JP2011027310A - 浴室暖房乾燥機 - Google Patents

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【課題】浴室BRの浴槽上方の天井部BRcに設置される浴室暖房乾燥機であって、浴室の洗い場側を横方向一方、浴槽側を横方向他方、横方向に直交する水平方向を前後方向として、機体2の下面を覆う下面カバー3の一個所に設けられた吹出し口5からの送風方向を横方向に変化させる可変ルーバ10を備えるものにおいて、乾燥運転時の横方向他方側の壁や天井部の乾燥不足を防止できるようにする。
【解決手段】可変ルーバ10の前後方向に長手のルーバ板11を、前後方向の軸線回りに傾動自在に、且つ、上下動自在に支持する。乾燥運転時に、ルーバ板11を、その板幅方向を横方向に沿わせた状態で、吹出し口5の下方に突出する下降位置に下動させ、温風を下面カバー3に沿って横方向他方に向う方向に送風する。
【選択図】図2

Description

本発明は、浴室の浴槽上方の天井部に設置される浴室暖房乾燥機に関する。
従来、この種の浴室暖房乾燥機は、浴室の洗い場側を横方向一方、浴槽側を横方向他方、横方向に直交する水平方向を前後方向として、機体の下面を覆う下面カバーの一個所に前後方向に長手の吹出し口が設けられ、吹出し口からの送風方向を横方向に変化させる可変ルーバを備えている(例えば、特許文献1参照)。
このものにおいて、可変ルーバは、該ルーバの横方向他方寄りの部分に位置する前後方向の軸線を支点して、吹出し口を閉塞する位置から下方に傾動自在に支持されており、送風方向を横方向一方に向う斜め下向きの方向と真下方向との間で変向できるようにしている。尚、送風方向を真下方向から横方向他方を向く方向に変向することは、可変ルーバが吹出し口の横方向他方の側縁に干渉してしまうため、無理である。
ここで、浴室の乾燥運転時には、送風方向を変向可能な範囲で最大限変化させて、浴室の広範囲に温風を送風することが望まれるが、上記従来例では、送風方向を横方向他方を向く方向に変向することはできないため、浴室の横方向他方側の壁や天井部には温風が十分に届かず、この部分の乾燥が不足してカビが発生することがある。
また、従来、下面カバーの四方に吹出し口を設けて、各吹出し口に可変ルーバを装着した浴室暖房乾燥機も知られている(例えば、特許文献2参照)。これによれば、浴室の乾燥運転時に、横方向他方を向く方向にも温風を送風して、浴室の横方向他方側の壁や天井部の乾燥不足を回避できる。然し、このものでは、機体内に複数の吹出し口に連なる複数の通風路を設ける必要があって、浴室暖房乾燥機全体が大型化する不具合がある。
特開2001−254967号公報 特許第3764220号公報
本発明は、以上の点に鑑み、下面カバーの複数個所に吹出し口を設けずに、乾燥運転時の横方向他方側(浴槽側)の壁や天井部の乾燥不足を防止できるようにした浴室暖房乾燥機を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、浴室の浴槽上方の天井部に設置される浴室暖房乾燥機であって、浴室の洗い場側を横方向一方、浴槽側を横方向他方、横方向に直交する水平方向を前後方向として、機体の下面を覆う下面カバーの一個所に前後方向に長手の吹出し口が設けられ、吹出し口からの送風方向を横方向に変化させる可変ルーバを備えるものにおいて、下面カバーに沿って横方向他方に向かう方向を所定方向として、可変ルーバは、所定方向にも送風可能な構造に構成され、浴室の乾燥運転時の送風モードとして所定方向に送風するモードを備えることを特徴とする。
本発明によれば、下面カバーの複数個所に吹出し口を設けなくても、乾燥運転時に上記所定方向に温風を送風して、横方向他方側、即ち、浴槽側の壁や天井部に温風を十分に届けることができる。従って、浴槽側の壁や天井部を十分に乾燥させて、この部分にカビが発生することを防止できる。
本発明において、可変ルーバは、前後方向に長手のルーバ板を有し、ルーバ板は、前後方向の軸線回りに傾動自在に、且つ、所定の上昇位置と下降位置とに上下動自在に支持され、上昇位置は、ルーバ板の板幅方向を横方向に沿わせた状態でルーバ板が吹出し口内に収まる高さに設定され、下降位置は、ルーバ板の板幅方向を横方向に沿わせた状態でルーバ板が吹出し口の下方に突出する高さに設定されることが望ましい。この場合、ルーバ板を、その板幅方向を横方向に沿わせた状態で、下降位置に下動させれば、吹出し口からの温風をルーバ板により上記所定方向と、これとは反対方向(横方向一方に向かう方向)とに振り分けることができる。従って、浴槽側の壁や天井に温風を十分に届けることができると共に、洗い場側の壁や天井にも温風を十分に届けることができる。また、ルーバ板を上昇位置に上動させた状態で傾動させれば、吹出し口からの送風方向を横方向に変化させることができる。
また、このものにおいて、ルーバ板は、該ルーバ板に立設した支持板部において、傾動及び上下動自在に支持されることが望ましい。これによれば、ルーバ板を上下動させる機構や傾動させる機構がルーバ板より上方で支持板部に連結されることになる。そのため、ルーバ板の下降位置においてこれら機構が吹出し口の下方に露出することを防止でき、体裁が損なわれることはない。
また、本発明においては、可変ルーバを、吹出し口の横方向中央部に位置する前後方向の軸線を支点にして吹出し口の横方向一方の半部を閉塞する閉塞位置から下方に傾動自在な第1ルーバ板と、吹出し口の横方向中央部に位置する前後方向の軸線を支点にして吹出し口の横方向他方の半部を閉塞する閉塞位置から下方に傾動自在な第2ルーバ板とで構成してもよい。これによれば、第2ルーバ板を閉塞位置から小角度下方に傾動させることにより、上記所定方向に温風を送風して、浴槽側の壁や天井に温風を届けることができる。この場合、第1ルーバ板を閉塞位置に保持しておけば、上記所定方向に向かう温風の風速を速めて、浴槽側の壁や天井に効率良く温風を届けることができる。また、第1ルーバ板を閉塞位置から下方に傾動させれば、送風方向を上記所定方向とは反対方向と下向き方向との間で横方向に変化させることができる。
本発明の実施形態の浴室暖房乾燥機を設置した浴室を示す模式図。 本発明の第1実施形態の浴室暖房乾燥機の断面図。 第1実施形態の浴室暖房乾燥機に設けた可変ルーバの斜視図。 図3の可変ルーバの動きと送風方向との関係を示す説明図。 第2実施形態の浴室暖房乾燥機の可変ルーバ部分の断面図。
図1を参照して、BRは浴槽BRaを設置した浴室を示しており、浴槽BRaが設置されていない浴室BRの部分は洗い場BRbになっている。浴室BRの天井部BRcには、浴槽BRaの上方に位置させて浴室暖房乾燥機1が設置されている。以下、浴室BRの洗い場BRb側を横方向一方、浴槽BRa側を横方向他方、横方向に直交する水平方向を前後方向として、浴室暖房乾燥機1について説明する。
浴室暖房乾燥機1は、図2に示す如く、天井部BRcに開設した開口を通して天井裏に挿入される箱形の機体2と、機体2の下面を覆う下面カバー3とを備えている。下面カバー3には、吸込み口4が開設されると共に、吸込み口4の横方向一方に隣接する一個所に位置させて、前後方向に長手の吹出し口5が開設されている。
機体2内には、吸込み口4と吹出し口5とを結ぶ通風路6が画成されており、この通風路6に、加熱手段7と循環ファン8とが配置されている。そして、循環ファン8の作動により吸込み口4から吸込まれた浴室BR内の空気を加熱手段7で加熱し、温風として吹出し口5から浴室BR内に送風するようにしている。加熱手段7は、図外の熱源機で加熱された温水を循環させる放熱器で構成されている。
また、循環ファン8と吹出し口5との間の通風路6の部分に臨ませて、正イオン及び負イオンを同時に発生するイオン発生器9が設けられている。そして、これら正イオンと負イオンの化学反応により生成される過酸化水素水や水酸化ラジカルにより空気中に浮遊するカビ等の菌類を殺菌できるようにしている。また、浴室暖房乾燥機1は、図示しないが、吸込み口4から吸込まれた空気を屋外に排気する換気ファンを備えている。
浴室暖房乾燥機1は、図外のリモコンの操作により浴室BRの暖房運転と、涼風運転と、乾燥運転とを行う。暖房運転では、加熱手段7と循環ファン8とを作動させて、温風を吹出し口5から浴室BR内に送風し、涼風運転では、加熱手段7を作動させずに循環ファン8を作動させて、涼風を吹出し口5から浴室BR内に送風する。また、乾燥運転では、加熱手段7と循環ファン8と換気ファンとを作動させて、浴室BRを換気しつつ温風を吹出し口5から浴室BR内に送風し、更に、イオン発生器9を作動させて、カビの発生を抑制する。
浴室暖房乾燥機1は、更に、吹出し口5からの送風方向を横方向に変化させる可変ルーバ10を備えている。可変ルーバ10は、下面カバー3に沿って横方向他方に向かう方向(略水平に横方向他方に向かう方向)にも送風可能な構造に構成されている。以下、可変ルーバ10について、図2、図3を参照して説明する。
可変ルーバ10は、前後方向に長手の1枚のルーバ板11を有している。ルーバ板11には、その前後両端の近傍から立ち上がる支持板部11aが立設されている。そして、ルーバ板11を、支持板部11aにおいて、前後方向の軸線回りに傾動自在に、且つ、図2に仮想線で示す上昇位置と同図に実線で示す下降位置とに上下動自在に支持している。この上昇位置は、ルーバ板11の板幅方向を横方向に沿わせた状態でルーバ板11が吹出し口5内に収まる高さに設定され、下降位置は、ルーバ板11の板幅方向を横方向に沿わせた状態でルーバ板11が吹出し口5の下方に突出する高さに設定される。
より具体的には、吹出し口5の直上部の枠体5a内に、一対の支持板部11aの上部に固定した前後方向の軸線を持つ傾動軸12を軸支する一対の可動体13を配置して、一方の可動体13に、傾動軸12を回転駆動するステッピングモータ等から成る傾動用駆動源14を搭載している。各可動体13には、上方にのびるガイドロッド13aが設けられており、枠体5aに立設したガイドスリーブ5bにガイドロッド13aを挿通して、各可動体13を上下動自在に支持している。そして、ステッピングモータ等から成る上下動用駆動源15により上下に揺動される揺動アーム16を設け、この揺動アーム16の自由端に形成した長孔16aに一方の可動体13に固定したピン13bを係合させている。この構造では、傾動用駆動源14で傾動軸12を回転させることにより、ルーバ板11が傾動軸12の前後方向の軸線回りに傾動し、上下動用駆動源15で揺動アーム16を揺動させることにより、ルーバ板11が上昇位置と下降位置とに上下動する。
また、ルーバ板11を支持板部11aにおいて傾動及び上下動自在に支持するため、可動体13、傾動用駆動源14及び揺動アーム16等の傾動用や上下動用の機構の構成部材はルーバ板11よりも上方に位置することになる。従って、ルーバ板11を下降位置に下動させた状態で傾動用や上下動用の機構の構成部材が吹出し口5の下方に露出することを防止でき、体裁が損なわれることはない。
図1のF1〜F6は、ルーバ板11を上昇位置で傾動させたときの送風方向を示している。即ち、ルーバ板11を、図4(a)に示す如く傾動させたときの送風方向はF1になり、図4(b)に示す如く傾動させたときの送風方向はF2になり、図4(c)に示す如く傾動させたときの送風方向はF3になり、図4(d)に示す如く傾動させたときの送風方向はF4になり、図4(e)や(f)に示す如く傾動させたときの送風方向はF5になり、図4(g)や(h)に示す如く傾動させたときの送風方向はF6になる。暖房運転時や涼風運転時は、送風方向をF1〜F6の範囲で自動的に変化させ、或いは、リモコンの操作によりF1〜F6のうちから選択した特定方向に送風する。
ところで、乾燥運転時に送風方向をF1の方向にすれば、横方向一方(洗い場BRb側)の壁に当たった温風の一部が横方向一方の天井部BRcに沿って吸込み口4に流れ、横方向一方の天井部BRcをある程度は乾燥できる。一方、乾燥運転時に送風方向をF6の方向にしたときは、横方向他方(浴槽BRa側)の壁に当たった温風が吸込み口4に向けて直進するように流れ、横方向他方の天井部BRcに温風が回り込まず、横方向他方の天井部BRcの乾燥不足を生じ易くなる。
ここで、ルーバ板11が上昇位置に存するときは、ルーバ板11をどのように傾動させても、略水平に横方向他方に向かう図1のF7の方向や、略水平に横方向一方に向かう図1のF8の方向に送風することはできない。一方、ルーバ板11を、その板幅方向を横方向に沿わせた状態で、下降位置に下動させれば、図4(i)に示す如く、F7及びF8の方向に送風することができる。
そこで、本実施形態では、乾燥運転時に、先ず、F3の方向に送風するモードで30分程度の温風送風を行って、洗い場BRbの床面を乾燥させ、次に、F1の方向に送風するモードで15分程度の温風送風を行って、洗い場BRb側の壁面を乾燥させ、次に、F6の方向に送風するモードで15分程度の温風送風を行って、浴槽BRa側の壁面を乾燥させ、最後に、ルーバ板11を下降位置に下動させて、F7及びF8の方向に送風するモードで15分程度の温風送風を行うようにした。これによれば、F7の方向への送風で横方向他方の天井部BRcに温風が十分に届き、横方向他方の天井部BRcが十分に乾燥される。更に、F8の方向への送風で横方向一方の天井部BRcにも温風が十分に届き、横方向一方の天井部BRcも十分に乾燥される。
また、ルーバ板11を下降位置で傾動させ、浴槽BRa側や洗い場BRb側の天井部BRcに加えて浴槽BRa側や洗い場BRb側の壁面の上部に温風を送風するようにしてもよい。
ところで、F7は吸込み口4の直下を横切る方向であるため、温風の送風速度が遅いと、温風が横方向他方の天井部BRcに届く前に吸込み口4に吸込まれてしまう。従って、吹出し口5と下降位置でのルーバ板11との間の上下方向距離を適切に設定し、F7の方向への温風の送風速度を速くして、吸込み口4への温風の吸込みを抑制する必要がある。この適切な上下方向距離は20mm程度である。
尚、上記第1実施形態では、ルーバ板11を軸支する可動体13を揺動アーム16で上下動させるようにしたが、上下方向に伸縮動作するパンタグラフ式のリンク機構で可動体13を上下動させるようにしてもよい。また、ルーバ板11に立設した支持板部11aに固定の傾動軸12を揺動アーム16に軸支し、傾動用駆動源14を揺動アーム16に搭載して、可動体13を省略することも可能である。
次に、図5に示す可変ルーバ10の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、可変ルーバ10を、吹出し口5の横方向中央部に位置する前後方向の軸線を持つ傾動軸20aを支点にして吹出し口5の横方向一方の半部を閉塞する閉塞位置から下方に傾動自在な第1ルーバ板20と、吹出し口5の横方向中央部に位置する前後方向の軸線を持つ傾動軸21aを支点にして吹出し口5の横方向他方の半部を閉塞する閉塞位置から下方に傾動自在な第2ルーバ板21とで構成している。尚、第2ルーバ板21の自由端(横方向他方の端部)は、第2ルーバ板21を閉塞位置にした状態で斜め上方に傾斜する傾斜部21bに形成されている。
暖房運転時や涼風運転時には、第1ルーバ板20の下方への傾動角度を調節することで、送風方向を図1のF1〜F4の範囲で変化させると共に、第2ルーバ板21の下方への傾動角度を調節することで、送風方向を図1のF5〜F6の範囲で変化させる。
また、乾燥運転時に図1のF7の方向に温風を送風する場合は、第1ルーバ板20を閉塞位置に保持した状態で、第2ルーバ板21を、図5に仮想線で示す如く、傾斜部21bが水平になるように小角度傾動させる。これによれば、温風がF7の方向に送風されると共に、第1ルーバ板20の閉塞でF7方向への風速が速められて、吸込み口4への温風の吸込みが抑制される。従って、横方向他方の天井部BRcに温風が十分に届き、横方向他方の天井部BRcが十分に乾燥される。
尚、第1ルーバ板20の自由端に、第2ルーバ板21と同様の傾斜部を形成することも考えられるが、傾斜部により乱流を生じて、暖房運転時に特に必要なF3やF4の方向への送風性能が悪くなるため、第1ルーバ板20には傾斜部を形成していない。この場合、第1ルーバ板20を閉塞位置から下方に小角度傾動させても、送風方向はF8より下方に傾斜した方向になり、横方向一方の天井部BRcに直接温風を届けることはできない。然し、上述したように横方向一方の壁に当たった温風の一部が横方向一方の天井部BRcに沿って吸込み口4に流れるため、横方向一方の天井部BRcの乾燥不足を生ずることはない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、加熱手段7を放熱器で構成しているが、電気ヒータで加熱手段7を構成することも可能である。また、上記実施形態では、乾燥運転時にF7及びF8の方向に送風するモードを自動的に実行するようにしているが、リモコンの操作でF7及びF8の方向に送風するモードを選択できるようにしてもよい。また、乾燥運転モードとして、加熱手段7を作動させずに涼風を吹出し口5から送風する省エネモードを選択できるようにしてもよい。
BR…浴室、BRa…浴槽、BRb…洗い場、BRc…天井部、1…浴室暖房乾燥機、2…機体、3…下面カバー、5…吹出し口、10…可変ルーバ、11…ルーバ板、11a…支持板部、20…第1ルーバ板、21…第2ルーバ板。

Claims (4)

  1. 浴室の浴槽上方の天井部に設置される浴室暖房乾燥機であって、浴室の洗い場側を横方向一方、浴槽側を横方向他方、横方向に直交する水平方向を前後方向として、機体の下面を覆う下面カバーの一個所に前後方向に長手の吹出し口が設けられ、吹出し口からの送風方向を横方向に変化させる可変ルーバを備えるものにおいて、
    下面カバーに沿って横方向他方に向かう方向を所定方向として、可変ルーバは、所定方向にも送風可能な構造に構成され、浴室の乾燥運転時の送風モードとして所定方向に送風するモードを備えることを特徴とする浴室暖房乾燥機。
  2. 前記可変ルーバは、前後方向に長手のルーバ板を有し、ルーバ板は、前後方向の軸線回りに傾動自在に、且つ、所定の上昇位置と下降位置とに上下動自在に支持され、上昇位置は、ルーバ板の板幅方向を横方向に沿わせた状態でルーバ板が前記吹出し口内に収まる高さに設定され、下降位置は、ルーバ板の板幅方向を横方向に沿わせた状態でルーバ板が吹出し口の下方に突出する高さに設定されることを特徴とする請求項1記載の浴室暖房乾燥機。
  3. 前記ルーバ板は、該ルーバ板に立設した支持板部において、傾動及び上下動自在に支持されることを特徴とする請求項2記載の浴室暖房乾燥機。
  4. 前記可変ルーバは、前記吹出し口の横方向中央部に位置する前後方向の軸線を支点にして吹出し口の横方向一方の半部を閉塞する閉塞位置から下方に傾動自在な第1ルーバ板と、吹出し口の横方向中央部に位置する前後方向の軸線を支点にして吹出し口の横方向他方の半部を閉塞する閉塞位置から下方に傾動自在な第2ルーバ板とで構成されることを特徴とする請求項1記載の浴室暖房乾燥機。
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