JP2008111633A - 暖冷房システム - Google Patents

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JP2008111633A JP2006296279A JP2006296279A JP2008111633A JP 2008111633 A JP2008111633 A JP 2008111633A JP 2006296279 A JP2006296279 A JP 2006296279A JP 2006296279 A JP2006296279 A JP 2006296279A JP 2008111633 A JP2008111633 A JP 2008111633A
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Daisuke Asagiri
大介 朝桐
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Abstract

【課題】簡単な構成で建物の床下全体に渡って暖冷房の空気を行き渡らせることができ、しかも建物内全体に暖冷房の空気を行き渡らせることのできる暖冷房システムを提供する。
【解決手段】建物1の床下および床上の空間の暖冷房を行う暖冷房システムであって、各居室と床下空間10とを連通する床ガラリ11〜14を設け、床下空間10に換気装置50を設け、床下空間10に間仕切り20〜23を設けて換気装置50から送風される換気空気を各居室の床ガラリ11〜14へ案内する通気経路40〜42を形成し、この通気経路40〜42に暖冷房器60〜64を設け、通気経路40〜42に沿って換気空気を流すことにより床下空間10および建物1の床上空間の暖冷房を行うようにした。
【選択図】図2

Description

この発明は、建物の床下空間に暖冷房の空気を送り込んで建物の床上空間や部屋の暖冷房を行う暖冷房システムに関する。
従来から、建物の床下に温風を送り込んで床下および部屋の暖房を行う暖房システムが知られている(特許文献1参照)。
かかる暖房システムは、床下に蓄熱式電気暖房装置を設置し、深夜電力を利用して蓄熱式電気暖房装置に蓄熱し、暖房を使用する際には、蓄熱を利用して蓄熱式電気暖房装置から温風を排出するものである。この温風は床下を流れるとともに連通路を介して部屋に循環して部屋を暖房するものである。
特開2002−89969号公報
ところで、このような暖房システムにあっては、蓄熱式電気暖房装置から温風を排出するだけなので、床下全体に温風を行き渡らせることができず、また建物内全体に温風を行き渡らせることもできないという問題があった。
この発明の目的は、簡単な構成で建物の床下全体に渡って暖冷房の空気を行き渡らせることができ、しかも建物内全体に暖冷房の空気を行き渡らせることのできる暖冷房システムを提供することにある。
請求項1の発明は、建物の床下および床上の空間の暖冷房を行う暖冷房システムであって、
建物の部屋と床下空間とを連通する連通孔を設け、
建物の床下空間に換気装置を設け、
前記床下空間に間仕切りを設けて前記換気装置から送風される換気空気を前記連通孔へ案内する通気経路を形成し、
暖冷房を行う暖冷房機器を前記通気経路に設け、
前記通気経路に沿って前記換気空気を流すことにより前記床下空間および床上空間の暖冷房を行うことを特徴とする。
請求項2の発明は、建物の床下および床上の空間の暖冷房を行う暖冷房システムであって、
建物の部屋と床下空間とを連通する連通孔を設け、
建物の床下空間に換気装置を設け、
前記床下空間に間仕切りを設けて前記換気装置から送風される換気空気を前記連通孔へ案内する通気経路を形成し、
暖冷房を行う暖冷房機器を前記通気経路に設け、
前記通気経路に沿って前記換気空気を流すことにより前記床下空間および床上空間の暖冷房を行うことを特徴とする。
この発明によれば、簡単な構成で建物の床下全体と建物内全体に渡って暖冷房の空気を行き渡らせることができる。
以下、この発明に係る暖冷房システムの実施の形態である一実施例を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明に係る換気システムを適用した建物1を示す。この建物1は、部屋であるリビングダイニング(居室)2と、部屋である和室(居室)3と部屋であるキッチン(非居室)4と、部屋である浴室(非居室)5と、部屋であるトイレ(非居室)6と、部屋である洗面所(非居室)7と、ホール(非居室)8等とを有している。そして、リビングダイニング2と和室3と洗面所7の床に床下空間10(図2および図3参照)に連通する連通孔である床ガラリ(吹出口)11〜14(図2参照)が設けられている。
また、図2に示すように建物1の床下空間10には、間仕切り20〜22が設けられており、この間仕切り20〜23と建物1の基礎30〜37とによって破線の矢印で示す通気経路40〜43が形成されている。また、間仕切り20〜22は、床下全体渡って空気が流れるように設けたものである。すなわち、床下全体に渡って空気が流れるように通気経路40〜43を形成したものである。
なお、床下空間10は基礎30〜37と基礎10A(図3参照)と図示しない断熱材等とにより基礎断熱され閉空間となっている。
そして、トイレ6の床下の位置の床下空間10aには、図2および図3に示すように換気装置50が設けられており、この換気装置50には外気を吸入するための吸入ダクト51と、吸入した外気を給気するための給気ダクト52,53とが取り付けられている。また、換気装置50は吸入ダクト51から外気を吸入して給気ダクト52,53へ送風する送風ファン(図示せず)と、吸入した外気を清浄する例えばNoxフィルタ(図示せず)等とを備えている。なお、図3において9は建物1の床である。
各通気経路40〜43には暖冷房機器60〜64が設けられており、暖冷房機器60,61はリビングダイニング2の床下に配置され、暖冷房機器62はホール8の床下に配置され、冷暖房機器63は和室3の床下に配置され、冷暖房機器64はトイレの床下に配置されている。
そして、床ガラリ11〜14と通気路40〜43と換気装置50と暖冷房機器60〜64等とで暖冷房システムが構成されている。
次に、上記のように構成される暖冷房システムの動作について説明する。
換気装置50が駆動されると、吸入ダクト51から外気が吸入され、この外気が図示しないフィルタにより清浄されて吸気ダクト52,53から床下10へ送風(給気)される。
この床下10へ送風された換気空気は、間仕切り20〜23および基礎30〜37により、図2に示す通気経路40〜43に沿って流れていく。各通気経路40〜43に暖冷房機器60〜64が配置されていることにより、通気経路40〜43に沿って流れてきた換気空気は暖冷房機器60〜64で加熱または冷却され、この加熱または冷却された換気空気(暖冷房空気)は床ガラリ11〜14からリビングダイニング2と和室3と洗面所7へ給気されていき、さらにホール8やキッチン4等にも給気されていく。このため、暖冷房の空気を建物1内全体すなわち建物1内の床上空間全体に行き渡らせることができ、建物1内の床上空間全体をまんべんなく暖冷房することができる。
さらに、床ガラリ11〜14から給気される換気空気は、暖冷房機器60〜64で加熱または冷却されるので、すなわち、換気空気に暖房や冷房の熱をのせて建物1内の床上空間全体に渡って暖房や冷房するため、不快なドラフトのない暖房や冷房を行うことができる。
また、間仕切り20〜23を設けて床下全体に空気が流れるように通気経路40〜43を形成しているので、床下空間10全体に渡って暖冷房の空気を流すことができ、このため、建物1内全体に渡ってさらにまんべんなく暖冷房を行うことができる。
上述のように、間仕切り20〜23および基礎30〜37によって通気経路40〜43を形成し、換気装置50に設けられている送風ファンだけで建物1の床下空間10全体に換気空気を行き渡らせるようにしたものであるから、その構成は簡単であり、安価な暖冷房システムを提供することができる。
また、暖冷房された換気空気の上流に居室(和室3やリビングダイニング2)が、下流に非居室(ホール8や洗面所7やトイレ6)が位置するように床ガラリの設ける位置や通気経路を設定することで、部屋の用途に応じた温度となるよう効率よく暖冷房で調温された空気を床ガラリから給気することができる。
さらに、調湿や脱臭等の付加機能を換気装置50に設ければ、上記と同様にして建物1内の床上空間全体を調湿や脱臭を行うことができる。
この発明に係る暖冷房システムを適用した建物の間取りを示した間取り図である。 図1の建物の床下の構成を示した説明図である。 図1の建物の床下の構成を概念的に示した断面図である。
符号の説明
1 建物
10 床下空間
11〜14 床ガラリ(連通孔)
20〜23 間仕切り
40〜42 通気経路
50 換気装置
60〜64 暖冷房器

Claims (2)

  1. 建物の床下および床上の空間の暖冷房を行う暖冷房システムであって、
    建物の部屋と床下空間とを連通する連通孔を設け、
    建物の床下空間に換気装置を設け、
    前記床下空間に間仕切りを設けて前記換気装置から送風される換気空気を前記連通孔へ案内する通気経路を形成し、
    暖冷房を行う暖冷房機器を前記通気経路に設け、
    前記通気経路に沿って前記換気空気を流すことにより前記床下空間および床上空間の暖冷房を行うことを特徴とする暖冷房システム。
  2. 前記連通孔は非居室と居室とに設けられ、この非居室および居室の連通孔から暖冷房の空気を吹き出させて建物内全体に行き渡らせるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の暖冷房システム。
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