JP2006010139A - 空調システムと浴室空調機器と洗面所空調機器 - Google Patents

空調システムと浴室空調機器と洗面所空調機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2006010139A
JP2006010139A JP2004185595A JP2004185595A JP2006010139A JP 2006010139 A JP2006010139 A JP 2006010139A JP 2004185595 A JP2004185595 A JP 2004185595A JP 2004185595 A JP2004185595 A JP 2004185595A JP 2006010139 A JP2006010139 A JP 2006010139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
air
air conditioner
mode
conditioning system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004185595A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Saito
義孝 斉藤
Eiichi Yamaguchi
栄一 山口
Tsutomu Okazaki
勉 岡崎
Shigeru Suzuki
滋 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2004185595A priority Critical patent/JP2006010139A/ja
Publication of JP2006010139A publication Critical patent/JP2006010139A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Central Heating Systems (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】 1つの操作部の操作で少なくとも2つの機器を動作させることのできる空調システムと、この空調システムに用いられる浴室空調機器と洗面所空調機器を提供する。
【解決手段】 浴室11の空調を行う浴室空調機器30と、洗面所の空調を行う洗面所空調機器50と、浴室11の浴槽12に湯張りを行う湯張り機能を有する給湯器20とのうち少なくとも2つの機器を備えた空調システム10であって、前記2つの機器のリモコン40,60,15,25の一方を操作した際にその一方の機器が動作するとともに他方の機器も動作するようにした。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば浴室を空調する浴室空調機器や洗面所を空調する洗面所空調機器等とを備えている空調システムと、この空調システムに用いられる浴室空調機器と、洗面所空調機器とに関する。
従来から、浴室の空気を吸い込んで外へ排気したり、浴室の空気を吸い込むとともにこの吸い込んだ空気を暖めて浴室へ戻したりする浴室空調装置(浴室空調機器)が知られている(特許文献1参照)。
かかる浴室空調装置は、脱衣室や浴室に設けたリモートコントロール装置(リモコン)の操作によって、換気モード,暖房モード,涼風モードや温度やタイマなどを設定してそれらのモードで動作するようになっている。
また、浴室の浴槽に湯張りが行える給湯器が提案されており、この給湯器は台所などに設けたリモコンの操作により、湯張りが行えるようになっている。
さらに、脱衣室(洗面所)の空調を行う洗面所空調装置が提案されており、この洗面所空調装置もその脱衣室に設けたリモコンの操作によって動作を行わせるようになっている。
特開平10−141702号公報
しかしながら、このような浴室空調装置や給湯器や洗面所空調装置では、浴槽の湯張りを行った後に入浴する場合、例えば冬場では、浴室の予備暖房を行うとともに洗面所の暖房を行うが、それぞれのリモコンを1つづつ操作していかなければならず、非常に面倒であるという問題があった。
この発明は、1つの操作部の操作で少なくとも2つの機器を動作させることのできる空調システムと、この空調システムに用いられる浴室空調機器と洗面所空調機器を提供することにある。
請求項1の発明は、浴室の空調を行う浴室空調機器と、洗面所の空調を行う洗面所空調機器と、前記浴室の浴槽に湯張りを行う湯張り機能を有する給湯器とのうち少なくとも2つの機器と、前記機器を動作させる単一若しくは複数の操作手段とを備えた空調システムであって、
前記操作手段の所定の操作により、前記機器の少なくとも2つの機器を動作させることを特徴とする。
前記2つの機器の操作部の一方を操作した際にその一方の機器が動作するとともに他方の機器も動作することを特徴とする。
請求項2の発明は、前記各操作部はリモート操作部であり、各リモート操作部は無線式と有線式のうち少なくともいずれかの通信手段により各機器を動作させることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記複数の機器のうち、少なくとも2つを動作させる連動モードを備え、
前記操作部に前記連動モードを選択可能な選択手段と、該連動モードを解除する解除手段を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明は、前記機器のうち、少なくとも1つが、前記他の機器の動作状態を把握する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、前記浴室空調機器と洗面所空調機器と給湯器のいずれかが所定モードで動作しているとき、他の機器の操作部によって他のモードが入力されたとき、その所定モードの動作を停止して他のモードに切り換わることを特徴とする。
請求項6の発明は、前記他のモードの運転が終了した後、元の運転モードに戻って動作することを特徴とする。
請求項7の発明は、前記浴室空調機器は、浴室を暖める第1暖房モードと、この第1暖房モードと異なる第2暖房モードとを有し、浴室空調機器が第1暖房モードで動作しているとき、所定の条件になったとき第2暖房モードに切り換わることを特徴とする。
請求項8の発明は、前記浴室空調機器は予備暖房モードを有し、他の機器の操作部によって予備暖房モードが設定されて浴室空調機器が予備暖房モードの動作を実行している時間と、この浴室空調機器の操作部によって設定された予備暖房モードを実行する時間とが異なるようにしたことを特徴とする。
請求項9の発明は、少なくとも2つの機器が連動して動作する際に、一方の機器と他方の機器とが交互に動作し、または一方の機器の動作が終了してから他方の機器が動作することを特徴とする。
請求項10の発明は、前記各操作部は時刻を表示する表示部を有し、
各操作部の表示部が同一時刻を表示するように時刻を補正する補正手段を設けたことを特徴とする。
請求項11の発明は、前記浴室空調機器は浴室空調機器本体を有し、前記操作手段の操作に基づいて各動作を制御する制御部を前記浴室空調機器本体に一体化して設けたことを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1ないし請求項10のいずれか1つに記載の空調システムに用いられる浴室空調機器であることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項1ないし請求項10のいずれか1つに記載の空調システムに用いられる洗面所空調機器であることを特徴とする。
この発明によれば、1つの操作部の操作で少なくとも2つの機器を動作させることができるので、各機器ごとの操作部を操作する必要がない。
以下、この発明に係わる空調システムの実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施例]
図1はこの発明に係る空調システムの1つである浴室空調システム10の構成を示したものである。
この浴室空調システム10は、浴室11に設けた浴室空調機器30と、浴室11の浴槽12に湯張りが行える湯張り機能を有する給湯器20と、洗面所13に設けた洗面所空調機器50とを備えている。また、浴室11と台所14にはそれぞれ給湯器20の操作部であるリモートコントロール装置(リモコン:リモート操作部)15,25が設けられており、洗面所13には浴室空調機器30の操作部であるリモートコントロール装置(リモコン:リモート操作部)40と洗面所空調機器50の操作部であるリモートコントロール装置(リモコン:リモート操作部)60とが設けられている。
[浴室空調機器30]
浴室空調機器30は、図2に示すように浴室11の天井11Aに埋め込まれた筺体状の本体ケース31を有し、この本体ケース31の下面には、図3に示すように浴室11(図1参照)の空気を吸気する吸込口32と浴室11へ空気を吹き出す吹出口33とが設けられている。吹出口33内には、ヒータH1(PTCヒータ:自己温度制御機能付きヒータ)が設けられており、吹出口33から吹き出す空気をそのヒータH1によって暖めるようになっている。
また、本体ケース31の側方には排気口34(図2参照)が設けられており、この排気口34には接続ダクト34Aが設けられている。この接続ダクド34Aには排気ダクト35(図4参照)が接続されており、浴室11の空気を排気ダクト35を介して外へ排気できるようになっている。
また、本体ケース31内にはダンパD1が設けられており、このダンパD1は図2に示す実線位置と破線位置と鎖線位置とに切り換え可能となっている。ダンパD1が実線位置に切り換わると吸込口32と吹出口33とが連通されてヒータH1の通電により暖房モードとなる。ダンパD1が鎖線位置に切り換わると吸込口32と排気口34とが連通されて換気モードとなる。また、ダンパD1が中間位置である破線位置に切り換わるとヒータH1の通電により乾燥モードとなり、衣類の乾燥が行えるようになっている。さらに、ヒータH1を非通電状態にすると涼風モードとしての風を吹出口33から吹き出すようになっている。
暖房モードには、予備暖房と入浴暖房があり、入浴暖房は予備暖房に比べて後述する遠心ファンF1の回転速度が遅くなり、吹出口33から吹き出す温風の速度が低下するようになっている。
また、本体ケース31内には遠心ファンF1が設けられており、この遠心ファンF1によって吸込口32から空気を吸気し、この吸気した空気を吹出口33から吹き出させたり、排気口34から排気したりするようになっている。M1は、遠心ファンF1を回転させるモータであり、換気モードや涼風モードや予備暖房のとき高速回転し、入浴暖房のとき低速回転する。ここでは、モータM1の回転速度を変えているが、ヒータH1の発熱量を変えてもよい。
[洗面所空調機器50]
洗面所空調機器50は、図4に示すように、洗面所13の天井13Aに埋め込まれた筺体状の本体ケース51を有し、この本体ケース51の下面には、洗面所13の空気を吸気する吸込口52と、その吸気した空気を洗面所へ吹き出す吹出口53とが設けられている。吹出口53内には、ヒータH2(PTCヒータ)が設けられており、吹出口53から吹き出す空気をそのヒータH2によって暖めるようになっている。なお、図4には給湯器20と台所14は省略してある。
本体ケース51内には、遠心ファンF2が設けられており、この遠心ファンF2によって吸込口52から空気を吸気し、この吸気した空気を吹出口53から吹き出させるようになっている。遠心ファンF2はモータM3(図9参照)によって回転する。このモータM3は図4に図示しないが本体ケース51に取り付けられている。
[リモコン40]
浴室空調機器30のリモコン40には、図5に示すように、乾燥モードを設定する乾燥ボタン41と、涼風モードを設定する涼風ボタン42と、暖房モードを設定する暖房ボタン43と、換気モードを設定する換気ボタン44と、時刻や設定されたタイマ時間などを表示する表示部45と、タイマの時刻を設定するタイマ設定ボタン46A,46Bと、入りタイマや切タイマを切り替えるタイマ切替ボタン47と、各ボタン41〜44によって設定された各モードを表示する表示ランプ48a〜48c1,48c2,48d1,48d2と、入りタイマか切タイマかを表示する表示ランプ49a,49b等とが設けられている。表示ランプ48c1は予備暖房(第1暖房モード)を表示するものであり、表示ランプ48c2は入浴暖房(第2暖房モード)を表示するものである。
表示ランプ48d1は換気モードの「強」を表示し、表示ランプ48d2は換気モードの「弱」を表示する。
換気ボタン44は、押す毎に換気モードの「弱」,換気モードの「強」,換気モードの「オフ」がこの順序で繰り返し設定されていくようになっている。
乾燥ボタン41は、押す毎に乾燥モードの「オン」と、乾燥モードの「オフ」とが交互に設定されていく。涼風ボタン42も乾燥ボタン41と同様であるので、その説明は省略する。
暖房ボタン43は、押す毎に「予備暖房」と「入浴暖房」と「オフ」がこの順序で繰り返し設定されていくようになっている。
[リモコン60]
洗面所空調機器50のリモコン60には、図6に示すように、暖房モードを設定する暖房ボタン61と、涼風モードを設定する涼風ボタン62と、時刻や設定されたタイマ時間などを表示する表示部63と、タイマの時刻を設定するタイマ設定ボタン64と、各ボタン61,62によって設定されたモードを表示する表示ランプ64a,64b等とが設けられている。
暖房ボタン61は、押す毎に暖房モードの「オン」と、暖房モードの「オフ」とが交互に設定されていく。涼風ボタン62も暖房ボタン61と同様であるので、その説明は省略する。
洗面所13に設けるリモコン40とリモコン60は図1に示すようにそれぞれ別個に設けるが、図4および図7に示すように一体にして洗面所13に設けてもよい。
[リモコン15]
給湯器20のリモコン15には、図8Aに示すように、湯張連動ボタン(連動スイッチ)16Aと、湯張ボタン(非連動スイッチ)16Bと、暖房ボタン16Cと、時刻を表示する表示部17と、給湯するお湯の温度を表示する温度表示部18Aと、そのお湯の温度を設定する温度設定ボタン18B,18Cと、赤外線を発光する発光部19等とが設けられている。 湯張連動ボタン16Aを押すと、給湯器20は浴室11の浴槽12に湯張りを行ない、浴室空調機器30は予備暖房を行い、洗面所空調機器50は暖房を行うようになっている。そして、湯張りや予備暖房等が行われている際に、再度湯張連動ボタン16Aを押すと、湯張り予備暖房等が解除されるようになっている。
湯張ボタン16Bを押すと、給湯器20による湯張りのみが行われ、この湯張りが行われている際に、再度湯張ボタン16Bを押すと湯張りが解除される。
暖房ボタン16Cを押すと、浴室空調機器30の予備暖房や入浴暖房が行われるとともに、洗面所空調機器50の暖房が行われるようになっている。
暖房ボタン16Cは、押す毎に「予備暖房」と「入浴暖房」と「オフ」がこの順序で繰り返し設定されていくようになっている。
発光部19は、各ボタン16A〜16Cの操作に応じた操作信号の赤外線を発光するようになっている。
リモコン25は、発光部19以外はリモコン15と同様な構成となっているので、その説明は省略する。
[制御系]
図9は浴室空調システム10の制御系の構成を示したブロック図である。図9において、121は給湯器20に設けた加熱手段であり、この加熱手段121によって水を加熱する。122は加熱手段121によって加熱されたお湯の温度を検出する温度センサ、120は温度センサ122が検出する温度やリモコン15からの操作信号に基づいて加熱手段121を制御するコントローラである。
M2は浴室空調機器30のダンパD1を切り換えるモータ、131は浴室空調機器30の吸込口32に吸い込まれる空気の温度を検出する温度センサであり、この温度センサ131は吸込口32内(図2参照)に設けられている。
132はリモコン15の発光部19から発光される赤外線を受光する受光部であり、この受光部132は本体ケース31の下面(図2参照)に設置されている。
133はコントローラ(制御部)であり、このコントローラ133はリモコン40の操作信号や受光部132の受光信号やリモコン25の操作信号に基づいてモータM1,M2やヒータH1等を制御するようになっている。このコントローラ133は図示しない制御ボックスに設けられており、この制御ボックスは浴室空調機器30の本体ケース(浴室空調機本体)31内に一体化して設けられている。
制御ボックスを本体ケース31内に一体化して設けたことにより、浴室空調機器30を設置する空間の省スペース化を図ることができ、コントローラ133と浴室空調機器本体との間に設ける信号線やこの信号線を配線する部品が不要となり、コストの削減や施工の簡素化を図ることができる。また、制御ボックスが本体ケース31内に設けられたことにより、コントローラ133はノイズの影響を受けにくいものとなる。
151は洗面所空調機器50の吹出口53から吹き出す空気の温度を検出する温度センサ、150はコントローラであり、このコントローラ150は、リモコン60やリモコン25の操作信号や温度センサ151が検出する温度等に基づいてモータM3やヒータH2を制御するようになっている。
そして、リモコン15,25,40,60は有線方式であるが、リモコン15は浴室空調機器30に対して無線方式となっている。
[動 作]
次に、上記のように構成される浴室空調システム10の動作について説明する。
図1に示す浴室11のリモコン15の湯張連動ボタン16A(図8A参照)を押すと、リモコン15から操作信号が出力されて給湯器20のコントローラ120(図9参照)に入力し、コントローラ120は加熱手段121を動作させて浴槽12に湯張りを行う。
また、リモコン15の発光部19から操作信号である赤外線が発光され、この赤外線が浴室空調機器30の受光部132が受光し、この受光部132から受光信号が出力されて浴室空調機器30のコントローラ133に入力する。
コントローラ133は、受光部132の受光信号に基づいてモータM1,M2を動作させるとともにヒータH1を通電させる。
モータM2の駆動によりダンパD1は図2に示す実線位置へ移動され、モータM1の駆動により遠心ファンF1が高速回転する。遠心ファンF1の高速回転により、浴室空調機器30の吸込口32から浴室11の空気が吸気される。この吸気された空気は、ダンパD1が実線位置に位置していることにより吹出口33へ向かい、ヒータH1によって暖められて吹出口33から浴室11へ吹き出されていき、浴室11の予備暖房が行われる。
他方、コントローラ133は、受光部132からの受光信号の入力により洗面所空調機器50のコントローラ150へ暖房モードを設定する暖房モード信号を出力する。コントローラ150は、暖房モード信号を入力するとモータM3を駆動させるとともにヒータH2を通電する。
モータM3の駆動により遠心ファンF2が回転し、本体ケース51の吸込口52から洗面所13の空気が吸気されていく。この吸気された空気はヒータH2により暖められて吹出口53から洗面所13へ吹き出していき、洗面所13の暖房が行われる。
そして、給湯器20による湯張りが所定時間(例えば約1時間)行われると、すなわち所定の条件になると、給湯器20の湯張りが停止し、浴室空調機器30は予備暖房から入浴暖房に切り換わる。すなわち、浴室空調機器30の遠心ファンF1が低速回転となり、吹出口33から吹き出す温風の風速が低下され、入浴者に吹出口33から吹き出す温風が直接当たらないようにされる。つまり、体に強い風が当たることによりコールドドラフトを感じてしまうことが防止される。
台所14に設けたリモコン25の湯張連動ボタン16Aを操作しても、上記と同様にして、給湯器20の湯張りが行われるとともに、浴室空調機器30によって浴室11の予備暖房や洗面所空調機器50によって洗面所13の暖房が行われる。
このように、リモコン15,25の湯張連動ボタン16Aを押せば、浴室11の浴槽12の湯張りが行われるとともに、浴室空調機器30によって浴室11の予備暖房や洗面所空調機器50によって洗面所13の暖房が行われるので、浴室空調機器30および洗面所空調機器50の専用のリモコン40,60をいちいち操作する必要がない。
[他の例のリモコン]
図8Bは他の例のリモコン15′を示したものである。このリモコン15′は、連動ボタン16Dと非連動ボタン16Eとを設け、連動ボタン16Dを押して湯張ボタン16Bを押すと、給湯器20の湯張りが行われるとともに、浴室空調機器30によって浴室11の予備暖房や洗面所空調機器50によって洗面所13の暖房が行われ、非連動ボタン16Eを押して湯張ボタン16Bを押すと、給湯器20の湯張りのみが行えるようにしたものである。
図8Cは、別な他の例のリモコン15″を示したものである。このリモコン15″は、連動ボタン16Fを押す毎に連動モードと非連動モードとを交互に切り替えて設定していくものであり、連動モードが設定されているときに湯張ボタン16Bを押すと、給湯器20の湯張りが行われるとともに、浴室空調機器30によって浴室11の予備暖房や洗面所空調機器50によって洗面所13の暖房が行われ、非連動モードが設定されているときに湯張ボタン16Bを押すと、給湯器20の湯張りのみが行えるようにしたものである。
[他の動作]
図16は浴室空調機器30の他の動作の例を示したフロー図である。なお、Sはステップを示す。
ステップ20では、外部入力があるか否かが判断される。すなわち、他のリモコン15,25の湯張連動ボタン16Aが押されたか否かが判断され、ノーであればステップ22へ進み、イエスであればステップ21へ進む。
ステップ21では、浴室空調機器30の予備暖房が15分ないし20分間行われる。すなわち、給湯器20のリモコン15,25の湯張連動ボタン16Aが押されると、浴室空調機器30の予備暖房が15分ないし20分間行われる。
リモコン40の暖房ボタン43により予備暖房が設定されると、ステップ20でノーと判断されてステップ22へ進み、ステップ22でイエスと判断されてステップ23へ進むことになる。そして、ステップ23では、1時間の予備暖房が行われて終了する。
リモコン15,25およびリモコン40が操作されない場合には、ステップ20,22でそれぞれノーと判断され、リモコン15,25,40が操作されるまでステップ20,22の処理動作が繰り返し行われることになる。
上述のように、給湯器20のリモコン15,25の湯張連動ボタン16Aが押されると、浴室空調機器30の予備暖房が15分ないし20分間行われるので、湯張りが完了した後に直ぐに入浴しても予備暖房が動作し続けていることがなく、このため予備暖房によるコールドドラフトを防止することができる。
この実施例では、ステップ21で予備暖房を15分ないし20分間行った後終了するが、ステップ21の後に入浴暖房を例えば30分ないし1時間行って終了するようにしてもよい。
[他の別な動作]
図17は他の別な動作を示したフロー図である。
ステップ30では、浴室空調機器30のコントローラ133や洗面所空調機器50のコントローラ150(図9参照)が湯張り信号を受信する。すなわち、リモコン15,25の湯張連動ボタン16Aが押されて、リモコン15,25から送信される湯張連動ボタン16Aの操作信号(湯張り開始信号)をコントローラ133が受信する。
ステップ31では、浴室空調機器30は予備暖房を行い、洗面所空調機器50は暖房を行う。
ステップ32では、給湯器20から湯張りが停止されたこと示す湯張り停止信号をコントローラ133,150が受信したか否かが判断され、ノーであればステップ32へ戻り、イエスであればステップ33は進む。
ステップ33では、コントローラ133が湯張り停止信号を受信すると浴室空調機器30は入浴暖房に切り替わり、コントローラ150が湯張り停止信号を受信すると洗面所空調機器50は暖房を停止する。
ステップ34では、浴室空調機器30の入浴暖房が開始されてから所定時間経過したか否かが判断される。すなわち、タイムアップしたか否かが判断される。また、入浴暖房を停止する停止信号を受信したか否かが判断される。このどちらもノーであればステップ34へ戻り、タイムアップするか停止信号を受信するまでステップ34の処理動作が繰り返し行われる。
タイムアップすると、または停止信号を受信すると入浴暖房が停止されて終了する。
上述のように、湯張りが停止すると予備暖房から入浴暖房に自動的に切り替わるので、入浴時に予備暖房によるコールドドラフトを防止することができる。
また、上記実施例では、湯張り停止信号を受信したときに予備暖房から入浴暖房に切り替わるが、予備暖房が所定時間行われた後、あるいは浴室11が所定温度になったとき、予備暖房から入浴暖房に切り替えてもよい。
上記実施例では、浴室空調機器30や洗面所空調機器50は100Vの電源で駆動されるが、例えば浴室空調機器30を200Vの電源で駆動するようにすれば、電源系統が別になり、高出力化してもブレーカが落ちてしまうことを防止することができる。
[第2実施例]
図18は浴室空調システム10の第2実施例の動作を示したフロー図である。
ステップ40では、浴室空調機器30のコントローラ133や洗面所空調機器50のコントローラ150(図9参照)が湯張り信号を受信する。すなわち、リモコン15,25の湯張連動ボタン16Aが押されて、リモコン15,25から送信される湯張り開始信号をコントローラ133,150が受信する。
ステップ41では、浴室空調機器30が予備暖房の交互運転を開始する。他方、ステップ46では、洗面所空調機器50が暖房の交互運転を開始する。
浴室空調機器30および洗面所空調機器50の交互運転は、図19に示すように、浴室空調機器30が予備暖房運転をしているとき、洗面所空調機器50の暖房運転を停止させ、浴室空調機器30の予備暖房運転が停止しているとき洗面所空調機器50の暖房運転を行うものである。
このように、浴室空調機器30の予備暖房運転と洗面所空調機器50の暖房運転を交互に行っていくものである。
ステップ42では、浴室11の温度が予め設定した設定温度に到達したか、あるいは交互運転を開始してから所定時間が経過した否かが判断され、ノーであればステップ42へ戻り、イエスになるまでステップ42の処理動作が繰り返し行われる。
浴室11の温度が所定温度になると、あるいは所定時間が経過するとステップ42でイエスと判断されてステップ43へ進む。
ステップ43では、浴室空調機器30は予備暖房運転から入浴暖房運転に切り替わる。この入浴暖房は連続運転となる。
この入浴暖房は、遠心ファンF1の回転速度を低速にするものであるから、予備暖房より電力を必要としない。
ステップ44では、入浴暖房が所定時間行われたか否か、すなわち入浴暖房の開始と同時に計時を開始していく内部タイマがタイムアップしたか否かが判断され、ノーであればステップ44へ戻り、入浴暖房が所定時間行われるまでステップ44の処理動作が繰り返し行われる。
入浴暖房が所定時間行われると、ステップ44でイエスと判断されてステップ45へ進む。
ステップ45では、浴室空調機器30の入浴暖房が停止して終了する。
一方、ステップ47では、洗面所13(図1参照)の温度が設定温度に到達したか否かが判断され、ノーであればステップ47へ戻り、その温度が設定温度に到達するまでステップ47の処理動作が繰り返し行われる。
なお、浴室11の温度や洗面所13の温度はサーミスタなどの温度センサ(図示せず)を設けて検知するものである。
洗面所13の温度が設定温度になると、ステップ47でイエスと判断されてステップ48へ進む。
ステップ48では、洗面所空調機器50の暖房運転が停止されて終了する。
このように、浴室空調機器30の予備暖房運転と洗面所空調機器50の暖房運転が交互に行われるものであるから、不意のブレーカ落ちを防止することができる。
この第2実施例では、浴室空調機器30の予備暖房から入浴暖房に切り替わる前は、浴室空調機器30の入浴暖房と洗面所空調機器50の暖房運転とが交互に行われるが(洗面所空調機器50の暖房運転は断続的に行われるが)、入浴暖房に切り替わった以後は、浴室空調機器30の消費電力が小さくなることにより、洗面所空調機器50の暖房運転を連続して行ってもよい。
また、浴室空調機器30の予備暖房を行っている期間T1(図19参照)と、洗面所空調機器50の暖房運転を行っている期間T2とが同じである必要はなく、一方を長くし他方を短くしてもよい。また、期間T3と期間T2が同じである必要もなく、T3>T2であればよい。
[他の動作]
図20は第2実施例の他の処理動作のフロー図を示したものである。
ステップ50では、浴室空調機器30のコントローラ133や洗面所空調機器50のコントローラ150(図9参照)が湯張り信号を受信する。すなわち、リモコン15,25の湯張連動ボタン16Aが押されて、リモコン15,25から送信される湯張り開始信号をコントローラ133,150が受信する。
ステップ51では、浴室空調機器30が予備暖房の運転を開始する。ステップ52では、浴室11の温度が予め設定した設定温度に到達したか、あるいは交互運転を開始してから所定時間が経過した否かが判断され、ノーであればステップ52へ戻り、イエスになるまでステップ52の処理動作が繰り返し行われる。
浴室11の温度が所定温度になると、あるいは所定時間が経過するとステップ52でイエスと判断されてステップ53へ進む。
ステップ53では、浴室空調機器30は予備暖房運転から入浴暖房運転に切り替わる。
他方、浴室空調機器30の入浴暖房運転が開始されると、ステップ56では、洗面所空調機器50の暖房の運転が開始され、浴室空調機器30の入浴暖房運転と洗面所空調機器50の暖房運転とが並行して行われることになる。
ステップ54では、入浴暖房が所定時間行われたか否か、すなわち入浴暖房の開始と同時に計時を開始していく内部タイマがタイムアップしたか否かが判断され、ノーであればステップ54へ戻り、入浴暖房が所定時間行われるまでステップ54の処理動作が繰り返し行われる。
入浴暖房が所定時間行われると、ステップ54でイエスと判断されてステップ55へ進む。
ステップ55では、浴室空調機器30の入浴暖房が停止して終了する。
一方、ステップ57では、洗面所13(図1参照)の温度が設定温度に到達したか否かが判断され、ノーであればステップ57へ戻り、その温度が設定温度に到達するまでステップ57の処理動作が繰り返し行われる。
洗面所13の温度が設定温度になると、ステップ57でイエスと判断されてステップ58へ進む。
ステップ58では、洗面所空調機器50の暖房運転が停止されて終了する。
このように、浴室空調機器30の予備暖房が行われた後、すなわち消費電力が少ない入浴暖房が行われているとき、洗面所空調機器50の暖房運転が行われるので、不意のブレーカ落ちを防止することができる。
[専用リモコンによる動作]
次に、各専用のリモコン40,60を操作した場合の動作について説明する。
浴室空調機器30のリモコン40の乾燥ボタン41を押せば、乾燥モードが設定されてダンパD1が図2に示す破線位置に切り換わるとともに、モータM1が駆動されて遠心ファンF1が高速回転され、浴室空調機器30の吸込口32から浴室11の空気が吸気される。また、ヒータH1が通電される。ダンパD1が破線位置へ切り換わることにより、吸込口32から吸い込まれた浴室11の空気の一部が排気ダクト35を介して外へ排気され、残り空気はヒータH1によって暖められて吹出口33から浴室11へ吹き出されていく。これにより、浴室11が暖められていく。
このように、湿った浴室の空気が排気ダクト35を介して外へ排気され、この排気により、浴室11のドア(図示せず)に設けてある図示しないガラリ(アンダーカット)等から乾燥した空気が取り入れられ、さらに浴室11が暖められていくので、浴室11に干した衣類などの洗濯物の乾燥をより早く乾燥させることができる。
また、リモコン40の涼風ボタン42を押せば涼風モードが設定され、ダンパD1が破線の位置に切り換えられて、ヒータH1が非通電状態となる。また、モータM1が駆動されて遠心ファンF1の回転により、浴室空調機器30の吸込口32から浴室11の空気が吸い込まれて吹出口33から吹き出すとともに一部空気が排気ダクト35を介して排気される。すなわち、浴室空調機器30は送風機として機能することになる。
リモコン40の換気ボタン44が押されて換気モードが設定されると、ダンパD1は鎖線位置へ切り換わり、ヒータH1は非通電状態のままモータM1が駆動される。モータM1の駆動により遠心ファンF1が高速回転して、浴室空調機器30の吸込口32から浴室11の空気が吸い込まれ、この空気が排気ダクト35を介して外へ排気される。これにより、浴室11の換気が行われる。
リモコン40の暖房ボタン43が押されて入浴暖房が設定されると、ダンパD1は実線位置へ切り換わり、ヒータH1は通電される。そして、モータM1が駆動されて遠心ファンF1が低速回転される。この遠心ファンF1の低速回転により、浴室空調機器30の吸込口32から浴室11の空気が吸気される。この吸気された空気は、ヒータH1によって暖められて吹出口33から浴室11へ吹き出されていき、浴室11の入浴暖房が行われる。
暖房ボタン43により予備暖房が設定された場合には、遠心ファンF1が高速回転されるだけで、他は入浴暖房と同じなのでその説明は省略する。
洗面所13のリモコン60の暖房ボタン61が押されて、洗面所空調機器50の暖房モードが設定されると、ヒータH2が通電されるとともにモータM3が駆動されて遠心ファンF2が回転され、この遠心ファンF2の回転により本体ケース51の吸込口52から洗面所13の空気が吸気されていく。この吸気された空気はヒータH2により暖められて吹出口53から洗面所13へ吹き出していき、洗面所13の暖房が行われる。
リモコン60の涼風ボタン62が押されて涼風モードが設定されると、遠心ファンF2は回転されたままヒータH2が非通電となる。このヒータH2の非通電により、吹出口53から吹き出す空気は暖められないことになる。すなわち、洗面所空調機器50は送風機として機能することになる。
上記実施例では、給湯器20のリモコン15,25を2つ設けているが、どちらか一方だけであってもよい。また、洗面所に設けて3つにしてもよいし、洗面所だけでもよい。
また、給湯器20のリモコン15と、浴室空調機器30のリモコン40と、洗面所空調機器50のリモコン60とを1つのリモコンにして例えば洗面所13などに設けてもよい。
[第3実施例]
図10は浴室空調機器30の第3実施例のコントローラ134の構成を示したブロック図である。図10において、134A,134BはモータM1,M2を制御する制御手段、134CはヒータH1を制御するヒータ制御手段、134Dは外部入力手段、134Eはリモコン入力手段、134Fはリモコン出力手段、134Gは制御部である。135は外部機器であり、この外部機器135は図9に示すリモコン15,25やコントローラ150であり、ここではこれらを概念的に示したものである。
[動 作]
次に、第3実施例のコントローラ134の動作を図11に示したフロー図に基づいて説明する。なお、Sはステップを示す。
いま、例えばリモコン40(図9参照)により入浴暖房が設定され、浴室空調機器30が入浴暖房の動作(運転)を行っているとき、ステップ1では外部入力、すなわち外部機器135からの入力があるか否かが判断され、無ければノーと判断されてステップ1へ戻り、外部入力があるまでステップ1の動作が繰り返し行われる。外部入力があると、ステップ1でイエスと判断されてステップ2へ進む。
ステップ2では、同一運転モードか否かが判断される。すなわち、リモコン15,25の暖房ボタン16Cによって入浴暖房が設定されたか否かが判断され、ノーであればステップ4へ進み、イエスであればステップ3へ進む。
リモコン15,25によって入浴暖房が設定された場合、イエスと判断されてステップ3へ進む。ステップ3ではタイマが再設定される。
すなわち、リモコン40により入浴暖房が設定されると、浴室空調機器30は1時間だけ入浴暖房を行うようになっており、例えば50分経過したときに、リモコン15,25により入浴暖房が再設定されると、この入浴暖房が再設定された時点から1時間続行される。つまり、入浴暖房が1時間50分行われることになる。
このため、内部タイマの残余時間(10分)が少なくなっているときに給湯が完了し、この後に入浴すると、この入浴時に入浴暖房が止まってしまうということを防止することができる。
ステップ4では、外部機器135により異なるモードが設定された場合には、その異なるモードに切り替える切替処理が行われる。例えば、湯張りを行う前に浴室11を暖房する目的で浴室空調機器30により入浴暖房を行っているとき、リモコン25(図1および図9参照)の湯張連動ボタン16A(図8参照)を押すと、給湯器20により浴室11の浴槽12に湯張りが行われるとともに、リモコン25からの操作信号が浴室空調機器30のコントローラ134の外部入力手段134Dに入力される。この入力により制御部134Gは予備暖房モードに切り替えて浴室空調機器30は予備暖房を行うことになる。リモコン15で操作した場合も上記と同様に処理動作が行われる。
[他の例]
図12Aはコントローラ134の他の例の動作を示したフロー図である。なお、ステップ1〜ステップ4の処理動作は図11に示すフロー図と同じなのでその説明は省略する。
ステップ2Aでは、内部タイマの残余時間が予め設定した所定時間tより大きいか否かが判断される。つまり、浴室空調機器30は入浴暖房が設定されると1時間だけ入浴暖房を行うようになっており、この1時間を内部タイマが計時している。そして、この内部タイマの残り時間が少ない場合、ノーと判断されてステップ3へ進み、その残り時間が多い場合、イエスと判断されてステップ5へ進む。
ステップ5では、内部タイマの計時をそのまま続行させる。すなわち、入浴暖房を1時間だけ行うものである。
このように、内部タイマの残り時間が少ない場合には、ステップ3でタイマを再設定して、上述の入浴時に入浴暖房が止まってしまうということを防止するものであり、内部タイマの残り時間が多い場合には、入浴時に入浴暖房が止まってしまうということがないので、そのまま内部タイマの計時を続行させるものである。
このフロー図の処理動作によれば、入浴暖房が行われる時間が必要以上に長くなってしまうことを防止することができる。
[その他の例]
図12Bはコントローラ134の別な他の例の動作を示したフロー図である。
このフロー図では、ステップ2で同一運転モードと判断されたときステップ5へ進み、ステップ5では、そのまま内部タイマの計時を続行させるものである。
この別な他の例によれば、タイマ残時間のみの運転のため、入浴暖房時間を必要最低限にでき、省電力化を図ることができる。
図12Cは図12Aの他の例の動作を示したフロー図であり、ステップ4Aで別モード運転を行い、この別モード運転が終了したらステップ2Aに戻るようにしたものである。
図12Dは図12Bの他の例の動作を示したフロー図であり、ステップ4Aで別モード運転を行い、この別モード運転が終了したらステップ5に戻るようにしたものである。
[第4実施例]
図13は第4実施例の浴室空調システム10(図1参照)の台所14に設けたリモコン225を示す。
このリモコン225には、乾燥ボタン201と、換気ボタン202と、浴室空調機器30の運転状況を示す表示部203が設けられている。そして、乾燥ボタン201を押すと浴室空調機器30の乾燥が行われ、換気ボタン202を押すと浴室空調機器30の換気が行われるようになっている。
なお、浴室空調機器30は第3実施例のコントローラ134を備えている。
[動 作]
次に、第4実施例の浴室空調システム10の動作を図14に示すフロー図に基づいて説明する。
いま、例えばリモコン40(図9参照)により換気モードが設定され、浴室空調機器30が浴室11の換気を行っているとき、ステップ10では外部入力、すなわち外部機器135であるリモコン225からの入力があるか否かが判断され、なければノーと判断されてステップ10へ戻り、外部入力があるまでステップ10の動作が繰り返し行われる。
外部入力があると、例えばリモコン225の乾燥ボタン201が押されると、ステップ10でイエスと判断されてステップ11へ進む。
ステップ11では、リモコン225の乾燥ボタン201が押されたことにより、浴室空調機器30が換気モードから乾燥モードに切り替わり、浴室空調機器30は浴室11の乾燥を行う。
また、浴室空調機器30の制御部134Gは、浴室11の乾燥を行っていることを示す表示信号をリモコン225へ送る。リモコン225は、表示信号を受信して表示部203に乾燥運転を行っていることを表示する(ステップ12)。
乾燥運転が行われないときには、すなわちリモコン225が表示信号を所定時間以内に受信しないとき、リモコン225の図示しないランプは点滅表示などによりエラー表示を行う。
この第4実施例では、給湯器20のリモコン225によって浴室空調機器30の運転を切り替えるようにしたものであるが、他の機器によって切り替えが行えるようにしてもよい。
この第4実施例によれば、外部機器により浴室空調機器30の運転を切り替えることができるので、非常に使い勝手のよいシステムとなる。
この第4実施例では、リモコン225を台所14に設けているが、浴室11でも洗面所13でもよく、台所14,浴室11,洗面所13にそれぞれ設けてもよく、あるいは特定の場所に設けるようにしてもよい。また、ランプの点滅表示によりエラー表示を行うようにしているが、浴室空調機器30が行っている動作をリモコン225に表示して、浴室空調機器30の動作を把握できるようにしてもよい。
[他の例]
図15は他の例の処理動作を示したフロー図である。なお、ステップ10〜ステップ12の処理動作は図14に示すフロー図と同じなのでその説明は省略する。
ステップ10Aでは、外部入力手段134D(図10参照)に入力したモード信号と、浴室空調機器30が運転している運転モードとの優先順位が比較され、入力したモード信号の優先順位が運転モードの優先順位より低い場合、ノー判断されてステップ10へ戻り、モード信号の優先順位が運転モードの優先順位より高い場合イエスと判断されてステップ11へ進む。
例えば、リモコン40の操作により浴室空調機器30が浴室11の換気を行っているとき、給湯器20のリモコン225の乾燥ボタン201が押されると、ステップ10Aでは、換気モードの優先順位と乾燥モードの優先順位とが比較され、乾燥モードの優先順位が換気モードの優先順位より高いとき、浴室空調機器30は浴室11の換気運転を停止して浴室11の乾燥運転を行う。
この実施例によれば、浴室空調機器30が優先順位の高いモードで運転されている場合、外部機器135によって優先順位の低い運転モードに切り替えることができないので、外部機器135によって浴室空調機器30の運転モードがむやみに切り替わってしまうことを防止することができる。
[第5実施例]
図21は第5実施例を示す。図21において、615は給湯器20(図1参照)の給湯器リモコンであり、図1に示すように浴室11や台所14に設置される。640は浴室空調機器30のリモコン(バス乾リモコン)であり、洗面所13などに設置される。660は洗面所空調機器50のリモコン(洗面所リモコン)であり、洗面所に設置される。
給湯器リモコン615は、時刻を表示する表示部616と、所定の時刻になったとき時刻を補正する補正信号をバス乾燥リモコン640へ送信する送信手段617と、この送信手段617等を制御するCPU等からなる制御部618等とを備えており、親リモコンとして機能するようになっている。また、給湯器リモコン615は、図8に示すリモコン15と同様に各ボタン16A〜16C等を備えているが説明の便宜上省略してある。
バス乾リモコン640は、時刻を表示する表示部641と、給湯器リモコン615から送信されてくる補正信号を受信する受信部642と、この受信部642が補正信号を受信したとき表示部641に表示されている時刻を補正するCPU等からなる制御部643と、受信部642が受信した補正信号を送信する送信手段644等とを備えており、子リモコンとして機能するようになっている。また、バス乾リモコン640は、図5に示すリモコン40と同様に各ボタン41〜44等を備えているが説明の便宜上省略してある。
洗面所リモコン660は、時刻を表示する表示部661と、バス乾リモコン640から送信されてくる補正信号を受信する受信部662と、この受信部662が補正信号を受信したとき表示部661に表示されている時刻を補正するCPU等からなる制御部663とを備えており、子リモコンとして機能するようになっている。また、洗面所リモコン660は、図6に示すリモコン60と同様に各ボタン61,62等を備えているが説明の便宜上省略してある。
そして、給湯器リモコン615の送信手段617と、バス乾リモコン640の受信部642と、御部643と、送信手段644と、洗面所リモコン660の受信部662と、制御部663とが各表示部641,661の時刻を補正する補正手段として機能する。
[動 作]
次に、第5実施例の動作について説明する。
給湯器リモコン615の表示部616に表示されている時刻が例えば12:00になったとき、送信手段617がバス乾リモコン640へ補正信号を送信する。
バス乾リモコン640は、受信部642が補正信号を受信すると、表示部641に表示されている時刻を12:00に補正する。また、受信部642が補正信号を受信すると、送信部644がその受信した補正信号を洗面所リモコン660へ送信する。
洗面所リモコン660は、受信部662が補正信号を受信すると、表示部661に表示されている時刻を12:00に補正する。
このように、給湯器リモコン615の表示部616の時刻が12:00になると、給湯器リモコン615から補正信号が送信されてバス乾リモコン640の表示部641の時刻が12:00に補正されるとともに、洗面所リモコン660の表示部661の時刻が12:00に補正されるので、3つのリモコン615,640,660の時刻を一致させることができる。
このため、それぞれのリモコン615,640,660でタイマ設定した場合、例えば給湯器20,浴室空調機器30および洗面所空調機器50を同時刻に運転開始するように設定した場合、給湯器20,浴室空調機器30および洗面所空調機器50がそれぞれ時間がズレて運転を開始してしまうということを防止することができ、確実に同時刻に運転を開始させることができる。
リモコン615,640の送信手段617,644は有線や無線であり、また、リモコン615の送信手段617から送信される補正信号を洗面所リモコン660の受信部662が直接受信するようにしてもよい。また、時刻の補正は1日1回である必要はなく、1日数回おこなってもよい。
また、この第5実施例では、所定の時刻になったとき補正信号を送信するようにしているが、リモコン615の操作ボタン(図示せず)のいずれかを押したとき、補正信号を送信するようにしてもよい。
第5実施例では、給湯器リモコン615を親リモコンにしているが、バス乾リモコン640や洗面所リモコン660を親リモコンとしてもよい。
[第6実施例]
図22は第6実施例を示す。図22において、740は浴室空調機器30(図1参照)のリモコン(バス乾リモコン)であり、例えば洗面所13に設置される。715は給湯器20のリモコン(給湯器リモコン)であり、洗面所13に設置される。760は洗面所空調機器50のリモコン(洗面所リモコン)であり、洗面所に設置される。これら、リモコン715,740,760は互いに隣接して配置されている。
バス乾リモコン740は、時刻を表示する表示部741と、時計無表示信号を給湯リモコン715へ送信する送信手段742と、この送信手段742等を制御するCPU等からなる制御部743と、送信手段742から時計無表示信号を出力させるための操作ボタン744等とを備えており、親リモコンとして機能するようになっている。また、バス乾リモコン740は、図5に示すリモコン40と同様に各ボタン41〜44等を備えているが説明の便宜上省略してある。
給湯器リモコン715は、時刻を表示する表示部716と、バス乾リモコン740から送信されてくる時計無表示信号を受信する受信部717と、この受信部717が時計無表示信号を受信したとき表示部716の時刻表示を無表示にするCPU等からなる制御部718と、受信部717が受信した時計無表示信号を洗面所リモコン760へ送信する送信手段719等とを備えており、子リモコンとして機能するようになっている。また、給湯器リモコン715は、図8に示すリモコン15と同様に各ボタン16A〜16C等を備えているが説明の便宜上省略してある。
洗面所リモコン760は、時刻を表示する表示部761と、バス乾リモコン640から送信されてくる時計無表示信号を受信する受信部762と、この受信部762が時計無表示信号を受信したとき表示部761の時刻表示を無表示にするCPU等からなる制御部763等とを備えており、子リモコンとして機能するようになっている。また、洗面所リモコン760は、図6に示すリモコン60と同様に各ボタン61,62等を備えているが説明の便宜上省略してある。
[動 作]
次に、第6実施例の動作について説明する。
バス乾リモコン740の操作ボタン744を押すと、バス乾リモコン740の送信手段742が時計無表示信号を給湯リモコン715へ送信する。給湯リモコン715の受信部717がその時計無表示信号を受信すると、制御部718が表示部716の時刻表示を無表示にする。
また、給湯リモコン715の送信部719は、受信部717が時計無表示信号を受信すると、その時計無表示信号を洗面所リモコン760へ送信する。
洗面所リモコン760の受信部762がその時計無表示信号を受信すると、制御部763が表示部761の時刻表示を無表示にする。
このように、バス乾リモコン740の操作ボタン744を押すと、給湯リモコン715の表示部716と、洗面所リモコン760の表示部761とが無表示となり、バス乾リモコン740の表示部741のみに時刻が表示されるので、接近して配置されている3つのリモコン740,715,760の時刻が異なっていてもユーザが混乱してしまうことを防止することができる。
また、1つの表示部741のみが時刻を表示するものでるから、無駄な待機電力を消費してしまうことを防止することができる。
リモコン740,715,760の送信手段742,719は有線や無線であり、また、バス乾リモコン740の送信手段742から送信される時計無表示信号を洗面所リモコン760の受信部762が直接受信するようにしてもよい。
また、この第6実施例では、操作ボタン744をバス乾リモコン740に設けているが、他のリモコン715,760に設けてもよい。すなわち、給湯器リモコン715や洗面所リモコン760を親リモコンとしてもよい。
[第7実施例]
図23は第7実施例の浴室空調システムの構成を示す。なお、図23では図1に示す給湯器20と台所14は省略してある。
図23に示す洗面所空調機器350は、ダンパD2を備えるとももに換気モードを有している。洗面所空調機器350の本体ケース351には、排気口352が設けられており、この排気口352の接続ダクト352Aには排気用接続ダクト353の一端が接続されている。ダンパD2は実線位置と破線位置とに切り換え可能となっている。
一方、浴室空調機器30の本体ケース331には、接続口332が形成され、この接続口332の接続ダクト332Aには排気用接続ダクト353の他端が接続されている。
そして、洗面所空調機器350が排気モードに設定されると、ダンパD2が実線位置に切り換えられ、本体ケース351の吸込口52から吸気された洗面所13の空気は、排気口352から接続ダクト353を介して浴室空調機器30の本体ケース331内へ導入され、さらに排気口34から排気ダクト35を介して外へ排気されることになる。
この第7実施例では、浴室空調機器30のダンパD1が実線位置に切り換えられているとき洗面所空調機器350を排気モードに設定することが可能となる。
また、洗面所空調機器350は、洗面所空調機器50と同様に暖房モードや涼風モードを有している。
この第7実施例の浴室空調システムは、第1実施例ないし第6実施例の動作とと同様な動作を行うようになっている。
[他の例]
図24は第7実施例の他の例を示したものである。この他の例は、Y管の排気ダクト335を使用したものである。すなわち、排気ダクト335の一方の枝管335Aに洗面所空調機器350の本体ケース351の接続ダクト352Aに接続し、他方の枝管335Bに浴室空調機器30の本体ケース31の接続ダクト34Aに接続し、洗面所空調機器350を単独で洗面所の排気が行えるようにしたものである。
[第8実施例]
図25ないし図27は第8実施例の浴室空調機器410を示したものである。
浴室空調機器410は、換気ユニット411と暖房ユニット(輻射暖房ユニット)420とを備え、換気ユニット411と暖房ユニット420とが一体となっている。
換気ユニット411は、天井401の開口402に埋め込まれる筺体状の換気ケース412を有している。暖房ユニット420はステー403を介して換気ケース412の下面に取り付けられており、天井401より下方に位置している。
換気ケース412の下面には、浴室11(図1参照)内の空気を吸気する吸込口(給気開口)413と浴室11内へ温風を吹き出す吹出口414とが設けられている。吹出口414内にはヒータH4(PTCヒータ:自己温度制御機能付きヒータ)が設けられており、吹出口414から吹き出す空気をそのヒータH4によって暖めるようになっている。
また、換気ケース412の側方には排気口415が設けられており、この排気口415には接続ダクト415Aが設けられている。この接続ダクド415Aには排気ダクト35(図4参照)が接続され、浴室11内の空気を外へ排気できるようになっている。
また、換気ケース412内にはダンパD3が設けられており、このダンパD3は図27に示す実線位置と破線位置と鎖線位置とに切り換え可能となっている。ダンパD3が実線位置に切り換わると吸込口413と吹出口414とが連通されてヒータH4の通電により暖房モードとなる。ダンパD3が破線位置に切り換わると吸込口413と排気口415とが連通されて換気モードとなる。また、ダンパD3が中間位置である鎖線位置に切り換わるとヒータH4の通電により乾燥モードとなり、衣類の乾燥が行えるようになっている。さらに、ヒータH4を非通電状態にすると涼風モードとしての風を吹出口414から吹き出すようになっている。
また、換気ケース412内には遠心ファンF3が設けられており、この遠心ファンF3によって吸込口413から空気を吸気し、この吸気した空気を吹出口414から吹き出させたり、排気口415から排気したりするようになっている。M4は遠心ファンF3を回転させるモータであり、このモータM4は換気ケース412の天板412Aに固定されている。
暖房ユニット420は、吸込口413および吹出口414に隣接するとともに天井から下方に突出する暖房ケース421を有し、この暖房ケース421の底面には輻射開口422が形成され、この輻射開口422には格子状に形成されたガード金具423が取り付けられている。
暖房ケース421内には、カーボンランプ424と図示しない反射板等とが設けられている。反射板はカーボンランプ424から発生する熱線を輻射開口22から浴室11の洗い場に向けて輻射するようになっている。
この浴室空調機器410は、予備暖房が設定されたとき、ダンパD3は実線位置に切り換えられ、ヒータH4が通電されるとともに遠心ファンF3が高速回転される。この遠心ファンF3の高速回転により、浴室空調機器410の吸込口413から浴室11の空気が吸気される。この吸気された空気は、ダンパD3が実線位置に位置していることにより吹出口414へ向かい、ヒータH4によって暖められて吹出口414から浴室11へ吹き出されていき、浴室11の予備暖房が行われる。なお、カーボンランプ424は通電されない。
入浴暖房のときには、ヒータH4の通電が停止されるとともに遠心ファンF3の回転が停止され、カーボンランプ424が通電される。このカーボンランプ424の通電により、カーボンランプ424から熱線が発生し、この熱線が輻射開口22から浴室11の洗い場に向けて輻射される。
この第8実施例では、入浴暖房のとき、ヒータH4を非通電にするとともに遠心ファンF3の回転を停止させるが、ヒータH4を通電して遠心ファンF3を低速回転させてもよい。
また、浴室空調機器410は、第1実施例の浴室空調機器30と同様な動作を行うようになっているが、第2実施例ないし第4実施例と同様な動作を行うようにしてもよい。
[第9実施例]
図28ないし図31は、第9実施例の浴室空調機器510を示したものである。この浴室空調機器510は、換気ユニット511と、この換気ユニット511の換気ユニットケース(本体ケース)512内に着脱可能に装着された循環ユニット520とを備えている。
換気ユニット511は、下面が開口された筺体状の換気ユニットケース512と、この換気ユニットケース512の天板513に取り付けられた換気風路ケース514と、この換気風路ケース14内に回転自在に配置された換気用のシロッコファン(換気用ファン)515と、天板513に取り付けられた回路基板516と、その天板513に取り付けられるとともにシロッコファン515を回転させるモータM5とを有している。換気ユニットケース512の一側壁部512Aには排気口17が形成されている。
換気風路ケース514は、シロッコファン515を回転自在に配置する筒部514Aと、この筒部514Aから換気ユニットケース512の排気口517まで延びた案内風路部514Bとを有している。筒部514Aの下面には吸気口518が形成され、シロッコファン515の回転によりその吸気口518から空気を吸い込むようになっている。
また、排気口517には図示しない排気ダクトが接続される接続ダクト517Dが取り付けられ、吸気口518から吸い込んだ空気は案内風路部514Bを経て接続ダクト517Dおよび排気ダクトを介して外へ排気されるようになっている。
換気ユニットケース512の下部には天井壁に取り付けるフランジ512Fが形成され、このフランジ512Fに化粧板519が取り付けられるようになっている。この化粧板519により換気ユニットケース512の下部開口512Bが覆われる。
循環ユニット520は、換気ユニットケース512内に嵌入される循環ユニットケース(本体ケース)521と、天井壁部522に一体に形成された循環風路ケース523と、この循環風路ケース523内に回転自在に配置された循環用のシロッコファン(循環用ファン)524と、このシロッコファン524を回転させるモータM6と、循環風路ケース523に隣接した位置に形成されるとともに上下方向に貫通した浴室側吸込風路530等とを備えている。モータM6は循環風路ケース523の天井壁部522に取り付けられている。(そして、モータM1の出力軸M1aおよびモータM2の出力軸M2aは天井面に対して垂直となっている。)
循環ユニットケース521には吹出口521Aが形成され、この吹出口521Aが循環風路ケース523の案内風路部523Aに接続されている。523Bはシロッコファン524を回転自在に配置した筒部であり、この筒部523Bの底面には吸気口523Cが形成され、シロッコファン524の回転により循環風路ケース523の吸気口523Cから空気が吸い込まれて案内風路部523Aを介して吹出口521Aから吹き出されるようになっている。
吹出口521Aにはヒータ526が取り付けられており、吹出口521Aから吹き出される空気が暖められるようになっている。ヒータ526はPTCヒータであるが、他のヒータであってもよい。
浴室側吸込風路530内には、シャッタ531が回動可能に設けられている。シャッタ531の軸532の一端は浴室側吸込風路530の壁を貫通して循環ユニットケース521に形成された電動室(図示せず)に進入している。この電動室にはモータ(図示せず)が設けられており、このモータによってシャッタ531が回動するようになっている。このシャッタ531の回動によって換気風路用ダクト530の開口530Aの開閉およびその開閉度の調整が可能となっている。
浴室空調機器510は、換気ユニットケース512内に循環ユニット520の循環ユニットケース521を挿入し、そして換気ユニットケース512に循環ユニットケース521をネジ止めすれば組み付けが完了するものである。また、ネジを外すことにより循環ユニットケース521を換気ユニットケース512から取り外すことができる。
[動 作]
次に、上記のように構成される浴室空調機器510の動作について説明する。
リモコン40(図1参照)の操作により換気モードが設定されると、循環ユニット520のモータが駆動されてシャッタ31が回動し、浴室側吸込風路530の開口530Aが開成される。シャッタ531は、適正な換気量となるように予め設定された位置へ回動される。
他方、換気ユニット511のモータM5が駆動されてシロッコファン515が回転し、このシロッコファン515の回転により浴室11(図1参照)の空気が換気風路用ダクト530の開口530Aから吸い込まれ、この開口530Aに吸い込まれた空気は浴室側吸込風路530および換気風路ケース514と循環ユニットケース521の天井壁部522との間の間隙Sを介して換気風路ケース514の吸気口518に吸い込まれていく。
そして、吸気口518に吸い込まれた空気は換気ユニットケース512の排気口517から排気ダクト35(図4参照)を介して外へ排気されていき、浴室11の換気が行われる。
暖房モードが設定されると、換気ユニット511のシロッコファン515の回転は停止されるとともにシャッタ531が閉成され、換気風路用ダクト530の開口530Aはシャッタ531により閉塞される。そして、循環ユニット520のシロッコファン526が回転していくとともにヒータ526が通電される。
シロッコファン526の回転により、浴室内の空気が循環ユニット520の吸気口523Bから吸い込まれて吹出口523Bから浴室へ吹き出していく。この吹出口523Bから吹き出される空気はヒータ526によって暖められていくので、浴室11の暖房が行われる。
乾燥モードが設定されると、換気ユニット511と循環ユニット520とが動作する。すなわち、浴室11の換気により湿気が外へ排出されるとともに、循環ユニット520内のシロッコファン524とPTCヒータ526の動作により浴室11の暖房が行われて浴室が乾燥されていく。この乾燥により、浴室で衣類などを乾燥させることができることになる。
ところで、換気ユニットケース512から循環ユニット520を取り外すことができるので、換気ユニット511のメンテナンスが大変し易いものとなる。また、換気ユニットケース512から循環ユニット520を取り外すことにより、その循環ユニット520のメンテナンスも非常に行い易いものとなる。
この浴室空調機器510は、第1実施例の浴室空調機器30と同様な動作を行うようになっているが、第2実施例ないし第4実施例と同様な動作を行うようにしてもよい。
[第10実施例]
図32ないし図35は、第10実施例の浴室空調機器1200を示したものである。この浴室空調機器1200は、換気ユニット1211と、この換気ユニット1211の換気ユニットケース(本体ケース)1212内に着脱可能に装着された循環ユニット1220とを備えている。
換気ユニット1211は、下面が開口された筺体状の換気ユニットケース1212と、この換気ユニットケース1212の天板1213に取り付けられた換気風路ケース1214と、この換気風路ケース1214内に回転自在に配置された換気用のシロッコファン1215と、天板1213に取り付けられるとともにシロッコファン1215を回転させるモータ10M3と、換気ユニットケース1212の開口の一角に取り付けられるとともに浴室の空気を吸気する吸気口1230を設けた吸気口形成板(吸気口ユニット)1300とを有している。1315は換気ユニットケース1212に設けた電装部である。吸気口形成板1300は換気ユニットケース1212に着脱可能に取り付けられている。この吸気口形成板1300を取り外すだけで、換気ユニット1211や後述する循環ユニット1220を外さなくても点検と修理を行うことが可能となり、その点検と修理がし易いものとなる。
吸気口形成板1300の吸気口1230にはシャッタ1240が取り付けられ、このシャッタ1240はモータ(図示せず)によってその開度が調整されるようになっている。このシャッタ1240の開度の調整により浴室11(図1参照)の空気の吸込量が調整可能となっている。
また、換気ユニットケース1212の一側壁部1212Aには排気口1217が形成され、この排気口1217にはダクトジョイント1317が取り付けられており、このダクトジョイント1317には図示しないダクトが接続され、このダクトおよびダクトジョイント1317を介して排気口1217が外気に連通されている。
換気ユニットケース1212の側壁部1212B〜1212Dには、開口1312B〜1312Dが形成され、開口1312B,1312Cにはシャッタボックス1313B,1313Cを介してダクトジョイント1314B,1314Cが設けられている。シャッタボックス1313B,1313Cには図示しないシャッタが設けられており、このシャッタは図示しないモータによってその開口1312B,1312Cの開度が調整されるようになっている。
各ダクトジョイント1314B,1314Cには図示しないダクトが接続され、このダクトおよびダクトジョイント1314B,1314Cを介して例えばトイレ,脱衣室が開口1312B,1312Cに連通している。開口1312Dは図示しない蓋板により閉塞されている。ここでは、開口1312Dを閉塞し、開口1312B,1312Cにダクトジョイント1314B,1314Cを設けているが、部屋の間取りに応じてダクトジョイントを取り付ける開口1312B〜1312Dや閉塞する開口1312B〜1312Dを選択するものである。
換気ユニットケース1212の下部にはフランジ部1316A〜1316Dが設けられており、フランジ部1316Bには、下方へ突出するとともに外方に向かって曲がった一対のフック部1317,1317(図33参照)が形成されている。同様にしてフランジ部1316Dには一対のフック部1318,1318が形成されている。また、換気ユニットケース1212のフランジ部1316A〜1316Dにはフロントパネル1219(図32参照)が取り付けられるようになっている。
換気風路ケース1214は、シロッコファン1215を回転自在に配置する筒部1214Aと、この筒部1214Aから換気ユニットケース1212の排気口1217まで延びた案内風路部1214B(図33参照)とを有している。筒部1214Aの下面には吸気口1218が形成され、シロッコファン1215の回転によりその吸気口1218から空気を吸い込むようになっている。
また、筒部1214Aの吸気口1218と後述する循環ユニットケース1221の天板1222との間には所定の大きさの間隙S1が形成されており、この間隙S1を介して換気ユニットケース1212の開口1312B〜1312Dと筒部1214Aの吸気口1218とが連通している。また、吸気口形成板1300の吸気口1230と筒部1214Aの吸気口1218とがその間隙S1を介して連通している。
循環ユニット1220は、図36に示すように、換気ユニットケース1212内に挿入されるとともに下面が開口した循環ユニットケース(本体ケース)1221と、循環ユニットケース1221の天板1222に一体に形成された温風風路ケース1223と、この温風風路ケース1223内に回転自在に配置された温風用のシロッコファン1224と、このシロッコファン1224を回転させるモータ10M4と、シロッコファン1224から送風される空気を加熱するPTCヒータ1226等とを備えている。ここでは、PTCヒータ1226を用いているが他のヒータであってもよい。
循環ユニットケース1221には、下方に向いた長方形の吹出口1221A(図32参照)が形成されている。また、循環ユニットケース1212の下部にはフランジ部1400A〜1400E(図33参照)が形成されており、フランジ部1400Aには、一対の係止孔1401が形成されており、この係止孔1401には換気ユニットケース1212のフック部1317またはフック部1318が係合することができるようになっている。同様に、フランジ部1400Cにも一対の係止孔1402が形成されている。
温風風路ケース1223は、シロッコファン1224を回転自在に配置する筒部1223Aと、その筒部1223Aから水平方向に且つ吹出口1221Aの長手方向に対して傾斜する方向に延びた水平案内部1223Bと、この水平案内部1223Bの終端から下方に曲がって吹出口1221Aまで延びた下方風路部1223Cとを有している。
筒部1223Aの下面には吸気口1223Dが形成され、シロッコファン1224の回転によりその吸気口1223Dから空気を吸い込むようになっている。
水平案内部1223Bの終端近傍にはPTCヒータ1226が配置され、このPTCヒータ1226は吹出口1221Aの長手方向と平行に延びている。
この第10実施例の浴室空調機器1200によれば、第9実施例と同様な効果を得ることができる他、吸気口形成板1300が換気ユニット1211に設けられていることにより、循環ユニット1220だけを他の部屋の壁等に取り付けることができ、そのまま暖房装置として使用することも可能である。この場合、温風風路ケース1223のフランジ部1400A〜1400Eには循環ユニット1220用の図示しないフロントパネルを装着する。
このように、吸気口形成板1300が換気ユニット1211に設けられているので、換気ユニット1211と循環ユニット1220とを別々にしてもそれぞれ別個に使用することができるので、商品をシリーズ展開するときに、新規に設計することなくユニットをそのまま使用することができる。すなわち、循環ユニット1220を暖房装置として使用する場合には、温風風路ケース1223のフランジ部1400A〜1400Eに取り付けるフロントパネルのみを作成すればよいので、すばやく商品化することができる。
この発明に係わる浴室空調システムの概略構成を示した説明図である。 図1に示す浴室空調システムに使用される浴室空調機器の構成を示した断面図である。 図2に示す浴室空調装置の浴室空調機器の底面図である。 図1に示す浴室空調システムの一部を示した説明図である。 浴室空調機器のリモコンを示した説明図である。 洗面所空調機器のリモコンを示した説明図である。 浴室空調機器のリモコンと洗面所空調機器のリモコンとを一体にしたものを示した説明図である。 給湯器のリモコンを示した説明図である。 他の例のリモコンを示した説明図である。 別な他の例のリモコンを示した説明図である。 浴室空調システムの制御系の構成を示したブロック図である。 浴室空調機器のコントローラの構成を示したブロック図である。 第3実施例のコントローラの動作を示したフロー図である。 コントローラの他の例の動作を示したフロー図である。 コントローラの他の別な例の動作を示したフロー図である。 図12Aの他の例の動作を示したフロー図である。 図12Bの他の例の動作を示したフロー図である。 第4実施例の給湯器のリモコンを示した説明図である。 第4実施例の浴室空調システムの動作を示したフロー図である。 第4実施例の他の例の処理動作を示したフロー図である。 第1実施例の浴室空調機器の他の動作の例を示したフロー図である。 第1実施例の浴室空調システムの他の別な動作を示したフロー図である。 第2実施例の浴室空調システムの動作を示したフロー図である。 第2実施例の浴室空調システムの動作を示したタイムチャートである。 第2実施例の浴室空調システムの他の処理動作を示したフロー図である。 第5実施例の各リモコンを示した説明図である。 第6実施例の各リモコンを示した説明図である。 第7実施例の浴室空調システムの構成を示した説明図である。 第7実施例の浴室空調システムの他の例を示した説明図である。 第8実施例の浴室空調機器の取り付け状態を示す分解斜視図である。 図25の浴室空調機器の外観を示した斜視図である。 図25の浴室空調機器の構成を示した断面図である。 第9実施例の浴室空調機器を示した斜視図である。 第9実施例の浴室空調機器の構成を示した縦断面図である。 図28に示す浴室空調機器の構成を示した横断面図である。 図28に示す浴室空調機器の構成を示した平断面図である。 第10実施形態の浴室空調機器の外観を示した斜視図である。 図32に示す浴室空調機器のフロントパネルを外した底面図である。 図32の浴室空調機器の構成を示した縦断面図である。 図32の浴室空調機器の構成を示した横断面図である。 図32に示す浴室空調機器の循環ユニットの側面図である。
符号の説明
10 空調システム
11 浴室
12 浴槽
15 リモコン
20 給湯器
25 リモコン
30 浴室空調機器
40 リモコン
50 洗面所空調機器
60 リモコン

Claims (13)

  1. 浴室の空調を行う浴室空調機器と、洗面所の空調を行う洗面所空調機器と、前記浴室の浴槽に湯張りを行う湯張り機能を有する給湯器とのうち少なくとも2つの機器と、前記機器を動作させる単一若しくは複数の操作手段とを備えた空調システムであって、
    前記操作手段の所定の操作により、前記機器の少なくとも2つの機器を動作させることを特徴とする空調システム。
  2. 前記各操作部はリモート操作部であり、各リモート操作部は無線式と有線式のうち少なくともいずれかの通信手段により各機器を動作させることを特徴とする空調システム。
  3. 前記複数の機器のうち、少なくとも2つを動作させる連動モードを備え、
    前記操作部に前記連動モードを選択可能な選択手段と、該連動モードを解除する解除手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調システム。
  4. 前記機器のうち、少なくとも1つが、前記他の機器の動作状態を把握する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の空調システム。
  5. 前記浴室空調機器と洗面所空調機器と給湯器のいずれかが所定モードで動作しているとき、他の機器の操作部によって他のモードが入力されたとき、その所定モードの動作を停止して他のモードに切り換わることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の空調システム。
  6. 前記他のモードの運転が終了した後、元の運転モードに戻って動作することを特徴とする請求項5に記載の空調システム。
  7. 前記浴室空調機器は、浴室を暖める第1暖房モードと、この第1暖房モードと異なる第2暖房モードとを有し、浴室空調機器が第1暖房モードで動作しているとき、所定の条件になったとき第2暖房モードに切り換わることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の空調システム。
  8. 前記浴室空調機器は予備暖房モードを有し、他の機器の操作部によって予備暖房モードが設定されて浴室空調機器が予備暖房モードの動作を実行している時間と、この浴室空調機器の操作部によって設定された予備暖房モードを実行する時間とが異なるようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の空調システム。
  9. 少なくとも2つの機器が連動して動作する際に、一方の機器と他方の機器とが交互に動作し、または一方の機器の動作が終了してから他方の機器が動作することを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載の空調システム。
  10. 前記各操作部は時刻を表示する表示部を有し、
    各操作部の表示部が同一時刻を表示するように時刻を補正する補正手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1つに記載の空調システム。
  11. 前記浴室空調機器は浴室空調機器本体を有し、前記操作手段の操作に基づいて各動作を制御する制御部を前記浴室空調機器本体に一体化して設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1つに記載の空調システム。
  12. 請求項1ないし請求項11のいずれか1つに記載の空調システムに用いられることを特徴とする浴室空調機器。
  13. 請求項1ないし請求項11のいずれか1つに記載の空調システムに用いられることを特徴とする洗面所空調機器。
JP2004185595A 2004-06-23 2004-06-23 空調システムと浴室空調機器と洗面所空調機器 Pending JP2006010139A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004185595A JP2006010139A (ja) 2004-06-23 2004-06-23 空調システムと浴室空調機器と洗面所空調機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004185595A JP2006010139A (ja) 2004-06-23 2004-06-23 空調システムと浴室空調機器と洗面所空調機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006010139A true JP2006010139A (ja) 2006-01-12

Family

ID=35777586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004185595A Pending JP2006010139A (ja) 2004-06-23 2004-06-23 空調システムと浴室空調機器と洗面所空調機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006010139A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007148646A1 (ja) * 2006-06-23 2007-12-27 Hirohisa Yano 風呂装置
JP2016142470A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 三菱電機株式会社 空調システム及び空調方法
JP2018009771A (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 Toto株式会社 2室暖房システム
JP2018169100A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 Toto株式会社 2室暖房システム
JP2018169099A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 Toto株式会社 2室暖房システム
JP2019015444A (ja) * 2017-07-06 2019-01-31 リンナイ株式会社 浴室システム
JP2020008208A (ja) * 2018-07-05 2020-01-16 Toto株式会社 浴室システム
JP2020524775A (ja) * 2017-06-21 2020-08-20 格力電器(武漢)有限公司Gree Electric Appliances(Wuhan)Co.,Ltd エアコンの制御方法と装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007148646A1 (ja) * 2006-06-23 2007-12-27 Hirohisa Yano 風呂装置
JP2016142470A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 三菱電機株式会社 空調システム及び空調方法
JP2018009771A (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 Toto株式会社 2室暖房システム
JP2018169100A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 Toto株式会社 2室暖房システム
JP2018169099A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 Toto株式会社 2室暖房システム
JP2020524775A (ja) * 2017-06-21 2020-08-20 格力電器(武漢)有限公司Gree Electric Appliances(Wuhan)Co.,Ltd エアコンの制御方法と装置
JP2019015444A (ja) * 2017-07-06 2019-01-31 リンナイ株式会社 浴室システム
JP2020008208A (ja) * 2018-07-05 2020-01-16 Toto株式会社 浴室システム
JP7115079B2 (ja) 2018-07-05 2022-08-09 Toto株式会社 浴室システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4604588B2 (ja) 浴室空調装置
KR100734114B1 (ko) 욕실 환기 건조기
JP2006010139A (ja) 空調システムと浴室空調機器と洗面所空調機器
JP5071491B2 (ja) 浴室空調装置
JP4506334B2 (ja) 換気装置
JP4548027B2 (ja) 浴室空調装置
JP2007315709A (ja) 浴室空調装置
JP4715393B2 (ja) 空調装置
JP4622358B2 (ja) 浴室空調装置
JP4706378B2 (ja) 浴室空調装置
JP2007120855A (ja) 浴室空調装置
JP2007187339A (ja) 無線操作システム
JP4947199B2 (ja) 浴室空調装置
JP2005221178A (ja) 強制同時給排気型換気装置
JP3129993B2 (ja) 他室暖房機能付き浴室暖房装置
JP3129996B2 (ja) 他室暖房機能付き浴室暖房装置
JP2005090905A (ja) 浴室暖房装置
JP2007032874A (ja) 空調装置
JP3965730B2 (ja) 浴室暖房乾燥装置
JP2007032925A (ja) 浴室空調装置
JP4894392B2 (ja) 送風装置
TWI668395B (zh) Bathroom dryer
JP4042553B2 (ja) 浴室用換気装置
JP3748185B2 (ja) 浴室暖房機
JP2002089879A (ja) 浴室空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090331