JPH0657909A - 止縁部の構造 - Google Patents
止縁部の構造Info
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- JPH0657909A JPH0657909A JP23310092A JP23310092A JPH0657909A JP H0657909 A JPH0657909 A JP H0657909A JP 23310092 A JP23310092 A JP 23310092A JP 23310092 A JP23310092 A JP 23310092A JP H0657909 A JPH0657909 A JP H0657909A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 美観性に優れ、防水性を向上した止縁部の構
造。 【構成】 止縁を係止体Ａとカバー体Ｂの２部材から構
成し、係止体Ａを水平面状の設置片１と設置片１の一側
端縁を略直角に突出させた立ち上がり部とからなる長尺
体とし、カバー体Ｂを長方形状のサイド片４とサイド片
４の上端を直角に屈曲した化粧面５と、化粧面５の先端
を下方に屈曲して形成した化粧側壁６とから、化粧側壁
６の端縁をその幅狭の端縁から途中までをＬ字状に屈曲
して形成した化粧片と、化粧片の化粧側壁が幅狭となっ
ている方向の端縁を下方に屈曲した段差化粧片９とから
形成し、係止体Ａにカバー体Ｂを嵌合し、美観性を向上
させると共に、カバー体Ｂ装着後はドイツ張り用の外装
材Ｃの傾斜化粧面にカバー体Ｂの化粧片８が、段差化粧
面に段差化粧片９が密着し、防水性を向上させた、止縁
部の構造である。
造。 【構成】 止縁を係止体Ａとカバー体Ｂの２部材から構
成し、係止体Ａを水平面状の設置片１と設置片１の一側
端縁を略直角に突出させた立ち上がり部とからなる長尺
体とし、カバー体Ｂを長方形状のサイド片４とサイド片
４の上端を直角に屈曲した化粧面５と、化粧面５の先端
を下方に屈曲して形成した化粧側壁６とから、化粧側壁
６の端縁をその幅狭の端縁から途中までをＬ字状に屈曲
して形成した化粧片と、化粧片の化粧側壁が幅狭となっ
ている方向の端縁を下方に屈曲した段差化粧片９とから
形成し、係止体Ａにカバー体Ｂを嵌合し、美観性を向上
させると共に、カバー体Ｂ装着後はドイツ張り用の外装
材Ｃの傾斜化粧面にカバー体Ｂの化粧片８が、段差化粧
面に段差化粧片９が密着し、防水性を向上させた、止縁
部の構造である。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はドイツ張り用の外装材
（以下、単に外装材という）を用いて壁体を形成した際
の止縁部の構造に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来のこの種の構造としては、図１１
（ａ）および図１１（ａ）のロ−ロ線の断面図である図
１１（ｂ）に示すように、コ字状の止縁ａ内に外装材ｂ
端部を挿入して止縁部を形成するのが一般的であった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図１１
（ｂ）に示すように止縁ａと外装材ｂとの間に、三角形
状の空隙αができてしまい、美観性に欠けると共に、空
隙αから雨水が下地材内部に浸入しやすく、防水性に欠
ける欠点があった。また、このため空隙αにコーキング
材を充填することも行われているが、面積が広くコーキ
ング材が大量に必要となり、コスト高を招くと共に、コ
ーキング材の充填に時間と手間を要する欠点があった。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、止縁を係止体とカバー体の２部材から
構成すると共に、係止体を水平面状の設置片と設置片の
一側端縁を略直角に突出させた立ち上がり部とからなる
長尺体とし、カバー体を長方形状のサイド片とサイド片
の上端を直角に屈曲した長方形状の化粧面と、化粧面の
先端をサイド片と略平行に下方に屈曲して略台形状に傾
斜させて形成した化粧側壁とから、略断面をコ字状にし
た係止溝を形成すると共に、化粧側壁の端縁をその幅狭
の端縁から途中までをＬ字状に屈曲して形成した化粧片
と、化粧片の化粧側壁が幅狭となっている方向の端縁を
下方に屈曲した段差化粧片とから形成した短尺状とし、
外装材により形成される三角形状の空隙を、係止体にカ
バー体を嵌合することによりカバーし、美観性を向上さ
せると共に、カバー体装着後はドイツ張り用の外装材の
傾斜化粧面にカバー体の化粧片が、段差化粧面に段差化
粧片が密着し、防水性を向上させ、コーキング処理を必
要としない止縁部の構造を提案するものである。 【０００５】 【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る止縁部の構
造について詳細に説明する。図１は本発明に係る止縁部
の構造の代表例を示す説明図であり、止縁を構成する係
止体Ａ、カバー体Ｂおよび外装材Ｃとからなるものであ
る。 【０００６】さらに説明すると係止体Ａは、図２に示す
ように、例えば表面処理鋼板、フッ素塗膜鋼板、亜鉛・
ニッケル合金メッキ鋼板、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼
板、チタン鋼板、アルミニウム板、アルミニウム合金
板、アルミニウム複合板、ステンレス鋼板、クラッド鋼
板、制振鋼板等の金属薄板の１種以上をロール成形して
形成したり、アルミニウム合金、樹脂、プラスチック等
を押出成形して長尺状に形成したものである。 【０００７】その形状としては、略断面を水平面状の設
置片１と、設置片１の一側端縁をコ字状に突出させた立
ち上がり部２と、設置片１の他側端縁を折り返して形成
した舌片３とからなるものである。 【０００８】設置片１は図１のイ−イ線端面図である図
４に示すように、主柱、間柱、胴縁等よりなる木造下
地、あるいはＨ型鋼材、角型鋼材、Ｃ型鋼材等よりなる
鉄骨下地等の壁下地材Ｄ上に設置されると共に、釘、ビ
ス、テクス等の固定具Ｅを介して壁下地材Ｄに固定され
る部分である。また、立ち上がり部２は後記するカバー
体Ｂの係止溝７を装着する際のガイドとなる部分であ
る。 【０００９】カバー体Ｂは図３（ａ）および図３（ｂ）
に示すように、短尺体に形成したものでり、前記した係
止体Ａと同様な素材をプレス成形、射出成形等して形成
したものである。その形状は垂直平面状で長方形状のサ
イド片４と、サイド片４の上端を直角に屈曲した水平面
状で長方形状の化粧面５と、化粧面５の先端をサイド片
４と平行に下方に屈曲して略台形状に形成した化粧側壁
６とから略断面をコ字状にした係止溝７を形成すると共
に、化粧側壁６の下端縁をその幅狭の端縁から途中まで
をＬ字状に屈曲して形成した化粧片８と、化粧片８の化
粧側壁６が幅狭となっている方向の端縁を下方に屈曲し
た段差化粧片９とから形成したものである。 【００１０】図１、図４に示すように化粧面５、化粧側
壁６、化粧片８は止縁形成後には共に化粧材として機能
するものであり、サイド片４、化粧面５、化粧側壁６に
より形成されるコ字状の係止溝７は、係止体Ａの立ち上
がり部２に装着、嵌合すると共に、化粧面５の上側先端
部を固定具Ｅを介して壁下地Ｄに固定する部分である。
化粧片８は止縁形成の際に、図５に示すような外装材Ｃ
の傾斜化粧面Ｃ1 に、段差化粧片９は外装材Ｃの段差化
粧面Ｃ2 を被覆し、密着して空隙αをなくすものであ
り、意匠性、防水性を向上させるものである。また、そ
のためには化粧側壁６の傾斜角度をθ1 、段差化粧片９
の屈曲角度をθ2 とし、外装材Ｃの傾斜化粧面Ｃ1 の傾
斜角度をθ3 、段差化粧面Ｃ2 の屈曲角度をθ4 とする
と、θ1 ≒θ3 、θ2 ≒θ4 の関係にするのが好ましい
ものである。なお図３では危険防止と意匠性の向上のた
めに、化粧片８と段差化粧片９の先端を折り返して下片
１０を形成している。 【００１１】外装材Ｃは傾斜化粧面Ｃ1 と段差化粧面Ｃ
2 を一つ以上有するドイツ張りであり、例えば図５に示
すような薄金属板からなる表面材と、シート状物からな
る裏面材でプラスチックフォームからなる芯材をサンド
イッチした金属サイディングを用いたり、その他窯業系
サイディング、セラミックス板、押出中空セメント板、
ＡＬＣ板、木板等を用いることもできる。 【００１２】次に、本発明に係る止縁部の構造の代表的
施工方法を簡単に説明する。まず図２に示す長尺状の係
止体Ａを図４に示すように固定具Ｅを用いて、壁下地材
Ｄに固定する。次に外装材Ｃの端部を係止体Ａの設置片
１上に載置すると共に、上下方向に嵌合させ壁体を形成
する。そして図１、図４に示すように、下段のカバー体
Ｂの係止溝７を係止体Ａの立ち上がり部２に嵌合、装着
させると共に、化粧面５の上部端縁を固定具Ｅを用い
て、壁下地材Ｄに固定し、係止体Ａと外装材Ｃで形成さ
れた空隙αをカバーする。さらに上段のカバー体Ｂを下
段のカバー体Ｂを固定している固定具Ｅを覆うように装
着し、この手順を土台から軒方向へ順次行うことによ
り、止縁部を形成するものである。 【００１３】以上説明したのは、本発明に係る止縁部の
構造の一実施例にすぎず、係止体Ａを図６〜図８に示す
ように形成したり、カバー体Ｂを図９、図１０に示すよ
うに形成したりすることもできる。すなわち、図６
（ａ）〜（ｄ）および図７（ａ）〜（ｄ）は薄金属板を
ロール成形して形成した例、図８（ａ）〜（ｄ）はアル
ミニウム合金、樹脂、プラスチック等を押出成形して形
成した係止体Ａの例である。特に、図７（ａ）は設置片
１の途中に一つ以上の突状１ｂを形成し、雨返しとして
機能させ、防水性を向上した例である。また、図６
（ｄ）は設置片１の途中に一つ以上の弾性を有するパッ
キング体１ａを、図８（ｄ）は弾性を有する防水ヒレ１
ｃを形成し、外装材Ｃの裏面との密着性を強化し防水性
の向上に努めた係止体Ａの例であり、その他は立ち上が
り部２を各々変形した係止体Ａの例である。 【００１４】図９（ａ）〜（ｄ）、図１０（ａ）〜
（ｄ）はカバー体Ｂの変形例であり、特に図９（ａ）、
（ｂ）はあらかじめ化粧面５に固定具Ｅのガイドとなる
下孔５ａを形成した例、図１０（ｃ）は化粧片８と段差
化粧片９とを２段とし、施工性を向上した例、図１０
（ｄ）はカバー体Ｂを左右対象に形成し、右側の止縁部
に用いるカバー体Ｂの例である。 【００１５】 【発明の効果】上述したように本発明に係る止縁部の構
造によれば、外装材により形成される三角形状の空隙
を、係止体にカバー体を装着することによりカバーする
ので、美観性が向上すると共に、カバー体装着後は、外
装材の傾斜化粧面と、カバー体の化粧片が、外装材の段
差化粧面とカバー体の段差化粧片が接し、防水性を向上
させ、コーキング処理を必要としない止縁部の構造とな
る。等の特徴、効果がある。
（以下、単に外装材という）を用いて壁体を形成した際
の止縁部の構造に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来のこの種の構造としては、図１１
（ａ）および図１１（ａ）のロ−ロ線の断面図である図
１１（ｂ）に示すように、コ字状の止縁ａ内に外装材ｂ
端部を挿入して止縁部を形成するのが一般的であった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図１１
（ｂ）に示すように止縁ａと外装材ｂとの間に、三角形
状の空隙αができてしまい、美観性に欠けると共に、空
隙αから雨水が下地材内部に浸入しやすく、防水性に欠
ける欠点があった。また、このため空隙αにコーキング
材を充填することも行われているが、面積が広くコーキ
ング材が大量に必要となり、コスト高を招くと共に、コ
ーキング材の充填に時間と手間を要する欠点があった。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、止縁を係止体とカバー体の２部材から
構成すると共に、係止体を水平面状の設置片と設置片の
一側端縁を略直角に突出させた立ち上がり部とからなる
長尺体とし、カバー体を長方形状のサイド片とサイド片
の上端を直角に屈曲した長方形状の化粧面と、化粧面の
先端をサイド片と略平行に下方に屈曲して略台形状に傾
斜させて形成した化粧側壁とから、略断面をコ字状にし
た係止溝を形成すると共に、化粧側壁の端縁をその幅狭
の端縁から途中までをＬ字状に屈曲して形成した化粧片
と、化粧片の化粧側壁が幅狭となっている方向の端縁を
下方に屈曲した段差化粧片とから形成した短尺状とし、
外装材により形成される三角形状の空隙を、係止体にカ
バー体を嵌合することによりカバーし、美観性を向上さ
せると共に、カバー体装着後はドイツ張り用の外装材の
傾斜化粧面にカバー体の化粧片が、段差化粧面に段差化
粧片が密着し、防水性を向上させ、コーキング処理を必
要としない止縁部の構造を提案するものである。 【０００５】 【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る止縁部の構
造について詳細に説明する。図１は本発明に係る止縁部
の構造の代表例を示す説明図であり、止縁を構成する係
止体Ａ、カバー体Ｂおよび外装材Ｃとからなるものであ
る。 【０００６】さらに説明すると係止体Ａは、図２に示す
ように、例えば表面処理鋼板、フッ素塗膜鋼板、亜鉛・
ニッケル合金メッキ鋼板、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼
板、チタン鋼板、アルミニウム板、アルミニウム合金
板、アルミニウム複合板、ステンレス鋼板、クラッド鋼
板、制振鋼板等の金属薄板の１種以上をロール成形して
形成したり、アルミニウム合金、樹脂、プラスチック等
を押出成形して長尺状に形成したものである。 【０００７】その形状としては、略断面を水平面状の設
置片１と、設置片１の一側端縁をコ字状に突出させた立
ち上がり部２と、設置片１の他側端縁を折り返して形成
した舌片３とからなるものである。 【０００８】設置片１は図１のイ−イ線端面図である図
４に示すように、主柱、間柱、胴縁等よりなる木造下
地、あるいはＨ型鋼材、角型鋼材、Ｃ型鋼材等よりなる
鉄骨下地等の壁下地材Ｄ上に設置されると共に、釘、ビ
ス、テクス等の固定具Ｅを介して壁下地材Ｄに固定され
る部分である。また、立ち上がり部２は後記するカバー
体Ｂの係止溝７を装着する際のガイドとなる部分であ
る。 【０００９】カバー体Ｂは図３（ａ）および図３（ｂ）
に示すように、短尺体に形成したものでり、前記した係
止体Ａと同様な素材をプレス成形、射出成形等して形成
したものである。その形状は垂直平面状で長方形状のサ
イド片４と、サイド片４の上端を直角に屈曲した水平面
状で長方形状の化粧面５と、化粧面５の先端をサイド片
４と平行に下方に屈曲して略台形状に形成した化粧側壁
６とから略断面をコ字状にした係止溝７を形成すると共
に、化粧側壁６の下端縁をその幅狭の端縁から途中まで
をＬ字状に屈曲して形成した化粧片８と、化粧片８の化
粧側壁６が幅狭となっている方向の端縁を下方に屈曲し
た段差化粧片９とから形成したものである。 【００１０】図１、図４に示すように化粧面５、化粧側
壁６、化粧片８は止縁形成後には共に化粧材として機能
するものであり、サイド片４、化粧面５、化粧側壁６に
より形成されるコ字状の係止溝７は、係止体Ａの立ち上
がり部２に装着、嵌合すると共に、化粧面５の上側先端
部を固定具Ｅを介して壁下地Ｄに固定する部分である。
化粧片８は止縁形成の際に、図５に示すような外装材Ｃ
の傾斜化粧面Ｃ1 に、段差化粧片９は外装材Ｃの段差化
粧面Ｃ2 を被覆し、密着して空隙αをなくすものであ
り、意匠性、防水性を向上させるものである。また、そ
のためには化粧側壁６の傾斜角度をθ1 、段差化粧片９
の屈曲角度をθ2 とし、外装材Ｃの傾斜化粧面Ｃ1 の傾
斜角度をθ3 、段差化粧面Ｃ2 の屈曲角度をθ4 とする
と、θ1 ≒θ3 、θ2 ≒θ4 の関係にするのが好ましい
ものである。なお図３では危険防止と意匠性の向上のた
めに、化粧片８と段差化粧片９の先端を折り返して下片
１０を形成している。 【００１１】外装材Ｃは傾斜化粧面Ｃ1 と段差化粧面Ｃ
2 を一つ以上有するドイツ張りであり、例えば図５に示
すような薄金属板からなる表面材と、シート状物からな
る裏面材でプラスチックフォームからなる芯材をサンド
イッチした金属サイディングを用いたり、その他窯業系
サイディング、セラミックス板、押出中空セメント板、
ＡＬＣ板、木板等を用いることもできる。 【００１２】次に、本発明に係る止縁部の構造の代表的
施工方法を簡単に説明する。まず図２に示す長尺状の係
止体Ａを図４に示すように固定具Ｅを用いて、壁下地材
Ｄに固定する。次に外装材Ｃの端部を係止体Ａの設置片
１上に載置すると共に、上下方向に嵌合させ壁体を形成
する。そして図１、図４に示すように、下段のカバー体
Ｂの係止溝７を係止体Ａの立ち上がり部２に嵌合、装着
させると共に、化粧面５の上部端縁を固定具Ｅを用い
て、壁下地材Ｄに固定し、係止体Ａと外装材Ｃで形成さ
れた空隙αをカバーする。さらに上段のカバー体Ｂを下
段のカバー体Ｂを固定している固定具Ｅを覆うように装
着し、この手順を土台から軒方向へ順次行うことによ
り、止縁部を形成するものである。 【００１３】以上説明したのは、本発明に係る止縁部の
構造の一実施例にすぎず、係止体Ａを図６〜図８に示す
ように形成したり、カバー体Ｂを図９、図１０に示すよ
うに形成したりすることもできる。すなわち、図６
（ａ）〜（ｄ）および図７（ａ）〜（ｄ）は薄金属板を
ロール成形して形成した例、図８（ａ）〜（ｄ）はアル
ミニウム合金、樹脂、プラスチック等を押出成形して形
成した係止体Ａの例である。特に、図７（ａ）は設置片
１の途中に一つ以上の突状１ｂを形成し、雨返しとして
機能させ、防水性を向上した例である。また、図６
（ｄ）は設置片１の途中に一つ以上の弾性を有するパッ
キング体１ａを、図８（ｄ）は弾性を有する防水ヒレ１
ｃを形成し、外装材Ｃの裏面との密着性を強化し防水性
の向上に努めた係止体Ａの例であり、その他は立ち上が
り部２を各々変形した係止体Ａの例である。 【００１４】図９（ａ）〜（ｄ）、図１０（ａ）〜
（ｄ）はカバー体Ｂの変形例であり、特に図９（ａ）、
（ｂ）はあらかじめ化粧面５に固定具Ｅのガイドとなる
下孔５ａを形成した例、図１０（ｃ）は化粧片８と段差
化粧片９とを２段とし、施工性を向上した例、図１０
（ｄ）はカバー体Ｂを左右対象に形成し、右側の止縁部
に用いるカバー体Ｂの例である。 【００１５】 【発明の効果】上述したように本発明に係る止縁部の構
造によれば、外装材により形成される三角形状の空隙
を、係止体にカバー体を装着することによりカバーする
ので、美観性が向上すると共に、カバー体装着後は、外
装材の傾斜化粧面と、カバー体の化粧片が、外装材の段
差化粧面とカバー体の段差化粧片が接し、防水性を向上
させ、コーキング処理を必要としない止縁部の構造とな
る。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る止縁部の構造の代表例を示す一部
切り欠き斜視図である。 【図２】係止体の一例を示す説明図である。 【図３】カバー体の一例を示す説明図である。 【図４】図１のイ−イ線端面図である。 【図５】外装材の一例を示す説明図である。 【図６】係止体のその他の例を示す説明図である。 【図７】係止体のその他の例を示す説明図である。 【図８】係止体のその他の例を示す説明図である。 【図９】カバー体のその他の例を示す説明図である。 【図１０】カバー体のその他の例を示す説明図である。 【図１１】従来の例を示す説明図である。 【符号の説明】 Ａ 係止体 Ｂ カバー体 Ｃ ドイツ張り用の外装材 Ｃ1 傾斜化粧面 Ｃ2 段差化粧面 Ｄ 壁下地材 Ｅ 固定具 α 空隙 １ 載置片 ２ 立ち上がり部 ３ 舌片 ４ サイド片 ５ 化粧面 ６ 化粧側壁 ７ 係止溝 ８ 化粧片 ９ 段差化粧片
切り欠き斜視図である。 【図２】係止体の一例を示す説明図である。 【図３】カバー体の一例を示す説明図である。 【図４】図１のイ−イ線端面図である。 【図５】外装材の一例を示す説明図である。 【図６】係止体のその他の例を示す説明図である。 【図７】係止体のその他の例を示す説明図である。 【図８】係止体のその他の例を示す説明図である。 【図９】カバー体のその他の例を示す説明図である。 【図１０】カバー体のその他の例を示す説明図である。 【図１１】従来の例を示す説明図である。 【符号の説明】 Ａ 係止体 Ｂ カバー体 Ｃ ドイツ張り用の外装材 Ｃ1 傾斜化粧面 Ｃ2 段差化粧面 Ｄ 壁下地材 Ｅ 固定具 α 空隙 １ 載置片 ２ 立ち上がり部 ３ 舌片 ４ サイド片 ５ 化粧面 ６ 化粧側壁 ７ 係止溝 ８ 化粧片 ９ 段差化粧片
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求の項１】 建築、構築物の内外壁に少なくとも一
つ以上の傾斜化粧面と段差化粧面を有するドイツ張り用
の外装材を施工する際の止縁部の構造において、略断面
を水平面状の設置片と該設置片の一側端縁を略直角に突
出させた立ち上がり部とから形成した長尺状の係止体
と、長方形状のサイド片と該サイド片の上端を直角に屈
曲した長方形状の化粧面と、該化粧面の先端を前記サイ
ド片と略平行に下方に屈曲して略台形状に傾斜させて形
成した化粧側壁とから、略断面をコ字状にした係止溝を
形成すると共に、前記化粧側壁の端縁をその幅狭の端縁
から途中までをＬ字状に屈曲して形成した化粧片と、該
化粧片の化粧側壁が幅狭となっている方向の端縁を下方
に屈曲した段差化粧片とから形成した短尺状のカバー体
とを備え、壁下地材に係止体の設置片が固定具を介して
固定され、設置片上にドイツ張り用の外装材が敷設さ
れ、ドイツ張り用の外装材の傾斜化粧面にカバー体の化
粧片が、段差化粧面に段差化粧片が接するように係止体
の立ち上がり部にカバー体の係止溝を装着してなること
を特徴とする止縁部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23310092A JPH0657909A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 止縁部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23310092A JPH0657909A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 止縁部の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657909A true JPH0657909A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16949784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23310092A Pending JPH0657909A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 止縁部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657909A (ja) |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP23310092A patent/JPH0657909A/ja active Pending
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