JP2002364458A - 気化器 - Google Patents

気化器

Info

Publication number
JP2002364458A
JP2002364458A JP2001166407A JP2001166407A JP2002364458A JP 2002364458 A JP2002364458 A JP 2002364458A JP 2001166407 A JP2001166407 A JP 2001166407A JP 2001166407 A JP2001166407 A JP 2001166407A JP 2002364458 A JP2002364458 A JP 2002364458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle valve
choke
valve
idle
starting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001166407A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4602596B2 (ja
Inventor
Noboru Yanaka
襄 谷中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zama Japan Co Ltd
Original Assignee
Zama Japan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zama Japan Co Ltd filed Critical Zama Japan Co Ltd
Priority to JP2001166407A priority Critical patent/JP4602596B2/ja
Publication of JP2002364458A publication Critical patent/JP2002364458A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4602596B2 publication Critical patent/JP4602596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 絞り弁4と燃料の計量針11とが連動し、起
動時の高濃混合気をチョーク機構Cによって得る気化器
の起動操作の面倒さを解消する。 【解消手段】 チョーク機構Cのチョーク弁閉弁操作に
連動して計量針11をアイドル位置から起動位置に変え
るリフトアップ機構L、および絞り弁4をアイドル位置
から起動開度に変えるファスト・アイドル機構Mと、チ
ョーク機能解除後も起動位置および起動開度を保持する
ロック機構Nとを具えさせ、ロック機構Nは絞り弁4の
全開方向動作で解除されるものとした。チョーク操作の
みで起動と暖機が行われ、その後は通常のアクセル操作
でエンジン運転が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料系統が単一であ
って主に汎用エンジンに燃料を供給するための気化器に
関し、詳しくはエンジン起動から絞り弁全開とするまで
の間の燃料流量を増量補正する機能をもった気化器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】2サイクルまたは4サイクルの汎用エン
ジンに燃料を供給するための気化器として、エンジン要
求燃料流量が少ないことや通路機構が簡単であることな
どの理由で燃料系統を単一としたものが多く用いられて
おり、このものは絞り弁の開閉動作に連動して燃料流量
を調整する手段を具えている。
【0003】特開昭58−101253号公報にはその
一つが記載されている。この公報に記載されている気化
器は吸気路を横断した円柱形の絞り弁と、絞り弁に設け
た計量針と、絞り弁の弁孔内に突出した燃料ノズルとを
具えており、絞り弁がアクセル操作に応じて回転しなが
ら自身の軸線方向へ移動することにより、弁孔の吸気路
との重なり度合いおよび計量針の燃料ノズルへの挿入深
さが変化して空気流量と燃料流量とを同時に制御するも
のである。
【0004】このような気化器によって燃料供給を受け
るエンジンを起動させるとき、絞り弁がアイドル位置に
置かれ従って計量針が燃料ノズルの燃料出口であるノズ
ル口の開口面積を最小としている状態では起動が著しく
困難であるので、起動に際してノズル口の開口面積を大
きくするリフトアップ機構が広く採用されている。この
リフトアップ機構は絞り弁と計量針とを一体にリフトア
ップするものであるため、絞り弁を開いた状態で起動を
行なうこととなって起動に必要な高濃混合気を得にくい
ことから、起動性を重要視する気化器においてはチョー
ク機構を併用するのが一般的である。リフトアップ機構
とチョーク機構とは、それぞれ単独に操作される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のリフトアップ機
構とチョーク機構とを具えた気化器によってエンジンを
起動させる場合、ノズル口の開口面積を大きくする操作
とチョーク弁を閉弁する操作とを個別に行なう必要があ
って操作手順が面倒である。また、一方の機構のみを操
作してもう一方の機構の操作を忘れることがあると起動
不能となりやすく、確実に起動させるには或る程度の熟
練を必要とする。
【0006】本発明はリフトアップ機構とチョーク機構
とを具えた気化器がもっている、操作手順が面倒であ
る、取扱いに熟練を要する、という前記課題を解決する
ためになされたものであって、単一操作で両機構に起動
態勢をとらせ、且つチョーク機能を解除してもリフトア
ップ機能が維持され、起動およびそれに続く暖機などを
失敗なく確実に行わせることができるものとすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はチョーク弁レバ
ーに連動して吸気路を開閉するチョーク弁を有するチョ
ーク機構と、絞り弁レバーに連動して吸気路を開閉する
絞り弁と、吸気路の横断方向に配置されて燃料ノズルに
挿入された計量針とを具え、燃料系統が燃料ノズルを含
む単一である気化器について、次に述べるような機構を
具えさせることによって前記課題を解決することとし
た。
【0008】即ち、チョーク機構のチョーク弁閉弁操作
に連動して計量針の燃料ノズルへの挿入深さをアイドル
位置から起動位置に変えるリフトアップ機構および絞り
弁をアイドル位置から起動開度に開くファスト・アイド
ル機構と、チョーク弁を閉弁位置から開弁位置に戻した
とき計量針および絞り弁を起動位置および起動開度に保
持するように二つの機構を固定するが絞り弁を起動開度
から全開方向へ動作させたとき二つの機構の固定を解除
するロック機構とを具えさせたものである。
【0009】エンジン起動にあたって、チョーク弁を閉
弁させるとういうチョーク機構の単一操作で計量針およ
び絞り弁がそれぞれ起動位置および起動開度にセットさ
れ、起動後はチョーク弁を開弁しても絞り弁を全開方向
へ動作させる通常のアクセル操作を行なうまではセット
状態が保持される。従って、操作が熟練を要しないきわ
めて簡単なものとなり、また起動後の暖機運転を安定よ
く行わせることができる。
【0010】ここで、絞り弁が円柱形の回転絞り弁であ
って計量針を装備している気化器に本発明を実施する場
合は、リフトアップ機構とファスト・アイドル機構とを
単一機構で構成し、ロック機構をこの単一機構と絞り弁
レバーとの係合により計量針および絞り弁を起動位置お
よび起動開度にそれぞれ保持するものとすることが好適
である。
【0011】また、絞り弁が蝶形であって燃料ノズルを
絞り弁の下流側に設置した気化器に本発明を実施する場
合は、リフトアップ機構をチョーク機構に連動して計量
針を起動位置とするものであるとともに、ファスト・ア
イドル機構を計量針の起動位置への動作に連動して絞り
弁を起動開度とするものであり、ロック機構をリフトア
ップ機構と計量針との係合により計量針および絞り弁を
起動位置および起動開度にそれぞれ保持するものであ
る、とすることが好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1,図2および図3,図4は回転絞り
弁式気化器に本発明を適用した第一および第二の実施の
形態を示すものであって、これらの気化器本体1に貫通
形成されている横向き吸気路2と直交して縦方向に形成
された下端閉止の嵌入孔3に円柱形の絞り弁4が回転可
能且つ自身の中心軸線方向へ移動可能に嵌装されてい
る。
【0013】絞り弁4はその中心軸線に直交して吸気路
2とほぼ同一径の弁孔5を有しているとともに、中心軸
線上に位置させて上端から上方へ延び嵌入孔3のカバー
体18を貫通して外部に突出した中空の絞り弁軸6を有
しており、絞り弁軸6の軸端には運転者のアクセル操作
によって旋回する絞り弁レバー7が固着されているとと
もに、絞り弁4とカバー体18との間には両端をこれら
に固定したねじりコイルばねからなる閉弁ばね8が絞り
弁軸6を囲んで装入されている。また、絞り弁4は絞り
弁軸6側の端部にフランジを有しており、その吸気路2
へ向かう下面にカム9が形成されていて、気化器本体1
に支持させたローラ10がカム9に接触している。
【0014】絞り弁軸6には計量針11の基端部が差込
まれて絞り弁軸6にねじ込んだ調節ねじ12に押しばね
13のばね力で押し付けられている。この計量針11の
先端部は弁孔5に上方から突出して下方から突出してい
る燃料ノズル14に差込まれ、ノズル口15の有効開口
面積を調節する。燃料ノズル14は図示しないダイヤフ
ラム式の定燃料室から延びる燃料通路16に接続されて
おり、これらは単一の燃料系統Fを構成している。
【0015】アクセル操作を行なって絞り弁レバー7を
旋回させると、絞り弁4が一体に回転して弁孔5の吸気
路2との重なり度合いが変わることによって空気流量が
制御される。これと同時に、ローラ10に乗っているカ
ム9に従って絞り弁4が自身の中心軸線方向へ移動して
計量針11の燃料ノズル14への挿入深さが変わること
によって燃料流量が制御される。この絞り弁4、計量針
11の動作は従来のものと同じである。
【0016】図1,図2に示した第一の実施の形態にお
けるチョーク機構Cは、吸気路2を横断して絞り弁4と
平行な方向へ延びるチョーク弁軸21と、このチョーク
弁軸21に取付けた円板形のチョーク弁22と、軸端に
固着したチョーク弁レバー23とからなり、運転者の手
動操作でチョーク弁レバー23を旋回させることにより
チョーク弁22が吸気路2の入口部分を開閉する。
【0017】チョーク弁レバー23は気化器本体1のカ
バー体18側の外部に絞り弁レバー7と並んで配置され
ており、チョーク弁軸21のカバー体18側の突出部分
にカム部材25が一体形成により設けられている。この
カム部材25は円柱状であって、直径上で切欠き形成さ
れた平面からなる第一カム面25と、これに連続した
外側周面で形成された円弧面からなる第二カム面25
とを有している。
【0018】絞り弁軸6とチョーク弁軸21との間には
カバー体18に設けた案内26に直線往復動可能に嵌め
込み支持された角棒状の作動部材27が配備されてお
り、この作動部材27は案内26とフランジ27aとの
間に装入した圧縮コイルばねからなる戻しばね28によ
って第一、第二カム面25,25のいずれかに基端
を押し付ける力を付勢されている。また、この作動部材
27の先端部上面は先端に向かって低くなる傾斜面29
とされているとともに、傾斜面29の高い部分に突起3
0を有している。
【0019】一方、絞り弁レバー7は絞り弁4の中心軸
線を中心とする円弧形の外側周縁31aを有する円弧状
の突縁31を有しており、この突縁31のカバー体18
と向かい合った下面の外側周縁31aに接近した個所に
円弧状の係止溝32が設けられている。
【0020】図1および図2(A)はエンジンを起動さ
せる前の状態を示しており、チョーク弁22は全開位置
に置かれているとともに、作動部材27は第一カム面2
に接して後退位置に置かれ、絞り弁4と計量針11
とはアイドル位置に置かれている。このとき、作動部材
27の先端は突縁31の下面に少し進入し、傾斜面29
の低い部分が外側周縁31aの下端にほぼ接触した状態
となっている。
【0021】エンジン起動に際してチョーク弁レバー2
3を手動で図2反時計方向へ旋回させると、第一カム面
25が作動部材27を押して傾斜面29を突縁31の
下面に深く進入させ、絞り弁レバー7を傾斜面29の傾
斜に応じて持ち上げる。これにより、絞り弁4と計量針
11とが一体に持ち上げられながらカム9とローラ10
とによって回転させられる。チョーク弁レバー23を約
90度旋回させたとき、図2(B)に示したように第二
カム面25が作動部材27に接触して最大前進位置と
し、またこのとき突起30が係止溝32に嵌入係合する
とともに、チョーク弁22は吸気路2の入口部分を閉じ
る。
【0022】図2(B)に示した状態となったとき、絞
り弁4と計量針11とは絞り弁軸6、絞り弁レバー7と
一体に少し持ち上げられているとともに絞り弁4は図2
時計方向へ少し回転させられており、計量針11はノズ
ル口15の有効開口面積をアイドル開度よりも少し大き
い開度とする起動位置に置かれるとともに、絞り弁4は
弁孔5の吸気路2との重なり度合いをアイドル位置より
も少し大きくする起動開度に置かれる。
【0023】この状態でエンジンを起動するとき、絞り
弁4が開かれているにもかかわらずチョーク弁22が閉
じて空気流量を制限していることと、計量針11が持ち
上げられて燃料流量を増大させていることとによって、
高濃度混合気がエンジンに供給され、低温時であっても
確実な起動を行なうことができる。
【0024】エンジンが起動した後にチョーク弁レバー
23を前記と反対方向へ手動で旋回させチョーク弁22
を全開位置に戻したとき、作動部材27は突起30が係
止溝32に嵌入係合しているため最大前進位置に固定さ
れ、また絞り弁レバー7は突起30が係止溝32の終端
部で係合しているためアイドル位置方向へ戻ることを阻
止されて計量針11および絞り弁4を起動位置および起
動開度にそれぞれ保持する。このときの状態は図2
(C)に示されており、チョーク弁22を全閉または半
開とした暖機運転や全開としたアイドリングが安定よく
行われる。
【0025】エンジン回転速度を上昇させるため絞り弁
レバー7を図2時計方向へ旋回させると、絞り弁4は弁
孔5と吸気路2との重なり度合いを増大しながらカム9
に従って持ち上げられ、計量針11はノズル口15の有
効開口面積を増大する。突起30は係止溝32が旋回し
ながら上昇することによって絞り弁4が全開するまでの
間に係止溝32から離脱し、作動部材27は戻しばね2
8のばね力によって第一カム面25に押し付けられた
位置に後退する。このときの状態は図2(D)に示され
ており、作動部材27が絞り弁レバー7の動作領域外に
待避しているので、以後の絞り弁4開閉操作を従来と全
く同様に行なうことができる。
【0026】以上の説明から判るように、図1,図2に
示した実施の形態によると、カム部材25,作動部材2
7,戻しばね28,傾斜面29,突縁31が計量針11
の燃料ノズル14への挿入深さをアイドル位置から起動
位置に変えるリフトアップ機構L、および絞り弁4をア
イドル位置から起動開度に開くファスト・アイドル機構
Mを構成し、そして傾斜面29,突起30,係止溝32
が計量針11および絞り弁4を起動位置および起動開度
にそれぞれ保持するロック機構Nを構成している。
【0027】次に、図3,図4に示した第二の実施の形
態は吸気路2に連通する補助吸気路37を有する取付台
36が気化器本体1に図示しないボルトによって結合さ
れている。この取付台36はフィルタ38とカバー部材
39とを保持してエアクリーナ35を構成しているもの
である。
【0028】本実施の形態におけるチョーク機構Cは、
エアクリーナ35の内部に配置されて補助吸気路36の
入口を開閉するシャッタ形のチョーク弁41と、取付台
36の背面に沿って旋回させられるチョーク弁レバー4
2と、作動軸43とを具えている。チョーク弁41の基
端に形成したボス41aの角形内側面とチョーク弁レバ
ー42の基端に形成したボス42aの角形外側面とが互
いに嵌まり合うことによってこれらは実質的に一体化さ
れ、且つこれらのボス41a,42aは取付台36に設
けた吸気路2と平行な方向へ延びる支持孔44に回転可
能に嵌込まれている。
【0029】また、作動軸43はボス42aに回転可能
に挿通支持されており、エアクリーナ35の内部に突出
した基端に放射方向へ突設したアーム44の先端に設け
たビン状の突起45が、チョーク弁41に形成した作動
軸43の中心軸線を中心とする円弧状の係合溝46に嵌
入係合している。作動軸43の先端は絞り弁軸6の近く
まで達しており、この先端部には直径上で切欠き形成さ
れた平面からなる第一カム面47とこれに連続した外
側周面で形成された円弧面からなる第二カム面47
を有するカム体47が設けられている。更に、ねじりコ
イルばねからなる戻しばね48が両端をチョーク弁レバ
ー42および作動軸43に係合させ且つ作動軸43を囲
んで設けられている。
【0030】一方、絞り弁レバー7は外側周縁部の一部
分に下方へ突出した台片49を一体に有している。この
台片49の下面には上方または下方から見てほぼV形の
浅い溝50が設けられており、外側周面に向かって拡が
る溝50の両側端は第一係止縁51および第二係止縁
51を形成している。
【0031】図3および図4(A)はエンジンを起動さ
せる前の状態を示しており、チョーク弁41は全開位置
に置かれているとともに、カム体47は戻しばね48に
よって第一カム面47がアイドル位置の台片49の下
面にほぼ接した位置に置かれ、第一係止溝51が作動
軸43のほぼ中心軸線上に位置している。尚、絞り弁4
と計量針11とはアイドル位置に置かれていることは言
うまでもない。
【0032】エンジン起動に際してチョーク弁レバー4
2を手動で図4時計方向へ旋回させると、チョーク弁4
1が一体に旋回するとともに、係合溝46に嵌入してい
る突起45が押されることによって作動軸43も図4時
計方向へ回転させられる。これにより、第一カム面47
が第一係止縁51に当って絞り弁レバー7を持ち上
げ、絞り弁4と計量針11とは一体に持ち上げられなが
らカム9とローラ10とによって回転させられるように
なる。続いて、カム体47の第一カム面47と第二カ
ム面47との間のかど部分47が溝50に嵌入して
絞り弁レバー7の持ち上げを継続する。チョーク弁レバ
ー42を約90度旋回させたとき、第4(B)に示した
ように第一カム面47が鉛直状態となり、第二カム面
47が第二係止縁51に当ってかど部分47が絞
り弁レバー7を持ち上げた状態となるとともに、チョー
ク弁41は補助吸気路36の入口を閉じる。
【0033】図2(B)に示した状態となったとき、絞
り弁4は図2反時計方向へ少し回転させられて弁孔5の
吸気路2との重なり度合いをアイドル位置よりも少し大
きくする起動開度に置かれ、計量針11は少し持ち上げ
られてノズル口15の有効開口面積をアイドル開度より
も少し大きい開度とする起動位置に置かれる。
【0034】この状態でエンジンを起動するとき、絞り
弁4が開かれているにもかかわらずチョーク弁41が閉
じて吸気流量を制限していることと、計量針11が持ち
上げられて燃料流量を増大させていることによって、低
温時でも確実な起動ができることは第一の実施の形態と
同じである。
【0035】エンジンが起動した後にチョーク弁レバー
42を前記と反対方向へ手動で旋回させチョーク弁41
を全開位置に戻したとき、絞り弁レバー7と作動軸43
とはカム体47のかど部分47が第二係止縁51
係合していることによって互いに固定されて計量針11
および絞り弁4を起動位置および起動開度にそれぞれ保
持する。このときの状態は図4(C)に示されており、
チョーク弁41を全閉または半開とした暖機運転や全開
としたアイドリングが安定よく行われることは第一の実
施の形態と同じである。
【0036】エンジン回転速度を上昇させるため絞り弁
レバー7を図4反時計方向へ旋回させると、絞り弁4は
弁孔5と吸気路2との重なり度合いを増大しながらカム
9に従って持ち上げられ。計量針11はノズル口15の
有効開度面積を増大する。この動作の初期に、かど部分
47を第二係止縁51が押すことによって作動軸4
3は図4(B),(C)の状態から少し時計方向へ回転
させられるが、第二係止縁51が通過すると作動軸4
3はカム体47が解放されることによって戻しばね48
のばね力により起動前の位置に戻る。このときの状態は
図4(D)に示されており、カム体47が絞り弁レバー
7の殊に台片49の動作領域外に位置するので、以後の
絞り弁4開閉操作を従来と全く同様に行なうことができ
る。
【0037】以上の説明から判るように、図3,図4に
示した実施の形態によると、作動軸43,突起45,係
合溝46,カム体47,戻しばね48,第一および第二
係止縁51,51が計量針11の燃料ノズル14へ
の挿入深さをアイドル位置から起動位置に変えるリフト
アップ機構L、および絞り弁4をアイドル位置から起動
開度に開くファスト・アイドル機構Mを構成し、そして
カム体47,第一および第二係止縁51,51が計
量針11および絞り弁4を起動位置および起動開度にそ
れぞれ保持するロック機構Nを構成している。
【0038】また、本実施の形態によると、チョーク弁
41をシャッタ形としてエアクリーナ35に内蔵させた
ので、リフトアップ機構Lとファスト・アイドル機構M
とを単一機構とし且つロック機構Nをその一部で構成し
たことと相俟って、全体を大形で複雑なものとすること
なくコンパクトなものとすることができる。
【0039】図5,図6は絞り弁が蝶形の気化器に本発
明を適用した第三の実施の形態を示すものであって、気
化器本体61に貫通形成されている横向き吸気路62を
横断して延びる絞り弁軸63に円板形の絞り弁64が取
付けられているとともに、この絞り弁軸63の気化器本
体61から突出した軸端には運転者のアクセル操作によ
って旋回する絞り弁レバー65が固着されている。ま
た、絞り弁64を閉弁方向へ動作させる図示しない絞り
弁ばねを具えている。
【0040】吸気路62の絞り弁64下流側には、絞り
弁軸63と平行の燃料ノズル66が下方から突出してお
り、上方から突出させた計量針69が燃料ノズル66に
差込まれてノズル口67の有効開口面積を調節する。こ
の燃料ノズル66は図示しないダイヤフラム式の定燃料
室から延びる燃料通路68に接続されており、これらは
単一の燃料系統Fを構成している。また、計量針69は
気化器本体61に中心軸線方向可動に保持させた中空の
取付軸70に基端をねじ込み固定して保持されており、
ねじ込み位置を調節することによってアイドル位置の微
調整を行なうことができるとともに、計量針69をアイ
ドル位置に保持し且つ取付軸70を所定の位相に保持す
るように働くねじり圧縮コイルばねからなる押しばね7
1が気化器本体61に重ねたばね押え61aと取付軸7
0のフランジ70aとの間に装入されている。
【0041】取付軸70の気化器本体61から突出した
軸端部にはカム部片73が固着されており、このカム部
片73は絞り弁軸63と向かい合った側の下面に傾斜し
たカム面74を有するとともに、その最も高い方の端部
に係合縁75を有している。また、絞り弁レバー65は
カム部片73へ向かって延びるアーム76を有してお
り、このアーム76の先端部はカム面74に重なってい
る。
【0042】一方、本実施の形態におけるチョーク機構
Cは、吸気路62の入口部分を中心から偏心した位置で
横断して絞り弁軸63と平行な方向へ延びるチョーク弁
軸78と、このチョーク弁軸78に取付けた矩形板状の
チョーク弁79と、軸端に取り付けたチョーク弁レバー
80とからなり、運転者の手動操作でチョーク弁レバー
80を旋回させることによりチョーク弁79が吸気路6
2の入口部分を開閉する。
【0043】チョーク弁レバー80は絞り弁レバー65
と並んで気化器本体61の表面に沿って配置されてお
り、チョーク弁軸78の突出部分にカム部材82が一体
形成により設けられている。このカム部材82は第一の
実施の形態におけるカム部材25と同様の円柱状であっ
て、直径上で切欠き形成された平面からなる第一カム面
82と、これに連続した外側周面で形成された円弧面
からなる第二カム面82 とを有している。
【0044】チョーク弁軸78と取付軸70との間に
は、気化器本体61に設けた案内83に直線往復動可能
に嵌め込み支持された角棒状の作動部材84が配備され
ており、この作動部材84はそのフランジ84aと案内
83との間に装入した圧縮コイルばねからなる戻しばね
85によって第一、第二カム面82,82のいずれ
かに基端を押し付ける力を付勢されている。また、この
作動部材84の先端部上面は先端に向かって低くなる傾
斜面86とされているとともに、この傾斜面86上に突
起87を有している。
【0045】更に、カム部片73の下に受台88が取付
軸70の側方へ突出して設けられており、この受台88
の下面に係止溝89が設けられている。
【0046】図5および図6(A)はエンジンを起動さ
せる前の状態を示しており、チョーク弁79は全開位置
に置かれているとともに、アーム76の先端部はカム面
74の最も高い部分に重なって係合縁75に接触し、ま
た作動部材84は第一カム面82に接して後退位置に
置かれ、絞り弁64と計量針69とはアイドル位置に置
かれている。このとき、作動部材84の先端は受台88
の下面に少し進入し、傾斜面86の低い部分が外側周縁
88aの下端にほぼ接触した状態となっている。
【0047】エンジン起動に際してチョーク弁レバー8
0を手動で図6反時計方向へ旋回させると、第一カム面
82が作動部材84を押して傾斜面86を受台88の
下面に深く進入させるように働く。このとき、カム部片
73の係合縁75に接触しているアーム76が絞り弁ば
ねによる抵抗力をカム部片73、受台88に加えている
ので、傾斜面86は受台88を押して図6反時計方向へ
回動させながらその下面に進入し持ち上げる。チョーク
弁レバー80を約90度旋回させたとき、図6(B)に
示したように第二カム面82が作動部材84に接して
最大前進位置とし、このとき突起87が係止溝89に嵌
入係合するとともに、チョーク弁79は吸気路62の入
口部分を閉じる。
【0048】図6(B)に示した状態となったとき、受
台88と一体回動するカム部片73の係合縁75に押さ
れてアーム76が旋回することによって絞り弁64はア
イドル位置より少し開いた起動開度とされ、また受台8
8が傾斜面86により持ち上げられることによって計量
針69はノズル口67の有効開口面積をアイドル開度よ
りも少し大きい開度とする起動位置に置かれる。
【0049】この状態でエンジンを起動するとき、絞り
弁64が開かれているにもかかわらずチョーク弁79が
閉じて空気流量を制限していることと、計量針69が持
ち上げられて燃料流量を増大させていることとによっ
て、低温時でも確実な起動ができることは第一、第二の
実施の形態と同じである。
【0050】エンジンが起動した後にチョーク弁レバー
80を前記と反対方向へ旋回させチョーク弁79を全開
位置に戻したとき、計量針69を挟んだ両側方で突起8
7が係止溝89に嵌入係合しているとともにアーム76
が係合縁75に接しており、これらは戻しばね85およ
び絞り弁ばねによって受台88およびカム部片73に互
いに反対方向の回転力を発生させる。一般には戻しばね
85よりも絞り弁ばねの方が強大であるので、作動部材
84を最大前進位置に固定して計量針69および絞り弁
64は起動位置および起動開度にそれぞれ保持される。
このときの状態は図6(C)に示されており、チョーク
弁79を全閉または半開とした暖機運転や全開としたア
イドリングが安定よく行われる。
【0051】エンジン回転速度を上昇させるため絞り弁
レバー65を図6時計方向へ旋回させると、絞り弁64
が全開方向へ回動するとともに、アーム76がカム部片
73のカム面74に沿って旋回し、その傾斜に従ってカ
ム部片73,受台88,取付軸70,計量針69を一体
に持ち上げてノズル口67の有効開口面積を増大する。
突起87は受台88が上昇することによって絞り弁64
が全開するまでの間に係止溝89から離脱し、作動部材
84は戻しばね85のばね力によって第一カム面82
に押し付けられた位置に後退する。また、カム部片73
は押しばね71のねじ戻り力によって取付軸70、受台
88と一体に回動して最初の位置に戻る。このときの状
態は図6(D)に示されており、作動部材84が計量針
69の動作領域外に待避しているので、以後の絞り弁6
4開閉操作とアーム76,カム面74による計量針69
の追従動作とを支障なく行なうことができる。尚、アー
ム76の旋回に伴ってカム部片73が図6反時計方向へ
押されながら回動しようとするが、この回動は押しばね
71によって阻止される。
【0052】以上の説明から判るように、図5,図6に
示した実施の形態によると、カム部材82,作動部材8
4,戻しばね85,傾斜面86,受台88が計量針69
の燃料ノズル66への挿入深さをアイドル位置から起動
位置に変えるリフトアップ機構L、カム部片73の係合
縁75,絞り弁レバー65のアーム76が計量針69の
起動位置への動作に連動して絞り弁64をアイドル開度
から起動開度に動作させるファスト・アイドル機構Mを
それぞれ構成し、作動部材84の傾斜面86および突起
87,受台88の係止溝89,アーム76,係合縁75
が計量針69および絞り弁64を起動位置および起動開
度にそれぞれ保持するロック機構Nを構成している。
【0053】
【発明の効果】以上のように、絞り弁と計量針とが連動
して空気流量と燃料流量とを調整するとともにチョーク
機構を用いて起動に必要な高濃混合気を得るようにした
気化器について、チョーク機構の単一操作で絞り弁およ
び計量針を起動開度および起動位置に移動させ且つチョ
ーク機能を解除してもその位置を保持させることによ
り、熟練を要しない簡単な操作でエンジンの起動および
それに続く暖機運転を確実且つ安定よく行わせることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す縦断面図。
【図2】第一の実施の形態における(A)は起動前、
(B)は起動時、(C)は起動後、(D)は絞り弁全開
の状態を示す図1のX方向に見た図および縦断面部分
図。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示す縦断面図。
【図4】図3のX方向、Y方向、Z方向に見た(A)は
起動前、(B)は起動時、(C)は起動後、(D)は絞
り弁全開の状態を示す図。
【図5】本発明の第三の実施の形態を示す縦断面図。
【図6】図5のX方向、Y方向に見た(A)は起動前、
(B)は起動時、(C)は起動後、(D)は絞り弁全開
の状態を示す図。
【符号の説明】
2,62 吸気路, 4,64 絞り弁, 7,65
絞り弁レバー,11,69 計量針, 14,66 燃
料ノズル, 22,79 チョーク弁, 23,80
チョーク弁, C チョーク機構, F 燃料系統,L
リフトアップ機構, M ファスト・アイドル機構,
N ロック機構,1
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月8日(2001.6.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 3/06 F02M 3/06 K 19/04 19/04 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チョーク弁レバーに連動して吸気路を開
    閉するチョーク弁を有するチョーク機構と、絞り弁レバ
    ーに連動して前記吸気路を開閉する絞り弁と、前記吸気
    路の横断方向に配置されて燃料ノズルに挿入された計量
    針とを具え、燃料系統が前記燃料ノズルを含む単一であ
    る気化器において、 前記チョーク機構のチョーク弁閉弁操作に連動して前記
    計量針の前記燃料ノズルへの挿入深さをアイドル位置か
    ら起動位置に変えるリフトアップ機構および前記絞り弁
    をアイドル位置から起動開度に開くファスト・アイドル
    機構と、 前記チョーク弁を閉弁位置から開弁位置に戻したとき前
    記計量針および絞り弁を起動位置および起動開度にそれ
    ぞれ保持するように前記二つの機構を固定するが前記絞
    り弁を起動開度から全開方向へ動作させたとき前記二つ
    の機構の固定を解除するロック機構と、 を具えたことを特徴とする気化器。
  2. 【請求項2】 前記絞り弁が円柱形の回転絞り弁であっ
    て前記計量針を装備しており、前記リフトアップ機構と
    ファスト・アイドル機構とが単一機構で構成されている
    とともに、前記ロック機構が前記単一機構と絞り弁レバ
    ーとの係合により前記計量針および絞り弁を起動位置お
    よび起動開度にそれぞれ保持するものとされている請求
    項1に記載した気化器。
  3. 【請求項3】 前記絞り弁が蝶形であって前記燃料ノズ
    ルが前記絞り弁の下流側に設置されており、前記リフト
    アップ機構が前記チョーク機構に連動して前記計量針を
    起動位置とするものであるとともに、前記ファスト・ア
    イドル機構が前記計量針の起動位置への動作に連動して
    前記絞り弁を起動開度とするものであり、前記ロック機
    構が前記リフトアップ機構と計量針との係合により前記
    計量針および絞り弁を起動位置および起動開度にそれぞ
    れ保持するものとされている請求項1に記載した気化
    器。
JP2001166407A 2001-06-01 2001-06-01 気化器 Expired - Lifetime JP4602596B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001166407A JP4602596B2 (ja) 2001-06-01 2001-06-01 気化器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001166407A JP4602596B2 (ja) 2001-06-01 2001-06-01 気化器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002364458A true JP2002364458A (ja) 2002-12-18
JP4602596B2 JP4602596B2 (ja) 2010-12-22

Family

ID=19008949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001166407A Expired - Lifetime JP4602596B2 (ja) 2001-06-01 2001-06-01 気化器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4602596B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2230395A3 (de) * 2009-03-21 2014-04-02 Andreas Stihl AG & Co. KG Vergaser für einen Verbrennungsmotor
GB2533680A (en) * 2014-12-22 2016-06-29 Sumec Hardware & Tools Co Ltd Interconnecting mechanism for choke in rotary-valve carburetor
CN106930867A (zh) * 2017-05-15 2017-07-07 郭晓峰 化油器复位机构及化油器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10131808A (ja) * 1996-10-29 1998-05-19 Zama Japan Kk 回転絞り弁式気化器
JP2000161142A (ja) * 1998-12-01 2000-06-13 Zama Japan Kk 回転絞り弁式気化器
JP2001132543A (ja) * 1999-11-11 2001-05-15 Tk Carburettor Co Ltd 回転絞り弁式気化器の始動燃料増量装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10131808A (ja) * 1996-10-29 1998-05-19 Zama Japan Kk 回転絞り弁式気化器
JP2000161142A (ja) * 1998-12-01 2000-06-13 Zama Japan Kk 回転絞り弁式気化器
JP2001132543A (ja) * 1999-11-11 2001-05-15 Tk Carburettor Co Ltd 回転絞り弁式気化器の始動燃料増量装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2230395A3 (de) * 2009-03-21 2014-04-02 Andreas Stihl AG & Co. KG Vergaser für einen Verbrennungsmotor
GB2533680A (en) * 2014-12-22 2016-06-29 Sumec Hardware & Tools Co Ltd Interconnecting mechanism for choke in rotary-valve carburetor
DE102015116744B4 (de) * 2014-12-22 2017-06-08 Sumec Hardware & Tools Co., Ltd. Verbindungsmechanismus für einen Choke in einem Drehventilvergaser
GB2533680B (en) * 2014-12-22 2018-03-07 Sumec Hardware & Tools Co Ltd Interconnecting mechanism for choke in rotary-valve carburetor
CN106930867A (zh) * 2017-05-15 2017-07-07 郭晓峰 化油器复位机构及化油器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4602596B2 (ja) 2010-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7261280B2 (en) Engine start device of a rotary valve carburetor
JP2006336571A (ja) ロータリ絞り弁式気化器の始動装置
US6848405B1 (en) Self-relieving choke starting system for a combustion engine carburetor
JP2002364458A (ja) 気化器
US7104527B2 (en) Carburetor with manual choke mechanism
JP4414115B2 (ja) 気化器のチョーク弁装置
JPH06100157B2 (ja) ロ−タリ−スロツトル弁式気化器
JP6921456B1 (ja) 回転絞り弁式気化器
JPS58107828A (ja) 気化器スロツトル弁開度調整装置
JPS636438Y2 (ja)
JPH0720363Y2 (ja) 気化器
JP3834366B2 (ja) ガスエンジンのガスミキサ
JP2002339804A (ja) 気化器のバイスタータ
JPH0648140Y2 (ja) 気化器の始動燃料供給装置
JPH10141139A (ja) ロータリ絞り弁式気化器のチョークバルブ操作装置
JP2003172208A (ja) ロータリ絞り弁式気化器の始動機構
JPH11117813A (ja) 回転絞り弁式気化器
JP2008031858A (ja) ロータリ絞り弁式気化器の始動装置
JP4629273B2 (ja) 気化器
JP2000120492A (ja) 回転絞り弁式気化器
JP2005120843A (ja) 蝶形弁を有する気化器
JP2003074414A (ja) ロータリ絞り弁式気化器の始動装置
JPS6136770Y2 (ja)
JPS6113729Y2 (ja)
JP2003172207A (ja) ロータリ絞り弁式気化器の始動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20071207

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20071207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20071207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100930

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4602596

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term