JP2002364155A - 化粧材の取付構造 - Google Patents

化粧材の取付構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付の容易性および十分な取付強度を保ちつ
つ、建物躯体に取付けた場合に美観が損なわれない薄型
の化粧材の取付構造を提供する。 【解決手段】 胴差し10の取付面に、開口面よりも広
い断面形状を内部に有する取付溝12を備え、取付金具
20の胴差し取付面に、基部断面よりも広い断面形状を
有する板バネ22を備え、胴差し10の取付溝12に取
付金具20の板バネ22が挿入されてバネ嵌合すること
による。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、胴差しやコーナー
材等の化粧材を建物躯体に取付けるための取付構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、胴差しやコーナー材等の化粧材の
建物躯体への取付けは、接着剤による接着や、ビス止
め、釘打ち等の方法により行なわれていた。しかしなが
ら、接着剤による接着では取付作業が煩雑になるばかり
ではなく、リサイクル上の問題も生じる。また、ビス止
めや釘打ち等の方法では、化粧材の表面にこれら取付具
が露出するため、美観が損なわれるといった問題が生じ
ていた。
【0003】これらの問題を解決すべく、図8に示され
るような化粧材の取付構造が提案されている(特開平1
0―306572号公報)。ここで、図8は、建物の1
階部分と2階部分の隙間131を目隠しするための胴差
し110の取付構造を示した鉛直方向の断面図である。
【0004】図8において、取付金具120の本体プレ
ート121が、建物躯体130にビス140によって取
付けられている。この取付金具120は化粧材の取付面
側に受部122を備えており、この受部122に胴差し
110の本体部111に備えられた突部112を挿入す
ることで、胴差し110が固定されている。これによ
り、作業性が向上し、容易に化粧材を建物躯体に取付け
ることが可能となる。さらには、ビス140は胴差し1
10によって覆われるため露出することもなく、建物の
美観が損なわれることもない。
【0005】また、取付金具120の受部122には、
その弾性部123の先端が折り曲げられることで係止片
124が形成されており、胴差し110の突部112の
側壁には、くびれ部分113が形成されている。これら
係止片124とくびれ部分113が、取付けの際にバネ
嵌合することで互いに強く噛み合い、これによって胴差
し110の取付強度の向上が図られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近の建物に使用され
る化粧材は、取付けの容易性や化粧材の取付強度のみな
らず、その美観面が重視されるようになってきている。
このため、より薄い形状の化粧材が好まれる傾向にあ
る。しかしながら、上記の化粧材の取付構造では、取付
けの容易性や高い取付強度が保たれる一方、化粧材の取
付面に突部を設ける必要があり、その分、化粧材を厚く
する必要がある。さらには、係止片が折り返されること
によって化粧材のくびれ部分と噛み合わされる構造であ
るため、その折り返しの分だけ化粧材の取付け方向への
厚みが増加する。これら構造上の必要性から、上記の化
粧材の取付構造では化粧材全体として厚みが増加し、建
物に取付けた場合に美観が損なわれるという問題が生じ
ていた。
【0007】したがって、本発明の目的は、取付けの容
易性および十分な取付強度を保ちつつ、建物躯体に化粧
材を取付けた場合に建物全体として美観が損なわれな
い、薄型の化粧材の取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の化粧材の取付構
造は、化粧材を取付金具によって建物躯体に取付ける化
粧材の取付構造であって、化粧材は取付金具との取付面
側に凹部を備え、当該凹部はその開口面よりも広い断面
形状を内部に有し、また取付金具は建物躯体にその基部
が取付けられ、化粧材との取付面側に基部から広がるよ
うに突き出る突出部を備え、当該突出部が当該凹部に挿
入されて凹部の側壁に当接することにより化粧材が建物
躯体に取付けられている(請求項1)。
【0009】本構造により、化粧材に凹部を備え、これ
に嵌合する突出部を取付金具に設けることで、従来必要
とされていた化粧材の厚みを大幅に低減することが可能
となる。
【0010】上記本発明の化粧材の取付構造では、たと
えば、突出部が互いに離れるように突き出る第1の弾性
部と第2の弾性部とを備えており、第1の弾性部はその
先端にさらに第2の弾性部の反対側に向かって延びる第
1の舌状部を有し、第2の弾性部はその先端にさらに第
1の弾性部の反対側に向かって延びる第2の舌状部を有
しており、第1の舌状部および第2の舌状部が凹部に挿
入されて凹部の対向する側壁にそれぞれ当接してバネ嵌
合することにより化粧材が建物躯体に取付けられている
(請求項2)。
【0011】本構成においては、上記取付金具の突出部
を第1の弾性部および第2の弾性部からなる板バネ形状
とすることで、取付けが非常に容易になる。このため、
化粧材の取付作業がスムーズに、しかも短時間で行なえ
る。また、この弾性部に設けられた舌状部が化粧材の凹
部側壁と噛み合うことで、より強固な保持力が実現され
る。
【0012】上記本発明の化粧材の取付構造では、たと
えば、凹部の対向する開口縁間の距離が、第1の弾性部
の先端と第2の弾性部の先端との距離より小さいことに
より、突出部が凹部に案内されてバネ嵌合し、化粧材が
建物躯体に取付けられる(請求項3)。
【0013】本構成により、化粧材を取付金具へ取付け
る際に、舌状部が凹部の開口縁に接触することによって
弾性部が圧縮されるため、容易に挿入することが可能と
なる。挿入後は舌状部が凹部の側壁に当接して噛み合う
ため、化粧材の脱却が防止される。
【0014】上記本発明の化粧材の取付構造では、たと
えば、化粧材が窯業材料からなる化粧材であることが望
ましい(請求項4)。
【0015】本構成により、化粧材の材質を窯業材料と
することで、より強い噛み合わせ強度が実現されること
により十分な取付強度が確保され、化粧材の脱却が防止
される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明に基づいた実施の
形態における化粧材の建物躯体への取付構造について図
を参照して説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は、建物の1階部分
と2階部分の隙間31を目隠しするための胴差し10の
建物躯体への取付構造を説明するための鉛直方向の断面
図であり、図2は、取付金具20の構造を示す斜視図で
ある。
【0018】まず、取付金具20の構造について説明す
る。取付金具20は、図2において、基部である本体プ
レート21を有しており、この本体プレート21は胴差
し10側の取付面に対応した所定の位置に上下2つの突
出部である板バネ22を備えている。この板バネ22
は、基部から切り返されることにより形成された複数の
弾性部23から構成されており、化粧材の取付面側で互
いに広がる方向へと延びている。また、それぞれの弾性
部23は、その先端部分が本体プレート21側へと折り
返されており、これにより舌状部24を形成している。
この折り返し部分は滑らかな曲面を形成するように折り
返されている。また、本体プレート21の所定箇所に
は、取付金具20を建物躯体30に固定するためのビス
穴26が設けられている。
【0019】取付金具20は、ステンレス板をプレス加
工することにより成形されるため、本体プレート21の
板バネ22近傍には、打抜き穴25も形成されている。
なお、この取付金具はステンレス材料に限られるもので
はなく、プレス加工が可能であればどのような材料であ
っても構わない。
【0020】次に、胴差し10について説明する。図1
を参照して、胴差し10は本体部11を有し、この本体
部11の所定位置には取付金具20の板バネ22が嵌合
するための取付溝12が設けられている。この取付溝1
2は、その内部において開口面よりも広い断面を有する
形状となっている。また、取付溝開口縁14は、滑らか
な曲面を形成している。さらに、胴差し10の取付面に
は、取付金具20の建物躯体30への固定に用いられる
ビス40を回避するためのビス回避溝15が所定位置に
設けられている。
【0021】ここで、胴差し10は、セメント、セラミ
ックス等の窯業系の材料により押出し成形されるもので
あるため、取付溝12は胴差し10の横手方向に延びた
溝形状のものであるが、押出し成形後、切削等により部
分的に凹部を形成したものであってもよい。また、窯業
系の材料に限らず、プラスチック等の樹脂系の材料も考
えられるが、本発明のバネ嵌合による取付構造において
は、取付金具20との噛み合い強度が確保されやすい窯
業系の材料が望ましい。
【0022】次に、胴差し10および取付金具20の取
付部分の構造についてより詳しく説明する。図3は、胴
差し10と取付金具20の取付部分の拡大断面図であ
る。ここで、取付金具20の弾性部23の先端、すなわ
ち舌状部24を形成するための折り返し部分の頂点間の
距離をBとし、同じく取付金具20の舌状部24の先端
間の距離をCとする。このとき、本実施の形態での胴差
し10の取付溝開口縁14間の距離Aは、B<A<Cと
なるように設計されている。これは、後述する取付作業
の際に、板バネ22が取付溝12内へとスムーズに案内
されるようにするためである。また、上述したように、
取付金具20の弾性部23の折り返し部分と胴差し10
の取付溝開口縁14とを滑らかな曲面としたのも、同様
の理由による。
【0023】次に、取付構造について説明する。図1に
示すように、取付金具20はビス40を用いて建物躯体
30に取付けられる。胴差し10の取付金具20への取
付けは、取付金具20に形成された上下2つの板バネ2
2に胴差し10の取付溝12が嵌合することによる。こ
こでは、板バネ22に設けられた舌状部24の先端が胴
差し10の取付溝側壁13に当接し、噛み合う構造とな
っている。
【0024】胴差し10の建物躯体30への取付作業に
あたっては、(イ)建物躯体30に取付金具20を取付
け、その後取付金具20に胴差し10を嵌合させる方法
と、(ロ)予め取付金具20と胴差し10を嵌め合わ
せ、その後これらを建物躯体30に取付ける方法とが考
えられる。ここでは、(イ)の方法について説明する。
【0025】図4は、上述の(イ)の方法による取付作
業の手順を示す取付部分の断面図である。まず、取付金
具20を建物躯体30の所定位置にビス40により固定
する。次に、胴差し10の取付溝12と取付金具20の
板バネ22とが接触するように胴差し10を取付金具2
0に軽く押しつける(図中a)。このとき、胴差し10
の取付溝開口縁14と取付金具20の舌状部24とが接
触するようにする。これにより、板バネ22が取付溝1
2にスムーズに挿入されるように案内される。次に、胴
差し10を取付金具側へと強く押し当てる(b)。この
とき、胴差し10の取付溝開口縁14により、取付金具
20の板バネ22がその中心方向に圧縮され、取付溝1
2内部へと挿入される。ここで、上述したように、板バ
ネ22の折り返し部分および取付溝開口縁14をそれぞ
れ滑らかな曲面とすることで、スムーズに挿入すること
ができる。舌状部24の先端が取付溝開口縁14を越え
ると、再び板バネ22はその弾性力により元の形状へと
戻ろうとする(c)。このとき、舌状部24が取付溝側
壁13に当接するため、胴差し10と取付金具20が噛
み合い、外れなくなる。
【0026】上記取付構造により、胴差し10の取付面
に、従来は必要とされていた突出部を設ける必要がなく
なり、胴差し10の厚みを抑えることが可能になる。こ
れにより、建物全体として美観が損なわれることがな
い。また、バネ嵌合させることで、従来同様の作業の容
易性および十分な取付強度が保たれる。
【0027】(実施の形態2)図5は柱の表面を覆うよ
うに取付けられるコーナー材50の取付構造を説明する
ための水平方向の断面図であり、図6は取付金具60の
構造を示す斜視図および側面投影図である。以下、上記
実施の形態1と同じ部分については説明は省略する。
【0028】まず、取付金具60の構造について説明す
る。取付金具60は、図6において、本体プレート61
を有しており、この本体プレート61は、コーナー材5
0側の取付面の所定位置に板バネ62を備えている。取
付金具60は、その中央部付近で折り曲げられることに
より本体段差部67が形成されている。ここで、本体段
差部67は本体プレート61の面よりやや傾いた状態に
あり、本体段差部67の本体プレート61から遠い方の
辺が、胴差し10の取付面側へと張り出している。ま
た、本体段差部67の所定箇所には、取付金具60を柱
に固定するために用いられるビス穴66が設けられてい
る。さらに、このビス穴66を囲むようにビード68が
形成されている。なお、本体プレート61はプレス加工
により成形されるため、打抜き穴65が形成されてい
る。
【0029】次に、コーナー材50について説明する。
コーナー材50は、柱本体70の角に取付けられるもの
であるため、本体部51は2つの面から形成されてい
る。この本体部51の所定の位置には取付金具60の板
バネ62が嵌合するための取付溝52が設けられてい
る。
【0030】次に、取付構造について説明する。図5に
示すように、取付金具60はビス80を用いて柱本体7
0の角に取付けられる。コーナー材50の取付金具60
への取付けは、取付金具60の板バネ62にコーナー材
50の取付溝52が嵌合することによる。ここで、板バ
ネ62に設けられた舌状部64の先端がコーナー材50
の取付溝側壁53に当接し、噛み合う構造になってい
る。さらには、上述したような本体段差部67をやや傾
いた形状とすることで、柱本体70に固定する際に板バ
ネ62が柱本体70に強く押しつけられることにより、
強固な嵌合が可能となる。なお、本構造では、取付金具
60の本体段差部67に設けたビード68により、コー
ナー材50の取付時の高さを調整することが可能であ
る。
【0031】次に、コーナー材50の柱本体70への取
付作業の際の手順について説明する。コーナー材50の
取付けは、上述の実施の形態1において説明した
(イ)、(ロ)の2種類の取付手順が考えられるが、本
実施の形態2では取付性向上のため、予め取付金具60
をコーナー材50に取付け、その後これらを柱本体70
に取付ける(ロ)の方法について説明する。
【0032】図7は、上述の(ロ)の方法による取付手
順を示す取付部分の断面図である。まず、コーナー材5
0の取付金具60の本体段差部67と接触する面に、取
付強度を上げるための接着剤を塗布する。次に、取付金
具60の弾性部63のうち、本体段差部67から遠い方
の弾性部63aをコーナー材50の取付溝に挿入する
(a)。このとき、コーナー材50の取付溝開口縁54
が、弾性部63bの舌状部64に接触するように取付金
具60をコーナー材50に軽く押しつける。これによ
り、弾性部63bが取付溝52にスムーズに挿入される
ように案内される。次に、取付金具60をコーナー材5
0へと強く押しつける(b)。このとき弾性部63bが
弾性部63a側へと圧縮され、取付溝52内部へと挿入
される。弾性部63bの舌状部64が取付溝開口縁54
を越えると、再び板バネ62はその弾性力により元の形
状へと戻ろうとする(c)。このとき、舌状部64が取
付溝側壁53に当接するため、コーナー材50と取付金
具60が噛み合い、外れなくなる。その後、コーナー材
50が嵌め込まれた取付金具60をビス80によって柱
本体70に取付けることにより、コーナー材50が柱本
体70に固定される。この方法で取付けた場合には、ビ
ス80の頭が柱の外装面に露出してしまうが、コーナー
材50の継ぎ目を埋めるために用いられるコーキング材
81を上から塗布することで露出しなくなる。
【0033】上記取付構造により、コーナー材50の取
付面に従来には必要とされていた突出部を設ける必要が
なくなり、コーナー材50の厚みを抑えることが可能に
なる。これにより、建物全体としての美観が保たれる。
また、バネ嵌合させることで、従来同様の作業の容易性
および十分な取付強度が保たれている。
【0034】なお、上記の実施の形態においては、化粧
材として胴差しおよびコーナー材について本発明を適用
した場合について説明しているが、これに限られるもの
ではなく、破風、幕板等、その他建築構造物の外観の向
上を図るために用いられるものであれば、どのようなも
のにも適用することが可能である。
【0035】したがって、今回開示した上記各実施の形
態はすべての点で例示であって、制限的なものではな
い。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定
され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範
囲内でのすべての変更を含むものである。
【0036】
【発明の効果】この発明に基づいた化粧材の取付構造に
よれば、従来の化粧材に比べ、薄型の化粧材の利用が可
能となる。これにより、化粧材の装飾性が確保され、建
物全体としての意匠上の美観を損ねることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における化粧材の取付
構造を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における取付金具の構
造を示す斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における化粧材と取付
金具の取付部分の構造を示した拡大断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1における化粧材の取付
作業の手順を示す取付部分の断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2における化粧材の取付
構造を示す断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態2における取付金具の構
造を示す斜視図および側面投影図である。
【図7】 本発明の実施の形態2における化粧材の取付
作業の手順を示す取付部分の断面図である。
【図8】 従来の化粧材の取付構造の一例を説明するた
めの断面図である。
【符号の説明】
10 胴差し、11 本体部、12 取付溝(凹部)、
13 取付溝側壁、14 取付溝開口縁、15 ビス回
避溝、20 取付金具、21 本体プレート、22 板
バネ、23 弾性部、24 舌状部、25 打抜き穴、
26 ビス穴、30 建物躯体、31 隙間、40 ビ
ス、50 コーナー材、51 本体部、52 取付溝
(凹部)、53 取付溝側壁、54取付溝開口縁、60
取付金具、61 本体プレート、62 板バネ、63
弾性部、64 舌状部、65 打抜き穴、66 ビス
穴、67 本体段差部、68 ビード、70 柱本体、
80ビス、81 コーキング材。
フロントページの続き (72)発明者 木暮 勉 群馬県伊勢崎市稲荷717−1 株式会社キ グレ・テクノ内 Fターム(参考) 2E110 AA42 AB04 AB22 BA12 BC14 CA03 CC03 CC12 DA12 DC07 GA33W GB23W

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧材を取付金具によって建物躯体に取
    付ける化粧材の取付構造であって、 前記化粧材は、前記取付金具との取付面側に凹部を備
    え、 前記凹部は、その開口面よりも広い断面形状を内部に有
    し、 前記取付金具は、前記建物躯体にその基部が取付けら
    れ、前記化粧材との取付面側に前記基部から広がるよう
    に突き出る突出部を備え、 前記突出部が、前記凹部に挿入されて前記凹部の側壁に
    当接することにより、前記化粧材が前記建物躯体に取付
    けられる、化粧材の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記突出部が、互いに離れるように突き
    出る第1の弾性部と第2の弾性部とを備え、 前記第1の弾性部は、その先端にさらに前記第2の弾性
    部の反対側に向かって延びる第1の舌状部を有し、 前記第2の弾性部は、その先端にさらに前記第1の弾性
    部の反対側に向かって延びる第2の舌状部を有し、 前記第1の舌状部および第2の舌状部が、前記凹部に挿
    入されて前記凹部の対向する側壁にそれぞれ当接してバ
    ネ嵌合することにより、前記化粧材が前記建物躯体に取
    付けられる、請求項1に記載の化粧材の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記凹部の対向する開口縁間の距離が、
    前記第1の弾性部の先端と前記第2の弾性部の先端との
    距離より小さいことにより、前記突出部が前記凹部に案
    内されてバネ嵌合し、前記化粧材が前記建物躯体に取付
    けられる、請求項2に記載の化粧材の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記化粧材が窯業材料からなる化粧材で
    ある、請求項1から3のいずれかに記載の化粧材の取付
    構造。
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