JP2005164113A - 換気装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 室内の空気を吸い込む吸込口19と、この吸い込んだ空気を排気する排気口18と、外気を導入する外気導入口17と、この外気導入口17から導入された外気を室内へ給気する給気口20と、外気導入口17から導入された外気と排気口18から排気する空気との熱交換を行う熱交換素子12とを備えた換気装置10であって、熱交換素子12の熱交換によって発生する結露を防止する連通開口21およびダンパ25を設けた。
【選択図】 図1
Description
前記熱交換素子の熱交換によって発生する結露を防止する結露防止手段を設けたことを特徴とする。
前記結露防止手段は、前記湿度センサの検出信号に基づいて前記開閉手段の開閉を制御する制御手段を備えていることを特徴とする。
前記排気口から排気される空気の湿度を検出する湿度センサと、
前記排気口から排気される空気の温度を検出する温度センサとを備え、
前記制御手段は、これらセンサの検出信号に基づいて前記開閉手段の開閉を制御することを特徴とする。
前記結露防止手段は、前記外気導入口と熱交換素子との間に形成された外気導入室へ前記ヒータで加熱された空気の一部を戻す循環手段であることを特徴とする。
前記循環手段は、前記温度センサの検出信号に基づいて前記外気導入室へ戻す加熱された空気の風量を調整することを特徴とする。
前記結露防止手段は、前記熱交換素子の熱交換によって発生したドレインを受けるドレイン受部を有し、このドレイン受部に前記ヒータによって加熱された空気が当たることを特徴とする。
前記ヒータを非通電状態にして、所定の作動状態のときに前記開閉手段を開成して熱交換素子に外気と室内の空気を流さないようにしたことを特徴とする。
前記排気口から排気した空気と外気とを熱交換し、この熱交換した外気を前記外気導入口に導入することを特徴とする。
図1に示す浴室の換気、乾燥、涼風等の空調機能を有する浴室空調装置としての換気装置10は、本体ケース11内に設けた熱交換素子12と遠心ファン13,14とを有しており、遠心ファン13,14は本体ケース11内に設けたファン収容室15,16内に設けられている。遠心ファン13,14はモータM1,M2によって回転駆動される。
[動 作]
次に、上記のように構成される換気装置10の動作について説明する。
[他の例]
図5に示す換気装置10′は、図3に示す検出点Pが温度センサS3が検知する外気の温度T1の位置へ平行移動させた際に、その検出点Pが飽和曲線G(図3参照)の結露点Qを越える場合、ダンパ25を図5に示す位置に回動移動させるものである。すなわち、図1に示すダンパ25の実線位置と破線位置との間の中間位置にダンパ25を回動移動させることにより、外気導入口17からの外気に連通開口21からの浴室内の空気を混合させて外気の温度を上昇させ、これにより熱交換素子12の結露の防止を図ったものである。
[第2実施例]
図6および図7は第2実施例の換気装置100を示したものである。この換気装置100は、湿度センサS2の検知信号に基づいてダンパ25の切換動作を制御するようにしたものである。
[他の例]
図8は第2実施例の他の例の換気装置100′を示したものである。この換気装置100′は、湿度センサS2が検知する湿度が95%より大きくなったとき、ダンパ25を図8に示す中間位置(図6に示すダンパ25の実線位置と破線位置との間の中間位置)へ回動移動させるようにしたものである。
[第3実施例]
図9および図10は第3実施例の換気装置120を示したものである。この換気装置120は、給気口20から浴室へ給気される空気の一部を外気導入室24へ戻す連通風路121を設けたものである。この連通風路121の入口122には入口122を開閉するダンパ123が設けられている。このダンパ123が図9に示す位置に位置しているとき、入口122は閉成されて給気口20からの空気は連通風路121に導入されないようになっている。そして、図11に示すように、連通風路121とダンパ123とでヒータ22で加熱された空気の一部を外気導入室24へ戻す循環手段が構成されている。
[第4実施例]
図12は第4実施例の換気装置130を示したものである。図12において、131は浴室の空気を吸い込む吸込口132と外気を浴室へ給気する給気風路133とを仕切る仕切壁であり、この仕切壁131には吸込口132と給気風路133とを連通する開口134が形成され、この開口134には送風ファン135が設けられている。給気風路133の給気口133Aにはヒータ136が設けられている。
[動 作]
次に、上記のように構成される換気装置130の動作について説明する。
[他の例]
図13は他の例の換気装置150を示したものである。この換気装置150では、遠心ファン13を吸込風路140に設け、排気風路139に仕切板141を設けたものである。他の構成は第4実施例と同様なのでその説明は省略する。
[第5実施例]
図14は第5実施例の換気装置160を示したものである。この換気装置160はヒータ136で加熱された外気がドレイン受部138の底部138Aに当たる位置と、その外気がドレイン受部138の底部138Aに当たらない位置とに切換可能なダンパ161を設けたものである。
[第6実施例]
図15は第6実施例の換気装置170を示したものである。この換気装置170は、外気導入風路171と給気風路140とを連通するとともに熱交換素子12を迂回する第1バイパス風路172と、給気口133Bと排気風路139とを連通するとともに熱交換素子12を迂回する第2バイパス風路173と、第1バイパス風路172の両端開口に設けたダンパ(開閉手段)175,176と、第2バイパス風路173を開閉するとともにドレイン受部を兼用するダンパ(開閉手段)174とを設けたものである。給気口133Bは給気口133Aに隣接して形成されているとともに浴室に連通している。
[第7実施例]
図17は第7実施例の換気装置180を示したものである。この換気装置180は、外気導入口17に接続した外気導入ダクトD3と排気口18に接続した排気ダクドD4とを面接触させて、外気導入口17に導入される外気と排気口18から排気された外気とを熱交換させ、この熱交換した外気を外気導入口17に導入させるようにしたものである。排気ダクドD4は、この排気ダクトD4内に結露が生じた場合であってもその結露が排出されるように傾斜させて設置する。
[他の例]
図18は、第7実施例の他の例の換気装置190を示したものである。この換気装置190は、排気ダクトD5の一部を外気導入ダクトD6内に設けて熱交換するようにしたものである。これは、ダクトD5,D6の一部を二重管するものであり、例えば図19に示すように、外気導入ダクトD6の一部にボックス部D6bを設け、このボックス部D6b内に排気ダクトD5を通すものである。
12 熱交換素子
17 外気導入口
19 吸込口
20 給気口
21 連通開口
25 ダンパ
Claims (10)
- 室内の空気を吸い込む吸込口と、この吸い込んだ空気を排気する排気口と、外気を導入する外気導入口と、この外気導入口から導入された外気を室内へ給気する給気口と、前記外気導入口から導入された外気と前記排気口から排気する空気との熱交換を行う熱交換素子とを備えた換気装置であって、
前記熱交換素子の熱交換によって発生する結露を防止する結露防止手段を設けたことを特徴とする換気装置。 - 前記結露防止手段は、前記外気導入口と熱交換素子との間に形成された外気導入室と前記室内とを通する連通開口と、この連通開口および前記外気導入口の開閉を行う開閉手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
- 前記排気口から排気される空気の湿度を検出する湿度センサを有し、
前記結露防止手段は、前記湿度センサの検出信号に基づいて前記開閉手段の開閉を制御する制御手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の換気装置。 - 前記外気導入口から導入される外気の温度を検出する温度センサと、
前記排気口から排気される空気の湿度を検出する湿度センサと、
前記排気口から排気される空気の温度を検出する温度センサとを備え、
前記制御手段は、これらセンサの検出信号に基づいて前記開閉手段の開閉を制御することを特徴とする請求項2に記載の換気装置。 - 前記給気口から室内へ給気される空気を加熱するヒータを備え、
前記結露防止手段は、前記外気導入口と熱交換素子との間に形成された外気導入室へ前記ヒータで加熱された空気の一部を戻す循環手段であることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。 - 前記外気導入口から導入される外気の温度を検出する温度センサを有し、
前記循環手段は、前記温度センサの検出信号に基づいて前記外気導入室へ戻す加熱された空気の風量を調整することを特徴とする請求項5に記載の換気装置。 - 前記給気口から室内へ給気される空気を加熱するヒータを備え、
前記結露防止手段は、前記熱交換素子の熱交換によって発生したドレインを受けるドレイン受部を有し、このドレイン受部に前記ヒータによって加熱された空気が当たることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。 - 前記外気導入口と給気口とを連通して熱交換素子を迂回する第1バイパス風路と、前記吸込口と排気口とを連通して熱交換素子を迂回する第2バイパス風路と、第1,第2バイパス風路を開閉する開閉手段とを備え、
前記ヒータを非通電状態にして、所定の作動状態のときに前記開閉手段を開成して熱交換素子に外気と室内の空気を流さないようにしたことを特徴とする請求項7に記載の換気装置。 - 前記ドレイン受部にドレインが溜まっていないとき、前記ヒータによって加熱された空気がそのドレイン受部に当たらないようにするダンパを設けたことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の換気装置。
- 室内の空気を吸い込む吸込口と、この吸い込んだ空気を排気する排気口と、外気を導入する外気導入口と、この外気導入口から導入された外気を室内へ給気する給気口と、前記外気導入口から導入された外気と前記排気口から排気する空気との熱交換を行う熱交換素子とを備えた換気装置であって、
前記排気口から排気した空気と外気とを熱交換し、この熱交換した外気を前記外気導入口に導入することを特徴とする換気装置。
Priority Applications (1)
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2003
- 2003-12-02 JP JP2003402816A patent/JP2005164113A/ja active Pending
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