JP3204191U - 換気扇装置 - Google Patents

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昌城 陳
昌城 陳
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Abstract

【課題】逆流による風切り音が生じられないように、吹き出した風の逆流を止めることができる換気扇装置を提供する。【手段】換気扇装置は、ケーシング1、貫流ファン2、第1のモーター及び底板4を含む。ケーシングは第1の側板、第2の側板及び保護板セットを含む。ケーシングの内部に収容スペース13が形成される。ケーシングの一端に第1の開口14が形成される。貫流ファンはケーシングの収容スペース内に回転可能に設けられ、その一端が第1の側板の内側に枢着される。第1のモーターは貫流ファンの傍に位置し、且つ貫流ファンの他端に接続される。底板はケーシングの第1の開口に設けられる。底板にケーシングの第1の開口に連通する第2の開口41と第3の開口42とが設けられる。二つのフラップ30はケーシングの収容スペース内に設けられ、貫流ファンの両側と第3の開口の両側との間に位置している。【選択図】図5

Description

本考案は換気扇装置に関し、特に、天井または軽量形鋼フレーム等の箇所に取り付けられ、エアコンと協力して冷房効果を達成するための換気扇装置に関する。
出願人は「補助送風装置」(台湾の実用新案登録番号第M453738号)を既に提出した。この補助送風装置はエアコンと合わせて使用される場合、室内の空気を速く対流させ、室内の冷気の分布を均一なものとすることができる。また、モーターをケーシングの外部に設けることによって、モーターと風経路を分けさせ、モーターによる廃熱が風経路に入らないので、好ましい冷房効果を生じることができる。この補助送風装置は既によい省エネルギー効果が達成できたが、風を吹き出した時、ケーシングの内部の貫流ファンの両側がマイナス圧になるので、吹き出した風の逆流を引き起こしやすく、更に逆流による風切り音が生じる。なお、従来のファン(循環ファン)では、モーターが運転している場合、共振が生じやすく、振動騒音がある。
台湾の実用新案登録番号第M453738号
本考案は、逆流による風切り音が生じられないように、吹き出した風の逆流を止めることができる換気扇装置を提供することを課題とする。
また、本考案は、モーターの共振を防止でき、振動騒音を低減させる換気扇装置を提供することを課題とする。
本考案は、第1の側板と、第2の側板と、この第1の側板とこの第2の側板との間に接続される保護板セットとを含み、内部にこの第1の側板及びこの第2の側板とこの保護板セットとの間に位置する収容スペースが形成され、一端にこの収容スペースに連通する第1の開口が形成されるケーシングと、このケーシングの収容スペース内に回転可能に設けられ、一端が軸受け基板及びベアリングゴム部材を介してこの第1の側板に枢着される貫流ファンと、この貫流ファンの傍に位置し、このケーシング内にこの第2の側板と間隔を隔てて設けられるモーターベースが設けられ、このモーターベースにおけるこの貫流ファンから離れた側に位置し、且つこのモーターベースとこの第2の側板との間に位置する第1のモーターであって、この第2の側板に環形状の第1のゴム部材が設けられたモーター外蓋が固定され、このモーターベースに環形状の第2のゴム部材が設けられたモーター裏蓋が固定され、この第1のモーターの両端がこの第1のゴム部材及びこの第2のゴム部材内にそれぞれ設けられることによって、この第1のモーターがこの第1のゴム部材、このモーター外蓋、この第2のゴム部材、このモーター裏蓋によりこのモーターベースとこの第2の側板に設けられ、この貫流ファンの他端に接続される第1のモーターと、このケーシングの第1の開口に設けられ、このケーシングの第1の開口に連通する第2の開口及び第3の開口が設けられる底板と、このケーシングの収容スペース内に設けられ、この貫流ファンの両側とこの第3の開口の両側との間に位置する二つのフラップとを含む換気扇装置を提供する。
本考案の換気扇装置はケーシングの収容スペース内に二つのフラップが設けられ、二つのフラップが貫流ファンの両側と第3の開口の両側との間に位置している。二つのフラップは逆流による風切り音が生じられないように、吹き出した風の逆流を止めることができる。
さらに、本考案の換気扇装置の第1のモーターはモーターベースと第2の側板との間に位置し、第2の側板にモーター外蓋が固定され、モーター外蓋に第1のゴム部材が設けられ、モーターベースにモーター裏蓋が固定され、モーター裏蓋に第2のゴム部材が設けられ、第1のモーターの両端が第1のゴム部材及び第2のゴム部材内にそれぞれ設けられ、第1のモーターの外部に第1のゴム部材及び第2のゴム部材が被覆されているので、共振を効果的に減少させ、振動騒音を低減させることができる。
図1は本考案に係る換気扇装置の分解斜視図である。 図2は本考案に係る換気扇装置の斜視図である。 図3は本考案に係る換気扇装置を他の角度から見た斜視図である。 図4は本考案に係る換気扇装置の正面図である。 図5は図4のV−V断面図である。 図6は本考案に係る換気扇装置の断面図である。
図1から図6を参照する。本考案はケーシング1と、貫流ファン2と、第1のモーター3と、底板4とを含む換気扇装置を提供する。
このケーシング1は中空体であり、このケーシング1の外形は限られるものではない。本実施例において、このケーシング1は円弧形体を呈しており、第1の側板11aと、第2の側板11bと、保護板セット12とを含む。保護板セット12は一体式または複数の部分からなる組み立て式のものであってもよい。この保護板セット12は第1の保護板121と、第2の保護板122と、第3の保護板123とを含んで構成され、第2の保護板122は第1の保護板121と第3の保護板123との間に接続され、この保護板セット12は第1の側板11aと第2の側板11bとの間に接続される。このケーシング1のサイズ(例えば、長さ、幅等)は限られるものではない。
このケーシング1の内部には収容スペース13が形成されており、この収容スペース13は第1の側板11a及び第2の側板11bと保護板セット12との間に位置し、貫流ファン2を収容することができる。このケーシング1の一端には第1の開口14が形成されており、第1の開口14が収容スペース13に連通する。このケーシング1の保護板セット12の内壁も気流の流れがガイドされるように、斜面または弧面等の形状に形成されてもよい。
この貫流ファン2はケーシング1の収容スペース13内に設けられる。この貫流ファン2はプラスチックとアルミニウム製の素材を採用してもよいが、限られるものではない。この貫流ファン2はケーシング1内に回転可能に設けられ、複数の円弧形のファンブレード21を有している。これらのファンブレード21は間隔を隔てて設けられ、円柱状に配列される。この貫流ファン2はケーシング1の内部で旋回自由に回転できる。
この貫流ファン2の一端は軸受け基板22及びベアリングゴム部材23を介して第1の側板11aに枢着でき、つまり、軸受け基板22はねじ止めまたは半田付け等の方式により第1の側板11aに固定できる。ベアリングゴム部材23はベアリング231とベアリング231の外縁に嵌設されるゴムリング232とを含んでもよい。貫流ファン2の一端がベアリング231に穿設され、ゴムリング232が軸受け基板22の対応する凹溝221内に嵌設されることによって、ベアリングゴム部材23が貫流ファン2の一端と軸受け基板22との間に設けられるようになる。貫流ファン2の一端はベアリングゴム部材23及び軸受け基板22を介して第1の側板11aの内側に枢着できる。この貫流ファン2の他端は第1のモーター3に好適に接続されている。
この第1のモーター3はケーシング1に設けられ、貫流ファン2の傍(外側)に位置している。本実施例において、このケーシング1内にモーターベース31が設けられている。このモーターベース31はねじ止めまたは半田付け等の方式によりケーシング1内に固定できる。このモーターベース31はケーシング1の第2の側板11bと間隔を隔てて設けられ、モーターベース31と第2の側板11bとの間に位置している。
この第2の側板11bにはねじ止めまたは半田付け等の方式によりモーター外蓋32が固定されている。このモーター外蓋32には環形状の第1のゴム部材33が設けられる。つまり、この第1のゴム部材33はモーター外蓋32における第1のモーター3に対向する側に嵌設されてよい。このモーターベース31にはねじ止めまたは半田付け等の方式によりモーター裏蓋34が固定されている。このモーター裏蓋34には環形状の第2のゴム部材35が設けられ、つまり、この第2のゴム部材35はモーター裏蓋34における第1のモーター3に対向する側に嵌設されてよい。
第1のモーター3の両端は第1のゴム部材33及び第2のゴム部材35内にそれぞれ設けられ、つまり、第1のモーター3の両端に形成された凸出部分は第1のゴム部材33及び第2のゴム部材35内に挿設でき、第1のゴム部材33及び第2のゴム部材35を第1のモーター3の両端に被覆することによって、この第1のモーター3が第1のゴム部材33、モーター外蓋32及び第2のゴム部材35、モーター裏蓋34によりモーターベース31と第2の側板11bに設けられるようになる。この第1のモーター3はモーターベース31における貫流ファン2から離れた側に位置し、貫流ファン2の他端に接続され、つまり、第1のモーター3の回転軸心は貫流ファン2の他端に接続され、この貫流ファン2が第1のモーター3によって回転駆動されるようになる。
この第1のモーター3の型式は限られるものではない。第1のモーター3は好適な制御回路(例えば、制御ボックス10)に電気的に接続される。この第1のモーター3はモーターベース31と第2の側板11bとの間に設けられ、この第1のモーター3の外部には第1のゴム部材33及び第2のゴム部材35が被覆されることによって、共振を減少させ、振動騒音を低減させる。
この底板4は堅固なフレームが形成されるように、金属板により作製可能である。このケーシング1はねじ止めまたは係着等の方式により底板4に組み立て可能である。本考案の換気扇装置を取り付けようとする場合、この底板4をねじ止め等の方式により天井または軽量形鋼フレーム等の箇所に固定しておいて、換気扇装置の他の部分をケーシング1により底板4に組み立てることによって、この底板4をケーシング1の第1の開口14に設置してもよい。本考案の換気扇装置は組み立て完了した後、底板4をねじ止め等の方式により天井または軽量形鋼フレーム等の箇所に固定してもよい。この底板4に第2の開口41及び第3の開口42が設けられ、この第2の開口41及び第3の開口42がケーシング1の第1の開口14に連通するので、第2の開口41及び第1の開口14を介して収容スペース13に給気してから、第1の開口14及び第3の開口42を介して排気することができる。
この底板4におけるケーシング1に背向する側にはパネル5が更に設けられてもよい。このパネル5の外形は限られるものではなく、本実施例において、このパネル5は矩形状を呈している。このパネル5は弾性片54による係着等の方式により底板4に固定できる。このパネル5は吸込口51と吹出口52とを有し、吸込口51と吹出口52は第2の開口41と第3の開口42とにそれぞれ対応し、吸込口51が第2の開口41を介して第1の開口14及び収容スペース13に連通でき、吹出口52が第3の開口42を介して第1の開口14及び収容スペース13に連通できる。吸込口51及び吹出口52はいずれもパネル5に設けられ、吸込口51及び吹出口52は同一の平面に位置することによって、吸込口51及び吹出口52を換気扇装置の同一面に位置させる。この吸込口51は開口、吸い込みグリッドまたはメッシュ等の型式であってもよく、限られるものではない。本実施例において、吸込口51は開口の型式である。この吸込口51の内側にフィルター53等の装置が設けられてもよい。この吹出口52は吸込口51の一側に位置し、吸込口51と吹出口52との間に間隔をあけるように間隔部55が設けられてもよい。
本考案はケーシング1の収容スペース13に二つのフラップ30が設けられ、フラップ30はほぼ板状体を呈し、その形状は吹き出した風の逆流を止める効果が達成できるものであれば、どのようなものであってもよい。二つのフラップ30は収容スペース13内に設けられ、貫流ファン2の両側と第3の開口42の両側との間に位置し、つまり、二つのフラップ30は第1の側板11a及びモーターベース31の内側に設けられてよく、二つのフラップ30はねじ止めまたは係着等の方式により第1の側板11a及びモーターベース31に固定でき、制御板75または他の好適な位置にも固定できる。二つのフラップ30は第3の開口42の両側と貫流ファン2の両側との間に位置している。ケーシング1の収容スペース13の内部における貫流ファン2の両側に吹き出した風の逆流がある場合、二つのフラップ30により吹き出した風の逆流を止めることができる。
本考案はケーシング1に設けられ吹出口52と第3の開口42とに対応する少なくとも一つの第1のファンブレード61を含み、風を上下にガイドする効果を提供できる上下導風機構6が更に設けられてもよい。第1のファンブレード61の数は限られるものではなく、本実施例において、二つの第1のファンブレード61が設けられている。本実施例において、ケーシング1における吹出口52と第3の開口42とに対応する位置にフレームベース7が更に設けられている。このフレームベース7は第1の接続板71と、第2の接続板72と、第1の固定板73と、第2の固定板74とを含み、第1の接続板71及び第2の接続板72は互いに平行かつ間隔をあけて設けられ、第1の固定板73及び第2の固定板74は第1の接続板71及び第2の接続板72の両端の間に接続されることによって、中空形状のフレームベース7が形成される。
第1の接続板71にも制御板75が接続されている。第1の接続板71及び制御板75は第2の開口41と第3の開口42との間に位置し、第2の開口41と第3の開口42とにそれぞれ対応するように、第1の開口14を区分して二つの部分を形成することができる。この制御板75と底板4との間に少なくとも一つの支持片43が更に設けられてもよい。この支持片43の両端はねじ止め等等の方式により制御板75と底板4にそれぞれ固定され、底板4の強度を増加させるように補強作用を提供することができる。第1の接続板71と第2の接続板72との間に少なくとも一つの支持バー76が更に設けられてもよい。この支持バー76の両端は第1の接続板71及び第2の接続板72にそれぞれ接続され、フレームベース7の強度を増加させるように補強作用を提供することができる。
第1のファンブレード61はフレームベース7内に枢設され、つまり、第1のファンブレード61の両端はフレームベース7の両側に枢設されて、第1のファンブレード61が上下にスウィングして、風の吹き出し方向を上下に調整できるようになる。好ましくは、第1のファンブレード61が電気的に駆動され、つまり、この上下導風機構6が第2のモーター62も含む。この第2のモーター62はフレームベース7の一側に設けられてもよく、好適な制御回路(例えば、制御ボックス10)に電気的に接続される。第2のモーター62はそれぞれ第1の伝動機構63(例えば、コンロッドセット)を介して第1のファンブレード61に接続されてよい。
本考案はケーシング1に設けられ吹出口52と第3の開口42とに対応する少なくとも一つの第2のファンブレード81を含み、風を左右にガイドする効果を提供できる左右導風機構8が更に設けられてもよい。第2のファンブレード81の数は限られるものではなく、本実施例において、複数の第2のファンブレード81が設けられている。第2のファンブレード81はフレームベース7内に枢設される。つまり、第2のファンブレード81の両端はフレームベース7の頂側及び底側に枢設されて、第2のファンブレード81が左右にスウィングして、風の吹き出し方向を左右に調整できるようになる。好ましくは、第2のファンブレード81が電気的に駆動される。つまり、この左右導風機構8は第3のモーター82も含む。この第3のモーター82はフレームベース7の一側に設けられてもよく、好適な制御回路(例えば、制御ボックス10)に電気的に接続される。第3のモーター82はそれぞれ第2の伝動機構83(例えば、コンロッドセット)を介して第2のファンブレード81に接続されてよい。
また、リモコン板9が更に設けられてもよい。このリモコン板9は第1のモーター3に電気的に接続できることによって、リモート方式により第1のモーター3をスタートさせて、貫流ファン2が回転駆動される。このリモコン板9も第2のモーター62及び第3のモーター82に電気的に接続できることによって、リモート方式により第2のモーター62及び第3のモーター82をスタートさせ、第1のファンブレード61及び第2のファンブレード81を連れて連続にスウィングさせるので、より広い領域へ循環に送風する効果が達成されるように、吹き出した風を均一なものとすることができる。
また、本考案は第1のファンブレード61及び第2のファンブレード81のスウィング角度をそれぞれ検出するための第1のマイクロスイッチ64及び第2のマイクロスイッチ84が更に設けられてもよい。この第2のモーター62及び第3のモーター82はブラシレス直流モーターまたはステッピングモーター等を採用できるので、小型、軽量等のメリットがあるが、第2のモーター62及び第3のモーター82の型式は限られるものではなく、他の型式のモーターであってもよい。本考案はケーシング1に、好適な制御回路(例えば、制御ボックス10)に電気的に接続される電源外接ボックス20が更に設けられてもよい。
本考案の換気扇装置は天井または軽量形鋼フレーム等の箇所に取り付けられ、エアコンと協力して冷房効果を達成することができる。この換気扇装置はリモコン等の方式により制御・操作されてもよい。
本考案の換気扇装置は単独に使用されてもよく、エアコンと合わせて同時に使用されてもよい。使用される場合、第1のモーター3により貫流ファン2が回転駆動されることによって、吸込口51から気流を吸い込んで、それを吹出口52から吹き出すことができる。本考案がエアコンと合わせて使用される場合、室内の空気を速く対流させ、室内の冷気の分布を均一なものとすることができるので、設定温度を低くする必要がなく、同じ快適感が達成できるとともに、エアコンの消費電力を低減させることができ、さらに省エネルギーの効果が達成できる。
本考案の換気扇装置は第1のモーター3等の動力源を貫流ファン2の傍に設けるとともに、モーターベース31により第1のモーター3と貫流ファン2とを区分できることによって、第1のモーター3と風経路を分けさせ、第1のモーター3による廃熱が風経路に入らないので、好ましい冷房効果を生じることができる。冷房をつけない場合であっても、熱い風が吹き出さず、ユーザが熱いと感じない。
本考案の換気扇装置はケーシング1の収容スペース13内に二つのフラップ30が設けられ、二つのフラップ30が貫流ファン2の両側と第3の開口42の両側との間に位置している。そこで、二つのフラップ30は逆流による風切り音が生じられないように、吹き出した風の逆流を止めることができる。
本考案の換気扇装置の第1のモーター3はモーターベース31と第2の側板11bとの間に位置し、第2の側板11bにモーター外蓋32が固定され、モーター外蓋32に第1のゴム部材33が設けられ、モーターベース31にモーター裏蓋34が固定され、モーター裏蓋34に第2のゴム部材35が設けられ、第1のモーター3の両端が第1のゴム部材33及び第2のゴム部材35内にそれぞれ設けられ、第1のモーター3の外部に第1のゴム部材33及び第2のゴム部材35が被覆されているので、共振を効果的に減少させ、振動騒音を低減させることができる。
本考案の換気扇装置の貫流ファン2の一端は軸受け基板22及びベアリングゴム部材23を介して第1の側板11aに枢着されてもよいので、共振を効果的に減少させ、振動騒音を低減させることもできる。
以上に記載のことは本考案の好ましい実施例に過ぎず、本考案の実用新案登録請求の範囲を限定するものではない。本考案の明細書及び図面の内容に基づき為された等価変化はいずれも本考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。
1 ケーシング
11a 第1の側板
11b 第2の側板
12 保護板セット
121 第1の保護板
122 第2の保護板
123 第3の保護板
13 収容スペース
14 第1の開口
2 貫流ファン
21 ファンブレード
22 軸受け基板
221 凹溝
23 ベアリングゴム部材
231 ベアリング
232 ゴムリング
3 第1のモーター
31 モーターベース
32 モーター外蓋
33 第1のゴム部材
34 モーター裏蓋
35 第2のゴム部材
4 底板
41 第2の開口
42 第3の開口
43 支持片
5 パネル
51 吸込口
52 吹出口
53 フィルター
54 弾性片
55 間隔部
6 上下導風機構
61 第1のファンブレード
62 第2のモーター
63 第1の伝動機構
64 第1のマイクロスイッチ
7 フレームベース
71 第1の接続板
72 第2の接続板
73 第1の固定板
74 第2の固定板
75 制御板
76 支持バー
8 左右導風機構
81 第2のファンブレード
82 第3のモーター
83 第2の伝動機構
84 第2のマイクロスイッチ
9 リモコン板
10 制御ボックス
20 電源外接ボックス
30 フラップ

Claims (9)

  1. 第1の側板と、第2の側板と、前記第1の側板と前記第2の側板との間に接続される保護板セットとを含み、内部に前記第1の側板及び前記第2の側板と前記保護板セットとの間に位置する収容スペースが形成され、一端に前記収容スペースに連通する第1の開口が形成されるケーシングと、
    前記ケーシングの前記収容スペース内に回転可能に設けられ、一端が軸受け基板及びベアリングゴム部材を介して前記第1の側板に枢着される貫流ファンと、
    前記貫流ファンの傍に位置し、前記ケーシング内に前記第2の側板と間隔を隔てて設けられるモーターベースが設けられ、前記モーターベースにおける前記貫流ファンから離れた側に位置し、且つ前記モーターベースと前記第2の側板との間に位置する第1のモーターであって、前記第2の側板に環形状の第1のゴム部材が設けられたモーター外蓋が固定され、前記モーターベースに環形状の第2のゴム部材が設けられたモーター裏蓋が固定され、前記第1のモーターの両端が前記第1のゴム部材及び前記第2のゴム部材内にそれぞれ設けられることによって、前記第1のモーターが前記第1のゴム部材、前記モーター外蓋、前記第2のゴム部材、前記モーター裏蓋により前記モーターベースと前記第2の側板に設けられ、前記貫流ファンの他端に接続される第1のモーターと、
    前記ケーシングの前記第1の開口に設けられ、前記ケーシングの前記第1の開口に連通する第2の開口及び第3の開口が設けられる底板と、
    前記ケーシングの前記収容スペース内に設けられ、前記貫流ファンの両側と前記第3の開口の両側との間に位置する二つのフラップと、
    を含むことを特徴とする換気扇装置。
  2. 前記軸受け基板は前記第1の側板に固定され、
    前記ベアリングゴム部材は、ベアリングと前記ベアリングの外縁に嵌設されるゴムリングとを含み、
    前記貫流ファンの一端は前記ベアリングに穿設され、
    前記ゴムリングが前記軸受け基板の対応する凹溝内に嵌設されることによって、前記ベアリングゴム部材が前記貫流ファンの一端と前記軸受け基板との間に設けられることを特徴とする請求項1に記載の換気扇装置。
  3. 前記底板における前記ケーシングに背向する側には、前記第2の開口に対応する吸込口と前記第3の開口に対応する吹出口とを有するパネルが設けられることを特徴とする請求項1に記載の換気扇装置。
  4. 前記ケーシングにおける前記第3の開口に対応する位置にはフレームベースが設けられ、
    両端が前記フレームベースの両側に枢設される少なくとも一つの第1のファンブレードと、第1の伝動機構を介して前記第1のファンブレードに接続される第2のモーターとを含む上下導風機構と、
    両端が前記フレームベースの頂側及び底側に枢設される少なくとも一つの第2のファンブレードと、前記フレームベースの一側に設けられ、第2の伝動機構を介して前記第2のファンブレードに接続される第3のモーターとを含む左右導風機構と、
    を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の換気扇装置。
  5. 前記フレームベースは、第1の接続板、第2の接続板、第1の固定板及び第2の固定板を含み、
    前記第1の接続板及び前記第2の接続板は、互いに平行かつ間隔をあけて設けられ、
    前記第1の固定板及び前記第2の固定板は、前記第1の接続板と前記第2の接続板の両端との間に接続され、
    前記第1の接続板には制御板が接続され、
    前記第1の接続板及び前記制御板は前記第2の開口と前記第3の開口との間に位置し、
    前記制御板と前記底板との間には少なくとも一つの支持片が設けられ、
    前記第1の接続板と前記第2の接続板との間には少なくとも一つの支持バーが設けられることを特徴とする請求項4に記載の換気扇装置。
  6. 第1の側板と、第2の側板と、前記第1の側板と前記第2の側板との間に接続される保護板セットとを含み、内部に前記第1の側板及び前記第2の側板と前記保護板セットとの間に位置する収容スペースが形成され、一端に前記収容スペースに連通する第1の開口が形成されるケーシングと、
    前記ケーシングの前記収容スペース内に回転可能に設けられ、一端が前記第1の側板の内側に枢着される貫流ファンと、
    前記貫流ファンの傍に位置し、前記貫流ファンの他端に接続される第1のモーターと、
    前記ケーシングの前記第1の開口に設けられ、前記ケーシングの前記第1の開口に連通する第2の開口及び第3の開口が設けられる底板と、
    前記ケーシングの前記収容スペース内に設けられ、前記貫流ファンの両側と前記第3の開口の両側との間に位置する二つのフラップと、
    を含むことを特徴とする換気扇装置。
  7. 前記貫流ファンの一端は軸受け基板及びベアリングゴム部材を介して前記第1の側板に枢着されることを特徴とする請求項6に記載の換気扇装置。
  8. 前記軸受け基板は前記第1の側板に固定され、
    前記ベアリングゴム部材は、ベアリングと前記ベアリングの外縁に嵌設されるゴムリングとを含み、
    前記貫流ファンの一端は前記ベアリングに穿設され、
    前記ゴムリングが前記軸受け基板の対応する凹溝内に嵌設されることによって、前記ベアリングゴム部材が前記貫流ファンの一端と前記軸受け基板との間に設けられることを特徴とする請求項7に記載の換気扇装置。
  9. 前記ケーシング内には、前記第2の側板と間隔を隔てて設けられるモーターベースが設けられ、
    前記第1のモーターは、前記モーターベースにおける前記貫流ファンから離れた側に位置し、且つ前記モーターベースと前記第2の側板との間に位置し、
    前記第2の側板には、環形状の第1のゴム部材が設けられたモーター外蓋が固定され、
    前記モーターベースには、環形状の第2のゴム部材が設けられたモーター裏蓋が固定され、
    前記第1のモーターの両端が前記第1のゴム部材及び前記第2のゴム部材内にそれぞれ設けられることによって、前記第1のモーターが前記第1のゴム部材、前記モーター外蓋、前記第2のゴム部材、前記モーター裏蓋により前記モーターベースと前記第2の側板に設けられることを特徴とする請求項6に記載の換気扇装置。
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