JP2002371454A - 丸編み機 - Google Patents

丸編み機

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JP2002371454A
JP2002371454A JP2002133756A JP2002133756A JP2002371454A JP 2002371454 A JP2002371454 A JP 2002371454A JP 2002133756 A JP2002133756 A JP 2002133756A JP 2002133756 A JP2002133756 A JP 2002133756A JP 2002371454 A JP2002371454 A JP 2002371454A
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JP
Japan
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circular knitting
knitting machine
knitted fabric
fabric spreader
knitwear
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Application number
JP2002133756A
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English (en)
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Andreas Thoman
トーマン アンドレアス
Pierre Jaeger
イエーガ ピエール
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Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
Original Assignee
Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/88Take-up or draw-off devices for knitting products
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/34Devices for cutting knitted fabrics

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 丸編み機のニードルキャリア、カムボックス
が配備されている部分で作られて送られてきて、編地ス
プレッダによって広げられたニットウェアの管状部分
を、一方の側の縦長に延びる位置で、切断手段によって
切り開き、Vローラによって広げ、この広げた状態でテ
ークダウンおよび巻き取る丸編み機において、ニットウ
ェアの幅全体にわたって見たときの編地がテークダウン
・巻き取りデバイスに移送、供給されるときの速度が、
Vローラの個所で不均一であるため、後退や曲がりが生
じ、製造されたニットウェアに、ゆがみや折り重ねなど
が発生してしまうことを未然に防止でき、欠陥のないニ
ットウェアの製造を可能にする丸編み機を提供する。 【解決手段】 切断手段が配備されている位置に対向す
る位置に配備されているガイド手段(44)によって、
2つのVローラ(17)の接合点(43)までニットウ
ェア(15)の管状部分の他方の側の縦長に延びる位置
の部分を制御した状態で案内してVローラ(17)上に
移送できるようにして課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸編み機のニード
ルキャリア、カムボックスが配備されている部分で作ら
れたニットウェアの管状部分が、当該管状部分の両側で
対向して縦方向に延びる両側部分でそれぞれ折り曲げら
れて重ねられ偏平な管状の二重層に形成される際の前記
縦方向に延びる両側の位置に対応する位置に第一端と、
第二端とをそれぞれ備えている編み地スプレッダに送ら
れて、当該編み地スプレッダを通過し、前記管状部の、
前記編み地スプレッダが備えている第一端が存在する位
置を通過した部分が、切断手段によって縦方向に切り開
かれると共に、このように切り開かれたニットウェア
が、前記編み地スプレッダが備えている第二端が存在す
る位置に対応する位置に存在する接合点で相互に接続さ
れている2本のVローラによって広げられ、この広げら
れた状態でテークダウン・巻き取りデバイスによってテ
ークダウン・巻き取りされる丸編み機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の丸編み機では、一般的に、靴下
(ストッキング)の形体をしたニットウェア、すなわち
管状のニットウェアが最初に作られ、その後、その管状
のニットウェアの管状部分の両側で対向して縦方向に延
びる両側部分でそれぞれ折り曲げられて重ねられ偏平な
管状の二重層に形成されてから、その形体でテークダウ
ン・巻き取りデバイスに送られ、最終的に巻き取りロー
ラ上に巻き取られるか、巻き取りローラ上に巻き取られ
ないで、引き出されている。
【0003】丸編み機で製造される靴下商品や、管状の
ニットウェアがテークダウン・巻き取りデバイスによっ
て、ゆがみや折り目のない形でつかまれて、テークダウ
ン・巻き取りデバイスに渡されるようにするため、テー
クダウン・巻取りデバイスとニットウェアを作る丸編み
機のニードルキャリア、カムボックスが配備されている
部分との間には、一般的に、編地スプレッダ(fabric s
preader )が配置されている。この編地スプレッダは、
靴下や、管状のニットウェアの内部に入り込み、管状
(円筒状)に作られたニットウェアが、直径方向に向き
合う、両側で対向して縦方向に延びる両側部分におい
て、半径方向に幅広になるように引き出されて、前記管
状部分の両側で対向して縦方向に延びる部分でそれぞれ
折り曲げられて重ねられ、ほぼ偏平な、二重層の編地に
形成されてから、テークダウン・巻き取りデバイスの作
用域に送り込まれる形態になっている。
【0004】この丸編み機によって製造したニットウェ
アには、二重層の編地の縦長方向の両側部分に縦長の折
り重ねや折り目が発生し、特に、微細で弾力的なヤーン
(糸)が使用されるときは、これらの折り重ねや折り目
が編地にそのまま残り、どの仕上げ方法によっても、仕
上げ時にこれらを取り除くことができないという欠点が
ある。
【0005】そこで、このような形態の丸編み機であっ
て、ニットウェアを作る丸編み機のニードルキャリア、
カムボックスが配備されている部分から得られた、管状
に閉じたままの靴下編地、管状のニットウェアではな
く、当該管状のニットウェアが縦長の側縁に沿って切り
開かれた編地(この編地の幅は、前記の、管状部分の両
側で対向して縦方向に延びる部分でそれぞれ折り曲げら
れて重ねられ、ほぼ偏平な、二重層に形成された編地の
幅の2倍の幅になる)をテークダウンし、巻き取るよう
にした丸編み機がすでに知られている。例えば、DE−
T2−069 121 291 、US−A 5 56
6 558、WO−A 00/506 78などであ
る。この種の丸編み機では、テークダウンローラや、巻
き取りローラは、その長さが、前述した、管状(円筒
状)に作られたニットウェアが、直径方向に向き合う、
両側で対向して縦方向に延びる部分において、半径方向
に幅広になるように引き出されて、管状部分の両側で対
向して縦方向に延びる部分でそれぞれ折り曲げられて重
ねられ、ほぼ偏平な、二重層の編地に形成されてから、
テークダウン・巻き取りデバイスの作用域に送り込まれ
る形態になっている丸編み機における場合のテークダウ
ンローラや、巻き取りローラの長さよりもほぼ2倍にな
っているため、機械の直径も、通常のケースよりも大き
くなっている必要がある。
【0006】この閉じたままの管状のニットウェアでは
なく、当該管状のニットウェアを縦長の側縁に沿って切
り開らいた幅広の編地をテークダウンし、巻き取るよう
にした丸編み機の利点は、前記の閉じたままの管状のニ
ットウェアが巻き取られるときに発生する2つの折り目
がなくなることである。
【0007】しかるに、この種の丸編み機を調査した結
果明らかになったことは、編地スプレッダを通過した
後、切断手段によって切り開かれ、Vローラによって広
げられたニットウェアは、機械から得られたとき、許容
できない程度にゆがんでいたり、形状に折り目ができて
いることがあったということであった。
【0008】さらに詳細に調査した結果明らかになった
ことは、編地の中間個所にある、カーブしたループコー
スやステッチ列がゆがみの原因になっていることであ
る。ループコースがカーブするのは、その幅全体にわた
って見たときの編地がテークダウン・巻取りデバイスに
移送され、供給されるときの速度が、Vローラの個所で
不均一であるためであり、そのために、ゆがみや折り目
のないテークダウンが困難になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、丸編み機のニードルキャリア、カムボック
スが配備されている部分で作られ、編地スプレッダに送
られる管状のニットウェアが、編地スプレッダを通過し
た後、切断手段によって縦長方向に切り開かれ、Vロー
ラによって広げられ、その切り開げられた状態でテーク
ダウンされ、巻き取られるようにした丸編み機におい
て、ゆがみや、形状に折り目のないテークダウンを可能
にし、欠陥のないニットウェアの製造を可能にすること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明が提案する丸編み機は、丸編み機のニードルキ
ャリア7、カムボックス5aが配備されている部分で作
られたニットウェア15の管状部分15aが、当該管状
部分15aの両側で対向して縦方向に延びる両側部分で
それぞれ折り曲げられて重ねられ偏平な管状の二重層に
形成される際の前記縦方向に延びる両側の位置に対応す
る位置に第一端32と、第二端33とをそれぞれ備えて
いる編み地スプレッダ25に送られて、当該編み地スプ
レッダ25を通過し、前記管状部15aの、前記編み地
スプレッダ25が備えている第一端32が存在する位置
を通過した部分が、切断手段21によって縦方向に切り
開かれると共に、このように切り開かれたニットウェア
15が、前記編み地スプレッダ25が備えている第二端
33が存在する位置に対応する位置に存在する接合点4
3で相互に接続されている2本のVローラ17によって
広げられ、この広げられた状態でテークダウン・巻き取
りデバイス14によってテークダウン・巻き取りされる
丸編み機であって、前記管状部15aの、前記編み地ス
プレッダ25が備えている第二端33が存在する位置を
通過した部分の、2本のVローラ17への移動を案内す
るガイド手段44が、前記編み地スプレッダ25が備え
ている第二端33と、2本のVローラ17の接合点43
との間に配備されていることを特徴とするものである。
【0011】前記の丸編み機において、ガイド手段44
はロッドで構成されているようにすることができる。
【0012】この場合、ロッドは、円形または楕円形の
編地案内面を備えているようにすることができる。
【0013】また、前記いずれの丸編み機においても、
ガイド手段44は、編地スプレッダ25の第二端33に
固定され、丸編み機の中心軸8にほぼ平行に、前記中心
軸8から半径方向に距離を置いて配置されており、この
半径方向の距離は、前記第二端33と前記中心軸8との
半径方向の距離に相当している構成にすることができ
る。
【0014】更に、前記いずれの丸編み機においても、
ガイド手段44は、接合点43が位置する垂直方向の高
さ位置で、半径方向内側に湾曲する湾曲部44aを備え
ており、これによって、接合点43の個所まで延びる段
部のない移行領域が形成されている構成にすることがで
きる。
【0015】また、前記いずれの丸編み機においても、
ガイド手段44は、丸編み機の中心軸8を中心とするV
ローラ17の回転運動を編地スプレッダ25に伝達する
回転同期手段となっている形態にすることができる。
【0016】また、前記いずれの丸編み機においても、
接合点43は、丸編み機の中心軸8を中心とする半径方
向の内側に向かって延び、Vローラ17の端に接続され
る2つの接続部46を有する接続部品45から構成され
ているようにすることができる。
【0017】ここで、Vローラ17は、接続部品45の
接続部に対して、回転可能に、又は、ピボット回転可能
に、若しくは、固定的に接続されるようにできる。
【0018】また、ここで、接続部品45は、一端側
が、編地スプレッダの第二端に固定され、他端側が丸編
み機の中心軸にほぼ平行に延びるガイド手段44の直線
状部分の当該他端側を受け入れるための凹部47を、丸
編み機の中心軸8を中心とする半径方向の外側に備えて
いる構成にすることができる。
【0019】更に、前記いずれの丸編み機においても、
ニットウェア15の通過用のギャップを形成している2
つのそらせバー16、16が、編地スプレッダ25とV
ローラ17との間に配置されており、ガイド手段44は
前記の通過用のギャップを通過している構成にすること
ができる。
【0020】また、前記いずれの丸編み機においても、
編地スプレッダ25の第一端32には、丸編み機の中心
軸8を中心とする半径方向の内側に向かって切断手段2
1が突入する凹部41が設けられている構成にすること
ができる。
【0021】本発明によれば、丸編み機のニードルキャ
リア、カムボックスが配備されている部分で作られ、編
地スプレッダに送られる管状のニットウェアが、編地ス
プレッダを通過した後、切断手段によって切り開かれ、
Vローラによって広げられ、その切り開げられた状態で
テークダウンされ、巻き取られた編地に、従来観察され
ていた曲がり(warping )や類似の欠陥が、大幅に回避
されるという利点が得られる。
【0022】これは、ニットウェアが、二本のVローラ
の接合点と、編地スプレッダとの間でもガイド手段によ
って案内され、例えば、丸編み機の中心軸8から半径方
向に一定の間隔に、つまり、丸編み機の中心軸8から、
丸編み機の中心軸8を中心とする当該ニットウェアがガ
イド手段によって案内されている位置までの半径方向の
距離が、丸編み機の中心軸8から、当該中心軸8を中心
とする編地スプレッダの半径方向外側面までの半径方向
の距離にほぼ相当する間隔に保つことができるためであ
る。従って、編地は、編地スプレッダを通過した後、V
ローラの接合点上を走行する個所まで、望ましくない半
径方向の運動をするのが防止され、後退することなくV
ローラに移されるようになっている。
【0023】すなわち、本発明の丸編み機では、そのニ
ードルキャリア、カムボックスが配備されている部分で
作られた管状のニットウェア15が、その縦方向に延び
る一方の側縁で切り開かれ、Vローラ17によって広げ
られ、広げられた状態でテークダウン・巻き取りされる
ようになっている。そして、本発明の丸編み機では、ガ
イド手段44が、編地スプレッダ25の第二端33に取
り付けられ、二本のVローラ17、17の接合点43の
個所まで延びるようにされている。そこで、ニットウェ
ア15は、Vローラ17上に移されるまで、制御された
状態でガイド手段44によって案内され、ニットウェア
15が引き続いてテークダウン・巻取りデバイス14へ
と更に移送されるときに、後退や、曲がりが起こらない
ようになっているのである。
【0024】以下、添付図面を参照して本発明の実施形
態について詳しく説明する。
【0025】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に示すように本発明
の丸編み機はフレーム1を備えている。このフレーム1
には、図示の実施形態では、丸編み機の中心軸8を中心
として、それぞれ、約120度の角度間隔で半径方向に
突出している3つの脚2、3、4が設けられている。脚
2はメイン脚、脚3と脚4はサイド脚である。メイン脚
2には、駆動モータと他の電気的および電子的アセンブ
リ(詳細は図示していない)の他に、丸編み機に所定の
動作を行わせるための構造要素が収容される。サイド脚
3、4には、スイッチユニット等が収容されることがあ
るが、一般的には、図1に示されているサイド脚3のよ
うに、内部に特に丸編み機の構造要素が収容されること
はない。
【0026】フレーム1は、さらに、上部支持リング5
を備え、そこにニードルシリンダの形体をしたキャリア
支持リング6が回転可能に装着されている。ニードルシ
リンダの形体をしたニードルキャリア7は概略図でしか
示されていないが、キャリア支持リング6上に固定さ
れ、丸編み機の中心軸8を中心に、キャリア支持リング
6と一緒にフレーム1内で回転するようになっている。
キャリア支持リング6はニードルキャリア7を取り巻い
ている従来の丸編み機に備えられている公知のカムボッ
クスリングを受け入れる働きをする。なお、図面には、
簡略化のために1つのカムボックス5aだけが示されて
いる。
【0027】フレーム1は、更に、下部支持リング9を
備えており、これは、補助脚10を介して地面上に設置
可能になっている。下部支持リング9は、回転プレート
11を回転可能に支持する働きをし、回転プレート11
には、全体を14で示すテークダウン・巻き取りデバイ
スを担持しているフレーム12が固定されている。
【0028】ニードルキャリア7、カムボックス5aが
配備されている部分で作られたニットウェア15は、図
3に示すように、テークダウン・巻き取りデバイス14
によってテークダウンされ、巻き取られるようになって
いる。
【0029】ニードルキャリア7、カムボックス5aが
配備されている部分で作られたニットウェア15がテー
クダウン・巻き取りデバイス14によってテークダウン
だけされるか、巻き取りだけされるか、テークダウンと
巻き取りとの双方が行われるかは、この分野の精通者に
は一般に公知であるように、基本的には重要でない。そ
こで、この明細書においては、図1〜図3中、符号14
で示されていて、時には、テークダウンだけを行う手段
として、あるいは、時には、巻き取りだけを行う手段と
して、あるいは、時には、テークダウンと巻き取りとの
双方を行う手段として構成される部分を、テークダウン
・巻き取りデバイスと表す。
【0030】図1乃至図6図示の実施形態では、フレー
ム12は、その上部領域に、固定または回転可能に装着
されている2つのそらせバー(deflecting bar)16、
16を備えている。そして、そらせバー16の垂直方向
下側(図3中の下側)に、2つのVローラ17、17を
備えている。Vローラ17、17は、同一の水平面に配
置されていて、接合部43で互いに接続し、平面視(図
2図示の状態)でV字状になっている。Vローラ17、
17は、ニードルキャリア7、カムボックス5aが配備
されている部分で作られたニットウェア15の管状部分
15aが、切断手段21によって縦長方向に切り裂かれ
た後、これを広げるために用いられるものである。Vロ
ーラ17、17は、フレーム12に固定的に、あるい
は、回転可能に取り付けられる。
【0031】Vローラ17、17が配備されている位置
の垂直方向下側(図3中の下側)であって、フレーム1
2の垂直方向の中間部分に該当する位置に、2つまたは
3つ以上のテークダウンローラ18が、フレーム12に
回転可能に取り付けられている。このテークダウンロー
ラ18は、前記のVローラ17、17がフレーム12に
回転可能に取り付けられている場合、Vローラ17、1
7と同期回転するように、フレーム12に回転可能に取
り付けることができる。
【0032】そして、フレーム12の垂直方向の下側の
位置に、巻き取りローラ19が、フレーム12に遊び回
転するように取り付けられている。巻き取りローラ19
の周面には少なくとも1つの駆動ローラ20が当接して
おり、これによって巻き取りローラ19は回転し、テー
クダウンローラ18から供給されたニットウェア15
は、公知のように、巻き取りローラ19上に巻き取られ
る。
【0033】また、この丸編み機は、回転可能な刃がフ
レーム1に取り付けられている構成からなる従来の丸編
み機に公知の切断手段21を備えている。この切断手段
21は、ニードルキャリア7、カムボックス5aが配備
されている部分で作られたニットウェア15の管状部分
15aをあらかじめ定められている縦長方向のラインに
沿って切断し、管状になっているニットウェア15を切
り開くことを目的として配備されているものである。
【0034】この切断手段21による切断工程は、ニッ
トウェア15の管状部分15aが、そらせバー16が配
備されている位置を通過した後で行われることもあれ
ば、通過する前に行われることもある。
【0035】切断手段21は、好ましくは、図2図示の
ように、バー21a上にスライド可能に装着され、異な
る編地幅に合わせて、その位置が調節可能になってい
る。
【0036】Vローラ17、17は、選択的に、フレー
ム12に回転不能、すなわち、固定的に取り付けること
も、回転可能に取り付けることも可能である。また、独
自の回転駆動手段を配備しておいて、テークダウンロー
ラ18と独立に回転させることも可能である。
【0037】丸編み機の動作時には、ニードルキャリア
7、カムボックス5aが配備されている部分で作られて
送られてきたニットウェア15は、切断手段21によっ
て、あらかじめ定められている縦長方向のラインで切断
され、次いで、Vローラ17、17によって広げられ、
単一層の、ほぼ平らな帯状体に形成されると、フレーム
12に回転可能に装着されている、そらせローラ22
(図2、図3に図示)によって、テークダウンローラ1
8に供給され、そこから巻き取りローラ19に供給され
る。
【0038】こうして巻き取られたニットウェア15
は、丸編み機のニードルキャリア7、カムボックス5a
が配備されている部分で作られ、管状の状態の対向する
(向かい合う)縦長方向のラインに沿って折り畳まれて
二重層にされるときの二倍の幅を有するようになる。
【0039】このような丸編み機において、ニードルキ
ャリア7及びテークダウン・巻き取りデバイス14全体
を、メイン脚2に収容されている駆動手段によって、丸
編み機の中心軸8を中心にして一緒に回転させる形態に
することもできるし、あるいは両者を静止したままにし
て、ニードルキャリア7を取り巻いてキャリア支持リン
グ6に収容されているカムボックスリングの方を、丸編
み機の中心軸8を中心にして回転させる形態にすること
もできる。
【0040】ニードルキャリア7を回転させる形態の丸
編み機の場合、図1、図3図示のように、少なくとも1
つの回転同期デバイス23の一端側を、好ましくは、キ
ャリア支持リング6の下面に取り付け、他端側を結合受
け24内に保持させる形態にすることが望ましい。これ
によって、フレーム12をキャリア支持リング6と同期
回転させるものである。
【0041】更に、この丸編み機には、図3に示すよう
に、ストレッチャ(stretcher )と呼ばれることもある
編地スプレッダ25が、丸編み機のニードルキャリア
7、カムボックス5aが配備されている部分で作られて
送られてきたニットウェア15の管状部分15a内に位
置するように配備されている。
【0042】編地スプレッダ25は、ニットウェア15
の管状部分15aが、切断手段21によって、あらかじ
め定められている縦長方向のラインで切断され、次い
で、Vローラ17、17によって広げられ、単一層の、
ほぼ平らな帯状体に形成されるようになるために、その
前段として、ニットウェア15の管状部分15aの形状
を変形させる役割を果たすものである。
【0043】上述してきた種類の丸編み機は、例えば、
DE−T2 691 21 291、US−A 5 5
66 558、WO−A 00/506 78などに記
載されているように一般的に公知であり、この分野の精
通者に自明であるので、これ以上詳しく説明することは
省略する。丸編み機における編地スプレッダとその構成
も、例えば、DE−A 2 130 660、DE−A
2 443 067、DE−A 3 112 18
1、DE−A 199 09 207などに記載されて
いるように一般的に公知であり、この分野の精通者に自
明であるので、これ以上詳しく説明することは省略す
る。
【0044】本発明の一実施形態に従って使用され、現
時点では最良のものと考えられている形態が、図4と図
5に示されている。
【0045】編地スプレッダ25は、上部(垂直方向上
側、すなわち、図3、図4中上側)に配置される、2本
の、同一水平面に互い平行に配備される、比較的長い上
部バー26、27を備えている。上部バー26、27の
両端部には、それぞれ、図4図示のように、斜め下方向
に延びる比較的短いロッド28、30、29、31が取
り付けられている。
【0046】上部バー26に一端側が取り付けられてい
るロッド30の他端側と、上部バー27に一端側が取り
付けられているロッド31の他端側とは、図5図示のよ
うに、平面視の状態で、略三角形状になるように接合さ
れており、この接合されている部分に、編地スプレッダ
25の第一端32が形成されることになる。
【0047】また、上部バー26に一端側が取り付けら
れているロッド28の他端側と、上部バー27に一端側
が取り付けられているロッド29の他端側とは、図5図
示のように、平面視の状態で、三角形状になるように接
合されており、この接合されている部分が、編地スプレ
ッダ25の第二端33を構成している。
【0048】すなわち、編地スプレッダ25の第一端3
2と、第二端33とは、上部バー26、27が存在する
位置に形成される編地スプレッダ25の上部平面に対し
て、平行な平面であって、当該上部平面が存在する位置
よりも垂直方向下側(図3、図4中、下側)に位置する
平面が存在する位置に存在することになる。
【0049】編地スプレッダ25の広い方の長さ、すな
わち、図5中、左右方向になる第一端32と第二端33
との間の間隔は、編地スプレッダ25の狭い方の長さ、
すなわち、図5中、上下方向になる上部バー26と上部
バー27との間の間隔に比べて、図5図示のように比較
的大きくなっている。
【0050】なお、第一端32と第二端33との間の間
隔を、編地スプレッダ25の長さ、第一端32と第二端
33とを結ぶ直線に直交する上部バー26と上部バー2
7との間の間隔を編地スプレッダ25の幅という。
【0051】上部バー26、上部バー27は、それぞれ
複数の筒状部から構成され、しかも、この複数の筒状部
が相互に対してスライド可能であるようにすることによ
って、その長手方向の長さ、すなわち、図5中、左右方
向の長さを調節可能にすることができる。
【0052】図4、図5図示の実施形態では、第一端3
2と第二端33とは、ロッド34によって結合されてい
る。このロッド34は、好ましくは、上部バー26、上
部バー27と同じように、複数の筒状部から構成され、
しかも、この複数の筒状部が相互に対してスライド可能
であるようにすることによって、その長手方向の長さ、
すなわち、図5中、左右方向の長さを調節可能にするこ
とができる。
【0053】図4、図5図示の実施形態では、ロッド3
4は、相互に対してスライド可能である3本の筒状部か
ら構成され、この3本の筒状部は、調節ネジ35によっ
て、相互に対して固定可能になっている。そこで、編地
スプレッダ25の長さは、上部バー26、27の長さ
(図5中、左右方向の長さ)を調節すると共に、調節ネ
ジ35を緩め、ロッド34を構成する3本の筒状部を相
互に対してスライドさせ、しかる後、所望の長さになっ
た時点で、調節ネジ35を再び締め付けることによって
変更することが可能になっている。
【0054】また、スリーブの形体になっている回転ベ
アリング36が編地スプレッダ25の中央部でロッド3
4に取り付けられており、支持ロッド38の先端が、こ
の回転ベアリング36によって回転可能に支持されてい
る。
【0055】この支持ロッド38は、丸編み機の中心軸
8(図3)と同軸になっており、ニードルキャリア7の
中央部を通り抜けて垂直方向上方(図3中、上方向)に
延び、図示していないが、従来の丸編み機に公知のよう
に、ニードルキャリア7の上方で上部支持リング5に支
持されているスパイダに固着されている中央の不動の中
間バーに固着されている。
【0056】前記のように、編地スプレッダ25の中央
部でロッド34に取り付けられている回転ベアリング3
6に、支持ロッド38の先端が回転可能に支持されてい
ることによって、編地スプレッダ25は、支持ロッド3
8に回転可能に装着されている。
【0057】なお、図示の実施形態では、ロッド34の
中央部と上部バー26、27との間には、接続アーム3
7が架設されており、図3、図4図示のように、接続ア
ーム37の中間部に回転ベアリング36が配備されてい
る。
【0058】なお、支持ロッド38を垂直方向(図3
中、上下方向)に上下移動できるようにし、編地スプレ
ッダ25の垂直方向の高さ位置を調整可能にする手段
(不図示)を設けることもできる。
【0059】上部バー26に一端側が取り付けられてい
るロッド30の他端側と、上部バー27に一端側が取り
付けられているロッド31の他端側との接合部に第一端
32が形成されているが、このロッド30の他端側とロ
ッド31の他端側との接合は、図4と図5中、左端側に
示されているように、好ましくは、横ロッド39を介し
て行われている。
【0060】横ロッド39には、まず、編地スプレッダ
25の内側方向(図4、図5中、右側)に延び、引き続
いて垂直方向下側(図3、図4中、下側)に延びるアン
グル部品40が取り付けられている。
【0061】そこで、編地スプレッダ25の第一端32
には、図4に示すように、凹部41が形成され、そこに
は、図3、図4に図示しているように、切断手段21
が、少なくとも部分的に突入することが可能になってい
る。
【0062】なお、第一端32を、このような形態でな
く、図4、図5に示されている第二端33と同じような
形態で構成し、切断手段21全体を編地スプレッダ25
の垂直方向下側(図4中、下側)に置くことも可能であ
る。
【0063】更に、切断手段21の刃を、ロッド30、
31の間に突出させる形態にすることも可能である。
【0064】図4では、そらせバー16とVローラ17
の相対位置が拡大して示されている。そらせバー16、
Vローラ17の中心軸は、編地スプレッダ25の上部バ
ー26、27が存在する垂直方向の位置に形成される水
平面である上部平面と、これに平行な水平面であって、
第一端32、第二端33が、それぞれ、存在する垂直方
向の位置に形成される水平面である下部平面に平行にな
っている水平面に位置している。
【0065】図3、図4図示の本発明の丸編み機におい
ては、丸編み機のニードルキャリア7、カムボックス5
aが配備されている部分で作られて送られてきたニット
ウェア15の管状部分15aが、編地スプレッダ25の
上部バー26、27が存在する位置にまで到達すると、
当該ニットウェア15の管状部分15aは編地スプレッ
ダ25によって、第一端32、第二端33が存在する方
向に引き伸ばされ、次いで、そらせバー16、16間に
形成されている狭いギャップを通過する。これによっ
て、管状部分15aの両サイドの縦長に延びる折り畳み
部が形成され、この両サイドの縦長に延びる折り畳み部
に沿って折り畳まれた偏平で、当該両サイドの縦長に延
びる折り畳み部で結合されている2層の編地が形成され
るようになるのであるが、図3、図4図示の本発明の丸
編み機においては、この管状部分15aの両サイドに形
成される縦長に延びる折り畳み部の一方は、ガイド手段
44で案内され、他方は、切断手段21によって切断さ
れる。こうして、縦長方向に切断されたニットウェア1
5は、Vローラ17、17によって広げられ、単一層
の、ほぼ平らな帯状体に形成され、フレーム12に回転
可能に装着されているそらせローラ22(図2、図3に
図示)によって、テークダウンローラ18に供給され、
そこから巻き取りローラ19に供給される。こうして巻
き取られたニットウェア15は、丸編み機のニードルキ
ャリア7、カムボックス5aが配備されている部分で作
られて送られてきたニットウェア15の管状部分15a
が、編地スプレッダ25を経て、そらせバー16、16
間に形成されている狭いギャップを通過して、管状部分
15aの両サイドの縦長に延びる折り畳み部に沿って折
り畳まれ、偏平で、当該両サイドの縦長に延びる折り畳
み部で結合されている2層の編地に形成されるときの幅
の二倍の幅を有するようになる。
【0066】なお、そらせバー16、16は、固定的に
装着されているか、あるいはベアリング42を介して回
転可能に装着されているようにできる。
【0067】第二端33と、2つのVローラ17、17
の接合点43との間でニットウェア15が制御された方
法で、例えば、一定速度のような制御された速度で案内
されるようにするために、本発明によれば、第二端33
と、2つのVローラ17、17の接合点43との間にガ
イド手段44が設けられている。
【0068】このガイド手段44は、例えば、ロッド、
特に円形ロッドになっており、その一端側が、図4図示
のように、編地スプレッダ25の第2端33の下面に固
着されている。
【0069】ガイド手段44は、好ましくは、丸編み機
の中心軸8(図3)にほぼ平行して編地スプレッダ25
の第2端33の下面から、図4中、下方に突出している
直線状部分を含んでいる。この中心軸8にほぼ平行して
編地スプレッダ25の第2端33の下面から、図4中、
下方に突出している直線状部分までの、丸編み機の中心
軸8からの半径方向の間隔は、好ましくは、中心軸8を
中心とする第2端33の半径方向外側面までの中心軸8
から半径方向の間隔と同じになっている。
【0070】前記の中心軸8にほぼ平行して編地スプレ
ッダ25の第2端33の下面から、図4中、下方に突出
している直線状部分は、接合点43が位置している垂直
方向の高さで、半径方向に内側に湾曲し、接合点43の
個所まで延びている湾曲部44aを備えている(図
4)。これによって、ガイド手段44は、2つのVロー
ラ17、17が開始する位置、すなわち、接合点43の
個所まで、段部のない緩やかな移行領域を備えているこ
とになる。
【0071】図3、図4の実施形態では2つのそらせバ
ー16、16が存在しているが、これらのそらせバー1
6、16が存在していない形態にすることも可能であ
る。
【0072】なお、図3、図4の実施形態のように、2
つのそらせバー16、16が存在し、両者の間にニット
ウェア15通過用のギャップが形成されていて、この2
つのそらせバー16、16が編地スプレッダ25とVロ
ーラ17との間に配置されている場合には、ガイド手段
44は、図4図示のように、少なくとも、そらせバー1
6、16間のギャップを通り抜ける(通過できる)だけ
の薄さにしておく必要がある。
【0073】本発明の好適実施形態によれば、Vローラ
17、17間の接合点43は接続部品45によって形成
されている(図6)。接続部品45は、丸編み機の中心
軸8に面する半径方向の内側に延びる2つの接続部4
6、46を持ち、その各々は、Vローラ17、17の端
部に接続可能になっている。
【0074】Vローラ17は、接続部46上のネジ(図
示せず)を使用して、接続部品45の接続部46に対し
て、回転可能に、あるいは、ピボット回転可能、若しく
は、回転不能に(固定的に)取り付けることができる。
【0075】さらに、接続部品45は、好ましくは、ガ
イド手段44の前述した半径方向内側に湾曲している湾
曲部44aを受け入れるための凹部47を、半径方向の
外側に備えている。このようにすると、ガイド手段44
が回転同期デバイスとして形成されるという、別の利点
が得られる。この回転同期デバイスは、丸編み機の中心
軸8を中心とする回転運動を編地スプレッダ25に伝達
する。ニードルシリンダの形体をした回転するニードル
キャリアを備えた丸編み機を使用する場合に必要になる
ものであるが、このようにすると、編地スプレッダ25
を支持ロッド38の回りに回転させるため、ニットウェ
ア15自身による、あるいは別の結合要素によることを
必要とする、というようなことがなくなる。
【0076】接続部品45は、好ましくは、図6に示す
ように管状ロッド48の自由端に取り付けられており、
管状ロッド48は、図1に示すように、フレーム12
の、丸編み機の中心軸8の半径方向に向き合う部分に取
り付けられている。
【0077】管状ロッド48と接続部品45との接続
は、締め付けネジ49によって、所定の傾斜角度を有す
るヒンジ結合によるものとすると特に利点がある。この
ようにすると、締め付けネジ49を緩めたあと、管状ロ
ッド48に対するVローラ17、17の傾斜角度(tilt
angle)を、そのときの要求条件に応じて調整し、その
あと締め付けネジ49を再び締め付けることが可能にな
る。
【0078】さらに、Vローラ17、17は、それぞ
れ、接続部46、46に対して、ネジ(図示せず)を使
用して取り付けることができるので、ネジ(図示せず)
を緩めて接続部46、46に対するVローラ17、17
の取り付け角度をそのときの要求条件に応じて調整し、
そのあとネジを再び締め付けることによって、Vローラ
17、17が辺をなす角度を任意に変更することができ
る。
【0079】最後に、Vローラ17、17は、要求条件
に応じて異なった方法で回転および/またはピボット回
転するように、接続部46、46に対して取り付けるこ
とが可能である。
【0080】ガイド手段44の特に重要な利点は、ガイ
ド手段44を比較的薄くできることである。現時点で
は、最大厚さが9mmで、その湾曲部44aの長さが7
7mmである円形ロッドを使用すると、最良の結果が得
られている。しかし、例えば、2mmから40mmまで
の径のガイド手段44を使用することも可能である。
【0081】このような構造にすると、そらせバー1
6、16間のギャップが非常に狭いときでも、ひじのよ
うに形成された接続部品45の幅を、そのギャップに交
差する方向に比較的広くすることが可能になる。例え
ば、図4に示すように、平らに置かれた編地は、本発明
によれば、接続部品45によってではなく、薄いガイド
手段44によって広げられてからVローラ17、17に
送られるようになる。
【0082】接続部品45または、Vローラ17、17
を1つに結合するために使用される他の構造体の幅が広
くなり過ぎると、編地スプレッダ25によって、更に、
そらせバー16、16が備えられているときにはそらせ
バー16、16とによって、二重に折り畳まれたニット
ウェア15が、テークダウン・巻き取りデバイス14か
らの作用を受けて、これらの上を突然に走行し、均一に
前進することが妨げられるという危険があるが、本発明
によれば、ニットウェア15は、薄いガイド手段44に
よって広げられてからVローラ17、17に送られるよ
うになるので、このような危険性が回避される。
【0083】ガイド手段44を薄くすると、あるいはガ
イド手段44の幅を狭くすると、丸編み機のニードルキ
ャリア、カムボックスが配備されている部分で作られて
送られてきて、編地スプレッダによって広げられたニッ
トウェアの管状部分を、一方の側の縦長に延びる位置
で、切断手段によって切り開き、Vローラによって広
げ、この広げられた状態でテークダウンおよび巻き取り
操作に向かわせる際の、切り開き、移送動作を均一に行
うことができる。
【0084】このことが特に当てはまるのは、図6に示
すように、編地スプレッダ25から垂れ下がっているガ
イド手段44の直線状部分(中心軸8に平行な部分)
が、Vローラ17、17の2つの中心軸の、概念上の交
点に相当する個所で半径方向に位置しているため、そこ
から接合点43の個所または接続部品45の個所までの
半径方向の間隔が十分に大きくなっているときである。
このような場合であっても、本発明の丸編み機によれ
ば、折り畳まれたニットウェア15は、ニットウェア1
5が接合点43上を走行するとき、望ましくない後退や
速度変化が起こることなく、長い経路にわたって徐々に
広げられることが可能になる。
【0085】本発明は、上述した実施形態に限定される
ものではなく、種々態様に変更することが可能である。
特に、ガイド手段44の設計と構成は種々態様に変更す
ることが可能であり、現時点では最良と考えられている
その実施形態は図4乃至図6に示されている。
【0086】ガイド手段44は、例えば、ロッドとして
形成することが可能であり、そのロッドは、好ましく
は、半径方向の外側だけが円形または楕円形の編地案内
面になっている。
【0087】さらに、ガイド手段44は、編地スプレッ
ダ25によって得られたニットウェア15の最大幅を、
接合点43の付近まで正確に維持しないようにすること
も可能である。このような構成にすると、ガイド手段4
4を半径方向および/または軸方向に調整することが可
能になるため、最も有利であると判明しているガイド手
段44の位置を得ることが、個々のケースに応じて容易
化されるという特別な利点が得られる。
【0088】さらに、ガイド手段44は、ニットウェア
15の製造のために使用されるヤーンに対して良好な摩
擦特性を保証する材料から作られることが望ましい。
【0089】さらに、本発明は、ガイド手段44に関し
て示されている具体的寸法に限定されるものではなく、
これらは単なる例示的なものである。
【0090】ニードルキャリア7は、ニードルシリンダ
ではなく、ダイヤルの形体にすることも、ダイヤルとニ
ードルシリンダの両形体にすることも可能である。
【0091】最後に、当然に理解されるように、種々の
特徴は、図示し、上述してきた組み合わせとは別の組み
合わせで使用することが可能である。
【0092】
【発明の効果】本発明の丸編み機によれば、丸編み機の
ニードルキャリア、カムボックスが配備されている部分
で作られて送られてきて、編地スプレッダによって広げ
られたニットウェアの管状部分が、一方の側の縦長に延
びる位置で、切断手段によって切り開かれ、2本のVロ
ーラによって広げられ、広げられた状態でテークダウン
および巻き取られるのに際して、前記切断手段が配備さ
れているのと異なる位置(例えば、前記切断手段が配備
されている位置に対向する位置)に配備されているガイ
ド手段によって、前記2本のVローラの接合点まで、前
記ニットウェアの管状部分の他方の側の縦長に延びる位
置の部分が、制御された状態で案内されてVローラ上に
移される。これによって、ニットウェアの幅全体にわた
って見たときの編地がテークダウン・巻き取りデバイス
に移送、供給されるときの速度が、Vローラの個所で不
均一であるため、後退や曲がりが生じ、製造されたニッ
トウェアに、ゆがみや折り重ねなどが発生してしまうこ
とを未然に防止でき、欠陥のないニットウェアの製造を
可能にする丸編み機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の丸編み機を示す概略斜視図。
【図2】 図1の丸編み機を示す平面図。
【図3】 図2の矢印X方向から見た側面図。
【図4】 図3中、編地スプレッダの部分を拡大して示
す図。
【図5】 図5に図示されている編地スプレッダの平面
【図6】 図4のY部の詳細を示す拡大斜視図。
【符号の説明】
1 丸編み機のフレーム 5a カムボックス 7 ニードルキャリア 8 丸編み機の中心軸 14 テークダウン・巻き取りデバイス 15 ニットウェア 15a ニットウェアの管状部分 16 そらせバー 17 Vローラ 21 切断手段 25 編地スプレッダ 32 第一端 33 第二端 43 接合点 41 凹部 44 ガイド手段 44a 湾曲部 45 接続部品 46 接続部 47 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591027710 SIPRA PATENTENTWICK LUNGS−UND BETEILIGU NGS−GESELLSCHAFT MI T BESCHRANKTER HAFT UNG (72)発明者 アンドレアス トーマン ドイツ連邦共和国 ディー−72475 ヴィ ッツ ホカルブストラーセ 14 (72)発明者 ピエール イエーガ オーストリア国 エー−ハルド ヴィンゼ ンフェルド 21 Fターム(参考) 4L054 AA01 BB03 LA17

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸編み機のニードルキャリア(7)、カ
    ムボックス(5a)が配備されている部分で作られたニ
    ットウェア(15)の管状部分(15a)が、当該管状
    部分(15a)の両側で対向して縦方向に延びる両側部
    分でそれぞれ折り曲げられて重ねられ偏平な管状の二重
    層に形成される際の前記縦方向に延びる両側の位置に対
    応する位置に第一端(32)と、第二端(33)とをそ
    れぞれ備えている編み地スプレッダ(25)に送られ
    て、当該編み地スプレッダ(25)を通過し、前記管状
    部(15a)の、前記編み地スプレッダ(25)が備え
    ている第一端(32)が存在する位置を通過した部分
    が、切断手段(21)によって縦方向に切り開かれると
    共に、このように切り開かれたニットウェア(15)
    が、前記編み地スプレッダ(25)が備えている第二端
    (33)が存在する位置に対応する位置に存在する接合
    点(43)で相互に接続されている2本のVローラ(1
    7)によって広げられ、この広げられた状態でテークダ
    ウン・巻き取りデバイス(14)によってテークダウン
    ・巻き取りされる丸編み機であって、前記管状部(15
    a)の、前記編み地スプレッダ(25)が備えている第
    二端(33)が存在する位置を通過した部分の、2本の
    Vローラ(17)への移動を案内するガイド手段(4
    4)が、前記編み地スプレッダ(25)が備えている第
    二端(33)と、2本のVローラ(17)の接合点(4
    3)との間に配備されていることを特徴とする丸編み
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の丸編み機において、ガ
    イド手段(44)はロッドでなることを特徴とする丸編
    み機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の丸編み機において、ロ
    ッドは、円形または楕円形の編地案内面を備えているこ
    とを特徴とする丸編み機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    丸編み機において、ガイド手段(44)は、編地スプレ
    ッダ(25)の第二端(33)に固定され、丸編み機の
    中心軸(8)にほぼ平行に、前記中心軸(8)から半径
    方向に距離を置いて配置されており、この半径方向の距
    離は、前記第二端(33)と前記中心軸(8)との半径
    方向の距離に相当していることを特徴とする丸編み機。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    丸編み機において、ガイド手段(44)は、接合点(4
    3)が位置する垂直方向の高さ位置で、半径方向内側に
    湾曲する湾曲部(44a)を備えており、これによっ
    て、接合点(43)の個所まで延びる段部のない移行領
    域が形成されていることを特徴とする丸編み機。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    丸編み機において、ガイド手段(44)は、丸編み機の
    中心軸(8)を中心とするVローラ(17)の回転運動
    を編地スプレッダ(25)に伝達する回転同期手段とな
    っていることを特徴とする丸編み機。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    丸編み機において、接合点(43)は、丸編み機の中心
    軸(8)を中心とする半径方向の内側に向かって延び、
    Vローラ(17)の端に接続される2つの接続部(4
    6)を有する接続部品(45)からなることを特徴とす
    る丸編み機。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の丸編み機において、V
    ローラ(17)は、接続部品(45)の接続部に対し
    て、回転可能に、又は、ピボット回転可能に、若しく
    は、固定的に接続されることを特徴とする丸編み機。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の丸編み機において、接
    続部品(45)は、一端側が、編地スプレッダの第二端
    に固定され、他端側が丸編み機の中心軸にほぼ平行に延
    びるガイド手段(44)の直線状部分の当該他端側を受
    け入れるための凹部(47)を、丸編み機の中心軸
    (8)を中心とする半径方向の外側に備えていることを
    特徴とする丸編み機。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一項に記載
    の丸編み機において、ニットウェア(15)の通過用の
    ギャップを形成している2つのそらせバー(16、1
    6)が、編地スプレッダ(25)とVローラ(17)と
    の間に配置されており、ガイド手段(44)は前記の通
    過用のギャップを通過していることを特徴とする丸編み
    機。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか一項に記
    載の丸編み機において、編地スプレッダ(25)の第一
    端(32)には、丸編み機の中心軸(8)を中心とする
    半径方向の内側に向かって切断手段(21)が突入する
    凹部(41)が設けられていることを特徴とする丸編み
    機。
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