JP5085884B2 - ふかし枠、及び、建具 - Google Patents

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Description

本発明は、開口部に設けられた既存の障子とは異なる他の障子を新設するためのふかし枠、及び、このふかし枠を有する建具に関する。
従来から、開口部に設けられた既存の障子の他に新たな障子を設けるために、開口部を取り囲む縁部にふかし枠を設けることが知られている。このようなふかし枠は、支持枠と取付材とを有している。支持枠は水平方向に沿った上下の支持枠と鉛直方向に沿った左右の支持枠とが予めコーナー連結ブロックで連結されて矩形状に形成されている。そして、開口部を取り囲む既存の縁部の四辺にそれぞれ取付材がビスで取着され、4つの取付材に矩形状の支持枠が嵌合された後に支持枠が縁部にビスで固着される(例えば、特許文献1参照)。
実公平4−25512号公報
しかしながら、上記従来のふかし枠は、4つの取付材を個別に縁部にそれぞれ取着する。このため、水平方向に沿った縁部に取着された取付材と、鉛直方向に沿った縁部に取着された取付材とに嵌合された支持枠が直交するとは限らない。一方、ふかし枠には、新たな障子が設けられるため、支持枠が直交していないと、障子を閉めても隙間が空いてしまう畏れがある。このため、取付材の取着には精度が要求されるとともに、調整が必要であり、ふかし枠の取り付け作業は煩雑で、かつ、手間と時間がかかるという課題があった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、開口部を取り囲む既存の縁部に容易に取り付けることが可能なふかし枠を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明のふかし枠は、開口部に設けられた既存の障子とは異なる他の障子を前記開口部に新設するためのふかし枠であって、前記開口部を取り囲む縁部の縦の部位に固定され、長手方向に貫通する空間を備える中空部を有する2本の縦固定部材と、前記開口部を取り囲む前記縁部の横の部位に固定され、長手方向に貫通する空間を備える中空部を有する2本の横固定部材と、 前記2本の縦固定部材と前記2本の横固定部材とを、前記2本の縦固定部材の間隔及び前記2本の横固定部材の間隔が調整自在となるように連結すべく、前記縦固定部材の前記中空部と前記横固定部材の前記中空部とにそれぞれ圧入状態にて挿入される2本の腕部を有する連結部材と、 前記2本の横固定部材に固定され、前記他の障子がガイドされるレール材と、前記2本の縦固定部材に固定され、前記他の障子が有する戸先框が当接される当接材と、前記縦固定部材と前記横固定部材とにそれぞれ嵌合され、前記レール材または前記当接材の端部が見込み方向に突き合わされることにより位置決めされる位置決め突部を有し、前記縦固定部材及び前記横固定部材を覆う樹脂製の化粧部材と、を有し、前記2本の縦固定部材の間隔及び前記2本の横固定部材の間隔が前記縁部に合うように調整されて前記連結部材により連結された前記横固定部材に固定される前記レール材と、前記縦固定部材に固定される前記当接材とは、前記縦固定部材及び前記横固定部材にそれぞれ嵌合された前記化粧部材の前記位置決め突部に、前記レール材または前記当接材のいずれか一方の部材を合わせ、前記一方の部材の端部に他方の部材を当接させて見込み方向の位置が決められて固定されることを特徴とする。
このようなふかし枠は、2本の縦固定部材と2本の横固定部材とを連結部材により連結した状態で既存の縁部に取り付けられる。このため、固定部材を個々に縁部に取り付ける場合より、互いの相対位置を合わせ易い。例えば2本の縦固定部材同士及び2本の横固定部材同士が互いに平行になるように、また、縦固定部材と横固定部材とが直交するように連結したうえで縁部に固定することが可能である。このため、縁部に固定した後に調整する必要がないので施工が容易である。ここで、ふかし枠が取り付けられる縁部は、例えば開口部の上方に位置するまぐさ、下方に位置する窓台、左右に位置する方立てなどの他に、まぐさ、窓台、方立てに設けられた額縁、窓枠などの開口部を取り囲むように設けられて縁部を構成するものも含んでいる。
また、ふかし枠は、2本の縦固定部材の間隔及び2本の横固定部材の間隔が調整自在に構成されているので、既存の縁部に応じてふかし枠のサイズを調整することが可能である。このため、施工性が良く、汎用性が高いふかし枠を提供することが可能である。
かかるふかし枠であって、前記縦固定部材と前記横固定部材とは金属製であり、前記レール材は、前記横固定部材と前記化粧部材との境界部分を覆うように、また、前記当接材は、前記縦固定部材と前記化粧部材との境界部分を覆うように、それぞれ設けられていることが望ましい。
このようなふかし枠によれば、金属製の縦固定部材及び横固定部材を覆う化粧部材は樹脂製なので、化粧部材の弾性により縦固定部材及び横固定部材に容易に嵌合して、縁部に固定された縦固定部材及び横固定部材を覆うことが可能である。また、レール材は、横固定部材と化粧部材との境界部分を覆うように、また、当接材は、縦固定部材と化粧部材との境界部分を覆うように設けられているので、化粧部材は縦固定部材及び横固定部材から外れにくくなり、単に勘合した場合よりも強固に取り付けることが可能である。
かかるふかし枠であって、前記化粧部材には、前記レール材または前記当接材の見込み方向の位置を決めるための位置決め突部が、前記既存の障子とは反対側に設けられていることが望ましい。
このようなふかし枠によれば、レール材または当接材を位置決め突部に沿わせて固定することにより、レール材または当接材を適切な位置に、容易に配置することができるため施工が容易である。
かかるふかし枠であって、前記縦固定部材と前記横固定部材とは前記中空部の室外側にそれぞれ額縁側延出部を有し、前記連結部材で連結されている前記縦固定部材と前記横固定部材との端部間に挿入される挿入部と、前記挿入部より室外側に位置する覆部とを有する間隙カバーを有し、前記横固定部材の前記額縁側延出部より室内側に前記レール材が固定され、前記縦固定部材の前記額縁側延出部より室内側に前記当接材が固定されたときに、前記挿入部が、前記縦固定部材と前記横固定部材との端部間に挿入されて、前記縦固定部材の前記額縁側延出部と前記横固定部材の前記額縁側延出部との間に生じる間隙を、前記挿入部より室外側に位置する前記覆部がぐことが望ましい。
このようなふかし枠によれば、縦固定部材及び横固定部材の連結部分の間隙がレール材、当接材及び間隙カバーにより塞がれるので、埃等が入り込む隙間が生じず、また、美観の優れたふかし枠を形成することが可能である。
かかるふかし枠であって、前記連結部材に連結された前記縦固定部材前記横固定部材に嵌合された前記化粧部材の端部間を外側から覆うコーナー部材を有し、前記コーナー部材は、縦方向に沿ったリブと、横方向に沿ったリブと、それぞれのリブに設けられ、前記連結部材に形成された角穴に係合するフック部と、を有し、前記リブには、前記縦固定部材に嵌合された前記化粧部材の下端部が当接されることにより前記化粧部材の下限位置を規制することが望ましい。
このようなふかし枠によれば、コーナー部材により各化粧部材の端部間が外側から覆われるので、化粧部材の端部が外側に露出せず美観に優れたふかし枠を実現することが可能である。また、コーナー部材の規制部により化粧部材の下限位置が規制されるので、たとえ化粧部材が下方に下がってしまったとしても、規制部材に規制され、上端部が露出することを防止することが可能である。
また、前記ふかし枠と、前記ふかし枠に取り付けられる前記他の障子と、を有することを特徴とする建具である。
このような建具によれば、既存の縁部に容易に取り付けられたふかし枠に障子を取り付けることにより短時間にて新たな障子を新設することが可能な、施工性が良く、汎用性が高い建具を提供することが可能である。
本発明によれば、開口部を取り囲む既存の縁部に容易に取り付けることが可能なふかし枠及び建具を提供することができるという効果がある。
以下、本発明の一実施形態に係るふかし枠及び建具について図面を参照して説明する。以下の説明においては、建具を屋内側から見たときに上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向または見付け方向として示す。
図1は、本実施形態に係るふかし枠及び建具の構成を説明するための図である。図2は、横方向に沿った額縁に固定された状態のふかし枠の断面図である。図3は、縦方向に沿った額縁に固定された状態のふかし枠の断面図である。本実施形態では、ふかし枠を、開口部1を取り囲む縁部としての額縁3に取り付ける例についいて説明する。ふかし枠10が取り付けられる本実施形態の額縁3は、単に装飾用に設けられている額縁ではなく、例えばまぐさ、窓台、方立て等に十分な強度を備えて固定されている。また、以下の説明では、矩形状の額縁3の四辺に同様に設けられる部材については、額縁3の上下に位置する横の部位3c、3dにおける対向する面3e側及び左右に位置する縦の部位3a、3bにおける対向する面3f側を内側とし、反対側を外側として示す。例えば、額縁3の下側の横の部位3dでは、上面側が内側、下面側が外側となる。また、引き戸の見込み方向については、建物の内側を室内側、建物の外側を室外側として示す。
図示するように、本実施形態のふかし枠10は、既に引き戸が設けられている建物の開口部1を取り囲む額縁3に固定され、既存の障子5とは異なる他の障子8を新設するために設けられる。本実施形態においては、ふかし枠10と新設される障子8とにて新設される建具7が構成されている。
ふかし枠10は、額縁3に固定される2本の縦固定部材12及び2本の横固定部材14と、縦固定部材12と横固定部材14とを四隅で各々連結する4つの連結部材20と、各縦固定部材12及び各横固定部材14を覆う樹脂製の化粧部材30と、新設される障子8がガイドされるレール材40と、新設される障子8の戸先框が当接される当接材50と、縦固定部材12及び横固定部材14の連結部分においてレール材40及び当接材50にて覆われない間隙を塞ぐ間隙カバー60と、縦固定部材12及び横固定部材14に嵌合された化粧部材30の端部間を外側から覆うコーナー部材70と、を有している。
縦固定部材12は、固定される額縁3の縦の部位3a、3bとほぼ同じ長さを有し、横固定部材14は固定される額縁3の横の部位3c、3dとほぼ同じ長さを有している。縦固定部材12と横固定部材14とは、各々の長手方向と交差する断面の形状が同一な、アルミニウム製の押出成形部材である。
縦固定部材12と横固定部材14とは断面形状が同じなので、ここでは、下側の横固定部材14を例に挙げて説明する。図4は、縦固定部材及び横固定部材の断面を示す図である。
図4に示すように、下側の横固定部材14は、額縁3とほぼ同じ厚さを有する本体部15と、横固定部材14の第1内側面15aを本体部15とともに形成し額縁3側に延出された板状の額縁側延出部16と、第1内側面15aより僅かに低い第2内側面17aを形成し室内側に延出された板状の室内側延出部17とを有している。
本体部15は、長手方向の端部が開放された箱状をなし、長手方向に貫通する3つの空間15bを有し、3つの空間15bは見込み方向に並ぶように平行に形成されている。第1内側面15aと第2内側面17aとの段差は、横固定部材14を覆う化粧部材30の肉厚とほぼ同様の高さを有している。第2内側面17aは、本体部15が有する3つの空間15bのうちの最も室内側に位置する空間15bの上に至るように形成されている。第2内側面17aには、最も室内側に位置する空間15bと室内側延出部17との境界位置に長手方向に沿って溝部17bが形成されている。また、本体部15の最も額縁3側であって、額縁側延出部16と反対側、すなわち本体部15の外面側15cには、化粧部材30の後述する爪部30aが係止される係止凹部15dが形成されている。
そして、各縦固定部材12及び各横固定部材14は、第1内側面15a及び第2内側面17aが開口部1の内方に向かうように配置される。
本ふかし枠10には、4つの連結部材20を用いて縦固定部材12と横固定部材14とを連結した4カ所の連結部を有するが、各連結部に用いられる連結部材20及び連結方法は同じなので、4カ所の連結部のうち1カ所について説明する。
図5は、連結部材を示す斜視図である。連結部材20は、2本の腕部22が直交するようにL字形に形成された樹脂成形部材である。連結部材20は、L字状に形成された側板部23と、側板部23の輪郭に沿って全周に亘り、側板部23の厚さ方向に形成された外形壁部24と、外形壁部24の内側を前記腕部22と直交するように適宜設けられた補強用のリブ25とを有している。
そして、各腕部22の断面の外形形状は、縦固定部材12及び横固定部材14が有する本体部15の最も額縁3側の空間15bに挿入される程度の大きさに形成されている。側板部23には、各々の腕部22に外形壁部24とは反対の方向に突出され挿入された縦固定部材12と横固定部材14を押圧する圧入突起23eと、2本の腕部22の基端側に繋げられて形成され縦固定部材12及び横固定部材14の位置を規制するための規制突起23fとが設けられている。また、2本の腕部22の側板部23には、各々ほぼU字状のスリット23aが形成されており、スリット23aに囲まれたU字状の部位23bが側板部23の面と交差する方向に弾性変形可能に形成されている。スリット23aに囲まれたU字状の部位23bの先端には、側板部23の面より突出された押圧凸部23cが設けられている。
そして、縦固定部材12及び横固定部材14の空間15bに連結部材20の腕部22を挿入すると、押圧凸部23cが縦固定部材12及び横固定部材14に押圧されて弾性変形する。さらに腕部22を挿入すると縦固定部材12及び横固定部材14が圧入突起23eに押圧される。このときU字状の部位23bの弾性変形により生じた力と圧入突起23eの押圧力が縦固定部材12及び横固定部材14に作用して、連結部材20は縦固定部材12及び横固定部材14に圧入状態で挿入される。このため、縦固定部材12及び横固定部材14は連結部材20の腕部22の範囲で相対位置を任意に変更して、その状態を維持させることが可能である。そして、2本の縦固定部材12と2本の横固定部材14とを4つの連結部材20で連結した際には、2本の縦固定部材12間の間隔及び2本の横固定部材14間の間隔を無段階に調整することが可能である。また、腕部22に対する縦固定部材12及び横固定部材14の位置は、規制突起23fにより規制され、縦固定部材12及び横固定部材14の端部が規制突起23fに当接された位置より互いに近づかないように構成されている。
また、連結部材20の2本の腕部22の基端側には、コーナー部材70に設けられている後述する2つのフック部70cと各々係合する2つの角穴23dが設けられている。
化粧部材30は、長手方向のいずれの位置においても断面形状が同じ樹脂成形部材であり、縦固定部材12と横固定部材14とにそれぞれ嵌合されるため、本ふかし枠10では4本用いられている。4本の化粧部材30は互いに断面形状が同じなので、ここでは、下側の横固定部材14に嵌合される化粧部材30を例に挙げて説明する。
図6は、化粧部材の断面図である。化粧部材30は、嵌合される縦固定部材12または横固定部材14とほぼ同じ長さを有している。化粧部材30は、縦固定部材12及び横固定部材14の第2内側面17aに当接される内側板部32と、縦固定部材12及び横固定部材14の本体部15の外側面15eに当接される外側板部34と、内側板部32と外側板部34とを室内側にてほぼ鉛直な面で繋ぐ室内側板部36と、を有している。
内側板部32の外側板部34と対向する面には、横固定部材14の溝部17bに入り込む凸部32aが外側板部34に向かって長手方向の全域に突設されている。また、外側板部34の額縁3側の端縁には、横固定部材14の係止凹部15dに係止される爪部34aが内側に向かって長手方向の全域に設けられている。さらに、内側板部32の内側面32bであって最も室内側の縁部は、内側に向かって突出され、レール材40または当接材50の端部が突き当てられることにより位置決めされる位置決め突部32cが、長手方向の全域に設けられている。
そして、化粧部材30は、内側板部32と外側板部34との間に縦固定部材12及び横固定部材14の室内側延出部17が入り込むように装着され、凸部32aが縦固定部材12及び横固定部材14の溝部17bに、また、爪部34aが縦固定部材12及び横固定部材14の係止凹部15dにそれぞれ係止されることにより取り付けられる。このとき、縦固定部材12及び横固定部材14の第1内側面15aと内側板部32の内側面32bとは、ほぼ平坦な平面を形成する。
図7は、レール材を示す断面図である。レール材40は、長方形状をなすほぼシート状のレール基部41に、新設される障子8がガイドされるレール42と、障子8とレール42との隙間を覆うように、レール基部41の最も室内側に立設された壁部43と、見込み方向の両端部に見付け方向に沿って、レール基部41のレール42とは反対側の面41aに形成されたシール部44と、を有している。本実施形態のふかし枠10には、障子8が引き違うように設けられるため2本のレール42が形成されている。レール材40は、樹脂で形成されているが、シール部44は他の部位より軟質の樹脂にて構成された二色成形部材である。なお、上側のレール材40のレール42は障子8に設けられた摺動材(不図示)に入り込み、下側のレール材40のレール42は障子8の戸車が載置されるため、上側のレール材40と下側のレール材40のレール42の形状は相違している。
図8は、当接材を示す断面図である。当接材50は、長方形状をなすほぼシート状の当接基部51に、新設される障子8を挟むように配置された3枚の仕切部52と、見込み方向の両端部に見付け方向に沿って、当接基部51の、仕切部52とは反対側の面51aに形成されたシール部53と、を有している。3枚の仕切部52は、当接基部51の見込み方向における両端部と中央とから内側に向かって突設されている。そして、中央の仕切部52の先端52aには、当接基部51側に折り返すように形成されたシール部54が設けられている。このシール部54は、障子8が新設された際には、障子8の戸先框に接触するように形成されている。このため、左側の縦固定部材12に取り付けられる当接材(左側当接材)50と、右側の縦固定部材12に取り付けられる当接材(右側当接材)50とでは、シール部54が折り返されている方向が相違する(図3参照)。本実施形態では、左側当接材50の中央の仕切部52には室外側にシール部54が折り返されるように形成され、右側当接材50には、室内側にシール部54が折り返されるように形成されている(図3参照)。当接材50も、樹脂にて形成されているが、シール部53,54は他の部位より軟質の樹脂にて構成された二色成形部材である。
レール材40は、横固定部材14の第1内側面15aと化粧部材30の内側板部32との境界部を覆うように横固定部材14にねじで固定され、また、当接材50は、縦固定部材12の第1内側面15aと化粧部材30の内側板部32との境界部を覆うように縦固定部材12にねじで固定される。このとき、当接材50は上下の横固定部材14及び化粧部材30間の間隔とほぼ同じ長さに形成されており、レール材40は、左右の当接材50間の間隔とほぼ同じ長さに形成されている。そして、レール材40の端部は当接材50の当接基部51の内側面に当接される。このため、当接材50の中央の仕切部52と室外側の仕切部52とは、レール基部41が入り込むように上下の端部が切り欠かれている。
レール材40と当接材50とが取り付けられると、縦固定部材12と横固定部材14とは額縁側延出部16を除いてほぼ覆われるが、縦固定部材12の額縁側延出部16と横固定部材14の額縁側延出部16との連結部に間隙が生じる。この間隙を塞ぐために間隙カバー60が設けられている。
図9は、間隙カバーを示す斜視図である。間隙カバー60は、縦固定部材12と横固定部材14の連結部4カ所に設けられている。間隙カバー60は、連結部材20で連結されている縦固定部材12と横固定部材14との端部間に挿入させる挿入部62と、挿入部62より室外側に位置するL字状の覆部64とを有している。覆部64は、縦固定部材12に当接される縦覆部64aと横固定部材14に当接される横覆部64bとを有している。
そして、挿入部62を縦固定部材12と横固定部材14との端部間に挿入させて覆部64の室外側の縁部を縦固定部材12と横固定部材14の室外側の縁部に合わせると、縦固定部材12の額縁側延出部16と横固定部材14の額縁側延出部16との連結部分に生じていた間隙が間隙カバー60にて覆われる。
コーナー部材70は、縦固定部材12に嵌合された化粧部材(縦化粧部材)30と横固定部材14に嵌合された化粧部材(横化粧部材)30とが連結部材20にて連結されている部位に、室内側から縦化粧部材30及び横化粧部材30の端部に被せるように設けられている。
図10は、コーナー部材を示す斜視図である。図示するように、コーナー部材70は、縦化粧部材30の端部と横化粧部材30の端部とを少しずつ覆いL字状に繋がった平面部72と、縦化粧部材30及び横化粧部材30の外側を囲むように繋がった周面部74とを有している。周面部74は見込み方向に、化粧部材30の外側板部34とほぼ同じ長さを有しているので、縦化粧部材30と横化粧部材30との間はほぼ覆われる。また、コーナー部材70には、角部に縦方向に沿ったリブ70aと横方向に沿ったリブ70bとが繋がった状態で設けられており、このリブの室外側の縁部には、連結部材20の角穴23dに係合するフック部70cが、縦方向のリブ70aと横方向リブ70bとにそれぞれ設けられている。このため、コーナー部材70を縦化粧部材30と横化粧部材30との連結部に室内側から室外側に向かって装着すると、フック部70cが連結部材20の角穴23dに係止されることによりコーナー部材70が取り付けられる。このとき、縦方向のリブ70aと横方向リブ70bとは、その上方にて縦固定部材12に嵌合されている化粧部材30が下方に下がった際に、化粧部材30の下端部が当接することにより、化粧部材30の下がり過ぎを防止するための、下限位置の規制部としても機能している。
そして、ふかし枠10の施工方法は、まず、2本の縦固定部材12と2本の横固定部材14とを予め4つの連結部材20にて矩形状に連結する。このとき各縦固定部材12及び各横固定部材14に連結部材20は圧入されているので、2本の縦固定部材12間の間隔、及び2本の横固定部材14間の間隔は調整可能である。矩形状に形成された縦固定部材12及び横固定部材14を、2本の縦固定部材12間の間隔、及び、2本の横固定部材14間の間隔を額縁3に合うように適宜調節しつつ、額縁側延出部16と本体部15の空間15bを仕切る部位とにそれぞれ設けられたねじ穴にねじを貫通させて額縁3に固定する。このとき、例えば、矩形状に連結された2本の縦固定部材12間の間隔及び2本の横固定部材14間の間隔がいずれも開口部1のサイズより小さくなるように連結し、連結された2本の縦固定部材12と2本の横固定部材14とを開口部1の下側の額縁3上に載置した後に、2本の縦固定部材12間の間隔及び2本の横固定部材14間の間隔を広げて開口部1のサイズに合うように調整して、額縁3にねじで固定してもよい。
額縁3に縦固定部材12及び横固定部材14を固定した後に、各縦固定部材12と各横固定部材14とにそれぞれ化粧部材30を嵌合し、コーナー部材70を室内側から取り付け、間隙カバー60を装着する。その後、当接材50の室内側の縁部を縦化粧部材30の位置決め突部32cに突き合わせて位置決めし、皿木ねじにて固定する。最後に、レール材40を撓ませながらレール材40の端部を、第1内側面15a及び第2内側面17aと当接材50の端部との間に挿入し、レール材40を第1内側面15a及び第2内側面17aに沿わせた後に皿木ねじにて固定する。このとき、当接材50の室内側の仕切部52にレール材40の壁部43を当接させてレール材40の見込み方向の位置決めをする。
本実施形態のふかし枠10によれば、2本の縦固定部材12の間隔及び2本の横固定部材14の間隔が調整自在に構成されているので、既存の額縁3に対応させてふかし枠10のサイズを調整することが可能である。例えば、矩形状に連結した2本の縦固定部材12と2本の横固定部材14とを額縁3上に載置した後に開口部1のサイズに合わせるべく調整することが可能である。このため、施工性が良く汎用性が高いふかし枠10を提供することが可能である。
また、ふかし枠10は、2本の縦固定部材12と2本の横固定部材14とを連結部材20により連結した状態で既存の額縁3に取り付けるので、固定部材を個々に額縁3に取り付ける場合より、互いの相対位置が合わせ易い。例えば2本の縦固定部材12同士及び2本の横固定部材14同士が互いに平行になるように、また、縦固定部材12と横固定部材14とが直交するように連結したうえで額縁3に固定することも可能である。このため、額縁3に固定した後に調整する必要がないので施工が容易である。
また、金属製の縦固定部材12及び横固定部材14を覆う化粧部材30は樹脂製なので、化粧部材30の弾性により化粧部材30を縦固定部材12及び横固定部材14に容易に嵌合して、額縁3に固定された縦固定部材12及び横固定部材14を覆うことが可能である。また、レール材40は、横固定部材14と化粧部材30との境界部分を覆うように、また、当接材50は、縦固定部材12と化粧部材30との境界部分を覆うように設けられているので、化粧部材30は縦固定部材12及び横固定部材14から外れにくくなり、単に嵌合した場合よりも強固に取り付けることが可能である。
このとき、レール材40または当接材50が化粧部材30に設けられた位置決め突部32cに沿わせて固定されることにより、レール材40または当接材50を適切な位置に、容易に配置することができるためレール材40または当接材50の取り付けが容易である。
また、縦固定部材12及び横固定部材14の連結部分の間隙がレール材40、当接材50及び間隙カバー60により塞がれるので、埃等が入り込む隙間が生じず、また、美観の優れたふかし枠10を形成することが可能である。
さらに、コーナー部材70により各化粧部材30の端部間が外側から覆われるので、化粧部材30の端部が外側に露出せず美観に優れたふかし枠10を実現することが可能である。また、コーナー部材70の規制部としてのリブ70a、70bにより化粧部材30の下限位置が規制されるので、たとえ化粧部材30が下方に下がってしまったとしても、リブ70a、70bに規制され、上端部が露出されることを防止することが可能である。
本実施形態においては、当接材50の縁部を化粧部材30の位置決め突部32cに突き合わせて位置決めした後に、当接材50の仕切部52にレール材40の壁部43を当接させてレール材40の位置決めをしたが、レール材40を化粧部材30の位置決め突部32cにて位置決めし、レール材40の壁部43に当接材50の仕切部52を当接させて当接材50を位置決めしてもよい。
本実施形態においては、ふかし枠10を額縁3に取り付ける例を挙げて説明したが、開口部1を取り囲む縁部であって十分な強度を有する部材であれば、ふかし枠10が取り付けられる部位は必ずしも額縁でなくとも構わない。
また、本実施形態においては、連結部材20の側板部23に設けられた弾性変形可能なU字状の部位23bと押圧凸部23cとを、縦固定部材12及び横固定部材14に連結部材20が圧入される際に圧力を作用させる部材として用いたが、例えば縦固定部材12及び横固定部材14に押圧凸部23cが入り込む穴を長手方向に沿って複数形成しておくと、縦固定部材12及び横固定部材14と連結部材20との相対位置を段階的に調節可能な構成とすることが可能である。
本実施形態に係るふかし枠及び建具の構成を説明するための図である。 横方向に沿った額縁に固定された状態のふかし枠の断面図である。 縦方向に沿った額縁に固定された状態のふかし枠の断面図である。 縦固定部材及び横固定部材の断面図である。 連結部材を示す斜視図である。 化粧部材の断面図である。 レール材を示す断面図である。 当接材を示す断面図である。 間隙カバーを示す斜視図である。 コーナー部材を示す斜視図である。
符号の説明
7 建具、8 障子、10 ふかし枠、12 縦固定部材、
14 横固定部材、20 連結部材、30 化粧部材、
40 レール材、50 当接材、60 間隙カバー、
70 コーナー部材

Claims (6)

  1. 開口部に設けられた既存の障子とは異なる他の障子を前記開口部に新設するためのふかし枠であって、
    前記開口部を取り囲む縁部の縦の部位に固定され、長手方向に貫通する空間を備える中空部を有する2本の縦固定部材と、
    前記開口部を取り囲む前記縁部の横の部位に固定され、長手方向に貫通する空間を備える中空部を有する2本の横固定部材と、
    前記2本の縦固定部材と前記2本の横固定部材とを、前記2本の縦固定部材の間隔及び前記2本の横固定部材の間隔が調整自在となるように連結すべく、前記縦固定部材の前記中空部と前記横固定部材の前記中空部とにそれぞれ圧入状態にて挿入される2本の腕部を有する連結部材と、
    前記2本の横固定部材に固定され、前記他の障子がガイドされるレール材と、
    前記2本の縦固定部材に固定され、前記他の障子が有する戸先框が当接される当接材と、
    前記縦固定部材と前記横固定部材とにそれぞれ嵌合され、前記レール材または前記当接材の端部が見込み方向に突き合わされることにより位置決めされる位置決め突部を有し、前記縦固定部材及び前記横固定部材を覆う樹脂製の化粧部材と、
    を有し、
    前記2本の縦固定部材の間隔及び前記2本の横固定部材の間隔が前記縁部に合うように調整されて前記連結部材により連結された前記横固定部材に固定される前記レール材と、前記縦固定部材に固定される前記当接材とは、
    前記縦固定部材及び前記横固定部材にそれぞれ嵌合された前記化粧部材の前記位置決め突部に、前記レール材または前記当接材のいずれか一方の部材を合わせ、前記一方の部材の端部に他方の部材を当接させて見込み方向の位置が決められて固定されることを特徴とするふかし枠。
  2. 請求項1に記載のふかし枠であって、
    前記縦固定部材と前記横固定部材とは金属製であり、
    前記レール材は、前記横固定部材と前記化粧部材との境界部分を覆うように、また、前記当接材は、前記縦固定部材と前記化粧部材との境界部分を覆うように、それぞれ設けられていることを特徴とするふかし枠。
  3. 請求項2に記載のふかし枠であって、
    前記化粧部材には、前記レール材または前記当接材の見込み方向の位置を決めるための位置決め突部が、前記既存の障子とは反対側に設けられていることを特徴とするふかし枠。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のふかし枠であって、
    前記縦固定部材と前記横固定部材とは前記中空部の室外側にそれぞれ額縁側延出部を有し、
    前記連結部材で連結されている前記縦固定部材と前記横固定部材との端部間に挿入される挿入部と、前記挿入部より室外側に位置する覆部とを有する間隙カバーを有し、
    前記横固定部材の前記額縁側延出部より室内側に前記レール材が固定され、前記縦固定部材の前記額縁側延出部より室内側に前記当接材が固定されたときに、
    前記挿入部が、前記縦固定部材と前記横固定部材との端部間に挿入されて、前記縦固定部材の前記額縁側延出部と前記横固定部材の前記額縁側延出部との間に生じる間隙を、前記挿入部より室外側に位置する前記覆部が塞ぐことを特徴とするふかし枠。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のふかし枠であって、
    前記連結部材に連結された前記縦固定部材と前記横固定部材とに嵌合された前記化粧部材の端部間を外側から覆うコーナー部材を有し、
    前記コーナー部材は、縦方向に沿ったリブと、
    横方向に沿ったリブと、
    それぞれのリブに設けられ、前記連結部材に形成された角穴に係合するフック部と、
    を有し、
    前記リブには、前記縦固定部材に嵌合された前記化粧部材の下端部が当接されることにより前記化粧部材の下限位置を規制することを特徴とするふかし枠。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のふかし枠と、
    前記ふかし枠に取り付けられる前記他の障子と、
    を有することを特徴とする建具。
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