JP5711562B2 - 暖房乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、室内を衣類乾燥室として機能させることができる暖房乾燥機に関するものである。
従来から、送風と温風を組合せて効率よく衣類の乾燥運転ができる換気乾燥機として特許文献1などが知られている。
特許文献1では、ファンを駆動して浴室内の空気を吸引し、その吸気の一部を排気通路を介して屋外に排気する一方、残りの吸気を熱源を有する循環通路を介して浴室内に戻し、送風による乾燥運転を所定時間行った後に、熱源を動作して温風による仕上げ乾燥運転を一定時間行う、換気乾燥機が示されている。
ところが、乾燥運転を行わないときは室内の湿度を下げることができず、カビの抑制効果が十分に得られない虞がある。
そこで、他の従来例として、カビ防止のために、浴室において、常時(24時間)換気ができる浴室暖房乾燥機として特許文献2などが知られている。
この特許文献2では、暖房、換気、乾燥等の運転を行なうと共に、断続的または連続的に換気運転を行う常時換気運転モードを備えており、常時(24時間)換気運転の際は、通常換気風量よりも少ない少換気風量にて換気されており、乾燥運転の際には、通常換気風量になるように、運転制御されている。
特開平11−47495号公報 特開2000−346410号公報
しかし、前記特許文献2の浴室暖房乾燥機では、常時(24時間)換気運転を行うときの少換気風量は使用者により設定することができ、その際、使用者が設定した少換気風量の値が乾燥用設定換気風量より、低い値の風量に設定されていた場合においては、当該乾燥用設定換気風量にて送風乾燥運転が行われる。よって、乾燥運転の際に、使用者の望む換気より大きい換気風量にて送風乾燥運転が行われることになってしまい、無駄なエネルギー消費を伴う虞がある。
これに対し、使用者が設定した少換気風量の値が、乾燥用設定換気風量よりも低い値の風量に設定されていた場合において、使用者が設定した少換気風量を乾燥用設定換気風量として、送風乾燥運転が行われるようにすると、乾燥運転の際に十分な乾燥性能が得られないことになってしまうという問題がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、24時間換気運転を実行する場合に、過剰な換気風量にて乾燥運転が行われることがなく、エネルギーが余分に消費されることが極力抑制され、乾燥運転のためのランニングコストが節約でき、しかも、衣類や室内などの乾燥対象物の仕上がりに悪影響を与えることがなく、良好な乾燥性能が得られる暖房乾燥機を提供することにある。
前記の課題を解決するために、本発明は、吸い込み口1から室内の空気を吸気として吸い込んで、前記吸気の一部を屋外に排気すると共に残りの吸気を吹き出し口3から室内に吹き出すことで室内を乾燥する乾燥運転と、前記吸気の全部を屋外に排気して室内を常時換気する24時間換気運転とを選択的に実行する暖房乾燥機において、前記24時間換気運転は、使用者による設定変更が可能な24時間換気用設定換気風量で実行され、前記乾燥運転における換気風量は、24時間換気運転を実行しない時は所定基準風量に設定され、24時間換気運転を実行する時は前記24時間換気用設定換気風量と前記所定基準風量のうちの大きい方の風量に設定されることを特徴としている。
このような構成とすることで、24時間換気運転を実行する場合に、過剰な換気風量にて乾燥運転が行われることがなく、ランニングコストを節約でき、しかも、乾燥運転における換気風量は使用者が設定した24時間換気用設定換気風量と予め決められている所定基準風量のうち大きい方の風量とされるため、換気風量が不足する事態を極力回避でき、衣類などの乾燥対象物の仕上がりが良好となる。
また、前記乾燥運転は、換気風量の最小値を前記所定基準風量以上とする基準風量優先乾燥運転と、換気風量の最小値を前記所定基準風量以上とする必要がない24時間風量優先乾燥運転とを含むように構成され、前記24時間換気運転を実行する時は、基準風量優先乾燥運転における換気風量を前記24時間換気用設定換気風量と前記所定基準風量のうちの大きい方の風量に設定し、24時間風量優先乾燥運転における換気風量を前記24時間換気用設定換気風量に設定するのが好ましい。この場合、24時間換気運転による換気機能を損なうことなく、しかも衣類や室内などの乾燥対象物の湿りの程度に応じて、基準風量優先乾燥運転と24時間風量優先乾燥運転とを選択して実行することにより、無駄な乾燥運転をなくすことができ、ランニングコストの節約が図れる。
また、前記吸気の一部を屋外に排気すると共に残りの吸気を加熱手段により加熱して吹き出し口3から温風として室内に吹き出すことで室内を加熱乾燥する温風乾燥運転モードを実行するときは、前記基準風量優先乾燥運転を行い、前記吸気の一部を屋外に排気すると共に残りの吸気を加熱手段により加熱せず吹き出し口3から室内に吹き出すことで室内を送風乾燥する送風乾燥運転モードを実行するときは、前記24時間風量優先乾燥運転を行うように構成するのが好ましい。この場合、温風乾燥運転のように湿度を多く含んだ空気を屋外へ排出する場合は、換気風量を大にした基準風量優先乾燥運転が行われるので、十分な乾燥性能を備えるものとなる。一方、送風乾燥運転のように湿度が少ない空気を屋外に排出する場合は、24時間風量優先乾燥運転が行われるので、適度に湿気が屋外に排気できるようになる。
また、前記吸気の湿度を検知する湿度検出手段27を備え、前記乾燥運転を行う際に、湿度検出手段27による検出湿度の値が所定の閾値より大きい時は前記基準風量優先乾燥運転を選択し、所定の閾値より小さい時は前記24時間風量優先乾燥運転に切り換えるのが好ましい。この場合、室内の湿度が多いときは基準風量優先乾燥運転により乾燥が促進され、室内の湿度が少なくなった段階で24時間風量優先乾燥運転に切り換えることができるので、無駄な量の換気をなくすことができる。
請求項1の発明においては、24時間換気運転を実行する場合に、過剰な換気風量にて乾燥運転が行われることがなく、エネルギーが余分に消費されることが極力抑制され、乾燥運転のためのランニングコストが節約でき、しかも、衣類などの乾燥対象物の仕上がりに悪影響を与えることがなく、良好な乾燥性能が得られる。この結果、衣類をむらなく乾燥できるようにしながら、消費エネルギーを低減する運転仕様として、ランニングコストが低いエコ乾燥運転を実現できる。
請求項2の発明においては、24時間換気運転による換気機能を損なうことなく、しかも衣類などの乾燥対象物の湿りの程度に応じた乾燥運転を実行でき、結果、無駄な乾燥運転をなくすことができ、ランニングコストの節約が図れる。
請求項3の発明においては、温風乾燥運転モード時には湿度を多く含んだ空気を屋外へ排出することができる基準風量優先乾燥運転が実行され、送風乾燥運転モード時には適度に湿気を屋外に排気できる24時間風量優先乾燥運転が実行されるので、ランニングコストが節約できると共に乾燥性能も向上する。
請求項4の発明においては、乾燥運転を行う際に、湿度検出手段による検出湿度の値が所定の閾値より大きい時は基準風量優先乾燥運転を実行し、所定の閾値より小さくなった時は24時間風量優先乾燥運転に切り換えられるので、無駄な量の換気をなくして、更にランニングコストを節約できるものである。
本発明の一実施形態に用いる浴室暖房乾燥機の一例を示す縦断面図である。 同上の浴室暖房乾燥機の内部の配管を説明する管路図である。 同上の浴室暖房乾燥機を浴室に設置した状態の斜視図である。 同上の制御部のブロック図である。 同上の脱衣所用の操作器の正面図である。 同上の浴室用の操作器の正面図である。 同上のエコ乾燥運転時における温水温度と湿度センサ出力と浴室温度の関係を示すタイムチャートである。 同上の制御動作を説明するフローチャートの前半部である。 同上の制御動作を説明するフローチャートの後半部である。 同上の本温風乾燥運転時間[TX]を示すグラフである。 同上のエコ乾燥運転における換気風量設定の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1乃至図3に示すように本発明の暖房乾燥機は、ユニットバスのような浴室2に設置されるミスト機能付浴室暖房乾燥機(以下、単に「浴室暖房乾燥機A」という)で構成されている。この浴室暖房乾燥機Aは浴室2内の暖房をしたり、浴室2内を換気したり、浴室2内を乾燥したり、浴室2内に干した洗濯物を乾燥したり、浴室2内に涼風を送風したり、浴室2内に温水のミストを噴霧してミスト浴をしたり、浴室2内に温水のミストを噴霧すると共に温風を吹き出してミストサウナ浴をしたりする機能を有する。
また浴室暖房乾燥機Aを浴室2に設置するとき、図3に示すように、浴槽7の上方の位置で浴室2の天井8に浴室暖房乾燥機Aを設置してある。浴室暖房乾燥機Aの本体9は天井裏に配置してあり、吊り金具10にて天井スラブ等に吊り支持してあり、本体9の下面を浴室2の天井8の開口部11に臨ませてある。天井8の下から開口部11を覆うようにグリル板12(図1)を配置してあり、グリル板12を本体9の下面側に取り付けてある。
本体9内には、図2に示すように、温風用熱交換器13や送風機14を内装してある。この温風用熱交換器13は内部に温水を通すことで外部を流れる空気、つまり浴室2内に送り込まれる空気と温水とを熱交換して、空気を加熱するものである。この温風用熱交換器13は本体9に配管した暖房用温水管路15の途中に配置してあり、暖房用温水管路15には給湯暖房機のような熱源機16(図3)から温水が供給されるようになっている。暖房用温水管路15の途中には、温風用熱交換器13への温水の供給を開閉するための暖房用開閉弁として熱動弁17を設けてあり、暖房用温水管路15の途中にはこの管路を流れる温水の温度を検出する暖房温水サーミスタTH2を配置してある。
送風機14には、図1に示すように、浴室内空気を循環させる循環ファン14aと、浴室内空気を外部へ排出する換気ファン14bとがある。図1中の50は逆風止めである。また本体9の下面側には循環ファン14aで送風される空気を吹き出す吹き出し口3を設けてあり、この吹き出し口3には可動ルーバー18を回転自在に装着してあり、可動ルーバー18を回転することにより吹き出し口3を開閉したり、吹き出し口3から吹き出す風向を変えることができるようになっている。グリル板12には浴室2内の空気を吸い込む吸い込み口1を設けてあり、この吸い込み口1の近傍に浴室温度サーミスタTH3を配置してある。
また、浴室暖房乾燥機Aには、ミスト浴の機能を持たせるためのミスト発生部19を組み込んである。ミスト発生部19のミストノズル4はグリル板12の部分に配置してあり、ミスト用給水管路20をミストノズル4に連通させてある。このミストノズル4としては、図2に示すように、2個のミストノズル4a,4bがあり、各ミストノズル4a,4bは0.5リットル/min程度の流量で温水のミストを噴霧するようになっている。ミストノズル4a,4bの手前には電磁弁のようなミスト開閉弁21a,21bを設けてあり、ミスト開閉弁21a,21bの開閉にてミストノズル4aやミストノズル4bから選択的に温水のミストが噴霧されるようになっている。2つのミストノズル4a,4bから温水のミストを噴霧すると、強のミスト量でミストを噴霧でき、一方のミストノズル4a又はミストノズル4bから温水のミストを噴霧すると、弱のミスト量で噴霧できるようになっている。本例の場合、ミスト発生部19は本体9の上に搭載してある。
ミスト用給水管路20には、水道水のような上水が供給されるようになっており、入口側から順にストレーナ22、電磁弁のような給水電磁弁23を設けてある。上記暖房用温水管路15には温風用熱交換器13と並列になるようにミスト加熱用管路24を設けてあり、このミスト加熱用管路24の途中にはミスト加熱用管路24を流れる温水の流れを制御する比例弁25を設けてある。またミスト加熱用管路24とミスト用給水管路20との間には液―液熱交換器であるミスト用熱交換器26を配置してあり、ミスト加熱用管路24を流れる温水でミスト用給水管路20を流れるミスト用の水が加熱されるようになっている。ミスト用給水管路20におけるミスト用熱交換器26とミスト開閉弁21a,21bとの間には、ミスト用給水管路20を流れる温水の温度を検出するミスト温度サーミスタTH1を配置してある。
また浴室暖房乾燥機Aは、図3に示すように、浴室2外の脱衣所に設けた操作器5や浴室2内に設けた操作器30にてリモコン操作されるようになっている。脱衣所用の操作器5には、図5に示すように、タイマー表示部31、タイマー設定スイッチ32、風向スイッチ33、ミストサウナスイッチ34、乾燥スイッチ6、暖房スイッチ36、涼風スイッチ37、換気スイッチ38、停止スイッチ39、24時間換気スイッチ100を設けてある。浴室内の操作器30には、図6に示すように、状態表示部40、ミストサウナスイッチ34、ミストスイッチ41、温度設定スイッチ42、暖房スイッチ36、涼風スイッチ37、風向スイッチ33、ミスト入浴時間のストップウォッチのスタート/ストップスイッチ43、リセットスイッチ45、停止スイッチ39を設けてある。
図4は浴室暖房乾燥機Aの制御部Bの一例を示している。制御部Bには、メモリ28、演算回路29等が内蔵されている。上記操作器5や操作器30をリモコン操作することで制御部Bにて、以下のように24時間換気運転とエコ乾燥運転とを制御できるようになっている。
先ず、24時間換気運転を説明する。
本例の浴室暖房乾燥機Aは、浴室にカビを発生させないため、浴室内を常時換気するための24時間換気運転が実行可能とされる。この24時間換気運転では、脱衣所用の操作器5の24時間換気スイッチ100(図5参照)を押すと、24時間換気ランプが点灯して、換気ファン14bが作動する。その際、循環ファン14aは停止状態にあり、熱動弁17及び可動ルーバー18は閉塞位置となっている。これにより、浴室2内の空気は、吸い込み口1より浴室暖房乾燥機Aの本体9内に吸い込まれて、屋外に全て排気されるようになる。また、24時間換気運転を停止するときは、24時間換気スイッチ100を3秒以上押すことにより、換気ファン14bは停止し、24時間換気ランプが消灯し、24時間換気運転が終了する。
24時間換気運転における換気風量は、使用者によって設定変更が可能な24時間換気用設定換気風量に設定される。この24時間換気用設定換気風量は、脱衣所用の操作器5のリモコンカバーを外し、操作器5の本体部に搭載されているディップスイッチ(図示略)により、例えば、30〜100(m/h)の範囲で6段階の換気風量を任意に選択設定できるものである。なお、使用者によって24時間換気用設定換気風量が設定変更されない場合は、出荷時に設定された換気風量で24時間換気運転が実行される。本例では、浴室用の操作器30では24時間換気運転及び24時間換気用設定換気風量の設定ができないようにしているが、浴室用の操作器30で設定できるようにしてもかまわない。
24時間換気運転について、2室換気と3室換気とを行う場合の一例を表1に示す。
Figure 0005711562
上記表1では、24時間2室換気タイプとして、浴室と脱衣室又はトイレが挙げられる。なお、24時間3室換気タイプとして、浴室と脱衣室とトイレが挙げられる。各室はダクト(図示略)により換気ファン14bに繋がっており、この換気ファン14bの作動により吸い込まれた室内空気がダクトを通り、浴室暖房乾燥機Aの本体9内に吸い込まれて、屋外に排気されるようになっている。
24時間2室換気タイプの場合において、24時間換気用設定換気風量の設定に応じた各室のそれぞれの換気風量の一例を表2に示す。
Figure 0005711562
次に、エコ乾燥運転を説明する。
エコ乾燥運転とは、衣類や室内などの乾燥対象物の湿りの程度に応じてランニングコストを節約するために行う乾燥運転をいう。本例では、温風乾燥運転モードと送風乾燥運転モードとを含むように構成されている。
本例では、グリル板12の吸い込み口1近傍に、吸気の湿度を検知する湿度検出手段27(図1、図2)を配置してある。湿度検出手段27は、例えば、NTCサーミスタ等の感温素子で構成された湿度センサ27aを用いる。例えば、吸気と接するように開放された湿度測定用素子と密閉ケースに密封された温度補正用素子とを一体に備え、吸気の湿度が変化すると、湿度測定用素子の熱伝導率が変化することで、両素子の出力値に差が生じ、この差に応じて絶対湿度値を測定できるものである。
次に、エコ乾燥運転の制御動作を、図8、図9のフローチャートを参照して説明する。
24時間換気運転中に、脱衣所用の操作器5の乾燥スイッチ6(図5)を3回押す事により乾燥[エコ]ランプ35が点灯し、エコ乾燥運転が開始する(ステップS1)。このとき風向スイッチ33で風向を設定し、使用者がタイマー設定スイッチ32で6時間〜12時間の範囲でタイマー時間を設定する。
エコ乾燥は、先ず、可動ルーバー18を開き、循環ファン14aと換気ファン14bとをそれぞれONにする送風乾燥運転を開始する(ステップS2)。
送風乾燥運転開始から2時間経過すると(ステップS3)、送風乾燥運転に引き続いて1回目の予備温風乾燥運転を開始する(ステップS4)。
この1回目の予備温風乾燥運転は、循環ファン14aと換気ファン14bの運転継続状態で熱源機16を所定時間(例えば10分間)ONさせるものであり、熱動弁17が開き、熱源機16からの温水で加熱された温風が浴室2内に吹き出されることで浴室2が加熱乾燥される。そして、暖房温水サーミスタTH2が温水温度60℃以上を検知し(ステップS6)、さらに一定時間(例えば、60秒)経過すると(ステップS7)、浴室温度サーミスタTH3で浴室内温度[t1]を測定し、湿度センサ出力[D1(01)]を測定して(ステップS8)、メモリ28に記憶する。その後、予備温風乾燥運転開始から10分経過すると(ステップS9)、熱源機16を停止させ、熱動弁17を閉じて、1回目の予備温風乾燥運転を終了する(ステップS10)。その後は、再度、送風乾燥運転に戻る。
ただし、1回目の熱源機16のON時から5分経過しても温水温度が60℃に達しないときは、熱源機16にトラブルが発生したことなどが考えられるため、判定=NGとして、上記ステップS8〜S10は実行せず、ステップS5から後述のステップS19へ移行する。
その後、運転時間がタイマー終了100分前になると(ステップS11)、送風乾燥運転に引き続いて2回目の予備温風乾燥運転を開始する(ステップS12)。2回目の予備温風乾燥運転は、循環ファン14aと換気ファン14bの運転継続状態で、熱源機16を所定時間(例えば、7分間)ONさせて、浴室2を加熱乾燥する。
この2回目の予備温風乾燥運転により温水温度が再び上昇し、温水温度が60℃以上を検知し(ステップS14)、さらに一定時間(例えば60秒)経過すると(ステップS15)、浴室内温度[t3]と湿度センサ出力[D1(02)]とを測定して(ステップS16)、メモリ28に記憶する。その後ステップS17に移行して、[D2=D1(01)−D1(02)+td×X]を算出し、さらにステップS18に移行して、本温風乾燥運転時間[TX]を算出する。なお、[D2]、[TX]の算出方法は後で説明する。
その後、2回目の予備温風乾燥運転開始から7分経過すると(ステップS20)、熱源機16を停止させ、熱動弁17を閉じて、2回目の予備温風乾燥運転を終了する(ステップS21)。その後は、再度、送風乾燥運転に戻る。
ただし、2回目の熱源機16のON時から3分経過しても温水温度が60℃に達しないときは、熱源機16にトラブルが発生したことなどが考えられるため、判定=NGとして、上記[D2]、[TX]を求める制御は実行せずに、ステップS13からステップS19へ移行する。
ステップS19では、本温風乾燥運転時間[TX]を、エコ乾燥運転開始から2時間経過した時点[T0](図7)で測定した浴室内温度[t0]に基づいて算出する(図8のステップS4参照)。例えば、t0が5℃以下のときはTX=73分、5℃<t0≦10℃のときはTX=63分、10℃<t0≦20℃のときはTX=48分、20℃<t0≦25℃のときはTX=33分、25℃より大きいときはTX=28分とする。
その後、タイマー残り時間が、上記ステップS18で求めた([TX]+20)分となった時点、又は、上記ステップS19で求めた([TX]+20)分となった時点で(ステップS22)、送風乾燥運転に引き続いて本温風乾燥運転を開始する(ステップS23)。この本温風乾燥運転は、循環ファン14aと換気ファン14bの運転継続状態で、熱源機16を時間[TX]だけONさせるものであり、熱動弁17が開いて温風により浴室2が加熱乾燥される。この後、熱源機16のON時から[TX]分が経過すると(ステップS24)、熱源機16に停止指令を発し、熱源機16をOFFさせ、熱動弁17を閉じて、本温風乾燥運転を終了する(ステップS25)。その後は、送風乾燥運転により20分間、ポスト送風乾燥を行う。
そして、タイマー時間が終了すると(ステップS26)、可動ルーバー18を閉じ、循環ファン14aと換気ファン14bを停止させてポスト送風乾燥運転を終了する。このとき、操作器5の乾燥[エコ]ランプ35及びタイマー表示部31が消灯してエコ乾燥運転が終了する(ステップS28)。エコ乾燥運転終了後は、換気ファン14bのみ運転させる10分間の換気運転(パージ運転)を行い、浴室2内の湿気を排気ダクト47(図3)を介して外部に十分に排出させる。
エコ乾燥運転が終了すると、既に実施されている24時間換気運転が再開される。このとき換気ファン14bのみが作動し、循環ファン14aは停止状態となり、熱動弁17及び可動ルーバー18はそれぞれ閉塞位置となる。
なお、上記エコ乾燥運転途中で他の運転モードスイッチ(通常、常に実施されることになる24時間換気運転は除く)が押された場合は、エコ乾燥運転は停止し、押されたモードに移行する。
次に、演算回路29を用いて、上記[D2](ステップS17)を算出し、さらにこの[D2]から本温風乾燥運転時間[TX](ステップS18)を算出する方法を、図7、図10を参照して説明する。
図7のラインL1は温水温度、ラインL2は湿度センサ出力、ラインL3は浴室温度をそれぞれ表している。図7において、第1の予備温風乾燥運転のために熱源機16をONにして温水温度が60℃に達した時刻[T1]から60秒経過した時刻[T2]で測定した浴室内温度[t1]と湿度センサ出力[D1(01)]、及び、タイマー終了100分前に第2の予備温風乾燥運転のために熱源機16をONにして温水温度が60℃に達した時刻[T3]から60秒経過した時刻[T4]で測定した浴室内温度[t3]と湿度センサ出力[D1(02)]とを、下式(1)に代入して、[D2]を求める。
D2=D1(01)−D1(02)+td×X(但し、td=t3−t1)……式(1)
ここでXは、湿度センサ27aが温度特性を有する場合に、浴室内の温度上昇に対して検知湿度誤差を補正するための係数である。湿度センサ27aの温度特性が平坦な場合は係数Xはゼロとなるから補正は不要となる。上式(1)で算出された[D2]は、乾燥対象物の容量及び乾燥状態に応じた、乾燥対象物の乾燥特性を表す数値となる。
次に、上記[D2]を以下の演算式に代入して、本温風乾燥運転時間[TX]を算出する。[t0]は図7の時刻[T0]で測定した浴室内温度である(図8のステップS4参照)。
t0≦5℃:TX=Y1×D2+Z1
5℃<t0≦10℃:TX=Y2×D2+Z2
10℃<t0≦15℃:TX=Y3×D2+Z3
15℃<t0≦20℃:TX=Y4×D2+Z4
20℃<t0≦25℃:TX=Y5×D2+Z5
25℃≦t0:TX=Y6×D2+Z6
ここでは、D2を制御部における湿度のA/D変換値としたとき、定数Y1〜Y6の値は全て−1.3333とし、定数Z1〜Z6の値は全て51としている。
ただし、本例では、[TX]が最大値[TXmax]を超えないようにしている。例えば、図7の時刻[T0]で測定した浴室内温度[t0]に基づいて最大値[TXmax]を算出する。t0が5℃以下のときは[TXmax]=73分、5℃<t0≦10℃のときは[TXmax]=63分、10℃<t0≦20℃のときは[TXmax]=48分、20℃<t0≦25℃のときは[TXmax]=33分、25℃より大きいときは[TXmax]=28分、としている。これにより、熱源機16にトラブルが発生した場合のような誤検出などに起因する過度の乾燥を防止できるようになる。
さらに、[TX]が最小値[TXmin]を下回らないようにしている。例えば、図7の時刻[T0]で測定した浴室内温度[t0]に基づいて最小値[TXmin]を算出する。t0が5℃以下のときは[TXmin]=23分、5℃<t0≦10℃のときは[TXmin]=18分、10℃<t0≦15℃のときは[TXmin]=13分、15℃<t0≦20℃のときは[TXmin]=8分、20℃より大きいときは[TXmin]=3分、としている。これにより誤検出などに起因する乾燥不足を防止できるようになる。
次に、エコ乾燥運転における換気風量について説明する。
温風乾燥運転モード(図8のステップS4−S9、S12、図9のステップS14−20、S23−S24)を実行するときは、後述のように換気風量の最小値を所定基準風量以上とする基準風量優先乾燥運転を行う。一方、送風乾燥運転モード(図8のステップS2−S3、S10−S11、図9のステップS21−S22、S25−S27)を実行するときは、後述のように換気風量の最小値を所定基準風量以上とする必要がない24時間風量優先乾燥運転を行う。
ここで、所定基準風量とは、出荷時に予め決められている固定数値であり、使用者による設定変更ができないものである。これは前述した使用者が設定できる24時間換気用設定換気風量とは異なる。本例では、24時間2室換気タイプにおける所定基準風量として、24時間換気用設定換気風量の変更可能範囲での最小値(30)と最大値(100)の間で予め定められた一の数値、例えば80(m/h)が設定されている。
図11は、前記基準風量優先乾燥運転と24時間風量優先乾燥運転のそれぞれの換気風量の設定フローの一例を示している。図11では所定基準風量が80(m/h)に設定されているものとする。
24時間換気運転を実行していない時は、乾燥運転における換気風量を所定基準風量に設定する(ステップS31→S36)。
24時間換気運転を実行する時は、温風乾燥運転を実行すると基準風量優先乾燥運転が行われる(ステップS31→S32→S33)。このとき、所定基準風量と24時間換気用設定換気風量とを比較して(ステップS34)、24時間換気用設定換気風量が所定基準風量よりも大きい時は24時間換気用設定換気風量に設定し(ステップS35)、24時間換気用設定換気風量が所定基準風量よりも小さい時は所定基準風量に設定する(ステップS36)。
一方、送風乾燥運転を実行すると24時間風量優先乾燥運転が行われ(ステップS32→S37)、換気風量を24時間換気用設定換気風量に設定する(ステップS35)。
また本例とは異なり、乾燥運転中に湿度センサ27aからの検出湿度の値が所定の閾値より小さくなった段階で、換気風量を所定基準風量から24時間換気用設定換気風量に切り換えるようにしてもよい。これにより、乾燥が進み湿度が閾値より低下した際に無駄な量の換気をなくすことができるようになる。
以下の表3は、エコ乾燥運転における温風乾燥運転中及び送風乾燥運転中にそれぞれ設定される換気風量の一例を示している。
Figure 0005711562
上記構成によれば、エコ乾燥運転を実行する場合において、2回に分けて実行される予備温風乾燥運転時にそれぞれ検知される湿度差に基づいて本温風乾燥運転時間[TX]を算出することにより、衣類の量に合わせた温風乾燥運転の時間を設定する。これにより、衣類や室内などの乾燥対象物の湿りの程度に応じて乾燥運転を最適な時間[TX]で行うことができるので、乾燥時間が短すぎて衣類に湿気が残ったり、乾燥時間が長すぎて過度に乾燥させたりすることがなくなる。このようなエコ乾燥運転における本温風乾燥運転時間[TX]を衣類の量に合わせた時間に設定する制御によって、無駄な乾燥運転が行われることがない。
さらに加えて、エコ乾燥運転中の換気風量について、使用者が設定した24時間換気用設定換気風量が、所定基準風量(例えば、80(m/h))よりも低い値、例えば、30〜60(m/h)の範囲の場合においては、温風乾燥運転中(基準風量優先乾燥運転中)の換気風量が80(m/h)に設定され、送風乾燥運転中(24時間風量優先乾燥運転中)の換気風量が30〜60(m/h)の範囲に設定される。また使用者が設定した24時間換気用設定換気風量が、所定基準風量と同じ80(m/h)の場合は、温風乾燥運転中(基準風量優先乾燥運転中)及び送風乾燥運転中(24時間風量優先乾燥運転中)の換気風量は共に80(m/h)に設定される。また24時間換気用設定換気風量が100(m/h)に設定された場合は、温風乾燥運転中(基準風量優先乾燥運転中)及び送風乾燥運転中(24時間風量優先乾燥運転中)の換気風量は共に、使用者が設定した100(m/h)に設定される。
これにより、エコ乾燥運転時においては従来のように一定の所定基準風量にて乾燥運転が行われることがなくなり、エネルギーが余分に消費されることを極力抑制できると同時に、換気風量が不足する事態を回避でき、衣類や浴室などの乾燥対象物の仕上がりに悪影響を与えることがなく、良好な乾燥性能が得られる。
このとき更に、基準風量優先乾燥運転の実行中は所定基準風量で換気を行うが、湿度センサ27aの検出湿度が所定の閾値より小さくなった時点で、所定基準風量から24時間換気用設定換気風量に切り換える運転制御を行うと良い。このようにすることで、検出される湿度の値が閾値以上のときは、換気風量を大にした基準風量優先乾燥運転が行われるので、湿度を多く含んだ空気を屋外へ排出することができて十分な乾燥性能を備えるものとなり、その後、検出される湿度の値が閾値以下となったときは、適度に湿気が屋外に排気する24時間風量優先乾燥運転に切り換えられることによって、衣類や室内などの乾燥対象物の湿りの程度に応じた乾燥運転が行われることとなり、無駄な量の換気をなくすことができる。
この結果、必要以上の換気風量にて乾燥運転が行われることを極力抑制しながら、換気風量が不足する事態を極力回避できるようになり、衣類をむらなく乾燥できるようにしながら、消費エネルギーを低減する運転仕様として、ランニングコストが低いエコ乾燥運転を実現できるものである。
ところで、2回に分けて実行される予備温風乾燥運転時にそれぞれ検知される湿度差に基づいて本温風乾燥運転時間[TX]を算出しているため、仮りに予備温風乾燥運転時における換気風量の値が、温風乾燥運転(基準風量優先乾燥運転)用設定換気風量の値よりも低く設定された場合にあっては、常に、24時間換気用設定換気風量にて乾燥運転を行うことになると、浴室内の湿気を多く含んだ空気を屋外へ排気する量が少なくなり、浴室内の相対湿度の低下が少なくなり、本温風乾燥時間が長くなるように演算されてしまう可能性がある。そうなると長く演算されてしまった分だけ熱源機16を作動させることになるため、エネルギーが余分に消費されるため、ランニングコストがかかることになる。また、浴室内の相対湿度の低下が少なくなることで、衣類の乾燥や浴室の乾燥がうまく行われない可能性がある。
これに鑑み、本実施形態では、本温風乾燥時間の演算にさほど影響を与えない、送風乾燥運転中においては、使用者が設定する24時間換気用設定換気風量にて、24時間風量優先乾燥運転を行うものであり、これにより、温風乾燥運転(基準風量優先乾燥運転)用設定換気風量にて乾燥運転を行った場合に比べて、エネルギーが余分に消費されず、ランニングコストが節約できるものである。
また、使用者が設定した24時間換気用設定換気風量が、所定基準風量以上の80又は100(m/h)の値の場合は、温風乾燥運転(基準風量優先乾燥運転)中、及び、送風乾燥運転(24時間風量優先乾燥運転)中は、それぞれ、使用者が設定した24時間換気用設定換気風量で乾燥運転するので、十分な乾燥性能が得られるようになる。
さらに、24時間換気運転における24時間換気用設定換気風量の設定は、前記[表1]、[表2]で示したように、浴室の面積や構造に基づいて個別に設定するものであるので、換気する場所の容積が小さい場合は、小さい換気風量に設定されることになる。
一方、換気する場所の容積が大きい場合は、設定換気風量が大きい値に設定されるため、温風乾燥運転(基準風量優先乾燥運転)用設定換気風量及び送風乾燥運転(24時間風量優先乾燥運転)用設定換気風量の値より、24時間換気用設定換気風量が同一か、或いは大きいことになり、これにより、温風乾燥運転(基準風量優先乾燥運転)中も送風乾燥運転(24時間風量優先乾燥運転)中も、いずれの場合も、24時間換気用設定換気風量で乾燥運転を行う。つまり、前記[表3]で示したように、エコ乾燥中においても24時間換気用設定換気風量による換気が維持されて好都合である。
また、前記実施形態では、浴室と脱衣室又はトイレを換気する、24時間2室換気タイプを実施例として記載しているが、別の実施形態として、3室以上や住戸全体を換気する暖房乾燥機でも良い。その場合は、換気する場所の容積に比例して24時間換気用設定換気風量が大きくなることになる。
また、24時間換気運転が実行されない場合の基準風量優先乾燥運転における所定基準風量及び24時間換気運転用設定風量の出荷時の風量を共に、80(m/h)に設定しているが、24時間換気運転が実行されない場合の基準風量優先乾燥運転における所定基準風量及び24時間換気運転用設定風量の出荷時の風量とを異なる値に設定しても良い。
前記実施形態では、暖房乾燥機の一例として、ミスト機能付浴室暖房乾燥機Aを例示したが、ミスト機能を有さない浴室暖房乾燥機であってもよい。また浴室に限らず、浴室以外の居室に設置される暖房乾燥機全般に広く適用可能である。
A 浴室暖房乾燥機
1 吸い込み口
2 浴室
3 吹き出し口
14a 循環ファン
14b 換気ファン
16 熱源機
17 熱動弁
27 湿度検出手段
100 24時間換気スイッチ

Claims (4)

  1. 吸い込み口から室内の空気を吸気として吸い込んで、前記吸気の一部を屋外に排気すると共に残りの吸気を吹き出し口から室内に吹き出すことで室内を乾燥する乾燥運転と、前記吸気の全部を屋外に排気して室内を常時換気する24時間換気運転とを選択的に実行する暖房乾燥機において、前記24時間換気運転は、使用者による設定変更が可能な24時間換気用設定換気風量で実行され、前記乾燥運転における換気風量は、24時間換気運転を実行しない時は所定基準風量に設定され、24時間換気運転を実行する時は前記24時間換気用設定換気風量と前記所定基準風量のうちの大きい方の風量に設定されることを特徴とする暖房乾燥機。
  2. 前記乾燥運転は、換気風量の最小値を前記所定基準風量以上とする基準風量優先乾燥運転と、換気風量の最小値を前記所定基準風量以上とする必要がない24時間風量優先乾燥運転とを含むように構成され、前記24時間換気運転を実行する時は、基準風量優先乾燥運転における換気風量を前記24時間換気用設定換気風量と前記所定基準風量のうちの大きい方の風量に設定し、24時間風量優先乾燥運転における換気風量を前記24時間換気用設定換気風量に設定することを特徴とする請求項1記載の暖房乾燥機。
  3. 前記吸気の一部を屋外に排気すると共に残りの吸気を加熱手段により加熱して吹き出し口から温風として室内に吹き出すことで室内を加熱乾燥する温風乾燥運転モードを実行するときは、前記基準風量優先乾燥運転を行い、前記吸気の一部を屋外に排気すると共に残りの吸気を加熱手段により加熱せず吹き出し口から室内に吹き出すことで室内を送風乾燥する送風乾燥運転モードを実行するときは、前記24時間風量優先乾燥運転を行うことを特徴とする請求項2記載の暖房乾燥機。
  4. 前記吸気の湿度を検知する湿度検出手段を備え、前記乾燥運転を行う際に、湿度検出手段による検出湿度の値が所定の閾値より大きい時は前記基準風量優先乾燥運転を選択し、所定の閾値より小さい時は前記24時間風量優先乾燥運転に切り換えることを特徴とする請求項2又は3記載の暖房乾燥機。
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