JPH0570003A - 複式巻取反転装置において帯材を１つの又は別の巻掛け回転方向の巻管に選択的に巻掛けるための装置 - Google Patents
複式巻取反転装置において帯材を１つの又は別の巻掛け回転方向の巻管に選択的に巻掛けるための装置Info
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- JPH0570003A JPH0570003A JP4022256A JP2225692A JPH0570003A JP H0570003 A JPH0570003 A JP H0570003A JP 4022256 A JP4022256 A JP 4022256A JP 2225692 A JP2225692 A JP 2225692A JP H0570003 A JPH0570003 A JP H0570003A
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- B65H2513/41—Direction of movement
Abstract
(57)【要約】
【目的】 巻管（２）における帯材の巻掛け回転方向の
切換えを、特別な装備を行うことなく、また作業の中断
を行うことなしに、比較的簡単な構造手段で行うことが
できるようにする。 【構成】 向い合って位置している帯材（２６）の側部
上の第１ローラ（２４）に、反対方向に回転している別
のローラ（２５）が配設されている。同時に両ローラ
は、旋回ローラ対（２１）として旋回軸線（２３）を中
心に旋回可能になっていて、夫々両ローラの１方が押圧
ローラ乃至接触ローラを形成し、１つ又は複数の旋回ア
ームが、その回転方向に依存して、巻管における帯材の
巻掛け方向の切換えのための１つ又は別の機能的な旋回
位置に旋回可能になっている。
切換えを、特別な装備を行うことなく、また作業の中断
を行うことなしに、比較的簡単な構造手段で行うことが
できるようにする。 【構成】 向い合って位置している帯材（２６）の側部
上の第１ローラ（２４）に、反対方向に回転している別
のローラ（２５）が配設されている。同時に両ローラ
は、旋回ローラ対（２１）として旋回軸線（２３）を中
心に旋回可能になっていて、夫々両ローラの１方が押圧
ローラ乃至接触ローラを形成し、１つ又は複数の旋回ア
ームが、その回転方向に依存して、巻管における帯材の
巻掛け方向の切換えのための１つ又は別の機能的な旋回
位置に旋回可能になっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複式巻取反転装置にお
いて帯材を１つの又は別の巻掛け回転方向の巻管に選択
的に巻掛けるための装置であって、巻管を受容するため
に共通の旋回円上の巻取位置保持体に配置されている少
くとも２つの巻取り位置と、供給される帯材を巻管の周
りに巻掛け可能に案内するための少くとも１つの案内ロ
ーラを備えた少くとも１つの旋回アームと、巻管の後方
の切断位置において帯材を切断するための少くとも１つ
の横切断装置と、供給される帯材を巻管に押圧するため
の少くとも１つのローラと、を有している形式のものに
関する。
いて帯材を１つの又は別の巻掛け回転方向の巻管に選択
的に巻掛けるための装置であって、巻管を受容するため
に共通の旋回円上の巻取位置保持体に配置されている少
くとも２つの巻取り位置と、供給される帯材を巻管の周
りに巻掛け可能に案内するための少くとも１つの案内ロ
ーラを備えた少くとも１つの旋回アームと、巻管の後方
の切断位置において帯材を切断するための少くとも１つ
の横切断装置と、供給される帯材を巻管に押圧するため
の少くとも１つのローラと、を有している形式のものに
関する。
【０００２】冒頭で述べた形式の装置が使用されるの
は、材料の特性に依存して、又は片側が積層され乃至は
印刷された又は内張りされた帯材の場合に、該帯材を生
産機又は回転機の後方で、帯材の積層された面又は印刷
された面を内側にしたり又は外側にしたりして巻管に巻
き取るようにする場合である。
は、材料の特性に依存して、又は片側が積層され乃至は
印刷された又は内張りされた帯材の場合に、該帯材を生
産機又は回転機の後方で、帯材の積層された面又は印刷
された面を内側にしたり又は外側にしたりして巻管に巻
き取るようにする場合である。
【０００３】
【従来の技術】欧州特許第０１３２３９０号明細書には
冒頭で述べた形式の装置が開示されており、この場合に
あっては、横切断装置を備えた旋回アームとその支持ロ
ッドを備えた押圧ローラとが共通の支持装置の上に配置
されている。帯材の切断及び空の巻管の周りにおける両
巻掛け方向の１方に巻管の巻掛け部を変更する操作は、
全支持装置が回転ヘッドの形式に基いて、ほぼ水平で帯
材走行方向に延びている軸線を中心に１８０°だけ旋回
することによって行われており、そして横切断装置は、
このような形式で巻管に対し上方の位置又は下方の位置
に選択的に持ってこられるようになっている。また支持
装置の旋回のために乃至は巻掛け回転方向の変更のため
に、巻取り工程を中断する必要がある。この巻取り工程
の中断は、著しい時間損失と、更に操作マンの高い人件
費とを伴うことを意味している。それは帯材を、巻取り
回転方向変更のため、部分的に別の離脱ローラを介し、
装置を貫通して巻取り位置に案内しなければならないか
らである。更に構造上のコストが比較的高いという欠点
がある外に、生産ラインの再始動の際巻取りローラの所
定の帯材長さに著しい材料損失が発生する。
冒頭で述べた形式の装置が開示されており、この場合に
あっては、横切断装置を備えた旋回アームとその支持ロ
ッドを備えた押圧ローラとが共通の支持装置の上に配置
されている。帯材の切断及び空の巻管の周りにおける両
巻掛け方向の１方に巻管の巻掛け部を変更する操作は、
全支持装置が回転ヘッドの形式に基いて、ほぼ水平で帯
材走行方向に延びている軸線を中心に１８０°だけ旋回
することによって行われており、そして横切断装置は、
このような形式で巻管に対し上方の位置又は下方の位置
に選択的に持ってこられるようになっている。また支持
装置の旋回のために乃至は巻掛け回転方向の変更のため
に、巻取り工程を中断する必要がある。この巻取り工程
の中断は、著しい時間損失と、更に操作マンの高い人件
費とを伴うことを意味している。それは帯材を、巻取り
回転方向変更のため、部分的に別の離脱ローラを介し、
装置を貫通して巻取り位置に案内しなければならないか
らである。更に構造上のコストが比較的高いという欠点
がある外に、生産ラインの再始動の際巻取りローラの所
定の帯材長さに著しい材料損失が発生する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の装置を改良して、構造的に簡単な手段で
短時間の内に、また位置変え作業及び帯材供給を中断す
ることなしに、帯材の両巻掛け回転方向の１方における
切換えを空の巻管の周りで実現せしめることにある。
で述べた形式の装置を改良して、構造的に簡単な手段で
短時間の内に、また位置変え作業及び帯材供給を中断す
ることなしに、帯材の両巻掛け回転方向の１方における
切換えを空の巻管の周りで実現せしめることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明ではローラに、帯
材の向い合って位置している側部に配置されて反対方向
に回転している別のローラが配設されており、また両ロ
ーラとも、帯板の運動方向に対しほぼ横方向に延びてい
る旋回軸線を中心に旋回可能であり、また両ローラの夫
々の１方が、巻管と協働している押圧ローラ乃至接触ロ
ーラを形成しており、また１つの旋回アーム又は複数の
旋回アームが、旋回した接触ローラ（第１ローラ又は第
２ローラ）の夫々の回転方向に応じ、巻管の周りの帯材
の離脱のために必要な旋回位置において旋回可能になっ
ていることによって、上記課題を解決することができ
た。
材の向い合って位置している側部に配置されて反対方向
に回転している別のローラが配設されており、また両ロ
ーラとも、帯板の運動方向に対しほぼ横方向に延びてい
る旋回軸線を中心に旋回可能であり、また両ローラの夫
々の１方が、巻管と協働している押圧ローラ乃至接触ロ
ーラを形成しており、また１つの旋回アーム又は複数の
旋回アームが、旋回した接触ローラ（第１ローラ又は第
２ローラ）の夫々の回転方向に応じ、巻管の周りの帯材
の離脱のために必要な旋回位置において旋回可能になっ
ていることによって、上記課題を解決することができ
た。
【０００６】
【発明の効果】接離された乃至は旋回せしめられた接触
ローラの夫々の回転方向に応じて空の巻管は、反転工程
中その回転方向で接触ローラに、巻取り位置保持体によ
って調節されており、また帯材の供給を接触ローラによ
って引継ぐことができるようになっている。
ローラの夫々の回転方向に応じて空の巻管は、反転工程
中その回転方向で接触ローラに、巻取り位置保持体によ
って調節されており、また帯材の供給を接触ローラによ
って引継ぐことができるようになっている。
【０００７】回転状に駆動されている両ローラによって
形成されかつそれらの間に位置している対称的な軸線を
中心に１８０°だけ旋回可能な旋回ローラ対の、予め調
節された位置と、接触ローラとしての夫々のローラの回
転方向と、に依存して、旋回アームが、又は２つの旋回
アームが使用されている場合には両アームの内の１方の
旋回アームが、横切断装置と一緒に旋回し、その結果帯
材が、離脱ローラによって１つ又は複数の旋回アーム上
の空の巻管の周りに巻掛けられて案内されるようにな
り、また横切断の後に帯材の開始端部が、巻管と接触ロ
ーラとの間で捉えられて、帯材が新しい巻取りローラに
巻き取られるようになっている。巻取り直径がより大き
くなるのを阻止するため、ローラ乃至旋回ローラ対を、
往復台の上をスライド可能に案内されかつ制御可能な調
節モータによって調節可能になっている支持体の上に配
置することも可能である。その際往復台は、帯材のため
の引出しローラ又は離脱ローラを受容することも可能で
ある。
形成されかつそれらの間に位置している対称的な軸線を
中心に１８０°だけ旋回可能な旋回ローラ対の、予め調
節された位置と、接触ローラとしての夫々のローラの回
転方向と、に依存して、旋回アームが、又は２つの旋回
アームが使用されている場合には両アームの内の１方の
旋回アームが、横切断装置と一緒に旋回し、その結果帯
材が、離脱ローラによって１つ又は複数の旋回アーム上
の空の巻管の周りに巻掛けられて案内されるようにな
り、また横切断の後に帯材の開始端部が、巻管と接触ロ
ーラとの間で捉えられて、帯材が新しい巻取りローラに
巻き取られるようになっている。巻取り直径がより大き
くなるのを阻止するため、ローラ乃至旋回ローラ対を、
往復台の上をスライド可能に案内されかつ制御可能な調
節モータによって調節可能になっている支持体の上に配
置することも可能である。その際往復台は、帯材のため
の引出しローラ又は離脱ローラを受容することも可能で
ある。
【０００８】帯材を横方向で切断分離した後に巻管の周
辺で巻掛け方向の変更を行うようにしようとする場合に
は、旋回ローラ対の夫々の接触ローラが、その元の位置
に旋回して戻り、かつ接触位置で別の回転方向を備えた
ローラと、空の巻管とが交換可能になっていなければな
らない。このような旋回工程の場合、走行している帯材
は旋回ローラ対の夫々正しい回転方向によって捉えられ
る。その後この新しい空の巻管は、新しい回転方向で接
触ローラに接離可能となり、また空の巻管に巻掛けられ
て横切断装置を備えている別の旋回アームは、新しい帯
材開始部の切断工程及び取付け工程のために、巻管の別
の巻掛け方向に旋回せしめられる。
辺で巻掛け方向の変更を行うようにしようとする場合に
は、旋回ローラ対の夫々の接触ローラが、その元の位置
に旋回して戻り、かつ接触位置で別の回転方向を備えた
ローラと、空の巻管とが交換可能になっていなければな
らない。このような旋回工程の場合、走行している帯材
は旋回ローラ対の夫々正しい回転方向によって捉えられ
る。その後この新しい空の巻管は、新しい回転方向で接
触ローラに接離可能となり、また空の巻管に巻掛けられ
て横切断装置を備えている別の旋回アームは、新しい帯
材開始部の切断工程及び取付け工程のために、巻管の別
の巻掛け方向に旋回せしめられる。
【０００９】旋回ローラ対を、１つのローラから他のロ
ーラへの切換えの目的で共通の中心点を中心にして１８
０°だけ回転することができるようにする代りに、ロー
ラのための支持フレームが、左回転又は右回転に夫々９
０°だけ旋回可能なセグメント状の旋回板によって形成
されていても宜い。
ーラへの切換えの目的で共通の中心点を中心にして１８
０°だけ回転することができるようにする代りに、ロー
ラのための支持フレームが、左回転又は右回転に夫々９
０°だけ旋回可能なセグメント状の旋回板によって形成
されていても宜い。
【００１０】旋回ローラ対の枢着部の別の構成にあって
は、支持フレームがほぼＺ字状に成形された旋回アーム
によって形成されており、その自由端部には、巻管乃至
はより大きくなった巻取体に接離可能なローラが、例へ
ばシリンダ−ピストン−ユニットのような押圧部材によ
って夫々帯材の１方の面上に振子状に支承されている。
巻管乃至はより大きくなった巻取体の接触圧力は、押圧
部材によってこれを精密に調節することができる。
は、支持フレームがほぼＺ字状に成形された旋回アーム
によって形成されており、その自由端部には、巻管乃至
はより大きくなった巻取体に接離可能なローラが、例へ
ばシリンダ−ピストン−ユニットのような押圧部材によ
って夫々帯材の１方の面上に振子状に支承されている。
巻管乃至はより大きくなった巻取体の接触圧力は、押圧
部材によってこれを精密に調節することができる。
【００１１】両巻掛け回転方向に対し共通で、有利には
横断面がＣ字状に形成されている旋回アームを使用する
場合には、該旋回アームは、その端部の近傍に使用のた
めに選択的に到達している２つの旋回支承部を有してい
る。旋回アームは、自動的なカップリングによって原動
部に結合されており、該アームが、巻管の上方又は下方
で回転点を中心に部分的に旋回し、かつその際横切断装
置は、夫々帯材供給方向に基き接触ローラの回転方向並
びに巻管の巻掛け装置の方向に依存して、切断位置又は
枢着位置に持ってこられる。
横断面がＣ字状に形成されている旋回アームを使用する
場合には、該旋回アームは、その端部の近傍に使用のた
めに選択的に到達している２つの旋回支承部を有してい
る。旋回アームは、自動的なカップリングによって原動
部に結合されており、該アームが、巻管の上方又は下方
で回転点を中心に部分的に旋回し、かつその際横切断装
置は、夫々帯材供給方向に基き接触ローラの回転方向並
びに巻管の巻掛け装置の方向に依存して、切断位置又は
枢着位置に持ってこられる。
【００１２】この目的に対し、共通の旋回アームが各側
部上に２つの離脱ローラ及び夫々１つの別の横切断装置
を有している場合は、特に有利であることが判明した。
部上に２つの離脱ローラ及び夫々１つの別の横切断装置
を有している場合は、特に有利であることが判明した。
【００１３】しかし基本的には、両巻掛け回転装置に対
し１つの共通な横切断装置を設け、該横切断装置が、案
内スリット内を帯材に対し横方向に運動可能な、かつ制
限されて旋回可能な、横切断刃を有するようにすること
も考えられる。それ以外では、旋回アーム内に包含され
ている横切断装置が、直線状の横切断刃、又は噛み合っ
て旋回可能な横切断刃に形成されていても宜く、また鎌
形刃又はフック刃として巻管に対し横方向の案内往復台
に形成されていても宜く、又は帯材に対し横方向で案内
往復台内を制限されて旋回可能な横切断刃に形成されて
いても宜い。
し１つの共通な横切断装置を設け、該横切断装置が、案
内スリット内を帯材に対し横方向に運動可能な、かつ制
限されて旋回可能な、横切断刃を有するようにすること
も考えられる。それ以外では、旋回アーム内に包含され
ている横切断装置が、直線状の横切断刃、又は噛み合っ
て旋回可能な横切断刃に形成されていても宜く、また鎌
形刃又はフック刃として巻管に対し横方向の案内往復台
に形成されていても宜く、又は帯材に対し横方向で案内
往復台内を制限されて旋回可能な横切断刃に形成されて
いても宜い。
【００１４】本発明に基いて形成された装置は、巻管の
巻掛け回転方向の変更を完全自動式に行うことができ、
しかも巻取り工程が中断されるようなことは全くない。
巻掛け回転方向の変更を完全自動式に行うことができ、
しかも巻取り工程が中断されるようなことは全くない。
【００１５】
【実施例】本発明の実施例を図面に図示し、次にこれを
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１６】図１から明らかなように、複式巻取り反転
装置１は、機枠１″の上に巻管２及び３を備えて旋回可
能に配置されている２つの巻取り位置を有している。巻
取り位置の中心は共通の旋回円４の上に位置し、その中
心点１′は巻取り位置保持体の旋回点を示している。
装置１は、機枠１″の上に巻管２及び３を備えて旋回可
能に配置されている２つの巻取り位置を有している。巻
取り位置の中心は共通の旋回円４の上に位置し、その中
心点１′は巻取り位置保持体の旋回点を示している。
【００１７】第１の帯材分離装置５は旋回アーム６を有
し、その旋回軸線は巻管２の下方に位置している。ほぼ
Ｃ字状に形成された旋回アーム６には、その旋回軸線７
から離反した側部に２つの案内ローラ８及び９が設けら
れている。案内ローラ９の回転中心９′の周辺には横切
断装置１０が旋回可能に支承されている。
し、その旋回軸線は巻管２の下方に位置している。ほぼ
Ｃ字状に形成された旋回アーム６には、その旋回軸線７
から離反した側部に２つの案内ローラ８及び９が設けら
れている。案内ローラ９の回転中心９′の周辺には横切
断装置１０が旋回可能に支承されている。
【００１８】別の帯材切断装置１１は、第１の旋回アー
ム６に対応している旋回アーム１２を有しており、その
中心軸線１３は巻管２の上方に位置している。旋回アー
ム１２には同じ様に２つの案内ローラ１４及び１５が設
けられている。案内ローラ１５の回転中心１５′の周辺
には別の横切断装置１６が旋回可能に支承されている。
ム６に対応している旋回アーム１２を有しており、その
中心軸線１３は巻管２の上方に位置している。旋回アー
ム１２には同じ様に２つの案内ローラ１４及び１５が設
けられている。案内ローラ１５の回転中心１５′の周辺
には別の横切断装置１６が旋回可能に支承されている。
【００１９】複式巻取反転装置１は、機枠１″に対して
移動可能な支持体１７の形状をした接触ローラ装置であ
り、該支持体１７は、往復台１８の上に案内されてい
て、制御可能な調節駆動部１９によって調節可能になっ
ている。支持体１７は、帯材２６の供給のために使用さ
れており、かつこの目的のために、案内ローラ又は引出
ローラ対２０と、旋回円２２の中心点２３の周辺を１８
０°だけ旋回可能な旋回ローラ対２１とを有している。
旋回ローラ対２１は２つのローラ２４及び２５を有し、
該ローラ２４，２５は、図示なしの駆動部によって反対
方向に駆動されている。図１ではローラ２４が所謂接触
ローラとして巻管２に接触している。
移動可能な支持体１７の形状をした接触ローラ装置であ
り、該支持体１７は、往復台１８の上に案内されてい
て、制御可能な調節駆動部１９によって調節可能になっ
ている。支持体１７は、帯材２６の供給のために使用さ
れており、かつこの目的のために、案内ローラ又は引出
ローラ対２０と、旋回円２２の中心点２３の周辺を１８
０°だけ旋回可能な旋回ローラ対２１とを有している。
旋回ローラ対２１は２つのローラ２４及び２５を有し、
該ローラ２４，２５は、図示なしの駆動部によって反対
方向に駆動されている。図１ではローラ２４が所謂接触
ローラとして巻管２に接触している。
【００２０】複式巻取り反転装置は次のように作動す
る：巻取り工程にあっては、先づ回転機械の生産機械又
は繰出し装置から来ている帯材２６を、引出ローラ対２
０及び旋回ローラ対２１を介し、巻管２及び３を備えた
巻取り位置で巻き取る。図１に基く図示の実施例にあっ
ては、帯材２６の積層された表面には符号▽が付けられ
ている。所望の巻取り直径に到達すると、空の巻管２が
接触位置に対し旋回ローラ対２１のローラ２４と共に時
計の回転方向に旋回する。更にその際帯材２６は、巻管
３の上に満管の巻取体２７になるまで案内される。空の
巻管２における帯材２６の横切断と接触とのため、下方
の帯材切断装置５がその静止位置からその旋回軸線７を
中心に旋回し、かつ帯材２６をその案内ローラ９及び８
で捉えて、これらが帯材２６を迅速に空の巻管２に巻き
掛けられるようにする。旋回アーム６に配置された横切
断装置１０によって帯材２６は、巻管２の真上で切断さ
れ、かつ帯材２６の開始端部が巻管２と接触ローラとし
て作用しているローラ２４との間に載置せしめられる。
帯材切断装置５はその後、図１に鎖線で図示されている
その静止位置に旋回して戻る。帯材２６の別の端部は満
管の巻取体２７の上に巻き上げられ、その後該巻取体２
７は空の新しい巻管に交換せしめられる。積層された又
は印刷された帯材２６の面は、積層面乃至印刷面の符号
▽を付せられて巻管の上を内方に向いて巻き取られる。
る：巻取り工程にあっては、先づ回転機械の生産機械又
は繰出し装置から来ている帯材２６を、引出ローラ対２
０及び旋回ローラ対２１を介し、巻管２及び３を備えた
巻取り位置で巻き取る。図１に基く図示の実施例にあっ
ては、帯材２６の積層された表面には符号▽が付けられ
ている。所望の巻取り直径に到達すると、空の巻管２が
接触位置に対し旋回ローラ対２１のローラ２４と共に時
計の回転方向に旋回する。更にその際帯材２６は、巻管
３の上に満管の巻取体２７になるまで案内される。空の
巻管２における帯材２６の横切断と接触とのため、下方
の帯材切断装置５がその静止位置からその旋回軸線７を
中心に旋回し、かつ帯材２６をその案内ローラ９及び８
で捉えて、これらが帯材２６を迅速に空の巻管２に巻き
掛けられるようにする。旋回アーム６に配置された横切
断装置１０によって帯材２６は、巻管２の真上で切断さ
れ、かつ帯材２６の開始端部が巻管２と接触ローラとし
て作用しているローラ２４との間に載置せしめられる。
帯材切断装置５はその後、図１に鎖線で図示されている
その静止位置に旋回して戻る。帯材２６の別の端部は満
管の巻取体２７の上に巻き上げられ、その後該巻取体２
７は空の新しい巻管に交換せしめられる。積層された又
は印刷された帯材２６の面は、積層面乃至印刷面の符号
▽を付せられて巻管の上を内方に向いて巻き取られる。
【００２１】この全巻取り工程は、巻取体２７が巻き込
まれた層面を必要とする長さまで続けられる。上方の帯
材切断装置１１は、この工程中作動しないでその静止位
置に留まっている。
まれた層面を必要とする長さまで続けられる。上方の帯
材切断装置１１は、この工程中作動しないでその静止位
置に留まっている。
【００２２】巻掛け方向の切換が空の巻管２の周りで行
われ、かつ帯材２６の層面▽が外方を向いて巻き取られ
るようにしようとする場合は、図２に基き先づ旋回ロー
ラ対２１を反時計方向に中心点２３を中心にして１８０
°だけ旋回せしめる。その際帯材２６は、ローラ２４を
超えてローラ２５の下方に案内される。同時にこの新し
い空の巻管２は、反時計方向で回転中心１′を中心にロ
ーラ２５の接触位置の方へ旋回せしめられる。旋回工程
の間、巻管２の回転方向も反時計方向で行われており、
ひいては巻管２が、帯材２６及びローラ２５との接触の
際帯材２６と同一の走行方向を達成することができるよ
うになる。下方の帯材切断装置５がその静止位置に留ま
っている間、上方旋回アーム１２の旋回の後今や別の帯
材切断装置１１が、その案内ローラ１４及び１５によっ
て空の巻管２の周りの巻掛けを受け持つようになる。帯
材２６は、横切断装置１６によって巻管２の下方で切断
され、かつ取り付けられる。続いて帯材切断装置は旋回
してその出発位置に戻り、そして巻取り工程及び横切断
工程は、巻取体２７に到達した後巻取体２７が積層面▽
を外方に向けて巻き取られるようになるまで繰り返され
る。この状態が図３に図示されている。その際旋回ロー
ラ対２１の旋回運動は変化することなく留っている。
われ、かつ帯材２６の層面▽が外方を向いて巻き取られ
るようにしようとする場合は、図２に基き先づ旋回ロー
ラ対２１を反時計方向に中心点２３を中心にして１８０
°だけ旋回せしめる。その際帯材２６は、ローラ２４を
超えてローラ２５の下方に案内される。同時にこの新し
い空の巻管２は、反時計方向で回転中心１′を中心にロ
ーラ２５の接触位置の方へ旋回せしめられる。旋回工程
の間、巻管２の回転方向も反時計方向で行われており、
ひいては巻管２が、帯材２６及びローラ２５との接触の
際帯材２６と同一の走行方向を達成することができるよ
うになる。下方の帯材切断装置５がその静止位置に留ま
っている間、上方旋回アーム１２の旋回の後今や別の帯
材切断装置１１が、その案内ローラ１４及び１５によっ
て空の巻管２の周りの巻掛けを受け持つようになる。帯
材２６は、横切断装置１６によって巻管２の下方で切断
され、かつ取り付けられる。続いて帯材切断装置は旋回
してその出発位置に戻り、そして巻取り工程及び横切断
工程は、巻取体２７に到達した後巻取体２７が積層面▽
を外方に向けて巻き取られるようになるまで繰り返され
る。この状態が図３に図示されている。その際旋回ロー
ラ対２１の旋回運動は変化することなく留っている。
【００２３】積層面が生産上の理由から又は帯材２６の
構造上から帯材２６の上方ではなく下方に依存している
ような場合には、同一の工程が図１乃至図３に基く巻掛
け変更のために行われる。その場合積層面▽は、内方か
ら外方に変るだけであって、巻掛切換えの後は外方から
内方に向って巻き取られるようになる。
構造上から帯材２６の上方ではなく下方に依存している
ような場合には、同一の工程が図１乃至図３に基く巻掛
け変更のために行われる。その場合積層面▽は、内方か
ら外方に変るだけであって、巻掛切換えの後は外方から
内方に向って巻き取られるようになる。
【００２４】横切断装置１０，１６は、材料に応じて夫
々、その装置が多面的にかつ種々のものに構成されてい
て宜く、また横切断のために吹付け管、対応保持体等の
ような図示なしの取付補助具を装備していても宜い。
々、その装置が多面的にかつ種々のものに構成されてい
て宜く、また横切断のために吹付け管、対応保持体等の
ような図示なしの取付補助具を装備していても宜い。
【００２５】巻管２に新しい巻掛切替えを導入しようと
する場合は、旋回ローラ対２１を１８０°だけ旋回せし
めて元に戻し、その際帯材２６は、再びローラ２５の下
方及びローラ２４の上方を案内されるようになる。その
後図１に基き空の巻管２がローラ２４の上を時計方向に
回転し、かつ帯材切断装置５によって横切断工程及び取
付け工程が繰り返され、更に積層面▽は、再び内方に向
って巻き付けられるようになる。
する場合は、旋回ローラ対２１を１８０°だけ旋回せし
めて元に戻し、その際帯材２６は、再びローラ２５の下
方及びローラ２４の上方を案内されるようになる。その
後図１に基き空の巻管２がローラ２４の上を時計方向に
回転し、かつ帯材切断装置５によって横切断工程及び取
付け工程が繰り返され、更に積層面▽は、再び内方に向
って巻き付けられるようになる。
【００２６】図４は旋回ローラ対２１の別の実施例を示
している。この例ではローラ２４及び２５は、軸線２
１′を中心に回転可能な共通の旋回アーム３０の上の旋
回点２８，２９において、夫々別個に振子状に支承され
ている。例へばシリンダ−ピストン−ユニットのような
押圧部材３１，３２によってローラ２４又は２５は、巻
取り工程中巻管２乃至はより大きくなった巻取体２７に
丁寧に接離されている。旋回アーム３０は、支持体１７
に対応して替えることのできる往復台１８上の機枠３３
に支承されており、該往復台１８は、制御可能な調節駆
動部１９により、巻管２上のローラ２５又は２４の押圧
を大まかに先行制御している。
している。この例ではローラ２４及び２５は、軸線２
１′を中心に回転可能な共通の旋回アーム３０の上の旋
回点２８，２９において、夫々別個に振子状に支承され
ている。例へばシリンダ−ピストン−ユニットのような
押圧部材３１，３２によってローラ２４又は２５は、巻
取り工程中巻管２乃至はより大きくなった巻取体２７に
丁寧に接離されている。旋回アーム３０は、支持体１７
に対応して替えることのできる往復台１８上の機枠３３
に支承されており、該往復台１８は、制御可能な調節駆
動部１９により、巻管２上のローラ２５又は２４の押圧
を大まかに先行制御している。
【００２７】図５に基く別の実施例は、ほぼＣ字状に成
形されて共通の旋回アーム４１を備えた帯材切断装置３
４を示しており、該切断アーム４１には全部で４つの案
内ローラ３５，３６，３７及び３８が設けられている。
夫々１つの横切断装置３９及び４０が、案内ローラ３５
及び３８の回転点を中心に旋回可能に配置されている。
帯材切断装置３４の旋回アーム４１は、２つの旋回軸受
４２，４３を有している。旋回アーム４１は、図示なし
の自動カップリングによって、旋回軸受４２又は４３に
おいて図示なしの旋回駆動部に選択的に結合されてお
り、またこのような形式で、巻管２の上方の回転軸受４
２における旋回駆動部、又は巻管２の下方の回転軸受４
３における旋回駆動部のどちらかによって旋回せしめら
れる。横切断工程及び取付け工程は、帯材２６の夫々の
巻掛け方向に応じ、横切断装置３９又は４０によって実
施される。巻掛け方向が常に同一で繰返されている場合
には、帯材切断装置３４は常に同一の旋回点を中心に旋
回しており、巻管２を中心に別の巻掛け方向を探さなけ
ればならない場合に初めて、旋回点の切替えが行われ
る。
形されて共通の旋回アーム４１を備えた帯材切断装置３
４を示しており、該切断アーム４１には全部で４つの案
内ローラ３５，３６，３７及び３８が設けられている。
夫々１つの横切断装置３９及び４０が、案内ローラ３５
及び３８の回転点を中心に旋回可能に配置されている。
帯材切断装置３４の旋回アーム４１は、２つの旋回軸受
４２，４３を有している。旋回アーム４１は、図示なし
の自動カップリングによって、旋回軸受４２又は４３に
おいて図示なしの旋回駆動部に選択的に結合されてお
り、またこのような形式で、巻管２の上方の回転軸受４
２における旋回駆動部、又は巻管２の下方の回転軸受４
３における旋回駆動部のどちらかによって旋回せしめら
れる。横切断工程及び取付け工程は、帯材２６の夫々の
巻掛け方向に応じ、横切断装置３９又は４０によって実
施される。巻掛け方向が常に同一で繰返されている場合
には、帯材切断装置３４は常に同一の旋回点を中心に旋
回しており、巻管２を中心に別の巻掛け方向を探さなけ
ればならない場合に初めて、旋回点の切替えが行われ
る。
【００２８】更に図５には旋回ローラ対２１に対応する
旋回ローラ対４４のための別の例が示されており、該ロ
ーラ対４４は、約９０°だけ２回旋回できて巻管に接離
可能になっている。旋回ローラ対４４は２つのローラ４
５，４６を有し、該ローラ４５，４６は、旋回可能に支
承されたセグメント状の旋回板３０′の上に位置し、そ
の旋回点３０″は、図６に基く矢印３０′′′の方向で
調節可能に支承されている。所要の巻掛け方向に応じ
て、ローラ４５又は４６は夫々巻管２に接離可能であ
る。図示の実施例にあっては、ローラ４５がその回転方
向において巻管２に接離されていて、帯材２６が横切断
された後にその積層面▽が巻き込まれるようになってい
る。この場合旋回アーム４１は旋回軸受４２に連結され
ている。
旋回ローラ対４４のための別の例が示されており、該ロ
ーラ対４４は、約９０°だけ２回旋回できて巻管に接離
可能になっている。旋回ローラ対４４は２つのローラ４
５，４６を有し、該ローラ４５，４６は、旋回可能に支
承されたセグメント状の旋回板３０′の上に位置し、そ
の旋回点３０″は、図６に基く矢印３０′′′の方向で
調節可能に支承されている。所要の巻掛け方向に応じ
て、ローラ４５又は４６は夫々巻管２に接離可能であ
る。図示の実施例にあっては、ローラ４５がその回転方
向において巻管２に接離されていて、帯材２６が横切断
された後にその積層面▽が巻き込まれるようになってい
る。この場合旋回アーム４１は旋回軸受４２に連結され
ている。
【００２９】図６によれば、ローラ４６が巻管２にその
回転方向で接離されていて、帯材の横切断後はその積層
面▽が外方に向いて巻き込まれている。この場合旋回ア
ーム４１は旋回軸受４２に連結されている。
回転方向で接離されていて、帯材の横切断後はその積層
面▽が外方に向いて巻き込まれている。この場合旋回ア
ーム４１は旋回軸受４２に連結されている。
【００３０】図７には別の実施例が図示されており、こ
の場合、帯材切断装置３４は横切断装置４７を装備して
いるだけである。この横切断装置４７は、制限されて旋
回可能で、かつ案内往復台４９において帯材２６に対し
横方向で巻管２に沿って直接引張り切断部として分離さ
れて取り付けられている横切断刃４８である。この実施
例にあっては、積層面▽が内方に向いて巻き込まれてい
る。その際旋回アーム４１は旋回軸受４３に連結されて
いる。
の場合、帯材切断装置３４は横切断装置４７を装備して
いるだけである。この横切断装置４７は、制限されて旋
回可能で、かつ案内往復台４９において帯材２６に対し
横方向で巻管２に沿って直接引張り切断部として分離さ
れて取り付けられている横切断刃４８である。この実施
例にあっては、積層面▽が内方に向いて巻き込まれてい
る。その際旋回アーム４１は旋回軸受４３に連結されて
いる。
【００３１】本発明は図示の実施例に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲においてその変更を許容するこ
とができると理解して頂き度い。つまり旋回アームに設
けられている横切断装置は、直線状又は噛み合って旋回
可能な横切断刃であっても、また巻管に対し横方向で案
内往復台上の鎌形刃又はフック形刃として、又は帯材に
対し横方向で調節可能な案内往復台における制限されて
旋回可能な横切断刃に構成されていても宜い。
はなく、特許請求の範囲においてその変更を許容するこ
とができると理解して頂き度い。つまり旋回アームに設
けられている横切断装置は、直線状又は噛み合って旋回
可能な横切断刃であっても、また巻管に対し横方向で案
内往復台上の鎌形刃又はフック形刃として、又は帯材に
対し横方向で調節可能な案内往復台における制限されて
旋回可能な横切断刃に構成されていても宜い。
【図１】本発明の第１実施例の正面図である。
【図２】巻管の巻掛けの変更の際における切換領域の図
である。
である。
【図３】巻管の巻掛け方向が同一である場合の切断位置
及び接離位置の図である。
及び接離位置の図である。
【図４】帯材の供給に影響を及ぼしている旋回ローラ対
の変化した配置を有している別の実施例の図である。
の変化した配置を有している別の実施例の図である。
【図５】旋回ローラ対の配置と、２つの切断装置を備え
て２つの旋回軸受を有している旋回アームと、の別の変
化実施例の図である。
て２つの旋回軸受を有している旋回アームと、の別の変
化実施例の図である。
【図６】変更された巻掛け方向と、２つの旋回軸受を備
えている旋回アームにおける横切断装置と、を備えた切
換領域内における切断位置及び接離位置の図である。
えている旋回アームにおける横切断装置と、を備えた切
換領域内における切断位置及び接離位置の図である。
【図７】別個の横切断装置を備えて２つの旋回軸受を有
している旋回アームの切断位置及び接離位置の図であ
る。
している旋回アームの切断位置及び接離位置の図であ
る。
１ 複式巻取反転装置 １′ 中心点 １″ 機枠 ２，３ 巻管 ４ 旋回円 ５ 帯材切断装置 ６ 旋回アーム ７ 旋回軸線 ８，９ 案内ローラ ９′ 回転中心 １０ 横切断装置 １１ 帯材切断装置 １２ 旋回アーム １３ 旋回軸線 １４，１５ 案内ローラ １５′ 回転中心 １６ 横切断装置 １７ 支持体 １８ 往復台 １９ 調節駆動部 ２０ 引出しローラ対 ２１ 旋回ローラ対 ２１′ 軸線 ２３ 旋回軸線 ２４，２５ ローラ ２６ 帯材 ２７ 巻取体 ２８，２９ 旋回点 ３０ 旋回アーム ３０′ 旋回板 ３０″ 旋回点 ３０′′′ 矢印 ３１，３２ 押圧部材 ３３ 機枠 ３４ 帯材切断装置 ３５，３６，３７，３８ 案内ローラ ３９，４０ 横切断装置 ４１ 旋回アーム ４２，４３ 旋回軸受 ４４ 旋回ローラ対 ４５，４６ ローラ ４７ 横切断装置 ４８ 横切断刃 ４９ 案内往復台
Claims (10)
- 【請求項１】 複式巻取反転装置において帯材を１つの
又は別の巻掛け回転方向の巻管に選択的に巻掛けるため
の装置であって、巻管を受容するために共通の旋回円上
の巻取位置保持体に配置されている少くとも２つの巻取
り位置と、供給される帯材を巻管の周りに巻掛け可能に
案内するための少くとも１つの案内ローラを備えた少く
とも１つの旋回アームと、巻管の後方の切断位置におい
て帯材を切断するための少くとも１つの横切断装置と、
供給される帯材を巻管に押圧するための少くとも１つの
ローラと、を有している形式のものにおいて、ローラ
（２４）に、帯材（２６）の向い合って位置している側
部に配置されて反対方向に回転している別のローラ（２
５）が配設されており、また両ローラ（２４，２５）と
も、帯板（２６）の運動方向に対しほぼ横方向に延びて
いる旋回軸線（２３）を中心に旋回可能であり、また両
ローラ（２４又は２５）の夫々の１方が、巻管（２）と
協働している押圧ローラ乃至接触ローラを形成してお
り、また１つの旋回アーム（６）又は複数の旋回アーム
（６，１２）が、旋回した接触ローラ（ローラ２４又は
２５）の夫々の回転方向に応じ、巻管（２）の周りの帯
材（２６）の離脱のために必要な旋回位置において旋回
可能になっていることを特徴とする、複式巻取反転装置
において帯材を１つの又は別の巻掛け回転方向の巻管に
選択的に巻掛けるための装置。 - 【請求項２】 １つの旋回ローラ対（２１）に統合され
て回転状に駆動されているローラ（２４，２５）が、そ
れらの間に位置している旋回円（２２）の中心点（２
３）を中心に、対称的に１８０°だけ旋回可能であるこ
とを特徴とする、請求項１記載の装置。 - 【請求項３】 ローラ（２４，２５）が１つの支持体
（１７）上に配置されており、該支持体（１７）は、往
復台（１８）上をスライド可能に案内されて、制御可能
な調節駆動部（１９）によって調節可能であることを特
徴とする、請求項１又は２記載の装置。 - 【請求項４】 ローラ（２４，２５）が、旋回運動可能
に支承されている支持体（１７）の支持フレーム（３
０）に、回転可能に支承されていることを特徴とする、
請求項１から３までのいづれか１項記載の装置。 - 【請求項５】 支持フレームがほぼＺ字状に形成された
旋回アーム（３０）によって形成されており、その自由
端部には、例へばシリンダ−ピストン−ユニットのよう
な押圧部材（３１，３２）によって巻管（２）に乃至は
より大きくなった巻取体（２７）に、接離可能になって
いるローラ（２４，２５）が、夫々帯材（２６）の側面
上で振子状に支承されていることを特徴とする、請求項
１から４までのいづれか１項記載の装置。 - 【請求項６】 ローラ（２４，２５）のための支持フレ
ームが、約９０°だけ左及び右に回転状に旋回可能なセ
グメント形式の旋回板（３０′）によって構成されてお
り、その旋回点（３０″）は、巻取り位置の旋回円
（４）の中心点（１′）と、巻管（２）の回転軸線とに
よって形成された直線上に位置している平面上で、供給
帯材（２６）に沿って調節可能に支承されていることを
特徴とする、請求項１から４までのいづれか１項記載の
装置。 - 【請求項７】 帯材（２６）の１方（下方）の面に位置
して横切断装置（１０）と２つの案内ローラ（８，９）
とを備えている旋回アーム（６）には、ほぼ同一に形成
されかつ横切断装置（１６）と２つの案内ローラ（１
４，１５）とを備えている旋回アーム（１２）が、帯材
の他方（上方）の面に配設されていることを特徴とす
る、請求項１から５までのいづれか１項記載の装置。 - 【請求項８】 両巻掛け回転方向に対し共通の旋回アー
ム（４１）が設けられており、該旋回アーム（４１）
は、その端部の近傍に選択的に使用可能な２つの旋回軸
受（４２，４３）を有していることを特徴とする、請求
項１から６までのいづれか１項記載の装置。 - 【請求項９】 共通の旋回アーム（４１）が、各側部上
に２つの案内ローラ（３５，３６，３７，３８）と、夫
々１つの分離された横切断装置（３９，４０）とを有し
ていることを特徴とする、請求項８記載の装置。 - 【請求項１０】 両巻掛け回転装置に対し共通でかつ制
限されて旋回可能な横切断装置（４７）が、案内往復台
（４９）内で帯材（２６）に対し横方向に運動可能な横
切断刃（４８）を有していることを特徴とする、請求項
１から９までのいづれか１項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4104082A DE4104082C2 (de) | 1991-02-11 | 1991-02-11 | Vorrichtung zum wahlweisen Umschlingen von Wickelhülsen in der einen oder anderen Umschlingungsdrehrichtung durch eine Warenbahn bei Mehrfach-Wickelwendemaschinen |
| DE4104082.1 | 1991-02-11 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0570003A true JPH0570003A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=6424802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4022256A Pending JPH0570003A (ja) | 1991-02-11 | 1992-02-07 | 複式巻取反転装置において帯材を１つの又は別の巻掛け回転方向の巻管に選択的に巻掛けるための装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5251836A (ja) |
| JP (1) | JPH0570003A (ja) |
| DE (1) | DE4104082C2 (ja) |
| IT (1) | IT1254427B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106115324A (zh) * | 2016-08-08 | 2016-11-16 | 常熟市飞龙无纺机械有限公司 | 无纺布成卷机 |
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-
1992
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- 1992-02-07 JP JP4022256A patent/JPH0570003A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106115324A (zh) * | 2016-08-08 | 2016-11-16 | 常熟市飞龙无纺机械有限公司 | 无纺布成卷机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5251836A (en) | 1993-10-12 |
| ITMI920247A1 (it) | 1993-08-07 |
| DE4104082C2 (de) | 1994-07-14 |
| ITMI920247A0 (it) | 1992-02-07 |
| IT1254427B (it) | 1995-09-25 |
| DE4104082A1 (de) | 1992-08-13 |
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