JP5647797B2 - 浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法 - Google Patents

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本発明は、浴室暖房乾燥機により浴室内で衣類を乾燥させる浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法に関する。
浴室暖房乾燥機は、浴室内の空気を循環させつつ加熱して浴室の暖房を行う暖房ユニットと、浴室内の空気を外部に排出して浴室の換気を行う換気ユニットとを備えている。そして、リモコンの乾燥スイッチがオンされたとき、暖房ユニットによる暖房及び換気ユニットによる換気を実行する乾燥運転を行って、浴室内で衣類を乾燥させるようにしている。また、従来、浴室内の絶対湿度を検出する湿度検出手段を設け、乾燥運転の開始から25分経過後に3分間だけ換気を停止して、換気停止中に湿度検出手段で検出した湿度上昇量が所定の判定値以上であるか否かを判別し、この湿度上昇量が判定値以上である場合に乾燥運転を再開し、湿度上昇量が判定値未満である場合には、乾燥運転を終了する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、換気停止中の湿度上昇量が判定値未満である場合に乾燥運転を終了するのは、衣類が乾いているか衣類が無いのに無駄に乾燥運転が行われることを防止するためである。然し、濡れた衣類が有っても、浴室内が入浴直後等の高湿度の状態で乾燥運転を開始すると、換気停止中に衣類から蒸発する水分量が少なくなって、湿度上昇量が判定値未満になり、衣類が乾燥されていないのに乾燥運転が終了される早切れを生じてしまう。
特開2005−296328号公報
本発明は、以上の点に鑑み、衣類が乾いているか衣類が無いのに無駄に乾燥運転が行われることを防止し、且つ、高湿度の状態で乾燥運転を開始したときの早切れも防止できるようにした浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、浴室内の空気を循環させつつ加熱して浴室の暖房を行う暖房ユニットと、浴室内の空気を外部に排出して浴室の換気を行う換気ユニットと、浴室内の絶対湿度を検出する湿度検出手段とを備える浴室暖房乾燥機により浴室内で衣類を乾燥させる浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法であって、暖房ユニットによる暖房及び換気ユニットによる換気を実行する乾燥運転の開始から所定の第1設定時間内に湿度検出手段で検出した湿度上昇量が所定の第1判定値以上であるか否かを判別して、この湿度上昇量が第1判定値以上である場合に乾燥運転を継続し、湿度上昇量が第1判定値未満である場合には、暖房を停止させて換気のみを実行する換気運転を所定の第2設定時間だけ行った後、乾燥運転を再開し、乾燥運転の再開から所定の第3設定時間内に湿度検出手段で検出した湿度上昇量が所定の第2判定値以上であるか否かを判別して、この湿度上昇量が第2判定値以上である場合に乾燥運転を継続し、湿度上昇量が第2判定値未満である場合には、乾燥運転を終了することを特徴とする。
本発明によれば、衣類が乾いているか衣類が無い場合は、乾燥運転を開始してから第1設定時間内の湿度上昇量と、第2設定時間の換気運転後の乾燥運転再開から第3設定時間内の湿度上昇量とが共に第1と第2の各判定値未満になり、乾燥運転が終了される。従って、衣類が乾いているか衣類が無いのに無駄に乾燥運転が行われることを防止できる。
また、高湿度の状態で乾燥運転を開始したときは、濡れた衣類が有っても、換気による高湿度状態の浴室内の水分の排出で絶対湿度の上昇が抑制されて、乾燥運転開始から第1設定時間内の湿度上昇量は第1判定値未満になる。然し、第2設定時間の換気運転により浴室内の湿度が低下して、乾燥運転の再開により衣類からの水分蒸発量が換気による水分排出量を上回って、乾燥運転再開から第3設定時間内の湿度上昇量は第2判定値以上になる。そのため、乾燥運転が継続され、衣類が乾燥されていないのに乾燥運転が終了される早切れを防止することができる。
ところで、第2設定時間中も乾燥運転を行うことが考えられるが、衣類が乾いているか衣類が無い場合には、無駄な乾燥運転時間が第2設定時間分だけ増えることになる。これに対し、本発明では、第2設定時間中は暖房を停止して換気のみを行うため、エネルギー消費量を低減でき、有利である。尚、本発明において、第3設定時間は、第1設定時間と同じ時間に設定されていてもよく、同様に、第2判定値は、第1判定値と同じ値に設定されていてもよい。
浴室暖房乾燥機の設置状況を示す斜視図。 浴室暖房乾燥機の構造を模式的に示す説明図。 実施形態の乾燥運転制御の内容を示すフロー図。 浴室の絶対湿度の各種変化を示すグラフ。
図1を参照して、BR、DR及びTRはそれぞれ浴室、脱衣所及びトイレであり、浴室BRの天井に浴室暖房乾燥機1が設置されている。この浴室暖房乾燥機1は、暖房ユニット2と換気ユニット3とを備えており、暖房ユニット2による浴室BRの暖房と、換気ユニット3による浴室BR、脱衣所DR及びトイレTRの換気とを行い得られるようにしている。
暖房ユニット2は、図2に示す如く、浴室BRに連通する図示省略した吸込み口と吹出し口とを有するケーシング4内に、循環ファン5と、熱源機6からの温水を流す放熱器7とを収納して構成されている。そして、循環ファン5の回転により浴室BR内の空気を循環させつつ放熱器7により加熱して、浴室BRの暖房を行う。吹出し口には、ステッピングモータ8aで駆動される可動ルーバ8が設けられており、暖房ユニット2からの送風方向を可動ルーバ8によって変更できるようにしている。また、熱源機6と放熱器7との間の温水循環路9には、放熱器7への温水の供給を断続する熱動弁10が介設されている。循環ファン5のモータ5a、可動ルーバ8のステッピングモータ8a及び熱動弁10はマイクロコンピュータから成るコントローラ11で制御される。
換気ユニット3は、暖房ユニット2のケーシング4に隣接するケーシング12と、このケーシング12内に収納した、コントローラ11により制御されるファンモータ13aで駆動される換気ファン13とを備えている。ケーシング12には、暖房ユニット2のケーシング4を介して浴室BRに連通する浴室用吸気口14と、脱衣所DRとトイレTRに夫々ダクト15a,16a(図1参照)を介して連通する脱衣所用とトイレ用の吸気口15,16と、排気ダクト17a(図1参照)を介して屋外に連通する排気口17とが形成されている。そして、換気ファン13の回転で浴室用と脱衣所用とトイレ用の各吸気口14,15,16から空気が吸引され、排気口17を介して屋外に排出される。また、浴室用吸気口14は、可動ダンパ18により開閉及び開度調節自在になっている。この可動ダンパ18は、コントローラ11により制御されるステッピングモータ18aで駆動される。
コントローラ11には、脱衣所DR等に設置するリモコン19からの信号やトイレスイッチ20からの信号が入力される。リモコン19には、常時換気スイッチや暖房スイッチや浴室換気スイッチや乾燥スイッチといった各種スイッチが設けられており、これらスイッチの操作に応じコントローラ11が暖房ユニット2と換気ユニット3との運転を制御する。
例えば、常時換気スイッチをオンすると、可動ダンパ18を所定の中開度に開いた状態で換気ファン13を所定回転数で継続作動させる常時換気モードでの運転が行われる。尚、常時換気モードでの運転中にトイレスイッチ20がオンされると、可動ダンパ18の開度を減少させると共に換気ファン13の回転数を増加させ、トイレTRの換気量を増量する。暖房スイッチをオンすると、放熱器7に温水が供給されると共に循環ファン5が作動され、浴室BRの暖房が行われる。この際、浴室BR内の暖かい空気が屋外に排出されることがないように、可動ダンパ18は閉じられる。浴室換気スイッチをオンすると、可動ダンパ18が全開開度に開かれると共に換気ファン13が作動され、浴室BRの換気が行われる。
また、暖房ユニット2には、吸込み口に臨ませて、浴室BR内の絶対湿度を検出する湿度検出手段たる湿度センサ21と、浴室BRの室温を検出する温度センサ22とが設けられている。これらセンサ21,22の出力信号はコントローラ11に入力される。そして、コントローラ11は、リモコン19に設けた乾燥スイッチがオンされたときに、湿度センサ21の検出湿度に基づいて、図3に示す乾燥運転制御を行う。尚、湿度センサ21は、これに通電したときに作動して、絶対湿度に応じた電圧を出力する。
乾燥運転制御では、先ず、STEP1で暖房ユニット2による暖房及び換気ユニット3による換気を実行する乾燥運転を開始する。暖房は、放熱器7に温水を供給すると共に循環ファン5を作動させることで行われ、換気は、可動ダンパ18を中開度に開いた状態で換気ファン13を作動させることにより行われる。また、乾燥運転の開始時に湿度センサ21への通電を開始する。
次に、STEP2において、湿度センサ21による湿度検出が可能となる所定の待ち時間(例えば、3分)が経過したか否かを判別し、経過したときにSTEP3に進んで、このときに検出される絶対湿度を初期湿度Hsとして記憶する。その後、STEP4において、乾燥運転の開始から所定の第1設定時間(例えば、10分)が経過したか否かを判別し、経過したときにSTEP5に進んで、第1設定時間内に検出した絶対湿度の最高値から初期湿度Hsを減算して第1設定時間内の湿度上昇量ΔHを求め、この湿度上昇量ΔHが所定の第1判定値YΔH1(例えば、3.4g/m)以上であるか否かを判別する。
そして、ΔH≧YΔH1の場合は、乾燥運転を継続するが、ΔH<YΔH1の場合にはSTEP6に進んで、放熱器7への温水供給及び循環ファン5の停止で暖房を停止し、換気のみを実行する換気運転に移行する。この際、湿度センサ21への通電は停止する。次に、STEP7で換気運転への移行時点から所定の第2設定時間(例えば、15分)が経過したか否かを判別し、経過したときにSTEP8に進んで、暖房を行うことにより乾燥運転を再度開始すると共に、湿度センサ21への通電を開始する。その後、STEP9で上記と同様の待ち時間が経過したと判別されたときにSTEP10に進み、このときに検出される絶対湿度を新たな初期湿度Hsとして記憶する。
次に、STEP11において、乾燥運転の再開から所定の第3設定時間(例えば、第1設定時間と同じ10分)が経過したか否かを判別し、経過したときにSTEP12に進んで、乾燥運転の再開から第3設定時間内に検出した絶対湿度の最高値から初期湿度Hsを減算して第3設定時間内の湿度上昇量ΔHを求め、この湿度上昇量ΔHが所定の第2判定値YΔH2(例えば、第1判定値と同じ3.4g/m)以上であるか否かを判別する。そして、ΔH≧YΔH2の場合は、乾燥運転を継続するが、ΔH<YΔH2の場合にはSTEP13に進んで、暖房及び換気を停止して乾燥運転を終了すると共に、湿度センサ21への通電を停止する。尚、常時換気スイッチがオンされているときは、暖房のみを停止して乾燥運転を終了する。
ここで、乾燥運転を行った場合、浴室内の絶対湿度は、通常、図4(a)に示す如く変化する。即ち、乾燥運転開始から一定期間は衣類からの水分の蒸発量が換気による水分の排出量を上回って、絶対湿度が上昇し、次に、衣類からの水分の蒸発量と換気による水分の排出量とがバランスして、絶対湿度がピーク湿度Hpで一定になり、その後衣類からの水分の蒸発量の減少で絶対湿度が低下する。そして、乾燥運転開始から第1設定時間内の湿度上昇量ΔHは第1判定値YΔH1以上になる。
一方、衣類が乾燥していたり衣類が無い場合には、乾燥運転開始から第1設定時間内の湿度上昇量ΔHは第1判定値YΔH1未満になる。従って、STEP5でΔH<YΔH1と判別されたときは、直ちに乾燥運転を停止することが考えられる。然し、入浴直後等の高湿度状態で乾燥運転を開始した場合には、濡れた衣類が有って、衣類から水分が蒸発しても、換気による高湿度状態の浴室BR内の水分の排出で絶対湿度の上昇が抑制されて、乾燥運転開始から第1設定時間内の湿度上昇量ΔHは、図4(b)に示す如く、第1判定値YΔH1未満になる。そのため、STEP5でΔH<YΔH1と判別されたときに、直ちに乾燥運転を停止したのでは、衣類が乾燥されていないのに乾燥運転が停止される早切れを生ずる。
これに対し、本実施形態では、STEP5でΔH<YΔH1と判別されたときに、換気運転を第2設定時間だけ行った後、乾燥運転を再開し、STEP12で乾燥運転再開から第3設定時間内の湿度上昇量ΔHが第2判定値YΔH2以上になったか否かを判別している。衣類が乾燥していたり衣類が無い場合には、STEP5でΔH<YΔH1と判別された後、STEP12でもΔH<YΔH2と判別されて、乾燥運転が停止される。
また、濡れた衣類が有って高湿度状態で乾燥運転を開始した場合には、STEP5でΔH<YΔH1と判別されても、第2設定時間の換気運転により浴室BR内の絶対湿度が低下するため、乾燥運転の再開により衣類からの水分蒸発量が換気による水分排出量を上回って、乾燥運転再開から第3設定時間内の湿度上昇量ΔHは、図4(b)に示す如く、第2判定値YΔH2以上になる。従って、STEP12でΔH≧YΔH2と判別されて、乾燥運転が継続され、衣類が乾燥されていないのに乾燥運転が停止される早切れを防止することができる。
STEP5でΔH≧YΔH1と判別され或いはSTEP12でΔH≧YΔH2と判別されて乾燥運転を継続するときは、先ず、STEP14で判別時点から所定の第4設定時間が経過したか否かを判別し、経過したときにSTEP15に進んで、乾燥判定値YH1を設定する。乾燥判定値YH1は、乾きにくい条件でも衣類が乾くような絶対湿度(例えば、12.7g/m)に初期設定される。ここで、第4設定時間は、この時間が経過する前に絶対湿度がピーク湿度Hpに達するように、例えば10分に設定されるが、その後にピーク湿度Hpに達することもある。そこで、第4設定時間経過後に検出した絶対湿度が経過前に検出した絶対湿度の最高値を上回ったときは、その差分だけ乾燥判定値YH1を増加補正する。
上記の如く乾燥判定値YH1を設定すると、STEP16に進み、その時点で検出した絶対湿度Hnが初期湿度Hsを基準にして設定される所定の未乾燥判定値YH2よりも低いか否かを判別する。尚、未乾燥判定値YH2は、初期湿度Hsに実験的に求めた所定の偏差dH(例えば、3.4g/m)を加えた値に設定される。Hn<YH2であれば、STEP17に進み、それまでの最高湿度が検出されたとき及び第4設定時間が経過してからの最低湿度を検出したときに0リセットされて再スタートするタイマの計時時間TMが所定時間YTM以上になったか否かを判別する。この計時時間TMは、検出湿度Hnがピーク湿度Hpに向けて連続的に上昇しているとき及びピーク湿度Hpから連続的に低下しているときは0であるが、検出湿度Hnが変化しなくなると0から次第に増加する。従って、STEP17では、検出湿度Hnが所定時間(例えば、10分)YTM変化していないか否かが判別されることになる。
STEP16でHn≧YH2と判別されたり、STEP17でTM<YTMと判別されたときは、STEP18に進んで、その時点で検出した絶対湿度Hnが乾燥判定値YH1以下になったか否かを判別する。そして、Hn>YH1であればSTEP15に戻るが、Hn≦YH1になったときは、乾燥運転の終了処理を行う。
この終了処理では、先ず、STEP19で残時間を決定する。残時間は、第4設定時間が経過したときに温度センサ22で検出した室温Tに応じて、例えば、T<30℃のときに30分、30℃≦T<50℃のときに20分、T≧50℃のときに10分に設定される。次に、STEP20で残時間が経過したか否かを判別し、経過したときにSTEP21に進み、暖房及び換気を停止して換気運転を終了すると共に、湿度センサ21への通電を停止する。また、STEP16でHn<YH2と判別され、且つ、STEP17でTM≧YTMと判別されたときは、直接STEP19に進んで乾燥運転終了処理を行う。
尚、絶対湿度が乾燥判定値YH1に低下しても、風の当たらない部分や衣類同士が重なっている部分等が乾いていないことがある。そのような部分も残時間の乾燥運転を行うことで乾く可能性がある。そのため、本実施形態では、乾燥運転終了処理で残時間の乾燥運転を行っているが、乾燥運転終了処理への移行で直ちに乾燥運転を停止するようにしてもよい。
ここで、浴室BR内の絶対湿度は、図4(a)に示す如く、ピーク湿度Hpで暫く安定した後に次第に低下して乾燥判定値YH1以下となるが、衣類が乾燥し易い場合には、図4(c)に示す如く、絶対湿度が乾燥判定値YH1まで低下しないうちに衣類が乾燥して、検出湿度Hnが乾燥判定値YH1よりも高い値で変化しなくなる。この場合、検出湿度Hnが乾燥判定値YH1に低下するまで乾燥運転を継続したのでは、衣類がそれ以上乾燥されないのに無駄に乾燥運転が継続されることになり、エネルギーの浪費になる。
これに対し、本実施形態では、検出湿度Hnが乾燥判定値YH1より高くても所定時間YTM変化しないときには、STEP17でTM≧YTMと判別されて、STEP19以下の乾燥運転終了処理に移行する。そのため、無駄に乾燥運転が継続されてエネルギーの浪費を生ずることを防止できる。
ところで、ピーク湿度Hp付近で絶対湿度が安定したときにも、TM≧YTMになることがある。この場合に乾燥運転終了処理に移行したのでは、衣類が乾燥していないのに乾燥運転が停止される早切れを生ずる。然し、本実施形態では、ピーク湿度Hp付近で絶対湿度が安定した場合には、STEP16でHn≧YH2と判別されて、STEP18に進むため、早切れを生ずることはない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態で例示した第3設定時間は、第1設定時間と同じ10分に設定されているが、第3設定時間を第1設定時間と異ならせてもよく、同様に、第1判定値YΔH1と第2判定値YΔH2とを異なる値に設定してもよい。また、上記実施形態では、湿度センサ21として絶対湿度を検出するものを用いているが、湿度センサ21として相対湿度を検出するものを用いることも可能である。この場合、コントローラ11において、湿度センサ21が検出した相対湿度と温度センサ22が検出した室温とから浴室BR内の絶対湿度を算出する。また、暖房ユニット2に、上記実施形態の放熱器7に代えて電気ヒータを設け、循環ファン5で循環される浴室BR内の空気を電気ヒータで加熱するようにしてもよい。
BR…浴室、1…浴室暖房乾燥機、2…暖房ユニット、3…換気ユニット、11…コントローラ、21…湿度センサ(湿度検出手段)。

Claims (1)

  1. 浴室内の空気を循環させつつ加熱して浴室の暖房を行う暖房ユニットと、浴室内の空気を外部に排出して浴室の換気を行う換気ユニットと、浴室内の絶対湿度を検出する湿度検出手段とを備える浴室暖房乾燥機により浴室内で衣類を乾燥させる浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法であって、
    暖房ユニットによる暖房及び換気ユニットによる換気を実行する乾燥運転の開始から所定の第1設定時間内に湿度検出手段で検出した湿度上昇量が所定の第1判定値以上であるか否かを判別して、この湿度上昇量が第1判定値以上である場合に乾燥運転を継続し、第1判定値未満である場合には、暖房を停止させて換気のみを実行する換気運転を所定の第2設定時間だけ行った後、乾燥運転を再開し、
    乾燥運転の再開から所定の第3設定時間内に湿度検出手段で検出した湿度上昇量が所定の第2判定値以上であるか否かを判別して、この湿度上昇量が第2判定値以上である場合に乾燥運転を継続し、第2判定値未満である場合には、乾燥運転を終了することを特徴とする浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法。
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