JP2002363902A - バラスト道床を更新するための方法およびその装置 - Google Patents

バラスト道床を更新するための方法およびその装置

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    • E01B27/00Placing, renewing, working, cleaning, or taking-up the ballast, with or without concurrent work on the track; Devices therefor; Packing sleepers
    • E01B27/06Renewing or cleaning the ballast in situ, with or without concurrent work on the track
    • E01B27/10Renewing or cleaning the ballast in situ, with or without concurrent work on the track without taking-up track
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  • Structural Engineering (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的なバラスト道床修復を行うことができ
る特殊なタイプの方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 軌道(3)のバラスト道床(2)を修復
するため、装填ワゴン(6)上に設けられ新たなバラス
トが充填されたコンテナ(17)は、更新間隔(13)
に搬送されて、中身が放出される。その後、空になった
コンテナ(17)は、掘削チェーン(4)が掘り返した
汚れたバラスト(34)で充填され、装填ワゴン(6)
上に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軌道のバラスト道
床を修復するための方法であって、汚れたバルク材料を
掘削チェーンで掘り返して運び去り、更新間隔を形成
し、これと並行してバラスト道床を修復するための新た
なバルク材料を軌道上およびバラスト道床を修復するた
めの装置に排出する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,465,414号から、
バラストを清掃中に蓄積する廃物をコンテナ内に保管
し、ガントリークレーンを用いて廃物装填車上に搬送す
る方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、効率
的なバラスト道床修復を行うことができる特殊なタイプ
の方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段・作用・効果】本発明によ
り、この目的は、主請求項の特徴部分に記載した特徴に
より、冒頭に記載した類の方法を用いて達成される。
【0005】この方法は、構造費用が比較的少なくて済
み、材料を非常に効率的に交換することができ、コンテ
ナを搬送するために装備されたガントリークレーンを最
初に作動させる時に、新たなバルク材料、つまりバラス
トまたは砂利が更新間隔に運び込まれ、その後、ガント
リークレーンは帰路で、処分すべきバルク材料を運び去
ることができる。さらに、最小限に適応させるだけで、
多くの既存の装填ワゴンを有利な方法で使用することが
可能である。
【0006】本発明は、また、請求項3の特徴に係るバ
ラスト道床を修復するための装置にさらに関する。この
種の解決方法により、構造費用を最小限に削減すること
ができ、その結果、かなりのバルク材料保管容量が必要
であるにも関わらず、特別に設計された保管ワゴンを使
用する必要はなくなる。充填開口部により、コンベヤベ
ルトに関する全体の費用を著しく減少させることができ
る。
【0007】本発明のその他の利点および特徴は、従属
請求項および図面から明白になる。
【0008】本発明について、図示の実施態様に関して
以下にさらに詳細に説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】軌道3のバラスト道床2を修復す
るための図1および図2に示す装置1は、掘削チェーン
4を有する掘削車5と、装填プラットフォーム7を備え
る任意の数の装填ワゴン6とから成る。全体の機械ユニ
ットは、軌道上台車8により軌道3上で移動可能であ
り、動力駆動装置9を装備されている。
【0010】掘削車5は、軌道上台車8上の両端で移動
可能な機械フレーム10と、軌道上昇装置11とを備え
る。バラストがない更新間隔13は、装置1の動作方向
(矢印12)に関して掘削チェーン4の真後ろに位置
し、掘削チェーンは、エンドレスチェーンとして軌道3
の周囲に案内される。掘削チェーン4は、回転可能であ
り、駆動装置40、41により垂直方向および横断方向
に調節可能である。装置の前端には、制御装置15を備
える運転台または操作台14が位置する。
【0011】掘削車5の後端には、充填コンテナ17の
ために充填ステーション16が設けられている。充填ス
テーション16は、装置の長手方向に延在し、クレーン
レール18間に配置され、駆動装置42を備える下部コ
ンベヤベルト19と、コンベヤ装置20とから構成され
る。コンベヤ装置20は、掘削チェーン4の排出端部2
1の下側に配置された受容端部22と、充填ステーショ
ン16上に配置された排出端部23とを有する。
【0012】動力駆動装置25を有するガントリークレ
ーン24は、コンテナ17を搬送するために設けられ、
フランジ付きローラ26によりクレーンレール18上で
移動可能である。コンテナ17から中身を放出するた
め、ガントリークレーン24は、装置の長手方向に垂直
に延在する軸28周囲で水平に回転可能な傾斜機構27
を備える。
【0013】クレーンのレール18(図4参照)により
形成されるレール平面29と掘削チェーン4の上端30
との間に垂直に延在する距離aは、入口フレーム高さb
より短くなるように設計されている。入口フレーム高さ
bは、レール平面29、および2個の入り口支持部31
を互いに接続する横断ビーム32により境界を画定され
る。運転台の高さcも、入口フレーム高さbより短い。
【0014】特に図3で分かるように、機械フレーム1
0は、バラスト34が通過するための充填開口部33を
備え、充填ホッパー35と、フレーム開口部36と、機
械フレーム10の下側に位置するコンベヤベルト37と
から成る。コンベヤベルト37は、フレーム開口部36
の下側に配置された受容端部38と、掘削チェーン4と
軌道上昇装置11との間に位置する排出端部39とを有
する。
【0015】装置1および装填ワゴン6から成る機械ユ
ニットの動作モードについて、以下にさらに詳細に説明
する。
【0016】掘削チェーン4が掘り返した汚れたバルク
材料すなわちバラスト34は、コンベヤ装置20によ
り、下部コンベヤベルト19上に配置されたコンテナ1
7内に充填され、新たなバラスト34が充填されたコン
テナ17は、ガントリークレーン24により充填開口部
33に搬送され、コンベヤベルト37上に排出される。
バラスト34は、コンベヤベルト37から最終的に更新
間隔13に送られる。次に、ガントリークレーン24は
充填ステーション16まで駆動され、空になったコンテ
ナ17が下部コンベヤベルト19(破線参照)上に配置
される。その後、その間に汚れたバラスト34を充填さ
れたコンテナ17がガントリークレーン24により持ち
上げられて、装填ワゴン6の自由空間上に配置される。
駆動装置42が作動することにより、空のコンテナ17
は下部コンベヤベルト19により受容端部23の下側に
移動する。その後の順序では、再び新たな作動サイクル
が開始し、新たなバラスト34を充填されたコンテナ1
7が充填開口部33に搬送され、これと並行して空のコ
ンテナに充填される。
【0017】別法による実施態様では、たとえば、新た
なバラストではなく砂利を搬送して地層保護層を形成す
ることができる。同様に、装填ワゴン6は、特殊な機械
設備改善作業を行わずに、装置1の右側端部に都合の良
い方法で結合することができる。また、砂利を左側から
充填開口部33に搬送し、これと並行して新たなバラス
トを右側から更新間隔13に供給しても良い。
【0018】図5に示す装置1の場合、第2コンベヤベ
ルト37を備えた第2つまり前方充填ホッパー43は、
コンテナ17内に保管された砂利を空にするために設け
られる。コンテナ17は、装置の前端に結合された装填
ワゴン6上に配置される。第2ガントリークレーン24
は、砂利を充填されたコンテナ17を搬送するために設
けられる。装置の後端に結合された装填ワゴン6は、新
たなバラストを充填されたコンテナ17を搬送するため
に設けられる。これらコンテナ17は、砂利が放出され
るのと並行して、後部充填ホッパー35を介して更新間
隔13内に新たなバルク材料を放出する。この装置1を
使用すると、バラスト道床の更新と並行して地層保護層
44を形成することができ、地層保護層44は、整地/
固め装置45により整地され、固められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 バラスト道床修復装置の側面図を示す。
【図2】 バラスト道床修復装置の側面図を示す。
【図3】 装置の略上面図を示す。
【図4】 装置の略断面図を示す。
【図5】 装置のその他の変形の略側面図を示す。
【符号の説明】
1 装置 2 バラスト道床 3 軌道 4 掘削チェーン 5 掘削車 6 装填ワゴン 7 装填プラットフォーム 8 軌道上台車 10 機械フレーム 11 軌道上昇装置 13 更新間隔 15 制御装置 14 運転台 16 充填ステーション 17 コンテナ 18 クレーンレール 19 コンベヤベルト 20 コンベヤ装置 21 排出端部 22 受容端部 23 排出端部 24 ガントリークレーン 25 動力駆動装置 26 フランジ付きローラ 27 傾斜機構 28 軸 29 レール平面 30 上端 31 入り口支持部 32 横断ビーム 34 バラスト 35 充填ホッパー 36 フレーム開口部 37 コンベヤベルト 38 受容端部 39 排出端部 40 駆動装置 41 駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーゼフ・トイラー オーストリア、アー−1010ヴィーン、ヨハ ネスガッセ3番 (72)発明者 マンフレート・ブルニンガー オーストリア、アー−4203アルテンベル ク、ベルクヴェーク10番 Fターム(参考) 2D057 CB01 CB04 CB06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚れたバルク材料(34)を掘削チェー
    ン(4)で掘り返して運び去り、その結果更新間隔(1
    3)を形成し、これと並行して、バラスト道床を修復す
    るための新たなバルク材料(34)が軌道上に排出され
    るようにした、軌道(3)のバラスト道床(2)を修復
    する方法であって、 装填ワゴン(6)上に設けられ新たなバルク材料(3
    4)が充填されたコンテナ(17)が更新間隔(13)
    に搬送され、新たなバルク材料が放出されて前記バラス
    ト道床(2)を修復し、その後、空になった前記コンテ
    ナ(17)は、前記掘削チェーン(4)が掘り返した汚
    れたバルク材料(34)で充填され、装填ワゴン(6)
    上に配置されて新たな作業サイクルを開始し、新たなバ
    ルク材料(34)が充填されたコンテナが再び前記更新
    間隔(13)に搬送されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 一方で砂利が充填されたコンテナ(1
    7)、他方で新たなバラストが充填されたコンテナ(1
    7)、の中身が放出されて、地層保護層(44)および
    新たなバラスト道床(2)が形成され、前記地層保護層
    (44)が整地され、固められることを特徴とする、請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 軌道(3)のバラスト道床(2)を修復
    するための装置(1)であって、 バラストを掘り返すための掘削チェーン(4)を有する
    掘削車(5)と、コンテナ(17)が装填された複数の
    装填ワゴン(6)と、クレーンレール(18)上で前記
    装填ワゴン(6)に沿って移動可能でありコンテナ(1
    7)を搬送するためのガントリークレーン(24)とを
    有し、 前記掘削車(5)は、前記ガントリークレーン(24)
    を移動させるためのクレーンレール(18)と、コンテ
    ナ(17)から前記軌道(3)上に放出されることがで
    きるバルク材料(34)が通過するための充填開口部
    (33)とを備えることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 前記ガントリークレーン(24)が、前
    記コンテナ(17)の中身を放出するための傾斜機構
    (27)を備えていることを特徴とする、請求項3記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 前記充填開口部(33)は、前記掘削車
    (5)の機械フレーム(10)に接続された充填ホッパ
    ー(35)と、前記バルク材料が通過するためのフレー
    ム開口部(36)と、前記機械フレーム(10)の下側
    に配置され前記装置の長手方向に延在しかつ前記フレー
    ム開口部(36)の下側に配置されている受容端部(3
    8)を有するコンベヤベルト(37)とにより形成され
    ていることを特徴とする、請求項3または請求項4記載
    の装置。
  6. 【請求項6】 前記掘削車(5)は、コンテナに充填す
    るための充填ステーション(16)を備え、 該充填ステーション(16)は、前記装置の長手方向に
    延在すると共に前記クレーンレール(18)間に配置さ
    れた下部コンベヤベルト(19)と、コンベヤ装置(2
    0)の前記コンベヤベルト(19)上に配置された排出
    端部(23)とを有し、 前記コンベヤ装置(20)の受容端部(22)が前記掘
    削チェーン(4)の排出端部(21)の下側に配置され
    ていることを特徴とする、請求項3〜5のいずれかに記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 一方ではクレーンレール(18)により
    形成されたレール平面(29)と、他方では前記掘削チ
    ェーン(4)の上端(30)との間の垂直方向に延在す
    る距離(a)が、前記レール平面(29)と前記ガント
    リークレーン(24)の横断ビーム(32)との間の垂
    直入口フレーム高さ(b)より短くなるように構成さ
    れ、 前記横断ビームが、前記装置の横方向に互いに離間配置
    された入口支持部(31)を接続するために設けられ、
    フランジ付きローラ(26)を有することを特徴とす
    る、請求項3〜6のいずれかに記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記レール平面(29)と、前記掘削車
    (5)の運転台(14)の運転台上端とにより境界が画
    定される運転台の高さ(c)は、前記ガントリークレー
    ン(24)の前記入口フレーム高さ(b)より短くなる
    ように構成されることを特徴とする、請求項3〜7のい
    ずれかに記載の装置。
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