JP7271182B2 - 放射空調システム - Google Patents

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Description

この発明は、放射空調システムに関する。
例えば、特許文献1には、放射パネル(ふく射パネル)を用いた放射空調システム(ふく射式空調システム)が開示されている。この放射空調システムでは、室内機で加熱又は冷却することで温度調整した空気をダクト(ふく射ダクト)に通過させ、放射パネルを加熱または冷却する。放射パネルから室内空間に熱が放射されることで、室内空間の放射空調がなされる。
特開平9-96434号公報
ところで、1台の室内機で温度調整した空気を、複数の室のそれぞれに設けられた放射パネルに供給する構成において、室内機と各室の放射パネルとは、ダクトを介して接続されている。この場合、室内機と各室との位置関係に応じて、室内機から放射パネルまでのダクトの流路長が異なることがある。
また、1つの室内に複数の放射パネルが設けられている場合、室内機から各放射パネルまでのダクトの流路長が異なることがある。
室内機からのダクトの流路長が長くなると、ダクトにおける圧力損失が大きくなる。このため、ダクトの流路長が長いほど、放射パネルの部分における風量が少なくなる。
また、室内機からのダクトの流路長が長くなると、放射パネルにおける熱交換量が低くなる。このため、ダクトの流路長が長いほど、放射パネルの部分における放射空調効果が低くなる。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、空調機本体から放射パネルまでの流路長に関わらず、空調効果のバランスを改善することができる放射空調システムを提供することを目的とする。
この発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
この発明の第一態様によれば、放射空調システムは、温度調整がなされた空調風を送り出す空調機本体と、互いに異なる室に配置されて、前記空調風がそれぞれ供給される複数の放射パネルと、前記空調機本体に接続された基端部を有し、前記空調風の一部が導入され、前記空調風を複数の前記放射パネルにそれぞれ供給する第一ダクトと、前記空調機本体に接続された第一端部を有し、前記第一ダクトに導入されなかった残りの前記空調風が導入されるとともに、前記第一ダクトの基端部から前記第一ダクトの一部に並行して延びる第二ダクトと、前記第二ダクトに設けられ、複数の前記放射パネルのそれぞれに対して前記空調風を供給可能な位置で前記第一ダクトに連通する複数の連通部と、前記連通部を開閉する開閉部と、を備え、前記第一ダクトは、前記室の外部で前記第二ダクトと並行して延びる並行延伸部と、前記並行延伸部から複数の前記室のそれぞれに分岐して延びる複数の分岐延伸部と、を有し、前記第二ダクトは、前記分岐延伸部よりも前記空調機本体に近い側にのみ設けられ、前記連通部は、前記並行延伸部から前記分岐延伸部の分岐する部分に設けられている。
このように構成することで、連通部の開閉部を開くと、第二ダクトを通る空調風が連通部を介して第一ダクトに導入される。これにより、複数の放射パネルのそれぞれには、第一ダクトを通る空調風に加えて、第二ダクトを通る空調風が供給される。したがって、空調機本体からの流路長が長くても、放射パネルの部分に供給される風量が少なくなることが抑えられる。また、放射パネルの部分に供給される風量を増大させることで、放射パネルにおける熱交換量が低くなることが抑えられる。したがって、空調機本体からの流路長が長くても、放射パネルの部分における放射空調効果が低くなることが抑えられる。
このようにして、空調機本体から放射パネルまでの流路長に関わらず、空調効果のバランスを改善することが可能となる。
さらに、開閉部を開くと、分岐延伸部には、第一ダクトの並行延伸部を通る空調風に加えて、分岐延伸部の上流側部分に設けられた連通部から第二ダクトを通る空調風が供給される。第一ダクトの並行延伸部を通った空調風と第二ダクトを通った空調風は、第一ダクトの分岐延伸部を通して各室に供給される。したがって、空調機本体からの流路長が長くても、各室に設けられた放射パネルの部分に供給される風量を増大させることができる。
この発明の第態様によれば、第一態様に係る第二ダクトは、前記第一端部に、前記空調機本体からの前記空調風の導入を断続する入口開閉部をさらに備えていてもよい。
このように構成することで、第二ダクトを通して第一ダクトに空気を供給しない場合、入口開閉部を閉じておけば、空調機本体からの空調風の全てを第一ダクトに供給することができる。これにより、空調機本体からの空調風を無駄なく活用することができる。
この発明の第態様によれば、第一又は第二態様に係る前記第二ダクトは、前記第一ダクトよりも流路断面積が大きいようにしてもよい。
このように構成することで、第二ダクトを通して、より多い量の空調風を第一ダクトに供給することが可能となる。
この発明の第態様によれば、第一から第態様の何れか一つの態様に係る放射空調システムは、前記空調風を室内空間に供給する対流空調部を備えていてもよい。
このように構成することで、第一ダクト及び第二ダクトを通った空調風は、対流空調部を通して室内空間に供給される。これにより、放射パネルにおける放射空調に加えて、対流空調部を通した対流空調によって、室内の温度を調整することができる。
この発明の第態様によれば、第一から第態様の何れか一つの態様に係る放射空調システムは、前記連通部のそれぞれに設けられた前記開閉部の開度を調整する制御部を備えていてもよい。
このように構成することで、制御部で、連通部の開閉部の開度を調整することで、複数の放射パネルのそれぞれに供給される風量が少なくなることを自動的に抑える。これにより、空調機本体からの流路長に関わらず、空調効果のバランスを自動的に改善することが可能となる。
この発明の第態様によれば、第態様に係る放射空調システムは、複数の前記放射パネルの温度と、室内空間の温度との少なくとも一方を検出するセンサーを備えていてもよい。前記制御部は、前記センサーで検出される温度に基づき、前記開閉部の開度を調整する。
このように構成することで、センサーで検出された温度に基づいて、制御部で開閉部の開度を自動的に調節する。これにより、空調機本体からの流路長に関わらず、空調効果のバランスを自動的に改善することが可能となる。
上記放射空調システムによれば、空調機本体から放射パネルまでの流路長に関わらず、空調効果のバランスを改善することが可能となる。
この発明の第一実施形態の放射空調システムの概略構成を示す図である。 上記放射空調システムの要部を示す図である。 上記放射空調システムに設けられた放射パネルの構成を示す平面図である。 上記放射空調システムにおいて第一ダクトと第二ダクトとが連通する部分を示す拡大断面図である。 この発明の第二実施形態の放射空調システムの概略構成を示す図である。
以下、この発明の一実施形態における放射空調システムを図面に基づき説明する。
(第一実施形態)
図1は、この実施形態の放射空調システムの概略構成を示す図である。
図1に示すように、この実施形態の放射空調システム1Aは、室内機11と、室外機12と、空気案内ダクト20と、複数の放射パネル31A~31Cと、制御部40Aと、を備えている。
室内機11は、室内熱交換器14と、送風ファン15と、を有する。
室内熱交換器14は、室内機11の筐体13内に収容されている。室内熱交換器14は、室外機12から供給された冷媒と空気とを熱交換することで、空気を加熱又は冷却する。
送風ファン15は、筐体13内に収容されている。送風ファン15は、室内熱交換器14により加熱又は冷却されることで温度調整がなされた空気である空調風を空気案内ダクト20内に送り出す。
室外機12は、室外熱交換器16を備える。室外熱交換器16は、室内機11から送り出された冷媒と外気とを熱交換させる。
複数の放射パネル31A~31Cは、互いに異なる位置に配置されている。この実施形態において、複数の放射パネル31A~31Cは、複数の室2A~2Cに設けられている。放射パネル31A~31Cは、室2A~2Cの天井又は床に設けられている。この実施形態では、複数の放射パネル31A~31Cは、天井材3Aに配置されている。複数の室2A~2Cのそれぞれにおいて、天井材3Aは、室内上面2tに対して下方に間隔をあけて設けられている。これにより、天井材3Aと、その上方の室内上面2tとの間に、天井裏空間4Aが形成されている。
図2は、上記放射空調システムの要部を示す図である。図3は、上記放射空調システムに設けられた放射パネルの構成を示す平面図である。
図2に示すように、複数の放射パネル31A~31Cは、それぞれ、天井材3Aの上面と接触している。図3に示すように、放射パネル31A~31Cは、それぞれ、パネル筐体32と、流路形成用部材34~36と、を有する。
パネル筐体32は、外形が直方体形状とされており、内部に中空部を有する。パネル筐体32は、空気導入口37Aと、空気導出口37Bと、を有する。空気導入口37Aは、パネル筐体32の角部近傍に配置されている。空気導入口37Aは、空気案内ダクト20から送られてきた空調風をパネル筐体32内に導く。空気導出口37Bは、パネル筐体32の内部の中空部を流れた空調風を排出する。
流路形成用部材34~36は、パネル筐体32内に収容されている。流路形成用部材34~36は、水平方向に間隔を空けて設けられている。流路形成用部材34、36は、パネル筐体32の一方の側面32aから他方の側面32bに向かって延びている。流路形成用部材34、36は、他方の側面32bとの間に隙間をあけて設けられている。流路形成用部材35は、パネル筐体32の他方の側面32bから一方の側面32aに向かって延びている。流路形成用部材35は、一方の側面32aとの間に隙間をあけて設けられている。これにより、パネル筐体32内には、流路形成用部材34~36により、空気導入口37Aから空気導出口37Bまでジグザグ状に連続する流路33が形成されている。パネル筐体32内に導かれた空調風は、流路33を流れた後、空気導出口37Bからパネル筐体32の外部に導出される。
図1、図2に示すように、天井材3Aには、室内機11から離間した側(言い換えれば、空気導出口37Bに近い側)の第二端部に、対流空調部38Aが形成されている。対流空調部38Aは、複数の室2A~2Cのそれぞれの内部(室内空間)に空調風を供給する。
図4は、上記放射空調システムにおいて第一ダクトと第二ダクトとが連通する部分を示す拡大断面図である。
図1、図2、図4に示すように、空気案内ダクト20は、室内機11から複数の室2A~2Cに設けられた放射パネル31A~31Cに空調風を送る流路を形成する。なお、図1において示す空気案内ダクト20の配置は、一例を模式的に示したものであり、その配置を何ら限定するものではない。
空気案内ダクト20は、第一ダクト21と、第二ダクト22と、連通部25と、開閉部26と、を備えている。空気案内ダクト20は、第一ダクト21と第二ダクト22とが並行するように設けられた並設ダクト部20Sと、第一ダクト21のみが設けられた分岐ダクト部20Tと、を有している。並設ダクト部20Sは、室内機11から、複数の室2A~2Cにわたるように延びている。分岐ダクト部20Tは、並設ダクト部20Sから、複数の室2A~2Cのそれぞれに分岐して延びている。
第一ダクト21は、管状に形成されている。第一ダクト21は、室内機11に接続されている。第一ダクト21には、室内機11から送り出される空調風W1が導入される。図4に示すように、第一ダクト21は、並行延伸部23と、分岐延伸部24と、を有している。並行延伸部23は、第二ダクト22と並行して延びている。並行延伸部23は、室内機11から複数の室2A~2Cを跨がるように延びている。図1に示すように、分岐延伸部24は、並行延伸部23から複数の室2A~2Cのそれぞれに分岐して延びている。分岐延伸部24の先端は、室2A~2Cの天井裏空間4Aに開口している。
第二ダクト22は、管状に形成されている。第二ダクト22は、室内機11に接続されている。第二ダクト22には、室内機11から送り出される空調風W2が導入される。つまり、室内機11から送り出される空調風は、第一ダクト21と第二ダクト22とに導入される。図4に示すように、第二ダクト22は、第一ダクト21の一部である並行延伸部23に並行して延びている。この実施形態において、第二ダクト22は、第一ダクト21に対し、図1、図2の紙面に直交する方向に積層して設けられている。ここで、第一ダクト21と第二ダクト22とを積層する方向は、いかなる方向であってもよい。
この実施形態で例示する第二ダクト22の流路断面積A2は、第一ダクト21の流路断面積A1よりも大きい。
並設ダクト部20Sにおいて、第一ダクト21と第二ダクト22とは、管状に連続するダクト管20d内を、仕切板20pによって二分割して仕切ることで形成されている。
図4に示すように、連通部25は、第二ダクト22に設けられている。連通部25は、仕切板20pに形成された開口であり、第二ダクト22と第一ダクト21とを連通する。空調風の流れ方向で、連通部25は、複数の放射パネル31A~31Cの上流側で第一ダクト21にそれぞれ連通している。連通部25は、第一ダクト21の分岐延伸部24の上流側部分に設けられている。具体的には、連通部25は、第一ダクト21の並行延伸部23と第二ダクト22とが並設された並設ダクト部20Sから、分岐延伸部24が分岐する部分に設けられている。
開閉部26は、例えば板状で、連通部25を開閉する。開閉部26は、制御部40Aにより、その開閉動作が制御される。
第二ダクト22は、室内機11に近い側の第一端部に、入口開閉部27を有している。入口開閉部27は、室内機11から第二ダクト22への空調風の導入を断続する。入口開閉部27は、制御部40Aにより、その開閉動作が制御される。
図1に示すように、複数の室2A~2Cのそれぞれには、センサー60が設けられている。センサー60は、放射パネル31A~31Cの温度と、複数の室2A~2Cの内部(室内空間)の温度との少なくとも一方を検出する。制御部40Aは、センサー60で検出される温度に基づき、開閉部26の開度を調整する。
このような放射空調システム1Aでは、室内機11において加熱又は冷却されることで温度調整がなされた空調風は、並設ダクト部20Sの第一ダクト21及び第二ダクト22に送り込まれる。並設ダクト部20Sにおいて、第二ダクト22を流れる空調風W2は、連通部25が設けられた部分において、開閉部26の開度に応じて、第二ダクト22から第一ダクト21に流入する。すなわち、開閉部26が閉じていれば、第二ダクト22を流れる空調風W2は、連通部25を通らず、第一ダクト21には流入しない。図4に示すように、開閉部26が開いている場合、第二ダクト22を流れる空調風W2は、連通部25を通って、第一ダクト21に流入する。開閉部26の開度が大きいほど、連通部25を通って第二ダクト22から第一ダクト21に流入する空調風W2の量は増える。
図1に示すように、室2Aに向かって延びる第一ダクト21の分岐延伸部24Aにおいては、開閉部26Aが開くと、第一ダクト21の並行延伸部23を流れてきた空調風W1と、連通部25Aを通して第二ダクト22から流れ込んだ空調風W2とが合流して流れる。分岐延伸部24Aを流れる空調風W1,W2は、室2Aの天井裏空間4Aに流れ込む。
室2Aの天井裏空間4Aにおいて、空調風W1,W2は、放射パネル31Aの空気導入口37Aからパネル筐体32内に流れ込み、流路33を流れた後、空気導出口37Bからパネル筐体32の外部に導出される。このとき、流路33を流れる空調風W1,W2により、パネル筐体32が加熱又は冷却され、その熱が天井材3Aの下方の室内空間に放散される。
また、天井裏空間4Aを流れる空調風W1,W2は、対流空調部38Aを通して、室2Aの天井材3Aの下方の室内空間に供給される。これにより、室2A内の対流空調がなされる。
室2Bに向かって延びる第一ダクト21の分岐延伸部24Bにおいては、開閉部26Bが開くと、第一ダクト21の並行延伸部23を流れてきた空調風W1と、連通部25Bを通して第二ダクト22から流れ込んだ空調風W2とが合流して流れ込む。分岐延伸部24Bを流れる空調風W1,W2は、室2Bの天井裏空間4Aに流れ込む。
室2Bの天井裏空間4Aにおいて、空調風W1,W2は、放射パネル31Bの流路33を通り抜ける。このとき、流路33を流れる空調風W1,W2により、パネル筐体32が加熱又は冷却され、その熱が天井材3Aの下方の室内空間に放散される。
また、室2Bの天井裏空間4Aを流れる空調風W1,W2は、対流空調部38Aを通して、室2Bの天井材3Aの下方の室内空間に供給される。これにより、室2B内の対流空調がなされる。
室2Cに向かって延びる第一ダクト21の分岐延伸部24Cにおいては、開閉部26Cが開くと、第一ダクト21の並行延伸部23を流れてきた空調風W1と、連通部25Cを通して第二ダクト22から流れ込んだ空調風W2とが合流して流れる。分岐延伸部24Cを流れる空調風W1,W2は、室2Cの天井裏空間4Aに流れ込む。
室2Cの天井裏空間4Aにおいて、空調風W1,W2は、放射パネル31Cの空気導入口37Aからパネル筐体32内に流れ込み、流路33を通り抜ける。このとき、流路33を流れる空調風により、パネル筐体32が加熱又は冷却され、その熱が天井材3Aの下方の室内空間に放散される。
また、室2Cの天井裏空間4Aを流れる空調風W1,W2は、対流空調部38Aを通して、室2Cの天井材3Aの下方の室内空間に供給される。これにより、室2C内の対流空調がなされる。
制御部40Aは、予め定められたコンピュータプログラムに基づいて、開閉部26A~26Cの開度を調整する。
例えば、制御部40Aは、室内機11から室2A~2Cの天井裏空間4Aまでの空気案内ダクト20の流路長が長いほど、開閉部26A~26Cの開度を大きくする。これにより、室内機11からの流路長が室2Aよりも長い、室2Cや2Bに供給される風量を増大させる。その結果、室2A~2Cに供給される風量の均等化が図られる。これにより、流路長が短い室2Aの放射パネル31Aに対し、流路長が長い室2Cや2Bの放射パネル31Cや31Bにおける熱交換量が低くなることが抑えられる。
また、制御部40Aは、センサー60で検出される放射パネル31A~31Cの温度や複数の室2A~2Cの内部の温度に基づき、開閉部26の開度を調整する。制御部40Aは、センサー60で検出される温度が、予め設定された温度に近づくよう、開閉部26の開度を調整する。このとき、流路長が長い室2Cや室2Bにおいても、開閉部26の開度を大きくすることで風量が増大されるため、設定温度への温度調整が迅速に行われる。
また、制御部40Aは、第二ダクト22を通して第一ダクト21に空調風W2を供給しない場合、入口開閉部27を閉じておくようにしてもよい。
上述した第一実施形態の放射空調システム1Aによれば、第一ダクト21に並行して延びる第二ダクト22を備えている。連通部25の開閉部26を開くことで、複数の放射パネル31A~31Cのそれぞれには、第一ダクト21を通る空調風W1に加えて、第二ダクト22を通る空調風W2が供給される。したがって、室内機11からの流路長が長くても、放射パネル31A~31Cの部分に供給される風量を増大させることが抑えられる。また、放射パネル31A~31Cの部分に供給される風量を増大させることで、放射パネル31A~31Cにおける熱交換量が低くなることが抑えられる。したがって、室内機11からの流路長が長くても、放射パネル31A~31Cの部分における放射空調効果が低くなることが抑えられる。
このようにして、室内機11から放射パネル31A~31Cまでの流路長に関わらず、空調効果のバランスを改善することが可能となる。
また、第一ダクト21の分岐延伸部24の上流側に、第二ダクト22と第一ダクト21とを連通する連通部25が設けられているので、開閉部26を開けば、分岐延伸部24には、第一ダクト21を通る空調風W1に加えて、第二ダクト22を通る空調風W2が供給される。したがって、室内機11からの流路長が長くても、室2A~2Cのそれぞれに設けられた放射パネル31A~31Cの部分に供給される風量が少なくなることが抑えられる。また、放射パネル31A~31Cの部分に供給される風量を増大させることで、放射パネル31A~31Cにおける熱交換量が低くなることが抑えられる。
また、第二ダクト22を通して第一ダクト21に空気を供給しない場合、入口開閉部27を閉じておくことで、室内機11からの空調風の全てを第一ダクト21に供給することができる。これにより、室内機11からの空調風を無駄なく活用することができる。
また、第二ダクト22は、第一ダクト21よりも流路断面積A2が大きいので、第二ダクト22を通して、より多い風量の空調風を第一ダクト21に供給することが可能となる。これにより、複数の放射パネル31A~31Cのそれぞれに供給される風量が少なくなることが有効に抑えられる。また、放射パネル31A~31Cの部分に供給される風量を増大させることで、放射パネル31A~31Cにおける熱交換量が低くなることが抑えられる。したがって、室内機11からの流路長に関わらず、空調効果のバランスを改善することが可能となる。
また、対流空調部38が設けられているので、放射パネル31A~31Cにおける放射空調に加えて、対流空調部38を通した対流空調により、室内の温度を調整することができる。
また、制御部40Aで、連通部25の開閉部26の開度を調整することで、複数の放射パネル31A~31Cのそれぞれに供給される風量が少なくなることが自動的に抑えられる。これにより、室内機11からの流路長に関わらず、空調効果のバランスを自動的に改善することが可能となる。
さらに、センサー60で検出された温度に基づいて、制御部40Aで開閉部26の開度を自動的に調節することで、室内機11からの流路長に関わらず、空調効果のバランスを自動的に改善することが可能となる。
(第二実施形態)
次に、この発明に係る放射空調システムの第二実施形態について説明する。以下に説明する第二実施形態においては、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する。
図5は、この実施形態の放射空調システムの概略構成を示す図である。
図5に示すように、この実施形態の放射空調システム1Bは、室内機11と、室外機12と、空気案内ダクト50と、複数の放射パネル31D~31Fと、制御部40Bと、を備えている。
複数の放射パネル31D~31Fは、互いに異なる位置に配置されている。この実施形態において、複数の放射パネル31D~31Fは、室2Dに設けられている。放射パネル31D~31Fは、室2Dの天井又は床に設けられている。この実施形態では、複数の放射パネル31D~31Fは、天井材3Bに配置されている。複数の放射パネル31D~31Fは、後述する空気案内ダクト50が連続する方向に間隔をあけて配置されている。なお、放射パネル31D~31Fの構成は、上述した第一実施形態の放射パネル31A~31Cと同様である(図3参照)。
図5に示すように、天井材3Bには、対流空調部38Bが形成されている。対流空調部38Bは、室2Dの内部(室内空間)に空調風を供給する。対流空調部38Bは、複数の放射パネル31D~31Fよりも、空気案内ダクト50における空調風(W11,W12)の流れる方向の下流側に位置する。
空気案内ダクト50は、室内機11から室2Dに設けられた放射パネル31D~31Fに空調風を送る流路を形成する。ここで、図5で示す空気案内ダクト50の配置は、一例を模式的に示したものであり、その配置を何ら限定するものではない。
空気案内ダクト50は、第一ダクト51と、第二ダクト52と、連通部55と、開閉部56と、を備えている。
第一ダクト51は、管状に形成されている。第一ダクト51は、室内機11に接続されている。第一ダクト51は、天井裏空間4B内で、天井材3Bの上面に沿って延びている。第一ダクト51には、室内機11から送り出される空調風W11が導入される。
第二ダクト52は、管状に形成されている。第二ダクト52は、室内機11に接続されている。第二ダクト52は、天井裏空間4B内で、第一ダクト51の上方に配置されている。第二ダクト52は、第一ダクト51に並設されている。第二ダクト52には、室内機11から送り出される空調風W12が導入される。つまり、室内機11から送り出される空調風は、第一ダクト51と第二ダクト52とに導入される。第二ダクト52の流路断面積A12は、第一ダクト51の流路断面積A11よりも大きい。
連通部55は、第二ダクト52に設けられている。連通部55は、第二ダクト52と第一ダクト51とを連通する。連通部55は、複数の放射パネル31D~31Fのうち、空調風の流れる方向における最上流側の放射パネル31Dを除いた、二つの放射パネル31E,31Fの上流側にそれぞれ配置されている。
開閉部56は、例えば板状で、連通部55を開閉する。開閉部56は、制御部40Bにより、その開閉動作が制御される。
また、第二ダクト52において室内機11側の第一端部に、入口開閉部57が形成されている。入口開閉部57は、室内機11から第二ダクト52への空調風W12の導入を断続する。入口開閉部27は、制御部40Bにより、その開閉動作が制御される。
また、第二ダクト52において室内機11から離間した側の第二端部には、出口開閉部58が形成されている。出口開閉部58は、制御部40Bにより、その開閉動作が制御される。
室2Dには、センサー60Bが設けられている。センサー60Bは、放射パネル31D~31Fの温度と、室2Dの内部(室内空間)の温度との少なくとも一方を検出する。制御部40Bは、センサー60で検出される温度に基づき、開閉部56の開度を調整する。
このような放射空調システム1Bでは、室内機11において加熱又は冷却されることで温度調整がなされた空調風は、第一ダクト51及び第二ダクト52に送り込まれる。第二ダクト52を流れる空調風W12は、連通部55が設けられた部分において、開閉部56の開度に応じて第二ダクト52から第一ダクト51に流入する。すなわち、開閉部56が閉じていれば、第二ダクト52を流れる空調風W12は、連通部55を通らず、第一ダクト51には流入しない。開閉部56が開いている場合、第二ダクト52を流れる空調風W12は、連通部55を通って第一ダクト51に流入する。開閉部26の開度が大きいほど、連通部55を通って第二ダクト52から第一ダクト51に流入する空調風W12の風量は増える。
開閉部56Aが開くと、第一ダクト51を流れてきた空調風W11に、連通部55Aを通して第二ダクト52から流れ込んだ空調風W12が合流し、空調風の流れ方向において二番目に位置する放射パネル31Eに供給される。空調風W11,W12は、放射パネル31Eの流路33(図3参照)を通り抜ける。これにより、放射パネル31Eが加熱又は冷却され、その熱が天井材3Bの下方の室内空間に放散され。
開閉部56Bが開くと、第一ダクト51を流れてきた空調風W11に、連通部55Bを通して第二ダクト52から流れ込んだ空調風W12が合流し、空調風の流れ方向において三番目に位置する放射パネル31Fに供給される。空調風は、放射パネル31Fの流路33(図3参照)を通り抜ける。これにより、放射パネル31Fが加熱又は冷却され、その熱が天井材3Bの下方の室内空間に放散される。
第一ダクト51内を流れる空調風W11は、複数の放射パネル31D~31Fよりも下流側で、対流空調部38Bを通して、室2Dの天井材3Bの下方の室内空間に供給される。また、第二ダクト52内を流れる空調風W12は、出口開閉部58を開くことで第一ダクト51内の空調風W11に合流し、対流空調部38Bを通して、室2Dの天井材3Bの下方の室内空間に供給される。これにより、室2D内の対流空調がなされる。
制御部40Bは、予め定められたコンピュータプログラムに基づいて、開閉部56A,56Bの開度を調整する。
例えば、制御部40Bは、室内機11から放射パネル31D~31Fまでの空気案内ダクト50の流路長が長いほど、開閉部56A、56Bの開度を大きくする。これにより、空気案内ダクト50の流路長に関わらず、放射パネル31D~31Fに供給される風量の均等化が図られる。また、その結果、流路長が短い放射パネル31Dに対し、流路長が長い放射パネル31Fや放射パネル31Eにおける熱交換量が低くなることが抑えられる。
また、制御部40Bは、センサー60Bで検出される放射パネル31D~31Fの温度や室2Dの内部(室内空間)の温度に基づき、開閉部56の開度を調整する。制御部40Bは、センサー60Bで検出される温度が、予め設定された温度に近づくよう、開閉部56の開度を調整する。
また、制御部40Bは、第二ダクト52を通して第一ダクト51に空気を供給しない場合、入口開閉部27を閉じておくようにしてもよい。
上述した第二実施形態の放射空調システム1Bによれば、連通部55の開閉部56を開くことで、第一ダクト51を通る空調風W11に加えて、第二ダクト52を通る空調風W12を供給することができる。したがって、室内機11からの流路長が長くても、放射パネル31D~31Fの部分に供給される風量が少なくなることが抑えられる。また、放射パネル31D~31Fの部分に供給される風量を増大させることで、放射パネル31D~31Fにおける熱交換量が低くなることが抑えられる。したがって、室内機11からの流路長が長くても、放射パネル31D~31Fの部分における放射空調効果が低くなることが抑えられる。
このようにして、室内機11から放射パネル31D~31Fまでの流路長に関わらず、空調効果のバランスを改善することが可能となる。
また、一つの室2Dに複数の放射パネル31A~31Cが設けられている。また、連通部25は、複数の放射パネル31A~31Cのそれぞれよりも上流側に設けられている。このように構成することで、連通部25の開閉部26を開けば、第二ダクト22を通る空調風W12が連通部25を介して第一ダクト21に導入される。これにより、複数の放射パネル31A~31Cのそれぞれに供給される風量が少なくなることが抑えられる。また、放射パネル31A~31Cに供給される風量を増大させることで、放射パネル31A~31Cにおける熱交換量が低くなることが抑えられる。
また、第二ダクト52を通して第一ダクト51に空気を供給しない場合、入口開閉部57を閉じておくことで、室内機11からの空調風の全てを第一ダクト51に供給することができる。これにより、室内機11からの空調風を無駄なく活用することができる。
また、第二ダクト52は、第一ダクト51よりも流路断面積A12が大きいので、第二ダクト52を通して、より多い量の空調風を第一ダクト51に供給することが可能となる。これにより、複数の放射パネル31D~31Fのそれぞれに供給される風量が少なくなることが抑えられる。
また、室内機11から離間した側の第二端部に、対流空調部38Bが設けられている。これにより、放射パネル31D~31Fにおける放射空調に加えて、対流空調部38Bを通した対流空調によって、室内の温度を調整することができる。
また、制御部40Bで、連通部55の開閉部56の開度を調整することで、複数の放射パネル31D~31Fのそれぞれに供給される風量が少なくなることが自動的に抑えられる。これにより、室内機11からの流路長に関わらず、空調効果のバランスを自動的に改善することが可能となる。
さらに、センサー60Bで検出された温度に基づいて、制御部40Bで開閉部56の開度を自動的に調節する。これにより、室内機11からの流路長に関わらず、空調効果のバランスを自動的に改善することが可能となる。
(上記実施形態の変形例)
上記第一、第二実施形態における第一ダクト21の分岐延伸部24、第一ダクト51に、風量センサー(図示無し)を備えるようにしてもよい。この場合、制御部40A、40Bは、風量センサー(図示無し)で検出される風量に基づき、開閉部26の開度を調整する。
(その他の変形例)
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、入口開閉部27,57、及び出口開閉部28,58を備えるようにしたが、これらを省略することもできる。
また、室2A~2C、及び室2Dの数や配置、放射パネル31A~31C、及び放射パネル31D~31Fの数や配置は、適宜変更可能である。
また、放射パネル31A~31C,31D~31Fの構造も、上記実施形態で示したものは一例にすぎず、変更可能である。
また、上記実施形態では、第一ダクト21,51と、第二ダクト22,52とを積層することで並設する構成としたが、これに限らない。第一ダクト21,51と、第二ダクト22,52とは、少なくとも連通部25,55の部分で並設されていればよく、他の部分では、互いに異なる位置に配置されていてもよい。
さらに、上記第一実施形態で示した構成と、第二実施形態で示した構成とを組み合わせることも可能である。
1A,1B 放射空調システム
2A,2B,2C,2D 室
2t 室内上面
3A,3B 天井材
4A,4B 天井裏空間
11 室内機
12 室外機
13 筐体
14 室内熱交換器
15 送風ファン
16 室外熱交換器
20 空気案内ダクト
20S 並設ダクト部
20T 分岐ダクト部
20d ダクト管
20p 仕切板
21,21A,21B,21C 第一ダクト
22 第二ダクト
23 並行延伸部
24,24A,24B,24C 分岐延伸部
25,25A,25B,25C 連通部
26,26A,26B,26C 開閉部
27 入口開閉部
28 出口開閉部
31A,31B,31C,31D,31E,31F 放射パネル
32 パネル筐体
32a,32b 側面
33 流路
34,35,36 流路形成用部材
37A 空気導入口
37B 空気導出口
38,38A,38B 対流空調部
40A,40B 制御部
50 空気案内ダクト
51 第一ダクト
52 第二ダクト
55,55A,55B 連通部
56,56A,56B 開閉部
57 入口開閉部
58 出口開閉部
60,60B センサー
A1,A2,A11,A12 流路断面積
W1,W2,W11,W12 空調風

Claims (6)

  1. 温度調整がなされた空調風を送り出す空調機本体と、
    互いに異なるに配置されて、前記空調風がそれぞれ供給される複数の放射パネルと、
    前記空調機本体に接続された基端部を有し、前記空調風の一部が導入され、前記空調風を複数の前記放射パネルにそれぞれ供給する第一ダクトと、
    前記空調機本体に接続された第一端部を有し、前記第一ダクトに導入されなかった残りの前記空調風が導入されるとともに、前記第一ダクトの基端部から前記第一ダクトの一部に並行して延びる第二ダクトと、
    前記第二ダクトに設けられ、複数の前記放射パネルのそれぞれに対して前記空調風を供給可能な位置で前記第一ダクトに連通する複数の連通部と、
    前記連通部を開閉する開閉部と、を備え
    前記第一ダクトは、前記室の外部で前記第二ダクトと並行して延びる並行延伸部と、
    前記並行延伸部から複数の前記室のそれぞれに分岐して延びる複数の分岐延伸部と、を有し、
    前記第二ダクトは、前記分岐延伸部よりも前記空調機本体に近い側にのみ設けられ、
    前記連通部は、前記並行延伸部から前記分岐延伸部の分岐する部分に設けられてい
    放射空調システム。
  2. 前記第二ダクトは、前記第一端部に、前記空調機本体からの前記空調風の導入を断続する入口開閉部をさらに備えている
    請求項1に記載の放射空調システム。
  3. 前記第二ダクトは、前記第一ダクトよりも流路断面積が大きい
    請求項1又は2に記載の放射空調システム。
  4. 前記空調風を室内空間に供給する対流空調部を備えている
    請求項1からの何れか一項に記載の放射空調システム。
  5. 前記連通部のそれぞれに設けられた前記開閉部の開度を調整する制御部を備えている
    請求項1からの何れか一項に記載の放射空調システム。
  6. 複数の前記放射パネルの温度と、室内空間の温度との少なくとも一方を検出するセンサーを備え、
    前記制御部は、前記センサーで検出される温度に基づき、前記開閉部の開度を調整する
    請求項に記載の放射空調システム。
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