JP2002363479A - ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム - Google Patents

ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム

Info

Publication number
JP2002363479A
JP2002363479A JP2001176174A JP2001176174A JP2002363479A JP 2002363479 A JP2002363479 A JP 2002363479A JP 2001176174 A JP2001176174 A JP 2001176174A JP 2001176174 A JP2001176174 A JP 2001176174A JP 2002363479 A JP2002363479 A JP 2002363479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas barrier
polyvinyl alcohol
coating composition
barrier coating
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001176174A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuriko Tsuyuki
祐理子 露木
Yoichi Fukushima
洋一 福島
Satoshi Fukaya
聡 深谷
Yumiko Hagio
由美子 萩尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyodo Printing Co Ltd filed Critical Kyodo Printing Co Ltd
Priority to JP2001176174A priority Critical patent/JP2002363479A/ja
Publication of JP2002363479A publication Critical patent/JP2002363479A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリビニルアルコール本来の透明性と高いガ
スバリア性を維持し、しかも基材がポリエステルである
場合でも、アンカー層を必要とせずに密着性がよく、か
つ高湿度下であっても密着性を維持でき、高いガスバリ
ア性を有する塗膜を、大量生産でき、しかも保存性に優
れるガスバリア性コーティング組成物を提供する。 【解決手段】 下記A,B,D成分からなり、A成分と
B成分の重量比(A/B)が100/3〜100/20
0であるガスバリア性コーティング組成物。 A:アニオン変性ポリビニルアルコールを含有し、4%
水溶液での粘度が5〜50mPa・sであるポリビニル
アルコール。 B:アミノ基及び/又はイミノ基を有するアルコキシシ
ラン。 D:水、又は低級アルコールを添加した水。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスバリア性に優
れた塗膜を形成するガスバリア性コーティング樹脂組成
物及びそれを用いてガスバリア層を形成したガスバリア
性フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、透明なガスバリア性フィルムとし
ては、ガスバリア性に優れたポリビニルアルコールの溶
液をプラスチックフィルムにコートしたフィルムが知ら
れている。ポリビニルアルコールの塗膜は、プラスチッ
クフィルムからなる基材との密着が不十分であるので、
通常ポリビニルアルコールと基材との間にアンカー層が
設けられて、このアンカー層上にポリビニルアルコール
の塗膜がコートされている。また、ポリビニルアルコー
ルは、湿度依存性が高く、通常2層または3層構成のラ
ミネートフィルムとして、ポリビニルアルコールフィル
ムが湿度の影響を受けないようにしている。
【0003】例えば、特公平5−19580号公報に
は、ポリエステル成形物に、ポリビニルアルコール系樹
脂の溶液をコートするにあたり、アンカーコート層を形
成したガスバリア性成形物が開示されている。
【0004】しかし、上記技術では、ポリエステル成形
物の耐湿性を考慮すると、ポリエステル成形物にアンカ
ーコート層とポリビニルアルコール系樹脂層とが積層さ
れ、さらに、耐湿性を改善するために、一層を追加した
多層構成とする必要があり、その製造工程が増す欠点が
ある。
【0005】一方、アンカーコート層を形成しないガス
バリア性フィルムとして、特開平8−245816号公
報には、ポリオレフィンフィルムの表面処理にポリビニ
ルアルコールと水性アンカー剤とを所定の割合で混合し
た水性コーティング剤を塗布して形成したバリア性ポリ
オレフィンフィルムが開示されており、水性アンカー剤
として、水性イソシアネート、ポリエチレンイミンが記
載されている。
【0006】しかし、上記技術は、ポリオレフィンフィ
ルムにおけるガスバリア性に関するものであり、他のプ
ラスチックフィルムに該技術を適用できるか否かは明確
にされていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、上記問題
を解決し、基材がポリエステルである場合でも、アンカ
ー層を必要とせずに密着性に優れるガスバリア性コーテ
ィング組成物を既に提案しているが(特願2000−2
50877、特願2000−298250)、より優れ
た塗工性及び保存性、特に大量生産コーターに対応可能
な塗工性を有する組成物が求められていた。
【0008】本発明は、ポリビニルアルコール本来の透
明性と高いガスバリア性を維持し、しかも基材がポリエ
ステルである場合でも、アンカー層を必要とせずに密着
性がよく、かつ高湿度下であっても密着性を維持でき、
高いガスバリア性を有する塗膜を大量生産でき、しかも
保存性に優れるガスバリア性コーティング組成物及び該
組成物の塗膜を有するガスバリア性フィルムを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
は、下記A,B,D成分からなり、A成分とB成分の重
量比(A/B)が100/10〜100/200である
ことを特徴とするガスバリア性コーティング組成物を提
供するものである。
【0010】A:アニオン変性ポリビニルアルコールを
含有し、4%水溶液での粘度が5〜50mPa・sであ
るポリビニルアルコール。 B:下記一般式(1)で示されるアミノ基及び/又はイ
ミノ基を有するアルコキシシラン。
【0011】
【化2】
【0012】(式中、R1は炭素数1〜4のアルキレン
基、R2およびR3は炭素数1〜4のアルキル基、Xは水
素原子またはアミノアルキル基であり、nは1または0
である。) D:水、又は低級アルコールを添加した水。
【0013】また、本発明の第2は、下記A,C,D成
分からなり、A成分とC成分の重量比(A/C)が10
0/3〜100/5であることを特徴とするガスバリア
性コーティング組成物を提供するものである。
【0014】A:アニオン変性ポリビニルアルコールを
含有し、4%水溶液での粘度が5〜50mPa・sであ
るポリビニルアルコール。 C:アジリジン化合物。 D:水、又は低級アルコールを添加した水。
【0015】上記本発明の第1は、更に、C成分として
アジリジン化合物を含有し、A成分とC成分の重量比
(A/C)が100/3〜100/5であることをその
好ましい態様として含むものである。
【0016】また、上記本発明の第1及び第2は、A成
分において、アニオン変性ポリビニルアルコールの含有
量が30重量%以上であること、アニオン変性ポリビニ
ルアルコールが、カルボキシル基変性ポリビニルアルコ
ール以外のアニオン変性ポリビニルアルコールであるこ
と、アニオン変性ポリビニルアルコールが、カルボキシ
ル基変性ポリビニルアルコールと、カルボキシル基変性
ポリビニルアルコール以外のアニオン変性ポリビニルア
ルコールの混合物であること、A成分が、未変性ポリビ
ニルアルコールを含有することをその好ましい態様とし
て含むものである。
【0017】また、B成分が、アミノ基及び/又はイミ
ノ基を有するアルコキシシランと、その(部分)加水分
解物及び/又は(部分)縮合物との混合物であってもよ
い。更に、C成分が、多官能アジリジン化合物であるこ
とをその好ましい態様として含むものである。
【0018】また、本発明は、上記本発明のガスバリア
性コーティング組成物の塗膜を有することを特徴とする
ガスバリア性フィルムを提供するもので、ガスバリア性
コーティング組成物の塗膜がポリエステルの基材上に設
けられていることをその好ましい態様として含むもので
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のガスバリア性コーティン
グ組成物の第1は、基本的には下記A,B,D成分から
なり、必要に応じて、C成分としてアジリジン化合物を
含有させてもよい。
【0020】A:アニオン変性ポリビニルアルコールを
含有し、4%水溶液での粘度が5〜50mPa・sであ
るポリビニルアルコール。 B:下記一般式(1)で示されるアミノ基及び/又はイ
ミノ基を有するアルコキシシラン。
【0021】
【化3】
【0022】(式中、R1は炭素数1〜4のアルキレン
基、R2およびR3は炭素数1〜4のアルキル基、Xは水
素原子またはアミノアルキル基であり、nは1または0
である。) D:水、又は低級アルコールを添加した水。
【0023】また、本発明のガスバリア性コーティング
組成物の第2は、基本的には下記A,C,D成分からな
る。
【0024】A:アニオン変性ポリビニルアルコールを
含有し、4%水溶液での粘度が5〜50mPa・sであ
るポリビニルアルコール。 C:アジリジン化合物。 D:水、又は低級アルコールを添加した水。
【0025】A成分としては市販のポリビニルアルコー
ルを用いることができる。A成分として用いるポリビニ
ルアルコールは、従来のガスバリア性コーティング組成
物で用いられるポリビニルアルコールと同様に、重合度
が100〜5000、ケン化度70%以上のものが好ま
しい。重合度が低過ぎると基材に対する密着性が低下し
やすく、重合度が高過ぎると粘度が高くなり過ぎて塗工
性が悪くなりやすい。また、ケン化度が低過ぎるとガス
バリア性が不十分となりやすい。
【0026】A成分のポリビニルアルコールは、大量生
産コーターを使用して塗膜を形成する際に、組成物の泡
立ちやレベリング不良による塗膜の外観不良が発生しな
いように、4%水溶液での粘度が5〜50mPa・sで
ある必要がある。
【0027】また、A成分はアニオン変性ポリビニルア
ルコールを含有するが、アニオン変性ポリビニルアルコ
ールとしては、カルボキシル基変性ポリビニルアルコー
ル、スルホン基変性ポリビニルアルコール、燐酸基変性
ポリビニルアルコール等が挙げられ、分子内に2種以上
のアニオン性基を有するものでもよい。
【0028】カルボキシル基変性ポリビニルアルコール
とは、分子内にカルボキシル基を有するものをいい、例
えば、酢酸ビニル、蟻酸ビニル、プロピオン酸ビニル、
バーサチック酸ビニル、ピパリン酸ビニルなどのビニル
エステル系単量体を、例えば、アクリル酸、メタクリル
酸、(無水)フタル酸、(無水)マレイン酸、(無水)
イタコン酸などのエチレン性不飽和カルボン酸と共重合
した後、けん化したランダム共重合体を好適に用いるこ
とができる。
【0029】また、スルホン基変性ポリビニルアルコー
ルとは、分子内にスルホン基を有するものをいい、上記
ビニルエステル系単量体を、例えば、ビニルスルホン
酸、スチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、メタアリ
ルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸などのエチレン性不飽和スルホン酸と共重
合した後、けん化したランダム共重合体を好適に用いる
ことができる。
【0030】アニオン性基変性量は、0.1〜50モル
%であることが好ましく、更に好ましくは0.5〜10
モル%、最適には0.5〜5モル%である。
【0031】アニオン変性ポリビニルアルコールとして
は、これらの1種または2種以上混合して使用すること
ができるが、大量生産時の塗工性の点で、カルボキシル
基変性ポリビニルアルコール以外のアニオン変性ポリビ
ニルアルコールであることが好ましく、大量生産時の塗
工性及び高湿度下保存における基材との密着性の点か
ら、カルボキシル基変性ポリビニルアルコールと、カル
ボキシル基変性ポリビニルアルコール以外のアニオン変
性ポリビニルアルコールの混合物であることが好まし
い。
【0032】A成分としては、未変性ポリビニルアルコ
ール、例えば、シリル基、アミノ基、疎水基、イソシア
ネート基、オキサゾリン基、メチロール基、ニトリル
基、アセトアセチル基、カチオン基等によるアニオン変
性以外の変性ポリビニルアルコールを含有してもよい。
この場合、A成分の総量のうち、アニオン変性ポリビニ
ルアルコールを25重量%以上混合することが好まし
く、30重量%以上がより好ましい。
【0033】B成分として用いる上記一般式(1)で示
されるアミノ基及び/又はイミノ基を有するアルコキシ
シランとしては、例えばアミノメチルトリエトキシシラ
ン、2−アミノエチルトリメトキシシラン、2−アミノ
エチルトリエトキシシラン、2−アミノエチルトリプロ
ポキシシラン、2−アミノエチルトリブトキシシラン、
1−アミノエチルトリメトキシシラン、1−アミノエチ
ルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3
−アミノプロピルトリプロポキシシラン、3−アミノプ
ロピルトリブトキシシラン、2−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、2−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、2−アミノプロピルトリプロポキシシラン、2−ア
ミノプロピルトリブトキシシラン、1−アミノプロピル
トリメトキシシラン、1−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、1−アミノプロピルトリプロポキシシラン、1
−アミノプロピルトリブトキシシラン、N−アミノメチ
ルアミノメチルトリメトキシシラン、N−アミノメチル
アミノメチルトリプロポキシシラン、N−アミノメチル
−2−アミノエチルトリメトキシシラン、N−アミノメ
チル−2−アミノエチルトリエトキシシラン、N−アミ
ノメチル−2−アミノエチルトリプロポキシシラン、N
−アミノメチル−3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、N−アミノメチル−3−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、N−アミノメチル−3−アミノプロピルトリ
プロポキシシラン、N−アミノメチル−2−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、N−アミノメチル−2−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン、N−アミノメチル−2
−アミノプロピルトリプロポキシシラン、N−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、N−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、N−(2−アミノエチル)−2−アミノ
エチルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)
−2−アミノエチルトリエトキシシラン、N−(2−ア
ミノエチル)−2−アミノエチルトリプロポキシシラ
ン、N−(2−アミノエチル)−1−アミノエチルトリ
メトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−1−アミ
ノエチルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチ
ル)−1−アミノエチルトリプロポキシシラン、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロ
ピルトリプロポキシシラン、N−(3−アミノプロピ
ル)−2−アミノエチルトリメトキシシラン、N−(3
−アミノプロピル)−2−アミノエチルトリエトキシシ
ラン、N−(3−アミノプロピル)−2−アミノエチル
トリプロポキシシラン、N−メチル−3−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン、3−アミノプロピルメチルジエトキシシ
ラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル
メチルジメトキシシラン、3−ジエチレントリアミンプ
ロピルトリエトキシシラン、3−〔2−(2−アミノエ
チルアミノエチルアミノ)プロピル〕トリメトキシシラ
ン、トリメトキシシリルプロピルジエチレントリアミン
などを挙げることができる。
【0034】B成分としては、上記のようなアミノ基及
び/又はイミノ基を有するアルコキシシランの1種又は
2種以上を用いることができる。B成分として特に好ま
しいのはγ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−
β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ランである。
【0035】C成分として用いる、アジリジン化合物と
は、下記のアジリジン官能基を有する化合物である。
【0036】
【化4】
【0037】アジリジン化合物としては、多官能アジリ
ジン化合物が好ましく、特に3つ以上のアジリジン官能
基を有する多官能アジリジン化合物が、基材との密着性
が良好であり、より好ましい。
【0038】C成分としては、上記のようなアジリジン
化合物の1種又は2種以上を用いることができる。C成
分として特に好ましいのは、下記式で表される2,2−
ビスヒドロキシメチルブタノール−トリス[3−(1−
アジリジニル)プロピオネート]であり、例えば相互薬
工(株)製のTAZM、日本触媒(株)製ケミタイトP
Z−33等が好適に使用できる。
【0039】
【化5】
【0040】D成分中の水(蒸留水)は溶剤であり、更
にこれに低級アルコールを添加して用いることができ、
これにより、塗膜乾燥時のピンホールの発生を防止しや
すくなる。水に添加する低級アルコールとしては、例え
ばメチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピル
アルコールなどを挙げることができる。低級アルコール
と水を混合する場合の配合比率は、重量比(低級アルコ
ール/水)で10/90〜30/70であることが好ま
しい。低級アルコールの添加量が少な過ぎると塗膜の乾
燥時にピンホールが発生しやすくなり、逆に低級アルコ
ールの添加量が多過ぎると塗工性が悪くなりやすくな
る。
【0041】次に、上記A,B,C,D成分の配合比率
について説明する。
【0042】A成分はガスバリア性を得るためのベース
となる成分で、B成分は得られる塗膜と基材との密着性
を向上させる成分である。このA成分とB成分の配合比
率は、重量比(A/B)で100/3〜100/200
であり、好ましくは100/5〜100/50である。
A成分の配合量が多くなり過ぎると(B成分の配合量が
少なくなり過ぎると)、塗膜の形成時にエージングが必
要となり、特に基材がポリエステルである場合、塗膜と
基材との密着性が低下する。逆にA成分の配合量が少な
くなり過ぎると(B成分の配合量が多くなり過ぎる
と)、得られる塗膜のガスバリア性が不十分となる。
【0043】A成分とC成分の配合比率は、重量比(A
/C)で100/1〜100/8であり、好ましくは1
00/1〜100/5であり、第1の組成物にC成分を
含有させる場合も同様である。C成分は、得られる塗膜
に耐湿性を付与し、高湿度下においても塗膜と基材の密
着性を維持しやすくするためのものであるが、このC成
分の配合量が多過ぎると基材の密着性が悪くなる。逆に
C成分が少な過ぎると得られる塗膜の耐水性が低下し
て、高湿度下において塗膜が剥離しやすくなる。
【0044】D成分の配合比率は塗工条件などに応じて
適宜選択すれば足るが、得られるガスバリア性コーティ
ング組成物の固形分が1〜20重量%となるようにする
のが好ましく、この範囲で塗工方法等に合わせて適宜選
択することができる。D成分の配合量が多過ぎると必要
な厚みの塗膜が得にくくなり、逆にD成分の配合量が少
な過ぎると塗工性が悪くなりやすい。
【0045】ところで、本発明においては、溶剤として
水を用いていることから、第1の組成物において、前記
B成分であるアミノ基及び/又はイミノ基を有するアル
コキシシランの一部がゆっくりと加水分解してその(部
分)加水分解物へと変化する場合があり、この加水分解
物が更に(部分)縮合物へと変化する場合もある。この
ような変化を生じた場合においても本発明の効果は同様
に得ることができる。従って、B成分は、アミノ基及び
/又はイミノ基を有するアルコキシシランと、その(部
分)加水分解物及び/又は(部分)縮合物との混合物で
あってもよい。
【0046】本発明に係る第1,第2のガスバリア性コ
ーティング組成物は、基本的には、それぞれ上述のA,
B,D成分、A,C,D成分からなるものであるが、こ
れら成分の合計量100重量部に対して10重量部以下
の範囲で、本発明の効果を損わない範囲で塗布性を向上
させるために、増粘剤、消泡剤、硬化触媒、濡れ性改良
剤、可塑剤等を添加して用いることができる。
【0047】本発明に係るガスバリア性コーティング組
成物は、基材に塗布され、ガスバリア性の塗膜を形成す
るものである。
【0048】基材への塗布は、例えばディップコート、
スプレーコート、フローコート、ロールコート、バーコ
ート、スピンコート、グラビアコートなど、従来行われ
ている手法で行うことができる。塗膜の厚みは、塗工作
業を繁雑にすることなく、また基材との密着強度を実用
レベルに保ちながら良好なガスバリア性が得られるよう
にする上で、0.2〜7μm、望ましくは0.3〜1.
5μmであることが好ましい。
【0049】塗布後の塗膜の乾燥硬化は、塗膜の表面温
度が50℃以上となる加熱雰囲気下で行うことが好まし
い。この乾燥硬化時の雰囲気温度が低すぎると、得られ
るガスバリア性フィルムを特に高湿度下で保存した場合
に、基材と塗膜の密着力が低下しやすくなる。上記乾燥
硬化時の塗膜表面の温度の上限は、基材の耐熱性にもよ
るが、一般的には120℃程度である。
【0050】基材としては、例えばポリエステル、ポリ
プロピレン、ポリカーボネイトなどの合成樹脂が好まし
く、基材上に本発明のガスバリア性コーティング組成物
による塗膜を形成したフィルム又はシートや、この塗膜
付フィルムやシートにヒートシール層やその他の層を更
に積層したフィルム又はシートは、ガスバリア性の包装
用に好適に用いることができる。特に本発明に係るガス
バリア性コーティング組成物は、包装用途に多用されて
いるポリエステルの基材上に密着性よく塗膜を形成する
ことができ、ガスバリア性包装用途に適したフィルム又
はシートが得やすい利点がある。
【0051】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。評価は、以下の方法で行った。
【0052】(1)A成分粘度 A成分の4%水溶液を作成し、ブルックフィールド社製
デジタル回転粘度計「LD DV−21」を用いて、測
定した。
【0053】(2)グラビアコーター塗工性 グラビアコーター(恵工業社製「DEX−400」)、
線数90line/inch、版深110μmの版を用
い、塗工速度20m/minで塗工し、塗膜外観が良好
である場合を○、塗工時の組成物の泡立ちやレベリング
不良による塗膜外観不良が確認された場合を×とした。
【0054】(3)組成物保存性 組成物を1ヶ月低温保存し、状態を目視により評価し
た。状態に変化のないものを○、ゲル化しているものを
×とした。
【0055】(4)塗膜付基材の評価 透明性 塗膜形成前の基材と塗膜付基材を肉眼で比較することで
評価した。両者の透明度にほとんど差が認められなかっ
た場合を○、塗膜付基材の方がやや透明性が劣っている
場合を△とした。
【0056】ガスバリア性 酸素の透過性を、乾燥した室温雰囲気下で酸素透過度測
定装置(MOCON社製「OX−TRANTWIN」)
を用いて測定した。
【0057】密着性 得られた塗膜付基材の塗膜面に、ポリウレタン系接着剤
を用いたドライラミネートにより厚み25μmのCPP
(未延伸ポリプロピレン)フィルムを貼り合わせ、40
℃で48時間エージングした後、15mm幅に切断し、
CPPフィルムと塗膜付基材のT形剥離により剥離強度
を求めた。剥離強度が490mN/15mm以下のもの
を×とし、基材が破断してしまったもの及び剥離強度が
1960mN/15mm以上となったものを○とした。
【0058】高湿度保存性 密着性の評価と同様のドライラミネートを施したラミネ
ートフィルムを温度23℃、湿度90%RHの雰囲気下
に1ヶ月(条件A)、温度40℃、湿度90%RHの雰
囲気下に1ヶ月(条件B)、温度40℃、湿度90%R
Hの雰囲気下に2ヶ月(条件C)放置した後、15mm
幅に切断し、CPPフィルムと塗膜付基材のT形剥離に
より剥離強度を求めた。剥離強度が490mN/15m
m以下のものを×とし、基材が破断してしまったもの及
び剥離強度が1960mN/15mm以上となったもの
を○とした。
【0059】<実施例1〜9、比較例1〜2>A−PV
A(A1成分:カルボキシル基変性以外のアニオン変性
PVA:クラレ社製「SK−5102」)と、C−PV
A(A2成分:カルボキシル基変性PVA:クラレ社製
「KM−118」)と、PVA(A3成分:未変性ポリ
ビニルアルコール:クラレ社製「ポバール105」)
と、S−PVA(A4成分:分子にシリル基を有するポ
リビニルアルコール:クラレ社製「R−2105」)
と、APTES(B成分:γ−アミノプロピルトリエト
キシシラン)と、IPAとH 2O(D成分:イソプロピ
ルアルコールと水)を用い、表1〜表2に示される配合
比率でガスバリア性コーティング樹脂組成物の調製を行
った。
【0060】まず、A−PVA、C−PVA、PVA、
S−PVAをIPA/H2O=20/80(重量比)の
溶媒に溶解して4重量%溶液とし、このPVA溶液10
0gにAPTESを表1〜表2の配合割合で加え、1時
間撹拌してガスバリア性コーティング組成物を調製し
た。
【0061】得られたガスバリア性コーティング組成物
を厚み12μmのPET(ポリエステル)フィルムの基
材上に約1μmの厚みでバーコートし、表1〜表2に示
す乾燥表面温度で、塗膜を乾燥硬化させた。尚、表1〜
表2における、乾燥表面温度約55℃の具体的な乾燥条
件は、温風を1分間吹き付けであり、表面温度は基材の
一部に予め貼付しておいたサーモラベルにより測定し
た。
【0062】評価結果を表1〜表2に示す。
【0063】<実施例10>実施例1〜9で使用したA
−PVAと、C−PVAと、APTESと、IPAとH
2Oと、アジリジン化合物(C成分:日本触媒(株)製
「ケミタイトPZ−33」)を用い、表2に示される配
合比率でガスバリア性コーティング樹脂組成物の調製を
行った。
【0064】まず、A−PVA2.0gと、C−PVA
2.0gをIPA/H2O=20/80(重量比)の溶
媒に溶解して4重量%溶液とし、このPVA溶液100
gにAPTESを1.0g混合して撹拌した。更にこの
混合物にアジリジン化合物を0.12g加え、更に1時
間撹拌してガスバリア性コーティング組成物を調製し
た。
【0065】得られたガスバリア性コーティング組成物
を用いて、実施例1〜9と同様に塗膜を形成した。評価
結果を表2に示す。本実施例では、高湿度保存性(条件
C)の評価も○であった。
【0066】
【表1】
【0067】
【表2】
【0068】<実施例11〜13、比較例3>実施例1
〜9で使用したA−PVAと、C−PVAと、IPAと
2Oと、実施例10で使用したアジリジン化合物を用
い、表3に示される配合比率でガスバリア性コーティン
グ樹脂組成物の調製を行った。
【0069】まず、A−PVA、C−PVAをIPA/
2O=20/80(重量比)の溶媒に溶解して4重量
%溶液とし、このPVA溶液100gにアジリジン化合
物を表3に示される割合で加え、1時間撹拌してガスバ
リア性コーティング組成物を調製した。
【0070】得られたガスバリア性コーティング組成物
を用いて、実施例1〜9と同様に塗膜を形成した。評価
結果を表3に示す。
【0071】
【表3】
【0072】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりのもので
あり、次の効果を奏するものである。
【0073】(1)ポリエステルの基材に対しても、ア
ンカー層なしで密着性よくガスバリア性塗膜を形成する
ことができる。ポリエステルは包装材料に多用されてい
ることから、ガスバリア性に富む包装材料が得やすい。
【0074】(2)透明性及び耐湿性に優れる。
【0075】(3)基材上に乾燥硬化した塗膜を形成す
る際の乾燥条件を緩やかにした場合にも、高湿度下での
保存による基材との密着性の低下を生じにくく、耐熱性
に劣る基材へのガスバリア層の形成が容易となり、また
乾燥硬化時の温度設定が容易となる。
【0076】(4)大量生産コーターを使用して塗膜を
形成する際に、組成物の泡立ちやレベリング不良による
塗膜の外観不良が発生しない。
【0077】(5)長期保存においても、ゲル化が発生
せず保存性に優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B65D 81/24 B65D 81/24 D C08L 67:00 C08L 67:00 (72)発明者 深谷 聡 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)発明者 萩尾 由美子 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E067 BA17A BB14A CA04 CA11 GD01 GD02 4F006 AA35 AB20 AB64 AB65 AB67 BA05 CA07 4F071 AA20 AA43 AA50 AF08 AG31 AH04 BA01 BC01 4F100 AH02A AH03A AH06A AK21A AK41B AK52A AL06A BA02 CC00A EH46 GB15 JA06A JD02A YY00A 4J038 CE021 CE022 DG101 DG102 DL031 DL032 DL081 DL082 GA02 GA06 GA09 GA10 GA11 GA13 GA14 GA15 HA156 JA18 JB26 KA03 KA06 MA08 MA15 NA01 NA04 NA08 NA12 NA26 PA20 PB14 PC08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記A,B,D成分からなり、A成分と
    B成分の重量比(A/B)が100/3〜100/20
    0であることを特徴とするガスバリア性コーティング組
    成物。 A:アニオン変性ポリビニルアルコールを含有し、4%
    水溶液での粘度が5〜50mPa・sであるポリビニル
    アルコール。 B:下記一般式(1)で示されるアミノ基及び/又はイ
    ミノ基を有するアルコキシシラン。 【化1】 (式中、R1は炭素数1〜4のアルキレン基、R2および
    3は炭素数1〜4のアルキル基、Xは水素原子または
    アミノアルキル基であり、nは1または0である。) D:水、又は低級アルコールを添加した水。
  2. 【請求項2】 更に、C成分としてアジリジン化合物を
    含有し、A成分とC成分の重量比(A/C)が100/
    3〜100/5であることを特徴とする請求項1に記載
    のガスバリア性コーティング組成物。
  3. 【請求項3】 下記A,C,D成分からなり、A成分と
    C成分の重量比(A/C)が100/1〜100/8で
    あることを特徴とするガスバリア性コーティング組成
    物。 A:アニオン変性ポリビニルアルコールを含有し、4%
    水溶液での粘度が5〜50mPa・sであるポリビニル
    アルコール。 C:アジリジン化合物。 D:水、又は低級アルコールを添加した水。
  4. 【請求項4】 B成分が、アミノ基及び/又はイミノ基
    を有するアルコキシシランと、その(部分)加水分解物
    及び/又は(部分)縮合物との混合物であることを特徴
    とする請求項1または2に記載のガスバリア性コーティ
    ング組成物。
  5. 【請求項5】 C成分が、多官能アジリジン化合物であ
    ることを特徴とする請求項2または3に記載のガスバリ
    ア性コーティング組成物。
  6. 【請求項6】 A成分において、アニオン変性ポリビニ
    ルアルコールの含有量が25重量%以上であることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のガスバリア性
    コーティング組成物。
  7. 【請求項7】 アニオン変性ポリビニルアルコールが、
    カルボキシル基変性ポリビニルアルコール以外のアニオ
    ン変性ポリビニルアルコールであることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれかに記載のガスバリア性コーティン
    グ組成物。
  8. 【請求項8】 アニオン変性ポリビニルアルコールが、
    カルボキシル基変性ポリビニルアルコールと、カルボキ
    シル基変性ポリビニルアルコール以外のアニオン変性ポ
    リビニルアルコールの混合物であることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれかに記載のガスバリア性コーティン
    グ組成物。
  9. 【請求項9】 A成分が、未変性ポリビニルアルコール
    を含有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに
    記載のガスバリア性コーティング組成物。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載のガス
    バリア性コーティング組成物の塗膜を有することを特徴
    とするガスバリア性フィルム。
  11. 【請求項11】 ガスバリア性コーティング組成物の塗
    膜がポリエステルの基材上に設けられていることを特徴
    とする請求項10に記載のガスバリア性フィルム。
JP2001176174A 2001-06-11 2001-06-11 ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム Pending JP2002363479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001176174A JP2002363479A (ja) 2001-06-11 2001-06-11 ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001176174A JP2002363479A (ja) 2001-06-11 2001-06-11 ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002363479A true JP2002363479A (ja) 2002-12-18

Family

ID=19017203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001176174A Pending JP2002363479A (ja) 2001-06-11 2001-06-11 ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002363479A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003096382A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Kyodo Printing Co Ltd ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム
JP2017031476A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 東京応化工業株式会社 シランカップリング剤水溶液、単分子膜製造方法及びめっき造形方法
JP2018076443A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 サカタインクス株式会社 アルコキシシラン加水分解組成物、及び、その製造方法
JP2018076444A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 サカタインクス株式会社 ラミネート用バリア性コーティング組成物及びラミネート用バリア性複合フィルム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07247463A (ja) * 1994-03-09 1995-09-26 Kuraray Co Ltd 被覆用組成物
JPH08131950A (ja) * 1994-11-11 1996-05-28 Nippon Shokubai Co Ltd コーティングフィルムの製造方法
JPH08245816A (ja) * 1994-12-19 1996-09-24 Tousero Kk バリヤー性ポリオレフィンフィルム
JPH09255910A (ja) * 1996-03-25 1997-09-30 Teijin Ltd コーテイング用組成物
JPH09291251A (ja) * 1996-04-25 1997-11-11 Teijin Ltd コーティング用組成物
JPH09290210A (ja) * 1996-02-28 1997-11-11 Nippon Shokubai Co Ltd コーティングフィルムの連続製造方法
JPH10146929A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Teijin Ltd 透明ガスバリアー性積層フィルム
JPH10296929A (ja) * 1997-04-28 1998-11-10 Toray Ind Inc ガスバリアフィルム
JPH11333364A (ja) * 1998-05-28 1999-12-07 Sumitomo Chem Co Ltd フィルム積層体の製造方法
JPH11348955A (ja) * 1998-06-10 1999-12-21 Kuraray Co Ltd 容 器

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07247463A (ja) * 1994-03-09 1995-09-26 Kuraray Co Ltd 被覆用組成物
JPH08131950A (ja) * 1994-11-11 1996-05-28 Nippon Shokubai Co Ltd コーティングフィルムの製造方法
JPH08245816A (ja) * 1994-12-19 1996-09-24 Tousero Kk バリヤー性ポリオレフィンフィルム
JPH09290210A (ja) * 1996-02-28 1997-11-11 Nippon Shokubai Co Ltd コーティングフィルムの連続製造方法
JPH09255910A (ja) * 1996-03-25 1997-09-30 Teijin Ltd コーテイング用組成物
JPH09291251A (ja) * 1996-04-25 1997-11-11 Teijin Ltd コーティング用組成物
JPH10146929A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Teijin Ltd 透明ガスバリアー性積層フィルム
JPH10296929A (ja) * 1997-04-28 1998-11-10 Toray Ind Inc ガスバリアフィルム
JPH11333364A (ja) * 1998-05-28 1999-12-07 Sumitomo Chem Co Ltd フィルム積層体の製造方法
JPH11348955A (ja) * 1998-06-10 1999-12-21 Kuraray Co Ltd 容 器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003096382A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Kyodo Printing Co Ltd ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム
JP2017031476A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 東京応化工業株式会社 シランカップリング剤水溶液、単分子膜製造方法及びめっき造形方法
JP2018076443A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 サカタインクス株式会社 アルコキシシラン加水分解組成物、及び、その製造方法
JP2018076444A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 サカタインクス株式会社 ラミネート用バリア性コーティング組成物及びラミネート用バリア性複合フィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101151474B1 (ko) 대전 방지 코팅제 및 대전 방지 필름
JP2004143197A (ja) ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム
US4500598A (en) Drafting film
JP2002363479A (ja) ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム
JPH11300894A (ja) 工程用離型フィルム
JP4065266B2 (ja) ガスバリア性フィルム及びその製造方法
JP4340050B2 (ja) ガスバリア性フィルム
KR100407027B1 (ko) 가스 배리어성 코팅 조성물 및 가스 배리어성 필름
JP2007254602A (ja) ガスバリア性フィルム
JPH10330650A (ja) 帯電防止用塗料及び帯電防止方法
JP2007130865A (ja) 強密着ガスバリア透明フィルムおよびそれを用いた積層体
KR101267968B1 (ko) 가스 배리어성 코팅 조성물 및 가스 배리어성 필름
JP4758544B2 (ja) コーティング組成物及びガスバリア性フィルム
JP2003096382A (ja) ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム
JP2002292810A (ja) ガスバリア性フィルムの製造方法
EP3138871A1 (en) Polyester film and method for manufacturing same
JP3048334B2 (ja) コーティングフィルムの連続製造方法
JP2010132926A (ja) 水性防曇コート剤及び防曇性の改良された材料
JPH08197688A (ja) 積層フイルム
JP2002188038A (ja) ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム
JPH09165552A (ja) コーティング組成物及びその製造法、用途
JP2002188039A (ja) ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム
JP3540046B2 (ja) 水性分散体組成物及びそれより形成される被膜ならびにその製法
JP4651416B2 (ja) ガスバリア性積層体
JP2004009658A (ja) 積層体、積層体の製造方法及び包装体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110719

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111115