JP2011069579A - 浴室乾燥機 - Google Patents

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宏之 臼井
Naohito Wajima
尚人 輪島
Hiroko Ebihara
裕子 海老原
Hiroshi Shigefuji
博司 重藤
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Abstract

【課題】浴室乾燥機としての基本性能を確保しつつ、他室の常時換気にも対応することができ、設置施工が容易な浴室乾燥機を提供すること。
【解決手段】この浴室乾燥機DMは、他室導入口Ib,Icから空気を吸い込んで排気口Eaから排出する排気ファン201と、排気吸込口109から空気を吸い込むための浴室排気流路115,116と、給気導入口Iaから空気を吸い込んで、浴室内に送り出すための浴室給気流路113,114と、浴室排気流路115,116と浴室給気流路113,114とが交差する領域に設けられ、浴室排気流路115,116を流れる浴室内の空気と、浴室給気流路113,114を流れる外気との間で熱交換を行う熱交換器101と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、浴室乾燥機に関する。
浴室内の空気を吸引して浴室内を乾燥させることが可能な浴室乾燥機として、下記特許文献1に記載されているような浴室乾燥機が提案されている。下記特許文献1に記載の浴室乾燥機は、排気ファンと給気ファンと熱交換器とを備えているものである。排気ファンによって浴室内空気を排出するために排気風路が設けられており、排気風路は室内空気吸込口から浴室内空気を取り入れて、排気口からダクトを介して建物の外に浴室内空気を排出するように構成されている。また、給気ファンによって外気を取り入れるために給気風路が設けられており、給気風路は外気吸込口から外気を取り入れて、室内吹出口から浴室内に外気を吹き出すように構成されている。
下記特許文献1に記載の浴室乾燥機において換気運転を行うと、排気ファンと給気ファンとが等しい風量を供給するように回転し、排気風路と給気風路に略同量の空気が流れて熱交換器において互いに熱交換をしながら、外気は浴室内に取り入れられ浴室内空気は屋外へ排出される。また、下記特許文献1に記載の浴室乾燥機において乾燥運転を行うと、初期段階においては換気運転と同じような空気の流れになり、湿った浴室内空気を積極的に排出し、外気を取り入れることで乾燥を効果的に行うことが記載されている。
特開2005−164114号公報
ところで、住宅の気密化を背景として、有害物質を積極的に屋外に排出するための一つの手段として24時間換気(常時換気)設備が求められている。上記特許文献1に記載の浴室乾燥機は、浴室内の空気を換気することに対応しているけれども、浴室外の他室(例えば、トイレや洗面所)の空気を換気することには対応していない。浴室外の他室の換気を行うための専用の排気ファンを設けることも考えられるが、排気ダクトを浴室乾燥機と他室換気用の排気ファンとの双方に設置し接続することが必要になるので、設置施工が面倒であり改善の余地がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、浴室乾燥機としての基本性能を確保しつつ、他室の常時換気にも対応することができ、設置施工が容易な浴室乾燥機を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る浴室乾燥機は、浴室内に連通した循環吸込口から空気を吸い込んで浴室内に連通した循環吹出口から吹き出す循環ファンと、前記循環吹出口から吹き出される空気を加熱するヒータとを備えた浴室乾燥機において、浴室以外の他室と連通した他室導入口から空気を吸い込んで外気に連通した排気口から排出する排気ファンと、この排気ファンの吸込側に連通すると共に、浴室内に連通した排気吸込口から空気を吸い込むための浴室排気流路と、浴室以外の他室又は外気と連通した給気導入口から空気を吸い込んで、浴室内に送り出すための浴室給気流路と、前記浴室排気流路と前記浴室給気流路とが交差する領域に設けられ、前記浴室排気流路を流れる浴室内の空気と、前記浴室給気流路を流れる外気との間で熱交換を行う熱交換器と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、循環ファンとヒータとを駆動することで、循環吸込口から吸込んだ浴室内の空気をヒータで加熱し、循環吹出口から浴室内に吹き出すことができ、浴室内の空気を循環加熱することが可能となって浴室内の空気の温度を上昇させることができる。
更に排気ファンを駆動することで、排気ファンの吸込側と浴室内に連通した排気吸込口とを繋ぐ浴室排気流路によって、浴室内の湿った空気を排出することができる。また、浴室排気流路と浴室給気流路とが交差する領域に熱交換器が設けられていることから、浴室内の湿った暖かい空気を排出する場合に、その熱を浴室給気流路を流れる空気へ移動させて浴室内へ供給することができる。従って、ヒータによって昇温された浴室内の空気の熱を無駄に屋外へ捨ててしまうことなく、熱のロスを極力抑えながら、浴室内の湿った空気を排出しつつ浴室内の温度を効果的に高めることができ、浴室内の絶対水蒸気量を下げて乾燥性能を向上させることができる。
更に本発明では、排気ファンを、浴室以外の他室と連通した他室導入口から空気を吸い込んで排気口から屋外に排出するように構成しているので、他室の常時換気に必要な空気を排気することができる。排気ファンは上述したように、浴室内の空気も排気することができるように構成されているので、浴室内に連通した排気吸込口から吸い込んだ浴室内の空気と、他室導入口から吸い込んだ他室の空気とを、一つの排気口から排気することができ、排気ダクトをこの排気口のみに接続することで足りるので、浴室乾燥機の設置施工性をより向上させることができる。従って上述したような構成により、浴室乾燥機としての基本性能を確保しつつ、他室の常時換気にも対応することができ、設置施工が容易な浴室乾燥機を提供することができる。
また本発明に係る浴室乾燥機では、前記浴室給気流路が、浴室内に連通した給気吹出口と、この給気吹出口から浴室内に空気を吹き出すための給気ファンとを有していることも好ましい。この好ましい態様では、給気ファンを駆動することで、浴室給気流路を経由して浴室内に供給する空気の量を浴室内から排出される空気の量に合わせて調整することが容易なものとなり、熱交換効率を高めた乾燥運転が可能となる。
また本発明に係る浴室乾燥機では、前記浴室給気流路から送り出される空気が前記循環吸込口側に供給されるように構成されていると共に、前記浴室給気流路から前記循環吸込口側に供給される空気を調整するための給気ダンパが設けられており、前記給気ダンパを開いて前記浴室給気流路から送り出される空気が前記循環吸込口側へ供給される状態で前記循環ファンを駆動することで、前記循環ファンが前記循環吸込口を介した浴室内及び前記浴室給気流路の両方から空気を吸い込んで前記循環吹出口から吹き出すことも好ましい。この好ましい態様では、浴室給気流路から送り出される空気を循環吸込口側に供給するように構成し、循環ファンを駆動すると循環吸込口を介して浴室内から空気を吸い込むと共に浴室給気流路からも空気を吸い込むように構成しているので、循環ファンを循環流と給気流とで共用することができる。従って、浴室乾燥機の構造を簡素なものとし、コンパクトな構成とすることができる。また、給気ダンパを閉じれば、浴室給気流路からの空気流を遮断することができるので、循環流のみによる暖房運転を行うことができる。
また本発明に係る浴室乾燥機では、前記給気ダンパを開いて前記浴室給気流路から吹き出される空気が前記循環吸込口側へ供給される状態において、前記循環吸込口の一部が前記給気ダンパによって閉塞されることも好ましい。この好ましい態様では、給気ダンパによって循環吸込口の一部を閉塞することで、循環吸込口と循環ファンとの間の負圧を高めることができ、浴室給気流路からの吸引量を増やすことができる。従って、循環ファンを駆動して循環吸込口を介して浴室内から空気を吸い込むと共に浴室給気流路からも空気を吸い込む際に、浴室排気流路から排出される排気量に見合った給気量を浴室給気流路から得ることが可能となり、熱交換効率を高めた乾燥運転が可能である。
また本発明に係る浴室乾燥機では、前記浴室排気流路には、この浴室排気流路を開閉する排気ダンパが設けられていることも好ましい。この好ましい態様では、浴室排気流路を閉塞する排気ダンパを設けているので、この排気ダンパによって浴室排気流路を閉塞すると、排気ファンの駆動によって他室導入口から吸い込む空気のみを排気することができる。従って、例えば入浴時には浴室の換気を止めて、他室の換気のみを行うことができるので、入浴者に過度の涼感を与えることなく他室換気を行うことができる。また、例えば暖房時にも浴室の換気を止めて、他室の換気のみを行うことができるので、暖房効率を下げることなく他室換気を行うことができる。
また本発明に係る浴室乾燥機では、前記排気ファンの吸込側と連通すると共に、前記熱交換器を経由せずに浴室内から空気を吸い込むための第二浴室排気流路と、この第二排気流路を開閉する第二排気ダンパとを備え、前記第二排気ダンパを開き、前記排気ダンパを閉じて前記排気ファンを駆動することで、前記熱交換器をバイパスした排気運転を実行することも好ましい。この好ましい態様では、第二排気ダンパを開く一方で排気ダンパを閉じて排気ファンを駆動することで、熱交換器を介さずにバイパスした排気運転を実行することができるので、圧力損失の高い熱交換機を通さずに浴室内の空気を排気することができる。従って、熱交換器を介した排気に比較して排気ファンの回転数を下げることが可能となる。更に、熱交換器を通さない排気運転を行うことで、熱交換器内の空気の通過頻度を下げることができ、熱交換器の埃詰まりを抑制することができる。
本発明によれば、浴室乾燥機としての基本性能を確保しつつ、他室の常時換気にも対応することができ、設置施工が容易な浴室乾燥機を提供することができる。
本発明の第一実施形態である浴室乾燥機の外観を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態である浴室乾燥機の構成を示す図であって、乾燥運転の際の動作を示す図である。 本発明の第一実施形態である浴室乾燥機の制御的な構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態である浴室乾燥機の構成を示す図であって、換気運転の際の動作を示す図である。 本発明の第一実施形態である浴室乾燥機の構成を示す図であって、換気単独運転の際の動作を示す図である。 本発明の第一実施形態である浴室乾燥機の構成を示す図であって、暖房運転の際の動作を示す図である。 本発明の第二実施形態である浴室乾燥機の構成を示す図であって、乾燥運転の際の動作を示す図である。 本発明の第二実施形態である浴室乾燥機の制御的な構成を示すブロック図である。 本発明の第二実施形態である浴室乾燥機の構成を示す図であって、換気運転の際の動作を示す図である。 本発明の第二実施形態である浴室乾燥機の構成を示す図であって、換気単独運転の際の動作を示す図である。 本発明の第二実施形態である浴室乾燥機の構成を示す図であって、暖房運転の際の動作を示す図である。 本発明の第三実施形態である浴室乾燥機の構成を示す図であって、乾燥運転の際の動作を示す図である。 本発明の第三実施形態である浴室乾燥機の制御的な構成を示すブロック図である。 本発明の第三実施形態である浴室乾燥機の構成を示す図であって、換気運転の際の動作を示す図である。 本発明の第三実施形態である浴室乾燥機の構成を示す図であって、換気単独運転の際の動作を示す図である。 本発明の第三実施形態である浴室乾燥機の構成を示す図であって、暖房運転の際の動作を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の第一実施形態である浴室乾燥機DMの外観を示す斜視図である。浴室乾燥機DMは、浴室の天井に取り付けられるものであって、乾燥運転、換気運転、換気単独運転、暖房運転といった各種運転モードを実行することが可能なように構成されている(各運転モードの詳細については後述する)。図1に示されるように、浴室乾燥機DMは、循環ユニット10と排気ユニット20とによって構成されている。循環ユニット10には、給気導入口Iaが設けられている。給気導入口Iaは、浴室以外の他室(例えば、洗面所)又は外気と連通するように施工される空気の導入口である。
排気ユニット20には、他室導入口Ibと、他室導入口Icと、排気口Eaとが設けられている。他室導入口Ibは、浴室以外の他室(例えば、洗面所)と連通するように施工される空気の導入口である。他室導入口Icは、浴室以外の他室であって他室導入口Ibが連通されている室とは別の室(例えば、トイレ)と連通するように施工される空気の導入口である。排気口Eaは、外気に連通するように施工される空気の排出口である。
続いて、図2を参照しながら浴室乾燥機DMの構成について説明する。図2は、浴室乾燥機DMの構成を示す図であって、乾燥運転の際の動作を示す図である。図2に示されるように、循環ユニット10には、熱交換器101と、循環ファン102と、給気ファン104と、ヒータ106と、排気ダンパ112とが設けられている。給気導入口Iaは浴室給気流路113に連通しており、浴室給気流路113は浴室給気流路114に繋がっており、浴室給気流路114の末端には給気吹出口111が設けられている。浴室給気流路114には給気ファン104が配置されており、給気ファン104を駆動すると、給気導入口Iaから空気が吸い込まれ、浴室給気流路113,114を通って給気吹出口111から浴室内へと空気が吹き出される。
浴室給気流路113,114と交差するように、浴室排気流路115,116が設けられている。浴室排気流路115は、浴室内に連通した排気吸込口109から空気を吸い込むためのものであって、浴室排気流路116に繋がっている。浴室排気流路116は、排気連絡口110を介して排気ユニット20に連通している。排気連絡口110には排気ダンパ112が配置されていて、排気ダンパ112を開くと浴室排気流路116から排気ユニット20へ空気が流れ、排気ダンパ112を閉じると浴室排気流路116から排気ユニット20への空気の流れが遮断されるように構成されている。
浴室給気流路113,114と浴室排気流路115,116とが交差する領域には熱交換器101が配置されている。熱交換器101は、浴室給気流路113から流入した空気を浴室給気流路114へ流出させる流路と、浴室排気流路115から流入した空気を浴室排気流路116へ流出させる流路とが層状に重なって交差するように形成されている。従って、浴室給気流路113,114を流れる空気と浴室排気流路115,116を流れる空気との間で熱交換を行うことが可能なように構成されている。
循環ユニット10には、循環吸込口107と循環吹出口108とが設けられている。循環吸込口107と循環吹出口108とは浴室循環流路117によって繋がれている。浴室循環流路117には循環ファン102が配置されており、循環ファン102を駆動することで循環吸込口107から浴室内の空気を吸い込んで、循環吹出口108から浴室内に吹き出すように構成されている。循環吹出口108にはヒータ106が設けられていて、ヒータ106に通電することで、循環吹出口108から吹き出す空気を暖めることができるように構成されている。
排気ユニット20には、排気ファン201が設けられている。排気ファン201は、排気流路203に設けられている。排気流路203は、他室導入口Ib,Ic及び排気連絡口110と、排気口Eaとを繋ぐように形成されている。排気ファン201が駆動すると、他室導入口Ib,Icを介して他室から空気が吸い込まれて排気口Eaから排出される。排気連絡口110に設けられている排気ダンパ112が開いていれば、排気ファン201の駆動によって浴室排気流路116から空気が吸い込まれて排気口Eaから排出される。
図2に示す浴室乾燥機DMは乾燥運転中なので、排気ダンパ112は開いた状態で、ヒータ106には通電されている。循環ファン102、給気ファン104、及び排気ファン201はそれぞれ所定の回転数で回転している。その結果、給気導入口Iaからは90m3/hの空気が吸い込まれて浴室給気流路113に供給される。浴室給気流路113に送り込まれた空気は熱交換器101で熱交換をして熱を受け取った後、浴室給気流路114を経由して給気吹出口111から浴室内へと吹き出される。給気吹出口111から浴室内へ吹き出される空気は90m3/hである。循環ファン102の駆動によって、循環吸込口107からは150m3/hの空気が吸い込まれ、ヒータ106によって昇温された後に循環吹出口108から浴室内へと吹き出される。循環吹出口108から浴室内へ吹き出される空気は150m3/hである。排気ファン201の駆動によって、排気吸込口109からは90m3/hの空気が吸い込まれ、浴室排気流路115,116を経由して、排気流路203へと送り込まれる。排気ファン201の駆動によってはまた、他室導入口Ib,Icから105m3/hの空気が吸い込まれ、排気流路203へと送り込まれる。排気流路203に送り込まれた空気は排気ファン201によって排気口Eaから屋外へと排出される。排気口Eaから屋外へと排出される空気は195m3/hである。
図2に示すように、乾燥運転を行うに当たっては、排気ダンパ112は開いた状態で、ヒータ106には通電されており、循環ファン102、給気ファン104、及び排気ファン201はそれぞれ所定の回転数で回転していることが必要なので、制御部CUから各部へ所定の制御信号が出力され、その結果として各部が所定の動作を実行する。浴室乾燥機DMの制御的な構成を図3に示す。図3に示すように、制御部CUにはリモコンRPから所定の操作信号が入力される。具体的には、リモコンRPには浴室乾燥機DMの動作を開始したり終了したりするスイッチの他に、「乾燥運転」「換気運転」「換気単独運転」「暖房運転」といった浴室乾燥機DMの運転モードを指定するための操作部が設けられている。制御部CUは、その運転モードを指定する操作がリモコンRPになされ、リモコンRPから出力される運転モード指示信号を受信して各部に指示信号を出力する。具体的には、制御部CUから、循環ファン102、給気ファン104、排気ファン201、及び排気ダンパ112に指示信号が出力され、循環ファン102、給気ファン104、排気ファン201、及び排気ダンパ112はその指示信号に基づいて所定の動作を実行する。
図4に換気運転の場合の浴室乾燥機DMの状態を示す。換気運転は、浴室及び浴室以外の他室を換気するものである。図4に示されるように排気ダンパ112は開いた状態で、ヒータ106には通電されていない。循環ファン102及び給気ファン104は停止しており、排気ファン201は所定の回転数で回転している。その結果、排気ファン201の駆動によって、排気吸込口109からは53m3/hの空気が吸い込まれ、浴室排気流路115,116を経由して、排気流路203へと送り込まれる。排気ファン201の駆動によってはまた、他室導入口Ib,Icから52m3/hの空気が吸い込まれ、排気流路203へと送り込まれる。排気流路203に送り込まれた空気は排気ファン201によって排気口Eaから屋外へと排出される。排気口Eaから屋外へと排出される空気は105m3/hである。
図5に換気単独運転の場合の浴室乾燥機DMの状態を示す。換気単独運転は、浴室以外の他室のみを換気するものである。図5に示されるように排気ダンパ112は閉じた状態で、ヒータ106には通電されていない。循環ファン102及び給気ファン104は停止しており、排気ファン201は所定の回転数で回転している。その結果、排気ファン201の駆動によって、他室導入口Ib,Icから105m3/hの空気が吸い込まれ、排気流路203へと送り込まれる。排気流路203に送り込まれた空気は排気ファン201によって排気口Eaから屋外へと排出される。排気口Eaから屋外へと排出される空気は105m3/hである。
図6に暖房運転の場合の浴室乾燥機DMの状態を示す。暖房運転は、浴室を暖房しつつ他室を換気するものである。図6に示されるように排気ダンパ112は閉じた状態で、ヒータ106に通電されている。循環ファン102及び排気ファン201は所定の回転数で回転し、給気ファン104は停止している。その結果、排気ファン201の駆動によって、他室導入口Ib,Icから105m3/hの空気が吸い込まれ、排気流路203へと送り込まれる。排気流路203に送り込まれた空気は排気ファン201によって排気口Eaから屋外へと排出される。排気口Eaから屋外へと排出される空気は105m3/hである。循環ファン102の駆動によって、循環吸込口107からは150m3/hの空気が吸い込まれ、ヒータ106によって昇温された後に循環吹出口108から浴室内へと吹き出される。循環吹出口108から浴室内へ吹き出される空気は150m3/hである。
続いて、本発明の第二実施形態である浴室乾燥機DMaについて説明する。浴室乾燥機DMaの外観は浴室乾燥機DM(図1参照)と略同一であるのでその説明を省略する。浴室乾燥機DMaの構成を図7に示す。図7は、浴室乾燥機DMaの構成を示す図であって、乾燥運転の際の動作を示す図である。図7に示されるように、浴室乾燥機DMaの循環ユニット10aには、熱交換器101と、循環ファン102と、給気ファン104と、ヒータ106と、排気ダンパ112aとが設けられている。給気導入口Iaは浴室給気流路113aに連通しており、浴室給気流路113aは浴室給気流路114に繋がっており、浴室給気流路114の末端には給気吹出口111が設けられている。浴室給気流路114には給気ファン104が配置されており、給気ファン104を駆動すると、給気導入口Iaから空気が吸い込まれ、浴室給気流路113a,114を通って給気吹出口111から浴室内へと空気が吹き出される。
浴室給気流路113a,114と交差するように、浴室排気流路115,116aが設けられている。浴室排気流路115は、浴室内に連通した排気吸込口109から空気を吸い込むためのものであって、浴室排気流路116aに繋がっている。浴室排気流路116aは、排気連絡口110を介して排気ユニット20に連通している。浴室排気流路115には排気ダンパ112aが配置されていて、排気ダンパ112aを開くと浴室排気流路116aから排気ユニット20へ空気が流れ、排気ダンパ112aを閉じると浴室排気流路116aから排気ユニット20への空気の流れが遮断されるように構成されている。
浴室給気流路113a,114と浴室排気流路115,116aとが交差する領域には熱交換器101が配置されている。熱交換器101は、浴室給気流路113aから流入した空気を浴室給気流路114へ流出させる流路と、浴室排気流路115から流入した空気を浴室排気流路116aへ流出させる流路とが層状に重なって交差するように形成されている。従って、浴室給気流路113a,114を流れる空気と浴室排気流路115,116aを流れる空気との間で熱交換を行うことが可能なように構成されている。
循環ユニット10aには、第二浴室排気流路116bが形成されている。第二浴室排気流路116bの一端は浴室排気流路116aに繋がっており、他端は第二排気吸込口119に繋がっていて、第二排気吸込口119を介して浴室内と連通している。第二浴室排気流路116bの第二排気吸込口119近傍には、第二排気ダンパ118が配置されている。
循環ユニット10aには、循環吸込口107と循環吹出口108とが設けられている。循環吸込口107と循環吹出口108とは浴室循環流路117によって繋がれている。浴室循環流路117には循環ファン102が配置されており、循環ファン102を駆動することで循環吸込口107から浴室内の空気を吸い込んで、循環吹出口108から浴室内に吹き出すように構成されている。循環吹出口108にはヒータ106が設けられていて、ヒータ106に通電することで、循環吹出口108から吹き出す空気を暖めることができるように構成されている。
排気ユニット20には、排気ファン201が設けられている。排気ファン201は、排気流路203に設けられている。排気流路203は、他室導入口Ib,Ic及び排気連絡口110と、排気口Eaとを繋ぐように形成されている。排気ファン201が駆動すると、他室導入口Ib,Icを介して他室から空気が吸い込まれて排気口Eaから排出される。排気ダンパ112aが開いていれば、排気ファン201の駆動によって浴室排気流路115から空気が吸い込まれてその下流の浴室排気流路116aを介して排気口Eaから排出される。
図7に示す浴室乾燥機DMaは乾燥運転中なので、排気ダンパ112aは開いた状態で、第二排気ダンパ118は閉じた状態となっており、ヒータ106には通電されている。循環ファン102、給気ファン104、及び排気ファン201はそれぞれ所定の回転数で回転している。その結果、給気導入口Iaからは90m3/hの空気が吸い込まれて浴室給気流路113aに供給される。浴室給気流路113aに送り込まれた空気は熱交換器101で熱交換をして熱を受け取った後、浴室給気流路114を経由して給気吹出口111から浴室内へと吹き出される。給気吹出口111から浴室内へ吹き出される空気は90m3/hである。循環ファン102の駆動によって、循環吸込口107からは150m3/hの空気が吸い込まれ、ヒータ106によって昇温された後に循環吹出口108から浴室内へと吹き出される。循環吹出口108から浴室内へ吹き出される空気は150m3/hである。排気ファン201の駆動によって、排気吸込口109からは90m3/hの空気が吸い込まれ、浴室排気流路115,116aを経由して、排気流路203へと送り込まれる。排気ファン201の駆動によってはまた、他室導入口Ib,Icから105m3/hの空気が吸い込まれ、排気流路203へと送り込まれる。排気流路203に送り込まれた空気は排気ファン201によって排気口Eaから屋外へと排出される。排気口Eaから屋外へと排出される空気は195m3/hである。
図7に示すように、乾燥運転を行うに当たっては、排気ダンパ112aは開いた状態で、ヒータ106には通電されており、循環ファン102、給気ファン104、及び排気ファン201はそれぞれ所定の回転数で回転していることが必要なので、制御部CUから各部へ所定の制御信号が出力され、その結果として各部が所定の動作を実行する。浴室乾燥機DMaの制御的な構成を図8に示す。図8に示すように、制御部CUにはリモコンRPから所定の操作信号が入力される。具体的には、リモコンRPには浴室乾燥機DMaの動作を開始したり終了したりするスイッチの他に、「乾燥運転」「換気運転」「換気単独運転」「暖房運転」といった浴室乾燥機DMaの運転モードを指定するための操作部が設けられている。制御部CUは、その運転モードを指定する操作がリモコンRPになされ、リモコンRPから出力される運転モード指示信号を受信して各部に指示信号を出力する。具体的には、制御部CUから、循環ファン102、給気ファン104、排気ファン201、排気ダンパ112a、及び第二排気ダンパ118に指示信号が出力され、循環ファン102、給気ファン104、排気ファン201、排気ダンパ112a、及び第二排気ダンパ118はその指示信号に基づいて所定の動作を実行する。
図9に換気運転の場合の浴室乾燥機DMaの状態を示す。換気運転は、浴室及び浴室以外の他室を換気するものである。図9に示されるように排気ダンパ112aは閉じた状態で、ヒータ106には通電されていない。一方で、第二排気ダンパ118は開いており、循環ファン102及び給気ファン104は停止し、排気ファン201は所定の回転数で回転している。その結果、排気ファン201の駆動によって、第二排気吸込口119からは53m3/hの空気が吸い込まれ、浴室排気流路116b,116aを経由して、排気流路203へと送り込まれる。排気ファン201の駆動によってはまた、他室導入口Ib,Icから52m3/hの空気が吸い込まれ、排気流路203へと送り込まれる。排気流路203に送り込まれた空気は排気ファン201によって排気口Eaから屋外へと排出される。排気口Eaから屋外へと排出される空気は105m3/hである。
図10に換気単独運転の場合の浴室乾燥機DMaの状態を示す。換気単独運転は、浴室以外の他室のみを換気するものである。図10に示されるように排気ダンパ112a及び第二排気ダンパ118は閉じた状態で、ヒータ106には通電されていない。循環ファン102及び給気ファン104は停止しており、排気ファン201は所定の回転数で回転している。その結果、排気ファン201の駆動によって、他室導入口Ib,Icから105m3/hの空気が吸い込まれ、排気流路203へと送り込まれる。排気流路203に送り込まれた空気は排気ファン201によって排気口Eaから屋外へと排出される。排気口Eaから屋外へと排出される空気は105m3/hである。
図11に暖房運転の場合の浴室乾燥機DMaの状態を示す。暖房運転は、浴室を暖房しつつ他室を換気するものである。図11に示されるように排気ダンパ112a及び第二排気ダンパ118は閉じた状態で、ヒータ106に通電されている。循環ファン102及び排気ファン201は所定の回転数で回転し、給気ファン104は停止している。その結果、排気ファン201の駆動によって、他室導入口Ib,Icから105m3/hの空気が吸い込まれ、排気流路203へと送り込まれる。排気流路203に送り込まれた空気は排気ファン201によって排気口Eaから屋外へと排出される。排気口Eaから屋外へと排出される空気は105m3/hである。循環ファン102の駆動によって、循環吸込口107からは150m3/hの空気が吸い込まれ、ヒータ106によって昇温された後に循環吹出口108から浴室内へと吹き出される。循環吹出口108から浴室内へ吹き出される空気は150m3/hである。
続いて、本発明の第三実施形態である浴室乾燥機DMbについて説明する。浴室乾燥機DMbの外観は浴室乾燥機DM(図1参照)と略同一であるのでその説明を省略する。浴室乾燥機DMbの構成を図12に示す。図12は、浴室乾燥機DMbの構成を示す図であって、乾燥運転の際の動作を示す図である。図12に示されるように、浴室乾燥機DMbの循環ユニット10bには、熱交換器101と、循環ファン102と、ヒータ106と、排気ダンパ112aとが設けられている。給気導入口Iaは浴室給気流路113bに連通しており、浴室給気流路113bは浴室給気流路114bに繋がっており、浴室給気流路114bの末端は循環吸込口107と循環ファン102との間に繋がれている。また、浴室給気流路114bが循環吸込口107に臨む末端には、給気ダンパ120が配置されている。給気ダンパ120を開いて循環ファン102を駆動させると、循環吸込口107を介して浴室内の空気を吸い込むと共に、浴室給気流路114bを介して浴室外の空気を吸い込む。本実施形態の場合、図のように給気ダンパ120を水平状態となるように開くと、循環吸込口107の一部を閉塞するように構成されている。
浴室給気流路113b,114bと交差するように、浴室排気流路115,116cが設けられている。浴室排気流路115は、浴室内に連通した排気吸込口109から空気を吸い込むためのものであって、浴室排気流路116cに繋がっている。浴室排気流路116cは、排気連絡口110を介して排気ユニット20に連通している。浴室排気流路115には排気ダンパ112aが配置されていて、排気ダンパ112aを開くと浴室排気流路116cから排気ユニット20へ空気が流れ、排気ダンパ112aを閉じると浴室排気流路116cから排気ユニット20への空気の流れが遮断されるように構成されている。
浴室給気流路113c,114cと浴室排気流路115,116cとが交差する領域には熱交換器101が配置されている。熱交換器101は、浴室給気流路113cから流入した空気を浴室給気流路114bへ流出させる流路と、浴室排気流路115から流入した空気を浴室排気流路116cへ流出させる流路とが層状に重なって交差するように形成されている。従って、浴室給気流路113b,114bを流れる空気と浴室排気流路115,116cを流れる空気との間で熱交換を行うことが可能なように構成されている。
循環ユニット10bには、第二浴室排気流路116dが形成されている。第二浴室排気流路116dの一端は浴室排気流路116cに繋がっており、他端は第二排気吸込口119に繋がっていて、第二排気吸込口119を介して浴室内と連通している。第二浴室排気流路116dの第二排気吸込口119近傍には、第二排気ダンパ118が配置されている。
循環ユニット10bには、循環吸込口107と循環吹出口108とが設けられている。循環吸込口107と循環吹出口108とは浴室循環流路117によって繋がれている。浴室循環流路117には循環ファン102が配置されており、循環ファン102を駆動することで循環吸込口107から浴室内の空気を吸い込むと共に浴室給気流路113bから空気を吸い込み、浴室給気流路114bを介して循環吹出口108から浴室内に吹き出すように構成されている。循環吹出口108にはヒータ106が設けられていて、ヒータ106に通電することで、循環吹出口108から吹き出す空気を暖めることができるように構成されている。
排気ユニット20には、排気ファン201が設けられている。排気ファン201は、排気流路203に設けられている。排気流路203は、他室導入口Ib,Ic及び排気連絡口110と、排気口Eaとを繋ぐように形成されている。排気ファン201が駆動すると、他室導入口Ib,Icを介して他室から空気が吸い込まれて排気口Eaから排出される。排気ダンパ112aが開いていれば、排気ファン201の駆動によって浴室排気流路116cから空気が吸い込まれて排気口Eaから排出される。
図12に示す浴室乾燥機DMbは乾燥運転中なので、排気ダンパ112aは開いた状態で、第二排気ダンパ118は閉じた状態となっており、ヒータ106には通電されている。循環ファン102、及び排気ファン201はそれぞれ所定の回転数で回転している。その結果、給気導入口Iaからは90m3/hの空気が吸い込まれて浴室給気流路113bに供給される。浴室給気流路113bに送り込まれた空気は熱交換器101で熱交換をして熱を受け取った後、浴室給気流路114bを経由し、更に循環ファン102及び浴室循環流路117を経由して循環吹出口108から浴室内へと吹き出される。循環吹出口108から浴室内へ吹き出される空気は150m3/hである。循環ファン102の駆動によって、循環吸込口107からは60m3/hの空気が吸い込まれ、ヒータ106によって昇温された後に循環吹出口108から浴室内へと吹き出される。循環吹出口108から浴室内へ吹き出される空気は前述したように150m3/hである。排気ファン201の駆動によって、排気吸込口109からは90m3/hの空気が吸い込まれ、浴室排気流路115,116cを経由して、排気流路203へと送り込まれる。排気ファン201の駆動によってはまた、他室導入口Ib,Icから105m3/hの空気が吸い込まれ、排気流路203へと送り込まれる。排気流路203に送り込まれた空気は排気ファン201によって排気口Eaから屋外へと排出される。排気口Eaから屋外へと排出される空気は195m3/hである。
図12に示すように、乾燥運転を行うに当たっては、排気ダンパ112aは開いた状態で、ヒータ106には通電されており、循環ファン102、及び排気ファン201はそれぞれ所定の回転数で回転していることが必要なので、制御部CUから各部へ所定の制御信号が出力され、その結果として各部が所定の動作を実行する。浴室乾燥機DMbの制御的な構成を図13に示す。図13に示すように、制御部CUにはリモコンRPから所定の操作信号が入力される。具体的には、リモコンRPには浴室乾燥機DMbの動作を開始したり終了したりするスイッチの他に、「乾燥運転」「換気運転」「換気単独運転」「暖房運転」といった浴室乾燥機DMbの運転モードを指定するための操作部が設けられている。制御部CUは、その運転モードを指定する操作がリモコンRPになされ、リモコンRPから出力される運転モード指示信号を受信して各部に指示信号を出力する。具体的には、制御部CUから、循環ファン102、排気ファン201、排気ダンパ112a、及び第二排気ダンパ118に指示信号が出力され、循環ファン102、排気ファン201、排気ダンパ112a、及び第二排気ダンパ118はその指示信号に基づいて所定の動作を実行する。
図14に換気運転の場合の浴室乾燥機DMbの状態を示す。換気運転は、浴室及び浴室以外の他室を換気するものである。図14に示されるように排気ダンパ112aは閉じた状態で、ヒータ106には通電されていない。一方で、第二排気ダンパ118は開いており、循環ファン102は停止し、排気ファン201は所定の回転数で回転している。その結果、排気ファン201の駆動によって、第二排気吸込口119からは53m3/hの空気が吸い込まれ、浴室排気流路116d,116cを経由して、排気流路203へと送り込まれる。排気ファン201の駆動によってはまた、他室導入口Ib,Icから52m3/hの空気が吸い込まれ、排気流路203へと送り込まれる。排気流路203に送り込まれた空気は排気ファン201によって排気口Eaから屋外へと排出される。排気口Eaから屋外へと排出される空気は105m3/hである。
図15に換気単独運転の場合の浴室乾燥機DMbの状態を示す。換気単独運転は、浴室以外の他室のみを換気するものである。図15に示されるように排気ダンパ112a及び第二排気ダンパ118は閉じた状態で、ヒータ106には通電されていない。循環ファン102は停止しており、排気ファン201は所定の回転数で回転している。その結果、排気ファン201の駆動によって、他室導入口Ib,Icから105m3/hの空気が吸い込まれ、排気流路203へと送り込まれる。排気流路203に送り込まれた空気は排気ファン201によって排気口Eaから屋外へと排出される。排気口Eaから屋外へと排出される空気は105m3/hである。
図16に暖房運転の場合の浴室乾燥機DMbの状態を示す。暖房運転は、浴室を暖房しつつ他室を換気するものである。図16に示されるように排気ダンパ112a及び第二排気ダンパ118は閉じた状態で、ヒータ106に通電されている。循環ファン102及び排気ファン201は所定の回転数で回転している。その結果、排気ファン201の駆動によって、他室導入口Ib,Icから105m3/hの空気が吸い込まれ、排気流路203へと送り込まれる。排気流路203に送り込まれた空気は排気ファン201によって排気口Eaから屋外へと排出される。排気口Eaから屋外へと排出される空気は105m3/hである。循環ファン102の駆動によって、循環吸込口107からは150m3/hの空気が吸い込まれ、ヒータ106によって昇温された後に循環吹出口108から浴室内へと吹き出される。循環吹出口108から浴室内へ吹き出される空気は150m3/hである。この場合、給気ダンパ120は、浴室給気流路114dを閉じている。
DM,DMa,DMb:浴室乾燥機
CU:制御部
Ia:給気導入口
Ib:他室導入口
Ic:他室導入口
Ea:排気口
10:循環ユニット
20:排気ユニット
101:熱交換器
102:循環ファン
104:給気ファン
106:ヒータ
107:循環吸込口
108:循環吹出口
109:排気吸込口
110:排気連絡口
111:給気吹出口
112,112a:排気ダンパ
113,113a,113b:浴室給気流路
114,114b:浴室給気流路
115:浴室排気流路
116,116a,116c:浴室排気流路
116b:第二浴室排気流路
117:浴室循環流路
118:第二排気ダンパ
119:第二排気吸込口
120:給気ダンパ
201:排気ファン
203:排気流路

Claims (6)

  1. 浴室内に連通した循環吸込口から空気を吸い込んで浴室内に連通した循環吹出口から吹き出す循環ファンと、前記循環吹出口から吹き出される空気を加熱するヒータとを備えた浴室乾燥機において、
    浴室以外の他室と連通した他室導入口から空気を吸い込んで外気に連通した排気口から排出する排気ファンと、
    この排気ファンの吸込側に連通すると共に、浴室内に連通した排気吸込口から空気を吸い込むための浴室排気流路と、
    浴室以外の他室又は外気と連通した給気導入口から空気を吸い込んで、浴室内に送り出すための浴室給気流路と、
    前記浴室排気流路と前記浴室給気流路とが交差する領域に設けられ、前記浴室排気流路を流れる浴室内の空気と、前記浴室給気流路を流れる外気との間で熱交換を行う熱交換器と、
    を備えることを特徴とする浴室乾燥機。
  2. 前記浴室給気流路は、浴室内に連通した給気吹出口と、この給気吹出口から浴室内に空気を吹き出すための給気ファンとを有していることを特徴とする請求項1に記載の浴室乾燥機。
  3. 前記浴室給気流路から送り出される空気が前記循環吸込口側に供給されるように構成されていると共に、前記浴室給気流路から前記循環吸込口側に供給される空気を調整するための給気ダンパが設けられており、
    前記給気ダンパを開いて前記浴室給気流路から送り出される空気が前記循環吸込口側へ供給される状態で前記循環ファンを駆動することで、前記循環ファンが前記循環吸込口を介した浴室内及び前記浴室給気流路の両方から空気を吸い込んで前記循環吹出口から吹き出すことを特徴とする請求項1に記載の浴室乾燥機。
  4. 前記給気ダンパを開いて前記浴室給気流路から吹き出される空気が前記循環吸込口側へ供給される状態において、前記循環吸込口の一部が前記給気ダンパによって閉塞されることを特徴とする請求項3に記載の浴室乾燥機。
  5. 前記浴室排気流路には、この浴室排気流路を開閉する排気ダンパが設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の浴室乾燥機。
  6. 前記排気ファンの吸込側と連通すると共に、前記熱交換器を経由せずに浴室内から空気を吸い込むための第二浴室排気流路と、この第二排気流路を開閉する第二排気ダンパとを備え、
    前記第二排気ダンパを開き、前記排気ダンパを閉じて前記排気ファンを駆動することで、前記熱交換器をバイパスした排気運転を実行することを特徴とする請求項5に記載の浴室乾燥機。
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