JP5759706B2 - 遊技場の暖房設備 - Google Patents
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Description
冷房運転を行う場合、冷暖房装置から吐き出された冷たい空気は、自然に床面側に滞留して、床面側から冷たい空気が蓄積されていくため、リモコン装置の温度センサが目標温度に達したことを検知した時点においては、リモコン装置の高さ(例えば、床面から1.5m前後の高さ)までが適温に制御されており、遊技者が不快に感じる領域は殆どない。
従って、遊技場では、特に、暖房運転を行っている場合においては、遊技空間内を暖めているにも関わらず、床面近傍がその他の領域より低温となってしまうため、遊技者を足元から冷やしてしまい、遊技に最適な温度環境を提供することができないという不具合があった。
具体的には、送風機によって、遊技機群の空間内に強制的に空気を導入して空気の流れを形成し、その空間内に流通する空気を排熱によって昇温させてから、腰板に形成された吹出口から排出させる構成である。さらに、遊技場における天井側の空気を遊技機群の空間内に導入すれば、既に冷暖房装置等によって暖められた空気を吹出口に向けて流すことができるため、遊技場内の空気が攪拌される際に得られる効果とほぼ同様の効果を得ることができる。
即ち、本発明によれば、遊技者の足元に暖かい空気を確実に提供することが可能となるため、先に説明したように、冷暖房装置による床面近傍の暖房効果が不十分な場合であっても、足元の暖房効果を確保することができる。
また、本発明における効果は、1つの遊技機群において、送風機の設置台数を遊技機の設置台数より少ない数にした構成(例えば、1つの遊技機群に対して1台の送風機)であっても期待できるため、ヒータを設置するより設備投資費が大幅に嵩むことがない。さらに、送風機の電力消費量は、ヒータの電力消費量より低いため、ランニングコストも安価にできる。
すなわち、遊技機群は、吹出口から排出される空気の流量を調整できる開閉手段を有することを特徴とする。
また、本発明では、ヒータを使用することなく、遊技機群内の排熱を利用した暖房設備であるため、採用にあたって設備投資費が増大することがない。さらに、ヒータに比べて電力消費が小さいため、ランニングコストの増加も阻止することができる。
本実施形態の遊技場の暖房設備は、パチンコ機やスロット機等の遊技機30を1つの群とした所謂遊技島31に形成した構成である。そこで、以下の説明においては、理解を容易にするために、1つの遊技島31に注目して説明する。
しかしながら、先にも説明したように、冷暖房装置によって暖房運転を実施した場合、冷暖房装置から吹き出された温風は、一旦は床面側に向かって流れるが、空気の性質によって、温風は床面側に達する前に天井側に移動してしまう場合がある。そのため、冷暖房装置から温風が吹き出されても、床面側が暖房されないという場合があり、遊技者の足元を冷やして、不快な思いをさせてしまうという不具合が発生していた。
以下に、本実施形態の遊技場の暖房設備1における特徴的構成について説明する。
なお、本実施形態では、流入口11から空間10へ混入するゴミなどを低減するために、流入口11の開口近傍に格子状の網が取り付けられている。
固定部材25は、長方形状の板体で、空気が通過する複数の固定側開口41と、後述する可動部材26が摺動するレール部42(図5)と、可動部材26における操作部33の操作領域たる操作開口45を有する。
操作開口45は、固定部材25の上部(図4)のほぼ中央に設けられた部材厚方向に貫通した長孔であって、孔の長辺が固定部材25の長手方向に沿って形成されている。
また、可動部材26は、短辺の長さが、レール部42の1対の張り出し部47同士の間隔(最短距離)とほぼ等しい長さに設定されており、長辺の長さが、固定部材25の長辺より短く設定されている。即ち、可動部材26は、1対の長辺がレール部42に保持されたような状態で、レール部42に沿って摺動可能な大きさに設定されている。
なお、開閉装置13は、固定部材25のレール部42が腰板33の吹出口12に挿通された状態で、固定部材25の4隅に設けられた貫通孔49に図示しないビス等の固定手段が挿通されて固定される。
まず、開閉装置13を操作して吹出口12を開放状態にする。即ち、開閉装置13を可動部材26に取り付けられた操作部43を介して、最大開放状態あるいは流量制限状態にして、吹出口12から空気が排出される状態にする。そして、その状態となれば、各遊技島31に設置した図示しない送風機8用の運転スイッチをオンにする
即ち、本実施形態では、遊技場の天井に滞留した暖かい空気を遊技機30等の熱エネルギーによって、さらに昇温させることができるため、吹出口12から確実に温風を排出することができる。これにより、遊技者の足元を暖房することができるため、不快な思いをさせてしまうような不具合が生じることがない。
また、本発明においては、吹出口12を腰板33に設けた構成を示したが、本発明ではこれに限定されず、幅木37に設けた構成であっても構わない。
8 送風機
10 空間
11 流入口
12 吹出口
13 開閉装置(開閉手段)
30 遊技機
31 遊技島(遊技機群)
33 腰板
34 天板
Claims (3)
- 遊技場は、1又は複数の遊技機により構成された複数の遊技機群を有し、
遊技機群は、遊技機の背面側に形成された空間と、遊技機の設置位置より下方に設けられた腰板と、送風機と、前記送風機を運転することで前記空間内に空気を導入可能な流入口を有し、
前記遊技機の背面は、前記空間内に位置しており、
腰板は、空間内の空気を排出可能な吹出口を有し、
流入口から導入された空気は、少なくとも遊技機が発生する熱エネルギーによって昇温するとともに、前記遊技機を冷やし、吹出口から排出されることを特徴とする遊技場の暖房設備。 - 遊技機群は、遊技機の設置位置より上方であって天面を形成する天板が設けられ、
前記流入口は天板に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技場の暖房設備。 - 遊技機群は、吹出口から排出される空気の流量を調整できる開閉手段を有し、
前記開閉手段は、前記吹出口に取り付けられるものであって、固定部材と可動部材を有し、
前記固定部材は、複数の固定側開口を有し、
前記可動部材は、複数の可動側開口を有し、
前記固定部材に対して可動部材を相対的に摺動させることで、可動側開口と固定側開口が互いに連通した状態と、可動側開口と固定側開口が互いに連通していない状態とに変更可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技場の暖房設備。
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JP2010266745A JP5759706B2 (ja) | 2010-11-30 | 2010-11-30 | 遊技場の暖房設備 |
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