JP2010094206A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯物を浴室などにおける吊り干し乾燥に使用される衣類乾燥機において、除湿運転と換気運転とを同時に実施した場合であっても、最も速く乾燥するように除湿と換気を組み合わせた衣類乾燥機を提供することを目的としている。
【解決手段】室内空気を循環させる循環風路7に凝縮器2と蒸発器4と送風ファン9とを備え、排気ファン12の第一吸込口16を循環風路7における蒸発器4と凝縮器2との間に位置したことにより、過大なエネルギーを使用することなく乾燥時間を短くできる衣類乾燥機が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般的な住宅において衣類を乾燥させる目的で使用される衣類乾燥機に関するものである。
洗濯を行った後の衣類は屋外で干され、日光による天日乾燥が一般的であった。しかし近年共働き世帯や単身世帯が増加し、日中に雨が降っても取り込めないため、または夜に洗濯をするため、あるいは盗難を防いだりするために室内や浴室で衣類を乾燥させるケースが増えている。そこで、室内や特に浴室で衣類を吊った状態で乾燥させる場合、冷凍サイクルなどのヒートポンプ技術を利用し室内空気を冷却除湿するとともに加熱することにより短時間で衣類を乾燥させる方法がある。
従来の衣類乾燥機について、図8を参照しながら説明する(例えば、特許文献1参照)。図8は従来の衣類乾燥機を真上から見た状態を示す断面構成図である。
従来の衣類乾燥機は浴室において使用され、浴室101の天井部には室内空気の吸込口102、および室内空気の室内吹出口103が設置されているとともに、吸込口102から循環風路104を介し室内吹出口103へ連通されている。(そして循環風路104の途中には、浴室101の空気を除湿する除湿手段、および浴室内空気を屋外へ排気する排気手段が備えられている)。
循環風路104内には蒸発器105と,蒸発器105の風下に設けられた凝縮器106と、凝縮器106の風下に設けられた送風機107が備えられている。また、蒸発器105と凝縮器106と圧縮機108と膨張弁109は、冷媒が充填された配管により冷凍サイクルとして構成されており、圧縮機108を運転することにより循環風路104を通過する空気は蒸発器105で冷却除湿された後に凝縮器106で加熱されることにより除湿運転を行うこととなる。
また、送風機107の風下には屋外に連通する排気用風路111と、吹出し口103への風路とが切替え可能な風路ダンパー110が備えられ、圧縮機108を停止するとともに風路ダンパー110を排気風路111へ連通するように切替えることで、換気運転を行うこととなる。また、室内湿度センサー112が検知した室内湿度と、室外湿度センサー113が検知した屋外湿度とを制御手段114で比較し、室内湿度より屋外湿度が低い場合に換気運転を実施することにより効率的に衣類乾燥を行うものである。
特開昭63−31699号公報
従来の衣類乾燥機では、除湿運転を開始する前に室内湿度が屋外湿度より高い場合においてのみ換気運転を実施するものである。しかし、除湿運転と換気運転とは同時に実施することが不可能な構成であり、両運転による衣類乾燥の複合効果を同時に得ることができなかった。従って、換気運転を実施した場合であっても衣類乾燥に要する時間を短縮することができないといった課題があり、短時間で衣類乾燥を行なうことが求められている。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、除湿手段の循環風路において冷却直後の空気の一部を屋外へ排出する風路構成とすることにより、衣類が最も速く乾燥するように除湿と換気を組み合わせた衣類乾燥機を提供することを目的としている。
本発明は、上記目標を達成するために、室内から空気を吸込む室内吸込口と室内へ空気を供給する室内吹出口とを有する筐体と、この筐体内には前記室内吸込口と前記室内吹出口とを連通する循環風路と、前記循環風路を通過する空気を冷却することにより水蒸気を除去する冷却除湿手段と、前記循環風路を通過する空気を加熱する加熱手段と、前記循環風路を通過する空気を屋外へ排出する排気手段とを備え、前記冷却除湿手段と前記加熱手段との間に前記排気手段の第一吸込口を備えたことを特徴とする衣類乾燥機である。
この手段により、冷却除湿手段により冷却された低温の空気を屋外へ排出することとなり、室内の空気を除湿するとともに室内の空気の温度上昇を早めることができ、室内に干された衣類を速く乾燥させることが可能となる。したがって、除湿に対し換気を組み合わせるだけで、過大なエネルギーを使用することなく乾燥時間を短くできる衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、空気を供給する給気手段を備え、前記給気手段の吐出口を循環風路内における冷却除湿手段と加熱手段との間に備えた衣類乾燥機である。
この手段により、室内に対する加熱能力を高めることのできる衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、給気手段の吐出口を排気手段の第一吸込口と加熱手段との間に備えた衣類乾燥機である。
この手段により、さらに室内に対する加熱能力を高めることができる衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、給気手段での給気量と排気手段での排気量とを略一致させ衣類乾燥機である。
この手段により、浴室から屋外や隣室に空気の漏出入がなくなる衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、給気手段で供給する空気を室内から導入するとする。
この手段により、本体施工の良否に関わらず性能確保ができる衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、給気手段で供給する空気を室外から導入する衣類乾燥機である。
この手段により、さらに室内の加熱能力を高めることができる衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、給気手段で供給する空気を屋外から導入する衣類乾燥機である。
この手段により、室内の乾燥能力を高めることできる衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、冷却直後の空気温度を検知する冷却温度検知手段と、室内へ供給する空気の温度を検知する給気温度検知手段を備え、冷却温度検知手段で検知した温度が給気温度検知手段で検知した温度より低い場合に、排気手段の運転を行う制御手段を備えた衣類乾燥機である。
この手段により、室内空気の温度上昇に対して効果的に換気運転を制御できる衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、冷却直後の絶対湿度を検知する冷却絶対湿度検知手段と、室内へ供給する空気の絶対湿度を検知する給気絶対湿度検知手段を備え、冷却絶対湿度検知手段で検知した絶対湿度が給気絶対湿度検知手段で検知した絶対湿度より高い場合に、排気手段と給気手段との運転を行う制御手段を備えた衣類乾燥機である。
この手段により、室内空気の絶対湿度低下に対して効果的に換気運転を制御できるという衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、冷却直後の空気温度を検知する冷却温度検知手段と、室内へ供給する空気の露点温度を検知する給気露点温度検知手段を備え、冷却温度検知手段で検知した温度が給気露点温度検知手段で検知した温度より高い場合に、排気手段と排気手段との運転を行う制御手段を備えた衣類乾燥機である。
この手段により、コストの削減を図った衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、室内温度を検知する室内温度検知手段を備え、制御手段は前記室内温度検知手段の検知した温度が所定の値よりも低い場合には排気手段と給気手段との運転を行う制御手段を備衣類乾燥機である。
この手段により、室温をできる限り早く上昇させるべく、除湿と換気を組み合わせた制御を行う衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、室内と冷却除湿手段との間に排気手段の第二吸込口を備え、前記第二吸込口には任意に開閉が可能な風路ダンパーを備えた衣類乾燥機である。
この手段により、換気運転のみの場合の消費電力を小さくすることができる衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、排気手段の第一吸込口と第二吸込口とのどちらか一方が吸込み経路として開放されるように構成した衣類乾燥機である。
この手段により、浴室の温度上昇を抑えながら除湿運転ができる衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、室内温度を検知する室内温度検知手段を備え、制御手段は室内温度検知手段の検知した温度が所定の値よりも高い場合には、排気手段の運転を行う制御手段を備えた衣類乾燥機である。
この手段により、室温をできる限り早く上昇させるべく、除湿と換気を組み合わせた制御を行う衣類乾燥機を提供することができる衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、制御手段は室内温度検知手段が検知した温度が高いほど換気量が大きくなるように排気手段を制御する衣類乾燥機である。
この手段により、換気量を大きくすることにより室温上昇の抑制の効果を大きくして衣類を速く乾燥させることができる衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、室内相対湿度を検知する室内相対湿度検知手段を備え、制御手段は室内相対湿度検知手段の検知した相対湿度が所定の値よりも低い場合には、除湿運転を停止させる制御手段を備えた衣類乾燥機である。
この手段により、省エネルギー化を図ることができる衣類乾燥機が得られる。
また他の手段は、空気と冷媒で熱交換を行う熱交換器として凝縮器と蒸発器を備える冷凍サイクルを利用し、冷却除湿手段として前記蒸発器を、加熱手段として前記凝縮器を用いた衣類乾燥機である。
この手段により、室内温度が高まった場合の冷凍サイクルにおける冷媒の圧力上昇を防止することができる衣類乾燥機が得られる。
本発明によれば、冷却除湿手段により冷却された低温の空気を屋外へ排出することとなり、室内の空気を除湿するとともに室内の空気の温度上昇を早めることができ、室内に干された衣類を速く乾燥させることが可能となり、除湿に対し換気を組み合わせるだけで過大なエネルギーを使用することなく乾燥時間を短くできる衣類乾燥機が得られる。また、室内に対して加熱効率が高く省エネとなる、室内空気の変化に対して効果的に換気運転を制御できる、コストが削減できなどの効果も奏する。
本発明の請求項1記載の発明は、室内から空気を吸込む室内吸込口と室内へ空気を供給する室内吹出口とを有する筐体と、この筐体内には室内吸込口と室内吹出口とを連通する循環風路と、循環風路を通過する空気を冷却することにより水蒸気を除去する冷却除湿手段と、循環風路を通過する空気を加熱する加熱手段と、循環風路を通過する空気を屋外へ排出する排気手段とを備え、冷却除湿手段と加熱手段との間に排気手段の第一吸込口を備えたものであり、冷却除湿手段により冷却された低温の空気を屋外へ排出することとなり、室内の空気を除湿するとともに室内の空気の温度上昇を早めることができ、室内に干された衣類を速く乾燥させることが可能となる。したがって、除湿に対し換気を組み合わせるだけで、過大なエネルギーを使用することなく乾燥時間を短くすることができる。
また、本発明の請求項2記載の発明は、空気を供給する給気手段を備え、給気手段の吐出口を循環風路内における冷却除湿手段と加熱手段との間に備えたものであり、室内へ直接給気を行う場合と比較して、循環経路内における加熱手段の上流側へ給気を供給する為、室内に対する加熱能力を高めることができる。
また、本発明の請求項3記載の発明は、給気手段の吐出口を排気手段の第一吸込口と加熱手段との間に備えたものであり、風下側に位置する給気手段から導入された給気空気が、風上側の排気手段の吸込み経路への短絡が防止できる為、さらに室内に対する加熱能力を高めることができる。
また、本発明の請求項4記載の発明は、給気手段での給気量と排気手段での排気量とを略一致させたものであり、室内の室内圧力が周囲と同等となる為浴室から屋外や隣室に空気の漏出入がなくなるという作用を有する。
また、本発明の請求項5記載の発明は、給気手段で供給する空気を室内から導入するものであり、空気を供給する風路を衣類乾燥機本体内に納めることができるので、本体施工の良否に関わらず性能確保が可能となる。
また、本発明の請求項6記載の発明は、給気手段で供給する空気を室外から導入するものであり、室内より低温である室外の空気を供給することにより加熱手段と通過空気の熱交換効率が高められ、室内の加熱能力を高めることができる。
また、本発明の請求項7記載の発明は、給気手段で供給する空気を屋外から導入するものであり、冬期など乾燥した空気を供給することにより室内の乾燥能力を高めることできる。
また、冷却直後の空気温度を検知する冷却温度検知手段と、室内へ供給する空気の温度を検知する給気温度検知手段を備え、冷却温度検知手段で検知した温度が給気温度検知手段で検知した温度より低い場合に、排気手段の運転を行う制御手段を備えたものであり、排出する空気の温度と導入する空気の温度とを比較し、室内空気の温度上昇に対して効果的に換気運転を制御できるという作用を有する。
また、本発明の請求項9記載の発明は、冷却直後の絶対湿度を検知する冷却絶対湿度検知手段と、室内へ供給する空気の絶対湿度を検知する給気絶対湿度検知手段を備え、冷却絶対湿度検知手段で検知した絶対湿度が給気絶対湿度検知手段で検知した絶対湿度より高い場合に、排気手段と給気手段との運転を行う制御手段を備えたものであり、排出する空気の絶対湿度と導入する空気の絶対湿度とを比較し、室内空気の絶対湿度低下に対して効果的に換気運転を制御できるという作用を有する。
また本発明の請求項10記載の発明は、冷却直後の空気温度を検知する冷却温度検知手段と、室内へ供給する空気の露点温度を検知する給気露点温度検知手段を備え、冷却温度検知手段で検知した温度が給気露点温度検知手段で検知した温度より高い場合に、排気手段と排気手段との運転を行う制御手段を備えたものであり、冷却直後の相対湿度が100%に近い現象を利用することにより湿度を検知する部品点数を少なくでき、コストの削減を図ることができる。
また本発明の請求項11記載の発明は、室内温度を検知する室内温度検知手段を備え、制御手段は室内温度検知手段の検知した温度が所定の値よりも低い場合には排気手段の運転を行う制御手段を備えたものであり、室内が低温時には冷却除湿手段における除湿量が低下するため、室温をできる限り早く上昇させるべく、除湿と換気を組み合わせた制御を行う衣類乾燥機を提供することができる。
また本発明の請求項12記載の発明は、室内と冷却除湿手段との間に排気手段の第二吸込口を備え、第二吸込口には任意に開閉が可能な風路ダンパーを備えたものであり、排気のみの運転の場合に排気経路の圧力損失を小さくすることとなり、換気運転のみの場合の消費電力を小さくすることができる。
また本発明の請求項13記載の発明は、排気手段の第一吸込口と第二吸込口とのどちらか一方が吸込み経路として開放されるように構成したものであり、第二吸込口のみを介した排気が可能となり、浴室の温度上昇を抑えながら除湿運転ができる。
また本発明の請求項14記載の発明は、室内温度を検知する室内温度検知手段を備え、制御手段は室内温度検知手段の検知した温度が所定の値よりも高い場合には、排気手段の運転を行う制御手段を備えたものであり、室内が高温時には冷却除湿手段における除湿量が低下するため、室温をできる限り早く上昇させるべく、除湿と換気を組み合わせた制御を行う衣類乾燥機を提供することができる。という作用を有する。
また本発明の請求項15記載の発明は、制御手段は室内温度検知手段が検知した温度が高いほど換気量が大きくなるように排気手段を制御するものであり、室内の温度が高いほど室温上昇を抑制する必要性がいため、換気量を大きくすることにより室温上昇の抑制の効果を大きくして衣類を速く乾燥させることができる。
また本発明の請求項16記載の発明は、室内相対湿度を検知する室内相対湿度検知手段を備え、制御手段は室内相対湿度検知手段の検知した相対湿度が所定の値よりも低い場合には、除湿運転を停止させる制御手段を備えたものであり、衣類乾燥に対して必要以上の除湿運転を抑制でき省エネルギー化を図ることができる。
また本発明の請求項17記載の発明は、空気と冷媒で熱交換を行う熱交換器として凝縮器と蒸発器を備える冷凍サイクルを利用し、冷却除湿手段として蒸発器を、加熱手段として凝縮器を用いたものであり、室内温度が高まった場合の冷凍サイクルにおける冷媒の圧力上昇を防止することができる。
以下本発明の実施の形態について、図1〜図6を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1の衣類乾燥機について、図1〜図2を参照しながら説明する。
衣類乾燥機は例えば浴室などの天井に設置され、室内には衣類を吊るすための竿が少なくとも1本あるものとする。衣類乾燥機は竿に吊るされた衣類を乾かすためのものである。衣類乾燥機が設置される室としては主に浴室を想定しているが、他にも脱衣室、サウナ室、衣類乾燥専用室、あるいは空き部屋等の居室や廊下としてもよい。いずれの室においても天井に衣類乾燥機が存在し、衣類乾燥機の下方に竿等が存在し、竿等に複数の衣類が吊るされている状況を想定している。
まずは衣類乾燥機の構成について図1を参照しながら説明する。図1は実施の形態1の衣類乾燥機を真横から見た状態を示す断面構成図である。
衣類乾燥機は、圧縮機1、加熱手段としての凝縮器2、膨張弁3、冷却除湿手段としての蒸発器4とからなる冷凍サイクルを備える。凝縮器2を通る空気は冷凍サイクルの冷媒との熱交換をおこなった結果加熱され、蒸発器4を通る空気は逆に冷却される。通常は蒸発器4を通過する空気が冷却されて露点温度を以下となり、蒸発器4において結露が生じ空気中に含まれる水分が除去される。除去された水分は水受け5に溜められ、ポンプ6(図示せず)によってドレン水として屋外に排出される。ポンプ6は衣類乾燥機が除湿運転をしている間断続的に動作してドレン水を排出するものとするが、水受け5に水位センサー等を設置して水がある程度溜まったらドレン水を排出するようにしてもよい。なお冷凍サイクルは圧縮機1、凝縮器2、膨張弁3、蒸発器4の順に冷媒が循環するように構成されているものとするが、冷媒管等の冷凍サイクルの図示は省略する。
また、衣類乾燥機は室内空気を循環させる循環風路7を備え、循環風路7を流れる空気の風上より、室内吸込口8、蒸発器4、凝縮器2、送風ファン9、室内吹出口10の順番に配置されている。送風ファン9には送風ファン9を動作させるためのモーター11が備えられている。送風ファン9はクロスフローファンまたはシロッコファンとし、素材としては耐熱性の樹脂または金属製とする。送風ファン9及びモーター11の選定に当たっては、一例として風量が200〜400[m3/h]程度得られるようにする。
また、衣類乾燥機は排気手段手段としての排気ファン12、排気ファン12を動作させるためのモーター13、空気を屋外に排出する排気口14が備えられており、排気口14には屋外へ連通する排気ダクト15が接続されている。そして、排気ファン12の第一吸込口16は循環風路7における蒸発器4と凝縮器2との間に位置しており、蒸発器4で冷却された空気の一部を排気ファン12によって屋外へ排気できるような構成となっており、室内の空気を除湿するとともに室内の空気の温度上昇を早めることができ、室内に干された衣類を速く乾燥させることが可能となる。したがって、除湿に対し換気としての排気を組み合わせるだけで、過大なエネルギーを使用することなく乾燥時間を短くすることができる。また、排気ファン12は空気を吸込むときに圧力が必要な場合にも風量が確保できるようにシロッコファンとし、素材としては樹脂または金属製とする。モーター13は回転数を変化させることで排気ファン12の風量を変えられるように例えばDCブラシモーターとする。排気ファン12及びモーター13の選定に当たっては、一例として風量が0〜200[m3/h]程度得られるようにする。
衣類乾燥機は制御手段としてのマイクロコンピューター17(以下、マイコン17と呼ぶ)が備えられ、隣室に設けられ使用者が操作を行うコントローラー18から操作信号を伝達する為の信号線19で連結されている。コントローラー18には給気温度検知手段としての給気温度センサー20と、給気露点温度検知手段としての給気露点温度センサー21が備えられ、浴室室内の換気系路上の風上である隣室における空気温度を検知することができる。
隣室の空気温度を検知するにはまた、循環風路7内には循環風路7内を通過する空気の状態を検知するセンサー類が備えられており、蒸発器4で冷却除湿された直後の空気温度を検知する冷却温度検知手段としての冷却温度センサー22と、室内温度を検知する室内温度センサー23とを備える。冷却温度センサー22と室内温度センサー23は例えばサーミスタとし、給気露点温度センサー21は例えば高分子膜センサーとする。室内温度センサー23は循環風路7内における室内吸込口8と蒸発器4との間に設置され、冷却温度センサー22は循環風路7内における蒸発器4の風下側に設置されている。冷却温度センサー22や室内温度センサー23給気露点温度センサー21はマイコン17に対して検知信号を伝達する為の信号線で連結されており、マイコン17から圧縮機1やモーター11やモーター13を制御する為に信号線等で連結されているものとするが、信号線等の図示は一部省略する。マイコン17は各種の情報を入力し、演算や判断を行い、衣類乾燥機の動作を指示する。マイコン17はタイマー機能及び記憶機能を有し、必要に応じて時間を測定したり情報を記憶したりすることができるものとする。マイコン17による判断の詳細なフローは後述する。
続いて、実施の形態1における衣類乾燥機の乾燥運転の動作を説明する。圧縮機1が作動すると冷凍サイクルの運転が開始され、蒸発器4が冷却されるとともに凝縮器2が加熱される。圧縮機1の作動とともに送風ファン9のモーター11も作動を開始し循環風路7において室内吸込口8から室内空気が吸込まれ、蒸発器4と凝縮器2を介し室内吹出口10から除湿乾燥された空気が室内へ吹出されることとなる。蒸発器4では循環風路7を通気する空気が冷却され、例えば温度が10℃程度まで低下することとなる。住宅室内の温度を想定すると15℃が一般的であり、蒸発器4で冷却された空気を排気ファン12の第一吸込口16から屋外へ排出することに伴って、屋外へ排出される空気より高い温度の空気が流入することとなり、浴室室内の空気を除湿するとともに室内の空気の温度上昇を早めることができ、室内に干された衣類を速く乾燥させることが可能となる。したがって、除湿に対し換気を組み合わせるだけで、過大なエネルギーを使用することなく乾燥時間を短くすることができる。
また、排気口14には逆流防止用の風圧シャッター(図示せず)が備えられており、換気ファンが運転停止時に屋外からの空気の流入を防止できるものとする。
なお、実施の形態1では給気露点温度手段として給気露点温度センサー21を用いたが、給気露点温度センサー21にかえて室内相対湿度センサーを用い、室内温度センサー23の検知温度と室内相対湿度センサーの検知湿度から、マイコン17において露点温度を演算する構成であってもよく、その作用効果に差異を生じない。
なお、実施の形態1では冷凍サイクルとして圧縮機1と加熱手段としての凝縮器2と膨張弁3と冷却除湿手段としての蒸発器4を用いたが、衣類乾燥機以外の例えば温水ボイラーや冷水チラーから冷温水の供給を受ける為に冷水配管と温水配管が接続され、加熱手段としての温水コイル(図示せず)と冷却除湿手段としての冷水コイル(図示せず)を用いてもよく、その作用効果に差異を生じない。
次に、衣類乾燥機の動作フローの概要について図2を参照しながら説明する。図2は衣類乾燥機の動作を示すフロー図である。なお衣類乾燥機には衣類乾燥のための運転モード以外にも排気、送風等を行う運転モードを設定してもよいが、衣類乾燥以外の運転モードの動作については説明を省略する。
はじめに使用者がコントローラー18を操作することにより衣類乾燥運転モードを開始すると、圧縮機1へ通電することにより衣類乾燥運転運転を開始する(S01)。マイコン17は運転開始の情報を受け取ると、冷却温度センサー22を用い蒸発器4で冷却除湿された直後の冷却温度Tcの検知と、給気温度センサー20を用い給気温度Tvの検知と、室内温度センサー23を用い室内温度Tiの検知と、給気露点温度センサー21を用い給気露点温度DPvを検知する。(S02)。
マイコン17はTcとTvの大小を判断し(S03)、TcがTvよりも小さい場合はマイコン17でTcとDPvの大小を判断し(S04)、TcがDPvよりも大きい場合はマイコン17で排気ファン12のモーター13を運転する(S05)。
またS03において、TcがTv以上である場合はマイコン17でTiと設定値t1との大小を判断し(S06)、Tiがt1よりも大きい場合はマイコン17で排気ファン12のモーター13を運転し(S05)、Tiがt1以下の場合はマイコン17で排気ファン12のモーター13を停止する(S07)。
またS04において、TcがDPv以下である場合はマイコン17でTiと設定値t2との大小を判断し(S08)、Tiがt2よりも小さい場合はマイコン17で排気ファン12のモーター13を運転し(S05)、Tiがt2以上の場合はマイコン17で排気ファン12のモーター13を停止する(S07)。続いて、排気ファン運転(S05)もしくは排気ファン停止(S07、S09)を実施したあと、運転終了の指示の有無を確認し(S10)運転終了の指示がある場合は除湿運転停止(S11)となる。また、運転終了の指示がない場合は、再び(S02)から(S09)の動作ステップを繰り返す。
以下、各フローの詳細な内容について説明する。
はじめに、衣類乾燥運転開始(S01)について説明する。使用者は運転終了までの時間を指示するボタンを操作して運転終了までの時間を指定した後、運転を開始するボタンを操作して運転開始を指示する。マイコン17は運転終了までの時間についての情報を受け取って記憶しておき、圧縮機1の運転と送風ファン9のモーター11の運転を開始する。送風ファンによる循環風量は一例として200〜400[m3/h]である。
次に、各温度検知手段の温度検知(S02)について説明する。冷却温度センサー22を用い冷却温度Tcの検知と、給気温度センサー20を用い給気温度Tvの検知と、室内温度センサー23を用い室内温度Tiの検知と、給気露点温度センサー21を用い給気露点温度DPvを検知し、各検知情報Tc、Tv、Ti、DPvは新しい検知情報が入力されるまでマイコン17で記憶される。なお、マイコン17は圧縮機1が運転開始直後の場合は、冷凍サイクルが安定する例えば5分程度経過した時点で初めてTc、Tv、Ti、DPvの温度検知を行う。
次に、冷却温度Tcと給気温度Tvの大小判断(S03)について説明する。マイコン17で記憶されている冷却温度Tcと給気温度Tvとの大小を比較し、排気ファン12を運転させることにより屋外と浴室室内との間で生じる換気に伴う熱収支の正負を判断する。すなわち、排気される空気温度である冷却温度Tcよりも給気される空気温度である給気温度Tvが高温である場合は、排気ファン12を運転させることで浴室室内を加熱する作用を生じる。一方、排気される空気温度である冷却温度Tcよりも給気される空気温度である給気温度Tvが低温である場合は、排気ファン12を運転させることで浴室室内を冷却する作用を生じることとなる。
次に、冷却温度Tcと給気温度Tvの大小判断(S04)について説明する。マイコン17で記憶されている冷却温度Tcと給気露点温度DPvとの大小を比較し、排気ファン12を運転させることにより屋外と浴室室内との間で生じる換気に伴う水蒸気収支の正負を判断する。冷却温度Tcで検知される空気は蒸発器4で冷却除湿された直後の空気であるので相対湿度は概ね100%と判断できる。従って冷却温度Tcは当該空気の露点温度と一致することとなる。排気される空気温度である冷却温度Tcよりも給気される空気の露点温度である給気露点温度DPvが低温である場合は(S03)の判断と併せ、排気ファン12を運転させることにより浴室室内に与える作用としては加熱と除湿となる。すなわち、浴室室内に吊るされた洗濯物に対し乾燥を速める効果がある為、無条件で換気ファンを運転させることで、排気を行うことにより室内空気よりも乾燥した屋外空気を導入することとなり、室内の除湿を促進することができる。一方、排気される空気温度である冷却温度Tcよりも給気される空気の露点温度である給気露点温度DPvが高温である場合は、排気ファン12を運転させることで浴室室内を加湿する作用が生じることとなる。
次に、室内温度Tiと設定値t1の大小判断(S06)について説明する。マイコン17で記憶されている室内温度Tiと設定値t1との大小を比較し、冷凍サイクルによる蒸発器4で除湿が効果的に機能する内温度領域であるか否かを判断する。冬期で衣類乾燥運転を開始直後など室内温度Tiが設定値t1よりも低温である場合に排気ファン12を運転させることで生じる加温作用を期待するものである。設定値t1は冷凍サイクルの性能の如何に依存し、温度を関数とする除湿能力線図から導出できる値であるが予め実験や計算によって検討した上で決定しておくのが良く、例えば10℃といった値が用いられる。
次に、室内温度Tiと設定値t2の大小判断(S08)について説明する。マイコン17で記憶されている室内温度Tiと設定値t2との大小を比較し、冷凍サイクルによる蒸発器4で除湿が効果的に機能する内温度領域であるか否かを判断する。夏期など室内温度Tiが設定値t1よりも高温である場合に排気ファン12を運転させることで生じる冷却作用を期待するものである。設定値t2は冷凍サイクルの性能の如何に依存し、温度を関数とする除湿能力線図から導出できる値であるが、予め実験や計算によって検討した上で決定しておくのが良く、例えば40℃といった値が用いられる。
次に、排気ファン運転(S05)について説明する。マイコン17は、排気ファン12が運転されている状態であれば、排気ファン12の運転を継続する。また、排気ファン12が停止されている状態であれば、排気ファン12の運転を開始する。排気ファン12による換気量は一例として50〜150[m3/h]とする。
次に、排気ファン停止(S07もしくはS09)について説明する。マイコン17は、排気ファン12が運転されている状態であれば、排気ファン12の運転を停止する。また、排気ファン12が停止されている状態であれば、排気ファン12を停止させたままとする。
次に、運転終了の判断(S10)について説明する。マイコン17は衣類乾燥運転開始(S01)のステップで設定した乾燥運転終了までの設定時間と、衣類乾燥運転開始からの経過時間を比較し、運転終了の判断を行う。
(実施の形態2)
実施の形態2における衣類乾燥機について説明する。
はじめに衣類乾燥機の構成について図3を参照しながら説明する。図3は実施の形態2の衣類乾燥機を真横から見た状態を示す断面構成図である。衣類乾燥機は排気手段としての排気ファン12の吸込み経路として、循環風路7内に第一吸込口16のほかに第二吸込口26を備え、第二吸込口26には風路ダンパー31が備えられており風路が任意に開閉可能となっている。風路ダンパー31には例えばステッピングモーター(図示せず)で通風路を開放させるように構成されており、マイコン17から出力される動作信号で動作する。第二吸込口26、風路ダンパー31以外の構成については実施の形態1に記載の衣類乾燥機と同様であり、各構成要素については説明を省略するとともに、実施の形態1に記載の衣類乾燥機と同じ記号を使用する。
続いて、実施の形態2における衣類乾燥機の動作を説明する。
使用者が浴室の換気のみを実施したい場合において、コントローラー18を用いて衣類乾燥機に対して換気運転を指示する。すると、排気ファン12を動作させる為のモーター13が動作すると同時に風路ダンパー31が開放され、室内吸込口8から吸込まれ空気が風路ダンパー31を介し排気ファン12により屋外へ排出される。従って、排気のみの運転の場合に屋外へ排出される空気が蒸発器4を通過されないため為、排気経路の圧力損失を小さくすることとなり、換気運転のみの場合の消費電力を小さくすることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3における衣類乾燥機について説明する。
はじめに衣類乾燥機の構造について図4を参照しながら説明する。図4は実施の形態3の衣類乾燥機を真横から見た状態を示す断面構成図である。給気手段としての給気ファン32、給気ファン32を動作させるためのモーター33、空気を供給する経路として給気ダクト35が接続されている。そして、給気ファン32の吐出経路としての吐出口36は循環風路7における蒸発器4と凝縮器2との間に位置しており、かつ排気ファン12の第一吸込口16よりも風下に備えられており、循環風路7の構成としては風上側より室内吸込口8、蒸発器4、第一吸込口16、吐出口36、凝縮器2、送風ファン9、室内吹出口10の順番となっている。また、吐出口36には給気温度検知手段としての給気温度センサー37と、給気露点温度検知手段としての給気露点温度センサー38が備えられ、浴室室内の換気系路上の風上である給気空気の空気温度を検知することができる。給気ファン32、モーター33、給気ダクト35、吐出口36、給気温度センサー37、給気露点温度センサー38以外の構成については実施の形態1に記載の衣類乾燥機と同様であり、各構成要素については説明を省略するとともに、実施の形態1に記載の衣類乾燥機と同じ記号を使用する。給気ファン32を動作させるためのモーター33は、マイコン17で排気ファン12を動作させる為のモーター13と一体的に通電が行われる構成であり、例えばDCブラシモーターとする。また、給気ファン32及びモーター33の選定に当たっては、風量が0〜200[m3/h]程度得られるようにし、排気ファン12及びモーター13と略一致の風量となるようにモーター13とモーター33の回転が制御されている。排気ファン12の風量と給気ファン32の風量と差異としては例えば10%以内であり、室内の室内圧力が周囲と同等となる為浴室から屋外や隣室に空気の漏出入がなくなることとなる。
給気ダクト35の吸込み経路(図示せず)としては、室内から導入するものであり、空気を供給する風路を衣類乾燥機本体内に納めることができるので、本体施工の良否に関わらず給気が確実に得られるため確実に衣類乾燥の性能確保が可能となる。
また、給気ダクト35の他の吸込み経路(図示せず)としては、室外から導入するものであり、室内より低温である室外の空気を供給することにより加熱手段と通過空気の熱交換効率が高められ、室内の加熱能力を高めることができる。
また、給気ダクト35の他の吸込み経路(図示せず)としては、屋外から導入するものであり、冬期など乾燥した空気を供給することにより室内の乾燥能力を高めることできる。
上記構成において、室内へ直接給気を行う場合と比較して、循環経路内における加熱手段の上流側へ給気を供給する為、室内に対する加熱能力を高めることができる。また、風下側に位置する給気手段から導入された給気空気が、風上側の排気手段の吸込み経路への短絡が防止できる為、さらに室内に対する加熱能力を高めることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4の衣類乾燥機について、図5〜図6を参照しながら説明する。図5は実施の形態3の衣類乾燥機を真横から見た状態を示す断面構成図である。衣類乾燥機は第一吸込口16と第二吸込口26のどちらかが一方開放されるように三路ダンパー39が備えられる。三路ダンパー39は例えばステッピングモーター(図示せず)で第一吸込口16と第二吸込口26のどちらかが一方の通風路を開放させるように構成されており、マイコン17から出力される動作信号で動作する。三路ダンパー39以外の構造については実施の形態2に記載の衣類乾燥機と同様であり、各構成要素については説明を省略するとともに、実施の形態2に記載の衣類乾燥機と同じ記号を使用する。
次に、衣類乾燥機の動作フローの概要について図6を参照しながら説明する。図6は衣類乾燥機の動作を示すフロー図である。なお衣類乾燥機には衣類乾燥のための運転モード以外にも排気、送風等を行う運転モードを設定してもよいが、衣類乾燥以外の運転モードの動作については説明を省略する。
はじめに使用者がコントローラー18を操作することにより衣類乾燥運転モードを開始すると、圧縮機1へ通電することにより衣類乾燥運転運転を開始する(S21)。マイコン17は運転開始の情報を受け取ると、冷却温度センサー22を用い蒸発器4で冷却除湿された直後の冷却温度Tcの検知と、給気温度センサー20を用い給気温度Tvの検知と、室内温度センサー23を用い室内温度Tiの検知と、給気露点温度センサー21を用い給気露点温度DPvを検知する。(S22)。
マイコン17はマイコン17でTiと設定値t1との大小を判断し(S26)、Tiがt1よりも大きい場合はマイコン17で排気ファン12のモーター13を運転するとともに三路ダンパー39は第二吸込口26を連通するように開放し(S27)、Tiがt1以下の場合はマイコン17でTcとTvの大小を判断する(S23)。
またS23において、TcがTvよりも小さい場合はマイコン17でTcとDPvの大小を判断し(S24)、TcがTv以上の場合はマイコン17で排気ファン12のモーター13を停止する(S25)。
またS24において、TcがDPvよりも大きい場合はマイコン17で排気ファン12のモーター13を運転するとともに三路ダンパー39は第一吸込口16を連通するように開放し(S26)、TcがDPv以下の場合はマイコン17でTiとt2の大小を判断する(S28)。
またS28において、Tiがt2よりも小さい場合はマイコン17で排気ファン12のモーター13を運転するとともに三路ダンパー39は第一吸込口16を連通するように開放し(S26)、Tiがt2以上の場合はマイコン17で排気ファン12のモーター13を停止する(S07)。続いて、排気ファン停止(S25)もしくは排気ファン運転(S26、S27)を実施したあと、運転終了の指示の有無を確認し(S30)運転終了の指示がある場合は除湿運転停止(S31)となる。また、運転終了の指示がない場合は、再び(S22)から(S29)の動作ステップを繰り返す。
以下、各フローの詳細な内容について説明する。
はじめに、衣類乾燥運転開始(S21)について説明する。使用者は運転終了までの時間を指示するボタンを操作して運転終了までの時間を指定した後、運転を開始するボタンを操作して運転開始を指示する。マイコン17は運転終了までの時間についての情報を受け取って記憶しておき、圧縮機1の運転と送風ファン9のモーター11の運転を開始する。送風ファンによる循環風量は一例として200〜400[m3/h]である。
次に、各温度検知手段の温度検知(S22)について説明する。冷却温度センサー22を用い冷却温度Tcの検知と、給気温度センサー20を用い給気温度Tvの検知と、室内温度センサー23を用い室内温度Tiの検知と、給気露点温度センサー21を用い給気露点温度DPvを検知し、各検知情報Tc、Tv、Ti、DPvは新しい検知情報が入力されるまでマイコン17で記憶される。なお、マイコン17は圧縮機1が運転開始直後の場合は、冷凍サイクルが安定する例えば5分程度経過した時点で初めてTc、Tv、Ti、DPvの温度検知を行う。
次に、室内温度Tiと設定値t1の大小判断(S26)について説明する。マイコン17で記憶されている室内温度Tiと設定値t1との大小を比較し、冷凍サイクルによる蒸発器4で除湿が効果的に機能する内温度領域であるか否かを判断する。冬期で衣類乾燥運転を開始直後など室内温度Tiが設定値t1よりも低温である場合に排気ファン12を運転させることで生じる加温作用を期待するものである。設定値t1は冷凍サイクルの性能の如何に依存し、温度を関数とする除湿能力線図から導出できる値であるが予め実験や計算によって検討した上で決定しておくのが良く、例えば10℃といった値が用いられる。
次に、冷却温度Tcと給気温度Tvの大小判断(S23)について説明する。マイコン17で記憶されている冷却温度Tcと給気温度Tvとの大小を比較し、排気ファン12を運転させることにより屋外と浴室室内との間で生じる換気に伴う熱収支の正負を判断する。すなわち、排気される空気温度である冷却温度Tcよりも給気される空気温度である給気温度Tvが高温である場合は、排気ファン12を運転させることで浴室室内を加熱する作用を生じる。一方、排気される空気温度である冷却温度Tcよりも給気される空気温度である給気温度Tvが低温である場合は、排気ファン12を運転させることで浴室室内を冷却する作用を生じることとなる。
次に、冷却温度Tcと給気温度Tvの大小判断(S24)について説明する。マイコン17で記憶されている冷却温度Tcと給気露点温度DPvとの大小を比較し、排気ファン12を運転させることにより屋外と浴室室内との間で生じる換気に伴う水蒸気収支の正負を判断する。冷却温度Tcで検知される空気は蒸発器4で冷却除湿された直後の空気であるので相対湿度は概ね100%と判断できる。従って冷却温度Tcは当該空気の露点温度と一致することとなる。排気される空気温度である冷却温度Tcよりも給気される空気の露点温度である給気露点温度DPvが低温である場合は(S23)の判断と併せ、排気ファン12を運転させることにより浴室室内に与える作用としては加熱と除湿となる。すなわち、浴室室内に吊るされた洗濯物に対し乾燥を速める効果がある為、無条件で換気ファンを運転させることで、排気を行うことにより室内空気よりも乾燥した屋外空気を導入することとなり、室内の除湿を促進することができる。一方、排気される空気温度である冷却温度Tcよりも給気される空気の露点温度である給気露点温度DPvが高温である場合は、排気ファン12を運転させることで浴室室内を加湿する作用が生じることとなる。
次に、室内温度Tiと設定値t2の大小判断(S28)について説明する。マイコン17で記憶されている室内温度Tiと設定値t2との大小を比較し、冷凍サイクルによる蒸発器4で除湿が効果的に機能する内温度領域であるか否かを判断する。夏期など室内温度Tiが設定値t1よりも高温である場合に排気ファン12を運転させることで生じる冷却作用を期待するものである。設定値t2は冷凍サイクルの性能の如何に依存し、温度を関数とする除湿能力線図から導出できる値であるが、予め実験や計算によって検討した上で決定しておくのが良く、例えば40℃といった値が用いられる。
次に、排気ファン停止(S25)について説明する。マイコン17は、排気ファン12が運転されている状態であれば、排気ファン12の運転を停止する。また、排気ファン12が停止されている状態であれば、排気ファン12を停止させたままとする。
次に、排気ファン運転(S27)について説明する。マイコン17は、排気ファン12が運転されている状態であれば、排気ファン12の運転を継続する。また、排気ファン12が停止されている状態であれば、排気ファン12の運転を開始する。排気ファン12による換気量は一例として50〜150[m3/h]とする。
次に、排気ファン運転(S29)について説明する。マイコン17は、排気ファン12が運転されている状態であれば、排気ファン12の運転を継続する。また、排気ファン12が停止されている状態であれば、排気ファン12の運転を開始する。排気ファン12による換気量は一例として50〜150[m3/h]とする。
次に、運転終了の判断(S30)について説明する。マイコン17は衣類乾燥運転開始(S21)のステップで設定した乾燥運転終了までの設定時間と、衣類乾燥運転開始からの経過時間を比較し、運転終了の判断を行う。
本発明の衣類乾燥機は、換気による給気の湿度によって、衣類が最も速く乾燥するように除湿と加熱と換気を組み合わせた制御を行うものであり、浴室のほか、脱衣室、サウナ室、衣類乾燥専用室、空き部屋等の居室等に適用することができる。また住宅以外においても、クリーニング工場、病院、共同住宅、スポーツ施設、宿泊施設等の衣類乾燥室に適用することができる。
本発明の実施の形態1に記載の衣類乾燥機を示す断面構成図 本発明の実施の形態1に記載の衣類乾燥機の制御動作を示すフロー図 本発明の実施の形態2に記載の衣類乾燥機を示す断面構成図 本発明の実施の形態3に記載の衣類乾燥機を示す断面構成図 本発明の実施の形態4に記載の衣類乾燥機を示す断面構成図 本発明の実施の形態4に記載の衣類乾燥機の制御動作を示すフロー図 従来の衣類乾燥機を示す断面構成図
符号の説明
2 凝縮器
4 蒸発器
7 循環風路
8 室内吸込口
9 送風ファン
10 室内吹出口
11 モーター
12 排気ファン
13 モーター
16 第一吸込口
17 マイクロコンピューター(マイコン)
20 給気温度センサー
21 給気露点温度センサー
22 冷却温度センサー
23 室内温度センサー
26 第二吸込口
31 風路ダンパー
32 給気ファン
33 モーター
36 吐出口
37 給気温度センサー
38 給気露点温度センサー
39 三路ダンパー

Claims (17)

  1. 室内から空気を吸込む室内吸込口と室内へ空気を供給する室内吹出口とを有する筐体と、この筐体内には前記室内吸込口と前記室内吹出口とを連通する循環風路と、前記循環風路を通過する空気を冷却することにより水蒸気を除去する冷却除湿手段と、前記循環風路を通過する空気を加熱する加熱手段と、前記循環風路を通過する空気を屋外へ排出する排気手段とを備え、前記冷却除湿手段と前記加熱手段との間に前記排気手段の第一吸込口を備えたことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 空気を供給する給気手段を備え、前記給気手段の吐出口を循環風路内における冷却除湿手段と加熱手段との間に備えたことを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 給気手段の吐出口を排気手段の第一吸込口と加熱手段との間に備えたことを特徴とする請求項2記載の衣類乾燥機。
  4. 給気手段での給気量と排気手段での排気量とを略一致させることを特徴とする請求2または3記載の衣類乾燥機。
  5. 給気手段で供給する空気を室内から導入することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の衣類乾燥機。
  6. 給気手段で供給する空気を室外から導入することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の衣類乾燥機。
  7. 給気手段で供給する空気を屋外から導入することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の衣類乾燥機。
  8. 冷却直後の空気温度を検知する冷却温度検知手段と、室内へ供給する空気の温度を検知する給気温度検知手段を備え、冷却温度検知手段で検知した温度が給気温度検知手段で検知した温度より低い場合に、排気手段の運転を行う制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の衣類乾燥機。
  9. 冷却直後の絶対湿度を検知する冷却絶対湿度検知手段と、室内へ供給する空気の絶対湿度を検知する給気絶対湿度検知手段を備え、冷却絶対湿度検知手段で検知した絶対湿度が給気絶対湿度検知手段で検知した絶対湿度より高い場合に、排気手段と給気手段との運転を行う制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の衣類乾燥機。
  10. 冷却直後の空気温度を検知する冷却温度検知手段と、室内へ供給する空気の露点温度を検知する給気露点温度検知手段を備え、冷却温度検知手段で検知した温度が給気露点温度検知手段で検知した温度より高い場合に、排気手段と排気手段との運転を行う制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の衣類乾燥機。
  11. 室内温度を検知する室内温度検知手段を備え、制御手段は前記室内温度検知手段の検知した温度が所定の値よりも低い場合には排気手段と給気手段との運転を行う制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の衣類乾燥機。
  12. 室内と冷却除湿手段との間に排気手段の第二吸込口を備え、前記第二吸込口には任意に開閉が可能な風路ダンパーを備えたことを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の衣類乾燥機。
  13. 排気手段の第一吸込口と第二吸込口とのどちらか一方が吸込み経路として開放されるように構成した請求項12記載の衣類乾燥機。
  14. 室内温度を検知する室内温度検知手段を備え、制御手段は室内温度検知手段の検知した温度が所定の値よりも高い場合には、排気手段の運転を行う制御手段を備えたことを特徴とする請求項12または13に記載の衣類乾燥機。
  15. 制御手段は室内温度検知手段が検知した温度が高いほど換気量が大きくなるように排気手段を制御する請求項14に記載の衣類乾燥機。
  16. 室内相対湿度を検知する室内相対湿度検知手段を備え、制御手段は室内相対湿度検知手段の検知した相対湿度が所定の値よりも低い場合には、除湿運転を停止させる制御手段を備えたことを特徴とする請求15に記載の衣類乾燥機。
  17. 空気と冷媒で熱交換を行う熱交換器として凝縮器と蒸発器を備える冷凍サイクルを利用し、冷却除湿手段として前記蒸発器を、加熱手段として前記凝縮器を用いることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の衣類乾燥機。
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