え、
    前記吸込口は、前記送風運転中に前記浴室内から空気を吸い込み、
    前記吹出口は、前記浴室内から吸い込まれ前記除湿部によって除湿された空気を吹き出すことを特徴とする請求項1記載の浴室乾燥装置。
  3. 前記吸込口は、前記送風運転中に前記浴室外から空気を吸い込み、
    前記吹出口は、前記浴室外から吸い込まれた空気を前記浴室内に吹き出すことを特徴とする請求項1記載の浴室乾燥装置。
  4. 前記浴室内の温度を検知する温度検知手段をさらに備え、
    前記温度検知手段によって検知される温度の単位時間当たりの上昇が所定値以上になったときに、前記送風運転が開始されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の浴室乾燥装置。
  5. 前記風路内に設けられた加熱部をさらに備え、
    前記吹出口は、前記送風運転において、前記加熱部によって加熱された空気を吹き出すことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の浴室乾燥装置。
  6. 前記送風運転の開始後、前記浴室内の温度を検知する温度検知手段によって検知される温度が所定値以上低下するまで前記送風運転を継続することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の浴室乾燥装置。
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