JP5749935B2 - 仕切パネル及び輻射冷暖房システム - Google Patents

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Description

本発明は仕切パネル及び輻射冷暖房システムに関し、特に建物内の空間を仕切る仕切パネル及び建物内を輻射により冷暖房を行う輻射冷暖房システムに関する。
清浄度が要求されるクリーンルームの空調システムは、クリーンルームの天井及び床下にそれぞれ天井チャンバ及び床下チャンバを形成し、天井面全体にHEPAフィルタを有するファンフィルターユニットを設置し、床面に空気が通過可能なグレーチングを設置して、温度及び湿度が調節された空気を、HEPAフィルタを介して鉛直下向きで床下チャンバに向かって流れるようにクリーンルーム内に供給し、床下チャンバの空気を再度天井チャンバに戻すように循環させることで、クリーンルーム内の清浄度や温度及び湿度を所望の状態にする垂直層流式のシステムが一般的である(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−411号公報(段落0003、図5等)
しかしながら、層流式の空調システムは、一般に、供給する空気の流量が大きくなるため、特にクリーン度の低いクリーンルームでは、残存するパーティクルが、供給される空気によって撹乱されるおそれがある。
本発明は上述の課題に鑑み、冷暖房の対象となる空間へ供給される空気流量を低減させるシステムが適用される空間の仕切りに適した仕切パネル、及び供給空気流量を低減することができる輻射冷暖房システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る仕切パネルは、例えば図1及び図5(a)に示すように、矩形に形成された表面板11と;表面板11の第1の辺11aに沿って配設され、中空に形成された第1のフレーム13と;表面板11の第1の辺11aに対向する第2の辺11bに沿って配設され、中空に形成された第2のフレーム14とを備え;表面板11に接し、第1のフレーム13の内部と第2のフレーム14の内部とに連通する連通流路15pが形成されている。
このように構成すると、連通流路内に熱媒体を流動させることが可能になり、熱媒体を流動させることで輻射パネルの機能を持たせることができる。仕切パネルに輻射パネルの機能を持たせることにより、顕熱の処理は仕切パネルに行わせることとして、潜熱を処理するための空気の供給を抑制することが可能になる。
また、本発明の第2の態様に係る仕切パネルは、例えば図1(図5(a))に示すように、上記本発明の第1の態様に係る仕切パネル10(10G)において、連通流路15pを第1のフレーム13の断面積よりも小さい所定の断面積に形成する連通流路形成部材15(115)を複数備え;第1のフレーム13に、熱媒体Aを導入する熱媒体導入口13aが形成されている。
このように構成すると、表面板の温度を効率よく調節することが可能になる。
また、本発明の第3の態様に係る仕切パネルは、例えば図1に示すように、上記本発明の第2の態様に係る仕切パネル10において、表面板11に対して間隔10sを空けて配置され、矩形に形成された裏面板12と;表面板11の第1の辺11aに直交する第3の辺11c側の表面板11と裏面板12との間隔10sを閉塞する閉塞部材18とを備え;連通流路形成部材15のそれぞれが、表面板11と裏面板12との間で、裏面板12との間に隙間10hが形成されるように設けられ;熱媒体導入口13aが、表面板11の第3の辺11cに対向する第4の辺11d側に形成され;第1のフレーム13が、表面板11と裏面板12との間隔10sを塞ぐように配設され;第2のフレーム14が、表面板11と裏面板12との間隔10sを塞ぐように配設されていると共に、第3の辺11c側の端部に、連通流路15pとは連通せずに表面板11と裏面板12との間に連通する連通口14aが形成されており;第4の辺11d側で、表面板11及び裏面板12の外側に開口している(19h)。ここで端部とは、第2のフレームの端面に限らず端部側面も含む。
このように構成すると、表面板の温度を満遍なく調節することが可能になる。
上記目的を達成するために、本発明の第4の態様に係る輻射冷暖房システムは、例えば図2に示すように、上記本発明の第2の態様又は第3の態様に係る仕切パネル10と;熱媒体Aの温度を調節する熱媒体温度調節装置31と;熱媒体温度調節装置31で温度が調節された熱媒体Aを熱媒体導入口13aに導く外部ダクト41とを備える。
このように構成すると、表面板を適切に温度調節することが可能になって、適切な顕熱処理を行うことが可能になる。
本発明によれば、連通流路内に熱媒体を流動させることが可能になり、熱媒体を流動させることで輻射パネルの機能を持たせることができて、仕切パネルに輻射パネルの機能を持たせることにより、顕熱の処理は仕切パネルに行わせることとして、潜熱を処理するための空気の供給を抑制することが可能になる。
本発明の第1の実施の形態に係る仕切パネルの図である。(a)は斜視図、(b)は(a)におけるB−B断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る輻射冷暖房システムの概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る仕切パネルの縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係る輻射冷暖房システムの部分斜視図である。 (a)は本発明の第1の実施の形態の別の変形例に係る仕切パネルの概略構成を示す斜視図、(b)は本発明の第2の実施の形態の別の変形例に係る輻射冷暖房システムの概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態のさらに別の変形例に係る仕切パネルが備える連通流路形成部材の斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る仕切パネル10を説明する。図1は、仕切パネル10を説明する図であり、(a)は一部を切り欠いた斜視図、(b)は(a)におけるB−B断面図である。仕切パネル10は、表面板11と、裏面板12と、第1のフレームとしての供給フレーム13と、第2のフレームとしての回収フレーム14と、連通流路形成部材としてのチャンネル15とを備えている。
表面板11は、矩形板状の部材であり、本実施の形態では長方形に形成されている。表面板11の大きさは、典型的には、設置される空間の高さ(天井高)以上の長さの辺を持つように形成されている。表面板11は、熱伝導性のよい材料が好適に用いられるが、適用される空間の条件を考慮して適切な材料を用いるとよい。例えば、耐摩耗性、耐衝撃性、加工容易の観点からは鋼板に塗装が施されたカラー鋼板を用いるとよく、表面へのほこりの付着を抑制する観点からは帯電防止鋼板を用いるとよく、耐薬品性及び洗浄容易の観点からはフッ素樹脂塗装鋼板を用いるとよく、その他用途に応じてステンレスやアルミニウムの鋼板を用いてもよい。裏面板12は、表面板11と同じ形状の部材である。裏面板12の材質は、典型的には表面板11と同じであるが、異なる材質としてもよい。裏面板12は、典型的には仕切パネル10が空間を分割する用途(仕切パネル10の両面が居住域に面する)に用いられる場合は表面板11と同じ材質を用いるとよく、仕切パネル10が空間の外周を形成する場合は仕切パネル10内に間隔10sを形成するための最低限の機能を有していれば足りる。
供給フレーム13及び回収フレーム14は、表面板11と裏面板12との間に間隔10sを形成するように、表面板11及び裏面板12の対向する両長辺に沿ってそれぞれ取り付けられている。供給フレーム13及び回収フレーム14は、共に角鋼材(角パイプ)が表面板11の長辺と同じ長さに形成されており、本実施の形態では断面正方形の角鋼材が用いられている。供給フレーム13は、表面板11の一方の長辺である第1の辺としての供給側辺11aに沿って配設されている。回収フレーム14は、供給側辺11aに対向する第2の辺としての回収側辺11bに沿って配設されている。供給フレーム13及び回収フレーム14の表面板11が取り付けられた位置の裏側に、裏面板12が取り付けられている。このように構成されることにより、表面板11と裏面板12とが平行に対向すると共に、表面板11と裏面板12との間に供給フレーム13(回収フレーム14)の幅と同じ間隔10sが形成されることとなる。
供給フレーム13の、回収フレーム14に対向する面には、チャンネル15を挿入するための供給流路開口13pが形成されている。供給流路開口13pは、チャンネル15の長手方向に直角な断面(図1(b)に現れている面)における直交する2つの辺のそれぞれの長さに対応する幅及び高さを持つ矩形に形成されている。供給流路開口13pは、供給フレーム13の表面板11が沿う面まで到達し、裏面板12が沿う面には到達しないように形成されている。供給流路開口13pの間隔10s方向の長さは、チャンネル15の長手方向直角断面における開口面に交差する面の幅と同じ長さになっている。供給流路開口13pは、設置されるチャンネル15の本数に応じた数が形成される。
回収フレーム14の、供給フレーム13に対向する面には、チャンネル15を挿入するための回収流路開口14pが形成されている。回収流路開口14pは、供給流路開口13pと同じ大きさで同じ数が、回収フレーム14の表面板11が沿う面まで到達し、裏面板12が沿う面には到達しないように形成されている。回収フレーム14の、回収流路開口14pが形成されている面には、回収フレーム14の内部から表面板11と裏面板12との間へと連通する連通口としての導出口14aが、一方の端に形成されている。
チャンネル15は、溝形鋼の形状の部材が用いられている。チャンネル15として溝形鋼自体が用いられることとしてもよいが、軽量化の観点から合成樹脂又は軽金属が溝形鋼の形状に形成された部材が用いられるのが好ましく、その中でも、断熱を考慮して合成樹脂で形成されている部材が用いられるのがより好ましい。チャンネル15に関し、その長手方向に直角な断面(図1(b)に現れている面)における、開口面の長さを高さといい、開口面に交差する面の長さを幅ということとする。チャンネル15の幅は、表面板11と裏面板12との間隔10sよりも小さく、概ね間隔10sの1/3〜2/3、本実施の形態では間隔10sの1/2となっているが、チャンネル15内に熱媒体としての空気Aが流れたときに、その流れる空気Aの流速が意図する流速(典型的には乱流境界層が形成される流速で、本実施の形態では5m/s)となる断面積を持つように、空気Aの流量と流速との関係から決定するとよい。チャンネル15の長手方向の長さは、供給流路開口13pが形成された供給フレーム13の面と、回収流路開口14pが形成された回収フレーム14の面との間の距離よりも長く、供給フレーム13の中空部分と回収フレーム14の中空部分との間に納まる長さに形成されている。チャンネル15は、両端が、供給流路開口13p及び回収流路開口14pにそれぞれ挿入されて配設されている。
供給側辺11a及び回収側辺11bに直交する表面板11の辺のうち、導出口14a側の辺である第3の辺としての底辺11cに沿って、表面板11と裏面板12との間隔10sを塞ぐ閉塞部材としての底板18が設けられている。表面板11の底辺11cに対向する第4の辺としての天辺11dに沿って、間隔10sを塞ぐ天板19が設けられている。天板19には、開口19hが形成されている。供給フレーム13には、底板18側の端面を塞ぐ供給底板13sと、天板19側の端面を塞ぐ供給天板13tとが設けられている。供給天板13tには、供給フレーム13内に空気Aを導入するための熱媒体導入口としての導入口13aが形成されている。本実施の形態では、供給天板13tにダクト接続用の短管13jが取り付けられており、短管13jを介して導入口13aが形成されている。回収フレーム14には、底板18側の端面を塞ぐ回収底板14sと、天板19側の端面を塞ぐ回収天板14tとが設けられている。供給底板13s及び回収底板14sは、底板18と一体に(1枚の板状部材として)形成されていてもよい。同様に、供給天板13t及び回収天板14tは、天板19と一体に形成されていてもよい。
仕切パネル10は、典型的には以下の手順で製造される。まず、供給フレーム13の供給流路開口13p及び回収フレーム14の回収流路開口14pに、チャンネル15の両端が、チャンネル15の開口面を外側に向けて差し込まれる。その後、表面板11及び裏面板12が、供給フレーム13及び回収フレーム14に取り付けられる。表面板11が取り付けられることで、チャンネル15の開口面が表面板11で塞がれることとなり、チャンネル15の3つの面と表面板11とで囲まれた連通流路としての空気流路15pが形成されることとなる。また、裏面板12が取り付けられることで、チャンネル15の開口面に対向する面と裏面板12との間に隙間10hが形成されることとなる。そして、底板18及び天板19、並びに供給底板13s、供給天板13t、回収底板14s、回収天板14tが取り付けられ、仕切パネル10となる。
次に図2を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る輻射冷暖房システム1の構成を説明する。図2は、輻射冷暖房システム1の概略構成図である。輻射冷暖房システム1は、上述の仕切パネル10と、仕切パネル10に供給する空気Aの温度を調節する熱媒体温度調節装置としての調温空調機31と、調温空調機31で温度が調節された空気Aを仕切パネル10へ導く外部ダクトとしての調温空気ダクト41とを備えている。本実施の形態に係る輻射冷暖房システム1では、空気のエンタルピ(主に湿度、付随して温度)を調節する調湿空調機32と、調湿空調機32で湿度が調節された調湿空気Hを冷暖房の対象となる冷暖房室R内へ導く調湿空気ダクト42とをさらに備えている。本実施の形態では、冷暖房室Rがクリーンルームであるとして説明する。以下の説明において、仕切パネル10の構成に言及しているときは、適宜図1を参照することとする。
冷暖房室Rは、仕切パネル10が外周壁を形成するように、底板18を下方、天板19を上方にして複数枚が並べられて設置されている。本実施の形態では、図1に示す仕切パネル(区別のためにこれを符号「10A」で示す)と、仕切パネル10Aに対して左右対称に構成された仕切パネル10Bとが交互に配設されている。冷暖房室Rの天井Cは、天板19のやや下方に設けられており、仕切パネル10の導入口13a及び開口19hが天井裏に位置するように構成されている。仕切パネル10は、冷暖房室Rの床Fの面の上に立設されている。
調温空調機31は、本実施の形態ではエアハンドリングユニットであり、調温空気Aを冷却又は加熱するコイル(不図示)を有している。コイル(不図示)は、冷水又は温水(以下「冷温水」という)を製造する熱源機(不図示)と配管(不図示)を介して接続されており、冷温水を導入することができるように構成されている。調温空調機31には、温度が調節された調温空気Aを流す調温空気ダクト41と、天井Cの裏側の空気を導入する還気ダクト51とが接続されている。調温空調機31は、調温空気ダクト41との接続部の上流側に、調温空気Aを圧送するファン31fが設けられている。調温空気ダクト41は、天井Cの裏側を延びるように敷設されている。調温空気ダクト41には、仕切パネル10の短管13jの近傍で、調温空気Aを分流するフレキシブルダクト46が、短管13jの数に応じて接続されている。フレキシブルダクト46の他端は短管13jに接続されている。
調湿空調機32は、本実施の形態ではエアハンドリングユニットであり、空気を冷却除湿及び加熱(再熱)して調湿空気Hを生成することができるようにコイル(不図示)及びヒータ(不図示)を有している。調湿空気Hは、主として湿度が調節された空気であるが、適宜温度も調節された空気である。調湿空調機32には、調湿空気Hを流す調湿空気ダクト42が接続されている。調湿空調機32は、調湿空気ダクト42との接続部の上流側に、調湿空気Hを圧送するファン32fが設けられている。本実施の形態では、調湿空気Hが直接冷暖房室R内に供給される構成となっているため、ファン32fのデリベリ側にHEPAフィルタが設けられている。調湿空気ダクト42の他端は、制気口42fを介して冷暖房室R内に開口している。
引き続き図1及び図2を参照して、仕切パネル10及び輻射冷暖房システム1の作用を説明する。なお、仕切パネル10の作用は、輻射冷暖房システム1の作用の説明の一環として説明する。まず、図2を参照すると、調温空調機31では、冷暖房室Rを輻射冷房するのに適した温度(設定温度に依存するが、例えば18〜23℃)に調節された調温空気Aが生成される。輻射冷暖房は、一般に、対流のみによる冷暖房(温度調節された空気を冷暖房室内に供給して行う冷暖房)に比べて、温度調節された空気の温度と外気温との差が小さくなるように設計されるため、調温空気Aを生成するためのエネルギーが少なくて済む。調温空調機31で生成された調温空気Aは、調温空気ダクト41及びフレキシブルダクト46を介して各仕切パネル10に導入される。
図1を主に参照して、仕切パネル10に注目すると、フレキシブルダクト46から短管13jを介して導入された調温空気Aは、供給フレーム13内を供給底板13sに向けて流れる。調温空気Aは、供給底板13sに至るまでに複数の供給流路開口13pに出会うが、その都度供給流路開口13pから空気流路15pに流入する。各空気流路15pに流入した調温空気Aは、概ね5m/sの流速で回収フレーム14に向かって流れる。この際、調温空気Aの熱が表面板11に伝達され、表面板11及び調温空気Aの温度が互いの温度に近づく。このとき、空気流路15pを流れる調温空気Aの流速が概ね5m/sとなるように構成されているので、調温空気Aと表面板11との間の境膜が破壊されて伝達熱量を大きくすることができる。調温空気Aから表面板11へ伝達した熱は、熱伝導により表面板11全体に伝わり、表面板11は概ね均一な温度となる。このようにして、表面板11の表面温度が変化する。そして、表面温度が変化した表面板11は、冷暖房室R内の表面板11よりも温度が高い物体との間で輻射による熱交換を行い、顕熱を処理する。
各空気流路15pを流れた調温空気Aは、回収流路開口14pを介して回収フレーム14内に流入する。回収フレーム14内に流入した調温空気Aは、導出口14aに向かって流れ、導出口14aを介して表面板11と裏面板12との間の空間(以下「間隔10s内」ともいう)に至る。ここまで、導入口13aから流入して導出口14aから流出するまでの調温空気Aは、複数ある空気流路15pのどれを通っても移動する距離がほぼ同じになるので、摩擦損失がほぼ同じになって各空気流路15pを流れる調温空気Aの流量は概ね等しくなり、表面板11の温度分布が片側に偏ってしまうことが抑制される。導出口14aから間隔10s内に入った調温空気Aは、天板19の方向に向かって隙間10hを順次通りながら流れて行く。このとき、調温空気Aが流れる流路の断面積は空気流路15pの断面積に比べて非常に大きいので、調温空気Aは流速が非常に小さく層流となり、空気流路15p内の調温空気Aへの熱伝達が抑制され、すなわち空気流路15p内の調温空気Aへの熱汚染が抑制される。
再び図2を主に参照する。仕切パネル10の天板19に到達した調温空気Aは、開口19hから天井Cの裏側に流出する。天井Cの裏側の調温空気Aは、還気ダクト51を介して調温空調機31に導入され、再び温度が調節された後に、調温空気ダクト41及びフレキシブルダクト46を介して各仕切パネル10に導入され、以下、上述の作用を繰り返す。以上で説明した仕切パネル10による輻射熱交換は、冷暖房室R内の顕熱の概ね7〜8割を処理することができるが、残り3〜2割の顕熱と、潜熱の処理が残っている。そこで、輻射冷暖房システム1は、調湿空調機32の系統で、これら残りの熱処理を行うこととしている。調湿空調機32は、調湿空気Hを冷暖房室R内に供給したときに、冷暖房室R内が所望の温度及び湿度となるように、調湿空気Hの湿度及び温度を調節する。調節された調湿空気Hは、調湿空気ダクト42を介して、制気口42fから冷暖房室R内に供給される。冷暖房室R内に供給された調湿空気Hは、仕切パネル10による輻射熱交換と協働して、冷暖房室R内の全熱を処理する。調湿空気Hが供給されることにより余剰となった分の冷暖房室R内の空気は、壁面や天井Cに形成されたガラリ(不図示)を介して冷暖房室Rの外に排出される。このように余剰分の空気を排出することで、冷暖房室R内を外側よりも正圧に維持することができ、外部からのほこり等の侵入を抑制することができる。
以上で説明したように、輻射冷暖房システム1では、冷暖房室R内の顕熱の概ね7〜8割を仕切パネル10による輻射熱交換で処理し、残り3〜2割の顕熱と潜熱を、調湿空気Hを冷暖房室R内に供給することで処理しているので、冷暖房室R内に供給される空気(調湿空気H)の流量が大幅に低減され、冷暖房室R内に残存するパーティクルの撹乱を抑制することができるのみならず、輻射のための熱媒体(調温空気A)の温度と外気温との差が対流方式における供給空気の温度を調節する場合に比べて小さくて済むため省エネルギーを図ることができる。
以上の説明では、天辺11d側の間隔10sを塞ぐ天板19が設けられているとしたが、天板19を設けずに(省略して)天辺11d側の間隔10s全体が開口となっていてもよい。このようにすると、天井チャンバに戻る空気Aの流速を抑制することができ、空気Aの流動に伴う摩擦損失を低減することができる。他方、天板19を設けることとすると、仕切パネル10内にほこり等が侵入することを抑制することができる。
以上の説明では、冷暖房室Rがクリーンルームであるとしたが、クリーンルーム以外のオフィス等の空間にも適用することができることはいうまでもない。例えば、オフィスに適用した場合、冷暖房室R内に供給される対流する空気量が減少するため、ドラフトを軽減することができるという利点がある。クリーンルームは年間を通じて冷房負荷がある場合がほとんどなので、上述の説明では暖房について言及していないが、例えばオフィスを暖房する場合の調温空気Aの温度は、オフィス内の設定温度に依存するが、概ね30〜35℃程度とするとよい。暖房時も、冷房時同様、対流のみによる冷暖房に比べて、温度調節された空気の温度と外気温との差が小さくなるように設計されるため、調温空気Aを生成するためのエネルギーが少なくて済む。
以上の説明では、仕切パネル10が冷暖房室Rの外周壁を形成するように配置されているとしたが、冷暖房室Rの空間を分割するように冷暖房室Rの空間内に設置してもよい。
図3は、本発明の第1の実施の形態の変形例に係る仕切パネル10Eの縦断面図である。仕切パネル10Eは、仕切パネル10(図1参照)と比較して、チャンネル15が裏面板12の側にも設けられている。これに対応して、供給流路開口13p(図1参照)及び回収流路開口14pも、裏面板12が沿う面に到達するものも形成されることとなる。ただし、間隔10sの方向で隣接する供給流路開口13p(図1参照)同士及び回収流路開口14p(図1参照)同士は、互いに接触しておらず、チャンネル15が配置されたときに背中合わせとなるチャンネル15同士の間に隙間10h’が形成されるように構成されている。また、仕切パネル10Eでは、典型的には、裏面板12に表面板11と同じ材質の部材が用いられる。これ以外の構成は、仕切パネル10(図1参照)と同様である。このように構成された仕切パネル10Eでは、空気流路15pに調温空気Aが流れると、調温空気Aの熱が表面板11及び裏面板12にそれぞれ伝達されて、表面板11及び裏面板12の表面温度が変化する。これにより、表面板11に面する物体及び裏面板12に面する物体の双方と、輻射による熱交換を行わせることができる。
以上の説明では、仕切パネル10、10Eが冷暖房室Rの壁面を構成することとしたが、天井面を構成することとしてもよい。
図4は、本発明の第2の実施の形態の変形例に係る輻射冷暖房システム1Cの部分斜視図であり、仕切パネル10Cまわりを天井裏から示している。輻射冷暖房システム1Cでは、仕切パネル10Cが冷暖房室Rの天井に設置されている。仕切パネル10Cの、仕切パネル10(図1参照)と異なる点は、概ね仕切パネル10(図1参照)の2枚分で1つの仕切パネル10Cとなっており、供給フレーム13を共通として1本設け、その両側に表面板11がそれぞれ設けられ、その両外側に回収フレーム14がそれぞれ設けられている。仕切パネル10Cは、チャンネル15は仕切パネル10(図1参照)と同様に設けられているが、仕切パネル10(図1参照)が備えていた裏面板12(図1参照)は設けられていない。また、短管13jは、供給天板13tに設けられる代わりに、供給フレーム13の表面板11に接する面の裏側の面に、長手方向中央で、設けられている。また、導出口14aは、各回収フレーム14の両端にそれぞれ形成されている。仕切パネル10Cの、上記以外の構成は、仕切パネル10(図1参照)と同様である。また、輻射冷暖房システム1Cは、輻射冷暖房システム1(図2参照)と比較して、仕切パネル10(図2参照)に代えて仕切パネル10Cが設けられている点を除き、調温空調機31や調温空気ダクト41等は、輻射冷暖房システム1(図2参照)と同様の構成となっている。
上記のように構成された輻射冷暖房システム1Cは、フレキシブルダクト46が短管13jに接続されている。そして、調温空気ダクト41を流れてきた調温空気Aは、フレキシブルダクト46を介して供給フレーム13内に流入する。供給フレーム13内に流入した調温空気Aは、供給フレーム13の長手方向中央から両端に向かって分かれて流れ、それぞれ端部に至る途中で複数の供給流路開口13pに出会い、その都度空気流路15pに流入する。各空気流路15pに流入した調温空気Aは、概ね5m/sの流速で回収フレーム14に向かって流れ、回収流路開口14pを介して回収フレーム14内に流入する。調温空気Aが空気流路15pを流れる際の、調温空気Aから表面板11への熱伝達や、熱伝達による表面板11の温度変化に伴う輻射効果は、輻射冷暖房システム1(図2参照)における仕切パネル10(図2参照)と同様である。回収フレーム14に流入した調温空気Aは、内部を流れた後に導出口14aに至る。調温空気Aは、導出口14aを介して回収フレーム14の外に出ると、そこは既に天井裏なので、気がつけば天井チャンバ内に存在していることとなり、その後は還気ダクト51(図2参照)を介して調温空調機31(図2参照)に導入され、再び温度が調節された後に、調温空気ダクト41及びフレキシブルダクト46を介して各仕切パネル10Cに導入され、以下、上述の作用を繰り返す。調湿空調機32の系統は、輻射冷暖房システム1(図2参照)と同様なので、説明を省略する。このように、仕切パネルは、壁面のみならず天井に適用することも可能であり、その他、本発明の趣旨に照らして当業者が想到可能な他の部位の仕切にも適用可能である。
以上の説明では、連通流路形成部材がチャンネル15で構成されているとしたが、板状の部材で構成されていてもよい。
図5(a)は、本発明の第1の実施の形態の別の変形例に係る仕切パネル10Gの概略構成を示す一部を切り欠いた斜視図、図5(b)は、本発明の第2の実施の形態の別の変形例に係る輻射冷暖房システム1Gの概略構成図である。以下、仕切パネル10Gを、仕切パネル10(図1参照)と比較して説明するが、以下の説明において仕切パネル10(図1参照)の構成に言及しているときは適宜図1を参照することとする。仕切パネル10Gは、連通流路形成部材として、仕切パネル10におけるチャンネル15に代えて、樹脂発泡成形板115(以下、単に「成形板115」という。)を備えている。
成形板115は、フェノール樹脂発泡体等の合成樹脂を発泡させたものに、溝を掘ることによって空気流路15pを形成している。空気流路15pは、仕切パネル10のチャンネル15に対応する位置で、成形板115の一方の面に複数本が形成されている。仕切パネル10Gは、空気流路15pが形成されている方の成形板115の面に表面板11が取り付けられ、空気流路15pが形成されている面の裏側の面に裏面板12が取り付けられると共に、成形板115の側面には、空気流路15pの上流側に供給フレーム13が取り付けられ、空気流路15pの下流側に回収フレーム14が取り付けられている。仕切パネル10Gには、仕切パネル10に形成されていた隙間10hに相当する間隙が形成されていない。このように構成された仕切パネル10Gは、成形板115が、芯材として機能するため補強となると共に、断熱効果も奏することとなる。
図5(b)に示す、仕切パネル10Gを備える輻射冷暖房システム1Gでは、仕切パネル10G内に、回収フレーム14内の調温空気Aを天井チャンバへ導く隙間が形成されていないため、仕切パネル10Gが所定の数に対して1つの割合で、中空の仕切パネルである中空仕切パネル10Hが配設される。また、輻射冷暖房システム1Gでは、配設された仕切パネル10G及び中空仕切パネル10Hの下端に、各仕切パネル10Gの回収フレーム14内の調温空気Aを中空仕切パネル10Hに導く収集フレーム24が配設されている。収集フレーム24は、各仕切パネル10Gの回収フレーム14とはそれぞれ連通しているが、供給フレーム13とは連通していない。また、収集フレーム24は、中空仕切パネル10Hの下端と連通している。中空仕切パネル10Hの上端は、天井裏に開口している。なお、各仕切パネル10Gの供給フレーム13の上端にはフレキシブルダクト46が接続され、フレキシブルダクト46は調温空気ダクト41に接続されている。輻射冷暖房システム1Gは、このほか、図示は省略するが、輻射冷暖房システム1(図2参照)と同様、調温空調機31、調湿空調機32、調湿空気ダクト42等を備えている。
上述のように構成された輻射冷暖房システム1Gにおいて、調温空気Aは、フレキシブルダクト46を介して各仕切パネル10Gに導入される。仕切パネル10Gに導入された調温空気Aは、供給フレーム13内を、収集フレーム24の方向に向かって流れるが、供給フレーム13と収集フレーム24とは連通していないため収集フレーム24には流入せず、成形板115に形成された複数の空気流路15pに流入する。調温空気Aが空気流路15pを流れる際、調温空気Aから表面板11に熱が伝達され、表面温度が変化した表面板11は、冷暖房室内の表面板11よりも温度が高い物体との間で輻射による熱交換を行って顕熱を処理する。空気流路15pを流れた調温空気Aは、回収フレーム14に流入し、収集フレーム24に向かって流れる。回収フレーム14と収集フレーム24とは連通しているため、回収フレーム14を流れた調温空気Aは収集フレーム24に流入し、中空仕切パネル10Hに導かれる。中空仕切パネル10Hに至った調温空気Aは、内部を上昇して上端の開口から天井の裏側に流出し、調温空調機31(図2参照)及び/又は調湿空調機32(図2参照)に導かれて再び温度及び/又は湿度が調節されて、冷暖房室の空気調和の利用に供される。
なお、これまでの説明では、成形板115を備える仕切パネル10Gを冷暖房室の外周壁に適用した例を示したが、上述した成形板115は、パネル10E(図3参照)や、仕切パネル10C(図4参照)にも適用することができる。
以上の説明では、仕切パネル10が、供給フレーム13から空気流路15pに流入した調温空気Aが、概ね5m/sの流速で回収フレーム14に向かって流れるように構成されていることとしたが、調温空気Aが空気流路を流れる際に流速が変化させられるように構成されていてもよい。
図6は、変形例に係る仕切パネル(以下「変形仕切パネル」という。)の構成要素である空気流路15pcを形成するチャンネル15cの斜視図である。チャンネル15cは、溝型鋼の高さ15cwは変わらずに深さ15cdが徐々に浅くなるように構成されている。これにより、空気流路15pcの断面積が徐々に小さくなるように形成されている。変形仕切パネルの、チャンネル15c以外の構成は、仕切パネル10(図1参照)と同様である。
上述のように構成された空気流路15pcに調温空気Aが流れると、空気流路15pcの断面積が小さくなるにつれて調温空気Aの流速が大きくなる。調温空気Aの流速が大きくなると調温空気Aから表面板11(図1参照)への熱伝達率(W/m・K)が向上するため、空気流路15pc下流側の表面板11(図1参照)の温度が、上流側よりも周囲環境温度に近づいてしまうことを抑制することができる。つまり、調温空気Aが空気流路を通過する際に順次接触する表面板11(図1参照)に熱伝達することに伴い空気流路の下流側に行くほど調温空気Aは周囲環境温度に近づいて行くところ、空気流路の断面積が一定であれば理論上調温空気Aから表面板11(図1参照)への伝達熱量は下流側ほど減少することになるが、空気流路15pcのように断面積が徐々に小さくなり熱伝達率が向上することによって輻射面となる表面板11(図1参照)の温度を一定にして輻射効率を向上させることができる。変形仕切パネルの空気流路15pcの断面積の変化の程度は、調温空気Aから表面板11(図1参照)への伝達熱量が、空気流路15pの上流から下流に渡って極力等しくなるような変化率とするのが好ましい。なお、このような空気流路15pcは、チャンネル15cで構成される以外に、成形板115cで構成されてもよいことはいうまでもない。
1 輻射冷暖房システム
10 仕切パネル
10s 間隔
11 表面板
11a 供給側辺
11b 回収側辺
11c 底辺
11d 天辺
10h 隙間
12 裏面板
13 供給フレーム
13a 導入口
14 回収フレーム
14a 導出口
15 チャンネル
15p 空気流路
18 底板
19h 開口
31 調温空調機
41 調温空気ダクト
A 調温空気

Claims (4)

  1. 矩形に形成された表面板と;
    前記表面板の第1の辺に沿って配設され、中空に形成された第1のフレームと;
    前記表面板の前記第1の辺に対向する第2の辺に沿って配設され、中空に形成された第2のフレームとを備え;
    前記表面板に接し、前記第1のフレームの内部と前記第2のフレームの内部とに連通する連通流路が形成され;
    前記連通流路を前記第1のフレームの断面積よりも小さい所定の断面積に形成する連通流路形成部材を複数備え;
    前記第1のフレームに、熱媒体を導入する熱媒体導入口が形成されており;
    前記連通流路形成部材は、前記第1のフレーム側から前記第2のフレーム側に向かって前記連通流路を流れる前記熱媒体の流れ方向において、前記連通流路の断面積が徐々に小さくなるように形成された;
    仕切パネル。
  2. 前記表面板に対して間隔を空けて配置され、矩形に形成された裏面板と;
    前記表面板の前記第1の辺に直交する第3の辺側の前記表面板と前記裏面板との間隔を閉塞する閉塞部材とを備え;
    前記連通流路形成部材のそれぞれが、前記表面板と前記裏面板との間で、前記裏面板との間に隙間が形成されるように設けられ;
    前記熱媒体導入口が、前記表面板の前記第3の辺に対向する第4の辺側に形成され;
    前記第1のフレームが、前記表面板と前記裏面板との間隔を塞ぐように配設され;
    前記第2のフレームが、前記表面板と前記裏面板との間隔を塞ぐように配設されていると共に、前記第3の辺側の端部に、前記連通流路とは連通せずに前記表面板と前記裏面板との間に連通する連通口が形成されており;
    前記第4の辺側で、前記表面板及び前記裏面板の外側に開口している;
    請求項1に記載の仕切パネル。
  3. 矩形に形成された表面板と;
    前記表面板の第1の辺に沿って配設され、中空に形成された第1のフレームと;
    前記表面板の前記第1の辺に対向する第2の辺に沿って配設され、中空に形成された第2のフレームとを備え;
    前記表面板に接し、前記第1のフレームの内部と前記第2のフレームの内部とに連通する連通流路が形成され;
    前記連通流路を前記第1のフレームの断面積よりも小さい所定の断面積に形成する連通流路形成部材を複数備え;
    前記第1のフレームに、熱媒体を導入する熱媒体導入口が形成されており;
    前記表面板に対して間隔を空けて配置され、矩形に形成された裏面板と;
    前記表面板の前記第1の辺に直交する第3の辺側の前記表面板と前記裏面板との間隔を閉塞する閉塞部材とを備え;
    前記連通流路形成部材のそれぞれが、前記表面板と前記裏面板との間で、前記裏面板との間に隙間が形成されるように設けられ;
    前記熱媒体導入口が、前記表面板の前記第3の辺に対向する第4の辺側に形成され;
    前記第1のフレームが、前記表面板と前記裏面板との間隔を塞ぐように配設され;
    前記第2のフレームが、前記表面板と前記裏面板との間隔を塞ぐように配設されていると共に、前記第3の辺側の端部に、前記連通流路とは連通せずに前記表面板と前記裏面板との間に連通する連通口が形成されており;
    前記第4の辺側で、前記表面板及び前記裏面板の外側に開口している;
    仕切パネル。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の仕切パネルと;
    前記熱媒体の温度を調節する熱媒体温度調節装置と;
    前記熱媒体温度調節装置で温度が調節された前記熱媒体を前記熱媒体導入口に導く外部ダクトとを備える;
    輻射冷暖房システム。
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