JPH0635100Y2 - 窓用飾り縁 - Google Patents

窓用飾り縁

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JPH0635100Y2
JPH0635100Y2 JP3188189U JP3188189U JPH0635100Y2 JP H0635100 Y2 JPH0635100 Y2 JP H0635100Y2 JP 3188189 U JP3188189 U JP 3188189U JP 3188189 U JP3188189 U JP 3188189U JP H0635100 Y2 JPH0635100 Y2 JP H0635100Y2
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JP
Japan
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edge
edge member
decorative
screw
window
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JP3188189U
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JPH02123583U (ja
Inventor
洋一郎 飛島
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 〔産業上の利用分野〕 この考案は建物の窓部外側に沿って外壁面に固設する窓
用飾り縁に関し、特に水平方向に設置される比較的大型
の飾り縁における前縁部材と端縁部材との45°衝き合せ
による結合構造の改良を目的とするものである。
〔従来の技術〕
金属サッシなど建物窓部外枠の周縁の全部または一部に
沿って飾り縁を設けて建物窓部の美粧性,安定感を向上
すること、該飾り縁をアルミニウムなどの金属型材によ
って構成することは一般に行なわれている。
この飾り縁は、窓サッシの上下側の何れか一方または双
方に沿って、水平方向に比較的大型飾り縁が用いられ、
さらに必要に応じて大型飾り縁設置以外の部分に小型飾
り縁を設置している。
従来、上記の大型飾り縁としては窓サッシの横枠より大
なる長さの前縁部材とその両端を封止する端縁部材とを
同一金属型材によって両者を45°衝き合せ結合して前面
と側面の表面意匠を一致せしめた飾り縁が用いられてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記の前縁部材と端縁部材を90°隅角部を形成する両者
の45°傾斜端面同志を衝き合せ結合する従来の手段は、
例えば実公昭59-23192号公報に示されるように、両者の
衝合される上面板の裏面に当接する継目板を介して、両
者の上面板をそれぞれビス止め固定する方法によって行
っている。
しかし、この結合手段では、ビス止め作業が面倒である
とともに、飾り縁の両端部上面にそれぞれ2個のビス頭
が露出し、また45°衝き合せ部における両者の端面の当
接密接が困難で往々にして僅かな間隙を生じ易く、飾り
縁の外観意匠性が劣るものとなる問題点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前縁部材の前面意匠形状の一部に長手方向に延
びる凹溝部を有しせしめた型材製の前縁部材と、裏面に
突出した連結片を設けた端縁部材とを、前記凹溝部を通
して連結片に螺入する1個のビスによって、両部材の45
°衝き合せ結合を行い得るようにして、前記従来の問題
点を解決したものである。
すなわち、本考案は前縁部材とその両端にそれぞれ45°
衝き合せ連結した二つの端縁部材とよりなる窓用飾り縁
において、前縁部材はその前面板の一部に長手方向に延
びる凹溝部を設けた型材、端縁部材は前記前縁部材と組
合せたさいに、その凹溝部の後壁背面に当接し得る先端
部を有する連結片を裏面に突設した成形材であり、両部
材は前記凹溝部の後壁を通して前記連結片に螺入したビ
スによって密着連結したことを特徴とする窓用飾り縁で
ある。
上記において、前縁部材は通常略水平をなす広巾の上面
板、上面板前縁から下方に垂下し順次後方に段階的に屈
曲傾斜などして形成された意匠面の一部に後方へ凹陥し
た凹溝部を有する前面板、前面板の下縁に連なった狭巾
の下面板よりなる型材の両側縁を、型材背面巾が狭くな
るように前面に対し45°傾斜した切断端としたもので、
上記の上面板並びに下面板の後端面が窓部外壁面への当
接面となるものである。
端縁部材は前記の前縁部材の45°傾斜両側端に衝き合せ
結合されて、前縁部材の前面板に対して直角の意匠面を
形成した外側面、前縁部材の上面板並びに下面板に対し
て面一をなして直角隅角部を形成する直角三角形状の上
面並びに下面を有した金属,合成樹脂の成型材であり、
その後端面は前縁部材の後端面と一致して窓部外壁面へ
の当接面となるものである。
上記の端縁部材はその裏面に突設した前縁部材の凹溝部
の後壁背面に達する連結片を有し、前縁部材の凹溝部後
壁に穿設したビス孔を通して端縁部材の連結片の先端部
分に穿設したネジ孔にビスを挿入螺合緊締することによ
って、両部材が密接連結されて窓用飾り縁となるもので
ある。
この窓用飾り縁は窓サッシの下枠また上枠に沿ってその
凹溝部の適宜の位置の後壁を通して建物の外壁内へ螺入
できる長さのタッピングネジなどによって固着設置され
るものであり、このさい窓側縁用の小型飾り縁を予めそ
の広巾上面板上に立設しておくこともできる。
また、前記の両部材連結用のビス頭及び壁面への固定用
のネジ頭は凹溝部に位置して特に外観意匠性を害するも
のではないが、該凹溝部にコ字状断面の被覆部材を嵌着
して、前記ビス頭を隠蔽するとともに、前面板をの意匠
面を改善するようにすることが好ましい。
さらに前記の前縁部材と端縁部材の連結手段において凹
溝部の後壁に穿設するビス孔、連結片の先端部に穿設す
るねじ孔、及び固定用のビスなどの加工精度、凹溝部後
壁面と連結片の先端部前面との当接状態によっては前縁
部材と端縁部材の前面密着が不充分となる場合がある
が、この問題点を回避するために、前記の連結片の先端
部に穿設したネジ孔形成前面の片先端側に隆起部を有せ
しめ、ビスの螺入緊締に従って端縁部材の前端が前縁部
材の端縁方向へのモーメントを与えて、両者を充分に密
着せしめることができ、これとともにビスの緩み止め効
果を得ることができる。
〔作用〕
本考案の窓用飾り縁は、前縁部材と端縁部材との45°衝
き合せ結合を前縁部材の前面の凹溝部内からその後壁背
面に位置した端縁部材裏面に突設した連結片へのネジ孔
にビスを螺入することにより、前縁部材の傾斜端面の後
方から端縁部材の傾斜端面を近接しつつ密着結合するこ
とができ、前記の凹溝部はこれに嵌着する被覆部材によ
って、連結用ビス頭,壁面固定用ネジ頭を完全に隠蔽し
つつ前縁部材前面意匠を改善することがき、さらに前縁
部材の連結片の前面先端に隆起部を有せしめることによ
って前縁部材と端縁部材の前端当接面をより安定確実に
密接せしめることができるなどの作用が得られる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面によって説明する。
第1図は、第7図の一点鎖線円Iで囲んだ窓隅角部の飾
り縁設置部分の拡大正面図、第2図は第1図の飾り縁部
分のみの背面を示す正面図、第3図は第1図の飾り縁部
分の窓部壁面取付状態の側面図、第4図は第7図のIV I
V線における断面図、第5図は第2図V V線における断面
図、第6図は第2図VI VI線の断面図、第7図は窓サッ
シ枠の外側に沿って飾り縁を設けた窓部の外観の正面図
である。
第7図において建物の外壁面Wに障子60を保持した窓サ
ッシ50が固設され、該窓サッシ50の下枠に沿って大型の
飾り縁40、両側並びに上側に小型の飾り縁41,42,43が外
壁面Wに固着配設されて飾り窓部が形成される。
前記の窓サッシ50の下枠に沿って水平に設けられた大型
の飾り縁40が本考案を実施した前縁部材Aと端縁部材B
を組合せ結合した飾り縁であり、該前縁部材Aは第4図
の断面部分のように、略水平の広巾の上面板10、その前
端縁から垂下して順次後方に段階的に屈曲傾斜して形成
した意匠面の一部が後方に凹陥した凹溝部14となってい
る前面板11、その下縁に連った狭巾の下面板12がアルミ
ニウムの押出しにより形成された型材を、後面巾が順次
狭まるように前面に対して45°の角度の傾斜端縁13を両
端に形成するように切断したものである。
なお、17,18は前記凹溝部14の後壁15の上下縁から後方
へ延出して取付壁面Wに当接する補強リブであり、19は
前記上面板10の後端から上方に曲折して設けた立上り片
であり、窓サッシ50の下枠51と取付壁面Wとの間に充填
されたシール材52の外側面に当接して外部からの雨水の
浸入を防止するものである。
端縁部材Bは上面から見て直角二等辺三角形状をなす上
面20を有し、その長辺に沿う傾斜端縁23が前記の前縁部
材Aの傾斜端縁13に適合衝合せることによってその上面
20は上面板10に略面一となり、その下面22は下面板12と
略面一となり、その外側面21は前面板20に対し直角をな
し、その外側面を前面板20の段部意匠形に適した段部意
匠面とすることにより、前面から側面に連続した第1
図,第3図に示したような好ましい意匠面を形成するこ
とができるものであり、第2図に示した背面図のように
や、肉厚のアルミニウムダイキャスト成形品であり、そ
の裏面には前記の前縁部材Aの凹溝部14の端縁部材Bは
第4図に示すように凹溝部14の後壁15の背面に達する連
結片25が突設されている。
そして、前縁部材Aと端縁部材Bは第4図に示すように
凹溝部14の後壁を通して挿入されたビス30を連結片25の
端部のネジ孔26に螺子緊締することにより前記の適合衝
合せ状態に結合される。
上記の結合構造を得るに当たって第5図,第6図の部分
断面図に示すように、連結片25の先端前面に僅かに突出
した隆起部27を設けて前記のようなビス30の螺入緊締を
行えば両者の傾斜端縁13,23の特に前面における当接密
接を向上でき、各部材A,Bに対する加工精度に基づく僅
かな不適合性により生ずる僅かな前面の衝き合せ縁の隙
間の発生を防止することができる。
なお、前縁部材Aの前面凹溝部14を通して取付壁面Wに
長寸法の止めネジを係合螺着することにより飾り縁40は
壁面に固設される。
前記凹溝部14の上下壁内面に僅かな凹凸条を設け、該凹
溝部14に、上下壁外面に前記凹凸条に適合する凹凸条を
設けたコ字状断面の被覆部材16を嵌着すれば、前記の連
結用のビス頭並びに取付用の止めネジ頭は、完全に隠蔽
して外面意匠性を向上するともにネジ部への雨水等の浸
入の防止を図り、長期間にわたって安定した取付組立状
態を維持することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したとおり、本考案によれば、前縁部材と端縁
部材45°衝合せ結合を一個のビスによって容易確実にな
し得るとともに永く安定な壁面取付状態が維持できる効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は第7図の
一点鎖線円Iで囲んだ窓隅角部の飾り縁設置部分の拡大
正面図、第2図は第1図の飾り縁部分のみの背面を示す
正面図、第3図は第1図の飾り縁部の側面図、第4図は
第7図IV IV線における断面図、第5図は第2図VV線に
おける断面図、第6図は第2図VI VI線における断面
図、第7図は窓サッシ枠の外側に沿って飾り縁を設けた
建物窓部の外観正面図である。 A……前縁部材、B……端縁部材 10……上面板、11……前面板、12……下面板 14……凹溝部、15……後壁、16……被覆部材 19……立上り片、20……上面、21……外側面 22……下面、25……連結片、26……ネジ孔 27……隆起部、30……ビス、 40,41,42,43……飾り縁 50……窓サッシ、52……シール材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前縁部材(A)と、その両端にそれぞれ45
    °衝き合せ連結した二つの端縁部材(B)とよりなる窓
    用飾り縁において、前縁部材(A)はその前面の一部に
    長手方向に延びる凹溝部(14)を設けた型材製であり、
    端縁部材(B)は前記前縁部材(A)の凹溝部(14)の
    後壁(15)の背面に達する連結片(25)を裏面に突設し
    た成形材であり、該連結片(25)の端部に前記凹溝部の
    後壁(15)を通して挿入したビス(30)を螺入緊締する
    ことによって上記両部材(A)(B)を密着結合したこ
    とを特徴とする窓用飾り縁。
  2. 【請求項2】前縁部材が、その前面の凹溝部(14)に嵌
    着されたコ字状断面の被覆部材(16)を有している請求
    項1記載の窓用飾り縁。
  3. 【請求項3】端縁部材(B)の裏面に突設した連結片
    (25)はビス(30)が螺入されるネジ孔(26)形成前面
    の片先端側に隆起部(27)を有したものである請求項1
    または2記載の窓用飾り縁。
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