JP2007024416A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 人が就寝したかどうかを精度よく検知することができる空気調和機および空気調和機の制御方法を提供する。
【解決手段】 空気調和機は、室内の空気調和を行う空気調和部と、空気調和部を制御する制御部と、室内の人の頭部の高さを検知して制御部へ送る人検知センサ45とを備える。そして、制御部は、人検知センサ45によって検知された人の頭部の高さに基づいて空気調和部の制御内容を変更する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、空気調和機に関する。
従来、人の睡眠時に特定の空調制御を行うことによって良質な睡眠を得られるようにした空気調和機が提案されている。この空気調和機では、リモコンに設けられている「おやすみ運転」の開始スイッチが押された時に、睡眠時制御が開始されているように構成されている。また、焦電型赤外線センサ等の非接触で体動を検知する検知手段が設けられ、この体動検出信号から入眠時点が判断されてもよいとされている(特許文献1参照)。
特開2003−185217号公報 [0081]段落
しかし、上記のように焦電型赤外線センサによって体動が検知されるとしても、単に人の移動の有無を検知するだけでは、人が就寝したかどうかを精度よく検知することは困難である。例えば、立ち上がった状態で静止している場合や椅子やソファーなどに座って静止している場合にも、人が就寝したと誤って検知される恐れがある。
本発明の課題は、人が就寝したかどうかを精度よく検知することができる空気調和機および空気調和機の制御方法を提供することにある。
第1発明に係る空気調和機は、室内の空気調和を行う空気調和部と、空気調和部を制御する制御部と、室内の人の頭部の高さを検知して制御部へ送るセンサとを備える。そして、制御部は、センサによって検知された人の頭部の高さに基づいて空気調和部の制御内容を変更する。
この空気調和機では、センサによって検知された人の頭部の高さに基づいて空気調和部の制御内容が変更される。就寝状態では人の頭部は低い位置にあり、就寝状態ではない状態では人の頭部は就寝時よりも高い位置にある。このため、人の頭部の高さに基づいて制御を行うことによって、人が就寝したかどうかを精度よく検知することができる。
第2発明に係る空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、制御部は、センサによって検知された人の頭部の高さが低い場合は空気調和の強度の低い運転を行い、センサによって検知された人の頭部の高さが高い場合は空気調和の強度の高い運転を行う。
この空気調和機では、人の頭部の高さが低い場合は、人が就寝状態であると判断して空気調和の強度の低い運転を行う。また、人の頭部の高さが高い場合は、人が就寝状態ではなく活動状態であると判断して空気調和の強度の高い運転を行う。これにより、就寝状態と活動状態とのそれぞれに適した空気調和を行うことができる。
第3発明に係る空気調和機は、第2発明の空気調和機であって、制御部は、センサによって検知された人の頭部の高さが所定の第1範囲にある場合は、空気調和の強度の高い第1運転モードにて空気調和部を制御する。また、制御部は、センサによって検知された人の頭部の高さが第1範囲よりも低い第2範囲にある場合は、空気調和の強度の低い第2運転モードにて空気調和部を制御する。
この空気調和機では、人の頭部の高さを第1範囲と、第1範囲より低い第2範囲とに分け、人の頭部の高さが第1範囲にある場合は、人が就寝状態ではなく活動状態であると判断して空気調和の強度の高い第1運転モードにて運転を行う。また、人の頭部の高さが第2範囲にある場合は、人が就寝状態であると判断して空気調和の強度の低い第2運転モードにて運転を行う。これにより、就寝状態と活動状態とのそれぞれに適した空気調和を行うことができる。
第4発明に係る空気調和機は、第3発明の空気調和機であって、制御部は、センサによって検知された人の頭部の高さが、第1範囲から第2範囲に移行し、且つ、所定時間以上連続して第2範囲内である場合に、第1運転モードから第2運転モードへと切り換える。
この空気調和機では、人の頭部の高さが、第1範囲から第2範囲に移行し、且つ、所定時間以上連続して第2範囲内である場合に、人が就寝状態に移行したと判断して、第1運転モードから第2運転モードへと切り換わる。このため、人が就寝するのではなく一時的に横たわった場合などに、人が就寝状態に移行したと誤って判断されることを抑えることができる。
第5発明に係る空気調和機は、第3発明または第4発明の空気調和機であって、制御部は、センサによって検知された人の頭部の高さが、第2範囲から第1範囲に移行し、且つ、所定時間以上連続して第1範囲内である場合に、第2運転モードから第1運転モードへと切り換える。
この空気調和機では、人の頭部の高さが、第2範囲から第1範囲に移行し、且つ、所定時間以上連続して第1範囲内である場合に、人が就寝状態から活動状態に移行したと判断して、第2運転モードから第1運転モードへと切り換わる。このため、人が起床して活動状態に移行するのではなく一時的に上体を起こした場合などに、人が活動状態に移行したと誤って判断されることを抑えることができる。
第6発明に係る空気調和機は、第3発明から第5発明のいずれかの空気調和機であって、空気調和部は、温度調整された空気を室内に吹き出すことによって室内の空気調和を行う対流型空気調和部と、輻射によって室内の空気調和を行う輻射型空気調和部とを有する。そして、第1運転モードでは対流型空気調和部による空気調和が行われ、第2運転モードでは輻射型空気調和部による空気調和が行われる。
この空気調和機では、第1運転モードでは対流型空気調和部による空気調和が行われる。対流型空気調和部による空気調和は、空気を直接的に室内へと吹き出すことによって行われる空気調和であるため、強度の高い空気調和を行うことができる。また、第2運転モードでは輻射型空気調和部による空気調和が行われる。輻射型空気調和部による空気調和は、ドラフトによる不快感を抑えることができる空気調和であるため、強度の低い空気調和を行うことができる。これにより、この空気調和機では、就寝状態と活動状態とのそれぞれに適した空気調和を行うことができる。
第7発明に係る空気調和機は、第3発明から第5発明のいずれかの空気調和機であって、空気調和部は、温度調整された空気を室内に吹き出すことによって室内の空気調和を行う。そして、第1運転モードでは、第2運転モードよりも大きな風量で空気調和部からの空気の吹き出しが行われる。
この空気調和機では、第1運転モードでは、第2運転モードよりも大きな風量で空気調和部からの空気の吹き出しが行われる。このため、第1運転モードでは、強度の高い空気調和が行われ、第2運転モードでは強度の低い空気調和が行われる。これにより、この空気調和機では、就寝状態と活動状態とのそれぞれに適した空気調和を行うことができる。
第8発明に係る空気調和機は、第1発明から第7発明のいずれかの空気調和機であって、制御部は、センサによって複数の人の頭部の高さが検知された場合、低い方の人の頭部の高さに基づいて空気調和部の制御内容を変更する。
この空気調和機では、センサによって複数の人の頭部の高さが検知された場合、低い方の人の頭部の高さに基づいて空気調和部の制御内容が変更される。このため、複数の人が室内にいる場合にも適切な制御を行うことができる。
第9発明に係る空気調和機の制御方法は、室内の空気調和を行う空気調和機の制御方法であって、高さ位置検知ステップと、制御変更ステップとを備える。高さ位置検知ステップでは、室内の人の頭部の高さがセンサによって検知される。制御変更ステップでは、センサによって検知された人の頭部の高さに基づいて、制御内容が変更される。
この空気調和機の制御方法では、センサによって検知された人の頭部の高さに基づいて空気調和部の制御内容が変更される。すなわち、就寝状態では人の頭部は低い位置にあり、就寝状態ではない状態では人の頭部は就寝時よりも高い位置にある。このため、人の頭部の高さに基づいて制御を行うことによって、人が就寝したかどうかを精度よく検知することができる。
第1発明に係る空気調和機では、人の頭部の高さに基づいて制御を行うことによって、人が就寝したかどうかを精度よく検知することができる。
第2発明に係る空気調和機では、人の頭部の高さが低い場合は、人が就寝状態であると判断して空気調和の強度の低い運転を行う。また、人の頭部の高さが高い場合は、人が就寝状態ではなく活動状態であると判断して空気調和の強度の高い運転を行う。これにより、就寝状態と活動状態とのそれぞれに適した空気調和を行うことができる。
第3発明に係る空気調和機では、人の頭部の高さを第1範囲と、第1範囲より低い第2範囲とに分け、人の頭部の高さが第1範囲にある場合は、人が就寝状態ではなく活動状態であると判断して空気調和の強度の高い第1運転モードにて運転を行う。また、人の頭部の高さが第2範囲にある場合は、人が就寝状態であると判断して空気調和の強度の低い第2運転モードにて運転を行う。これにより、就寝状態と活動状態とのそれぞれに適した空気調和を行うことができる。
第4発明に係る空気調和機では、人が就寝するのではなく一時的に横たわった場合などに、人が就寝状態に移行したと誤って判断されることを抑えることができる。
第5発明に係る空気調和機では、人が起床して活動状態に移行するのではなく一時的に上体を起こした場合などに、人が活動状態に移行したと誤って判断されることを抑えることができる。
第6発明に係る空気調和機では、第1運転モードでは対流型空気調和部による空気調和が行われる。また、第2運転モードでは輻射型空気調和部による空気調和が行われる。これにより、この空気調和機では、就寝状態と活動状態とのそれぞれに適した空気調和を行うことができる。
第7発明に係る空気調和機では、第1運転モードでは、第2運転モードよりも大きな風量で空気調和部からの空気の吹き出しが行われる。これにより、この空気調和機では、就寝状態と活動状態とのそれぞれに適した空気調和を行うことができる。
第8発明に係る空気調和機では、センサによって複数の人の頭部の高さが検知された場合、低い方の人の頭部の高さに基づいて空気調和部の制御内容が変更される。このため、複数の人が室内にいる場合にも適切な制御を行うことができる。
第9発明に係る空気調和機の制御方法では、人の頭部の高さに基づいて制御を行うことによって、人が就寝したかどうかを精度よく検知することができる。
本発明の第1実施形態に係る空気調和機100の冷媒回路図を図1に示す。この空気調和機100は、空気調和部200と人検知センサ45(図5参照)とを備えている。空気調和部200は、室外機1と輻射型室内機2(輻射型空気調和部)と対流型室内機3(対流型空気調和部)とを有し、室内RSの空気調和を行う。
〈室外機の構成〉
室外機1には、圧縮機10と、圧縮機10の吐出側に接続される四路切換弁11と、圧縮機10の吸入側に接続されるアキュムレータ12と、四路切換弁11に接続された室外熱交換器13と、室外熱交換器13に接続された電動膨張弁14とが設けられている。電動膨張弁14は、冷媒配管81を介して後述する第2室内熱交換器31の一端と接続される。また、四路切換弁11は、冷媒配管82を介して第1室内熱交換器21の一端と接続されている。また、室外機1には、室外熱交換器13での熱交換後の空気を外部に排出するための室外送風機15が設けられている。この室外送風機15は、室外ファン16と、室外ファン16を回転駆動する室外ファンモータ17とを有している。
〈輻射型室内機の構成〉
輻射型室内機2は、図2に示すように、天井面CLに設置されており、輻射と穏やかな空気の吹き出しとによってドラフトによる不快感が抑えられた冷暖運転、暖房運転、除湿運転等の空気調和運転を行うことができる。輻射型室内機2は、図1および図3に示すように、温度調整ユニット20と、輻射パネル22とを有する。
温度調整ユニット20は、図3に示すように、ビルトイン型の室内機であり、室内RSから取り込まれた空気の温度調整または湿度調整を行い、温度調整または湿度調整された空気を輻射パネル22が構成する内部空間ISへと送る装置である。温度調整ユニット20は、天井裏CSに配置されており、吊りボルト99等によって天井裏CSの梁に固定されている。温度調整ユニット20は、図1に示すように、第1室内熱交換器21と、第1送風機23と、第1室内熱交換器21と第1送風機23とを収容する温度調整ユニットケーシング24(図3参照)とを有する。
第1室内熱交換器21は、冷媒と空気との間で熱交換を行う。温度調整ユニット20は、天井面CLにおいて輻射パネル22から離れた位置に配置された吸込口25(図2参照)にダクト26(図3参照)を介して接続されており、吸込口25から吸い込まれた室内RSの空気がダクト26を通って温度調整ユニット20の内部に取り込まれる。第1室内熱交換器21は、この取り込まれた空気と冷媒との間で熱交換を行い、空気の温度調整または湿度調整を行う。
第1送風機23は、シロッコファンなどの遠心送風機であり、吸込口25から吸い込まれ第1室内熱交換器21を通り輻射パネル22の内部空間ISへと送られる空気の流れを生成する。室内RSから温度調整ユニット20内に取り込まれた空気は、第1室内熱交換器21を通った後、吹出口27を介して輻射パネル22の内部空間ISへと送られる。
温度調整ユニットケーシング24は、天井裏CSに配置されており、温度調整された空気が吹き出される吹出口27を有する。吹出口27は、天井面CLに穿設された開口98を通って輻射パネル22の内部空間ISと連通しており、第1室内熱交換器21で温度調整または除湿された空気はこの吹出口27を通って輻射パネル22の内部空間ISへと送られる。
輻射パネル22は、第1室内熱交換器21によって温度調整又は湿度調整された空気が送られる内部空間ISを構成し、所定の輻射率を有する繊維系材料で形成されている。輻射パネル22は、天井面CLに枠状に固定された支持フレーム28に取り付けられることによって、天井面CLに設けられる。輻射パネル22は、支持フレーム28と、天井面CLに設けられた断熱シート29と共に内部空間ISを構成する。輻射パネル22は、空気が透過する布等の繊維系材料によって形成されている。繊維系材料としては織布が望ましいが不織布や他の繊維系材料であってもよい。また、輻射パネル22は、厚みの小さい平坦な形状を有している。輻射パネル22によって構成される内部空間ISには、温度調整ユニット20から温度調整された空気が送られることによって、大気圧より大きな圧力が生じる。また、輻射パネル22を形成する繊維系材料は、柔軟且つ空気が透過可能であると共に約0.9の輻射率を有する。このため、内部空間ISに送られた空気は、輻射パネル22の繊維の目の隙間から穏やかに室内RSへと吹出される。また、内部空間ISに送られた空気によって輻射パネル22の温度が調整されることにより、輻射パネル22から輻射が生じる。これにより、穏やかな空気の吹出しと輻射とによって室内RSの温度調整を行うことができる。なお、繊維系材料は伸縮性を有している。輻射パネル22は、平坦な薄型の板状の外形を呈しており、下方の室内RSに対して長方形の投影形状を有している。輻射パネル22は、例えば、室内RSに配置される寝具を平面的に覆う程度の大きさを有している。
〈対流型室内機の構成〉
対流型室内機3は、図2に示すように、室内RSの側壁の上部に取り付けられる壁掛け型室内機であり、温度調整された空気を直接的に室内RSへと吹き出すことによって室内RSの空気調和を行う。この対流型室内機3は、室内機ケーシング32(図4参照)、第2室内熱交換器31、第2送風機33を有する。
室内機ケーシング32は、水平方向に長い長方形形状を有しており、図4に示すように、第2室内熱交換器31、第2送風機33等を収容する。室内機ケーシング32には、吸込口34および吹出口35が設けられている。吸込口34は、室内機ケーシング32内へと取り込まれる空気が通る開口であり、室内機ケーシング32の上面や正面に設けられる。吹出口35は、室内RSへと吹き出される空気が通る開口であり、室内機ケーシング32の下面や正面下部に設けられる。また、吹出口35には、吹き出される空気を案内するフラップ36が設けられる。
第2室内熱交換器31は、吸込口34から吸い込まれた室内RSの空気と冷媒との間で熱交換を行い、空気の温度調整を行う。第2室内熱交換器31は、冷媒回路において、一端が電動膨張弁14に繋がる冷媒配管81と接続され、他端が第1室内熱交換器21に繋がる冷媒配管83と接続されている。これにより、第1室内熱交換器21と第2室内熱交換器31とは、冷媒回路において直列に設けられている。また、第1室内熱交換器21は、暖房運転時の冷媒の循環方向(実線矢印A1参照)において第2室内熱交換器31の上流に配置されており、暖房運転時には、冷媒は、まず第1室内熱交換器21を通った後に第2室内熱交換器31を通る。言い換えれば、第1室内熱交換器21は、冷房運転時の冷媒の循環方向(波線矢印A2参照)において第2室内熱交換器31の下流に配置されており、冷房運転時には、冷媒は、まず第2室内熱交換器31を通った後に第1室内熱交換器21を通る。
第2送風機33は、長細い円筒形状に構成され中心軸が水平方向に平行になるように配置されたクロスフローファン37と、ファンモータ38とを有する。クロスフローファン37の周面には羽根が設けられており、クロスフローファン37が中心軸周りに回転することにより、空気流が生成される。この空気流は、室内機ケーシング32の吸込口34から取り入れられ第2室内熱交換器31を通り吹出口35から室内RSへと吹き出される空気の流れである。クロスフローファン37は、ファンモータ38によって中心軸周りに回転駆動される。
〈制御部〉
この空気調和機100は、図5に示す制御部4を備えている。制御部4は、室外機1、輻射型室内機2および対流型室内機3に分散して配置されており、室外機1、輻射型室内機2および対流型室内機3の制御を行う。具体的には、制御部4は、圧縮機10、電動膨張弁14、四路切換弁11、室外送風機15、第1送風機23および第2送風機33を制御することにより、空気調和部200の運転の制御を行う。また、制御部4は、室内温度を検知する室内温度センサ41、第1室内熱交換器21の温度を検知する第1熱交温度センサ42、第2室内熱交換器31の温度を検知する第2熱交温度センサ43、後述する人検知センサ45などの各種のセンサと接続されており、各センサからの情報に基づいて制御を行うことができる。
また、制御部4は、無線又は有線によってリモコン装置44と通信可能であり、居住者等はリモコン装置44を操作することによって各種の指示を制御部4へと送信することができる。リモコン装置44からの指示内容としては、電源のオン・オフや、冷房運転や暖房運転の設定温度および風量や、暖房運転、冷房運転、除湿運転などの空気調和機100の運転内容の指示などがある。
制御部4は、四路切換弁11を制御することによって、冷媒回路における冷媒の循環方向を切り換えて暖房運転と冷房運転とを切り換えることができる。以下、暖房運転時の制御と、冷房運転時の制御と、除湿運転時の制御について説明する。
〔暖房運転時の制御〕
暖房運転時には、四路切換弁11が図1の実線で示す状態にされ、冷媒が実線矢印A1の方向に冷媒回路を流れる。この冷媒回路の流れでは、圧縮機10から吐出された冷媒は、冷媒配管82を流れ、輻射型室内機2の第1室内熱交換器21を流れた後、冷媒配管83を通り、対流型室内機3の第2室内熱交換器31を流れる。第2室内熱交換器31から流出した冷媒は、冷媒配管81を通り、電動膨張弁14を通った後、室外熱交換器13を流れ、その後、圧縮機10へと吸入される。ここで、制御部4は、輻射優先運転(第2運転モード)、対流優先運転(第1運転モード)およびサーキュレーション運転のうちいずれかの運転を選択的に行うことができる。
(輻射優先運転)
輻射優先運転は、輻射型室内機2による輻射と穏やかな空気の吹き出しとによる空気調和を優先的に行い、且つ、対流型室内機3による空気調和を停止させる運転である。このとき、制御部4は、第1送風機23を駆動させ、且つ、第2送風機33を停止させる。なお、この場合の「停止」とは、第2送風機33を完全に停止させるのではなく、室内RSの居住者がドラフトを感じない程度に弱く駆動させる場合を含む。
この輻射優先運転が行われている場合、圧縮機10から吐出された冷媒は、輻射型室内機2の第1室内熱交換器21において凝縮し、室内RSへ吹き出される空気に放熱する。第1室内熱交換器21において凝縮した冷媒は、過冷却状態となって第2室内熱交換器31へと流れるが、第2送風機33は停止しているため、空気との間で熱交換は行われずに第2室内熱交換器31を通過する。
この輻射優先運転では、輻射パネル22からの熱輻射が生じて下方にいる居住者を暖める。また、輻射パネル22の繊維の隙間から暖かい空気が下方の室内RSに向けて穏やかに吹き出されることによっても室内RSが暖房される。
(対流優先運転)
対流優先運転は、対流型室内機3による室内RSへの直接的な空気の吹き出しによる空気調和を優先的に行い、且つ、輻射型室内機2による空気調和を停止させる運転である。このとき、制御部4は、第2送風機33を駆動させ、且つ、第1送風機23を停止させる。なお、この場合の「停止」とは、第1送風機23を完全に停止させるのではなく、室内RSの温度調整に大きな影響を与えない程度に極弱く駆動させる場合を含む。
この対流優先運転が行われている場合、圧縮機10から吐出された冷媒は、輻射型室内機2の第1室内熱交換器21を流れるが、第1送風機23は停止しているため、空気との間で熱交換は行われずに第1室内熱交換器21を通過する。第1室内熱交換器21を通過した冷媒は、ガス状態で第2室内熱交換器31に流入して第2室内熱交換器31において凝縮する。このとき、冷媒は、室内RSへ吹き出される空気に放熱する。第2室内熱交換器31において凝縮した冷媒は、過冷却状態となって電動膨張弁14へと送られる。
この対流優先運転では、対流型室内機3の吹出口35から暖かい空気が室内RSへ吹き出されることによって室内RSの暖房が行われる。このとき、フラップ36によって空気が下方へと案内されることによって、対流型室内機3の吹出口35から下方へと暖かい空気が吹き下ろされる。これにより、室内RSを足下から暖めることができる。
(サーキュレーション運転)
サーキュレーション運転は、輻射型室内機2による空気調和を行い、且つ、対流型室内機3による送風を行う運転である。このとき、制御部4は、第1送風機23と第2送風機33とを駆動させる。
このサーキュレーション運転が行われている間、圧縮機10から吐出された空気は、まず第1室内熱交換器21において凝縮し、このとき室内RSへと吹き出される空気に放熱する。そして、冷媒は、第1室内熱交換器21から第2室内熱交換器31へと流れる。対流型室内機3では第2送風機33が駆動しているが、冷媒は過冷却状態となっているために第2室内熱交換器31では十分な熱交換は行われない。このため、対流型室内機3では、室内RSから対流型室内機3に取り込まれた空気が殆ど温度調整されることなく室内RSへと吹き出される送風運転が行われる。
このサーキュレーション運転では、輻射パネル22からの熱輻射が生じて下方にいる居住者を暖める。また、輻射パネル22の繊維の隙間から暖かい空気が下方の室内RSに向けて穏やかに吹き出されることによっても室内RSが暖房される。さらに、対流型室内機3の吹出口35から下方へ向けて空気が吹き出されることによって、室内RSの上部に対流していた暖かい空気が室内RSの下部へと流れ、再び上昇する。これにより、室内RSの上部および下部の間を循環する空気の流れが生成される。
〔冷房運転時の制御〕
冷房運転時には、四路切換弁11が図1の波線で示す状態にされ、冷媒が波線矢印A2の方向に冷媒回路を流れる。この冷媒回路の流れでは、圧縮機10から吐出された冷媒は、まず室外熱交換器13を流れた後、電動膨張弁14で膨張する。膨張した冷媒は、冷媒配管81を通り、対流型室内機3の第2室内熱交換器31を流れる。第2室内熱交換器31から流出した冷媒は、冷媒配管83を通り、第1室内熱交換器21を流れた後、冷媒配管82を通って圧縮機10へと吸入される。ここで、制御部4は、輻射優先運転および対流優先運転のうちいずれかの運転を選択的に行うことができる。輻射優先運転および対流優先運転の具体的な内容については上記の暖房運転の場合と同様である。
輻射優先運転では、輻射パネル22からの冷輻射が生じて下方にいる居住者を冷却する。また、輻射パネル22の繊維の隙間から冷たい空気が下方の室内RSに向けて穏やかに吹き出されることによっても室内RSが冷房される。輻射パネル22から吹き出された空気は室温より温度が低いため徐々に下降し、室内RS全体を偏り少なく冷房することができる。
対流優先運転では、対流型室内機3の吹出口35から冷たい空気が室内RSへ吹き出されることによって室内RSの冷房が行われる。このとき、フラップ36によって空気が横方向へと案内されることによって、対流型室内機3の吹出口35から横方向へと冷たい空気が吹き出される。対流型室内機3の吹出口35から吹き出された空気は室温より温度が低いため下降し、室内RS全体を偏り少なく冷房することができる。
〔除湿運転時の制御〕
除湿運転時には、四路切換弁11が図1の波線で示す状態にされ、冷媒が波線矢印A2の方向に冷媒回路を流れる。これにより、冷媒は冷房運転時と同様にして冷媒回路を流れる。このとき、制御部4は輻射優先運転を実行する。すなわち、制御部4は、第1送風機23を駆動し、且つ、第2送風機33を停止させる。また、制御部4は、第1室内熱交換器21を低温として第1送風機23による風量を冷房運転時よりも低減させる。これにより、除湿された空気が輻射型室内機2から室内RSへと穏やかに吹き出される。
〈人検知センサ〉
人検知センサ45(センサ)は、無線又は有線によって制御部4に信号を送信可能であり、赤外線によって室内RSの人の有無および室内RSの人の頭部の高さを検知して制御部4へ送る。人検知センサ45は、例えば、焦電センサなどの赤外線センサであり、人の露出部分を優先的に検知することにより人の頭部の位置を検知することができる。人検知センサ45は、天井面CLに設けられており、図6に示すように、室内RSの床面FLから人の頭部までの鉛直方向の距離を高さとして検知する(図中A,B,C参照)。
上述した制御部4は、人検知センサ45によって検知された人の頭部の高さに基づいて空気調和部200の制御内容を変更する。以下、制御部4が、人の頭部の高さに基づいて行う制御について説明する。
制御部4は、人検知センサ45によって検知された人の頭部の高さが所定の第1範囲にある場合は、対流優先運転を行い、人の頭部の高さが第1範囲よりも低い第2範囲にある場合は、輻射優先運転を行う。また、人の頭部の高さが第1範囲と第2範囲との間の第3範囲にある場合は、制御部4は、対流優先運転よりも風量を低下させた低風量対流運転を行う。なお、第1範囲は人が起立した状態でその頭部が取りうる位置の範囲を示しており(図6(a)参照)、第2範囲は人が就寝した状態でその頭部が取りうる位置の範囲を示している(図6(c)参照)。また、第3範囲は人が椅子、ソファー、ベッド等に腰掛けた状態でその頭部が取りうる位置を示している(図6(b)参照)。従って、人が起立した状態では強度の高い空気調和が行われ、人が就寝した状態では強度の低い空気調和が行われる。
また、制御部4は、人検知センサ45によって検知された人の頭部の高さが、第1範囲から第3範囲の各範囲から他の範囲に移行し、且つ、所定時間以上連続してその範囲内に留まった場合に、空気調和部200の制御内容を切り換える。具体的には、人の頭部の高さが第1範囲から又は第3範囲から第2範囲に移行し、且つ、所定時間以上連続して第2範囲内である場合には、人が就寝したと判断されて、輻射優先運転に切り換わる。また、人の頭部の高さが第2範囲から又は第3範囲から第1範囲に移行し、且つ、所定時間以上連続して第1範囲内である場合には、人が就寝状態から起立した又は人が外部から室内RSへ入ってきたと判断して、対流優先運転へと切り換わる。さらに、人の頭部の高さが第1範囲から又は第2範囲から第3範囲に移行し、且つ、所定時間以上連続して第3範囲内である場合には、人が腰掛けた状態にあると判断されて、低風量対流運転に切り換わる。
上記の制御部4による制御を図7に示す制御フローチャートに基づいて説明する。
まず、第1ステップS1(高さ位置検知ステップ)において、高さ位置の検知が行われる。ここでは、室内RSの人の頭部の高さが人検知センサ45によって検知される。
次に、第2ステップS2において、高さ位置の範囲が変化したか否かが判断される。ここでは、人の頭部の高さが第1範囲から第3範囲までのいずれかの範囲から他の範囲へ変化したか否かが判断される。高さ位置の範囲が変化していない場合は、第1ステップS1に戻る。高さ位置の範囲が変化した場合は、第3ステップS3に進む。
第3ステップS3では、タイマーtのカウントがスタートして第4ステップS4へ進む。
第4ステップS4では、高さ位置の範囲が変化したか否かが判断される。高さ位置の範囲が変化した場合は、第1ステップS1に戻る。高さ位置の範囲が変化していない場合は、第5ステップS5に進む。
第5ステップS5では、タイマーtのカウントがスタートして時間Tが経過したか否かが判断される。時間Tが経過していない場合は、第4ステップS4に戻る。時間Tが経過した場合は、第6ステップS6に進む。
第6ステップS6では、人の頭部の高さが第1範囲であるか否かが判断される。人の頭部の高さが第1範囲である場合は、第7ステップS7(制御変更ステップ)に進み、空気調和部200の運転が輻射優先運転に変更される。人の頭部の高さが第1範囲ではない場合は第8ステップS8に進む。
第8ステップS8では、人の頭部の高さが第2範囲であるか否かが判断される。人の頭部の高さが第2範囲である場合は、第9ステップS9(制御変更ステップ)に進み、空気調和部200の運転が対流優先運転に変更される。人の頭部の高さが第2範囲ではない場合は、人の頭部の高さが第3範囲であると見なして第10ステップS10(制御変更ステップ)に進み、空気調和部200の運転が低風量対流運転に変更される。
〈特徴〉
(1)
この空気調和機100では、人検知センサ45によって人の頭部の高さを検知することによって室内RSの人の就寝の有無を確認することができる。就寝状態では人の頭部は低い位置にあり、就寝状態ではない状態では人の頭部は就寝時よりも高い位置にある。このため、人の頭部の高さを検知することによって、人が就寝したかどうかを精度よく検知することができる。
また、この空気調和機100では、人が就寝したか否かだけではなく、人が起立した状態および人が椅子等に腰掛けた状態をも検知することができる。このため、室内の人の状態を精度よく検知することができる。
(2)
この空気調和機100では、人検知センサ45によって人の頭部の高さを検知することによって室内RSの人の就寝の有無を確認することができ、就寝状態では空気調和の強度の低い輻射優先運転を行い、起立した状態では空気調和の強度の高い対流優先運転を行い、腰掛けた状態では中間的な空気調和の強度である低風量対流運転を行う。これにより、室内RSの人の活動シーンに応じた適切な空気調和機100の制御を行うことができる。
(3)
この空気調和機100では、簡易で安価な赤外線センサを人検知センサ45として用いて人の頭部の高さが検知されている。このため、簡易且つ安価な構成で人の就寝の有無を確認することができる。
(4)
この空気調和機100では、人の頭部の高さが所定の範囲から他の範囲に移行し、且つ、所定時間以上連続してその範囲にある場合に、人の状態が変化したと判断して空気調和部200の運転が切り換えられる。このため、人が一時的に動作をして直ぐに元の態勢に戻った場合などに、人の状態が変化したと誤って判断されることを抑えることができる。
〈他の実施形態〉
(1)
上記の実施形態では、人の頭部の高さ位置に応じて、空気調和部200の運転が、輻射優先運転、対流優先運転および低風量対流運転のいずれかに切り換えられているが、人の頭部の高さ位置に応じて風量の異なる空気の吹き出しが行われてもよい。例えば、人の頭部が第1範囲にある場合は、第2範囲にある場合よりも大きな風量で空気の吹き出しが行われる。人の頭部が第3範囲にある場合は、第1範囲の場合と第2範囲の場合との間の風量で空気の吹き出しが行われる。なお、この場合、対流型室内機3のみが備えられ、対流型室内機3からの空気の吹き出しの風量が制御されてもよい。また、輻射型室内機2のみが備えられ、輻射型室内機2からの空気の吹き出しの風量が制御されてもよい。
さらに、人の頭部の高さ位置に応じて温度の異なる空気の吹き出しが行われてもよい。例えば、冷房運転において、人の頭部が第1範囲にある場合は、第2範囲にある場合よりも低い温度の空気の吹き出しが行われる。人の頭部が第3範囲にある場合は、第1範囲の場合と第2範囲の場合との間の温度の空気の吹き出しが行われる。また、暖房運転において、人の頭部が第1範囲にある場合は、第2範囲にある場合よりも高い温度の空気の吹き出しが行われる。人の頭部が第3範囲にある場合は、第1範囲の場合と第2範囲の場合との間の温度の空気の吹き出しが行われる。なお、この場合、輻射型室内機2と対流型室内機3との両方の室内機は必ずしも必要ではなく、対流型室内機3のみ或いは輻射型室内機2のみが備えられてもよい。
(2)
上記の実施形態では、室内RSに人が一人だけ存在する場合について説明したが、室内RSに複数の人がいる場合には、人検知センサ45によって複数の人の頭部の高さが検知され得る。この場合、制御部4は、低い方の人の頭部の高さに基づいて空気調和部200の制御内容を変更すればよい。
なお、1つの人検知センサ45によって複数の人の頭部の高さが検知されるのではなく、複数の人検知センサ45によって複数の人の頭部の高さが検知されてもよい。
(3)
上記の実施形態では、人検知センサ45として焦電センサなどの赤外線センサが使用されているが、光電センサや超音波センサなどの非接触型のセンサが用いられてよく、また、これらのセンサが組み合わされて人検知センサ45として利用されてもよい。
(4)
上記の実施形態において、人検知センサ45は、室内RSの床面FLから人の頭部までの鉛直方向の距離を高さとして検知する(図6のA,B,C参照)としているが、人検知センサ45から人の頭部までの鉛直方向の距離(図6のA’,B’,C’参照)が人の頭部の高さとして検知されてもよい。或いは、人検知センサ45から人の頭部までの鉛直方向の距離が検知され、人検知センサ45から床面FLまでの鉛直方向からの距離が引かれる演算を行うことによって、人の頭部の高さが算出されてもよい。
(5)
上記の実施形態では、第1室内熱交換器21と第2室内熱交換器31とが冷媒回路において直列に設けられているが、第1室内熱交換器21と第2室内熱交換器31とが並列に設けられてもよい。
本発明は、人が就寝したかどうかを精度よく検知することができる効果を有し、空気調和機および空気調和機の制御方法として有用である。
空気調和機の冷媒回路図。 輻射型室内機および対流型室内機を示す概略図。 輻射型室内機の側面断面図。 対流型室内機の側面断面図。 空気調和機の制御ブロック図。 人検知センサによる人の頭部の高さの検知を示す概略図。 制御フローチャートを示す図。
符号の説明
2 輻射型室内機(輻射型空気調和部)
3 対流型室内機(対流型空気調和部)
4 制御部
45 人検知センサ(センサ)
100 空気調和機
200 空気調和部
S1 第1ステップ(高さ位置検知ステップ)
S7 第7ステップ(制御変更ステップ)
S9 第9ステップ(制御変更ステップ)
S10 第10ステップ(制御変更ステップ)

Claims (9)

  1. 室内(RS)の空気調和を行う空気調和部(200)と、
    前記空気調和部(200)を制御する制御部(4)と、
    前記室内(RS)の人の頭部の高さを検知して前記制御部(4)へ送るセンサ(45)(45)と、
    を備え、
    前記制御部(4)は、前記センサ(45)によって検知された前記人の頭部の高さに基づいて前記空気調和部(200)の制御内容を変更する、
    空気調和機(100)。
  2. 前記制御部(4)は、前記センサ(45)によって検知された前記人の頭部の高さが低い場合は空気調和の強度の低い運転を行い、前記センサ(45)によって検知された前記人の頭部の高さが高い場合は空気調和の強度の高い運転を行う、
    請求項1に記載の空気調和機(100)。
  3. 前記制御部(4)は、前記センサ(45)によって検知された前記人の頭部の高さが所定の第1範囲にある場合は、空気調和の強度の高い第1運転モードにて前記空気調和部(200)を制御し、前記センサ(45)によって検知された前記人の頭部の高さが前記第1範囲よりも低い第2範囲にある場合は、空気調和の強度の低い第2運転モードにて前記空気調和部(200)を制御する、
    請求項2に記載の空気調和機(100)。
  4. 前記制御部(4)は、前記センサ(45)によって検知された前記人の頭部の高さが、前記第1範囲から前記第2範囲に移行し、且つ、所定時間以上連続して前記第2範囲内である場合に、前記第1運転モードから前記第2運転モードへと切り換える、
    請求項3に記載の空気調和機(100)。
  5. 前記制御部(4)は、前記センサ(45)によって検知された前記人の頭部の高さが、前記第2範囲から前記第1範囲に移行し、且つ、所定時間以上連続して前記第1範囲内である場合に、前記第2運転モードから前記第1運転モードへと切り換える、
    請求項3または4に記載の空気調和機(100)。
  6. 前記空気調和部(200)は、温度調整された空気を前記室内(RS)に吹き出すことによって前記室内(RS)の空気調和を行う対流型空気調和部(3)と、輻射によって前記室内(RS)の空気調和を行う輻射型空気調和部(2)とを有し、
    前記第1運転モードでは、前記対流型空気調和部(3)による空気調和が行われ、
    前記第2運転モードでは、前記輻射型空気調和部(2)による空気調和が行われる、
    請求項3から5のいずれかに記載の空気調和機(100)。
  7. 前記空気調和部(200)は、温度調整された空気を前記室内(RS)に吹き出すことによって前記室内(RS)の空気調和を行い、
    前記第1運転モードでは、前記第2運転モードよりも大きな風量で前記空気調和部(200)からの前記空気の吹き出しが行われる、
    請求項3から5のいずれかに記載の空気調和機(100)。
  8. 前記制御部(4)は、前記センサ(45)によって複数の人の頭部の高さが検知された場合、低い方の前記人の頭部の高さに基づいて前記空気調和部(200)の制御内容を変更する、
    請求項1から7のいずれかに記載の空気調和機(100)。
  9. 室内(RS)の空気調和を行う空気調和機(100)の制御方法であって、
    前記室内(RS)の人の頭部の高さがセンサ(45)によって検知される高さ位置検知ステップ(S1)と、
    前記センサ(45)によって検知された前記人の頭部の高さに基づいて制御内容が変更される制御変更ステップ(S7,S9,S10)と、
    を備える空気調和機(100)の制御方法。
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