JP2002372278A - 換気乾燥機 - Google Patents
換気乾燥機Info
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Abstract
て、水分付着による湿度センサーの感湿体の劣化、故障
を生じ難くすることができ、正確な湿度を検出すること
ができ、正確で安定した乾燥終了運転を実現することが
できる。 【解決手段】 換気乾燥機は、湿度センサー41の近傍
に、湿度センサー41に結露を発生するのを防止する結
露防止用ヒータ42を設けて構成することにより、湿度
センサー41の感湿体41bに結露を発生し難くするこ
とができるため、水分付着による湿度センサー41の感
湿体41bの劣化、故障を生じ難くすることができるの
で、長期間にわたって正確な湿度を検出することがで
き、正確で安定した乾燥終了運転を実現することができ
る。
Description
り、例えば、浴室内の湿気等を屋外へ排出したり、浴室
内の空気を暖めたりする機能を有する浴室用の換気乾燥
機に関する。
内を暖房したり、浴室を乾燥室として利用して衣類等の
被乾燥物の乾燥を行う機器が急速に普及してきている。
以下に、従来の浴室用の換気乾燥機について、図7を用
いて説明する。図7は浴室の天井裏側に設置された従来
の換気乾燥機の構成を示す図である。この従来の換気乾
燥機は、浴室129内の衣類等の被乾燥物(図示せず)の
乾燥を行う機能を有している。従来の換気乾燥機では、
ユーザー(人)によって運転指定部106により「被乾
燥物乾燥」が指定されると、制御部108が、温風用ヒ
ーター102と循環用送風機101を大風量にて運転さ
せる。乾燥時間は、ユーザーにより、運転指定部106
を用い被乾燥物の量等を考慮して経験的に目安で設定さ
れていた。
により、浴室129内の空気を吸込み、吸込んだ浴室1
29内の空気を循環経路103の如く、温風用ヒーター
102を通過させて浴室の洗い場方向へ大風量の温風と
して発生させる構成となっている。これにより、温風用
ヒーター102により暖められ浴室129へ吹き出され
た温風は、浴室129に吊り下げられた衣類等の被乾燥
物へ吹付けられる。被乾燥物は、乾燥を効率よく行うこ
とを考慮すると、温風が直接吹付けられる所に配置され
ることが望ましい。
風により水分を蒸発させながら乾燥していく。また、温
風は、温風用ヒーター102と循環用送風機101が動
作中、絶えず浴室129内に送り込まれるため、浴室1
29の温度が上昇する。従って、被乾燥物は、温風が吹
付けられるほか、浴室129の温度上昇により水分が効
率よく蒸発される。
からの水分蒸発により湿った浴室129の空気を吸込
み、吸込んだ湿った空気を、矢印の排気経路126の如
く、換気用ダクト127を介して屋外へ排出する。この
屋外への排出と同時に、浴室129の給気口128から
矢印130の如く、室内の空気が、浴室129内に取入
れられる。従って、被乾燥物は、循環用送風機101と
温風用ヒーター102による温風と浴室129の温度上
昇により水分を蒸発し、この水分蒸発により湿った空気
が換気用送風機120により室外へ排出されることによ
って乾燥されていく。
燥物に吹付けることにより被乾燥物を乾燥させるほか、
浴室129内の空気を吸込みながら浴室129内から吸
込んで暖めた温風を浴室129へ吐出すという動作によ
り、浴室129内の空気を循環させるとともに、その
間、温風が浴室129内に送り込まれるので、浴室12
9内を暖める暖房機能を有する。
よって運転指定部106により、被乾燥物の運転時間を
その乾燥の都度、人が被乾燥物の量、浴室129内の室
温や湿度、浴室129の広さなどを考慮して適宜、経験
的に設定されていた。このため、被乾燥物の乾燥状態を
人が度々確認し、被乾燥物の乾燥状態を見ながら乾燥し
ているかいないかを人が最終的に判断して、乾燥時間の
延長や停止等を行っていた。
態を人が度々確認し、被乾燥物の乾燥状態を見ながら乾
燥しているかいないかを人が判断して、乾燥時間の延長
や停止等を行っていたため、適切な乾燥を行うのが難し
く、面倒であった。そこで、この問題を解決する従来の
換気乾燥機としては、例えば、特開平4−240495
号公報のものが挙げられる。
る循環空気の相対湿度を検知するために湿度センサーを
設けた換気乾燥機が記載されている。また、この従来の
換気乾燥機は、湿度センサーを用いて循環空気の相対湿
度を検知し、その検知信号の変化から乾燥度合いを判断
し、乾燥度合いから乾燥が終了したと判断すると、換気
乾燥機による乾燥運転を停止させることが記載されてい
る。
換気乾燥機では、乾燥動作中は浴室129内の湿度を低
減することができるが、例えば、浴室129でシャワー
等を使用している時は、浴室129の湿度が高くなり、
乾燥機内に結露が発生して水分が付着し易い。このた
め、湿度センサーの感湿体にも結露が発生して水分が付
着し易いので、水分付着により湿度センサーの感湿体が
劣化したり故障したりして、正確な湿度を検出すること
ができなくなってしまい、その結果、正確で安定した乾
燥終了運転を行い難いという問題があった。
に結露を発生し難くすることにより、水分付着による湿
度センサーの感湿体の劣化、故障を生じ難くすることが
でき、正確な湿度を検出することができ、正確で安定し
た乾燥終了運転を実現することができる換気乾燥機を提
供することを目的とする。
換気する換気用送風機と、室内から吸込まれた室内の空
気を暖める温風用ヒーターと、室内の空気を吸込み、温
風用ヒーターにより暖められた温風を室内に吐出す循環
用送風機と、循環用送風機により循環された循環空気の
温度を検知する温度センサーと、循環用送風機により循
環された循環空気の相対湿度を検知する湿度センサー
と、温度センサーと湿度センサーの出力に基づいて循環
空気の絶対湿度を検出する湿度検知手段とを有する換気
乾燥機において、前記湿度センサーの近傍に、前記湿度
センサーに結露を発生するのを防止する結露防止用ヒー
ターを設けたものである。
サーと前記結露防止用ヒーターが、循環空気を通す通気
口を有するケース内に配置したものである。
サーの感湿体に通じる通気口を被うように透湿膜を前記
湿度センサー表面に設けたものである。
サーで循環空気の相対湿度を測定しているときに、前記
結露防止用ヒーターの給電を停止する給電停止手段を有
するものである。
用ヒーターの給電を常時行う給電手段を有するものであ
る。
の乾燥度合いを調節する乾燥度合い調節手段を有するも
のである。
サーと前記湿度センサーの検知出力に基づいて循環空気
の絶対湿度を検出する絶対湿度検出手段と、検出された
絶対湿度に基づいて被乾燥物の乾燥が終了したと判断し
た後、所定の時間、前記換気用送風機、前記温風用ヒー
ター及び前記循環用送風機を動作させる乾燥制御手段と
を有するものである。
風機と、室内から吸込まれた室内の空気を暖める温風用
ヒーターと、室内の空気を吸込み、温風用ヒーターによ
り暖められた温風を室内に吐出す循環用送風機と、循環
用送風機により循環された循環空気の温度を検知する温
度センサーと、循環用送風機により循環された循環空気
の相対湿度を検知する湿度センサーと、温度センサーと
湿度センサーの出力に基づいて循環空気の絶対湿度を検
出する湿度検知手段とを有する換気乾燥機において、前
記湿度センサーが、内部に前記湿度センサーに結露を発
生するのを防止する結露防止用ヒータを内蔵したもので
ある。
態を、図面を参照して説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る実施の形態1におけ
る換気乾燥機の構成を示す図である。換気乾燥機は、通
常、浴室(図示せず)の天井部分に配置され、浴室は、
従来の図7と同様、換気乾燥機の下方に配置される。図
1において、1は浴室内の空気を矢印の循環経路3のよ
うに吸込み、吸込んだ空気を、温風用ヒーター2を通過
させ、浴室へ大風量の温風として吐出す循環用送風機で
ある。
よりも、上流側の浴室側における換気乾燥機の開口に面
する部分に設置された温湿度センサーユニットである。
6は衣類等の被乾燥物の乾燥を行う「自動被乾燥物乾
燥」等の運転モード等を指定する運転指定部であり、7
は浴室側における換気乾燥機の開口を覆う化粧パネル1
0に設けられた吹き出し部である。
ト4からの入力により、循環用送風機1、温風用ヒータ
ー2、換気用送風機20を制御する制御部である。ユー
ザー(人)によって運転指定部6により「自動被乾燥物乾
燥」モードが指定されると、制御部8は、後述するよう
に、温風用ヒーター2、循環用送風機1及び換気用送風
機20を制御する。
った空気を吸込む排気部であり、排気部31から吸込ま
れた湿った空気は、換気用送風機20により、排気経路
26のように換気用ダクト27を介して屋外へ排出され
る。被乾燥物の乾燥メカニズム自体は、前述した従来の
通りであり、被乾燥物は、循環用送風機1と温風用ヒー
ター2による温風の吹付けと浴室の温度上昇により水分
を蒸発し、この水分蒸発により湿った空気が換気用送風
機20により室外へ排出されることによって乾燥され
る。
の構成を示す図である。図2において、41は湿度セン
サーであり、42は湿度センサー41近傍に設けられ、
湿度センサー41に結露を発生するのを防止するための
結露防止用ヒーターである。43は温度センサーであ
り、44は循環空気を内部に取込み排出するための通気
口44aを複数有するケースである。
継コネクター(図示ぜず)等により、循環経路3の浴室側
本体開口部に配置し、浴室側本体開口部から容易に分離
できるように構成してもよい。これにより、湿度センサ
ー41や結露防止用ヒーター42、温度センサー43が
故障しても、容易にメンテナンスすることができる。
1、結露防止用ヒーター42及び温度センサー43が収
納され配置されている。ここでは、湿度センサー41と
結露防止用ヒーター42は、各々離間して対向するよう
に近傍に配置されている。結露防止用ヒーター42は、
ケース44内の湿度センサー41に結露を効率よく生じ
ないようにすることを考慮すると、ケース44内の温度
を10℃程度上昇させることができる程度の容量のもの
が好ましい。
からONにして、所定の温度(例えば10℃上昇)にす
るのに立ち上げ時間がかかる。このようなヒーター立ち
上げ時に、例えば、浴室内でシャワー等が使用されて急
激に浴室内の湿度が上がってしまうと、ケース44内の
湿度センサー41に結露が発生する恐れがある。このよ
うに、立ち上げ時間の影響を受けないようにするには、
結露防止用ヒーター42を常時、給電状態にすることが
好ましい。
されて急激に浴室内の湿度が上がるときに、結露防止用
ヒーター42が停止されていると、ケース44内の湿度
センサー41に結露が発生する恐れがある。このような
場合にも、予め結露防止用ヒーター42を常時給電させ
ておくことにより結露を回避することができる。
湿度を正確に測定することを考慮すると、湿度センサー
41の測定中には結露防止用ヒーター42への給電は停
止させておくことが好ましい。これにより、ケース44
内の温度と湿度を、浴室内の循環空気の温度と湿度に近
づけることができ、より精度の高い測定を行うことがで
きる。また、結露防止用ヒーター42は、乾燥処理して
いるとき以外に給電を行うようにして、湿度センサー4
1への結露を防止するように構成してもよい。
燥物の乾燥処理を示すフローチャートである。まず、ユ
ーザー(人)によって運転指定部6により「自動被乾燥物
乾燥」モードが指定されると、制御部8は、湿度センサ
ー41により循環空気の相対湿度を検知し、循環空気の
相対湿度が40%RHより小さくなるまで、温風用ヒー
ター2を通電させるとともに、循環用送風機1と換気用
送風機20を強風運転させる(ステップS1)。
ように浴室内の空気を吸込み、その吸込んだ空気を温風
用ヒーター2で暖め、その暖められた温風を、吹き出し
部7を介して浴室内に設置された衣類等の被乾燥物に吹
付けている。温風は、温風用ヒーター2と循環用送風機
1が動作中、絶えず浴室内に送り込まれるため、浴室の
温度が上昇する。このように、被乾燥物は、温風が吹付
けられるほか、浴室の温度上昇により水分が効率よく蒸
発される。
の水分蒸発により湿った浴室の空気を、換気経路26の
ように吸込み換気用ダクト27を介して屋外へ排出す
る。この屋外への排出と同時に、浴室の給気口から室内
の空気が、浴室内に取入れられる。従って、被乾燥物
は、循環用送風機1と温風用ヒーター2による温風と浴
室の温度上昇により水分を蒸発し、この水分蒸発により
湿った空気が換気用送風機20により室外へ排出される
ことによって乾燥されていく。
に吹付けることにより被乾燥物を乾燥させるほか、浴室
内の空気を吸込みながら浴室内から吸込んで暖めた温風
を浴室へ吐出すという動作により、浴室内の空気を循環
させるとともに、その間、温風が浴室内に送り込まれる
ので、浴室内を暖める暖房機能を有する。
1により循環空気の相対湿度を検知し、相対湿度が40
%RHより小さくなったと判断すると(ステップS1)、
被乾燥物からの水分蒸発量が少なくなってくるため、浴
室内の温度を上げ被乾燥物よりの水分蒸発を促すため
に、換気用送風機20を強運転から弱運転にする(ステ
ップS2)。次いで、制御部8は、乾燥運転を続けなが
ら、例えば、10分間の循環空気の絶対湿度変化が所定
の値(現在絶対湿度の1/16若しくは0.3g/kgの何れ
か小さい値)より小さくなっているか、あるいは、循環
空気の相対湿度が30%RHより小さくなっているかを
判定する(ステップS3)。
より、湿度センサー41と温度センサー43からの出力
を基に演算して求められる。次いで、制御部8は、循環
空気の絶対湿度変化が所定の値より小さくなっていると
判断するか、あるいは、循環空気の相対湿度が30%R
Hより小さくなっていると判断すると(ステップS
3)、換気用送風機20と温風用ヒーター2を例えば5
分間停止し、その間、循環用送風機1による送風のみで
運転する(ステップS4)。
風期間に上昇しているか下がっているかをチェックし、
下がっていると判断すると(ステップS5)、乾燥終了と
判断して、ブザー等により乾燥終了を通知し、循環用送
風機1、温風用ヒーター2及び換気用送風機20を停止
して、乾燥運転を終了させる(ステップS7)。ここで、
絶対湿度が上昇してしまうのは、まだ被乾燥物より水分
が蒸発していることを示す。逆に、絶対湿度が低下する
ときは、浴室内の水分を乾燥した被乾燥物が取り込む
(吸着)ことを示し、被乾燥物が乾燥しているといえ
る。
は、乾燥終了の判断を正確に行うことを考慮すると、2
回以上行うことが好ましい。一方、制御部8は、循環空
気の絶対湿度がその間に上昇しているか下がっているか
をチェックし、上昇していると判断すると(ステップS
5)、乾燥終了していないと判断して、換気用送風機2
0と温風用ヒーター2を再度、例えば10分間運転して
(ステップS6)、ステップS3に戻る。
構成を示す図である。図4において、41aはセンサー
基板であり、41bはセンサー基板41a上に形成され
た循環空気の相対湿度を検出するための感湿体である。
41cは感湿体41bが形成されたセンサー基板41a
を収納するケースであり、41dはケース41c外部の
空気を接触されるための通気口であり、41eはセンサ
ー基板41aに接続されたリード線である。
サー41の近傍に、湿度センサー41に結露を発生する
のを防止する結露防止用ヒータ42を設けて構成したた
め、湿度センサー41の感湿体41bに結露を発生し難
くすることができる。このため、水分付着による湿度セ
ンサー41の感湿体41bの劣化、故障を生じ難くする
ことができるので、長期間にわたって正確な湿度を検出
することができ、正確で安定した乾燥終了運転を実現す
ることができる。
1と結露防止用ヒーター42を、循環空気を通す通気口
44aを有するケース44内に配置して構成したため、
湿度センサー41と結露防止用ヒーター42を近傍に配
置するだけでなく、ケース44内に配置したので、浴室
でシャワー等が使用されて湿度が上昇しても、結露防止
用ヒーター42によりケース内の近傍の湿度センサー4
1を効率よく加温することができる。
bに結露を発生し難くすることができる。また、ケース
44に循環空気を取り込み排出する通気口44aを設け
たので、湿度センサー41は、ケース44内に配置され
ていない場合と略同様、循環空気の相対湿度を精度よく
検知することができる。
うに、湿度センサー41の通気口41d上には何も被覆
しない構成としたため、仮に湿度センサー41に結露が
発生すると、通気口41dを介して直接、水滴が入り込
んで感湿体41bに接触する恐れがあるが、例えば、図
5に示すように、通気口41dに直接、水滴が入り込ま
ないように、通気口41dを覆うように透湿膜41fを
形成して構成してもよい。この透湿膜41fは、感湿体
41bで湿度を良好に検出させることを考慮すると、湿
度検出に必要な水蒸気を良好に透過させる機能を有する
ことが必要である。
を制御部8により、予め設定された基準の基で行う場合
について説明したが、乾燥具合を予め操作指定部6によ
りユーザーが適宜指定して、その入力を基に制御部8に
より乾燥処理するように構成してもよい。乾燥具合とし
ては、例えば、乾燥状態の標準レベルに対して、被乾燥
物をよりしっとりした状態にしたいときは弱レベルと
し、標準レベルに対して、被乾燥物をよりカラッとした
状態にしたいときは強レベルとして、操作指定部6から
適宜設定できるように構成してもよい。
環空気の絶対湿度がその送風期間に上昇しているか下が
っているかをチェックし、下がっていると判断すると、
乾燥終了と判断して、ブザー等により乾燥終了を通知
し、循環用送風機1、温風用ヒーター2及び換気用送風
機20を停止して、乾燥運転を終了させるように構成し
たが、被乾燥物の乾燥が終了したと判断した後、循環用
送風機1、温風用ヒーター2及び換気用送風機20を停
止させることなく、所定の時間、循環用送風機1、温風
用ヒーター2及び換気用送風機20を動作させるように
構成してもよい。このように、乾燥終了後も、所定の時
間、温風を被乾燥物に吹付けることにより、被乾燥物へ
の再吸湿を生じないようにすることができ、確実に被乾
燥物を乾燥させることができる。
形態2における換気乾燥機に使用される湿度センサーの
構成を示す図である。図6において、図4と同一符号は
同一又は相当部分を示し、41gが湿度センサー41の
内部に内蔵された湿度センサー41の感湿体41bに結
露を発生するのを防止する結露防止用ヒーターである。
結露防止用ヒーター41gは、ケース41c内でセンサ
ー基板41aと離間して対向するように近傍に配置され
ている。換気乾燥機としては、実施の形態1と同様、図
1に示すのものが使用される。
湿体41b近傍に、湿度センサー41の感湿体41bに
結露を発生するのを防止する結露防止用ヒータ42を湿
度センサー41のケース41内に設けて構成したため、
湿度センサー41の感湿体41bに結露を発生し難くす
ることができる。このため、水分付着による湿度センサ
ー41の感湿体41bの劣化、故障を生じ難くすること
ができるので、長期にわたって正確な湿度を検出するこ
とができ、正確で安定した乾燥終了運転を実現すること
ができる。
度センサーユニット4のケース44内に湿度センサー4
1と結露防止用ヒーター42を別々に配置して構成した
が、本実施の形態では、別々に配置することなく、結露
防止用ヒーター41gが内蔵された湿度センサーユニッ
ト41をそのまま温湿度センサーユニット4のケース4
4内に配置するだけでよいので、その分、温湿度センサ
ーユニット4を小型化することができる。
に、湿度センサーに結露を発生するのを防止する結露防
止用ヒーターを設けて構成することにより、湿度センサ
ーの感湿体に結露を発生し難くすることができるため、
水分付着による湿度センサーの感湿体の劣化、故障を生
じ難くして、正確な湿度を検出することができ、長期に
わたって正確で安定した乾燥終了運転を実現することが
できる。
を、循環空気を通す通気口を有するケース内に配置して
構成することにより、湿度センサーと結露防止用ヒータ
ーを近傍に配置するだけでなく、ケースに配置されるの
で、浴室でシャワー等が使用されて湿度が上昇しても、
結露防止用ヒーターによりケース内の近傍の湿度センサ
ーを効率よく加温することができる。このため、湿度セ
ンサーの感湿体に結露を発生し難くすることができる。
また、ケースに循環空気を取り込み排出する通気口44
aを設けたので、湿度センサーは、ケース内に配置され
ていない場合と略同様、循環空気の相対湿度を精度よく
検知することができる。
口を被うように透湿膜を湿度センサー表面に設けて構成
することにより、通気口に直接、水滴が入り込まないよ
うにすることができるので、水分による感湿体の劣化、
故障を抑えることができる。
を測定しているときに、給電停止手段により、結露防止
用ヒーターの給電を停止するように構成することによ
り、結露防止用ヒーターの影響を受けることなく、湿度
センサーで正確に循環空気の相対湿度を測定することが
できる。
ーの給電を常時行うように構成することにより、浴室内
で急激に湿度が上がったようなときにも、湿度センサー
に結露を発生し難くすることができる。
物の乾燥度合いを調節するように構成することにより、
ユーザーのお好みに合せた被乾燥物の乾燥を行うことが
できる。
サーと湿度センサーの検知出力に基づいて循環空気の絶
対湿度を検出し、乾燥制御手段により、この検出された
絶対湿度に基づいて被乾燥物の乾燥が終了したと判断し
た後、所定の時間、換気用送風機、温風用ヒーター及び
循環用送風機を動作させるように構成することにより、
乾燥終了後も、所定の時間、温風を被乾燥物に吹付ける
ことができるので、被乾燥物への再吸湿を生じないよう
にすることができ、確実に被乾燥物を乾燥させることが
できる。
湿度センサーに結露を発生するのを防止する結露防止用
ヒータを内蔵して構成することにより、湿度センサーの
感湿体に結露を発生し難くすることができるので、水分
付着による湿度センサーの感湿体の劣化、故障を生じ難
くすることができる。このため、正確な湿度を検出する
ことができ、正確で安定した乾燥終了運転を実現するこ
とができる。また、別々に配置することなく、結露防止
用ヒーターが内蔵された湿度センサーユニットをそのま
ま温湿度センサーユニットのケース内に配置するだけで
よいので、その分、温湿度センサーユニットを小型化す
ることができる。
機の構成を示す図である。
示す図である。
燥処理を示すフローチャートである。
る。
す図である。
機に使用される湿度センサーの構成を示す図である。
機の構成を示す図である。
路、4 温湿度センサーユニット、6 運転指定部、7
温風吹き出し部、8 制御部、10 化粧パネル、2
0 換気用送風機、26 排気経路、27 換気ダク
ト、31 排気部、41 湿度センサー、41a セン
サー基板、41b 感湿体、41e リード線、41f
透湿膜、41g、42 結露防止用ヒーター、43
温度センサー、41c、44 ケース、41d、44a
通気口。
Claims (8)
- 【請求項1】 室内の空気を換気する換気用送風機と、
室内から吸込まれた室内の空気を暖める温風用ヒーター
と、室内の空気を吸込み、温風用ヒーターにより暖めら
れた温風を室内に吐出す循環用送風機と、循環用送風機
により循環された循環空気の温度を検知する温度センサ
ーと、循環用送風機により循環された循環空気の相対湿
度を検知する湿度センサーと、温度センサーと湿度セン
サーの出力に基づいて循環空気の絶対湿度を検出する湿
度検知手段とを有する換気乾燥機において、 前記湿度センサーの近傍に、前記湿度センサーに結露を
発生するのを防止する結露防止用ヒーターを設けたこと
を特徴とする換気乾燥機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の換気乾燥機において、
前記湿度センサーと前記結露防止用ヒーターは、循環空
気を通す通気口を有するケース内に配置したことを特徴
とする換気乾燥機。 - 【請求項3】 請求項1乃至2に記載の換気乾燥機にお
いて、前記湿度センサーの感湿体に通じる通気口を被う
ように透湿膜を前記湿度センサー表面に設けたことを特
徴とする換気乾燥機。 - 【請求項4】 請求項1乃至3に記載の換気乾燥機にお
いて、前記湿度センサーで循環空気の相対湿度を測定し
ているときに、前記結露防止用ヒーターの給電を停止す
る給電停止手段を有することを特徴とする換気乾燥機。 - 【請求項5】 請求項1乃至4に記載の換気乾燥機にお
いて、前記結露防止用ヒーターの給電を常時行う給電手
段を有することを特徴とする換気乾燥機。 - 【請求項6】 請求項1乃至4に記載の換気乾燥機にお
いて、前記被乾燥物の乾燥度合いを調節する乾燥度合い
調節手段を有することを特徴とする換気乾燥機。 - 【請求項7】 請求項1乃至5に記載の換気乾燥機にお
いて、前記温度センサーと前記湿度センサーの検知出力
に基づいて循環空気の絶対湿度を検出する絶対湿度検出
手段と、検出された絶対湿度に基づいて被乾燥物の乾燥
が終了したと判断した後、所定の時間、前記換気用送風
機、前記温風用ヒーター及び前記循環用送風機を動作さ
せる乾燥制御手段とを有することを特徴とする換気乾燥
機。 - 【請求項8】 室内の空気を換気する換気用送風機と、
室内から吸込まれた室内の空気を暖める温風用ヒーター
と、室内の空気を吸込み、温風用ヒーターにより暖めら
れた温風を室内に吐出す循環用送風機と、循環用送風機
により循環された循環空気の温度を検知する温度センサ
ーと、循環用送風機により循環された循環空気の相対湿
度を検知する湿度センサーと、温度センサーと湿度セン
サーの出力に基づいて循環空気の絶対湿度を検出する湿
度検知手段とを有する換気乾燥機において、 前記湿度センサーは、内部に前記湿度センサーに結露を
発生するのを防止する結露防止用ヒータを内蔵したこと
を特徴とする換気乾燥機。
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JP2001178960A JP2002372278A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | 換気乾燥機 |
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