JP2007315709A - 浴室空調装置 - Google Patents

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和幸 鈴木
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Abstract

【課題】必要以上に電動ルーバを動作さることなく、電動ルーバの固着の防止を図ることのできる浴室空調装置を提供する。
【解決手段】吹出口9から浴室内へ吹き出される空気の方向を変える電動ルーバ17Aを備えた浴室空調装置1であって、前記浴室の使用状態を判断する使用判断手段を設け、この使用判断手段の判断に基づいて電動ルーバ17Aを動作させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、吹出口から浴室内へ吹き出される空気の方向、または浴室内の空気を吸い込む吸込口の開度を変える可動手段を備えた浴室空調装置に関する。
従来から、浴室内の暖房や乾燥や換気などを行う暖房付換気乾燥機が知られている(特許文献1参照)。
かかる暖房付換気乾燥機は、予備暖房モード,浴中暖房モード,衣類乾燥モード,浴室乾燥モード,換気モードなどを有し、各モードで最適な風向制御を行うために電動ルーバを備えている。
このような暖房付換気乾燥機では、夏場などのとき予備暖房モード,浴中暖房モード,衣類乾燥モード,浴室乾燥モードなどを長期間行わない場合、ルーバの摺動部が固着することがあり、これを防止するため電動ルーバを一定時間毎に動作させている。
特開2001−198397号公報
しかしながら、このような暖房付換気乾燥機にあっては、浴室を使用しない場合、電動ルーバを一定時間毎に駆動させるため、必要以上に電動ルーバを動作させてしまうという問題があった。
この発明の目的は、必要以上に電動ルーバを動作さることなく、電動ルーバの固着の防止を図ることのできる浴室空調装置を提供することにある。
この発明は、吹出口から浴室内へ吹き出される空気の方向、または浴室内の空気を吸い込む吸込口の開度を変える可動手段を備えた浴室空調装置であって、
前記浴室の使用状態を判断する使用判断手段を設け、
この使用判断手段の判断に基づいて前記可動手段を動作させることを特徴とする。
この発明によれば、必要以上に可動手段を動作させることなく、可動手段の固着の防止を図ることができる。
以下、この発明に係わる浴室空調装置の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施例]
図1および図2に示す浴室空調装置1は、空気を吸い込んで吹き出す循環・換気ファン部2と、循環・換気ファン部2が取り付けられる本体部3を備える。循環・換気ファン部2は給気手段の一例で、多翼の羽根車4と、羽根車4を回転駆動するファンモータ5と、風路を形成するファンケース6を備える。
本体部3は、下面が開口した鉄等の金属製のケースの内部に循環・換気ファン部2が取り付けられる。本体部3は、下面の形状が長方形であり、循環・換気ファン部2は、羽根車4が本体部3の長手方向の一方の側に偏って配置される。
ファンモータ5は、羽根車4の回転軸が鉛直方向となるように、ファンケース6に取り付けられる。
ファンケース6は、羽根車4の軸方向に沿った下面が開口してファン吸込口7が形成される。また、ファンケース6は、羽根車4の回転による空気の吹出方向を、本体部3の長手方向に沿った方向とした吹出風路8が形成される。
ここで、羽根車4の直径及びファンケース6の大きさは、本体部3の短手方向の長さに合わせて設定される。
浴室空調装置1は、吹出風路8と連通したファン吹出口9を、循環・換気ファン部2の下面に備える。ファン吹出口9は、羽根車4が回転駆動されることによる空気の吹出方向に沿った本体部3の長手方向の他方の側に形成され、本体部3の長手方向に沿った辺の長さより、本体部3の短手方向に沿った辺の長さを長くした長方形の開口である。
また、浴室空調装置1は、吹出風路8と連通した排気口10を、循環・換気ファン部2の側部に備える。排気口10は、羽根車4が回転駆動されることによる空気の吹出方向に沿った本体部3の長手方向の他方の側面に形成され、本体部3は、排気口10にダクトジョイント11が取り付けられる。
浴室空調装置1は、ファン吹出口9と排気口10との間で風路を切り替える風路切替ダンパ12を備える。風路切替ダンパ12は、ダンパモータ13の駆動力がカム13aを介して伝達され、軸12aを支点に回転して、ファン吹出口9と排気口10の開閉動作を行う。
循環・換気ファン部2は、風路切替ダンパ12の位置を、図1に実線で示すように排気口10を閉じる循環位置とすると、ファン吹出口9が開いて、ファン吸込口7からファン吹出口9へ連通した循環風路14aが形成される。
また、循環・換気ファン部2は、風路切替ダンパ12の位置を、図1に一点鎖線で示すようにファン吹出口9を閉じる換気位置とすると、排気口10が開いて、ファン吸込口7から排気口10へ連通した換気風路14bが形成される。
更に、循環・換気ファン部2は、風路切替ダンパ12の位置を、図1に二点鎖線で示す循環位置と換気位置の間の循環換気位置とすると、ファン吹出口9と排気口10の双方が開いて、循環風路14aと換気風路14bの双方が形成される。
浴室空調装置1は、循環・換気ファン部2のファン吹出口9にヒータ15を備える。ヒータ15は加熱手段の一例で、例えばPTCヒータで構成され、ヒータ15に通電されると、ヒータ15が加熱されることでファン吹出口9を通る空気が加熱され、ファン吹出口9から温風が吹き出す。
ここで、ヒータ15は、棒状のヒータ部材15aに長手方向に沿って多数のフィン15bが取り付けられた構成で、フィン15bが並ぶ方向を、ファン吹出口9の長手方向に沿った向きとしてファン吹出口9に取り付けられる。
また、ファン吹出口9の短手方向の幅は、2本のヒータ15が並べて取り付けられる長さを有し、本例では、2本のヒータ15がファン吹出口9の短手方向に並べて取り付けられる。なお、ヒータ15の本数は例えば電源電圧等に応じて設定され、1本のヒータ15が取り付けられる構成でも良い。
ファン吹出口9には、ヒータ15の過熱を防止するためのサーミスタ(温度検知手段)100が設けられており、このサーミスタ100が上限温度を検出したときヒータ15の通電を停止し、下限温度を検出したときには通電を復帰させるようになっている。
浴室空調装置1は、本体部3の下面にフロントパネル16を備える。フロントパネル16は、循環・換気ファン部2のファン吸込口7の下面を開口して吸込口グリル16aが形成されると共に、ファン吹出口9の下面を開口して吹出口グリル16bが形成される。
吹出口グリル16bは、ファン吹出口9と同様に、本体部3の短手方向に沿った辺の長さを長くした長方形の開口である。
浴室空調装置1は、吹出口グリル16bに電動ルーバ17Aを備える。
図3は可動手段である電動ルーバ17Aの一例を示す斜視図である。電動ルーバ17Aは、吹出口グリル16b(ファン吹出口9)の短手方向に沿って延び、吹出口グリル16bの長手方向に沿って並列した複数枚の第1の整流板18aと、第1の整流板18aの向きを変える第1のルーバモータ19aと、各第1の整流板18aに駆動力を伝達する第1のリンク機構20aを備える。電動ルーバ17Aは、第1の整流板18a、第1のルーバモータ19a及び第1のリンク機構20aにより、第1の風向切替手段を構成する。
また、電動ルーバ17Aは、第1の整流板18aと直交する向きに配置される複数枚の第2の整流板18bと、第2の整流板18bの向きを変える第2のルーバモータ19bと、各第2の整流板18bに駆動力を伝達する第2のリンク機構20bを備える。電動ルーバ17Aは、第2の整流板18b、第2のルーバモータ19b及び第2のリンク機構20bにより、第2の風向切替手段を構成する。
各第1の整流板18aは、図示しない枠体等に軸21aを支点に回転自在に支持され、1枚の第1の整流板18aの軸21aに第1のルーバモータ19aの軸が連結されている。第1のルーバモータ19aはステッピングモータで構成され、第1の整流板18aの往復回転動作が可能である。
各第1の整流板18aは、第1のリンク機構20aを構成するリンクロッド22aで連結される。
これにより、第1のルーバモータ19aが回転駆動されると、複数枚の第1の整流板18aの中で、第1のルーバモータ19aの軸と連結された第1の整流板18aが軸21aを支点に回転すると共に、各第1の整流板18aがリンクロッド22aで連結されているので、各第1の整流板18aが軸21aを支点に回転する。
第2の整流板18bも、第1の整流板18aと同様の構成で駆動され、各第2の整流板18bは、図示しない枠体等に軸21bを支点に回転自在に支持され、1枚の第2の整流板18bの軸21bに第2のルーバモータ19bの軸が連結されている。第2のルーバモータ19bはステッピングモータで構成され、第2の整流板18bの往復回転動作が可能である。
各第2の整流板18bには、第2のリンク機構20bを構成するリンクレバー23bが取り付けられ、各リンクレバー23bがリンクロッド22bで連結される。
これにより、第2のルーバモータ19bが回転駆動されると、複数枚の第2の整流板18bの中で、第2のルーバモータ19bの軸と連結された第2の整流板18bが軸21bを支点に回転すると共に、各第2の整流板18bがリンクレバー23b及びリンクロッド22bで連結されているので、各第2の整流板18bが軸21bを支点に回転する。
<浴室空調装置の設置例>
図4は浴室空調装置1の設置例を示す浴室の構成図である。まず、本実施の形態の浴室空調装置1が設置される浴室51の構成について説明すると、浴室51は、浴槽52と洗い場53を備える。浴槽52は一般的に長方形であり、浴槽52と洗い場53は、浴槽52の短手方向に沿って並んでいる。
浴室51は、浴槽52の上部に物干し部材であるランドリパイプ54を備える。ランドリパイプ54は、浴槽52の長手方向に沿って延び、浴室51の対向する壁面パネル55に取り付けられる。なお、浴室51に設置されるランドリパイプ54の本数は、1本または2本程度であり、本例では、2本のランドリパイプ54が平行に配置される。
また、物干し部材であるランドリパイプは、洗濯物等の被乾燥物が乾燥できるようになっていれば、パイプ状の部材に限らず、紐状であっても良く、他のものであっても良い。
浴室空調装置1は、浴室51の天井パネル56に設置される。浴室51の天井パネル56には、浴室空調装置1の本体部3が取り付けられる開口部が形成され、浴室空調装置1は、例えば、本体部3が図示しないアンカーボルト等で浴室51の天井裏に吊り下げられる形態で、天井パネル56に取り付けられる。そして、浴室空調装置1は、本体部3の下面にフロントパネル16が取り付けられ、フロントパネル16の吸込口グリル16aと吹出口グリル16bが、浴室51内に面する。
なお、浴室51の天井パネル56に設置された浴室空調装置1は、本体部3のダクトジョイント11に排気ダクト57が取り付けられる。排気ダクト57は、浴室51が設置される図示しない建物の外壁に取り付けられる屋外グリル57aと接続され、浴室空調装置1は、排気ダクト57を介して屋外とつながっている。
次に、浴室空調装置1を設置する向きについて、図1〜図4を参照して説明する。浴室空調装置1は、上述したように、本体部3の下面の形状が長方形であり、本体部3の向きが、浴槽52の長手方向に沿う向きとして、浴槽52の上部に設置される。
これにより、浴室空調装置1は、吹出口グリル16bの向きが、ランドリパイプ54の長手方向及び浴槽52の長手方向に対して直交する向きとなる。
<浴室空調装置の制御系>
図5は浴室空調装置1の制御系の構成を示すブロック図である。図5において、61はCPUやメモリ等で構成される制御部(制御手段)61であり、この制御部61は操作部62の操作やサーミスタ100の検出信号に基づいて、ファンモータ5,ダンパモータ13,ヒータ15,第1のルーバモータ19a及び第2のルーバモータ19bを制御するものである。また、制御部61はサーミスタ100の検出信号に基づいて浴室51の使用を判断する使用判断手段としての機能を有している。サーミスタ100の代わりに湿度センサ101,照明スイッチ102を使用判断手段として用いてもよい。
操作部62は、浴室空調装置1の本体部3と独立したリモートコントロール装置で、例えば浴室51に隣接した洗面所58の壁面等に取り付けられ、本体部3に実装される制御部61とは例えば電気ケーブルで接続される。
<電動ルーバの動作例>
図6及び図7は電動ルーバ17Aの動作例を示す説明図で、次に、浴室空調装置1の吹出口グリル16bに設置される電動ルーバ17Aの動作について説明する。
図6(a)に示すように、第1のルーバモータ19aが矢印a方向に回転駆動されると、第1のルーバモータ19aと連結された第1の整流板18aが軸21aを支点に矢印a方向に回転すると共に、各第1の整流板18aがリンクロッド22aで連結されているので、各第1の整流板18aが軸21aを支点に矢印a方向に回転する。
浴室空調装置1は、長方形の吹出口グリル16bの向きが、上述したようにランドリパイプ54に対して直交する向きで、第1の整流板18aは、吹出口グリル16bの短手方向に沿って延び、かつ吹出口グリル16bの長手方向に沿って並列している。
これにより、複数の第1の整流板18aが、それぞれ軸21aを支点に矢印a方向に回転すると、各第1の整流板18aは、図6(b)に示すように一の方向、本例では図4に示す浴室51の洗い場53方向に向く。
これに対して、第1のルーバモータ19aが矢印b方向に回転駆動されると、第1のルーバモータ19aと連結された第1の整流板18aが軸21aを支点に矢印b方向に回転すると共に、各第1の整流板18aが軸21aを支点に矢印b方向に回転する。これにより、各第1の整流板18aは、図6(c)に示すように他の方向、本例では図4に示す浴室51のランドリパイプ54(浴槽52)方向に向く。
ここで、本例では浴槽52と洗い場53との並び方向が第1の方向で、浴槽52及びランドリパイプ54の長手方向が第2の方向であり、第1の方向と第2の方向は異なる向きで、かつ、第1の方向と第2の方向は直交している。
図7(a)に示すように、第2のルーバモータ19bが矢印c方向に回転駆動されると、第2のルーバモータ19bと連結された第2の整流板18bが軸21bを支点に矢印c方向に回転すると共に、各第2の整流板18bがリンクレバー23b及びリンクロッド22bで連結されているので、各第2の整流板18bが軸21bを支点に矢印c方向に回転する。これにより、各第2の整流板18bは、図7(b)に示すように一の方向に向く。
これに対して、第2のルーバモータ19bが矢印d方向に回転駆動されると、第2のルーバモータ19bと連結された第2の整流板18bが軸21bを支点に矢印d方向に回転すると共に、各第2の整流板18bが軸21bを支点に矢印d方向に回転する。これにより、各第2の整流板18bは、図7(c)に示すように他の方向に向く。
第2の整流板18bは、上述したように、第1の整流板18aに対して直交しているので、第2の整流板18bは、吹出口グリル16bの長手方向に沿って延び、かつ吹出口グリル16bの短手方向に沿って並列している。
従って、第2のルーバモータ19bを所定の範囲で往復回転動作させると、第2の整流板18bは、図7(b)に示す一の方向と図7(c)に示す他の方向の間を往復し、本例では、図4に示す浴室51のランドリパイプ54に沿った第2の方向に沿って往復する。
<浴室空調装置の動作例>
次に、本実施の形態の浴室空調装置1の動作を各図を参照して説明する。浴室空調装置1の制御部61は、操作部62における操作で暖房運転モードが選択されると、ダンパモータ13を駆動して、風路切替ダンパ12を図1に実線で示す循環位置にする。
また、制御部61は、第1のルーバモータ19aを駆動して、第1の整流板18aの向きを図6(b)に示す一の方向とし、吹出口グリル16bからの送風方向を洗い場53方向にする。
そして、ファンモータ5を駆動して羽根車4を回転させると共に、ヒータ15に通電する。
浴室空調装置1は、羽根車4が回転すると、フロントパネル16の吸込口グリル16aから、浴室51の空気がファン吸込口7へと吸い込まれる。
暖房運転モードでは、風路切替ダンパ12が循環位置にあるので、ファンケース6では、ファン吸込口7からファン吹出口9へ連通した循環風路14aが形成されている。
これにより、羽根車4が回転することでファン吸込口7から吸い込まれた浴室51の空気は、循環風路14aによってファン吹出口9へと流れる。ヒータ15はファン吹出口9に備えられ、暖房運転モードではヒータ15に通電されているので、ファン吹出口9へと流れてヒータ15を通る空気はヒータ15によって加熱され、吹出口グリル16bから吹き出される。
そして、吹出口グリル16bでは、電動ルーバ17Aによって、第1の整流板18aの向きが、洗い場53方向を向いているので、図4に破線の矢印Hで示すように、吹出口グリル16bから洗い場53に向けて温風が吹き出される。
従って、暖房運転モードでは、浴室51内の空気を循環させながら浴室51内を暖房して、温度を上げることができる。また、暖房運転モードでは、温風の吹き出し方向が洗い場53方向であるので、洗い場53の床面を温めることができ、入浴者が浴室51に入った際に、足元が冷たく感じることを防ぐことができる。
浴室空調装置1の制御部61は、操作部62における操作で換気運転モードが選択されると、ダンパモータ13を駆動して、風路切替ダンパ12を図1に一点鎖線で示す換気位置にする。そして、ファンモータ5を駆動して羽根車4を回転させる。なお、換気運転モードでは、ヒータ15には通電しない。
浴室空調装置1は、羽根車4が回転すると、上述したように、フロントパネル16の吸込口グリル16aから、浴室51の空気がファン吸込口7へと吸い込まれる。
換気運転モードでは、風路切替ダンパ12が換気位置にあるので、ファンケース6では、ファン吸込口7から排気口10へ連通した換気風路14bが形成されている。
これにより、羽根車4が回転することでファン吸込口7から吸い込まれた浴室51の空気は、換気風路14bによって排気口9へと流れ、排気口9に取り付けられたダクトジョイント11を介して接続される排気ダクト57を通って屋外グリル57aから屋外へ排気される。また、浴室51内の空気が屋外に排出されることで、図4に示す浴室ドア59等に設けた空気取入口59aから、隣接する室内である洗面所58等の空気が吸い込まれる。
従って、換気運転モードでは、浴室51内の湯気や湿気を排出して結露等を抑制し、カビの発生を抑えることができる。なお、換気運転モードでは、風路切替ダンパ12を循環換気位置として、浴室51内の空気を循環させながら、換気を行っても良い。
浴室空調装置1の制御部61は、操作部62における操作で乾燥運転モードが選択されると、ダンパモータ13を駆動して、風路切替ダンパ12を図1に二点鎖線で示す循環換気位置にする。
また、制御部61は、第1のルーバモータ19aを駆動して、第1の整流板18aの向きを図6(c)に示す他の方向とし、吹出口グリル16bからの送風方向をランドリパイプ54方向にする。
更に、制御部61は、第2のルーバモータ19bを駆動して、第2の整流板18bの向きを、図7(b)に示す一の方向と図7(c)に示す他の方向の間で往復させ、吹出口グリル16bからの送風方向を、ランドリパイプ54に沿って往復させる。
そして、ファンモータ5を駆動して羽根車4を回転させると共に、ヒータ15に通電する。
浴室空調装置1は、羽根車4が回転すると、上述したように、フロントパネル16の吸込口グリル16aから、浴室51の空気がファン吸込口7へと吸い込まれる。
乾燥運転モードでは、風路切替ダンパ12が循環換気位置にあるので、ファンケース6では、ファン吸込口7からファン吹出口9へ連通した循環風路14aとファン吸込口7から排気口9へ連通した換気風路14bの双方が形成されている。
これにより、羽根車4が回転することでファン吸込口7から吸い込まれた浴室51の空気の一部は、循環風路14aによってファン吹出口9へと流れ、ヒータ15によって加熱されて、吹出口グリル16bから吹き出される。
そして、吹出口グリル16bでは、電動ルーバ17Aによって、第1の整流板18aの向きが、ランドリパイプ54方向を向いているので、図4(b)に実線の矢印Iで示すように、吹出口グリル16bからランドリパイプ54に向けて温風が吹き出される。
また、吹出口グリル16bの向きが、ランドリパイプ54に対して直交しているので、ランドリパイプ54に掛けられた洗濯物Sの幅W方向の全体に温風が吹き出される。
更に、吹出口グリル16では、電動ルーバ17Aによって、第2の整流板18bの向きが、ランドリパイプ54に沿って往復しているので、図4(a)に実線の矢印Jで示すように、吹出口グリル16bからランドリパイプ14に沿って広範囲に温風が吹き出される。
また、乾燥運転モードでは、羽根車4が回転することでファン吸込口7から吸い込まれた浴室51の空気の残部は、換気風路14bによって排気口9へと流れ、排気ダクト57を通って屋外グリル57aから屋外へ排気される。また、浴室51内の空気が屋外に排出されることで、浴室ドア59の空気取入口59a等から、洗面所58の空気が吸い込まれる。
従って、乾燥運転モードでは、浴室51内に温風を吹き出して、ランドリパイプ54に掛けられた洗濯物を乾燥させることができる。そして、電動ルーバ17Aによってランドリパイプ54に沿って温風が吹き出されるので、ランドリパイプ54のどの場所に掛けられた洗濯物に対しても温風を当てることができる。更に、吹出口グリル16bの向きが、ランドリパイプ54に対して直交しているので、ランドリパイプ54に掛けられた洗濯物の幅方向の全体に温風を当てることができると共に、図4に示すように2本のランドリパイプ54を設置した場合でも、各ランドリパイプ54に掛けられた洗濯物S全体に温風を当てることができる。よって、多くの洗濯物Sに温風が当たることで、乾燥時間を短縮することができる。
また、浴室51内の空気の一部は屋外に排気されて換気が行われるので、湿気等を排出して、洗濯物の乾燥を促進することができる。
浴室空調装置1の制御部61は、操作部62における操作で涼風運転モードが選択されると、ダンパモータ13を駆動して、風路切替ダンパ12を図1に二点鎖線で示す循環換気位置にする。
また、制御部61は、第1のルーバモータ19aを駆動して、第1の整流板18aの向きを図6(b)に示す一の方向とし、吹出口グリル16bからの送風方向を洗い場53方向にする。
そして、ファンモータ5を駆動して羽根車4を回転させる。なお、涼風運転モードでは、ヒータ15には通電しない。
浴室空調装置1は、羽根車4が回転すると、上述したように、フロントパネル16の吸込口グリル16aから、浴室51の空気がファン吸込口7へと吸い込まれる。
涼風運転モードでは、風路切替ダンパ12が循環換気位置にあるので、ファンケース6では、ファン吸込口7からファン吹出口9へ連通した循環風路14aとファン吸込口7から排気口9へ連通した換気風路14bの双方が形成されている。
これにより、羽根車4が回転することでファン吸込口7から吸い込まれた浴室51の空気の一部は、循環風路14aによってファン吹出口9へと流れる。涼風運転モードでは、ヒータ15に通電されないので、吹出口グリル16bから浴室51内の温度に応じた風(涼風)が吹き出される。
そして、吹出口グリル16bでは、電動ルーバ17Aによって、第1の整流板18aの向きが、洗い場53方向を向いているので、吹出口グリル16bから洗い場53に向けて涼風が吹き出される。
また、涼風運転モードでは、羽根車4が回転することでファン吸込口7から吸い込まれた浴室51の空気の残部は、換気風路14bによって排気口9へと流れ、排気ダクト57を通って屋外グリル57aから屋外へ排気される。また、浴室51内の空気が屋外に排出されることで、浴室ドア59の空気取入口59a等から、浴室51に隣接した洗面所58の空気が吸い込まれる。
従って、涼風運転モードでは、洗い場53に向けて涼風を吹き出すことで、洗い場53に居る入浴者に涼風を当てて、夏季等に扇風機として利用することができる。また、浴室51内の空気の一部は屋外に排気されて換気が行われるので、湿気等を排出することができる。
なお、涼風運転モードでは、風路切替ダンパ12を循環位置として、換気を行わずに浴室51内で循環させる空気で涼風の吹き出しを行っても良い。また、涼風運転モードでは、空気の吹き出し方向を浴槽52側としても良い。
<電動ルーバの固着防止の動作例>
浴室空調装置1が24時間換気運転モード(常時換気運転モード)に設定された場合、あるいは運転が停止されると、風路切替ダンパ12が換気位置に移動されるとともに電動ルーバ17Aの第1の整流板18aが図6(b)または図6(c)に示す位置へ移動され、第2の整流板18bが図7(b)または図7(c)に示す位置へ移動される。これは、下からヒータ15などが見えないように隠すためである。
ここで、24時間換気運転モードとは、図4に示す浴室ドア59等に設けた空気取入口59aを利用して、隣接する洗面所58や他の室内の空気を吸い込ませて各部屋の換気を行うものであり、換気が必要なエリアの容積を換気量とし、この換気量だけ換気が行われた場合を換気回数を1回とし、換気回数が例えば0.5回/時間を満たすように換気を行うことである。
24時間換気運転モードが設定された場合や運転が停止された場合、制御部61は電動ルーバ17Aの固着防止の処理動作に入る。以下、この処理動作を図8に示すフロー図に基づいて説明する。
ステップ1では、サーミスタ100の出力に基づいて浴室51の温度を1秒毎に検出していき、この検出した浴室51の温度を採取する。
ステップ2では、浴室51の温度を採取した時点から所定時間経過(例えば10分経過)したか否かが判断され、ノーであればステップ1へ戻りイエスであればステップ3へ進む。すなわち、10分経過するまでステップ1,2の処理が繰り返し行われる。
そして、10分経過するとステップ3へ進み、ステップ3では浴室51の温度を図示しないメモリに記憶させていく。すなわち、ステップ3では10分経過ごとに例えば図9に示すように浴室51の温度を図示しないメモリに記憶させていく。この実施例では、10分ごとに浴室51の温度をメモリに記憶させていくが、例えば5分ごとや15分ごとのように異なる間隔で記憶させてよい。
ステップ4では、上記メモリに記憶されたデータに基づいて過去1時間以内に第1温度である最高温度と第2温度である最低温度が所定温度(例えば5°C)以上の温度差のデータが有るか否かが判断され、ノーであればステップ1へ戻り、イエスであればステップ5へ進む。
ステップ5では、電動ルーバ17Aの第1の整流板18aおよび第2の整流板18bを例えば一往復動作させる。
ここで、図9のグラフG1に示すように、時点t1で入浴すると浴槽52の蓋を開けたり温水のシャワーを浴びたりすることにより、浴室51の温度が大きく上昇していく。そして、浴室51から出ると(時点t2)、グラフG1に示すように浴室51の温度が除々に下がっていく。
このように、所定時間内の浴室51の温度差から浴室51の使用状態すなわち入浴したか否かの判断を行い、この入浴した際に電動ルーバ17Aを動作させ、第1の整流板18aおよび第2の整流板18bを一往復させるものである。
ところで、入浴中には例えば入浴剤等が蒸気とともに電動ルーバ17Aの第1の整流板18aおよび第2の整流板18bの可動部に付着したりして、その第1の整流板18aおよび第2の整流板18bが固着してしまう場合があるが、この入浴時に電動ルーバ17Aを駆動させるのであるから、第1の整流板18aおよび第2の整流板18bの固着を防止することができる。すなわち、必要なときに電動ルーバ17Aを動作させてその固着の防止を図ることができ、また、必要以上に電動ルーバ17Aを動作させてしまうことも防止することができる。
この第1実施例では、ヒータ15の過熱防止用のサーミスタ100を使用して浴室51の温度を検出しているが、専用の温度センサを使用して浴室51の温度を検出してもよい。
[第2実施例]
図10は第2実施例の処理動作のフロー図を示したものである。この第2実施例では、第1実施例のステップ4の後にステップ5Aを追加したものである。
ステップ5Aは、所定時間経過(例えば1時間経過)したらステップ5へ進めるものである。すなわち、メモリに記憶されたデータに基づいて過去1時間以内に所定温度(例えば5°C)以上の温度差のデータが有ることを検出した場合、この検出した時点から所定時間経過後に電動ルーバ17Aを動作させるようにしたものである。
このように、所定時間経過後に電動ルーバ17Aを動作させるものであるから、浴室51から入浴者が出た後に電動ルーバ17Aの動作を行わせることができ、突然、電動ルーバ17Aが動作してしまうという違和感を入浴者に与えてしまうことを防止することができる。また、入浴後すなわち入浴剤などが付着した後に電動ルーバ17Aが動作されるので、電動ルーバ17Aの第1の整流板18aおよび第2の整流板18bの固着を確実に防止することがでできる。
[第3実施例]
図11は第3実施例の処理動作のフロー図を示したものである。この第3実施例では、第1実施例のステップ5の後にステップ6を追加したものである。
ステップ6は、電動ルーバ17Aを作動させた後に所定時間(例えば5時間)経過したときステップ1へ戻すものである。
このようにすることにより、電動ルーバ17Aが短時間の間に複数回作動してしまうことを防止するものである。
[第4実施例]
図12は第4実施例の処理動作のフロー図を示したものである。この第4実施例では、第1実施例のステップ4の後にステップ5Aを追加し、ステップ5の後にステップ6を追加したものである。処理動作は第2実施例および第3実施例と同じなのでその説明は省略する。
この第4実施例によれば、第2実施例の効果と第3実施例の効果を有することになる。
[第5実施例]
図13は第5実施例の処理動作のフロー図を示したものであり、この第5実施例では、第1実施例ないし第4実施例のいずれかの処理動作が行われている際に、操作部62の操作ボタンが操作されたとき、このフロー図の処理動作に移行するものである。以下その処理動作について説明する。
ステップ10では、操作部62の操作ボタンの操作によって浴室空調装置1の運転状態が変更されたか否かが判断され、ノーであれば元の処理動作のルーチンへ戻り、イエスであればステップ11へ進む。
ステップ11では、電動ルーバ17Aが一往復動作される。すなわち、電動ルーバ17Aの第1の整流板18aおよび第2の整流板18bを一往復させて元のルーチンへ戻る。
この第5実施例では、過去1時間以内に所定温度(例えば5°度C)以上の温度差がある場合と、操作部62の操作ボタンによって運転状態が変更されたとき、電動ルーバ17Aを一往復動作させるようにしたものである。
[第6実施例]
図14は第6実施例の処理動作のフロー図を示したものである。この第6実施例では、湿度センサ(湿度検知手段)101を例えば図1(b)に示すファン吸込口7の近傍に設け、この湿度センサ101の出力信号は図5に示す制御部61に入力され、サーミスタ100の替わりに湿度センサ101の出力信号に基づいて制御部61が電動ルーバ17Aを動作させるものである。以下、図14に示すフロー図の処理動作について説明する。
ステップ20では、湿度センサ101の出力信号に基づいて湿度を1秒毎に検出していき、この検出した浴室51の湿度を採取する。
ステップ21では、浴室51の湿度を採取した時点から所定時間(例えば10分)経過したか否かが判断され、ノーであればステップ20へ戻りイエスであればステップ22へ進む。すなわち、所定時間(例えば10分)経過するまでステップ20,21の処理が繰り返し行われる。
そして、10分経過するとステップ22へ進み、ステップ22では浴室51の湿度を図示しないメモリに記憶させていく。すなわち、ステップ22では10分経過ごとに浴室51の湿度を図示しないメモリに記憶させていく。
ステップ23では、上記メモリに記憶されたデータに基づいて過去1時間以内に第1湿度である最高湿度と第2湿度である最低湿度との湿度差が所定範囲(例えば10%)のデータが有るか否かが判断され、ノーであればステップ20へ戻り、イエスであればステップ24へ進む。
ステップ24では、電動ルーバ17Aの第1の整流板18aおよび第2の整流板18bが例えば一往復動作される。
この第6実施例では、サーミスタ100の替わりに湿度センサ101を使用して浴室51の使用状態を、すなわち入浴時には浴室51の湿度が上昇するのでこの上昇に基づいて判断し、この判断によって第1実施例と同様な動作を行うようにしたものである。
[第7実施例]
図15は第7実施例の処理動作のフロー図を示したものである。この第7実施例では、第6実施例のステップ23の後にステップ24Aを追加したものである。ステップ24Aは図10に示す第2実施例のステップ5Aと同じ処理動作を行う。
この第7実施例は第2実施例と同様な効果を得ることができる。
[第8実施例]
図16は第8実施例の処理動作のフロー図を示したものである。この第8実施例では、第6実施例のステップ24の後にステップ25を追加したものである。ステップ25は図11に示す第3実施例のステップ6と同じ処理動作を行う。
この第8実施例は第3実施例と同様な効果を得ることができる。
[第9実施例]
図17は第9実施例の処理動作のフロー図を示したものである。この第9実施例では、第6実施例のステップ23の後にステップ24Aを追加し、ステップ24の後にステップ25を追加したものである。
この第9実施例は第4実施例と同様な効果を得ることができる。
[第10実施例]
図18は第10実施例の処理動作のフロー図を示したものである。この第10実施例では、浴室51内に設けられている照明灯(図示せず)の点灯時間を累積する累積手段を設ける。この累積手段は、例えば照明灯スイッチをオンにしている時間を、すなわち照明スイッチがオンになり照明灯に通電している時間を検出し、このオンしている期間タイマを作動させていき、このタイマがカウントする時間で点灯時間の累積を求める。以下、図18に示すフロー図の処理動作について説明する。なお、照明灯の点灯時間の検出は照度センサなどの他の検出手段であってもよい。
ステップ30では、浴室51の照明点灯累積時間が2時間に達したか否かが判断され、ノーであればステップ30へ戻り、イエスであればステップ31へ進む。
ステップ31では、照明点灯累積時間すなわちタイマのカウント時間がクリアされる。
ステップ32では、所定時間経過(例えば1時間経過)したらステップ33へ進めるものである。
ステップ33では、第1実施例と同様に電動ルーバ17Aの第1の整流板18aおよび第2の整流板18bが例えば一往復動作される。
ステップ34では、電動ルーバ17Aを作動させた後に5時間経過したときステップ30へ戻すものである。
この第10実施例は、浴室51の照明の点灯時間の累積により浴室51の使用状態を判断するものであり、第4実施例と同様な効果を得ることができる。また、第10実施例のステップ32とステップ34の処理動作を省略してもよく、あるいはそのどちらか一方の処理動作を省略してもよい。
[第11実施例]
図19は第11実施例の処理動作のフロー図を示したものである。この第11実施例では、浴槽52(図4参照)に湯張りを行ったか追い炊きを行ったかを見て浴室51の使用状態を判断するものである。この場合、図示しない給湯器リモコンの信号が図5に示す制御部61に入力するようにしておく。以下、図19のフロー図の処理動作について説明する。
ステップ40では、図示しない給湯器リモコンによって湯張りが開始されたか否かが判断され、イエスであればステップ42へ進み、ノーであればステップ41へ進む。
ステップ41では、給湯器リモコンによって追い炊きが実施されたか否かが判断され、ノーであればステップ40へ戻り、イエスであればステップ42へ進む。
ステップ42では、所定の経過時間すなわち所定の待ち時間が経過したか否かが判断され、ノーであればステップ42へ戻り、イエスであればステップ43へ進む。
ステップ43では、第1実施例と同様に電動ルーバ17Aの第1の整流板18aおよび第2の整流板18bが例えば一往復動作される。
この第11実施例も第2実施例と同様な効果を得ることができる。
[第12実施例]
図20は第12実施例の処理動作のフロー図を示したものである。以下、図20のフロー図の処理動作について説明する。
ステップ50では、操作部62の操作ボタンの操作によって浴室空調装置1の運転状態が変更されたか否かが判断され、ノーであればステップ50へ戻り、イエスであればステップ51へ進む。
ステップ51では、電動ルーバ17Aが一往復動作される。すなわち、電動ルーバ17Aの第1の整流板18aおよび第2の整流板18bを一往復させる。
この第12実施例によれば、電動ルーバ17Aを動作させない運転モードしか設定しない場合であっても、浴室空調装置1の運転状態が変更されれば電動ルーバ17Aの第1の整流板18aおよび第2の整流板18bが動作されるので、第1の整流板18aおよび第2の整流板18bの固着を防止することができる。
この第12実施例でも電動ルーバ17Aの動作が終了したとき、この終了時点から一定時間は電動ルーバ17Aが動作しないようにしてもよい。
上記実施例はいずれも、第1の整流板18aおよび第2の整流板18bを一往復させているが、これに限らず例えが片道の往動だけさせてもく、あるいは数往復させてもよい。また、所定時間だけ電動ルーバ17Aを動作させてもよい。
また、実施例はいずれも、2つの整流板18a,18bを有する電動ルーバ17Aを動作させる場合について説明したが、整流板が1つしかない電動ルーバの場合には1つの整流板を動作させる。
なお、本発明の可動手段は吹出口に設けた電動ルーバでなくともよく、吸込口の開度を調整して浴室内より吸い込む空気を調節する吸込量調整ダンパ(シャッタ)に本発明を用いてもよい。なお、吸込口の開度の調整とは全開や全閉のみのダンパ(シャッタ)を含むものである。
本実施の形態の浴室空調装置の一例を示す構成図である。 本実施の形態の浴室空調装置の一例を示す構成図である。 電動ルーバ一例を示す斜視図である。 本実施の形態の浴室空調装置の設置例を示す浴室の構成図である。 本実施の形態の浴室空調装置の制御系の一例を示す機能ブロック図である。 電動ルーバの動作例を示す説明図である。 電動ルーバの動作例を示す説明図である。 第1実施例の処理動作を示したフロー図である。 入浴時の浴室の温度の変化を示したグラフである。 第2実施例の処理動作を示したフロー図である。 第3実施例の処理動作を示したフロー図である。 第4実施例の処理動作を示したフロー図である。 第5実施例の処理動作を示したフロー図である。 第6実施例の処理動作を示したフロー図である。 第7実施例の処理動作を示したフロー図である。 第8実施例の処理動作を示したフロー図である。 第9実施例の処理動作を示したフロー図である。 第10実施例の処理動作を示したフロー図である。 第11実施例の処理動作を示したフロー図である。 第12実施例の処理動作を示したフロー図である。
符号の説明
1 浴室空調装置
9 吹出口
17A 電動ルーバ
18a 第1の整流板
18b 第2の整流板
19a ルーバモータ
19b ルーバモータ
61 制御部
100 サーミスタ

Claims (11)

  1. 吹出口から浴室内へ吹き出される空気の方向、または浴室内の空気を吸い込む吸込口の開度を変える可動手段を備えた浴室空調装置であって、
    前記浴室の使用状態を判断する使用判断手段を設け、
    この使用判断手段の判断に基づいて前記可動手段を動作させることを特徴とする浴室空調装置。
  2. 前記使用判断手段は、浴室の温度を検知する温度検知手段であり、
    所定時間内でその温度検知手段が検知する第1温度と第2温度の差が所定温度差以上のとき、前記可動手段を動作させることを特徴とする請求項1に記載の浴室空調装置。
  3. 前記所定温度差以上が検出されたとき、この検出した時点から所定時間経過後に前記可動手段を動作させることを特徴とする請求項2に記載の浴室空調装置。
  4. 前記使用判断手段は、浴室の湿度を検知する湿度検知手段であり、
    所定時間内でその湿度検知手段が検知する第1湿度と第2湿度の差が所定値以上のとき、前記可動手段を動作させることを特徴とする請求項1に記載の浴室空調装置。
  5. 前記第1湿度と第2湿度の差が所定値以上であることを検出したとき、この検出した時点から所定時間経過後に前記可動手段を動作させることを特徴とする請求項4に記載の浴室空調装置。
  6. 前記使用判断手段は、浴室の照明の点灯時間を累積する点灯累積手段であり、
    この点灯累積手段が累積した点灯累積時間が所定時間に達したとき、前記可動手段を動作させることを特徴とする請求項1に記載の浴室空調装置。
  7. 点灯累積手段が累積した点灯累積時間が所定時間に達したとき、この達した時点から所定時間経過後に前記可動手段を動作させることを特徴とする請求項6に記載の浴室空調装置。
  8. 前記使用判断手段は、浴室の浴槽に湯張りが行われたか又は追い炊きが行われたかを検出する検出手段であり、
    この検出手段が湯張り又は追い炊きを検出したとき前記可動手段を動作させることを特徴とする請求項1に記載の浴室空調装置。
  9. 前記検出手段が湯張り又は追い炊きを検出したとき、この検出時点から所定時間経過後に前記可動手段を動作させることを特徴とする請求項8に記載の浴室空調装置。
  10. 吹出口から浴室内へ吹き出される空気の方向を変える可動手段を備えた浴室空調装置であって、
    浴室空調装置の運転状態が変更されたとき前記可動手段を動作させることを特徴とする浴室空調装置。
  11. 前記可動手段を動作させたとき、この動作を終了した時点から一定時間は可動手段の再動作を禁止することを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1つに記載の浴室空調装置。
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