JP2002370765A - 合成樹脂製注出キャップ - Google Patents

合成樹脂製注出キャップ

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JP2002370765A JP2002051861A JP2002051861A JP2002370765A JP 2002370765 A JP2002370765 A JP 2002370765A JP 2002051861 A JP2002051861 A JP 2002051861A JP 2002051861 A JP2002051861 A JP 2002051861A JP 2002370765 A JP2002370765 A JP 2002370765A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップ本体と外キャップ体とから構成され
るピルファープルーフキャップにおいて、キャップの開
封により分離したピルファープルーフ機能部分を確実に
下降変位させ、この変位によりピルファープルーフ機能
を確実にそして有効に発揮させる。 【解決手段】 壜口筒28に密嵌装して注出口を開設す
るキャップ本体2と、キャップ本体2に螺合着脱して注
出口を開閉する外キャップ体15とから成り、キャップ
本体2に組付き筒3の外周面に第1係止部5を形成し、
外キャップ体15の外装筒20の下端に破断片21を介
して一体設された封止リング24に、第1係止部5に下
方から係止する第2係止部25を設け、外装筒20の下
端に設けた第1押圧斜面部23に対し、螺脱方向側か
ら、螺条のリード角aよりも大きい鋭角である傾斜角b
で当接すべく、間近に対向する第2押圧斜面部27を、
封止リング24の上端に設け、外キャップ体15の螺脱
動作時の両押圧斜面部の当接により、封止リング24を
強制的に押し下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壜体の口筒に組付
けられ、内容液の注出口を開設したキャップ本体と、こ
のキャップ本体の注出口を開閉する外キャップ体とから
構成された、不正開封防止機能付き合成樹脂製注出キャ
ップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】不正開封防止機能(ピルファープルーフ
機能)を有するキャップの従来技術として、実公平07
−12294号公報に開示された技術がある。
【0003】この従来技術は、ヒンジ結合した上蓋で開
閉される注出口を形成し、壜口筒に着脱可能に螺合組付
けされる蓋本体に、壜口筒の開口部を覆って塞ぐ金属板
製の内蓋を組付けて蓋を構成し、蓋本体のスカート壁の
下端部に破断ラインを形成して、このスカート壁を上位
の主部と下位のピルファープルーフ裾部とに区画すると
共に、主部とピルファープルーフ裾部とを破断し易い複
数のリブで連結し、ピルファープルーフ裾部の内面に、
壜口筒の環状係止あご部に乗り越えて下方から係止する
係止突起を設けて、ピルファープルーフ機能を発揮す
る。
【0004】この従来技術にあっては、内蓋を除去して
壜を初めて開封するに際して、蓋本体を壜口筒から螺脱
させる必要があるが、蓋本体の壜口筒からの螺脱によ
り、リブが破断されて、ピルファープルーフ裾部が主部
から分離し、壜口筒の下部まで落下するので、内蓋除去
後に蓋本体を壜口筒に装着した状態では、この装着した
蓋本体からピルファープルーフ裾部が分離しているの
で、この分離状態を見て、その壜が既に開封されたもの
であると、判断することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術にあっては、壜口筒から蓋本体を螺脱させて
リブを破断しても、湿気等により、ピルファープルーフ
裾部が、壜口筒に付着して落下変位しないことがあり、
この状態で蓋本体を壜口筒に螺着すると、外観上リブ破
断前と変わりがなくなり、このためピルファープルーフ
機能が有効に発揮されないことがしばしば発生する、と
云う問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、ピルファー
プルーフキャップにおいて、リブ相当部分を破断して蓋
本体を螺脱させる際に、ピルファープルーフ裾部相当部
分を確実に落下変位させることを技術的課題とし、もっ
てピルファープルーフ機能を確実に発揮させることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、壜口筒
に、外嵌して乗り越え係止する組付き筒を有し、密嵌装
して注出口を形成するキャップ本体を有すること、この
キャップ本体に着脱自在に螺合して、キャップ本体の注
出口を開閉する有頂筒形状の外キャップ体を有するこ
と、キャップ本体の組付き筒の外周面に第1係止部を形
成すること、閉状態でキャップ本体の組付き筒に外装す
る外キャップ体の外装筒の下端に、キャップ本体の第1
係止部に下方から係止する第2係止部を設けた封止リン
グを、複数の破断片を介して一体に連設すること、外キ
ャップ体の外装筒の下端に設けた複数の第1押圧斜面部
に対して、この第1押圧斜面部に螺脱方向側から、キャ
ップ本体の螺条のリード角よりも大きい鋭角である傾斜
角で、摺動可能に当接すべく、間近に対向する複数の第
2押圧斜面部を、封止リングの上端に設けること、にあ
る。
【0008】注出キャップを壜口筒に組付けた状態で
は、キャップ本体の注出口を、このキャップ本体に螺合
組付きした外キャップ体が密閉し、またキャップ本体の
組付き筒に外嵌した外キャップ体の封止リングが、その
第2係止部を、キャップ本体の組付き筒の外周面に形成
された第1係止部に、下方から係止させている。
【0009】この状態から外キャップ体を螺脱回動させ
ると、上昇変位する外キャップ体の本体筒と外装筒の組
合せ物に対して、封止リングは、第1係止部と第2係止
部との係止により、上昇変位不能となっているので、破
断片が破断される。
【0010】破断片の破断により、通常は封止リングが
自重により落下変位するが、湿気等により、封止リング
が壜口筒に付着して落下しない場合には、破断片の破断
と同時、またはその直後に、外装筒の第1押圧斜面部が
封止リングの第2押圧斜面部に当接し、この両押圧斜面
部がキャップ本体の螺条のリード角、すなわちキャップ
本体と外キャップ体との螺合機能部のリード角よりも大
きい鋭角である傾斜角で当接するので、封止リングは外
装筒により強制的に押し下げられ、以下自重により確実
に落下変位する。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、外キャップ体の外装筒に、第1押圧斜面部
と組合せて第1突き当たり部を形成し、この第1突き当
たり部に対して、螺合方向側から乗り越え不能に突き当
たるべく、間近に対向する第2突き当たり部を、第2押
圧斜面部と組合せて封止リングに形成した、ことを加え
たものである。
【0012】この請求項2記載の発明にあっては、第1
突き当たり部に対する第2突き当たり部の突き当たりに
より、外装筒に対して封止リングが螺脱方向に回動する
ことができず、壜口筒に対して外装筒を一緒に螺合方向
に回動することになるので、外キャップ体をキャップ本
体に螺合組付けする際に、破断し易い破断片が破断す
る、と云う不都合の発生を未然に防止する。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成に、第1突き当たり部と第1押圧斜面部とを組
合わせた第1組合せ部と、第2突き当たり部と第2押圧
斜面部とを組合わせた第2組合せ部の一方を突片に形成
し、他方を前記した突片が入り込む凹部に形成した、こ
とを加えたものである。
【0014】この請求項3記載の発明にあっては、突き
当たり部と押圧斜面部との組合せ部、および両突き当た
り部および両押圧斜面部の対向構造が簡単となり、その
分成形が容易となる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明の構成に、一方を一つの突片に形成し、他方を前記突
片が入り込む凹部に形成した、第1組合せ部と第2組合
せ部とのそれぞれを、周方向に、波形状に連設した、こ
とを加えたものである。
【0016】この請求項4記載の発明にあっては、同一
構成の対向構造となる、外装筒の下端に形成した第1組
合せ部と、封止リングの上端に形成した第2組合せ部と
が、それぞれ、周方向に波形状に連設しているため、外
装筒の下端の形状と封止リングの上端の形状との対称性
が良くなり、両突き当たり部および両押圧斜面部が上述
の機能を発揮するとともに、外観上の美観が向上する。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項2、3また
は4記載の発明の構成に、外装筒の下面若しくは封止リ
ングの上面のどちらか一方に、他方に向けて、外装筒と
封止リングとの間隙を小さくする突起部を突設した、こ
とを加えたものである。
【0018】この請求項5記載の発明にあっては、外装
筒と封止リングとの間隙を小さくする突起部を突設した
ため、キャップ本体に外キャップ体を、初めて螺合組付
けする際に、突起部が、他方の封止リングの上面若しく
は外装筒の下面に突き当たって、外装筒と封止リングと
のストロークを確保し、該ストロークが小さくなること
により、破壊しやすい破断片が撓んで破壊されるのを防
止する。
【0019】また、外キャップ体をキャップ本体に組付
ける際に、外キャップ体が多少撓んだ場合であっても、
突起部が他方の封止リングの上面若しくは外装筒の下面
を押圧するため、外キャップ体の封止リングに設けた第
2係止部が、キャップ本体の組付き筒の外周面に形成さ
れた第1係止部を確実に乗り越えて、第1係止部に下方
から係止する。
【0020】また、外キャップ体をキャップ本体に組付
ける際に、外キャップ体が多少撓んだ場合であっても、
突起部が他方の封止リングの上面若しくは外装筒の下面
に押圧するため、外キャップ体の封止リングを設けた第
2係止部が、キャップ本体の組付き筒の外周面に形成さ
れた第1係止部を確実に乗り越えて、第1係止部に下方
から係止する。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項1、2、
3、4または5記載の発明の構成に、外キャップ体の封
止リングの高さ幅を、壜口筒に装着した状態で、該壜口
筒のネックリングに、ほぼ下端が達する値となるように
設定したこと、を加えたものである。
【0022】この請求項6記載の発明にあっては、設定
組付き筒の下端縁とネックリングとの間に形成される隙
間を、封止リングの下端でネックリングをほぼ覆い隠し
て微小とするため、組付き筒の下端縁とネックリングと
の間に形成される隙間に、硬貨等の硬質物を差し込むこ
とができない。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5または6記載の発明の構成に、組付き筒の少
なくとも下端部に割溝を設け、壜口筒に対するキャップ
本体の組付き強度を、壜口筒に対して空回りすることが
ない範囲で、人手によるもぎ取り状の取り外しができる
程度に設定した、ことを加えたものである。
【0024】この請求項7記載の発明にあっては、割溝
の個数や溝長さの形状により、壜口筒に対するキャップ
本体の組付き強度を適正な範囲に精度高く設定でき、注
出キャップを、壜口筒から分別して回収する際し、キャ
ップ本体を掴んで、壜口筒からもぎ取り状に分離させる
外力に対して、組付き筒の拡径方向への撓み変形程度を
適正な範囲に設定できる。
【0025】請求項8記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5または6記載の発明の構成に、壜口筒に外嵌
するキャップ本体の組付き筒の内周面下端部に、壜口筒
の開口部外周に設けられた係止周条を乗り越え係止する
係止突条を設け、壜口筒に対するキャップ本体の組付き
強度の設定手段として、組付き筒の係止突条を断続的な
周突条構造とした、ことを加えたものである。
【0026】請求項8記載の発明にあっては、壜口筒の
係止周条を乗り越え係止している、組付き筒の内周面下
端部に設けた係止突条が、断続した周突状構造となって
いるため、係止突条の欠落分だけ組付き筒が薄肉となっ
て、拡径し易くなり、キャップ本体を、壜口筒から分別
して回収する際し、キャップ本体をもぎ取り状に分離さ
せる外力に対して、組付き筒の拡径方向への撓み変形程
度を適正な範囲に設定できる。
【0027】なお、断続した周突条状構造とは、対向す
る二箇所、または等間隔の複数箇所に、周突条構造の係
止突状が除去されて、欠落部分を有する周突条状構造を
いう。
【0028】請求項9記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、7または8記載の発明の構成に、キャ
ップ本体の組付き筒の下端縁とネックリングとの間に、
硬貨等の硬質物の端部が侵入可能な間隙を形成した、こ
とを加えたものである。
【0029】この請求項9記載の発明にあっては、力の
弱い人でも、硬貨等の身近な硬質物を使用して、キャッ
プ本体の壜口筒からの分離を、こじ開け状に簡単に達成
することが可能となる。
【0030】請求項10記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、7、8または9記載の発明の構成に、
キャップ本体と外キャップ体とを異色とした、ことを加
えたものである。
【0031】この請求項10記載の発明にあっては、破
断片が破断して、外キャップ体の封止リングが、下降限
まで下降変位するので、外キャップ体の下側に異色のキ
ャップ本体の組付き筒の下部が露出して目立つことにな
り、これによりピルファープルーフ機能がより効果的に
発揮されることになる。
【0032】請求項11記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、7、8、9または10記載の発明の構
成に、キャップ本体に形成される注出口を、内容液の注
出をガイドすべく設けた注出筒の底壁である封止壁に、
閉ループを描く破断溝により区画形成された、プルリン
グ等を有する抜栓部の破断除去により開設される、プル
オープン式の注出口とした、ことを加えたものである。
【0033】この請求項11記載の発明にあっては、注
出口の開設までの壜容器の密閉を、確実にかつ強固に達
成維持することになる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図面
を参照しながら説明する。注出キャップ1は、ポリプロ
ピレン樹脂もしくは低密度ポリエチレン樹脂製のキャッ
プ本体2と外キャップ体15とから構成されている。
【0035】キャップ本体2は、壜口筒28に外嵌し、
ネックリング30との間に、硬質物の端部、例えば硬貨
の周端部が侵入できる間隙を形成する高さに成形された
組付き筒3の上端に、内鍔状の頂壁6を介して、外周面
に螺条8を刻設した螺合筒7を立設し、この螺合筒7の
上端に内鍔片10を介して、上端部をラッパ状に拡径し
た有底筒状の注出筒11を連設し、この注出筒11の底
壁である封止壁12に、閉ループ状に形成された破断溝
14により区画形成された、プルリング等を有する抜栓
部13を形成して構成されている。
【0036】壜口筒28に外嵌する組付き筒3は、その
内周面下端部に、壜口筒28の開口部外周に設けられた
係止周条29に乗り越え係止する係止突条4を設けて、
壜口筒28に対する係止機能部分を構成し、またこの係
止突条4に隣接する上位の外周面箇所となる、係止周条
29に対向する部分の外周面箇所に、突周条状の第1係
止部5を形成している。
【0037】なお、螺合筒7を垂下状に延長設されたシ
ール筒片9は、壜口筒28に密嵌入することにより、キ
ャップ本体2の壜口筒28に対する組付きを、充分に密
になるようにしている。
【0038】外キャップ体15は、注出筒11の開口端
に密嵌入する栓筒片18を下面に垂下設した頂板16の
周端縁から、螺合筒7に螺合する本体筒17を垂下設
し、この本体筒17の下端に、外鍔片19を介して、組
付き筒3に外嵌する外装筒20を垂下設し、この外装筒
20の下端に、破断し易い複数の破断片21を介して、
内周面に第1係止部5を乗り越えて下方から係止する突
条状の第2係止部25を設けた封止リング24を連設し
て構成されている。
【0039】なお、図示実施例では、第1係止部5およ
び第2係止部25共に突条構造となっているが、これに
限定されることはなく、一方を他方の突条が係合する凹
溝構造としても良い。
【0040】封止リング24は、第1係止部5からネッ
クリング30までの高さ幅と、ネックリング30の外径
よりも大きい内径を有しているので、図2の開封前の状
態では、その上端部を第1係止部5に略当接させ、その
下端部をネックリング30の外周面に対向させることに
なり、破断片21の破断時には、ネックリング30に邪
魔されることなく、落下変位することを可能としてい
る。
【0041】この封止リング24の上端面には、外装筒
20の下端面に設けられた第1突き当たり部22と第1
押圧斜面部23とを組合せた第1組合せ部31に対し
て、周方向から個々に間近に対向する第2突き当たり部
26と第2押圧斜面部27とを組合せた第2組合せ部3
2が設けられている。
【0042】図4図示実施例の場合、第1組合せ部31
の一つが、一つの突片に形成されており、これに対して
第2組合せ部32の一つが、二つの突片の間の凹部に形
成されており、また図5図示実施例の場合には、第1組
合せ部31の一つが、一つの凹部に形成されており、こ
れに対して第2組合せ部32一つが、一つの突片に形成
されている。
【0043】図6図示実施例の場合は、図5図示実施例
の場合と反対に、第1組合せ部31の一つが突片に形成
されており、これに対向する第2組合せ部32の一つが
凹部に形成されている。
【0044】図4図示実施例の場合、外装筒20と封止
リング24との間に大きな隙間が開くので、その分、外
キャップ体15を成形するのに要する合成樹脂材料の量
を少なくすることが可能であるが、これに対して図5及
び図6図示実施例の場合は、破断し易い破断片21を短
く構成できるので、その分、成形が容易となる。
【0045】第1突き当たり部22と第2突き当たり部
26は、キャップ本体2に外キャップ体15を、初めて
螺合組付けする際に、相互の突き当たりにより、封止リ
ング24の外装筒20に対する螺脱方向への回動変位を
不能として、一体に螺合回動させ、これにより第1係止
部5に対する第2係止部25の強引な乗り越えを可能と
している。
【0046】図7図示実施例の場合は、外装筒20の下
面となる、第1組合せ部31の底部に、封止リング24
の上面に向けて、外装筒20と封止リング24との間隙
を小さくする突起部33を突設している。
【0047】外キャップ体15をキャップ本体2に初め
て螺合組付けする際に、突起部33が、封止リング24
の上面に突き当たって、外装筒20と封止リング24と
のストロークを確保し、該ストロークが小さくなること
により、破壊しやすい破断片21が撓んで破断するのを
防止する。
【0048】また、外キャップ体15をキャップ本体2
に螺合組付けする際に、外キャップ体15が多少撓んだ
場合であっても、突起部33が封止リング24の上面を
押圧し、第2係止部25が第1係止部5を確実に乗り越
えて、第1係止部5に下方から係止する。
【0049】第1押圧斜面部23と第2押圧斜面部27
は(以下、図8参照)、外キャップ体15を初めて螺脱
方向に回動させた際に、螺条8のリード角aよりも大き
い鋭角である傾斜角bで当接するので、両押圧斜面部の
当接が終了する外キャップ体15の回動範囲(この回動
範囲の初期に破断片21は破断している)で、第1押圧
斜面部23が、リード角aに沿った方向eに移動する
と、第2押圧斜面部27は、押し下げられて、方向fに
下降変位する。
【0050】すなわち、キャップ本体2がリード角aに
従って距離cだけ上昇変位するのに対し、第1係止部5
に対する第2係止部25の係止により上昇変位不能とな
っていて、キャップ本体2と一緒に回動することのでき
ない封止リング24は、キャップ本体2に対して、傾斜
角bに従って距離cよりも大きい距離dだけ押し下げら
れるのである。
【0051】このように、封止リング24は、螺脱する
キャップ本体2から距離dだけ強制的に押し下げられる
ことになり、これにより第1係止部5に第2係止部25
が係止した位置で、封止リング24が壜口筒28の第1
係止部5に、湿気等により付着していたとしても、封止
リング24は、第1係止部5から確実に分離して、自重
により下降変位する。
【0052】第1組合せ部31と第2組合せ部32は、
図9に示すように、周方向に沿って間隔を開けて同一の
構成のものを複数設けるのが最も簡単である。また、図
10に示すように、対向した一対の組合せ部を周方向に
波形状に連設すると、外装筒20の下端の形状と封止リ
ング24の上端の形状の対称性が良くなり、外観上の美
観が向上し、意匠性が良くなる。
【0053】これに対して、図11に示した構成のよう
に、対向した一対の両組合せを、周方向に沿ってやや長
い突片と凹部との組合せで構成することにより、この周
方向に長い組合せ部分に、離型のための抜きテーパーを
形成することができ、これにより注出キャップ1を成形
する金型装置のキャビティ金型を、駒金型を設ける必要
のない、単純な割金型で構成することができる。
【0054】封止リング24は、その上端部を第1係止
部5に略当接させているので、組付き筒3の拡径変形を
抑えることになり、このため例え組付き筒3を、壜口筒
28からの分別が容易であるように、肉薄に構成した場
合であっても、この組付き筒3の妄りな拡径変形の発生
を阻止して、キャップ本体2の壜口筒28に対する安定
した嵌装組付きを達成維持し、また組付き筒3とネック
リング30との間に形成される間隙を覆い隠し、これに
よりキャップ本体2を直接こじ開け状に分離させようと
する、不正処理を不能としている。
【0055】また、第2係止部25を含めた封止リング
24の最小内径値は、ネックリング30の外径よりも大
きい値に設定されており、このため破断片21が破断し
た際は、図3に示すように、封止リング24は、その自
重により、ネックリング30の下位まで下降変位するこ
とが可能となり、これにより第2係止部25がネックリ
ング30に引っ掛かって、封止リング24の上端が組付
き筒3の下端部に外装したままとなって、組付き筒3の
拡径変形が不能となる、と云う不都合の発生を防止す
る。
【0056】壜口筒28から注出キャップ1を分別する
際は、外キャップ体15を螺着させた状態でキャップ本
体2をもぎ取り状に強引に分別しても良いのであるが、
組付き筒3とネックリング30との間の間隙に、硬貨の
周端部等の身近な硬質物の端部を差し込み、これで組付
き筒3を拡径方向にこじ開けることにより、注出キャッ
プ1を簡単に分別できる。
【0057】また、図12に示すように、組付き筒3の
係止突状4を形成した下端部に割溝4aを設け、壜口筒
28に対するキャップ本体2の組付き強度を、壜口筒2
8に対して空回りすることがない範囲で、人手によるも
ぎ取り状の取り外すができる程度に設定する。
【0058】組付き筒3は、人手によるもぎ取り力の作
用により、割溝4aが拡径して、組付き筒3が充分に撓
み変形し、力の弱い人でも、注出キャップ1の壜口筒2
8のもぎ取り状分別が、円滑に達成される。
【0059】割溝4aの形成にあたっては、壜口筒28
に対するキャップ本体2の組付き強度が適正な範囲とな
り、かつ、弱いもぎ取り作用によってキャップ本体2の
もぎ取りが可能となる範囲となるように、個数のみなら
ず、長さ、幅等を、壜体容器全体の構造、使用状態を考
慮しながら設計する必要がある。
【0060】図13に示すように、組付き筒3の係止突
状4を断続的な周突状構造とすると、係止突状4の欠落
部分だけ組付き筒3が薄肉となって、拡径し易くなり、
力の弱い人でも、壜口筒28から注出キャップ1のもぎ
取り状分別を円滑に達成できる。
【0061】係止突条4は、壜口筒28に対するキャッ
プ本体2の組付き強度が適正な範囲となり、かつ、弱い
もぎ取り作用によっても、キャップ本体2のもぎ取りが
可能となる範囲となるように、使用状態等を考慮して、
対向する二箇所、または等間隔の複数箇所に、係止突条
4を除去した欠落した部分を設計し、断続した周突条構
造とする必要がある。
【0062】その他、プルリングを引っ張って、抜栓部
13を開放した開口部から、スプーンの柄等の身近な硬
質物を差し込んで、内鍔状となっている封止壁12に硬
質物の一端を引っ掛け、該硬質物をてこ状に作用させて
キャップ本体2を持ち上げることにより、キャップ本体
2を、壜口筒28から簡単に分別することも可能であ
る。
【0063】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。請求項1記載の発明にあ
っては、キャップ本体に対して外キャップ体を螺脱させ
て、破断片を破断した際に、封止リングの自重による下
降変位を確実に得ることができ、これにより確実で安定
したピルファープルーフ機能が、常に発揮されることに
なる。
【0064】また、封止リングを強制的に下降変位させ
る動作は、外キャップ体の螺脱操作そのものにより達成
されるので、その操作が確実で簡単である。
【0065】請求項2記載の発明にあっては、第1突き
当たり部と第2突き当たり部と組合せにより、螺合動作
により、破断片を破断させることなく、安全に第1係止
部に第2係止部を強引に乗り越え係止させることがで
き、また第1突き当たり部および第2突き当たり部を利
用して、第1押圧斜面部および第2押圧斜面部を設けた
ので、押圧斜面部の形成が容易となる。
【0066】請求項3記載の発明にあっては、突き当た
り部と押圧斜面部の組合せ構造、および両突き当たり部
および両押圧斜面部の対向構造が簡単となり、その分、
注出キャップの成形が容易となる。
【0067】請求項4記載の発明にあっては、同一構成
の対向構造となる、第1組合せ部と第2組合せ部とのそ
れぞれが、周方向に波形状に連続しているため、外装筒
の下端の形状と封止リングの上端の形状との対称性が良
くなり、両押圧斜面部及び両突き当り部の機能を発揮す
るとともに、外観上の美観が向上し、意匠性が良くな
る。
【0068】請求項5記載の発明にあっては、外装筒と
封止リングとの間隙を小さくする突起部を突設したた
め、キャップ本体に外キャップ体を、初めて螺合組付け
する際に、突起部により、外装筒と封止リングとのスト
ロークを確保して、破壊しやすい破断片が撓んで破壊さ
れるのを防止する。また、外キャップ体をキャップ本体
に螺合組付けする際に、外キャップ体が多少撓んだ場合
であっても、突起部が、他方の封止リングの上面若しく
は外装筒の下面を押圧し、外キャップ体の第2係止部
が、キャップ本体の第1係止部を確実に乗り越えて、第
1係止部に下方から係止する。
【0069】請求項6記載の発明にあっては、組付き筒
の下端縁とネックリングとの間に形成される隙間が、封
止リングによりほぼ覆い隠されることになり、これによ
り組付き筒の下端縁とネックリングとの間に形成される
隙間に、硬貨等の硬質物を差し込むことができず、これ
により硬質物を利用しての注出キャップの不正分別を阻
止し、もって壜容器の安全性を、充分にそして確実に高
めることができる。
【0070】請求項7記載の発明にあっては、組付き筒
の下端に設ける割溝の個数や、溝長さの形状により、壜
口筒に対するキャップ本体の組付き強度を適正な範囲に
精度高く設定することができ、注出キャップを、壜口筒
から分別して回収する際し、キャップ本体を掴んで、壜
口筒からもぎ取り状に分離させる外力に対して、組付き
筒の拡径方向への撓み変形程度を適正な範囲に設定する
ことができる。
【0071】請求項8記載の発明にあっては、組付き筒
の係止突条の対向する二箇所、または等間隔の複数箇所
を除去して、係止突条を断続的な周突条構造とし、壜口
筒に対するキャップ本体の組付き強度が適正な範囲とな
るように精度高く設定するとともに、組付き筒の拡径を
し易くして、注出キャップを、壜口筒から分別して回収
する際の撓み変形程度を適正な範囲に設定することがで
きる。
【0072】請求項9記載の発明にあっては、硬貨等の
身近な硬質物を使用して、キャップ本体の壜口筒からの
分離を簡単に達成することができるので、注出キャップ
の分別回収を、大きな力を要することなく、簡単に行な
うことができる。
【0073】請求項10記載の発明にあっては、破断片
の破断を、注出キャップの外観の色分布変化として現出
するので、きわめて高いピルファープルーフ機能が有効
に発揮されることになる。
【0074】請求項11記載の発明にあっては、注出口
開設までの壜容器の密閉を強固に確実に達成維持するこ
とができ、もってより高い安全性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、組立て前の全体斜視
図。
【図2】図1に示した実施例の、外キャップ体螺脱前の
半縦断面図。
【図3】図1に示した実施例の、外キャップ体螺脱後の
半縦断面図。
【図4】本発明の要部の一実施例を示す、部分拡大正面
図。
【図5】本発明の要部の第二の実施例を示す、部分拡大
正面図。
【図6】本発明の要部の第三の実施例を示す、部分拡大
正面図。
【図7】本発明の要部の第四の実施例を示す、部分拡大
正面図。
【図8】本発明の動作を説明するための、説明図。
【図9】本発明の外キャップ体の一実施例を示す、分断
全体斜視図。
【図10】本発明の外キャップ体の第二実施例を示す、
部分拡大正面図。
【図11】本発明の外キャップ体の他の実施例を示す、
分断全体斜視図。
【図12】本発明のキャップ本体の他の実施例を示す、
分断全体斜視図。
【図13】本発明のキャップ本体の他の実施例を示す、
底面図。
【符号の説明】
1 ; 注出キャップ 2 ; キャップ本体 3 ; 組付き筒 4 ; 係止突条 4a; 割溝 5 ; 第1係止部 6 ; 頂壁 7 ; 螺合筒 8 ; 螺条 9 ; シール筒片 10; 内鍔片 11; 注出筒 12; 封止壁 13; 抜栓部 14; 破断溝 15; 外キャップ体 16; 頂板 17; 本体筒 18; 栓筒片 19; 外鍔片 20; 外装筒 21; 破断片 22; 第1突き当たり部 23; 第1押圧斜面部 24; 封止リング 25; 第2係止部 26; 第2突き当たり部 27; 第2押圧斜面部 28; 壜口筒 29; 係止周条 30; ネックリング 31; 第1組合せ部 32; 第2組合せ部 33; 突起部 a ; リード角 b ; 傾斜角 c ; 距離 d ; 距離 e ; 方向 f ; 方向
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月26日(2002.3.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
または4記載の発明の構成に、外装筒の下面若しくは封
止リングの上面のどちらか一方に、他方に向けて、外装
筒と封止リングとの間隙を小さくする突起部を突設し
た、ことを加えたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 47/36 B65D 47/36 D Fターム(参考) 3E084 AA12 BA03 CA01 CB01 CB02 CC04 CC05 DA01 DB03 DB12 DB13 DB17 DC04 DC05 EA04 EB01 EB02 EC04 EC05 FA09 FB01 FC04 GA01 GA08 GB01 GB08 GB12 HB02 HD04 KA13 LA03 LA07 LA17 LB02 LB09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壜口筒(28)に、外嵌して乗り越え係止す
    る組付き筒(3) を有し、密嵌装して注出口を形成するキ
    ャップ本体(2) と、該キャップ本体(2) に着脱自在に螺
    合して、前記注出口を開閉する有頂筒形状の外キャップ
    体(15)とから構成され、前記組付き筒(3) の外周面に第
    1係止部(5) を形成し、閉状態で前記組付き筒(3) に外
    装する外キャップ体(15)の外装筒(20)の下端に、前記第
    1係止部(5) に下方から係止する第2係止部(25)を設け
    た封止リング(24)を、複数の破断片(21)を介して一体に
    連設し、前記外装筒(20)の下端に設けた複数の第1押圧
    斜面部(23)に対して、該第1押圧斜面部(23)に螺脱方向
    側から、前記キャップ本体(2) の螺条(8) のリード角
    (a) よりも大きい鋭角である傾斜角(b) で、摺動可能に
    当接すべく、間近に対向する複数の第2押圧斜面部(27)
    を、前記封止リング(24)の上端に設けて成る合成樹脂製
    注出キャップ。
  2. 【請求項2】 外装筒(20)に、第1押圧斜面部(23)と組
    合せて第1突き当たり部(22)を形成し、該第1突き当た
    り部(22)に対して、螺合方向側から乗り越え不能に突き
    当たるべく、間近に対向する第2突き当たり部(26)を、
    第2押圧斜面部(27)と組合せて封止リング(24)に形成し
    た請求項1記載の合成樹脂製注出キャップ。
  3. 【請求項3】 第1突き当たり部(22)と第1押圧斜面部
    (23)とを組合わせた第1組合せ部(31)と、第2突き当た
    り部(26)と第2押圧斜面部(27)とを組合わせた第2組合
    せ部(32)の一方を、突片に形成し、他方を、前記突片が
    入り込む凹部に形成した請求項2記載の合成樹脂製注出
    キャップ。
  4. 【請求項4】 一方を一つの突片に形成し、他方を前記
    突片が入り込む凹部に形成した、第1組合せ部(31)と第
    2組合せ部(32)とのそれぞれを、周方向に、波形状に連
    設した請求項3記載の合成樹脂製注出キャップ。
  5. 【請求項5】 外装筒(20)の下面、封止リング(24)の上
    面のどちらか一方に、他方に向けて、外装筒(20)と封止
    リング(24)との間隙を小さくする突起部(33)を突設した
    請求項2、3または4記載の合成樹脂製注出キャップ。
  6. 【請求項6】 封止リング(24)の高さ幅を、壜口筒(28)
    に装着した状態で、該壜口筒(28)のネックリング(30)
    に、ほぼ下端が達する値となるように設定した請求項
    1、2、3、4または5記載の合成樹脂製注出キャッ
    プ。
  7. 【請求項7】 組付き筒(3)の少なくとも下端部に割溝
    (4a)を設け、壜口筒(28)に対するキャップ本体(2)の組
    付き強度を、前記壜口筒(28)に対して空回りすることが
    ない範囲で、人手によるもぎ取り状の取り外しができる
    程度に設定した請求項1、2、3、4、5または6記載
    の合成樹脂製注出キャップ。
  8. 【請求項8】 壜口筒(28)に外嵌する組付き筒(3)の内
    周面下端部に、前記壜口筒(28)の開口部外周に設けられ
    た係止周条(29)を乗り越え係止する係止突条(4)を設
    け、壜口筒(28)に対するキャップ本体(2)の組付き強度
    の設定手段を、前記係止突条(4)を断続した周突条構造
    とした請求項1、2、3、4、5または6記載の合成樹
    脂製注出キャップ。
  9. 【請求項9】 組付き筒(3) の下端縁とネックリング(3
    0)との間に、硬貨等の硬質物の端部が侵入可能な間隙を
    形成した請求項1、2、3、4、5、6、7または8記
    載の合成樹脂製注出キャップ。
  10. 【請求項10】 キャップ本体(2) と外キャップ体(15)
    とを異色とした請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    または9記載の合成樹脂製注出キャップ。
  11. 【請求項11】 キャップ本体(2) に形成される注出口
    を、内容液の注出をガイドすべく設けた注出筒(11)の底
    壁である封止壁(12)に、閉ループを描く破断溝(14)によ
    り区画形成された、プルリング等を有する抜栓部(13)の
    破断除去により開設される、プルオープン式の注出口と
    した請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または
    10記載の合成樹脂製注出キャップ。
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