JP2016142470A - 空調システム及び空調方法 - Google Patents

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Masaki Toyoshima
正樹 豊島
史朗 竹内
Shiro Takeuchi
史朗 竹内
章吾 玉木
Shogo Tamaki
章吾 玉木
那菜 斎藤
Nana Saito
那菜 斎藤
裕信 中村
Hironobu Nakamura
裕信 中村
志賀 彰
Akira Shiga
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Abstract

【課題】外部への排気量に関わらず、浴室を空調するために十分な風量を確保することができる空調システム及び空調方法を提供する。
【解決手段】空調システム1は、熱交換ユニット100と、熱交換ユニット100にそれぞれ連結される往きダクト300と戻りダクト400とを備える。熱交換ユニット100は、脱衣所Hの空気を吸い込むと共に、戻りダクト400を介して浴室Bの空気を吸い込む。熱交換ユニット100は、吸い込んだ脱衣所Hの空気及び浴室Bの空気に熱を与えた後、それぞれ吸い込んだ空気を、脱衣所Hに送り出すと共に、往きダクト300を介して浴室Bに送り出す。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴室の空調に関する。
浴室と脱衣所とを1台の空調機器で空調する技術が知られている。例えば、特許文献1には、脱衣所内の空気を取り込み、暖房し、暖房した空気を脱衣所及び浴室に供給することによって、脱衣所と浴室とを暖房、乾燥し、浴室側の排気ダクトから高湿度の空気を排出する装置が開示されている。
特開平8−291919号公報
一般的な住宅においては、換気装置が既に浴室に設けられており、建築時の設計により予め換気量が定められている。このように、既存の換気装置を流用して特許文献1の技術を採用した場合、排気量を超える空気を浴室へ送風することができず、脱衣所から浴室への給気量と、浴室から屋外への排気量とがほぼ同等となる。このため、浴室の換気のための十分な風量を確保することができず、浴室の乾燥に長時間を要してしまうという課題がある。
また、上記の場合、仮に、排気量を超える空気を浴室へ送風すると、浴室の気圧が脱衣所の気圧よりも高くなることにより、浴室の湿度の高い空気がドアの隙間などを介して脱衣所に漏れ出し、結露やカビの発生要因となってしまう虞がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、外部への排気量に関わらず、浴室を空調するために十分な風量を確保することができる空調システム及び空調方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る空調システムは、
空調ユニットと、前記空調ユニットとそれぞれ連結される往路ダクト及び復路ダクトとを備えた空調システムであって、
前記空調ユニットは、
脱衣所の空気を吸い込むと共に、前記復路ダクトを介して浴室の空気を吸い込み、それぞれ吸い込んだ空気を、前記脱衣所に送り出すと共に、前記往路ダクトを介して前記浴室に送り出す送風手段と、
吸い込んだ前記脱衣所の空気及び前記浴室の空気を空調する空調手段と、を備える。
本発明によれば、外部への排気量に関わらず、浴室を空調するために十分な風量を確保することができる。
空調システムの平面図である。 空調システムの側面図である。 浴室ユニットの構成図である。 制御装置、熱交換ユニット、輻射パネル、熱源器の接続例を示す図である。 湯張り連動暖房処理のフローチャートである。 ダクト乾燥処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係る空調システムについて、図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態に係る空調システムは、浴室と脱衣所とを総合的に暖房、乾燥するシステムであって、熱交換ユニット等の空調機器が浴室の空気を取り込むための戻りダクトを備えることにより、効率的に暖房、乾燥するために十分な風量を確保するようにしたシステムである。
図1は、空調システム1の平面図であり、図2は側面図である。図1、図2に示すように、空調システム1は、脱衣所Hの天井裏に設置された熱交換ユニット100(空調ユニット)と、浴室Bの天井裏に設置された浴室ユニット200と、熱交換ユニット100が供給する空気を浴室Bに送り出すための往きダクト300(往路ダクト)と、浴室Bの空気を熱交換ユニット100に送り出すための戻りダクト400(復路ダクト)と、浴室Bの空気を屋外に排気するための排気ダクト500と、空調システム1に供給する熱を発生させる熱源器600と、浴槽Tに備えられた浴槽アダプタ700と、脱衣所Hに設置された輻射パネル800と、を備える。
熱交換ユニット100は、吸込口110と、吹出口120と、ファン130(送風手段)と、熱交換器140(空調手段)と、を備える。
吸込口110は、脱衣所Hの空気を熱交換ユニット100に取り込むための開口である。
吹出口120は、熱交換ユニット100によって暖房された空気を脱衣所Hに吹き出させるための開口である。吹出口120には、開閉ダンパ121が設けられており、脱衣所Hへの空気の吹出路を適宜開閉できるようになっている。
ファン130は、熱交換ユニット100に空気を取り込ませ、また、熱交換ユニット100から空調した空気(より詳細には、暖めた空気)を送り出すための電動式のファンである。
熱交換器140は、熱交換ユニット100に取り込まれた空気に熱を与えるための機器である。熱交換器140は、熱源器600から配管pを通じて温水、ブライン等の熱媒体を取り込み、取り込んだ熱媒体により空気を暖める。
また、熱交換ユニット100には、往きダクト300が連結されており、熱交換器140によって熱を与えられ、暖められた空気が、脱衣所Hだけでなく浴室Bにも送り込まれる。さらに、熱交換ユニット100には、戻りダクト400が連結されており、脱衣所Hの空気だけでなく、浴室Bの空気も熱交換ユニット100に取り込まれる。
浴室ユニット200は、図1、図2に示すように、吸込口210と、吹出口220と、ファン230と、を備える。
吸込口210は、浴室Bの空気を取り込むための開口である。吸込口210には、戻りダクト400と、排気ダクト500と、が連結されている。吸込口210は、戻りダクト400を通じて熱交換ユニット100の戻り連絡口(図示せず)と連結されている。吸込口210から取り込まれた空気は、熱交換ユニット100に送り出されると共に、後述するように、排気ダクト500を通じて屋外に排気される。
吹出口220は、熱交換ユニット100によって暖められた空気の一部を浴室Bに吹き出させるための開口である。吹出口220には、往きダクト300が連結されている。
ファン230は、熱交換ユニット100から供給された空気を吹出口220から吹き出させるための風力を発生させる。
また、吹出口220には、ベーン221(風向変更手段)が備えられており、吹出口220から吹き出される空気の風向を任意の角度に調節することができる。
戻りダクト400、往きダクト300、排気ダクト500(排気手段)は、それぞれ、空気を通すダクトであり、主に、天井裏に設置される。排気ダクト500には、ファン510(排気手段)が設置されている。ファン510は、一般的に浴室に設置される換気扇(換気装置)であり、吸込口210から取り込まれた浴室Bの空気を屋外に排出するための電動式のファンである。
図1、2に戻り、熱源器600(給湯器)は、熱交換器140、輻射パネル800に熱媒体を供給すると共に、浴室Bの浴槽T等に温水を供給する。
浴槽アダプタ700は、浴槽Tにおける温水が供給される孔に取り付けられたアダプタである。
輻射パネル800は、気流を発生させずに室内(ここでは、脱衣所H)を空調する装置である。輻射パネル800は、その内部に熱源器600から供給された熱媒体を通す機構を備える。輻射パネル800を室内の壁面に設置し、壁の温度を調節することによって、人の肌の表面からの熱放射量を調整する。
次に、空調システム1が、浴室Bと脱衣所Hとを暖房、乾燥する方法を説明しながら、空調システム1を構成する各機器の動作や機能を説明する。
まず、ユーザによる操作等によって熱交換ユニット100の電源がONになると、ファン130と、熱交換器140と、が動作を開始する。ファン130が動作を開始すると、脱衣所Hの空気が吸込口110から熱交換ユニット100に取り込まれると共に、戻りダクト400を介して浴室Bの空気が熱交換ユニット100に取り込まれる。
熱交換器140は、熱源器600から熱媒体の供給を受け、取り込まれた空気に熱を与える。熱を与えられた空気は、ファン130による風力によって、吹出口120から脱衣所Hに吹き出されると共に、往きダクト300を介して浴室Bに送り出される。
一方、浴室B側では、熱交換ユニット100で熱を与えられ、往きダクト300を通って送り出された空気が吹出口220から吹き出される。これにより、浴室Bが暖房される。
浴室B内の空気は、一部が戻りダクト400を通じて脱衣所H側に戻され、一部が排気ダクト500を通じて屋外に排気される。戻りダクト400を通じて脱衣所H側に空気の一部を戻すことにより、排気量とは独立して、浴室Bを暖房、乾燥するために十分な風量を確保することができる。標準的な住宅の排気風量は100〜200m/hであるが、本実施の形態の空調システム1によれば、浴室内に循環させる空気の風量を4〜5倍にすることができる。
また、吹出口220から吹き出される空気の風向は、ベーン221によって調節することができる。図3に示すように、ベーン221によって風向を天井とほぼ平行にし、さらにファン230を制御し吹出口220から吹き出される空気の風量を10m/s程度にすることにより、天井に付着した大きな水滴を吹き飛ばすことができる。従来は、送風による対流促進効果や、温度差による蒸発促進効果を利用して大きな水滴を除去していたが、これらの方法では除去するのに多くの時間がかかっていた。本実施の形態では、天井の大きな水滴を直接除去することができ、除去にかかる時間を短縮することができる。特に、乾燥運転を開始した直後の壁面に付着した水分が多い状態において、大きな水滴を吹き飛ばすことにより、壁面の乾燥を短期に行うことが可能となる効果がある。天井から落下した水滴がユーザに当たるようなことを回避することができ、ひいてはユーザの感じる不快感を抑制することができる。
空調システム1は、さらに、図4に示すように、ネットワークNを介して空調システム1内の各機器と接続し、接続された各機器の動作を監視し、その動作に応じて各機器の制御を行う制御装置900を備えてもよい。
制御装置900は、制御装置900が備える各構成部の統括制御を行う制御部910と、種々のプログラムやこれらのプログラムの実行時に使用されるデータ等を記憶する記憶部920と、有線又は無線のネットワークNを介して接続された空調システム1内の各機器と通信する通信部930と、を備え、これらの構成部はバス940を介して互いに接続されている。
制御部910は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等から構成される。制御部910は、RAMを作業領域として記憶部920に記憶されているプログラムを実行することにより、後述の図5、6に示す処理を実行する。
記憶部920は、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等から構成される。記憶部920は、種々のプログラムを記憶し、さらに制御部910の処理に用いられる種々のデータを記憶する。
通信部930は、空調システム1内の各機器と通信するための通信インタフェース等を含んで構成される。通信部930は、空調システム1内の各機器から動作状態を示す情報を受信し、受信した情報に応じた制御を指示する情報を各機器に送信する。
以下では、制御装置900が、図4に示すように、熱交換ユニット100と熱源器600と輻射パネル800とに接続している場合を例に、制御装置900の制御動作及びこれらの各機器の連動動作を説明する。
(湯張り連動暖房処理)
制御装置900は、例えば、浴槽Tへ湯張りが開始されたことを検知して、脱衣所Hと浴室Bとを暖房する湯張り連動暖房処理を行う。湯張り連動暖房処理について、図5を参照して詳細に説明する。
まず、ユーザは、熱源器600に湯張りを開始することを指示する。熱源器600への指示は、熱源器600のリモコンの操作や、スマートフォン等からの遠隔操作によって行われてもよいし、タイマー設定により行われるようにしてもよい。湯張り連動暖房処理は、制御装置900が、熱源器600から、浴槽Tへの湯張りが開始されたことを示す情報を受信するとスタートする。
制御装置900の通信部930が、熱源器600から湯張りが開始されたことを示す情報を受信すると、制御部910は、暖房運転することを指示する情報を生成し、通信部930を介して、熱交換ユニット100及び輻射パネル800に送信する(ステップS11)。熱交換ユニット100と輻射パネル800は、制御装置900から暖房運転することを指示する情報を受信すると、それぞれ暖房運転を開始する。
熱源器600は、予め定められた量の温水を浴槽Tに供給し、湯張りが完了すると、湯張りが完了したことを示す情報を制御装置900に送信する。
制御装置900の制御部910は、ステップS11で暖房運転を指示する情報を送信した後、通信部930が熱源器600から湯張りが完了したことを示す情報を受信したか否かを判定する(ステップS12)。なお、制御部910は、通信部930が情報を受信するまでは、待機状態となる(ステップS12;No)。
熱源器600から湯張りが完了したことを示す情報を受信すると(ステップS12;Yes)、制御部910は、暖房運転を停止することを指示する情報を作成し、通信部930を介して、熱交換ユニット100のみに送信する(ステップS13)。
熱交換ユニット100は、制御装置900から暖房運転を停止することを指示する情報を受信すると、熱交換器140に熱源器600から熱媒体の供給を受けることを停止させ、ファン130の動作を停止させ、暖房運転を停止する。熱交換ユニット100が暖房運転を停止することにより、空調システム1の暖房は、輻射パネル800のみによる暖房に切り替えられる。
制御装置900は、熱交換ユニット100に暖房運転を停止することを示す情報を送信すると、湯張り連動暖房処理を終了する。
上述した湯張り連動暖房処理によって、空調システム1は、湯張り中に、脱衣所Hと浴室Bとを暖房し、リビングルーム等との温度差を小さくしておくことができる。これにより、部屋の温度差により生じるヒートショック現象等を防止することができる。
また、熱交換ユニット100による送風を伴う暖房によって、脱衣所H及び浴室Bの温度を効率的に上げることができる。そして、湯張り完了後は、輻射パネル800による暖房のみに切り替え、送風を伴わない、即ち、肌寒さを感じさせない暖房運転により、人の体感温度を下げずに暖房することができる。
なお、ステップS13において、制御部910は、暖房能力を小さくする(例えば、風量や設定温度を下げる)ことを指示する情報を作成し、熱交換ユニット100に送信してもよい。
(ダクト乾燥処理)
また、制御装置900は、例えば、脱衣所Hと浴室Bの乾燥運転や、浴室Bにおける衣類乾燥運転が停止したことを検知して、ダクト内を乾燥するダクト乾燥処理を行う。ダクト乾燥処理について、図6を参照して詳細に説明する。ダクト乾燥処理は、制御装置900が、熱交換ユニット100から乾燥運転または衣類乾燥運転が終了したことを示す情報を受信すると、スタートする。
制御装置900の通信部930が、熱交換ユニット100から乾燥運転または衣類乾燥運転が終了したことを示す情報を受信すると、制御部910は、一定時間ダクト送風運転をすることを指示する情報を作成し、通信部930を介して、熱交換ユニット100に送信する(ステップS21)。熱交換ユニット100にダクト送風運転することを指示する情報を送信すると、制御装置900は、ダクト乾燥処理を終了する。
熱交換ユニット100は、制御装置900からダクト送風運転することを指示する情報を受信すると、熱交換器140を動作させずに、ファン130を一定時間(例えば、30分間)、動作させる。ファン130のみを一定時間動作させることで、戻りダクト400と往きダクト300とに空気を送風し、乾燥運転または衣類乾燥運転によってダクト内に発生した結露を除去することができる。
以上説明したように、この実施の形態によれば、浴室Bを暖房、乾燥する空調システム1に、浴室Bの空気を熱交換ユニット100に送る戻りダクト400を設けた。これにより、浴室Bから屋外への排気量の上限の制約を受けず、浴室Bを暖房、乾燥するために十分な風量を確保することができ、浴室や、浴室に掛けられた衣類等を乾燥する時間を短縮することができる。
また、浴室ユニット200の吹出口220から吹き出される空気の風向を、ベーン221によって天井面に対してほぼ平行にし(例えば、天井面に対して0〜5°)、ファン230の動力を上げることにより、天井に付着した水滴を吹き飛ばすことができる。
また、制御装置900による制御によって、湯張り中に、脱衣所Hと浴室Bとを暖房し、リビングルーム等との温度差を小さくすることによって、部屋の温度差により生じるヒートショック現象等を防止することができる。
さらに、制御装置900による制御によって、乾燥運転または衣類乾燥運転の終了後に、ダクト内に送風するダクト送風運転をすることによって、ダクト内に発生した結露を除去することができる。乾燥運転等によってダクト内に発生した結露を除去することにより、ダクト内にカビが発生することを防ぎ、清潔に保つことができる。
また、浴室Bの天井裏に比べてスペースに余裕がある脱衣所Hの天井裏に熱交換ユニット100を設置するように設計することで、風量の大きい大型のファン130を有した熱交換ユニット100を設置することができる。
上述した実施形態では、空調システム1が、空調機器として、暖房、乾燥機能を有する熱交換ユニット100を備える構成を記載したが、熱交換ユニット100の機能はこれに限られない。熱交換ユニット100は例えば、冷房機能、除湿機能を備えてもよい。この場合、熱交換ユニット100は、熱源器600の代わりに室外機と接続し、室外機との間で熱を交換するようにしてもよい。
上述した実施形態では、輻射パネル800は、暖房機能を有することを記載したが、輻射パネル800の機能についてもこれに限られず、例えば、冷房機能を有してもよい。
また、往きダクト300に開閉ダンパを設置し、浴室Bと脱衣所Hに選択的に送風することができるようにしてもよい。
上述した実施形態では、熱交換ユニット100の設置場所は、脱衣所Hの天井裏であることを記載したが、これに限られず、屋外等であってもよい。
上述した実施形態では、ファン230が熱交換ユニット100から供給された空気を吹出口220から吹き出させるための風力を発生させることを記載したが、浴室ユニット200がファン230を備えず、熱交換ユニット100のみによって、風力を発生させてもよい。脱衣所Hに輻射パネル800を備えることを記載したが、輻射パネル800を備えず熱交換ユニット100のみによって暖房してもよい。また、浴室B側に排気ダクト500が備えられていなくてもよく、ファン510のみによって浴室Bから屋外に排気してもよい。
上述した実施形態では、戻りダクト400と排気ダクト500とが、浴室ユニット200の吸込口210に連結されていることを記載したが、これらは、独立して浴室B内に連結されていてもよい。例えば、戻りダクト400のみが吸込口210に連結されており、排気ダクト500が浴室Bの壁面に設けられた排気口に接続されていてもよい。
なお、この発明は上記実施の形態及び図面によって限定されるものではない。この発明の要旨を変更しない範囲で実施の形態及び図面に変更を加えることができるのはもちろんである。
1 空調システム、100 熱交換ユニット、110 吸込口、120 吹出口、121 開閉ダンパ、130 ファン、140 熱交換器、200 浴室ユニット、210 吸込口、220 吹出口、221 ベーン、230 ファン、300 往きダクト、400 戻りダクト、500 排気ダクト、510 ファン、600 熱源器、700 浴槽アダプタ、800 輻射パネル、900 制御装置、910 制御部、920 記憶部、930 通信部、940 バス、p 配管、N ネットワーク

Claims (8)

  1. 空調ユニットと、前記空調ユニットとそれぞれ連結される往路ダクト及び復路ダクトとを備えた空調システムであって、
    前記空調ユニットは、
    脱衣所の空気を吸い込むと共に、前記復路ダクトを介して浴室の空気を吸い込み、それぞれ吸い込んだ空気を、前記脱衣所に送り出すと共に、前記往路ダクトを介して前記浴室に送り出す送風手段と、
    吸い込んだ前記脱衣所の空気及び前記浴室の空気を空調する空調手段と、を備える、
    空調システム。
  2. 前記浴室の空気を屋外に排気する排気手段をさらに備える、
    請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記往路ダクトの吹出口に、前記空調ユニットから送り出された空気の風向を変更する風向変更手段をさらに備える、
    請求項1または2に記載の空調システム。
  4. 前記風向変更手段は、前記浴室の天井に設けられ、前記空調ユニットから送り出された空気の風向を予め設定された角度に制御する、
    請求項3に記載の空調システム。
  5. 前記空調ユニット及び給湯器の動作を監視し、前記動作に応じて、前記空調ユニットを制御する制御装置をさらに備える、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の空調システム。
  6. 前記制御装置は、
    前記給湯器から湯張り動作を開始したことを示す通知を受けると、前記空調ユニットに暖房運転する指示を送信し、前記浴室及び前記脱衣所を暖房させ、
    前記給湯器から湯張り動作を終了したことを示す通知を受けると、前記空調ユニットに、前記暖房運転を停止する指示または暖房能力を小さくする指示を送信する、
    請求項5に記載の空調システム。
  7. 前記制御装置は、前記空調ユニットから、乾燥運転を停止したことを示す通知を受けると、前記空調ユニットにダクト送風運転する指示を送信する、
    請求項5または6に記載の空調システム。
  8. 空調ユニットと、前記空調ユニットとそれぞれ連結される往路ダクト及び復路ダクトとを備えた空調システムにおいて、
    前記空調ユニットが、
    脱衣所の空気を吸い込むと共に、前記復路ダクトを介して浴室の空気を吸い込み、それぞれ吸い込んだ空気を、前記脱衣所に送り出すと共に、前記往路ダクトを介して前記浴室に送り出し、
    吸い込んだ前記脱衣所の空気及び前記浴室の空気を空調する、
    空調方法。
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