JP2009085505A - 空気調和機 - Google Patents

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Tomohiro Tabata
智大 田畑
Yasuhiro Mogi
康弘 茂木
Seitei Ohama
靖程 大濱
Mayumi Saito
真由美 斎藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】一枚の単板により構成された水平フラップにより、冷房時あるいは暖房時における効果的な気流制御が可能となり、無駄のない室内調温が可能となるようにし、シンプルなデザインによる意匠的効果を向上できるようにする。
【解決手段】室内の空気を吸込口から吸い込んで熱交換機で熱交換した後、吹出口から冷気または暖気を吐出させるとともに、この吹出口から吐出される冷気または暖気の上下方向の気流制御を行うため、一枚の単板により構成された水平フラップを備えた空気調和機であり、前記水平フラップの両側端を回動可能に軸支する可動壁部材を設け、さらに前記可動壁部材の基端部が軸支されて回動可能となるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、吹出口から吐出される冷気または暖気の上下方向の気流制御を行う水平フラップを備えた空気調和機に関するものである。
一般に壁掛け型の空気調和機では、吹出口から吐出される冷気または暖気の吹出方向を定める気流制御を行うため、垂直フラップと水平フラップを備える。特に水平フラップは上下方向の気流制御を行うことから、冷房時と暖房時では異なる方向に姿勢が維持されるようにしなければならない。
即ち、冷房運転時には冷気が水平に吹き出して室内の天井面から床面に降下する気流が形成され、暖房運転時には暖気を垂直下方に吹き出して床面に沿った気流が形成されるようしなければならない。したがって、通常の空気調和機では、冷房または暖房の運転モードが指定されて運転が開始された時点で、この運転モードを判断して水平フラップの方向を自動的に定めるようにしている。
このように水平フラップは、冷房または暖房の効果が有効に得られるようにするために重要な機能を果たすのであるが、従来、一枚の単板で構成された水平フラップには以下に述べるような不具合があった。即ち、図5(A)に示すように、空気調和機が運転を停止している状態においては、水平フラップHFは吹出口Pを覆蔽するように静止している。
この状態から運転が開始されると、水平フラップHFは回動軸Sを支点にスイングし、暖房運転時は図5(B)、冷房運転時は図5(C)に示す状態で静止する。したがって、水平フラップHFのスイングを許容するため、この水平フラップHFの上辺が本体のケーシングと接触しないように間隙Dを形成しておかなければならない。
水平フラップHFがこのように構成されている場合、運転を停止している図5(A)の状態では、図6に示すように水平フラップHFと本体ケーシングとの間の間隙が露呈されたままとなり、吹出口Pを完全に覆蔽することができず、外観を損なう意匠的課題を残すことになる。また、暖房運転をしている図5(B)に示す状態においては、水平フラップHFの上辺に隘路P1が形成されてしまうことから、全ての暖気を垂直下方へ導くことができなくなる。さらに、冷房運転をしている図5(C)に示す状態では、水平フラップHFの整流作用が乏しくなることから、冷気は斜め下方へ吐出し、水平方向へ有効に導くことができなくなる。
そこで、本発明の出願人は、複数枚の水平フラップを配設し冷房時および暖房時の気流を所定の方向へ効果的に導くことができるようにし、吹出口の全面を覆蔽できるようにした空気調和機を提案している(特許文献1参照)。かかる構成による場合は、3枚の水平フラップを採用するため、気流の制御は自在であり、効果的に室内調温を行うことができる。
特開2003−139379号公報
ところで、このように複数枚の水平フラップを備える空気調和機においては、各々の水平フラップを各別に制御できるようにするため、機構および制御装置が複雑となり、製造コストが上昇することから高級機種に採用される傾向にあった。また、水平フラップが複数枚であることから、図7に示すように区画線が現れるような外観となる。
また、このように複数枚の水平フラップを備える場合、複雑な気流制御が可能となるが、気流の設定が複雑になる傾向があり、簡単な操作で効果的に室内調温できることも課題となるものであった。そこで、本発明では、水平フラップを一枚の単板で構成することを前提とし、この水平フラップにより効果的に気流制御が可能となるようにするもので、同時に水平フラップと本体ケーシングの間に間隙が形成されないようにしたシンプルなデザインが可能となる意匠的効果が得られる空気調和機を提供できるようにするものである。
そこで本発明は、以下に述べる各手段により上記課題を解決するようにした。即ち、請求項1記載の発明では、室内の空気を吸込口から吸い込んで熱交換機で熱交換した後、吹出口から冷気または暖気を吐出させるようにするとともに、この吹出口から吐出される冷気または暖気の上下方向の気流制御行うため、一枚の単板により構成された水平フラップを備えた空気調和機であり、前記水平フラップの両側端を回動可能に軸支する可動壁部材を設け、さらに前記可動壁部材の基端部が軸支されて回動可能となるようにする。
請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の空気調和機において、可動壁部材が回動上死点にあるとき、水平フラップが吹出口の全面を覆蔽するようにする。
請求項3記載の発明では、上記請求項1記載の空気調和機において、可動壁部材が回動下死点にある状態において、水平フラップを水平状態あるいは垂直状態に維持されるようにする。
請求項4記載の発明では、室内の空気を吸込口から吸い込んで熱交換機で熱交換した後、吹出口から冷気または暖気を吐出させるようにするとともに、この吹出口から吐出される冷気または暖気の上下方向の気流制御を行うため、一枚の単板により構成された水平フラップを備えた空気調和機であり、前記水平フラップの両速端を回動可能に軸支する可動壁部材を設け、さらに前記可動壁部材は移動可能であり、この可動壁部材の収納時には前記水平フラップにより前記吹出口を閉じるようにするとともに、前記可動壁部材の移動時には前記水平フラップを回動して前記吹出口からの冷気または暖気の上下方向の気流制御を行うようにする。
本発明によれば、一枚の単板により構成された水平フラップにより、冷房時あるいは暖房時における効果的な気流制御が可能となり、効果的な室内調温が可能となる。また、水平フラップと本体ケーシングの間に間隙が形成されないようにしたシンプルなデザインが可能となり、意匠的効果を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を図にもとづいて詳細に説明する。図1は、本発明の空気調和機の構成を示す断面図であり、その要部の構成を図2に示し、動作態様を図3に示す。図4は、本発明の空気調和機の完成状態の外観を示す斜視図である。図5は、従来の空気調和機の要部の構成を示すもので、図6および図7に従来の空気調和機の外観の状態を斜視図で示す。
図1は、本発明を実施する空気調和機1の断面図を示すもので、送風ファン2、ファンケース3、スタビライザ4、吸入グリル5、熱交換機6、水平フラップ7、垂直フラップ8、吹出口9を主な構成要素としている。送風ファン2により吸入グリル5から吸入された室内の空気は、熱交換機6により熱交換され、ファンケース3とスタビライザ4により形成された送風通路を通り、吹出口9から水平フラップ7により気流制御されながら室内へ送風される。
前記水平フラップ7の両側端にはステム7aが一体に形成されており、図2に示すように、このステム7aは可動壁部材10に固定された減速歯車を内蔵する電動モータ11の出力軸11aに固定されている。さらに、前記可動壁部材10は空気調和機1の内部ケーシング1Aに固定された減速歯車を内蔵する電動モータ12の出力軸12aに固定されている。
水平フラップ7の駆動機構はこのように構成されていることから、電動モータ11を駆動することにより、出力軸11aを支点にスイングする。また、電動モータ12を作動すると、可動壁部材10が出力軸12aを支点にその前端が揺動し、吹出口9の部位において水平フラップ7全体の位置の変更が可能となる。即ち、空気調和機1の運転を開始する初期状態においては、可動壁部材10は回動上死点にあり、図3(A)に示すように水平フラップ7が吹出口9の開口部の全てを覆蔽する状態となる。
図3(A)の状態において、空気調和機1の運転が開始されると、電動モータ12が駆動され、その出力軸12aの回転に伴い可動壁部材10が揺動して回動下死点まで降下し、吹出口9が開放される。この時点において空気調和機1に冷房運転が指示されている場合、同図に示すように水平フラップ7の背面が水平状態となるようにしておくことにより、全ての冷気は水平フラップ7により気流制御され、水平方向へ吐出する。
また、吹出口9が開放された状態において、空気調和機1に暖房運転が指示されている場合は、図3(C)に示すように水平フラップ7の背面が垂直状態となるようにしておくことにより、全ての暖気は水平フラップ7により気流制御され、垂直方向へ吐出する。この場合、水平フラップ7の上辺とスタビライザ4との間に隘路が形成されないようにすることができるので、垂直下方への気流を有効に形成することができる。
本発明は以上のように構成されていることから、空気調和機1の運転を停止すると、水平フラップ7が吹出口9の開口部の全面を覆蔽し、図4に示すように間隙の形成されない状態で水平フラップ7が空気調和機1の本体に一体化した状態の外観となる。なお、本発明によれば、水平フラップ7を水平状態または垂直状態に維持することが可能であるが、駆動モータ12を制御することにより、傾斜角度を任意に制御することは容易に可能であり、多様な気流制御を実現することができる。
本発明の空気調和機の構成を示す断面図である。 本発明の空気調和機の要部の構成を示す図である。 本発明の空気調和機の要部の動作態様を説明する図である。 本発明の本発明の空気調和機の外観を示す斜視図である。 従来の空気調和機の要部の構成を説明する図である。 図5の空気調和機の外観の状態を示す斜視図である。 従来の空気調和機の外観の状態を示す斜視図である。
符号の説明
1・・・・・空気調和機
2・・・・・送風ファン
3・・・・・ファンケース
4・・・・・スタビライザ
5・・・・・吸入グリル
6・・・・・熱交換機
7・・・・・水平フラップ
8・・・・・垂直フラップ
9・・・・・吹出口
10・・・・可動壁部材
11・・・・電動モータ
12・・・・電動モータ

Claims (4)

  1. 室内の空気を吸込口から吸い込んで熱交換機で熱交換した後、吹出口から冷気または暖気を吐出させるようにするとともに、この吹出口から吐出される冷気または暖気の上下方向の気流制御を行うため、一枚の単板により構成された水平フラップを備えた空気調和機であり、
    前記水平フラップの両側端を回動可能に軸支する可動壁部材を設け、さらに前記可動壁部材の基端部が軸支されて回動可能となるようにしたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記可動壁部材が回動上死点にあるとき、前記水平フラップが吹出口の全面を覆蔽するようにしたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 前記可動壁部材が回動下死点にあるとき、前記水平フラップを水平状態あるいは垂直状態に維持されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  4. 室内の空気を吸込口から吸い込んで熱交換機で熱交換した後、吹出口から冷気または暖気を吐出させるようにするとともに、この吹出口から吐出される冷気または暖気の上下方向の気流制御を行うため、一枚の単板により構成された水平フラップを備えた空気調和機であり、
    前記水平フラップの両速端を回動可能に軸支する可動壁部材を設け、さらに前記可動壁部材は移動可能であり、この可動壁部材の収納時には前記水平フラップにより前記吹出口を閉じるようにするとともに、前記可動壁部材の移動時には前記水平フラップを回動して前記吹出口からの冷気または暖気の上下方向の気流制御を行うようにしたことを特徴とする空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011027310A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Rinnai Corp 浴室暖房乾燥機

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