JP4506334B2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4506334B2
JP4506334B2 JP2004220134A JP2004220134A JP4506334B2 JP 4506334 B2 JP4506334 B2 JP 4506334B2 JP 2004220134 A JP2004220134 A JP 2004220134A JP 2004220134 A JP2004220134 A JP 2004220134A JP 4506334 B2 JP4506334 B2 JP 4506334B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation
bathroom
air
fan
ventilator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004220134A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006038364A (ja
Inventor
茂実 鈴木
雅彦 小和瀬
隆志 増田
龍輔 曽根岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2004220134A priority Critical patent/JP4506334B2/ja
Publication of JP2006038364A publication Critical patent/JP2006038364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4506334B2 publication Critical patent/JP4506334B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明はレンジフードの動作に関連して排気風量を制御する換気装置に関する。
従来、住宅等において入浴中の湯気を排気したり、入浴後の浴室の乾燥を行うことが出来る浴室換気装置が知られている。
このような浴室換気装置としては、浴室内の空気を吸い込む空気導入室と、吸い込まれた空気を再び浴室に戻す循環風路と、浴室内から吸い込んだ空気を建物の外側に排出する排気風路とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。循環風路には暖房用のヒーターが設置され、ヒーターによって浴室から吸い込んだ空気を暖めて再度浴室内に送風できるようになっている。
この循環風路と排気風路とは、空気を循環風路と排気風路に分配するためのダンパー格納室に接続され、ダンパー格納室は浴室の空気を導入する空気導入室の空気吹出口に連通している。ダンパー格納室には、建物の外部に通じる排気口と浴室側に通じる循環口とが形成されると共に、空気導入室からの空気を排気口又は循環口に切り換えるダンパーが設けられている。
浴室の壁若しくは脱衣所の壁などに設けられたリモートコントローラのボタン操作によって、ダンパーの傾きが切り換えられ、空気導入室から排気口側に空気を送ったり、浴室側の循環口側に浴室の空気を循環したり、排気口と循環口の両方に空気を送ったりすることが、選択できるようになっている。
最近では、浴室換気装置を用いて浴室の空気を排気すると共に、浴室の戸のガラリや、各部屋のドアと床との間のアンダーカット等を利用して各部屋の空気を吸い込み、浴室から戸外に排気する24時間換気を行う24時間換気機能や、衣類の乾燥を行うための衣類乾燥機能や、浴室換気装置で浴室中の暖房を行う際に入浴暖房機能や、入浴前に浴室を暖める予備暖房機能、或いは入浴時に涼風を送風する涼風機能等を備えたものがあり、これらの機能は、ダンパーの角度変更やヒーターのオンオフ制御と組み合わせて実行されるようになっている。
従って、浴室換気装置のリモートコントローラは、24時間換気運転を行うための24時間換気ボタンと、24時間換気より排気量の多い浴室の空気を戸外に排気する排気ボタンと、浴室の空気を浴室に戻す涼風ボタンと、浴室の空気を浴室に戻す際にヒーターで暖めて戻す入浴暖房ボタンと、予備暖房ボタンと、衣類乾燥ボタン等の各種機能を実行するボタンを備えており、リモートコントローラのボタン選択に基づいて浴室換気装置のモーターの回転及びダンパーの角度設定並びにヒーターのオンオフが制御されるようになっている。
特開2004ー294289号公報
しかしながら、最近の住宅は高気密であるから、このような換気装置において24時間換気を行っている場合には、厨房等に設置したレンジフードファンを回転させると、レンジフードファンの排気量が大きいために、建物内部に負圧が発生して、ドアが開きにくくなったり、隙間風の音が大きくなったりするという問題があった。また、24時間換気を行っている換気装置では、レンジフードの排気風量が大きいために、排気ダクト内に風などが入り込むと、排気する空気が逆流することも考慮しておく必要がある。
本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、24時間換気を行っている際にレンジフード等の大排気量の装置が駆動されたときに、ドアが開きにくくなったり、隙間風の音が大きくなったりするという問題や、外気の逆流現象といった問題を解消しうる換気装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、連続的又は断続的に室内の空気を常時換気する24時間換気機能を有する換気装置において、
レンジフード等の大排気量装置の起動を検出する起動検出手段を有し、前記24時間換気を実行しているときに、前記起動検出手段が前記大排気量装置の起動を検出したとき、前記24時間換気の換気量を低減し、
前記起動検出手段による前記大排気量装置の停止の検出に基づいて、前記24時間換気の換気量を復帰させる調整機能を有することを特徴とする。
本願の請求項1にかかる換気装置によれば、24時間換気を行っているときに、レンジフード等の大排気量装置が起動されたときに、これを起動検出手段で検出して24時間換気を停止若しくは排気量を低減し、前記大排気量装置が停止したときにこれを起動検出手段で検出して24時間換気の再開若しくは排気量の復帰増大を行うので、レンジフードと換気装置の両者で室内空気を排気し合うことが防止され、室内の負圧が顕著になって戸が開き難くなったり、隙間音が大きくなったり、換気装置の排気風路から外気が室内に逆流することが防止される。
以下、本発明を実施するための最良の形態にかかる換気装置及び換気システムを図面に基づいて説明する。図1は換気システムを示す。
この換気システムにおいて、1は換気装置としての浴室換気装置である。この浴室換気装置1は、連続的又は断続的に毎時所定量の室内空気を常時換気する24時間換気機能を有する換気装置である。図2はこの浴室換気装置1の概略を示す。図1、図2に示すように、浴室天井Rfの開口部Roには浴室換気装置1が設置されている。浴室換気装置1の筐体2には取付枠3がネジ止めによって固定されており、取付枠3はアンカーボルト4によって建物の天井壁部Rwに懸垂して支持されている。筐体2の側壁部には排気口16が開口されており、この排気口16にダクトジョイント5が臨んで開口している。尚、ダクトジョイント5は、予め取付枠3に支持されており、取付枠3の内部に筐体3が挿入されて筐体2と取付枠3とがネジ止め固定されれるときに、ダクトジョイント5は浴室換気装置1の筐体2の側壁部にシールされて接触しており、ダクトジョイント5は排気口16に連通している。ダクトジョイント5にはダクトDの一端部が固定されており、ダクトDの他端部は建物の外側に通じる開口部に接続されている。
筐体2には、浴室6の室内に連通する吸込口7と、筐体2内部に吸い込んだ空気を再度浴室6に吐出する吹出口8とを備えており、吸込口7の内部に空気導入室9が形成されている。空気導入室9にはファンケース10が設置されており、ファンケース10の空気吸込口11は吸込口7に面している。ファンケース10の内部には遠心ファンからなる吸引ファン12が配設され、吸引ファン12はファンモーター13の回転軸に固定されている。
ファンケース10の側面には吸い込んだ空気を吐出する吹出口14が形成されており、この吹出口14は、ダンパー格納室15に臨んで開口している。ダンパー格納室15の側壁には前述の排気口16が形成され、ダンパー格納室15の底部には、前述の吹出口8が形成されている。ダンパー格納室15の排気口16側の風路は排気風路とされており、ダンパー格納室15の吹出口8側の風路は循環風路とされている。排気風路と循環風路とを切り換える風路切換手段としてダンパー17が配備されている。
ダンパー17の一端部には回転軸18が設置されている。この回転軸18は、図示しないカム機構及び減速機構を介して、ダンパー角度を制御するAC同期モーター(図示省略)にリンクしている。また、循環風路となる吹出口8には空気を暖める手段としてのヒーター19が設置されている。ヒーター19は、一例としてPTCヒーターが設けられているが、セラミックヒーターやシーズヒーター等の何れか若しくは両方でも良い。
浴室換気装置1には、ファンモーター13のオンオフ、ヒーター19のオンオフ、AC同期モーターを介してダンパー17の角度調節(大・中・小)を制御する制御装置Cが設けられている。制御装置Cは、浴室の空気の排気(循環風路の閉鎖と排気風路の開放)、浴室の空気の循環(排気風路の閉鎖と循環風路の開放)、循環空気の加温の有無を制御するマイクロプロセッサ及びその周辺回路を備えている。
浴室換気装置1の制御装置Cは、浴室の壁面若しくは脱衣所の壁面等に設けられたリモートコントローラ20に接続されており、リモートコントローラ20は浴室換気装置1の動作モードを選択・決定するための各種の動作モード選択ボタンB及び液晶表示部LCD等を備えている。
浴室換気装置1の吹出口8の下側には、フロントパネル21がネジ止めされて固定されている。フロントパネル21の吸込口7に対向する部位には、吸込口S1が形成され、フロントパネル21の吹出口8に対向する部位には、吹出口S2が形成されている。
図1に示す符号22は、台所に設けられた大排気量装置としてのレンジフードファンであり、レンジフードファン22は商用電源Psからの給電により回転するモーター(図示省略)を有し、このモーターには排気用のファン23が取り付けられている。尚、大排気量装置としては厨房用換気扇等の場合もある。
レンジフードファン22の下側縁部には強排気、弱排気、照明、オフ等のレンジスイッチ24が設けられており、レンジフードファン22のモーター及び照明ランプは商用電源のコンセントに接続されたケーブル25から給電され、レンジ26のヒーター27で加熱調理した場合に、レンジスイッチ24の所望のボタンが押されると、レンジフードファン22のモーターに取り付けられたファン23が回転して熱気や湯気等が排気される。ケーブル25には電流センサ28が装着されている。この電流センサ28は商用電源の交流電流により誘導電流を発生するコイルを内蔵しており、このコイルに発生した誘導電流に基づいてファンモーターが回転しているかどうかを検出する。ここでは、レンジフードファン22のファンモーターの起動検出手段として電流センサ28を使用しているが、ファン23が回転を開始したことを検出するものとしては、風量センサや風向センサ、圧力センサ、風速センサを用いても良い。
尚、風量センサや風向センサ、圧力センサ、風速センサは、レンジフードファン22の近傍又は内部にファン23の空気吸引により揺動する風向き板やダンパーが傾いたときにONするスイッチであっても良い。この電流センサ28の信号線29は浴室換気装置1の制御装置Cに接続されている。
リモートコントローラ20の選択ボタンBの選択操作は、制御装置Cに送信されて、制御装置Cは送信された選択モードに基づいて浴室換気装置1を制御する。浴室換気装置1の制御装置Cは、一日の内の24時間の間連続的若しくは断続的にファンモーター13を回転させて換気を行う24時間換気機能と、入浴前に浴室をヒーター19で暖める予備暖房機能、入浴中に浴室を暖める入浴暖房機能、浴室の空気を暖めて乾燥させる衣類乾燥機能、涼風機能、換気機能、タイマー機能等を備えており、リモートコントローラ20からの命令信号に基づいて所定の機能を実行する。
浴室換気装置1は、入浴暖房又は予備暖房の何れかの暖房モードと、衣類乾燥の乾燥モードと、洗い場に涼風を送風する涼風モードと、浴室換気モード、24時間換気モードの何れかの換気モードとを有し、浴室換気装置1は、リモートコントローラ20の選択ボタンBの選択操作に基づいて動作する。
浴室換気装置1が暖房モードの入浴暖房のときは、ファンモーター13を低速回転させ、ダンパー17を図2の符号17Aに位置させて排気口16を塞いでヒーター19側を開き、ヒーター19に通電する。暖房モードの予備暖房ではファンモーター13を高速回転させ、ダンパー17でヒーター19側を開き、ヒーター19に通電する。暖房モードの時、排気口16の排気風路が閉鎖されるので、24時間換気モードも停止するようになっている。
乾燥モードのときは、ファンモーター13を高速回転させ、ダンパー17でヒーター19側を開き、ヒーター19に通電する。涼風モードではファンモーター13を高速回転させ、ダンパー17でヒーター19側を開き、ヒーター19には通電しない。
換気モードのときは、ファンモーター13を高速回転させ、ダンパー17で排気口16を開き、ヒーター19には通電しない。24時間換気モードのときは、ファンモーター13を低速回転させ、ダンパー17で排気口16を開き、ヒーター19には通電しない。
この浴室換気装置1は、以下に述べるように、レンジフードファン22との連動システムを構成している。浴室換気装置1の制御装置Cのコネクタ等に信号線29のコネクタが接続されており、制御装置Cのマイクロプロセッサが、AD変換のインターフェースを介して電流センサ28の検知電流を監視している。そして、浴室換気装置1が24時間換気運転をしている時に、電流センサ28の信号がマイクロプロセッサに入力されると、浴室換気装置1のマイクロプロセッサが24時間換気運転を停止し(又はモーター速度を低下し)、電流センサ28の信号が所定時間送信されなかったときに、24時間換気運転を再開(又はモーター速度を増大し)する。
すなわち、浴室換気装置1の制御装置Cは、24時間換気を実行しているときに、レンジフードファン22の動作を監視し、レンジフードファン22のファンモーターへの電流供給を電流センサ28が検出すると、ファンモーター13を停止し、若しくは回転数を低くして、24時間換気機能を停止若しくは換気量を低減する。また、レンジフードファン22のファンモーターが停止したときには、これを電流センサ28で検出してファンモーター13を回転させ、若しくは回転数を24時間換気のために増大して、24時間換気の再開若しくは排気量の復帰増大を行う調整機能を有する。
浴室換気装置1が24時間換気を行っている状態において、電流センサ28によってレンジフードファン22が動作しているかどうかの代わりに、レンジフードファン22のファンモーターが回っているか或いは照明がついているかどうかをチェックしても良い。そして、レンジフードファン22のファンが回ったり、照明がついたら、浴室換気装置1は24時間換気を停止するか、若しくは、モーター回転数を低くし、レンジフードファン22のファンモーターが停止するか又は照明が消灯したら、浴室換気装置1が24時間換気を再開するか、若しくは、モーター回転数を24時間換気の通り復元しても良い。
この浴室換気装置1或いは換気システムによれば、レンジフードファン22と浴室換気装置1の両者で室内空気を建物の外側に排気し合うことが防止され、室内の負圧が顕著になって戸が開き難くなったり、隙間音が大きくなったり、浴室換気装置1の排気風路から外気が室内に逆流することが防止される。
図3は、浴室換気装置1が乾燥、暖房、涼風モードの運転を行っているときには、これらの運転モードを続行し、換気又は24時間換気モードの運転中におけるレンジフードファン22の動作に伴って、浴室換気装置1の換気機能を停止又は抑制する制御を示したものである。
図3の流れ図を説明すると、浴室換気装置1の動作中において、浴室換気装置1の制御装置Cはレンジフードファン22の運転開始状態をチェックしている(ステップ1)。そして、レンジフードファン22が運転を開始したら、浴室換気装置1が暖房(入浴暖房又は予備暖房)モードか、乾燥モードか、涼風モードの中のどのモードにあるかを判断する(ステップ2)。浴室換気装置1が暖房モードか、乾燥モードか、涼風モードの何れかのモードであれば、ステップ1に戻り、その該当するモードを続行する。
浴室換気装置1が暖房モードか、乾燥モードか、涼風モードの何れかのモードでなければ、換気モードであるかどうかをチェックする(ステップ3)。浴室換気装置1が換気モードであれば、換気モードを中断するか、若しくは、換気風量を低減する(ステップ4)。ステップ3のチェックにおいて、浴室換気装置1が浴室の空気を排気する換気モードでなければ、浴室換気装置1が建物全体の空気を換気する24時間換気モードかどうかを判定する(ステップ5)。浴室換気装置1が24時間換気モードでなければ、ステップ1に戻る。浴室換気装置1が24時間換気モードであったら、ステップ4に移行する。
ステップ4に移行したら、レンジフードファン22が停止しているかどうかをチェックする(ステップ6)。レンジフードファン22が停止していなければ、ステップ6を維持してチェックを継続する。レンジフードファン22が停止していたら、ステップ7に移行して浴室換気装置1の換気機能の再開か、若しくは、換気風量の復帰増大を行った後、ステップ1に戻る。
このような換気システムによれば、浴室換気装置1で換気又は24時間換気を行っているときに、レンジフードファン22等の排気が行われたときに、レンジフードファン22の動作開始を検出して浴室換気装置1の24時間換気を停止若しくは排気風量を低減し、レンジフードファン22が停止したときに、これを電流センサ28で検出して24時間換気の再開若しくは排気量の復帰増大を行うので、室内の負圧が増大して戸が開き難くなったり、隙間音が大きくなったり、換気装置の排気風路から外気が室内に逆流するといった問題が解消される。
尚、上述の風センサは計測装置によって構成されるが、レンジフードファン22の起動によって室内の空気圧が変動するので、浴室換気装置1側のファンモーターやファンの回転数の変動を検出する手段、若しくは、浴室換気装置1側のファンモーターの電流値の変動を検出するという手段によって、空気圧の変動を検出しても良い。この場合、これらの単独の手段によって得た検出結果、若しくは、これらの手段を組み合わせて得られた結果に基づいて、空気圧の変動を検出するものでも良い。
また、この実施の形態では、電流センサ、風センサなどのように、レンジフードファン22の起動を間接的な検出手段を用いて検出するため、建物完成後の後付けであっても、レンジフードファン22の内部回路を改造して信号線を取り出す等の作業が必要なく、容易にレンジフードファン22の起動を検出できる。なお、電流センサや風センサ等でレンジフードファン22の起動を間接的に検出したが、レンジフードファン22から延びるファンモーターの信号線を浴室換気装置1の制御装置Cに接続して、レンジフードファン22の起動を直接的に検出しても良い。
さらに、浴室換気装置1は住宅の所定換気量を満たすように設定されている。この所定換気量とは、住宅全体或いは住宅の各階毎の換気対象容積の例えば0.5倍の空気の容量を1時間当たり換気する風量(0.5回/毎時)をいう。浴室換気装置1は、この所定換気量を単独で、若しくは他の換気装置との組合せによって満たすように、連続的又は断続的に常時換気を行うように設定されている。この所定換気量(換気回数)は、冬季等では、常時換気量が例えば0.3回/時間となるように他の時期より風量を少なくなるように制御しても良い。
この実施の形態の浴室換気装置1は、レンジフードファン22が作動した場合に、住宅における換気対象領域の換気回数を所定の換気回数に近づけるように、浴室換気装置1の24時間換気を停止したり若しくは換気風量を低減する。
この浴室換気装置1の換気停止若しくは風量低減が行われても、住宅全体として一定の換気風量に近づくように制御されるため、住宅における常時換気に必要な換気風量を満たすと共に、レンジフードファン22のスイッチを入れたときに、室内の負圧が大きくなって戸が開かなくなったり、隙間音が大きくなったり、浴室換気装置1の排気用のダクトから外気が逆流して室内に入り込むような過度の換気を防止できる。
更に、上記の実施の形態では、1モーター1ファンの浴室換気装置1を用いたが、循環用ファンと換気用ファンが別々のファンからなる2モーター2ファン形式の浴室換気装置を用いても良い。2モーター2ファン型の浴室換気装置では、24時間換気用の風路と浴室の循環用の風路とが異なる構成とされる。このため、24時間換気の風路の構成が、脱衣所及びトイレ等の他の室内の空気をダクトを介して吸い込み、換気可能な構成の場合、暖房モード時に、浴室の24時間換気は停止するが、他室から換気を行っており、24時間換気機能は継続している。従って、その際にレンジフードファン22の起動に伴って、他室からの換気についても、中断若しくは風量低減を行うようにして24時間換気機能を中断又は換気風量の低減を行うように構成することも可能である。
本発明の実施の形態にかかる換気システム並びに浴室換気装置の構成を示す図。 図1の浴室換気装置の構成を示す図。 図1の浴室換気装置において暖房時にレンジフードが起動した場合の処理を示す流れ図。
符号の説明
1 浴室換気装置
13 ファンモーター
22 レンジフード
23 レンジフードのファン
28 電流センサ
29 信号線
C 制御装置

Claims (1)

  1. 連続的又は断続的に室内の空気を常時換気する24時間換気機能を有する換気装置において、
    レンジフード等の大排気量装置の起動を検出する起動検出手段を有し、前記24時間換気を実行しているときに、前記起動検出手段が前記大排気量装置の起動を検出したとき、前記24時間換気の換気量を低減し、
    前記起動検出手段による前記大排気量装置の停止の検出に基づいて、前記24時間換気の換気量を復帰させる調整機能を有することを特徴とする換気装置。
JP2004220134A 2004-07-28 2004-07-28 換気装置 Active JP4506334B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004220134A JP4506334B2 (ja) 2004-07-28 2004-07-28 換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004220134A JP4506334B2 (ja) 2004-07-28 2004-07-28 換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006038364A JP2006038364A (ja) 2006-02-09
JP4506334B2 true JP4506334B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=35903533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004220134A Active JP4506334B2 (ja) 2004-07-28 2004-07-28 換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4506334B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10288305B2 (en) 2013-02-25 2019-05-14 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Ventilation apparatus

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5988112B2 (ja) 2012-03-09 2016-09-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 換気扇および換気システム
JP5780992B2 (ja) * 2012-03-21 2015-09-16 三菱電機株式会社 換気システム
JP2014025603A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Max Co Ltd 換気装置
JP6263412B2 (ja) * 2014-02-20 2018-01-17 トヨタホーム株式会社 換気システム
JP6656043B2 (ja) * 2016-03-28 2020-03-04 三菱電機株式会社 換気システムおよび換気装置
JP2018031510A (ja) * 2016-08-24 2018-03-01 三菱電機株式会社 換気システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3439984B2 (ja) * 1998-05-13 2003-08-25 松下エコシステムズ株式会社 台所の換気装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10288305B2 (en) 2013-02-25 2019-05-14 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Ventilation apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006038364A (ja) 2006-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4604588B2 (ja) 浴室空調装置
WO2006009171A1 (ja) 浴室空調装置
JP4506334B2 (ja) 換気装置
JP7120781B2 (ja) レンジフード用の風量制御装置
JP2011043250A (ja) 多室換気機能付き浴室暖房機
JP2006071222A (ja) 同時給排型浴室換気暖房乾燥機
JP2013057473A (ja) 浴室暖房乾燥機
JP2002048468A (ja) 浴室乾燥システム
JP2014025603A (ja) 換気装置
JP4019834B2 (ja) 浴室換気装置
JP7270568B2 (ja) 浴室乾燥機およびその制御方法
TWI668395B (zh) Bathroom dryer
JP4120565B2 (ja) 浴室換気乾燥装置
JP2005090905A (ja) 浴室暖房装置
JP2006026243A (ja) 浴室空調装置
KR20090116300A (ko) 공기조화기의 제습운전방법
JP4754203B2 (ja) 浴室空調装置
JP4947199B2 (ja) 浴室空調装置
JP4258255B2 (ja) 浴室換気乾燥装置
JP3129996B2 (ja) 他室暖房機能付き浴室暖房装置
JP2007032874A (ja) 空調装置
JP2000234774A (ja) 室内空気循環装置
JP3129993B2 (ja) 他室暖房機能付き浴室暖房装置
JP2008045757A (ja) 換気装置
JP2003269760A (ja) 洗面所空調機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100419

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4506334

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4