JP2008304096A - 空調システム - Google Patents
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Abstract
【課題】放射パネルによる冷暖房効果を維持しつつ消費エネルギーの低減を図ることができる空調システムを提供すること。
【解決手段】空調システム100は、寝床Bを有する被空調室Rの寝床Bの上方の天井91に設けられた放射パネル10であって、被空調室Rの放射冷暖房のために流体OA2によって冷却又は加熱される放射パネル10を備え、放射パネル10が、寝床Bの面積の20%〜300%の面積の大きさに構成されている。ゆえに、就寝時に、寝床B周辺においては放射パネル10による冷暖房効果を維持しつつ、寝床B周辺以外の被空調室Rの冷暖房を実質的に行わないことにより消費エネルギーの低減を図ることができる。
【選択図】図1
【解決手段】空調システム100は、寝床Bを有する被空調室Rの寝床Bの上方の天井91に設けられた放射パネル10であって、被空調室Rの放射冷暖房のために流体OA2によって冷却又は加熱される放射パネル10を備え、放射パネル10が、寝床Bの面積の20%〜300%の面積の大きさに構成されている。ゆえに、就寝時に、寝床B周辺においては放射パネル10による冷暖房効果を維持しつつ、寝床B周辺以外の被空調室Rの冷暖房を実質的に行わないことにより消費エネルギーの低減を図ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は空調システムに関し、特に放射パネルによる冷暖房効果を維持しつつ消費エネルギーの低減を図る空調システムに関する。
近年、省エネルギーと快適性とを両立する空調方式として、放射空調システムが注目されている。放射空調システムは、天井面や床面等に設置された放射パネルを冷やし(温め)、放射パネルからの放射熱により冷(暖)房を行うシステムである。放射空調システムでは、放射パネルによる冷暖房の効果を高めるために、天井面等の全面に放射パネルを敷設することが多い(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−214696号公報(図1等)
しかしながら、天井面等の全面に放射パネルを敷設すると、就寝時等の居住域が限定される場合であっても室内全体の冷暖房を行うこととなり、エネルギー消費量が嵩むこととなっていた。
本発明は上述の課題に鑑み、就寝時に、放射パネルによる冷暖房効果を維持しつつ消費エネルギーの低減を図ることができる空調システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係る空調システムは、例えば図1に示すように、寝床Bを有する被空調室Rの寝床Bの上方の天井91に設けられた放射パネル10であって、被空調室Rの放射冷暖房のために流体OA2によって冷却又は加熱される放射パネル10を備え;放射パネル10が、寝床Bの面積の20%〜300%の面積の大きさに構成されている。
このように構成すると、放射パネルが、寝床の上方の天井に設けられ、寝床の面積の20%〜300%の面積の大きさに構成されているので、就寝時に、寝床周辺においては放射パネルによる冷暖房効果を維持しつつ、寝床周辺以外の被空調室の冷暖房を実質的に行わないことにより消費エネルギーの低減を図ることができる。
また、請求項2に記載の発明に係る空調システムは、例えば図1に示すように、請求項1に記載の空調システム100において、外気OA1を導入し、導入した外気OA1を所定の温度に調節する外調機20を備え;流体が外調機20で所定の温度に調節された外気OA2であり;放射パネル10は、外調機20で所定の温度に調節された外気OA2を所定の風量で被空調室Rに導入する通気孔12(例えば図2参照)が形成されて構成されている。
このように構成すると、被空調室の換気と放射パネルの冷却加熱とを外気で兼ねることができ、冷暖房効率を向上させることができる。
また、請求項3に記載の発明に係る空調システムは、例えば図1に示すように、請求項2に記載の空調システム100において、被空調室内Rの室内空気RA1を導入して導入した室内空気RA1の温度を調節し、温度が調節された室内空気RA2を被空調室R内に供給する空調用機器40を備える。
このように構成すると、就寝時以外の熱負荷の高いときでも被空調室内の熱負荷処理を行うことができ、被空調室内全体を常に快適な状態にすることが可能となる。なお、就寝時は一般に日射や照明の点灯等がなく被空調室内の熱負荷が低くなるため、空調用機器の運転を停止しても放射パネルからの熱(冷熱を含む)放射により冷暖房を行うことが可能となる。
また、請求項4に記載の発明に係る空調システムは、例えば図1に示すように、請求項3に記載の空調システム100において、外調機20で所定の温度に調節された外気OA2を放射パネル10に導く外気ダクト33と;空調用機器40で温度が調節された室内空気RA2を被空調室R内に向けて流す室内空気ダクト36と;外気ダクト33を流れる外気OA2を、放射パネル10を介さずに被空調室R内に導くバイパスダクト34であって、空気の流通を遮断可能なダンパ54が配設されたバイパスダクト34とを備える。
このように構成すると、外調機で温度が調節される外気の流量を一定にしたまま放射パネル温度を調節することが可能となり、被空調室内の冷暖房効果を調節することが可能となる。
また、請求項5に記載の発明に係る空調システムは、例えば図1に示すように、請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の空調システム100において、放射パネル10の表面温度又は寝床B周辺の放射温度を検出する温度検出器61と;通気孔12(例えば図2参照)を介して被空調室Rに導入される外気OA2の風量を調節する外気量調節機構54と;温度検出器61で検出された温度に基づいて、外気量調節機構54を制御する制御装置60とを備える。
このように構成すると、温度検出器で検出された温度に基づいて外気量調節機構を制御するので、放射パネルの温度を最適な温度に調節することが可能となる。
また、請求項6に記載の発明に係る空調システムは、請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の空調システムにおいて、前記寝床周辺の二酸化炭素濃度を検出する二酸化炭素濃度検出器と;前記通気孔を介して前記被空調室に導入される前記外気の風量を調節する外気量調節機構と;前記二酸化炭素濃度検出器で検出された二酸化炭素濃度に基づいて、前記外気量調節機構を制御する制御装置とを備える。
このように構成すると、二酸化炭素濃度検出器で検出された二酸化炭素濃度に基づいて外気量調節機構を制御するので、必要換気量を確保しつつ放射パネルの温度を最適な温度に調節することが可能となる。
また、請求項7に記載の発明に係る空調システムは、例えば図1に示すように、請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の空調システム100において、放射パネル10の表面温度又は寝床B周辺の放射温度を検出する温度検出器61と;温度検出器61で検出された温度に基づいて、外気OA1の温度を調節するように外調機20を制御する制御装置60とを備える。
このように構成すると、温度検出器で検出された温度に基づいて外気の温度を調節するように外調機を制御するので、放射パネルの温度を最適な温度に調節することが可能となる。
本発明によれば、放射パネルが、寝床の上方の天井に設けられ、寝床の面積の20%〜300%の面積の大きさに構成されているので、就寝時に、放射パネルによる冷暖房効果を維持しつつ消費エネルギーの低減を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1を参照して、本発明の実施の形態に係る空調システム100の構成について説明する。図1は、空調システム100の模式的系統図である。空調システム100は、放射パネル10と、外調機20と、空調用機器としてのファンコイルユニット(以下「FCU」という。)40と、制御装置60とを備えている。なお、本実施の形態では、被空調室Rはホテルの客室であるとして説明し、寝床Bはベッドであるとして説明する。
放射パネル10は、温度が調節された外気としての調温外気OA2により、冷房時は冷やされ、暖房時は温められて、客室R内の人に対して電磁波である熱線(冷房時は冷熱線、暖房時は温熱線)を放射して冷暖房を行うための部材である。ここで「放射する」というのは、温熱のみならず冷熱についてもこのように表現することとする。すなわち、厳密にいえば、放射パネルから冷熱が放射されるのではなく、例えば人間などから放射された熱が、温度の低い放射パネルに吸収されるために納涼感が生ずるのであるが、本明細書においては便宜上、冷熱についても「放射する」と表現することとする。
ここで図2を参照して、放射パネル10の構成の詳細を説明する。図2は放射パネル10の斜視図である。放射パネル10は、熱線を放射する放射面11と、調温外気OA2を導入するボックス13とを有している。ボックス13の外観は六面体であるが、六面体の1つの面(図2中では下面)が開口となっている。この開口に放射面11が取り付けられて放射パネル10となっている。ボックス13(5つの面)は、導入した調温外気OA2の保温及び防露の観点から断熱性を有する材料で形成されていることが好ましく、さらに現場における作業性の観点から軽量の材料で形成されていることが好ましい。このような材料として、グラスウール、ロックウール、押出法ポリスチレンフォームのボード等を用いるとよい。なお、保温性が重要でない場合は金属や木材などでボックス13を製作してもよい。ボックス13を構成する5つの面のうちの1つの面には、調温外気OA2を導入する外気ダクト33(図1参照)を接続する接続口13aが形成されている。
放射面11は、典型的には長方形状あるいは正方形状に形成されており、ベッドBの面積の20%〜300%の面積となる大きさに形成されている。ここで「面積」は、鉛直方向の投影線をもつ投影面の面積(いわば、平面図に現れる面積)をいうこととする。放射面11の材質は、典型的には金属(アルミニウムやステンレス等)が用いられるが、無機質の天井材を用いてもよい。また、放射面11には複数の通気孔12が形成されている。放射面11に形成された複数の通気孔12は、典型的には円形の小孔である。放射面11に形成された通気孔12の大きさは、典型的には直径が0.5mm〜10mmであるが、例えば放射面11の面積を確保する観点から上限を8mmあるいは6mmとしてもよく、例えばドラフト抑制のために吹き出し風速を小さくする観点から下限を2mmあるいは5mmとしてもよい。例えば通気孔12の大きさを1mmとすると、放射面11の面積を十分確保できると共に、天井面の装飾(通気孔から天井裏が見えないようにする)の観点からも好ましい。通気孔12の大きさはこの例示に限られず、調温外気OA2の風量や通気孔12の数等も含めて総合的に勘案して決定するとよい。放射面11に形成された通気孔12の数は、その大きさに対して、典型的には通気孔12を通して通過させる調温外気OA2の風量(所定の風量)と風速(典型的には在室者がドラフトを感じない風速)によって決定される。複数の通気孔12のそれぞれからできるだけ均一な風量を客室Rに向かって吹き出させるため、ボックス13内に調温外気OA2を均等に分散させるためのバッフル板やディストリビュータ(例えば接続口13aからボックス13内に延びた、複数の小孔が形成された有孔管)を設けることが好ましい。
通気孔12を介して客室Rに供給される調温外気OA2の風量は、典型的には、客室R内の在室人員に対する必要外気量から決定され、さらに客室R内を所定の清浄度に保つために風量を増加してもよい。客室R内の在室人員として、客室Rの定員を採用してもよい。風速は、典型的には0.05〜0.35m/sであるが、客室Rに在室する者がドラフトを感じないという観点から0.20m/s以下とするとよい。なお、放射面11の形状は、長方形や正方形以外の、三角形、多角形、あるいは円形であってもよい。放射面11の形状は、客室Rの形状や照明等他の器具類との取り合い(天伏)を考慮して、適宜納まりのよい形状を選択するとよい。
再び図1に戻って空調システム100の説明を続ける。放射パネル10は、ベッドBの上方に位置する客室Rの天井91に、放射面11が天井91に現れるように設けられている。このとき、放射面11の重心の鉛直下方がベッドB上の枕の位置あるいはベッドBの重心位置となるように放射パネル10を設置するのが好ましいが、仮に放射パネル10がベッドBの真上に位置していなくても、ベッドB上の人に放射による冷暖房効果を与えることができる位置に放射パネル10が設けられていればよい。また、放射パネル10は、放射面11の大きさが、ベッドBの面積の20%〜300%の面積となるように設けられている。放射面11の大きさが、ベッドBの面積の20%〜300%の面積となる大きさなので、天井91の全面に放射パネルが敷設される場合に比べ、放射パネルの占める面積が小さくなる。
外調機20は、導入した外気としての導入外気OA1の温度及び湿度を調節して、調節した調温外気OA2を圧送する機器である。外調機20は、導入外気OA1の塵埃を捕捉するフィルタ22と、導入外気OA1を所定の温度に冷却又は加熱するコイル23と、導入外気OA1に加湿水(又は加湿蒸気)を散布するスプレーノズル24と、スプレーノズル24から散布された加湿水のキャリーオーバーを防ぐエリミネータ25と、温度及び湿度が調節された調温外気OA2を放射パネル10に向けて圧送するファン26とを有しており、これらは導入外気OA1の流れ方向に対してこの順番で配列されて筐体に収容されている。ここで「所定の温度」は、調温外気OA2が通気孔12を通って客室Rに供給されたときに、放射冷暖房のための冷温熱を放射できる温度に放射面11(図2参照)を冷却又は加熱できる温度である。外調機20は、典型的には1台で十数〜数十室の客室Rを受け持つ(すなわち、客室R十数〜数十室に対し1台の外調機20が設置される)が、客室Rと外調機20とが1対1で対応していてもよい。コイル23には、冷温水発生器(不図示)で生成された冷水又は温水が供給されるように構成されている。
FCU40は、導入した室内空気としてのレタン空気RA1の温度を調節して、温度が調節された室内空気としての調温空気RA2を圧送する機器である。FCU40は、レタン空気RA1を吸い込んで圧送するファン46と、レタン空気RA1を冷却又は加熱するコイル43と、空気中の塵埃を捕捉するフィルタ42とを有しており、これらはレタン空気RA1の流れ方向に対してこの順番で配列されている。FCU40は、典型的には1つの客室Rに対して1つ設置されている。コイル43には、冷温水発生器(不図示)で生成された冷水又は温水が供給されるように構成されている。また、本実施の形態では、FCU40は客室R内の下がり天井内に配設されている。
外調機20が設置されている部屋(機械室)の外壁には、導入外気OA1を導入するガラリ31が設けられている。ガラリ31には外気導入ダクト32の一端が接続されており、外気導入ダクト32の他端は外調機20のフィルタ22の上流側の筐体に接続されている。外調機20のファン26より下流の筐体には外気ダクト33の一端が接続されており、外気ダクト33の他端は放射パネル10の接続口13a(図2参照)に接続されている。客室Rの下がり天井にはレタン空気RA1を吸い込む吸込口38が設けられている。吸込口38には吸い込みダクト35の一端が接続されており、吸い込みダクト35の他端はFCU40のファン46の上流に接続されている。FCU40のフィルタ42より下流には吐出ダクト36の一端が接続されており、吐出ダクト36の他端は下がり天井に取り付けられている吹出口39に接続されている。また、吹出口39には、外気ダクト33から分岐したバイパスダクト34が接続されている。バイパスダクト34は、調温外気OA2の一部又は全部を、放射パネル10を介さずに(すなわち放射パネル10をバイパスして)客室Rに導くダクトである。バイパスダクト34には、空気の流れを遮断可能なダンパ54が挿入配置されている。ダンパ54は典型的にはモータダンパであり、制御装置60からの信号を受信して開閉動作が行われるように構成されている。
放射パネル10の放射面11には、放射面11の表面温度を検出する温度検出器としての表面温度センサ61が設けられている。表面温度センサ61は、制御装置60と信号ケーブルで接続されており、検出した温度を信号として制御装置60に送信することができるように構成されている。また、客室Rの壁面には、客室R内の温度を検出する壁面温度センサ68が設けられている。壁面温度センサ68は、制御装置60と信号ケーブルで接続されており、検出した温度を信号として制御装置60に送信することができるように構成されている。
制御装置60は、空調システム100を制御する。制御装置60は、外調機20と信号ケーブルで接続されており、外調機20に信号を送信してコイル23に流れる水量、スプレーノズル24からの散水の有無、ファン26の回転速度を調節させることができるように構成されている。また、制御装置60は、FCU40と信号ケーブルで接続されており、FCU40に信号を送信してコイル43に流れる水量、ファン46の回転速度を調節させることができるように構成されている。また、制御装置60はダンパ54に信号を送信してダンパ54を開閉させることができるように構成されている。また、制御装置60は、表面温度センサ61及び壁面温度センサ68のそれぞれから温度信号を受信して、受信した温度信号に基づいて外調機20、FCU40、ダンパ54を制御することができるように構成されている。
引き続き図1及び図2を参照して、空調システム100の作用を説明する。なお、本実施の形態に係る空調システム100は冷房と暖房のいずれも行うことができるが、以下の作用の説明では冷房の場合を例にして説明する。また、以下の作用の説明では理解の容易のために具体的な温度条件を例示するが、空調システム100は例示の温度以外の温度で動作する場合もあることはいうまでもない。日中の熱負荷が大きいとき、制御装置60は外調機20及びFCU40を運転させる。ダンパ54は閉とし、外気ダクト33と吹出口39との間に空気の流通がないようにする。FCU40のコイル43へは冷温水発生器(不図示)から約7℃の冷水が供給される。FCU40は、客室Rからレタン空気RA1を導入し、コイル43で冷水とレタン空気RA1との熱交換を行わせて約16℃となった調温空気RA2を客室Rへ吹き出す。コイル43においてレタン空気RA1と熱交換して約12℃に温度が上昇した冷水は、冷温水発生器(不図示)に還される。
外調機20のコイル23へは冷温水発生器(不図示)から約7℃の冷水が供給される。外調機20は、ガラリ31を介して外気OA1を導入し、コイル23で冷水と外気OA1との熱交換を行わせて約20℃となった調温外気OA2を放射パネル10に向けて圧送する。コイル23において導入外気OA1と熱交換して約12℃に温度が上昇した冷水は、冷温水発生器(不図示)に還される。放射パネル10に到達した調温外気OA2は、放射面11の通気孔12を通って客室Rに吹き出される。日中の熱負荷が大きいときは、FCU40で温度が調節された調温空気RA2と外調機20で温度が調節された調温外気OA2とが客室Rに供給されることにより客室Rの空調が行われる。
客室Rの空調が行われている最中、壁面温度センサ68は随時客室R内の温度を検出し、温度信号を制御装置60に送信している。制御装置60は、受信した温度信号に基づいて、客室R内が設定温度(本実施の形態では26℃)となるように、FCU40のコイル43に供給される冷水量やファン46の回転速度を調節するフィードバック制御を行う。また、制御装置60は、必要に応じて外調機20のコイル23に供給される冷水量やファン26の回転速度を調節する。このような制御により、客室R内は快適な温度環境に保たれる。
他方、客室R内の人が就寝するときは、FCU40を停止する。FCU40の停止は、典型的には人がリモコン等のコントローラ(不図示)を介してFCU40に停止指令を送ることにより行われるが、天井や壁等の適切な場所に人感センサを設けておいてベッドB上に人を検知したときに、あるいはベッドBに重量センサを設置しておいてベッドB上に人を検知したときに(又は人を検知してから所定時間経過した後に)、自動的にFCU40を停止するようにしてもよい。FCU40は停止させられるが外調機20は運転している。
外調機20は、日中時の運転と同様、ガラリ31を介して導入外気OA1を導入する。外調機20に導入された導入外気OA1は、コイル23で約7℃の冷水と熱交換が行われて約15〜24℃となり、さらに湿度も調節された調温外気OA2となる。調温外気OA2は、客室R内の在室人員に対して必要となる風量(所定の風量)が外気ダクト33を通って放射パネル10のボックス13内に至る。その後調温外気OA2は放射面11の通気孔12を通って所定の風量が客室R内に吹き出される。客室R内の在室人員に対して必要となる風量の調温外気OA2が客室Rに供給されるので、必要換気量が確保される。また、通気孔12から客室R内に吹き出される調温外気OA2の風速はおよそ0.2m/s以下としているので、ベッドB上の就寝者はドラフトによる不快感を感じない。
調温外気OA2が通気孔12を通って客室Rに吹き出される際、放射面11は調温外気OA2によって冷却され、約20〜24℃(ただし、通気孔12を通過する調温外気OA2の温度以下の温度)になる。すると、冷却された放射面11からの冷放射効果がベッドB上の人に作用する(人体から放射される赤外線が冷却された放射面11に吸収される)。一般に就寝時は日射や照明による熱負荷がほとんどなく処理すべき熱負荷が小さいことと相俟って、放射面11からの冷放射効果により、FCU40を運転しなくてもベッドB周辺の快適性を維持することができる。放射面11が天井91の全面に設けられているのではなくベッドBの面積の20%〜300%の面積の大きさに形成されていることから調温外気OA2で冷却する放射面11が小さく、さらにFCU40の運転を停止することにより、放射パネル10による冷房効果を維持しつつ消費エネルギーの低減を図ることができる。
放射パネル10を中心とした冷房が行われている最中、表面温度センサ61は随時放射面11の温度を検出し、温度信号を制御装置60に送信している。制御装置60は、受信した温度信号に基づいて、放射面11が設定温度(本実施の形態では約21〜22℃)となるようにダンパ54の開度を調節する信号をダンパ54に送信する。つまり、放射面11の温度が低くなりすぎる場合はダンパ54を開いて調温外気OA2の一部又は全部を吹出口39から客室Rに供給するようにし、通気孔12を通過する調温外気OA2の流量を減らすことで放射面11の温度を設定温度に調節する。このときダンパ54は外気量調節機構として機能している。
なお図3に示す空調システム100Aのように、外気ダクト33に外気量調節機構としてのVAV(Variable Air Volume)ユニット53を設け、表面温度センサ61からの温度信号に基づいてVAVユニット53の開度を変更することにより放射面11が設定温度になるようにしてもよい。このとき、空調システム100(図1参照)が有していたバイパスダクト34及びダンパ54を省いてもよい。また、VAVユニット53の代わりにモータダンパを設けてもよい。
以上の説明では放射面11に形成された通気孔12に調温外気OA2を通すことにより放射面11を冷却することとしたが、外気以外の空気(例えば室内空気)を温度調節して通気孔12を通すことにより放射面11を冷却することとしてもよい。この場合、換気に必要な外気(温度が調節されているか否かは問わない)は別途客室Rに導入するとよい。また、空気ではなく冷水(又は温水)が流れるパイプを放射面11に接触させることにより放射面11を冷却(又は加熱)することとしてもよい。しかしながら、客室R内に人がいるときは常に供給される外気を温度調節したうえで通気孔12に通すことにより放射面11を冷却(加熱)することと、客室Rの換気と放射パネル10の冷却(加熱)とを兼ねることができ好ましい。
以上の説明では、外調機20で導入外気OA1の調湿も行うこととしたが、調湿は行わなくてもよい。外調機20で調湿を行わない場合であっても、快適性の維持及び放射面11の結露防止の観点から、客室R内の湿度調節を行うことが好ましい。
以上の説明では、表面温度センサ61で検出した温度に基づいて放射面11の表面温度を制御することとしたが、表面温度センサ61に代えてベッドB付近(例えば図1、3中の壁面温度センサ68が設けられている位置)に放射温度計を設け、放射温度計で検出した放射温度に基づいて放射面11の表面温度を制御することとしてもよい。つまり、放射温度計で検出した温度が低くなりすぎる場合は外気量調節機構(VAV53、ダンパ54等)を調節して通気孔12を通過する調温外気OA2の流量を減らすことで放射面11の温度を設定温度に調節することとしてもよい。また、客室R内(好ましくはベッドB付近)に二酸化炭素濃度検出器を設け、検出値に応じて外気量調節機構(VAV53、ダンパ54等)を調節して客室Rに導入する外気量を制御(例えば、検出した二酸化炭素濃度が高ければ導入外気量を増やし、低ければ導入外気量を減らすように制御)してもよい。また、表面温度センサ61又は放射温度センサにおける検出結果に基づいて客室R内に導入する外気量を調節することに代えて、表面温度センサ61又は放射温度センサにおける検出結果に基づいて客室R内に導入する外気の温度を調節することとしてもよい。外気の温度の調節は、典型的には外調機20のコイル23に供給される冷水量を調節することにより行われる。外気温度の調節は、1つの客室Rに対し1台の外調機20が設置されている場合に特に容易に行うことができる。
以上では、客室Rの冷房を行う場合で説明したが、暖房を行うこともできる。暖房を行う場合、コイル23、43へは温水が供給される。暖房の場合、放射面11から温熱放射が行われることによりドラフトを感じることなく快適性が維持される。暖房の場合であっても、放射面11がベッドBの面積の20%〜300%の面積の大きさに形成されていることから調温外気OA2で加熱する放射面11が小さくて済み、放射パネル10による暖房効果を維持しつつ消費エネルギーの低減を図ることができる。
以上の説明では、コイル23、43に冷水又は温水を供給する冷温水発生器(不図示)を備えることとしたが、冷温水発生器に代えて冷凍機とボイラを備えてもよい。また、コイル23、43に水(冷水又は温水)を供給することとしたが、水以外の化学物質からなる冷媒を供給するように構成してもよい(例えば、コイル23、43をいわゆるパッケージ型空調機の一部材として構成する。)。すなわち、外調機20及び/又はFCU40(空調用機器)をパッケージ型空調機の室内機とし(このときコイル23、43を直膨コイルとしてもよい)、冷温水発生器等に代えてパッケージ型空調機の室外機を設けるように構成してもよい。つまり、放射パネル10を冷却又は加熱できる熱源機器を備えているとよい。
以上の説明では、被空調室がホテルの客室であるとしたが、一般家庭等の寝床がある部屋であってもよいことはいうまでもない。また、寝床がベッドBであるとしたが、布団であってもよい。旅館はもとより家庭であっても布団はほぼ決まった場所に敷かれることが多いので、そのほぼ決まった場所の上方(寝床を設けるべき領域と平面図上で重なる位置)の天井に放射パネル10を設置することにより、人が存在する位置に特化して放射冷暖房の効果を作用させることができる。
10 放射パネル
12 通気孔
20 外調機
33 外気ダクト
36 室内空気ダクト
40 FCU
54 ダンパ
34 バイパスダクト
60 制御装置
61 表面温度センサ
91 天井
100 空調システム
B ベッド
R 客室
OA1 外気(温度調節前)
OA2 外気(温度調節後)
RA1 室内空気(温度調節前)
RA2 室内空気(温度調節後)
12 通気孔
20 外調機
33 外気ダクト
36 室内空気ダクト
40 FCU
54 ダンパ
34 バイパスダクト
60 制御装置
61 表面温度センサ
91 天井
100 空調システム
B ベッド
R 客室
OA1 外気(温度調節前)
OA2 外気(温度調節後)
RA1 室内空気(温度調節前)
RA2 室内空気(温度調節後)
Claims (7)
- 寝床を有する被空調室の前記寝床の上方の天井に設けられた放射パネルであって、前記被空調室の放射冷暖房のために流体によって冷却又は加熱される放射パネルを備え;
前記放射パネルが、前記寝床の面積の20%〜300%の面積の大きさに構成された;
空調システム。 - 外気を導入し、導入した外気を所定の温度に調節する外調機を備え;
前記流体が前記外調機で所定の温度に調節された外気であり;
前記放射パネルは、前記外調機で所定の温度に調節された外気を所定の風量で前記被空調室に導入する通気孔が形成されて構成された;
請求項1に記載の空調システム。 - 前記被空調室内の室内空気を導入して該導入した室内空気の温度を調節し、温度が調節された室内空気を前記被空調室内に供給する空調用機器を備える;
請求項2に記載の空調システム。 - 前記外調機で所定の温度に調節された外気を前記放射パネルに導く外気ダクトと;
前記空調用機器で温度が調節された室内空気を前記被空調室内に向けて流す室内空気ダクトと;
前記外気ダクトを流れる前記外気を、前記放射パネルを介さずに前記被空調室内に導くバイパスダクトであって、空気の流通を遮断可能なダンパが配設されたバイパスダクトとを備える;
請求項3に記載の空調システム。 - 前記放射パネルの表面温度又は前記寝床周辺の放射温度を検出する温度検出器と;
前記通気孔を介して前記被空調室に導入される前記外気の風量を調節する外気量調節機構と;
前記温度検出器で検出された温度に基づいて、前記外気量調節機構を制御する制御装置とを備える;
請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の空調システム。 - 前記寝床周辺の二酸化炭素濃度を検出する二酸化炭素濃度検出器と;
前記通気孔を介して前記被空調室に導入される前記外気の風量を調節する外気量調節機構と;
前記二酸化炭素濃度検出器で検出された二酸化炭素濃度に基づいて、前記外気量調節機構を制御する制御装置とを備える;
請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の空調システム。 - 前記放射パネルの表面温度又は前記寝床周辺の放射温度を検出する温度検出器と;
前記温度検出器で検出された温度に基づいて、前記外気の温度を調節するように前記外調機を制御する制御装置とを備える;
請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の空調システム。
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