JP2005345068A - 浴室乾燥機 - Google Patents

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工 針谷
Naoki Tohana
直樹 戸花
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Abstract

【課題】浴室天井の乾燥を効率よく行う浴室乾燥機の提供。
【解決手段】この浴室乾燥機2は、浴室1内の空気を吸い込む吸込口11と、吸込口11から吸い込んだ空気を浴室外へ排出する排気口5と、浴室1内に空気を吹き出す吹出口12とを備え、吸込口11から吸い込んだ浴室1内の空気を排気口5から浴室外へ排気すると共に、吹出口12から浴室1内に空気を吹き出して、浴室1内の床面若しくは壁面を乾燥させる浴室乾燥機であって、吹出口12は、吸込口11以外の浴室天井8に沿う方向、若しくは複数の方向に吹き出すように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は浴室内の壁面等を乾燥可能な浴室乾燥機に関する。
通常、浴室の天井では、浴槽の水面から蒸発する水分が天井等で結露して水滴になることがあり、このような水滴が適正に乾燥されないと、浴室天井等にカビが発生するという不具合がある。このような浴室乾燥のために、浴室換気扇や浴室乾燥機が市販されている。特に、後述する特許文献1の浴室乾燥暖房装置では、遠赤外線ヒータを備え、浴室内の空気を暖めて空気を乾燥させるようにしている。
特開2002−333153号公報
しかし、浴室の戸のガラリから換気扇までの風路が出来てしまい、浴室天井や天井の隅角部等は乾燥しにくく、カビの発生原因となっている。
また、短時間乾燥を目的に換気量を増加させると、ガラリの開口面積が小さいので、圧力損失が大きいため、浴室の戸が開いてしまうと言う問題がある。
さらに、浴室内の空気を循環させる場合に床面に吹き出す構造では、天井の乾燥には時間がかかるのが現状である。
本願発明は、このような課題に着目してなされたものであり、浴室天井等の乾燥を短時間に行いつつ、乾燥運転時に浴室の戸が開いてしまうという不具合を解消可能な浴室乾燥機を提供することを目的とする。
本願の第1の浴室乾燥機は、浴室内の空気を吸い込む吸込口と、該吸込口から吸い込んだ空気を浴室外へ排出する排気口と、浴室内に空気を吹き出す吹出口とを備え、前記吸込口から吸い込んだ前記浴室内の空気を前記排気口から浴室外へ排気すると共に、前記吹出口から前記浴室内に空気を吹き出して、前記浴室内の壁面(浴室の側壁面のみでなく浴室の天井面や床面を含む)を乾燥させる浴室乾燥機であって、前記吹出口は、前記吸込口以外の天井に沿う方向、若しくは複数の方向に吹き出すように開口していることを特徴とする。
本願の第2の浴室乾燥機は、請求項1の浴室乾燥機において、前記吹出口は、浴室天井面に沿った方向及び床面に向けて吹き出すように開口していることを特徴とする。
本願の第3の浴室乾燥機は、請求項1、2の何れかの浴室乾燥機において、前記吹出口には、前記天井に沿った方向と、前記浴室の床面方向とに組み合わせて吹き出すように、空気の吹出方向を切換可能な切換機構を備えていることを特徴とする。
本願の第4の浴室乾燥機は、請求項1乃至請求項3の何れかの浴室乾燥機において、前記浴室内に吹き出す空気を加熱する加熱手段と、前記浴室を暖める暖房モード、衣類を乾燥する衣類乾燥モード、浴室壁面の乾燥を行う浴室乾燥モード等の運転モードに応じて該加熱手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする。
本願の第5の浴室乾燥機は、請求項3の浴室乾燥機において、前記浴室内に吹き出す空気を加熱する加熱手段と、前記浴室を暖める暖房モード、衣類を乾燥する衣類乾燥モード、浴室壁面の乾燥を行う浴室乾燥モード等の運転モードに応じて該加熱手段を制御する制御手段とを備え、該制御手段は、前記運転モードに応じて前記切換機構を切換操作することを特徴とする。
本願の第6の浴室乾燥機は、請求項5の浴室乾燥機において、前記制御手段は、前記暖房モードにおいて前記浴室床面に吹き出し、前記浴室乾燥モードにおいて前記浴室床面又は前記浴室天井の少なくとも何れかに吹き出すように制御することを特徴とする。
本願の第7の浴室乾燥機は、請求項1乃至請求項6の何れかの浴室乾燥機において、前記吸込口のほかに、前記浴室以外から空気を吸い込む他室吸込口を設け、該他室吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口より前記浴室内に吹き出すようにしたことを特徴とする。
本願の第8の浴室乾燥機は、請求項7の浴室乾燥機において、前記他室吸込口から前記吹出口までの風路に開閉可能な開閉手段を設けたことを特徴とする。
本願の第9の浴室乾燥機は、請求項8の浴室乾燥機において、前記他室吸込口から前記吹出口に給気する給気量と、前記吸込口から吸い込んだ空気を浴室外へ排出する排出量と、等量若しくは排出量が多くなる風量に設定したことを特徴とする。
本願の第1の浴室乾燥機によれば、吹出口は、前記吸込口以外の天井に沿う方向、若しくは複数の方向に吹き出すように開口しているので、浴室天井或いは浴室の側壁や床面等を乾燥できる。
本願の第2の浴室乾燥機によれば、浴室天井や床面を乾燥できる。
本願の第3の浴室乾燥機によれば、空気の吹出方向を切換可能な切換機構により、所望の方向に空気を送ることで、所望の部位の乾燥を行うことができる。
本願の第4の浴室乾燥機によれば、制御手段により運転モードに応じて加熱手段を制御して、暖房や、衣類乾燥、或いは、浴室乾燥を自動的に制御できる。
本願の第5の浴室乾燥機によれば、制御手段により切換機構を制御してモードに応じて吹き出し方向を変えることができる。
本願の第6の浴室乾燥機によれば、暖房時に入浴者を暖めることでき、浴室乾燥時には浴室床面又は浴室天井の少なくとも何れかに向かって空気を吹き出すことで乾燥を早めることができる。
本願の第7の浴室乾燥機によれば、例えば脱衣場などの他室吸込口から吸い込んだ空気を浴室内に送風するので、ガラリから多量の空気を吸い込むことを防止でき、浴室の乾燥中に浴室のドアが開くことが防止される。
本願の第8の浴室乾燥機によれば、開閉手段により他室吸込口から吸い込む空気を制御することで、浴室内と他室内から吸い込む空気の風量配分を暖房、乾燥等の各運転モードに適したものにすることができ、浴室乾燥モードを含めた各運転モードを効率的に行うことができる。また、暖房運転時に浴室内の湿った空気が他室に流れ込むことを制御できる。
本願の第9の浴室乾燥機によれば、浴室内への給気量より浴室から浴室外に排出する排出量が多くなるように、風量を制御することで、浴室内を乾燥させつつ、浴室内の湿った空気がより速く排気されることとなると共に、浴室内の空気が他室に流れ込むことを防止できる。
以下、本発明の実施の形態にかかる浴室乾燥機を図面に基づいて説明する。
図1は浴室1の天井部に浴室乾燥機2が設置されている状態を示す図であり、3は浴槽である。この浴室乾燥機2は、図1(c)に示すように、浴室1内の空気を吸い込む吸込口4と、吸込口4から吸い込んだ空気を浴室1外へ排出する排気口5と、浴室1内に空気を吹き出す吹出口6とを備え、吸込口4から吸い込んだ浴室1内の空気を排気口5から浴室1外へ排気すると共に、吹出口6から浴室1内に空気を吹き出して、浴室1内の洗い場3Bの床面7若しくは浴室天井8或いは浴室1の側壁9を乾燥させるものである。
浴室乾燥機2の下面にはフロントパネル10が設けられている。フロントパネル10には、浴室1内の空気を吸い込む吸込口11と、吹出口6から浴室1内に吹き出される空気を浴室天井8に沿って、フロントパネル10の側面に形成し、浴室天井に沿って3方向に吹き出す3つの吹出口12とが設けられている。
吹出口12は、吸込口11を除いた3方向に向かって開放されており、吹出口12から吹き出される空気が、吸込口11を除いて浴室天井8に沿うように水平方向に吹き出されるように、開口されている。フロントパネル10の吹出口12の浴室乾燥機2側の裏面は図示しないリブや仕切壁によって吹出口6に通じている。この吹出口6の上部にはダンパー13が設置されており、ダンパー13の傾斜角度によって、吹出口6から空気が吹き出したり、排気口5から空気が排出されるようになっており、ダンパー13は傾斜角度が中間の状態になる場合に、排気口5及び吹出口6の両方から空気を通過させることが出来るようになっている。
尚、3つの吹出口12は、連通しているような構造でも良く、実質的に吸込口11以外の方向に吹き出される構造であればよい。浴室乾燥機2は図1、2に示すように浴室側方部に設けられた浴槽3の上方に設けられ、吸込口11は浴室壁面に近い位置に設けられている。吹出口12を吸込口11方向に設けた構造にすると、複数の吹出口12により、天井面に沿った3方向に吹き出された空気が、吹き出す3方向以外の方向に設けられた吸込口11に戻されるように空気が循環されるようになる。このため、吹き出す風量をこの3方向に分配でき、風速を上げて、浴室の壁面に空気を吹き出すことにより、モーター容量やファンの形状を大きくしなくても、効率的な浴室乾燥を行える。
図12は浴室乾燥機2の構成を示している。浴室乾燥機2のケース2Aにはモーター14が備えられており、モーター14の回転軸にシロッコファン15が取り付けられている。シロッコファン15の周囲には、シロッコファン15の内側から空気を吸い込んでシロッコファン15の側方から空気をはき出すためのファンケース16が設けられている。ファンケース16の空気導入口17は、吸込口4に臨んで開口している。ファンケース16の空気を排出する部位はダンパー13の配設室18に臨んでいる。配設室18は吹出口6と排気口5との両者に連通しており、ダンパー13の上下方向の傾斜角度により、シロッコファン15の排出空気を吹出口6又は排気口5から排出するように、調整する。ダンパー13の傾斜角度は、図示しないモーター、ギア機構及びリンク機構を介してモーターの回転停止角で調整される。
浴室乾燥機2は、図13に示すように、浴室天井8に設置され、排気口5はダクト5Aを介して建物の外部に通じている。浴室1のドア3Dの下方には空気流通口であるガラリ3Aが形成されており、浴室乾燥機2が空気を吸い込むと、ガラリ3Aを通して脱衣室R1の空気が浴室1に導入されて排気口5から建物外に排出される。勿論、ダンパー13を吹出口6から空気を吹き出すように傾斜させると、フロントパネル10の吹出口12から浴室天井8に沿って3方向に吹き出され、浴室天井8の乾燥が行われる。また、浴室乾燥機2の制御は脱衣室R1の壁面に設けたリモートコントロールパネル19のボタン操作により設定され、浴室乾燥機2の内部に設けられたマイコンにより制御される。20は浴室乾燥機2に接続される電灯線である。
図2(a)(b)の浴室乾燥機2は、フロントパネル21の吸込口22及び吹出口23の配置形状が図1のものと異なっているが、吸込口22が浴室乾燥機24の長手方向に延びていること、吹出口23が吸込口22を除いた3方向に向かって浴室天井8に沿う方向に開口していること、並びに、シロッコファン15の下方にファンケース16が設置され、ファンケース16の空気導入口17の下方が吸込口4とされ、ファンケース16の排出空気は排気口5から排気される構成、並びに、図示しないダンパーによりファンケース16の排出空気が排気口5又は吹出口23に案内される構成は、図1と同様である。
図3(a)(b)の浴室乾燥機30は、図14に示すように設置されている。図3(a)(b)の浴室乾燥機30は、ケース31の内部に2つのモーターM1、M2が上下に設置されており、モーターM1、M2の回転軸にはシロッコファンF1、F2が取り付けられている。シロッコファンF1、F2の配設空間は水平な壁によって仕切られており、シロッコファンF1、F2によって空気が吸い込まれる場所や空気が排出される場所が異なる。シロッコファンF1は脱衣室R1等の他室又は浴室1からの空気を吸い込んで再度浴室1に供給するファンであり、シロッコファンF2は浴室1から吸い込んだ空気を排気口34から建物外部に排出するファンである。尚、この実施の形態では、脱衣室とは脱衣所や洗面所を含むものとして用いている。
図3(a)の浴室乾燥機30において、32は浴室の空気を吸い込む吸込口、33は他の部屋から空気を吸い込む他室吸込口、34は吸い込んだ空気を建物外部に排出する排気口、35は吸い込んだ空気を浴室1に送風する吹出口、36は浴室1の空気を吸い込む循環吸込口、37はダンパーである。図3(a)は浴室から浴室乾燥機30を見上げた状態であり、循環吸込口36の奥側にダンパー37が配置され、循環吸込口36を閉鎖した状態となり、他室吸込口33を開いて、他室に連通した状態となっている。
ダンパー37は、他室吸込口33から吸い込まれる空気の吸込量と、循環吸込口36から吸い込まれる空気の吸込量とを制御するためのものであり、図示しないモーター及びギア機構等により傾斜角度を制御される。ダンパー37の揺動軸は、浴室乾燥機30の下部に設置されており、他室吸込口33と循環吸込口36の風路の風量を調整する。また、このダンパー37は、他室吸込口33と浴室の空気を吸い込む吸込口32とを吸い込む部位を単に切り換える単純な開閉ダンパーであっても良い。
すなわち、図14に示すように、浴室1の天井に浴室乾燥機30を設置すると、脱衣室R1から空気を吸い込んだ後に、建物の外部に排気したり、浴室1内部に吹き出して給気したりすることができる。浴室乾燥機30の他室吸込口33はダクト38を介して脱衣室R1に通じており、ダクト38の端部が脱衣室R1の天井に開口している。脱衣室R1の浴室1への出入口の戸39には脱衣室R1から浴室1側に空気を導入するガラリ40が開口されている。浴室乾燥機30の吹出口35から浴室1の洗い場3B側に空気を吹き出すことで洗い場3Bに涼風を送ったり、洗い場3Bの床面7を乾燥させることができる。
図15乃至図19は浴室乾燥機30の構成を示す。図15乃至図19の浴室乾燥機30において、32は浴室1の空気を吸い込む吸込口、33は他の部屋から空気を吸い込む他室吸込口、34は吸い込んだ空気を建物外部に排出する排気口、35は吸い込んだ空気を浴室1に送風する吹出口、36は浴室1の空気を吸い込む循環吸込口、37はダンパーである。この浴室乾燥機30の吹出口35には暖房用或いは乾燥用のヒーターが設けられている。尚、暖房用或いは乾燥用のヒータを備えていない場合でも良いのは勿論である。
ケース31内部の空気を通過させる風路は、浴室1又は脱衣室R1から空気を吸い込んで浴室1に供給・給気する循環風路RR(図15、図16参照)と、浴室1から吸い込んだ空気を排気口34から建物外部に排出する排気風路ER(図15、図16参照)とを有する。循環風路RRと排気風路ERとは仕切壁41(図15参照)によって仕切られており、仕切壁41の下部が排気風路ERとされ、仕切壁41の上部が循環風路RRとされている。
仕切壁41にはモーター42が設置され、モーター42の回転軸にシロッコファンF2が固定されている。シロッコファンF2の周囲はファンケース43によって覆われており、ファンケース43の空気吸込口43Aはケース31の吸込口32(図19参照)に臨んで開口している。ファンケース43の空気の吹出口は排気口34(図19参照)に接続されている。
従って、シロッコファンF2が回転すると、ファンケース43の吸込口43Aと、ケース31の吸込口32から空気を吸い込む。吸い込まれた空気は、ファンケース43内部を通って排気口34から図示しないダクトを経由して建物外部に排気される。
仕切壁41の上方であって、ケース31の上部壁59にはモーター44が設置され、モーター44の回転軸にシロッコファンF1が固定されている。
循環風路RRは循環吸込口36(図19参照)と他室吸込口33(図19参照)の両者に接続されており、循環吸込口36と他室吸込口33はダンパー37(図15参照)により空気の吸い込む場所を切り換えることが出来るようになっている。ダンパー37は図示しないモーター及びギア機構などの動力伝達機構により揺動する。
ダンパー37の揺動中心は、循環吸込口36と他室吸込口33とが合流する部位であって空気の流れの上流側に設置され、ダンパー37の自由端部は循環吸込口36と他室吸込口33側の下流側に向けられている。ダンパー37はその揺動角度を変えることで、循環吸込口36若しくは他室吸込口33の何れか一方からの空気の吸い込む場所を変更したり、両方から空気を吸い込む風量比を調整可能とされている。
図15、図16に示すように、シロッコファンF1の回りは、ファンケース45によって覆われており、ファンケース45の空気吸込口45Aは循環風路RRに臨んでいる。ファンケース45の空気を吹き出す部位は、空気を浴室1に送風する吹出口35に臨んでいる。
浴室乾燥機30の浴室側の面には、図4に示すフロントパネル46が取り付けられる。図5は図15、図16の吸込口32と循環吸込口36と吹出口35との配置状態が変えられて吸込口32が細長く形成された場合のフロントパネル46を示すが、図5のフロントパネル46は、開口部の配置状態以外の動作は、図4のフロントパネル46の動作と同じであるので、図4のフロントパネル46の動作説明を援用する。
フロントパネル46には、浴室空気を吸い込む吸込口47と、浴室1又は脱衣所からの空気を浴室1に送風する吹出口48と、浴室1内の空気を循環式に吸い込む循環吸込口49とが開口されている。吸込口47は、浴室乾燥機30の吸込口32に臨むように形成されている。吹出口48は、浴室乾燥機30の吹出口35に臨むように形成されている。循環吸込口49は、浴室乾燥機30の循環吸込口36に臨むように形成されている。吸込口47、吹出口48、循環吸込口49はそれぞれリブや仕切壁などで空気が混じり合わないように仕切られている。
吹出口48には、図6乃至図8に示す切換機構50が設けられている。切換機構50は、吹出口48の開口縁部に固定される固定ガイド板51と、平行リンクL1により固定ガイド板51と結合される可動ガイド板52と、可動ガイド板52を駆動する遮蔽板53とを備えている。
固定ガイド板51は傾斜したガイドフィン51Aを多数備えており、ガイドフィン51A間には空気を通す隙間が設けられている。ガイドフィン51Aは、吹出口48から浴室1内部に吹き出される空気を斜め方向に案内し、浴室乾燥機30を浴槽の上部に設置したときに、洗い場の床面に空気を吹き出すように案内する。
可動ガイド板52は、遮蔽板53との結合部位側を除く3方向の周縁部に「コ」の字の平面形状の平板部52Aを有しており、平板部52Aの内側に傾斜したガイドフィン52Bを多数備えている。ガイドフィン52B間には空気を通す隙間が設けられ、ガイドフィン52Bは、固定ガイド板51から浴室1内部に吹き出される空気を斜め方向に案内し、浴室乾燥機30を浴槽の上部に設置したときに、洗い場3Bの床面7に空気を吹き出すことができるようになっている。
平板部52Aは、浴室天井8の平面に沿って略水平に空気を送るためのものである。平板部52Aは、浴室天井8の平面に沿って空気を供給するので、浴室天井8に結露する水滴の蒸発能力が高められている。更に、浴室天井8は浴室の側壁面と交差するので、浴室天井8に沿って流れる空気は浴室の側壁面に沿って流れることとなる。このため、浴室の側壁面も乾燥することとなる。
図19の吹出口35には、乾燥のためのPTCヒータ(図示省略)若しくは暖房用ヒータが設置されているので一層乾燥効果が高められることとなる。しかも、脱衣室R1から空気を吸引する場合には、脱衣室R1の空気も脱衣所の扉と床面との間から建物全体から吸い込まれてくるので、浴室1の空気よりも乾燥しており、乾燥効果が高いこととなる。
遮蔽板53の一端部は、フロントパネル46の図示しない開口部に支持されており、遮蔽板53の他端部は可動ガイド板52の片方の側端部に軸止されている。図9(a)(b)(c)はフロントパネル46の裏面側(浴室乾燥機30の本体側)に設けられる遮蔽板53及び可動ガイド板52の駆動機構の一例を示したものである。図9(a)では、遮蔽板53の一端部にラック54がスライド可能に軸止されている。ラック54はフロントパネル46の裏面側において軸方向にスライド可能に取り付けられている。また、フロントパネル46の裏面側には、回転軸にピニオン55を取り付けた可動ガイド板用のモータ(図示省略)が取り付けられている。可動ガイド板用のモーターは、図13のリモートコントローラ19(操作制御手段)のボタン操作が乾燥モードを指定する時に、可動ガイド板52を固定ガイド板51から分離するように、ピニオン55を回転させる。すなわち、遮蔽板53を浴室天井8から起こす方向にピニオン55を回してラック54を移動させ、遮蔽板53のフロントパネル46の下面に対する傾斜角度を拡大する。53Aは遮蔽板53を支持するローラである。
このような動作は、図9(b)のようにコイルスプリング56とリンク57とカム58で駆動機構を構成しても同様である。図9(b)では、先ず、遮蔽板53の端部にリンク57を軸止する。次に、リンク57にコイルスプリング56の一端部を接続する。コイルスプリング56の他端部はフロントパネル46に固定する。コイルスプリング56でリンク57の遮蔽板53側の端部を引っ張る。更に、リンク57の他端部にカム58を当接させる。カム58は図示しないモーターの回転軸に固定する。コイルスプリング56が縮む方向にリンク57を駆動すると、遮蔽板53がコイルスプリング56側に移動して遮蔽板53の傾斜角度が小さくなり、可動ガイド板52が固定ガイド板51に当接し、空気は斜め方向の洗い場3B側にのみ送られる。コイルスプリング56が延びる方向にリンク57を駆動すると、遮蔽板53がコイルスプリング56から離れる方向に移動して遮蔽板53の傾斜角度が大きくなり、可動ガイド板52が固定ガイド板51に離れて、空気は斜め方向の洗い場3Bと浴室天井8に沿って水平方向に送られる。
更に、図9(c)ではフロントパネル46の裏面側にモーター60を取り付け、モーター60の回転軸にレバー61を固定し、レバー61に長穴62を形成し、長穴62に遮蔽板53に形成したガイドピン64を挿入する。ガイドピン64は長穴62に沿って移動可能とする。レバー61の先端部を図9(c)の左側に移動するように、モーター60を回転させると、ガイドピン64がレバー61に結合されているので、遮蔽板53の傾斜角度が小さくなり、可動ガイド板52が固定ガイド板51に当接し、空気は斜め方向の洗い場3B側にのみ送られる。レバー61の先端部が図9(c)の右側に移動するように、モーター60を回転させると、遮蔽板53の傾斜角度が大きくなり、可動ガイド板52が固定ガイド板51に離れて、空気は斜め方向の洗い場3Bと浴室天井8に沿って水平方向に送られる。
図4(b)(c)及び図4(d)(e)はこの様子を示したものである。図4(b)(c)に示すように、リモートコントローラ19のボタン操作によって、浴室乾燥機30が「衣類乾燥」や「予備暖房」の運転モードの場合には、可動ガイド板52が固定ガイド板51に当接している。このため、吹出口48から浴室1内に吹き出される空気は、洗い場3Bに向かって吹き出され、入浴者を暖めたり、浴室1の側壁間に設けられた乾燥用ポールに掛けられた衣類を乾燥させたりすることができる。
図4(d)(e)に示すように、リモートコントローラ19のボタン操作によって、浴室乾燥機30が「浴室乾燥」の運転モードになった場合には、可動ガイド板52が固定ガイド板51から離れている。これによって、吹出口48から浴室1内に吹き出される空気は、洗い場3Bに向かって吹き出されると共に、浴室天井8に沿って水平に吹き出される。このため、入浴者を暖めたり、浴室天井8や浴室1の側壁を乾燥させたりすることができる。
図5の形状のフロントパネル46でも同様であるので、図4(b)(c)の「衣類乾燥」「予備暖房」の説明、並びに図4(d)(e)の「浴室乾燥」の説明を援用する。
図10は浴室乾燥機30の運転モードにおける動作状態の一例を一覧表にしたものであり、図11は図10の運転モードにおける空気の流れ状態を示したものである。
例えば、「衣類乾燥」モードの場合、ヒータ、シロッコファンF1、F2は「ON」であり、ダンパー37は脱衣室R1から空気を浴室乾燥機30に導入するように切り換える。この場合、図11(a)に示すように、シロッコファンF1により吸引されて、脱衣室R1からの空気は循環風路RRを通過して吹出口48から浴室1内部に吹き出され、浴室1に給気される。また、シロッコファンF2は吸込口32から浴室1内の空気を吸い込んで排気口34から建物外に排気する。
このとき、図4(b)(c)に示すように、可動ガイド板52が固定ガイド板51に当接するように切換機構のモーターを駆動する。このため、浴室1内に吹き出される空気は吹出口48から吹き出されるときに、洗い場3B側に斜めに空気が吹き出され、衣類が乾燥する。
「浴室乾燥」モードの場合、ヒータは「OFF」で発熱停止し、シロッコファンF1、F2は「ON」で回転し、ダンパー37は脱衣室R1から空気を浴室乾燥機30に導入するように切り換える。この場合、図11(b)に示すように、シロッコファンF1により吸引されて、脱衣室R1からの空気は循環風路RRを通過して吹出口48から浴室1内部に吹き出され、浴室1に給気される。また、シロッコファンF2は吸込口47から浴室1内の空気を吸い込んで排気口34から建物外に排気する。
このとき、図4(d)(e)に示すように、可動ガイド板52が固定ガイド板51から離れるように切換機構のモーターを駆動する。このため、浴室1内に吹き出される空気は吹出口48から洗い場3B側と浴室天井8に平行に吹き出される。このため、洗い場3Bが乾燥すると共に、浴室天井8や浴室1の側壁面も乾燥する。
「涼風」モードの場合、ヒータは「OFF」で発熱停止し、シロッコファンF1、F2は「ON」で回転し、ダンパー37は脱衣室R1から空気を浴室乾燥機30に導入するように切り換える。この場合、図11(c)に示すように、シロッコファンF1により吸引されて、脱衣室R1からの空気は循環風路RRを通過して吹出口48から浴室1内部に吹き出され、浴室1に給気される。また、シロッコファンF2は吸込口47から浴室1内の空気を吸い込んで排気口34から建物外に排気する。
このとき、図4(b)(c)に示すように、可動ガイド板52が固定ガイド板51に当接するように切換機構のモーターを駆動する。このため、浴室1内に吹き出される空気は吹出口48から吹き出されるときに、洗い場3B側に斜めに空気が吹き出され、入浴者に涼しい風が送られる。
「予備暖房」モードの場合、ヒータは「ON」で発熱し、シロッコファンF1は「ON」、シロッコファンF2は「OFF」である。ダンパー37は浴室1側の吸込口47から空気を導入するように切り換える。この場合、図11(d)に示すように、浴室1の空気は、シロッコファンF1により吸引されて吸込口49から吸い込まれ、循環風路RRを通過して吹出口48から浴室1内部に吹き出され、浴室1に暖められて給気される。また、シロッコファンF2は停止している。
このとき、図4(b)(c)に示すように、可動ガイド板52が固定ガイド板51に当接するように切換機構のモーターを駆動する。このため、浴室1内に吹き出される空気は吹出口48から吹き出されるときに、洗い場3B側に斜めに空気が吹き出され、予備暖房のための暖風が送られる。
「換気」モードの場合、ヒータはOFFで停止し、シロッコファンF1は「OFF」、シロッコファンF2は「ON」である。ダンパー37は脱衣室R1及び浴室1側の吸込口47から空気を導入するように切り換える。
この場合、図11(e)に示すように、シロッコファンF2により吸引されて、浴室1内部の空気は排気風路ERを通過して排気口34から排気される。
尚、ダンパー37は図11(f)に示すように、予備暖房時は実線位置で、衣類乾燥時、涼風時、浴室乾燥時、暖房時は二点鎖線位置となっている。
以上説明したように、この実施の形態の浴室乾燥機2は、浴室1内の空気を吸い込む吸込口11と、吸込口11から吸い込んだ空気を浴室外へ排出する排気口5と、浴室1内に空気を吹き出す吹出口12とを備えており、吸込口11から吸い込んだ浴室1内の空気を排気口5から浴室外へ排気すると共に、吹出口12から浴室1内に空気を吹き出して、浴室1内の床面若しくは壁面を乾燥させる浴室乾燥機であって、吹出口12は、吸込口11以外の浴室天井8に沿う方向、若しくは複数の方向に吹き出すように構成されているので、浴室天井8或いは浴室1の側壁や床面7等を乾燥させることができ、浴室天井8や壁面の結露を防止し、カビの発生を防止できる。
第2に、吹出口12は、浴室天井8及び洗い場3Bの床面7に向けて吹き出すので、浴室天井8や洗い場3Bの床面7も乾燥できる。
第3に、吹出口12には、浴室天井8に沿った方向と、浴室の洗い場3Bの床面7の方向とに組み合わせて吹き出すように、空気の吹出方向を切換可能な切換機構50を備えているので、浴室内の所望の方向に空気を送ることで、所望の部位の乾燥を行うことができる。
第4に、浴室1内に吹き出す空気を加熱するヒータ(加熱手段)と、浴室1を暖める暖房モード、衣類を乾燥する衣類乾燥モード、浴室天井の乾燥を行う浴室乾燥モード等の運転モードを制御するリモートコントローラ19(制御手段)とを備えているので、運転モードに応じてヒータやシロッコファンF1、F2を制御して、暖房や、衣類乾燥、或いは、浴室乾燥を自動的に制御できる。
第5に、リモートコントローラ19は、運転モードに応じて切換機構を切換操作するので、運転モードに応じて加熱手段やシロッコファンF1、F2を制御して、暖房や、衣類乾燥の切換に応じて、浴室乾燥の実行や停止を自動的に制御できる。
第6に、リモートコントローラ19の暖房モードにおいて洗い場3Bの床面に暖めた空気を吹き出し、浴室乾燥モードにおいては洗い場3B又は浴室天井8の少なくとも何れかに吹き出すように制御するので、暖房時に入浴者を暖めることでき、浴室乾燥時には浴室天井8に向かって空気を吹き出すことで乾燥を早めることができる。
第7に、循環吸込口49のほかに、浴室1以外の脱衣室R1から空気を吸い込む他室吸込口33を設け、他室吸込口33から吸い込んだ空気を吹出口48より浴室1内に吹き出すようにしたので、脱衣室R1より浴室1側の気圧が高くなり、浴室1の乾燥中に浴室1のドア3Dが開くことが防止される。
第8に他室吸込口33から吹出口12までの風路に開閉可能なダンパー37(開閉手段)を設けたので、ダンパー37(開閉手段)により他室吸込口33から吸い込む空気を制御することで、浴室内と他室内から吸い込む風量配分を暖房、乾燥等の各運転モードに適したものにすることができ、浴室乾燥モードを含めた各運転モードを効率的に行える。また、暖房運転時に浴室内の湿った空気が他室に流れ込むことを制御できる。
第9に、他室吸込口33から吹出口12に給気する給気量と、吸込口11から吸い込んだ空気を浴室外へ排出する排出量と、等量若しくは排出量が多くなる風量に設定したので、浴室1内への給気量より浴室1から浴室外に排出する排出量が多くなるように、風量を制御することで、浴室1内の湿った空気をより速く排気して、浴室のドア3Dを開けることなく、浴室1内を速やかに乾燥させることができる。浴室内の空気が他室に流れ込むことを防止できる。
実験によれば、図1、図2に記載の浴室乾燥機2によって、浴室天井8に沿って3方向並びに浴室壁面の乾燥を行った。この浴室乾燥実験の条件は、浴室内の空気の絶対湿度が脱衣室R1内の空気の絶対湿度と同じになった時を終了時点とした。その結果、従来までの洗い場3Bの床面7のみの吹き出しでは、乾燥時間が3.5時間であったのに対して、本件最良の形態の如く浴室天井8に沿って3方向吹出(吸い込み口方向以外)に吹き出すと、乾燥時間は3.0時間となり、約15%以上も乾燥時間が短縮されるという実験結果を得ることが出来た。更に、図14〜図19の浴室乾燥機によれば、先の実験条件と同条件で、浴室乾燥時間が2.0時間となり、43%も乾燥時間が短縮された。
(a)は本発明の最良の形態にかかる浴室の図、(b)は浴室内側から見たフロントパネルの形状を示す図、(c)は浴室乾燥機の構成を示す図。 (a)は本発明の図1と異なる形態にかかる浴室の図、(b)は浴室内側から見たフロントパネルの形状を示す図、(c)は浴室乾燥機の構成を示す図。 (a)は図1と更に異なるフロントパネルの浴室内側から見た形状を示す図、(b)は2モーター2ファン方式の形態にかかる浴室乾燥機の構成を示す図。 (a)はフロントパネルの開口部の浴室内側から見た配置形状を示す図、(b)乃至(e)は浴室乾燥機及びモードに応じてフロントパネルから空気が吹き出される状態を示す図。 (a)は図4と異なる形状のフロントパネルの開口部の浴室内側から見た配置形状を示す図、(b)乃至(e)は浴室乾燥機及びモードに応じてフロントパネルから空気が吹き出される状態を示す図。 (a)は吹出口に装着される切換機構の遮蔽板の図、(b)は切換機構の固定ガイド板の図、(c)は切換機構の可動ガイド板の図。 (a)は可動ガイド板と固定ガイド板が当接して斜め方向にのみ空気が吹き出される状態を示す断面図、(b)は可動ガイド板と固定ガイド板が当接して斜め方向にのみ空気が吹き出される状態を示す平面図。 (a)は可動ガイド板と固定ガイド板が離れて斜め方向と水平方向に空気が吹き出される状態を示す断面図、(b)は可動ガイド板と固定ガイド板が離れて斜め方向と水平方向に空気が吹き出される状態を示す平面図。 (a)は切換機構の駆動機構をモーター及びラックアンドピニオンで構成した例を示す図、(b)は切換機構の駆動機構をカムとリンクで構成した例を示す図、(c)は切換機構の駆動機構をレバーで構成した例を示す図。 浴室乾燥機の運転モードの相異によるヒータ、シロッコファン、ダンパー、給気方向を示す一覧表。 (a)乃至(e)は浴室乾燥機の運転モードの相異による空気の流れ方向を示す図、(f)は予備暖房時のダンパーの状態を表した本体側面図。 浴室乾燥機の一例を示す図。 浴室への浴室乾燥機の配備状態及び制御手段であるリモートコントローラの配置状態を示す図。 脱衣所側からも空気を吸引可能な浴室乾燥機の設置例を示す図。 2モーター2ファン方式の浴室乾燥機の例を示す図17のA−A線断面図。 2モーター2ファン方式の浴室乾燥機の例を示す図17のB−B線断面図。 2モーター2ファン方式の浴室乾燥機の平面図。 2モーター2ファン方式の浴室乾燥機の側面図。 2モーター2ファン方式の浴室乾燥機の底面図。
符号の説明
1 浴室
2 浴室乾燥機
3 浴槽
3A 浴室の戸のガラリ
3D 浴室の戸
4 浴室乾燥機の吸込口
5 排気口
7 洗い場の床面
8 浴室天井
10 フロントパネル
11 フロントパネルの吸込口
12 フロントパネルの吹出口
13 ダンパー
15 シロッコファン

Claims (9)

  1. 浴室内の空気を吸い込む吸込口と、該吸込口から吸い込んだ空気を浴室外へ排出する排気口と、浴室内に空気を吹き出す吹出口とを備え、前記吸込口から吸い込んだ前記浴室内の空気を前記排気口から浴室外へ排気すると共に、前記吹出口から前記浴室内に空気を吹き出して、前記浴室内の壁面を乾燥させる浴室乾燥機であって、
    前記吹出口は、前記吸込口以外の天井に沿う方向、若しくは複数の方向に吹き出すように開口していることを特徴とする浴室乾燥機。
  2. 請求項1の浴室乾燥機において、
    前記吹出口は、浴室天井面に沿った方向及び床面に向けて吹き出すように開口していることを特徴とする浴室乾燥機。
  3. 請求項1、2の何れかの浴室乾燥機において、
    前記吹出口には、前記天井に沿った方向と、前記浴室の床面方向とに組み合わせて吹き出すように、空気の吹出方向を切換可能な切換機構を備えていることを特徴とする浴室乾燥機。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかの浴室乾燥機において、
    前記浴室内に吹き出す空気を加熱する加熱手段と、前記浴室を暖める暖房モード、衣類を乾燥する衣類乾燥モード、浴室壁面の乾燥を行う浴室乾燥モード等の運転モードに応じて該加熱手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする浴室乾燥機。
  5. 請求項3の浴室乾燥機において、
    前記浴室内に吹き出す空気を加熱する加熱手段と、前記浴室を暖める暖房モード、衣類を乾燥する衣類乾燥モード、浴室壁面の乾燥を行う浴室乾燥モード等の運転モードに応じて該加熱手段を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、前記運転モードに応じて前記切換機構を切換操作することを特徴とする浴室乾燥機。
  6. 請求項5の浴室乾燥機において、
    前記制御手段は、前記暖房モードにおいて前記浴室床面に吹き出し、前記浴室乾燥モードにおいて前記浴室床面又は前記浴室天井の少なくとも何れかに吹き出すように制御することを特徴とする浴室乾燥機。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかの浴室乾燥機において、
    前記吸込口のほかに、前記浴室以外から空気を吸い込む他室吸込口を設け、該他室吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口より前記浴室内に吹き出すようにしたことを特徴とする浴室乾燥機。
  8. 請求項7の浴室乾燥機において、
    前記他室吸込口から前記吹出口までの風路に開閉可能な開閉手段を設けたことを特徴とする浴室乾燥機。
  9. 請求項8の浴室乾燥機において、
    前記他室吸込口から前記吹出口に給気する給気量と、前記吸込口から吸い込んだ空気を浴室外へ排出する排出量と、等量若しくは排出量が多くなる風量に設定可能であることを特徴とする浴室乾燥機。
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