JP2013057473A - 浴室暖房乾燥機 - Google Patents

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夕貴 橋本
Yoshio Isori
良雄 五十里
Takahiro Honda
貴寛 本田
Shinko Fujita
真弘 藤田
Shigeki Hayashi
茂樹 林
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Abstract

【課題】浴室にて使用される、暖房、乾燥、ミストサウナ等浴室内の温度を上昇させる機能を有する浴室暖房乾燥機において、浴室内の温度ムラを低減させることを目的とする。
【解決手段】浴室1の上部の空間温度を検知する浴室上部温度センサ23を備えた本体8であって浴室1の下部の空間温度を検知する浴室下部温度センサ24と、浴室上部温度センサ23および浴室下部温度センサ24によって検知された温度の温度差から浴室1内の温度ムラを判断する浴室内温度ムラ判断手段25を設け、浴室内温度ムラ判断手段25によって、浴室1内に温度ムラがあると判断した場合、循環ファンモータ13で送風される風量を増大させることを特徴とした浴室暖房乾燥機。
【選択図】図2

Description

本発明は、浴室にて使用される、暖房、乾燥、ミストサウナ等浴室内の温度を上昇させる機能を有する浴室暖房乾燥機に関するものである。
従来、この種の浴室暖房乾燥機の吹出口には、浴室内に送風する際に送風方向を決める風向板があるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その浴室暖房機について図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、浴室暖房乾燥機は、浴室内の空気を循環させる通風手段101と、通風手段101による空気を吹き出す吹出口102と、吹出口102を通して吹き出される空気の吹き出し方向を変更する風向板103とを備え、吹出口102から吹き出される風を任意の方向に空気を吹き出すことができる構成となっている。
特許第4497631号公報(第15頁、図11)
このような従来の浴室暖房乾燥機では、浴室内の温度を上昇させる際、浴室暖房乾燥機の設置状態および浴室のサイズなどによって、浴室内の空気の対流が効率的に行なわれず、浴室内での温度ムラが発生するという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、浴室内の温度ムラを軽減することができる浴室暖房乾燥機を提供することを目的とする。
本発明の浴室暖房乾燥機は、上記目的を達成するために、浴室内の空気を浴室暖房乾燥機に取り入れる吸込口と、前記空気を加熱する空気加熱手段と、前記空気を循環させる循環送風手段と、前記循環送風手段により前記浴室内に前記空気を送風する吹出口と、前記空気が前記循環送風手段より前記吹出口に到達するまでに通過する通風路と、前記吹出口から送風された風向を変化させる風向制御手段と、前記浴室を換気する換気手段と、運転の制御を行なう運転制御手段と、前記浴室の上部の空間温度を検知する浴室上部温度検出手段とを備えた本体であって、前記浴室暖房乾燥機を操作し運転状態を表示する操作手段を備え、前記浴室の下部の空間温度を検知する浴室下部温度検出手段と、前記浴室上部温度検知手段および前記浴室下部温度検知手段によって検知された温度の温度差から前記浴室内の温度ムラを判断する浴室内温度ムラ判断手段を設け、前記浴室内温度ムラ判断手段によって、前記浴室内に温度ムラがあると判断した場合、前記循環送風手段で送風される風量を増大させることを特徴とするものである。
また、本発明は、浴室内の空気を浴室暖房乾燥機に取り入れる吸込口と、前記空気を加熱する空気加熱手段と、前記空気を循環させる循環送風手段と、前記循環送風手段により前記浴室内に前記空気を送風する吹出口と、前記空気が前記循環送風手段より前記吹出口に到達するまでに通過する通風路と、前記吹出口から送風された風向を変化させる風向制御手段と、前記浴室を換気する換気手段と、運転の制御を行なう運転制御手段と、前記浴室の上部の空間温度を検知する浴室上部温度検出手段とを備えた本体であって、前記浴室暖房乾燥機を操作し運転状態を表示する操作手段を備え、前記浴室の下部の空間温度を検知する浴室下部温度検出手段と、前記浴室上部温度検知手段および前記浴室下部温度検知手段によって検知された温度の温度差から前記浴室内の温度ムラを判断する浴室内温度ムラ判断手段を設け、前記浴室内温度ムラ判断手段によって、前記浴室内に温度ムラがあると判断した場合、前記循環送風手段で送風された風向を変化させる前記風向制御手段により風向を変化させることを特徴とするものである。
本発明によれば、室内の空気を浴室暖房乾燥機に取り入れる吸込口と、前記空気を加熱する空気加熱手段と、前記空気を循環させる循環送風手段と、前記循環送風手段により前記浴室内に前記空気を送風する吹出口と、前記空気が前記循環送風手段より前記吹出口に到達するまでに通過する通風路と、前記吹出口から送風された風向を変化させる風向制御手段と、前記浴室を換気する換気手段と、運転の制御を行なう運転制御手段と、前記浴室の上部の空間温度を検知する浴室上部温度検出手段とを備えた本体であって、前記浴室暖房乾燥機を操作し運転状態を表示する操作手段を備え、前記浴室の下部の空間温度を検知する浴室下部温度検出手段と、前記浴室上部温度検知手段および前記浴室下部温度検知手段によって検知された温度の温度差から前記浴室内の温度ムラを判断する浴室内温度ムラ判断手段を設け、前記浴室内温度ムラ判断手段によって、前記浴室内に温度ムラがあると判断した場合、前記循環送風手段で送風される風量を増大させることを特徴としたことにより、浴室内の温度ムラを軽減するという効果のある浴室暖房乾燥機を提供することができる。
また、本発明によれば、浴室内の空気を浴室暖房乾燥機に取り入れる吸込口と、前記空気を加熱する空気加熱手段と、前記空気を循環させる循環送風手段と、前記循環送風手段により前記浴室内に前記空気を送風する吹出口と、前記空気が前記循環送風手段より前記吹出口に到達するまでに通過する通風路と、前記吹出口から送風された風向を変化させる風向制御手段と、前記浴室を換気する換気手段と、運転の制御を行なう運転制御手段と、前記浴室の上部の空間温度を検知する浴室上部温度検出手段とを備えた本体であって、前記浴室暖房乾燥機を操作し運転状態を表示する操作手段を備え、前記浴室の下部の空間温度を検知する浴室下部温度検出手段と、前記浴室上部温度検知手段および前記浴室下部温度検知手段によって検知された温度の温度差から前記浴室内の温度ムラを判断する浴室内温度ムラ判断手段を設け、前記浴室内温度ムラ判断手段によって、前記浴室内に温度ムラがあると判断した場合、前記循環送風手段で送風された風向を変化させる前記風向制御手段により風向を変化させることを特徴としたことにより、浴室内の温度ムラを軽減するという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の浴室暖房乾燥機の斜視図 同浴室暖房乾燥機の側構成図 同浴室暖房乾燥機の制御手段のブロック図 同浴室暖房乾燥機の制御手段のブロック図 従来の浴室暖房乾燥機の側断面図
本発明の請求項1記載の浴室暖房乾燥機は、室内の空気を浴室暖房乾燥機に取り入れる吸込口と、前記空気を加熱する空気加熱手段と、前記空気を循環させる循環送風手段と、前記循環送風手段により前記浴室内に前記空気を送風する吹出口と、前記空気が前記循環送風手段より前記吹出口に到達するまでに通過する通風路と、前記吹出口から送風された風向を変化させる風向制御手段と、前記浴室を換気する換気手段と、運転の制御を行なう運転制御手段と、前記浴室の上部の空間温度を検知する浴室上部温度検出手段とを備えた本体であって、前記浴室暖房乾燥機を操作し運転状態を表示する操作手段を備え、前記浴室の下部の空間温度を検知する浴室下部温度検出手段と、前記浴室上部温度検知手段および前記浴室下部温度検知手段によって検知された温度の温度差から前記浴室内の温度ムラを判断する浴室内温度ムラ判断手段を設け、前記浴室内温度ムラ判断手段により前記浴室内に温度ムラがあると判断した場合、循環送風量を増大させるという構成を有する。これにより、前記浴室内温度ムラがあると判断した場合に循環風量を増大させるという作用を有することになるので、浴室内の温度ムラを軽減するという効果を奏する。
また室内の空気を浴室暖房乾燥機に取り入れる吸込口と、前記空気を加熱する空気加熱手段と、前記空気を循環させる循環送風手段と、前記循環送風手段により前記浴室内に前記空気を送風する吹出口と、前記空気が前記循環送風手段より前記吹出口に到達するまでに通過する通風路と、前記吹出口から送風された風向を変化させる風向制御手段と、前記浴室を換気する換気手段と、運転の制御を行なう運転制御手段と、前記浴室の上部の空間温度を検知する浴室上部温度検出手段とを備えた本体であって、前記浴室暖房乾燥機を操作し運転状態を表示する操作手段を備え、前記浴室の下部の空間温度を検知する浴室下部温度検出手段と、前記浴室上部温度検知手段および前記浴室下部温度検知手段によって検知された温度の温度差から前記浴室内の温度ムラを判断する浴室内温度ムラ判断手段を設け、前記浴室内温度ムラ判断手段により前記浴室内に温度ムラがあると判断した場合、前記風向制御手段により風向を変化させるという構成を有する。これにより、前記浴室内温度ムラがあると判断した場合に前記風向制御手段により風向を変化させるという作用を有することになるので、浴室内の温度ムラを軽減するという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、浴室1は浴槽2と、浴槽2と壁などで分断されていない空間である洗い場空間3を備え、天井面4には点検口5および開口部6があり、図2に示す浴室1の天井裏空間7に浴室暖房乾燥機を形成する本体8を設け、開口部6を介して浴室1に連通している。
なお、図1に示す点検口5は洗い場空間3の直上、開口部6は浴槽2の直上に位置している。
また、図2に示すように浴室暖房乾燥機は、浴室1の天井面4にパネル9が設置され、パネル9は吸込口10と吹出口11を備え、浴室暖房乾燥機の本体8は、吸込口10の近傍に浴室1の空気を吸込口10から取り入れた空気を加熱する空気加熱手段としての温水を用いた熱交換器12と、熱交換器12に対して下流側に空気を循環させる循環送風手段としての循環ファンモータ13とを備えており、循環ファンモータ13が駆動することにより、吸込口10から取り入れた空気は熱交換器12により加熱され温風となる。前記温風は、循環ファンモータ13により浴室1に空気を送風する吹出口11まで、を繋ぐ通風路14を通過し吹出口11に到達する。
さらに、前記温風は、吹出口11から送風された風向を変化させる風向制御手段としての風向板15と、前記風向板15を稼動させる手段としてのモータ好ましくはステッピングモータ(図示せず)により、浴室1の任意の方向へ送風することができる。
なお、循環ファンモータ13として、ファンは例えばシロッコファンを用い、モータはDCを用いている。
なお、本実施の形態1において、浴室暖房乾燥機の本体8に浴室1をサウナ空間とすることができる加湿手段を設けても良い。
なお、本実施の形態1では空気加熱手段として温水を用いた熱交換器12を用いたが、熱交換器12に換えてPTCヒータ、ハロゲンヒータ、シーズヒータ等他の電気式ヒータでもよい。
そして、前記浴室暖房乾燥機は、本体8の点検口5側の外部に浴室1の空気を屋外に排出する換気手段としての換気ファンモータ16を備えた換気部17をねじ止めさせて設け、換気部17と本体8を連通し連通する開口形状(開口面積に相当)を調節するダンパ18を備え、浴室1の換気を行うことができる。
なお、換気ファンモータ16として、ファンは例えばシロッコファンを用い、モータはDCを用いている。
なお、ダンパ18なし、本体8内部に換気手段を備えた浴室暖房乾燥機、または外部換気装置と浴室暖房乾燥機とをダクト配管を介して連通する構成でも良い。
また、前記浴室暖房乾燥機は、運転の制御を行なう運転制御手段としての電装基板19と、前記浴室暖房乾燥機を脱衣室20内から操作し運転状態を表示する操作手段としての脱衣室リモコン21と前記浴室暖房乾燥機を浴室1から操作し運転状態を表示する操作手段としての浴室リモコン22とを備え、脱衣室リモコン21および浴室リモコン22からの操作により、浴室暖房乾燥機の運転を行うことができる。
また、前記浴室暖房乾燥機は、浴室上部温度検知手段としての浴室上部温度センサ23と、浴室下部温度検知手段としての浴室下部温度センサ24と、浴室上部温度センサ23と浴室下部温度センサ24で検知された温度より浴室1の上部と下部の空間温度差すなわち浴室上下温度差を演算しかつ浴室1内の温度ムラの程度を判断する浴室温度ムラ判定手段25を備えており、浴室1内の温度ムラの程度を判断する。
なお、浴室上部温度センサ23および浴室下部温度センサ24は、サーミスタセンサや赤外線センサ他多種の温度センサを用いてよく、さらに浴室上部温度センサ23および浴室下部温度センサ24は浴室1の上部および下部の空間温度を検知できる位置に設置されればよい。
なお、浴室上部温度センサ23は本体8の内部に、浴室下部温度センサ24は浴室リモコン22の内部に設置されてもよく、これにより施工時に浴室上部温度センサ23および浴室下部温度センサ24を別途設置する手間を省くことが可能となる。ただし、浴室下部温度センサ24を浴室リモコン22の内部に設置する場合、浴室リモコン22は浴槽2と洗い場空間3の中間かつ使用者が洗い場に座った状態で操作しやすい位置に設置されることが良い。
また、浴室温度ムラ判定手段25は電装基板19の内部に設置されてもよく、これにより浴室温度ムラ判定手段25から電装基板19への通信が容易となる。
図3に示すように、浴室リモコン22もしくは脱衣室リモコン21を操作することで浴室1内の温度を上昇させる運転モード、例えば暖房運転、乾燥運転、ミストサウナ運転などが始動すると、風向板15は運転モード毎に使用者が設定した角度A0となるが、その角度A0の設定はあらかじめ設定されているいくつかの設定角度から使用者が選択するものであり、前記使用者が詳細に角度を設定することはできない。
そして、循環ファンモータ13が作動すると吸込口10から吸い込まれた空気は熱交換器12および通風路14を経て吹出口11へ到達し、風向板15により定められた角度A0で浴室1に吹き出される。その際吹き出される空気の風量は、あらかじめ各運転モードで設定されている初期設定値Q0である。
なお、角度とは、天井面4と風向板15との間の洗い場空間3側の角度である。
その後、徐々に浴室1内の温度は上昇するが、浴室暖房乾燥機の設置状態や浴室1の広さなどの影響により浴室1内の温度ムラが大きくなることがある。
浴室温度ムラ判定手段25は運転開始より一定時間T(例えば5分)が経過した後、一定時間t(例えば1分)毎に浴室1内の温度ムラの程度を判断するが、その判断基準は浴室上下温度差Dが温度ムラ判定閾値以上であるかないかである。
浴室1内の温度ムラが大きいと判断された場合、電装基板19は循環ファンモータ13の動作を変更させ循環風量をQ0よりQ1へと増大させるが、循環風量をQ1へと増大させた後、一定時間t経過した際に、浴室上下温度差Dが温度ムラ判定閾値以下となることで浴室1内の温度ムラが低減されたと判断されると、循環風量が初期設定値Q0となるよう再度循環ファンモータ13の動作が変更される。ここで、循環風量をQ1へと増大させた後でも浴室1内の温度ムラが低減してないと判断されると、循環風量はQ2へと増大されるよう循環ファンモータ13の動作は変更される。この循環ファンモータ13の動作変更は、浴室1内の温度ムラが低減したと判断されるまで繰り返されるが、循環風量は無限に増大されるわけでなく、循環風量の最大設定値Qmaxまで増大されることとし、浴室1内の温度ムラが低減したと判断された後は循環風量は初期設定値Q0に変更されることとする。
なお、浴室1内の温度ムラが低減したと判断された後、増大させていた循環風量を初期設定値Q0に変更することで浴室1内の温度ムラを低減させながらも、使用するエネルギーを必要最低限に抑えた運転が可能となる。
また電装基板19は前記の浴室1内の温度ムラが低減したと判断された際の循環ファンモータ13の動作を記憶する。そして次回同じ運転モードで運転開始する際には、循環ファンモータ13はその記憶した動作を行い、それにより浴室1内の温度をムラなく素早く上昇させることができる。この際にも浴室上下温度差Dが温度ムラ判定閾値未満になれば循環風量は初期設定値Q0へと変更される。この理由は先に記したように使用するエネルギーを必要最低限に抑えて運転するためである。
なお、上記のように、風量を増大させて浴室1内の温度ムラを低減させる手段は、作動させないように設定することも可能であるとする。
また、浴室1内に温度ムラがあると判断された場合に浴室1内の温度ムラを低減させる手段として風向を変化させる場合の動作について説明する。
図4に示すように、運転開始後、一定時間T経過した後の浴室上下温度差D0が温度ムラ判定閾値以上であり、浴室1内に温度ムラがあると判断された場合、電装基板19は風向板15を使用者が設定した角度A0から一定角度α度(例えば3度)洗い場空間3側へ向けた角度A1に変更させる。
風向板15の角度をA1に変更し一定時間t経過した後の浴室上下温度差D1がD0よりも小さくなった場合、A0よりA1の方が浴室1内の温度ムラを低減するために適した風向板15の角度であると判断し、さらに風向板15をα度洗い場空間3側へと向けA2とし、その際の浴室上下温度差D2が先ほど検知した浴室上下温度差D1より大きいか小さいかを判断する。上記の判断を風向板15の角度を変化させる前の角度Abにおける浴室上下温度差Dbより風向板15の角度を変化させた後の角度Aaにおける浴室上下温度差Daが大きくなるまで繰り返す。DaがDbより大きくなった時点でAbが浴室1内の温度ムラを最も低減させる角度と判断し、風向板15の角度をAbへと変更しその角度で風向板15を停止させた状態で運転を継続する。
もし、前記D1がD0よりも大きくなった場合には、風向板15を洗い場空間3側へ向けるのは適切でないと判断し、風向板15は一定角度α度浴槽2側へ向けられる。洗い場空間3側へ風向板15を向ける場合と同様に、風向板15の角度を変化させる前の角度Abにおける浴室上下温度差Dbより風向板15の角度を変化させた後の角度Aaにおける浴室上下温度差Daが大きくなるまで動作を繰り返し、DaがDbより大きくなった時点でAbが浴室1内の温度ムラを最も低減させる角度と判断し、風向板15の角度をAbへと変更しその角度で風向板15を停止させた状態で運転を継続する。
また、単純に風向板15を可動できる最小角度Aminから最大角度Amaxまで変化させ、その中で浴室1内上下温度差Dが最も小さくなる角度が浴室1内の温度ムラを最も低減させる角度と判断してもよい。なお、この際に風向板15の動作方法などには特に規定はない。
また、電装基板19は上記の浴室1内の温度ムラを最も低減させる角度を記憶する。そして、次回同じ運転モードで運転開始する際には、その記憶した角度より運転を開始させ、運転開始直後より浴室1内の温度ムラの少ない快適な入浴環境を整える。なお使用者が風向設定を変更した場合には速やかにその風向に変更するが、次回運転開始時には浴室1内の温度ムラを最も低減させる角度で運転開始することとするが、運転開始時の風向板15の角度をあらかじめ浴室暖房乾燥機で設定されているいくつかの設定角度にして運転開始することもできるものとする。
本発明にかかる浴室暖房乾燥機は、浴室の上部と下部の空間温度を検知することにより浴室内の温度ムラの程度を判断し、浴室内の温度ムラの低減を可能とするものであるので、浴室に使用される、浴室内の温度ムラを少なくできる快適な浴室暖房乾燥機として有用である。
1 浴室
2 浴槽
3 洗い場空間
4 天井面
5 点検口
6 開口部
7 天井裏空間
8 本体
9 パネル
10 吸込口
11 吹出口
12 熱交換器
13 循環ファンモータ
14 通風路
15 風向板
16 換気ファンモータ
17 換気部
18 ダンパ
19 電装基板
20 脱衣室
21 脱衣室リモコン
22 浴室リモコン
23 浴室上部温度センサ
24 浴室下部温度センサ
25 浴室温度ムラ判定手段

Claims (3)

  1. 浴室内の空気を浴室暖房乾燥機に取り入れる吸込口と、前記空気を加熱する空気加熱手段と、前記空気を循環させる循環送風手段と、前記循環送風手段により前記浴室内に前記空気を送風する吹出口と、前記空気が前記循環送風手段より前記吹出口に到達するまでに通過する通風路と、前記吹出口から送風された風向を変化させる風向制御手段と、前記浴室を換気する換気手段と、運転の制御を行なう運転制御手段と、前記浴室の上部の空間温度を検知する浴室上部温度検出手段とを備えた本体であって、前記浴室暖房乾燥機を操作し運転状態を表示する操作手段を備え、前記浴室の下部の空間温度を検知する浴室下部温度検出手段と、前記浴室上部温度検知手段および前記浴室下部温度検知手段によって検知された温度の温度差から前記浴室内の温度ムラを判断する浴室内温度ムラ判断手段を設け、前記浴室内温度ムラ判断手段によって、前記浴室内に温度ムラがあると判断した場合、前記循環送風手段で送風される風量を増大させることを特徴とした浴室暖房乾燥機。
  2. 浴室内の空気を浴室暖房乾燥機に取り入れる吸込口と、前記空気を加熱する空気加熱手段と、前記空気を循環させる循環送風手段と、前記循環送風手段により前記浴室内に前記空気を送風する吹出口と、前記空気が前記循環送風手段より前記吹出口に到達するまでに通過する通風路と、前記吹出口から送風された風向を変化させる風向制御手段と、前記浴室を換気する換気手段と、運転の制御を行なう運転制御手段と、前記浴室の上部の空間温度を検知する浴室上部温度検出手段とを備えた本体であって、前記浴室暖房乾燥機を操作し運転状態を表示する操作手段を備え、前記浴室の下部の空間温度を検知する浴室下部温度検出手段と、前記浴室上部温度検知手段および前記浴室下部温度検知手段によって検知された温度の温度差から前記浴室内の温度ムラを判断する浴室内温度ムラ判断手段を設け、前記浴室内温度ムラ判断手段によって、前記浴室内に温度ムラがあると判断した場合、前記循環送風手段で送風された風向を変化させる前記風向制御手段により風向を変化させることを特徴とする浴室暖房乾燥機。
  3. 浴室内に温度ムラがあると判断した場合、循環送風手段で送風される風量を増大させ、かつ、前記循環送風手段で送風された風向を変化させる前記風向制御手段により風向を変化させることを特徴とした請求項1記載の浴室暖房乾燥機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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