JP2002188038A - ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム - Google Patents

ガスバリア性コーティング組成物及びガスバリア性フィルム

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JP2002188038A
JP2002188038A JP2000388090A JP2000388090A JP2002188038A JP 2002188038 A JP2002188038 A JP 2002188038A JP 2000388090 A JP2000388090 A JP 2000388090A JP 2000388090 A JP2000388090 A JP 2000388090A JP 2002188038 A JP2002188038 A JP 2002188038A
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gas barrier
polyvinyl alcohol
coating composition
barrier coating
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JP2000388090A
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English (en)
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Yuriko Tsuyuki
祐理子 露木
Yoichi Fukushima
洋一 福島
Satoshi Fukaya
聡 深谷
Yumiko Hagio
由美子 萩尾
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Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリビニルアルコール本来の透明性と高いガ
スバリア性を維持し、しかも基材がポリプロピレン等の
ポリオレフィンである場合でも、アンカー層を必要とせ
ずに密着性がよい高いガスバリア性を有する塗膜を形成
できるようにする。 【解決手段】 下記A,B,C,D成分からなり、A成
分、B成分とC成分の重量比(A/(B+C))が10
0/1〜100/10であるガスバリア性コーティング
組成物。 A:ポリビニルアルコール。 B:下記一般式(1)で示されるアミノ基及び/又はイ
ミノ基を有するアルコキシシラン。 【化1】 C:下記一般式(2)で示されるエポキシ基を有するア
ルコキシシラン。 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスバリア性に優
れた塗膜を形成するガスバリア性コーティング樹脂組成
物及びそれを用いてガスバリア層を形成したガスバリア
性フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスバリア性コーティング組成物
としては、下記a〜d成分からなり、重量比でa/(b
+c)=9/1〜1/99としたもの(特開平9−25
5910号公報)、 a:ポリビニルアルコール。 b:エポキシ基を有するアルコキシシランの(部分)加
水分解物、その(部分)縮合物、これらの混合物。 c:アミノ基及び/又はイミノ基を有するアルコキシシ
ランの(部分)加水分解物、(部分)縮合物、これらの
混合物。 d:溶剤としての水。
【0003】下記a〜d成分からなり、重量比でa/
(b+c)=99/1〜1/99としたもの(特開平9
−291251号公報)が知られている。 a:エチレン−ビニルアルコール共重合体。 b:エポキシ基を有するアルコキシシランの(部分)加
水分解物、その(部分)縮合物、これらの混合物。 c:アミノ基及び/又はイミノ基を有するアルコキシシ
ランの(部分)加水分解物、(部分)縮合物、これらの
混合物。 d:溶剤としての水。
【0004】しかし、a成分としてポリビニルアルコー
ルを使用する前者の組成物の場合には、a成分に対し、
b成分とc成分の合計を10重量%以上と比較的多量に
使用するため、ガスバリア性が不十分であるという問題
があった。また、a成分としてエチレン−ビニルアルコ
ール共重合体を使用する後者の組成物の場合には、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体自身のガスバリア性が
充分でないめ、該組成物により得られる塗膜は、やはり
ガスバリア性が不十分であるという問題があった。
【0005】しかも、上記いずれの公報も、導電性フィ
ルムへの使用を主目的とするため、基材として使用され
るのは、包装材料として一般的ではないポリカーボネー
トであり、包装材料として一般的に用いられるPET等
のポリエステル、PP等のポリオレフィンを基材とした
場合の基材との密着性については明らかにされていな
い。
【0006】一方、特開平10−296929号公報に
は、熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも片面に、易接着
層とポリビニルアルコール樹脂層が順次積層されてなる
ガスバリアフィルムが開示されており、該ポリビニルア
ルコール樹脂層にアミノ基含有シランカップリング剤を
含ませることが記載されている。
【0007】しかしながら、該フィルムは、基材とポリ
ビニルアルコール樹脂層の間に易接着層(アンカー層)
を設ける必要があるため、工程が繁雑となり、コスト的
に問題があるばかりか、アンカー層を設けない場合に
は、基材とポリビニルアルコール樹脂層との密着性が十
分ではないという問題もあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みてなされたもので、ポリビニルアルコール
本来の透明性と高いガスバリア性を維持し、しかも基材
がポリプロピレン等のポリオレフィンである場合でも、
アンカー層を必要とせずに密着性がよい高いガスバリア
性を有する塗膜を形成できるようにすることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、下
記A,B,C,D成分からなり、A成分、B成分とC成
分の重量比(A/(B+C))が100/1〜100/
10であることを特徴とするガスバリア性コーティング
組成物を提供するものである。
【0010】A:ポリビニルアルコール。 B:下記一般式(1)で示されるアミノ基及び/又はイ
ミノ基を有するアルコキシシラン。
【0011】
【化3】 (式中、R1は炭素数1〜4のアルキレン基、R2および
3は炭素数1〜4のアルキル基、Xは水素原子または
アミノアルキル基であり、nは1または0である。) C:下記一般式(2)で示されるエポキシ基を有するア
ルコキシシラン。
【0012】
【化4】 (式中、R4は炭素数1〜4のアルキレン基、R5および
6は炭素数1〜4のアルキル基、Yはグリシドキシ基
またはエポキシシクロヘキシシル基であり、mは1また
は0である。) D:水、又は低級アルコールを添加した水。
【0013】上記本発明は、A成分が、変性ポリビニル
アルコールを含むことと、変性ポリビニルアルコールが
分子にシリル基を有するポリビニルアルコールであるこ
と、このシリル基の含有量が0.01〜5モル%である
こと、また、変性ポリビニルアルコールがカルボキシル
基変性ポリビニルアルコールであることをその好ましい
態様として含むものである。また、上記本発明における
B成分が、アミノ基及び/又はイミノ基を有するアルコ
キシシランと、その(部分)加水分解物及び/又は(部
分)縮合物との混合物であってもよい。更に、C成分
が、エポキシ基を有するアルコキシシランと、その(部
分)加水分解物及び/又は(部分)縮合物との混合物で
あってもよい。
【0014】また、本発明は、上記本発明のガスバリア
性コーティング組成物の塗膜を有することを特徴とする
ガスバリア性フィルムを提供するもので、ガスバリア性
コーティング組成物の塗膜がポリオレフィンの基材上に
設けられていることをその好ましい態様として含むもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のガスバリア性コーティン
グ組成物は、基本的には下記A,B,C,D成分からな
る。
【0016】A:ポリビニルアルコール。 B:下記一般式(1)で示されるアミノ基及び/又はイ
ミノ基を有するアルコキシシラン。
【0017】
【化5】 (式中、R1は炭素数1〜4のアルキレン基、R2および
3は炭素数1〜4のアルキル基、Xは水素原子または
アミノアルキル基であり、nは1または0である。) C:下記一般式(2)で示されるエポキシ基を有するア
ルコキシシラン。
【0018】
【化6】 (式中、R4は炭素数1〜4のアルキレン基、R5および
6は炭素数1〜4のアルキル基、Yはグリシドキシ基
またはエポキシシクロヘキシシル基であり、mは1また
は0である。) D:水、又は低級アルコールを添加した水。
【0019】本発明におけるA成分としては市販のポリ
ビニルアルコールを用いることができる。A成分として
用いるポリビニルアルコールは、従来のガスバリア性コ
ーティング組成物で用いられるポリビニルアルコールと
同様に、重合度が100〜5000、ケン化度70%以
上のものが好ましい。重合度が低過ぎると基材に対する
密着性が低下しやすく、重合度が高過ぎると粘度が高く
なり過ぎて塗工性が悪くなりやすい。また、ケン化度が
低過ぎるとガスバリア性が不十分となりやすい。
【0020】A成分としては、変性、未変性のいずれを
使用してもよく、変性ポリビニルアルコールとしては、
例えば、カルボキシル基、シリル基、スルホン酸基、ア
ミノ基、リン酸基、イソシアネート基、オキサゾリン
基、メチロール基、ニトリル基、アセトアセチル基、カ
チオン基等による変性ポリビニルアルコール、例えば、
アクリル、ウレタン、ポリエステル、エポキシ、ポリエ
チレン、ポリプロピレンなどで変性したブロック共重合
体やグラフト共重合体等が挙げられ、これらの変性ポリ
ビニルアルコール、未変性ポリビニルアルコールを1種
または2種以上混合して使用することができる。また、
変性ポリビニルアルコールと未変性ポリビニルアルコー
ルを混合して用いるときは、A成分の総量のうち、変性
ポリビニルアルコールを10重量%以上混合することが
好ましく、20重量%以上がより好ましい。但し、エチ
レン含有量が比較的高い(25〜40mol%程度)、
エチレン−ビニルアルコール共重合体は、ガスバリア性
が低下するため混合しない方が好ましい。
【0021】本発明でA成分として用いるポリビニルア
ルコールとしては、基材上に乾燥硬化した塗膜を形成す
る際の乾燥条件を緩やかにした場合にも、高湿度下での
保存による基材との密着性の低下を生じにくいことか
ら、分子にシリル基を有するポリビニルアルコール、カ
ルボキシル基変性ポリビニルアルコール、疎水性ポリビ
ニルアルコールが好ましい。
【0022】ここで、分子にシリル基を有するとは、ポ
リビニルアルコールの分子鎖の中間部又は末端にシリル
基を有することをいい、シリル基が加水分解性でない結
合によってポリビニルアルコールと結合していれば、そ
の位置及び分布状態に特に制限はない。また、このシリ
ル基とは、下記(3)式で表される反応性のシリル基を
いう。但し、下記(3)式におけるR7は水素、炭素数
1〜10のアルキル基、アルカリ金属又はアルカリ土類
金属、R8は炭素数1〜10のアルキル基、lは1〜3
の整数である。
【0023】
【化7】
【0024】分子に上記シリル基を有するポリビニルア
ルコールにおけるシリル基の含有量は、0.01〜5モ
ル%であることが好ましく、更に好ましくは0.1〜
1.0モル%で、最適には0.1〜0.6モル%であ
る。シリル基の含有量が5モル%を超えると、得られる
ガスバリア性コーティング組成物の粘度が高くなり、ゲ
ル化しやすくなり、逆にシリル基の含有量が0.01モ
ル%未満では、基材上へ乾燥硬化した塗膜を形成する際
の乾燥条件を緩和した場合に、高湿度下で保存すると基
材との密着性の低下を生じやすくなる。
【0025】また、カルボキシル基変性ポリビニルアル
コールとは、分子内にカルボキシル基を有するものをい
い、例えば、酢酸ビニル、蟻酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、バーサチック酸ビニル、ピパリン酸ビニルなどの
ビニルエステル系単量体を、例えば、アクリル酸、メタ
クリル酸、(無水)フタル酸、(無水)マレイン酸、
(無水)イタコン酸などのエチレン性不飽和カルボン酸
と共重合した後、けん化したランダム共重合体を好適に
用いることができる。
【0026】カルボキシル基変性量は、0.1〜50モ
ル%であることが好ましく、更に好ましくは0.5〜1
0モル%、最適には0.5〜5モル%である。
【0027】また、疎水性ポリビニルアルコールとは、
末端疎水性ポリビニルアルコールまたは疎水基変性ポリ
ビニルアルコールといわれているものであり、前者とし
てはクラレ(株)製「MP103」を好適に使用でき、
後者のものとしては電気化学工業(株)製「EP−13
0」を好適に使用できる。
【0028】本発明におけるB成分として用いる上記一
般式(1)で示されるアミノ基及び/又はイミノ基を有
するアルコキシシランとしては、例えばアミノメチルト
リエトキシシラン、2−アミノエチルトリメトキシシラ
ン、2−アミノエチルトリエトキシシラン、2−アミノ
エチルトリプロポキシシラン、2−アミノエチルトリブ
トキシシラン、1−アミノエチルトリメトキシシラン、
1−アミノエチルトリエトキシシラン、3−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエト
キシシラン、3−アミノプロピルトリプロポキシシラ
ン、3−アミノプロピルトリブトキシシラン、2−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、2−アミノプロピルト
リエトキシシラン、2−アミノプロピルトリプロポキシ
シラン、2−アミノプロピルトリブトキシシラン、1−
アミノプロピルトリメトキシシラン、1−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン、1−アミノプロピルトリプロポ
キシシラン、1−アミノプロピルトリブトキシシラン、
N−アミノメチルアミノメチルトリメトキシシラン、N
−アミノメチルアミノメチルトリプロポキシシラン、N
−アミノメチル−2−アミノエチルトリメトキシシラ
ン、N−アミノメチル−2−アミノエチルトリエトキシ
シラン、N−アミノメチル−2−アミノエチルトリプロ
ポキシシラン、N−アミノメチル−3−アミノプロピル
トリメトキシシラン、N−アミノメチル−3−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、N−アミノメチル−3−ア
ミノプロピルトリプロポキシシラン、N−アミノメチル
−2−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−アミノ
メチル−2−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−
アミノメチル−2−アミノプロピルトリプロポキシシラ
ン、N−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチ
ル)−2−アミノエチルトリメトキシシラン、N−(2
−アミノエチル)−2−アミノエチルトリエトキシシラ
ン、N−(2−アミノエチル)−2−アミノエチルトリ
プロポキシシラン、N−(2−アミノエチル)−1−ア
ミノエチルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチ
ル)−1−アミノエチルトリエトキシシラン、N−(2
−アミノエチル)−1−アミノエチルトリプロポキシシ
ラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル
トリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−
アミノプロピルトリプロポキシシラン、N−(3−アミ
ノプロピル)−2−アミノエチルトリメトキシシラン、
N−(3−アミノプロピル)−2−アミノエチルトリエ
トキシシラン、N−(3−アミノプロピル)−2−アミ
ノエチルトリプロポキシシラン、N−メチル−3−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルメ
チルジメトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジエ
トキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノ
プロピルメチルジメトキシシラン、3−ジエチレントリ
アミンプロピルトリエトキシシラン、3−〔2−(2−
アミノエチルアミノエチルアミノ)プロピル〕トリメト
キシシラン、トリメトキシシリルプロピルジエチレント
リアミンなどを挙げることができる。
【0029】B成分としては、上記のようなアミノ基及
び/又はイミノ基を有するアルコキシシランの1種又は
2種以上を用いることができる。B成分として特に好ま
しいのはγ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−
β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ランである。
【0030】本発明におけるC成分として用いる上記一
般式(2)で示されるエポキシ基を有するアルコキシシ
ランとしては、例えばグリシドキシメチルトリメトキシ
シラン、グリシドキシメチルトリエトキシシラン、グリ
シドキシメチルトリプロポキシシラン、グリシドキシメ
チルトリブトキシシラン、2−グリシドキシエチルトリ
メトキシシラン、2−グリシドキシエチルトリエトキシ
シラン、2−グリシドキシエチルトリプロポキシシラ
ン、2−グリシドキシエチルトリブトキシシラン、1−
グリシドキシエチルトリメトキシシラン、1−グリシド
キシエチルトリエトキシシラン、1−グリシドキシエチ
ルトリプロポキシシラン、1−グリシドキシエチルトリ
ブトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラ
ン、3−グリシドキシプロピルトリプロポキシシラン、
3−グリシドキシプロピルトリブトキシシラン、2−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、2−グリシド
キシプロピルトリエトキシシラン、2−グリシドキシプ
ロピルトリプロポキシシラン、2−グリシドキシプロピ
ルトリブトキシシラン、1−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン、1−グリシドキシプロピルトリエトキ
シシラン、1−グリシドキシプロピルトリプロポキシシ
ラン、1−グリシドキシプロピルトリブトキシシラン、
(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリメトキ
シシラン、(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチル
トリエトキシシラン、(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)メチルトリプロポキシシラン、(3,4−エポキシ
シクロヘキシル)メチルトリブトキシシラン、2−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エ
チルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシク
ロヘキシル)エチルトリプロポキシシラン、2−(3,
4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリブトキシシラ
ン、3−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロピル
トリメトキシシラン、3−(3,4−エポキシシクロヘ
キシル)プロピルトリエトキシシラン、3−(3,4−
エポキシシクロヘキシル)プロピルトリプロポキシシラ
ン、3−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロピル
トリブトキシシラン、4−(3,4−エポキシシクロヘ
キシル)ブチルトリメトキシシラン、4−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)ブチルトリエトキシシラン、4
−(3,4−エポキシシクロヘキシル)ブチルトリプロ
ポキシシラン、4−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)ブチルトリブトキシシラン、ジエトキシ−3−グリ
シドキシプロピルメチルシラン等が挙げられる。
【0031】C成分としては、上記のようなエポキシ基
を有するアルコキシシランの1種又は2種以上を用いる
ことができる。C成分として特に好ましいのは、3−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、2−(3,4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン
である。
【0032】D成分中の水(蒸留水)は溶剤であり、更
にこれに低級アルコールを添加して用いることができ、
これにより、塗膜乾燥時のピンホールの発生を防止しや
すくなる。水に添加する低級アルコールとしては、例え
ばメチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピル
アルコールなどを挙げることができる。低級アルコール
と水を混合する場合の配合比率は、重量比(低級アルコ
ール/水)で10/90〜30/70であることが好ま
しい。低級アルコールの添加量が少な過ぎると塗膜の乾
燥時にピンホールが発生しやすくなり、逆に低級アルコ
ールの添加量が多過ぎると塗工性が悪くなりやすくな
る。
【0033】次に、上記A,B,C,D成分の配合比率
について説明する。
【0034】A成分はガスバリア性を得るためのベース
となる成分で、B成分とC成分は得られる塗膜と基材と
の密着性を向上させる成分である。このA成分、B成分
とC成分の配合比率は、重量比(A/(B+C))で1
00/1〜100/10であり、好ましくは100/5
〜100/9である。A成分の配合量が多くなり過ぎる
と(B成分、C成分の配合量が少なくなり過ぎると)、
特に基材がポリオレフィンである場合、塗膜と基材との
密着性が低下する。逆にA成分の配合量が少なくなり過
ぎると(B成分、C成分の配合量が多くなり過ぎる
と)、得られる塗膜のガスバリア性が不十分となる。
【0035】B成分とC成分の配合比率は特に限定され
ないが、(アミノ基とイミノ基の総和)/(エポキシ
基)がモル当量換算で1/2から4/1のときに密着
性、耐水性等の性能に優れる塗膜が得られ、好ましい。
B成分またはC成分のどちらかの成分が他方に対して過
剰になり、上記範囲からはずれるに伴い塗膜の性能が低
下する傾向にある。
【0036】D成分の配合比率は塗工条件などに応じて
適宜選択すれば足るが、得られるガスバリア性コーティ
ング組成物の固形分が1〜20重量%となるようにする
のが好ましく、この範囲で塗工方法等に合わせて適宜選
択することができる。D成分の配合量が多過ぎると必要
な厚みの塗膜が得にくくなり、逆にD成分の配合量が少
な過ぎると塗工性が悪くなりやすい。
【0037】ところで、本発明においては、溶剤として
水を用いていることから、前記B成分であるアミノ基及
び/又はイミノ基を有するアルコキシシランの一部がゆ
っくりと加水分解してその(部分)加水分解物へと変化
する場合があり、この加水分解物が更に(部分)縮合物
へと変化する場合もある。また、前記C成分である、エ
ポキシ基を有するアルコキシシランも、同様に一部が
(部分)加水分解物へと変化する場合があり、この加水
分解物が更に(部分)縮合物へと変化する場合がある。
このような変化を生じた場合においても本発明の効果は
同様に得ることができる。
【0038】従って、本発明におけるB成分は、アミノ
基及び/又はイミノ基を有するアルコキシシランと、そ
の(部分)加水分解物及び/又は(部分)縮合物との混
合物であってもよい。また、本発明におけるC成分も、
B成分が上記(部分)加水分解物及び/又は(部分)縮
合物を含んでいるか否かに拘わらず、エポキシ基を有す
るアルコキシシランと、その(部分)加水分解物及び/
又は(部分)縮合物との混合物であってもよい。
【0039】本発明に係るガスバリア性コーティング組
成物は、基本的には上述のA〜D成分からなるものであ
るが、A〜D成分の合計量100重量部に対して10重
量部以下の範囲で、本発明の効果を損わない範囲で塗布
性を向上させるために、増粘剤、消泡剤、硬化触媒、濡
れ性改良剤、可塑剤等を添加して用いることができる。
【0040】更に、特にA成分が未変性ポリビニルアル
コールである場合には、基材への濡れ性を向上させるた
めに、カルボン酸等の酸触媒を添加し、組成物を弱酸性
とすることが好ましい。カルボン酸としては、例えば蟻
酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸等が挙げられるが、その
酸性度、揮発性からみて酢酸が好ましい。酸触媒の添加
量はA成分100重量部に対して0.1〜10重量部が
好ましく、より好ましくは1〜5重量部である。
【0041】本発明に係るガスバリア性コーティング組
成物は、基材に塗布され、ガスバリア性の塗膜を形成す
るものである。
【0042】基材への塗布は、例えばディップコート、
スプレーコート、フローコート、ロールコート、バーコ
ート、スピンコート、グラビアコートなど、従来行われ
ている手法で行うことができる。塗膜の厚みは、塗工作
業を繁雑にすることなく、また基材との密着強度を実用
レベルに保ちながら良好なガスバリア性が得られるよう
にする上で、0.2〜7μm、望ましくは0.3〜1.
5μmであることが好ましい。
【0043】塗布後の塗膜の乾燥硬化は、未変性のポリ
ビニルアルコールをA成分として用いた本発明のガスバ
リア性コーティング組成物においては、雰囲気温度が6
0℃を超える加熱雰囲気下で行うことが好ましい。この
乾燥硬化時の雰囲気温度が低すぎると、得られるガスバ
リア性フィルムを特に高湿度下で保存した場合に、基材
と塗膜の密着力が低下しやすくなる。上記乾燥硬化時の
雰囲気温度の上限は、基材の耐熱性にもよるが、一般的
には120℃程度である。
【0044】一方、変性ポリビニルアルコール、特に分
子にシリル基を有するポリビニルアルコール、カルボキ
シル基変性ポリビニルアルコール、疎水性ポリビニルア
ルコールをA成分として用いた本発明のガスバリア性コ
ーティング組成物においては、50℃以上の加熱雰囲気
下で乾燥硬化させれば、上記高湿度下での保存による基
材と塗膜の密着力の低下を生じにくい。従って、変性ポ
リビニルアルコール、特に分子にシリル基を有するポリ
ビニルアルコール、カルボキシル基変性ポリビニルアル
コール、疎水性ポリビニルアルコールをA成分として用
いた本発明のガスバリア性コーティング組成物では、塗
布後の塗膜の乾燥硬化を、50℃以上の加熱雰囲気下で
行えば足り、加熱乾燥条件を緩やかにできる利点があ
る。この時の雰囲気温度の上限は上記と同様に120℃
程度である。
【0045】基材としては、例えばポリプロピレン等の
ポリオレフィン、ポリエステルなどの合成樹脂が好まし
く、基材上に本発明のガスバリア性コーティング組成物
による塗膜を形成したフィルム又はシートや、この塗膜
付フィルムやシートにヒートシール層やその他の層を更
に積層したフィルム又はシートは、ガスバリア性の包装
用に好適に用いることができる。特に本発明に係るガス
バリア性コーティング組成物は、包装用途に多用されて
いるポリオレフィン、特にポリプロピレンの基材上に密
着性よく塗膜を形成することができ、ガスバリア性包装
用途に適したフィルム又はシートが得やすい利点があ
る。
【0046】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。
【0047】実施例1〜5、比較例1〜5 PVA(A1成分:ポリビニルアルコール:クラレ社製
「ポバール105」)と、S−PVA(A2成分:分子
にシリル基を有するポリビニルアルコール:クラレ社製
「R−2105」)と、C−PVA(A3成分:カルボ
キシル基変性PVA:クラレ社製「KM−118」)
と、疎水性PVA(A4成分:クラレ社製「MP10
3」)と、APTMS(B成分:γ−アミノプロピルト
リメトキシシラン)と、EPTMS(C成分:グリシド
キシメチルトリメトキシシラン)と、IPAとH2
(D成分:イソプロピルアルコールと水)を用い、表1
〜表2に示される配合比率でガスバリア性コーティング
樹脂組成物の調製を行った。
【0048】まず、PVA、S−PVA、C−PVA、
又は疎水性PVAをIPA/H2O=20/80(重量
比)の溶媒に溶解して5重量%溶液とし、このPVA溶
液100gに、酢酸を表1〜表2の配合割合で添加し、
APTMSを表1〜表2の配合割合で混合して撹拌し
た。更にこの混合物にEPTMSを表1〜表2に示され
る割合で加え、更に1時間撹拌してガスバリア性コーテ
ィング組成物を調製した。
【0049】得られたガスバリア性コーティング組成物
を厚み20μmのOPP(延伸ポリプロピレン)フィル
ムの基材上に約1μmの厚みでバーコートし、80℃の
雰囲気下で15秒間保持して塗膜を乾燥硬化させた。得
られた塗膜付基材を用いて以下の評価を行った。
【0050】結果を表1〜表2に示す。
【0051】(1)濡れ性 組成物を基材上に塗工した際にその状態を目視で評価し
た。ハジキが発生していない場合を○、ハジキが発生し
た場合を×とした。
【0052】(2)透明性 塗膜形成前の基材と塗膜付基材を肉眼で比較することで
評価した。両者の透明度にほとんど差が認められなかっ
た場合を○、塗膜付基材の方がやや透明性が劣っている
場合を△とした。
【0053】(3)ガスバリア性 酸素の透過性を、乾燥した室温雰囲気下で酸素透過度測
定装置(MOCON社製「OX−TRANTWIN」)
を用いて測定した。
【0054】(4)セロファンテープ剥離 得られた塗膜付基材の塗膜面に、ナイフで縦、横1mm
間隔で切れ目を入れ、100個の碁盤目を形成し、その
上にセロファンテープ(ニチバン(株)製商品名セロテ
ープ)を貼り付けた後、表面から90度の方向に一気に
引っ張り剥離し、塗膜の接着性を評価した。塗膜が剥離
しなかったものを○とし、塗膜が剥離したものを×とし
た。
【0055】(5)密着性 得られた塗膜付基材の塗膜面に、ポリウレタン系接着剤
を用いたドライラミネートにより厚み25μmのCPP
(未延伸ポリプロピレン)フィルムを貼り合わせ、40
℃で48時間エージングした後、15mm幅に切断し、
CPPフィルムと塗膜付基材のT形剥離により剥離強度
を求めた。剥離強度が490mN/15mm以下のもの
を×とし、基材が破断してしまったもの及び剥離強度が
1960mN/15mm以上となったものを○とした。
【0056】(6)高湿度保存性 密着性の評価と同様のドライラミネートを施したラミネ
ートフィルムを温度20℃、湿度90%RHの雰囲気下
に2週間放置した後、15mm幅に切断し、CPPフィ
ルムと塗膜付基材のT形剥離により剥離強度を求めた。
剥離強度が490mN/15mm以下のものを×とし、
基材が破断してしまったもの及び剥離強度が1960m
N/15mm以上となったものを○とした。
【0057】
【表1】
【0058】
【表2】
【0059】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりのもので
あり、次の効果を奏するものである。
【0060】(1)ポリプロピレン等のポリオレフィン
の基材に対しても、アンカー層なしで密着性よくガスバ
リア性塗膜を形成することができる。ポリプロピレンは
包装材料に多用されていることから、ガスバリア性に富
む包装材料が得やすい。
【0061】(2)透明性及び耐湿性に優れる。
【0062】(3)A成分として、変性ポリビニルアル
コール、特に分子にシリル基を有するポリビニルアルコ
ール、カルボキシル基変性ポリビニルアルコール、疎水
性ポリビニルアルコールを用いた本発明のガスバリア性
コーティング組成物は、基材上に乾燥硬化した塗膜を形
成する際の乾燥条件を緩やかにした場合にも、高湿度下
での保存による基材との密着性の低下を生じにくいこと
から、耐熱性に劣る基材へのガスバリア層の形成が容易
となり、また乾燥硬化時の温度設定が容易となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 7/04 CES C08J 7/04 CESP C09D 5/00 C09D 5/00 Z 183/06 183/06 183/08 183/08 // C08L 23:00 C08L 23:00 (72)発明者 深谷 聡 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)発明者 萩尾 由美子 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 Fターム(参考) 4F006 AA12 AB20 BA05 CA07 DA04 4F100 AH02A AH02H AH06A AH06H AK03B AK07 AK21A AK75 AL05A AL06A BA02 CC00A EH46 EH462 EJ08 EJ082 EJ86 EJ862 GB15 JD02 JD02A JL11 YY00A 4J038 CE021 DL052 DL082 GA06 GA15 HA156 JA19 JC34 JC35 NA01 NA12 NA19 PC08 4J100 AE09P BA03H BA14H BA16H BA29H BA40H BA42H BA56H BA64H BA71H BC84H CA01 CA31 HA55 HA61 JA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記A,B,C,D成分からなり、A成
    分、B成分とC成分の重量比(A/(B+C))が10
    0/1〜100/10であることを特徴とするガスバリ
    ア性コーティング組成物。 A:ポリビニルアルコール。 B:下記一般式(1)で示されるアミノ基及び/又はイ
    ミノ基を有するアルコキシシラン。 【化1】 (式中、R1は炭素数1〜4のアルキレン基、R2および
    3は炭素数1〜4のアルキル基、Xは水素原子または
    アミノアルキル基であり、nは1または0である。) C:下記一般式(2)で示されるエポキシ基を有するア
    ルコキシシラン。 【化2】 (式中、R4は炭素数1〜4のアルキレン基、R5および
    6は炭素数1〜4のアルキル基、Yはグリシドキシ基
    またはエポキシシクロヘキシシル基であり、mは1また
    は0である。) D:水、又は低級アルコールを添加した水。
  2. 【請求項2】 A成分が、変性ポリビニルアルコールを
    含むことを特徴とする請求項1に記載のガスバリア性コ
    ーティング組成物。
  3. 【請求項3】 変性ポリビニルアルコールが、分子にシ
    リル基を有するポリビニルアルコールであることを特徴
    とする請求項2に記載のガスバリア性コーティング組成
    物。
  4. 【請求項4】 シリル基の含有量が0.01〜5モル%
    であることを特徴とする請求項3に記載のガスバリア性
    コーティング組成物。
  5. 【請求項5】 変性ポリビニルアルコールが、カルボキ
    シル基変性ポリビニルアルコールであることを特徴とす
    る請求項2に記載のガスバリア性コーティング組成物。
  6. 【請求項6】 B成分が、アミノ基及び/又はイミノ基
    を有するアルコキシシランと、その(部分)加水分解物
    及び/又は(部分)縮合物との混合物であることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載のガスバリア性コ
    ーティング組成物。
  7. 【請求項7】 C成分が、エポキシ基を有するアルコキ
    シシランと、その(部分)加水分解物及び/又は(部
    分)縮合物との混合物であることを特徴とする請求項1
    〜6のいずれかに記載のガスバリア性コーティング組成
    物。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のガスバ
    リア性コーティング組成物の塗膜を有することを特徴と
    するガスバリア性フィルム。
  9. 【請求項9】 ガスバリア性コーティング組成物の塗膜
    がポリオレフィンの基材上に設けられていることを特徴
    とする請求項8に記載のガスバリア性フィルム。
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