JPH10330650A - 帯電防止用塗料及び帯電防止方法 - Google Patents

帯電防止用塗料及び帯電防止方法

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JPH10330650A
JPH10330650A JP9250115A JP25011597A JPH10330650A JP H10330650 A JPH10330650 A JP H10330650A JP 9250115 A JP9250115 A JP 9250115A JP 25011597 A JP25011597 A JP 25011597A JP H10330650 A JPH10330650 A JP H10330650A
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water
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JP9250115A
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English (en)
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Masumi Nishizawa
麻純 西澤
Norikatsu Ono
典克 小野
Akihiko Katajima
明彦 片島
Masayuki Ando
雅之 安藤
Shigeki Nakajo
茂樹 中條
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Inctec Inc
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Inctec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯電防止剤の合成樹脂成形物等の表面への滲
み出しがなく、透明で、且つ湿度を高めることが困難な
場所においても帯電防止性を有する塗膜を形成し得る帯
電防止用塗料を提供すること。 【解決手段】 スルホン化ポリアニリンを帯電防止剤と
して含有することを特徴とする帯電防止用塗料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の物品に優れ
た帯電防止性を与える帯電防止用塗料に関し、更に詳し
くは帯電防止剤としてスルホン化ポリアニリンを含有す
る帯電防止用塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に合成樹脂は絶縁性物質であり、
摩擦等により容易に静電気を帯る性質を有している。そ
のために、合成樹脂を製造する工程や合成樹脂成形品の
製造工程においては、帯電・放電に基づくスパークによ
り火災や爆発を引き起こす問題がある。又、合成樹脂成
形品の使用においても、同様に帯電に起因して取扱が厄
介であったり、不快感を与えたり、該製品の機能発揮の
障害になる等の種々の問題もある。
【0003】又、合成樹脂成形品は高い表面抵抗を有し
ているために、一旦帯電すると、帯電量の減衰速度は遅
く、帯電そのものを減少させることは困難であることか
ら、合成樹脂の導電性を上げて電荷を分散或いは消滅さ
せるために、合成樹脂成形品に帯電防止剤を添加するこ
とが一般的に行われている。
【0004】上記帯電防止剤の機能は、帯電防止剤が合
成樹脂成形品の表面に滲み出し、その吸湿水分によって
合成樹脂成形品の表面に導電性層を形成して、電荷の分
散或いは消滅を促進させることである。通常の合成樹脂
成形品に使用される帯電防止剤は、ノニオン性、カチオ
ン性、アニオン性等の界面活性剤、第四級アンモニウム
塩化合物、カルボキシル基、水酸基、アミノ基やスルホ
ン酸基等の親水性基を有する化合物等であり、合成樹脂
成形品が使用される環境の相対湿度が高い程、それらの
帯電防止効果は大きい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の帯電防止
剤では、種類によっては合成樹脂との相溶性が良すぎ
て、合成樹脂成形品等の表面に滲み出さないために、帯
電防止効果が不十分であったり、逆に合成樹脂との相溶
性がないために成形品等の表面への滲み出しが多くなっ
て、表面のべとつきや、ごみや埃の付着による汚染等を
生じるという問題もある。又、これらの帯電防止剤は、
雰囲気の湿度を高くすることができない半導体製造工場
や電子・電気部材製造工場等の壁・床材の塗料等には使
用することができず、用途が限定されるという問題もあ
る。
【0006】又、半導体ウエハー保存容器、電子・電気
部材、半導体製造工場の床・壁材等の導電性が要求され
る用途には、これらの部材をカーボン粉末、金属粉末或
いはカーボン繊維、金属繊維等の導電性物質を含有する
塗料でコーティングしたり、これらの物質を配合した合
成樹脂で成形することが行われている。しかしながら、
これらの方法では、塗膜及び成形品自体が不透明であっ
たり、意図しない着色があったり、内容物を透視するこ
とができないという問題や、壁・床材を透明仕上げ或は
希望の色に着色することができない等の問題がある。
【0007】従って本発明の目的は、上記の従来技術の
問題が解消され、透明で、且つ湿度を高めることが困難
な場所においても、合成樹脂成形品に優れた帯電防止性
を有する塗膜を形成し得る帯電防止用塗料及び帯電防止
方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達せられる。即ち、本発明は、スルホン化ポリ
アニリンを帯電防止剤として含有することを特徴とする
帯電防止用塗料、及び合成樹脂成形品を帯電防止する方
法において、該合成樹脂成形品の表面に、上記の帯電防
止塗料から厚みが0.05〜0.5μmの帯電防止層を
形成することを特徴とする帯電防止方法である。
【0009】本発明によれば、帯電防止剤として特定の
物質を使用することによって、湿度を高めることが困難
な場所においても、合成樹脂成形品に優れた帯電防止性
を付与することができる。又、本発明で使用する上記特
定の物質は、それ自体では幾分着色しているが、薄い被
膜に形成した状態でも十分な帯電防止性を発揮するの
で、合成樹脂成形品に意図しない着色を与えることがな
く、従って合成樹脂成形品の機能や任意の色調の着色或
いは装飾を妨げることがない。
【0010】
【発明の実施の形態】次に好ましい実施の形態を挙げて
本発明を更に詳しく説明する。本発明の塗料は、下記の
物質を帯電防止剤として含有することが特徴であり、そ
の他の塗料を構成する成分は水性系塗料、溶剤系塗料及
び粉体塗料を構成する公知の成分がいずれも使用可能で
あり、何ら制限されない。
【0011】本発明で帯電防止剤として使用する物質
は、代表例として示す下記の一般式で表される構造を有
するスルホン化ポリアニリンである。 (上記式において、0≦x≦1、nは分子量が約300
〜100,000となる値である。)
【0012】上記のスルホン化ポリアニリンは、水又は
アルカリ水溶液に可溶であり、分子内塩又はアルカリ塩
を形成して溶解する。これらのスルホン化ポリアニリン
及びその塩は、例えば、日東化学工業(株)からアクア
−SAVE−01Zの商品名で、水溶液及び有機溶剤と
水との混合溶液として入手可能である。これらの溶液は
黄色を帯びているが、濃度が低い場合には殆んど無色の
溶液である。
【0013】本発明の塗料を構成するバインダー樹脂
は、従来公知のバインダー樹脂がいずれも使用可能であ
り、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリアクリレート系樹脂、ポリビニルホルマール系
樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、エポキシ系樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アク
リル共重合体樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、ポリエ
ーテル系樹脂等の溶剤又は水可溶性の樹脂が挙げられ
る。バインダー樹脂は溶剤に溶解して、或いは水系エマ
ルジョン(水性分散液)等として使用される。
【0014】上記のバインダーの中では、カルボキシル
基等の親水性基を有する水溶性樹脂若しくは水分散性樹
脂、例えば、塩素化ポリプロピレン樹脂、スチレン・ア
クリル共重合体樹脂、ポリウレタン、ポリエステルアイ
オノマー等のエマルジョン、水溶性ポリエステル樹脂、
水分散性ポリエステル樹脂等が挙げられ、これらのバイ
ンダー樹脂は、それぞれ帯電防止されるべき成形品との
密着性を考慮して選択使用することが望ましい。特にポ
リエチレンテレフタレート等のポリエステルフイルムや
シートに対しては水溶性若しくは水分散性のポリエステ
ル樹脂が好ましく、例えば、日本合成化学工業(株)の
ポリエスターWR−961、大日本インキ化学(株)製
のファインテックス ES−675等の商品名で入手し
て本発明で使用することができる。又、ポリアミド(ナ
イロン)フイルムやシートに対してはスチレン−アクリ
ル共重合体樹脂のエマルジョンが好ましく、例えば、岐
阜セラック(株)のDNC−1、DNC−2、ジョンソ
ンポリマー(株)製のジョンクリルJ−62の商品名で
入手して本発明で使用することができる。更に延伸ポリ
プロピレンフイルムやシートに対しては塩素化ポリプロ
ピレン樹脂のエマルジョンが好ましく、例えば、日本製
紙(株)製のスーパークロンS−661−3、S−75
0、S−656等の商品名で入手して本発明で使用する
ことができる。
【0015】本発明の塗料を構成する溶剤としては、水
の単独若しくは水と水溶性有機溶剤との混合溶剤が使用
される。水溶性有機溶剤としては、例えば、メタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、n−プロピ
ルアルコール、tert−ブチルアルコール、1,2−
プロピレンアルコール等のアルコール類、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、グリコールモノメチル
エーテル、グリコールモノエチルエーテル、グリコール
モノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル等
のグリコール類又はその誘導体、アセトン、ジアセトン
アルコール等のケトン類、その他、水溶性エーテル類、
水溶性エステル類等が好ましいものとして挙げられる。
【0016】本発明の帯電防止用塗料は、上記の各塗料
構成成分を溶剤に溶解或いは分散させることによって調
製される。特にバインダー樹脂が前記の水溶性若しくは
水分散性樹脂である場合には、各成分を水性媒体中に添
加して単に混合するのみで本発明の帯電防止塗料を調製
することができる。更に必要に応じて上記以外の成分、
例えば、着色剤、塗料の塗被体への濡れ性向上のための
界面活性剤や消泡剤等を添加することができる。界面活
性剤としては燐酸エステル系の界面活性剤の使用が好ま
しい。
【0017】本発明の塗料の調製に際し、得られる塗料
の塗布適性や塗膜の乾燥速度等を考慮すると、液媒体と
して水と水溶性有機溶剤との混合溶剤を使用することが
好ましい。しかしながら、水溶性有機溶剤の量が多くな
るとスルホン化ポリアニリンやバインダー樹脂の析出や
ゲル化が生じる。これらの析出やゲル化は界面活性剤の
使用によってある程度は防止することができるが、水と
水溶性有機溶剤の比率は、一般的には重量比で水20〜
99且つ水溶性有機溶剤1〜80の範囲である。更に前
記スルホン化ポリアニリン及びバインダー樹脂の溶解又
は分散安定性が最も良好である範囲は重量比で水45〜
70且つ水溶性有機溶剤30〜55の範囲である。
【0018】以下に1例として液媒体として水とイソプ
ロピルアルコールの混合比を代えた場合に得られる塗料
の安定性等の結果を下記表1に示す。尚、この例ではス
ルホン化ポリアニリンを塗料の固形分として2重量%と
し、水分散性ポリエステル樹脂(日本合成化学工業製ポ
リエスターWR−961)を塗料の固形分として5重量
%の割合で使用した。被塗布物はポリエチレンテレフタ
レート6μm厚フイルムである。
【0019】
【表1】表1 A:界面活性剤を併用せず。 B:界面活性剤(第一工業製薬製プライサーフ212
C)を併用した。 ○:良好 △:やや劣る ×:劣る 以上の結果から、本発明の塗料においては、水溶性有機
溶剤及び界面活性剤を併用することが好ましい。
【0020】又、本発明によれば、上記塗料の調製に際
し、塗料中に含まれるスルホン化ポリアニリンが微細な
粒子の分散体であることによって、塗膜にしたときに優
れた帯電防止性を発揮することを見出した。即ち、スル
ホン化ポリアニリンは水溶性であるが、水溶性有機溶剤
には不溶性であり、塗料の調製に際して水と水溶性有機
溶剤との混合比を調節し、場合によっては適当な界面活
性剤を併用することによって、スルホン化ポリアニリン
を微細な粒子の分散状態とすることができる。これらの
好ましい粒子径は0.01〜1.0μmであり、液媒体
としての水と有機溶剤との混合比によって塗料中のスル
ホン化ポリアニリンの粒度分布が異なることを図1〜3
に示す。図1及び図2の粒度分布を有するスルホン化ポ
リアニリンを含む塗料は優れた塗布適性とともに優れた
帯電防止効果を有する被膜を与える。一方、図3に示す
粒度分布を有するスルホン化ポリアニリンを含む塗料は
優れた帯電防止効果を有する被膜を与えるが、塗布適性
において塗工条件の選択や塗工機に選択が必要となる。
【0021】又、帯電防止塗膜を硬化させる必要がある
場合には、スルホン化ポリアニリン自体がイソシアネー
ト化合物と反応することから、ブロックポリイソシアネ
ートを硬化剤として使用することによって容易に硬化被
膜を形成することができる。勿論前記バインダーとして
ポリイソシアネートで架橋される樹脂を使用してもよ
い。ポリイソシアネートとしては、従来公知の塗料、接
着剤、ポリウレタンの合成等に使用されているいずれの
ポリイソシアネートも使用可能である。例えば、タケネ
ート(武田薬品製)、コロネート(日本ポリウレタン
製)、ヂュラネート(旭化成工業製)、ディスモジュー
ル(バイエル製)等の商品名の市販品が挙げられる。
【0022】本発明の塗料の組成としては、バインダー
樹脂約2〜20重量%、好ましくは3〜10重量%、ス
ルホン化ポリアニリン(固形分)約0.1〜5重量%、
好ましくは0.25〜1重量%、界面活性剤約0〜2重
量%、好ましくは0.2〜1重量%及び残量の溶媒から
なる組成が好ましい。帯電防止層の形成は、合成樹脂成
形品の必要な面に上記塗料をスプレー法、バーコート
法、ドクターブレード法、ディッピング法等の通常の塗
布方法により塗布及び乾燥することにより行われる。帯
電防止される対象物は、主として疎水性の合成樹脂から
なるフイルムやシートであり、該フイルムやシートとし
ては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、延伸ポリプロピレン、ポリスチ
レン、ナイロン、ポリウレタン、各種共重合体のフイル
ムやシート或いはこれらの積層物、及びその他の合成樹
脂成形品が挙げられるが、これに限定されることはな
く、例えば、半導体製造工場や電子・電気部材製造工場
等の壁・床材、ガラス板等が挙げられる。
【0023】帯電防止塗料の塗布量は、特に限定される
ことはないが、本発明においては、極めて少量の塗布量
でも十分な帯電防止性能が得られ、しかも被塗布物を殆
ど着色することがない。このような好ましい塗布量とし
ては、例えば、固形分として約0.01〜1.0g/m
2、好ましくは約0.05〜0.5g/m2の範囲であ
り、塗布量が上記範囲未満であると帯電防止層としての
性能が不十分であり、一方、塗布量が上記範囲を超えて
も、その厚みに比例して上記性能が向上する訳ではない
ので、経済的に不利であるばかりでなく、塗布量が多す
ぎると、純白に着色された被塗布物に僅かであるが着色
を与えることがある。
【0024】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。以下においては部及び%は特に断り
のない限り重量基準である。 実施例1 下記の処方で各成分を溶剤に溶解して本発明の帯電防止
用塗料を作製した。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業製アクア−SAVE−01Z、固形分 10%) 0.25部(固形分) 水溶性ポリエステル樹脂(日本合成化学工業製ポリエスターWR−961、固 形分30%の水溶液) 4.75部(固形分) 燐酸エステル系界面活性剤(第一工業製薬製プライサーフ217E)0.2部 水 44.8部 イソプロピルアルコール 50.0部
【0025】上記の帯電防止用塗料をPETシート(厚
さ6μm)の一方の面にミヤバー#4を用いて乾燥厚さ
が0.1μmとなるように塗布し、温風乾燥した。塗膜
は透明であった。同様にして膜厚0.5μmの塗膜も形
成した。尚、塗料中及び塗膜中のスルホン化ポリアニリ
ンの粒度分布は0.03〜0.2μmであった。得られ
た塗膜の表面抵抗(Ω/cm2)は、高抵抗率計(三菱
化学製 HirestaIP)を用い、24℃、68%RHの条
件で500Vの電圧を印加して測定した。半減期(秒)
は、静電気減衰測定器(米国EST社製モデル406
D)を使用し、5kVの電圧を塗膜面に印加し、印加停
止後、電圧が2.5kVに低下するまでの時間を測定し
た。0.1秒以下であれば帯電防止性が良好とした。
尚、∞は5kVのままで低下しないことを示している。
塗膜の密着性は、メンディングテープ(住友3M製、幅
18mm)を塗膜面に貼り、一瞬の間に剥離したときの
塗膜の剥離具合を見た。以上の結果を表2に示す。透過
率は島津分光光度計(UV−3100)にて550nm
で測定した。
【0026】実施例2 下記の処方で本発明の帯電防止用塗料を作製し、実施例
1と同様にして塗膜(0.1μm)を形成し、表面抵
抗、半減期、密着性及び透過率を測定した。結果を表2
に示した。尚、塗料中及び塗膜中のスルホン化ポリアニ
リンの粒度分布は0.03〜0.2μmであった。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業製アクア−SAVE−01Z、固形分 10%) 0.5部(固形分) 水溶性ポリエステル樹脂(日本合成化学工業製ポリエスターWR−961、固 形分30%の水溶液) 4.5部(固形分) 燐酸エステル系界面活性剤(第一工業製薬製プライサーフ212C)1.0部 水 44.0部 イソプロピルアルコール 50.0部
【0027】実施例3 下記の処方で本発明の帯電防止用塗料を作製し、実施例
1と同様にして塗膜(0.2μm)を形成し、表面抵
抗、半減期、密着性及び透過率を測定した。結果を表2
に示した。尚、塗料中及び塗膜中のスルホン化ポリアニ
リンの粒度分布は0.03〜0.2μmであった。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業製アクア−SAVE−01Z、固形分 10%) 1.0部(固形分) 水溶性ポリエステル樹脂(日本合成化学工業製ポリエスターWR−961、固 形分30%の水溶液) 4.0部(固形分) 燐酸エステル系界面活性剤(第一工業製薬製プライサーフ212C)1.0部 水 44.0部 イソプロピルアルコール 50.0部
【0028】実施例4 下記の処方で本発明の帯電防止用塗料を作製し、実施例
1と同様にして塗膜(0.3μm)を形成し、表面抵
抗、半減期、密着性及び透過率を測定した。結果を表2
に示した。尚、塗料中及び塗膜中のスルホン化ポリアニ
リンの粒度分布は0.03〜0.2μmであった。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業製アクア−SAVE−01Z、固形分 10%) 1.0部(固形分) 水溶性アクリル樹脂(日東化学工業製固形分10%の水溶液) 4.0部(固形分) 燐酸エステル系界面活性剤(第一工業製薬製プライサーフ212C)1.0部 水 44.0部 イソプロピルアルコール 50.0部
【0029】実施例5 下記の処方で本発明の帯電防止用塗料を作製し、実施例
1と同様にして20μm厚のOPPフイルム上に塗膜
(乾燥厚さが0.1μm)を形成し、表面抵抗、半減
期、密着性及び透過率を測定した。結果を表2に示し
た。尚、塗料の外観性状は良好であった。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業製アクア−SAVE−01Z、固形分 10%) 0.5部(固形分) 塩素化ポリプロピレン水性エマルジョン(日本製紙製、S−661−3、固形 分30%) 4.5部(固形分) 水 47.5部 イソプロピルアルコール 47.5部
【0030】実施例6 下記の処方で本発明の帯電防止用塗料を作製し、実施例
1と同様にして20μm厚のナイロンフイルム上に塗膜
(乾燥厚さが0.1μm)を形成し、表面抵抗、半減
期、密着性及び透過率を測定した。結果を表2に示し
た。尚、塗料の外観性状は良好であった。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業製アクア−SAVE−01Z、固形分 10%) 0.5部(固形分) ポリエステルウレタン水性エマルジョン(大日本インキ化学工業製、ES− 675、固形分37%) 4.5部(固形分) 水 47.5部 イソプロピルアルコール 47.5部
【0031】実施例7 下記の処方で本発明の帯電防止用塗料を作製し、実施例
1と同様にして、20μm厚のPETフイルム上にウレ
タン/酢酸ビニル樹脂系のヒートシール層を設けたフイ
ルムのヒートシール層上に塗膜(乾燥厚さが0.1μ
m)を形成し、表面抵抗、半減期、密着性及び透過率を
測定した。結果を表2に示した。尚、塗料の外観性状は
良好であった。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業製アクア−SAVE−01Z、固形分 10%) 0.5部(固形分) 酢酸ビニル/エチレン共重合体水性エマルジョン(住友化学製、S−401、 固形分55%) 4.5部(固形分) 水 47.5部 イソプロピルアルコール 47.5部
【0032】実施例8 下記の処方で本発明の帯電防止用塗料を作製し、実施例
1と同様にして6μm厚のPETフイルム上に塗膜(乾
燥厚さが0.1μm)を形成し、表面抵抗、半減期、密
着性及び透過率を測定した。結果を表2に示した。尚、
塗料中及び塗膜中のスルホン化ポリアニリンの粒度分布
は図1に示すごとくであった。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業製アクア−SAVE−01Z、固形分 10%) 0.5部(固形分) 水溶性ポリエステル樹脂(日本合成化学工業製ポリエスターWR−961、固 形分30%の水溶液) 4.5部(固形分) 燐酸エステル系界面活性剤(第一工業製薬製プライサーフ217E) 0.2部(固形分) 水 57.0部 イソプロピルアルコール 37.8部
【0033】実施例9 下記の処方で本発明の帯電防止用塗料を作製し、実施例
1と同様にして6μm厚のPETフイルム上に塗膜(乾
燥厚さが0.1μm)を形成し、表面抵抗、半減期、密
着性及び透過率を測定した。結果を表2に示した。尚、
塗料中及び塗膜中のスルホン化ポリアニリンの粒度分布
は図3に示す如くであった。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業製アクア−SAVE−01Z、固形分 10%) 0.5部(固形分) 水溶性ポリエステル樹脂(日本合成化学工業製ポリエスターWR−961、固 形分30%) 4.5部(固形分) 燐酸エステル系界面活性剤(第一工業製薬製プライサーフ212C) 1.0部(固形分) 水 37.6部 イソプロピルアルコール 66.4部
【0034】比較例1 スルホン化ポリアニリンを使用しないこと以外は実施例
2と同様にして塗膜(1.0μm)を形成し、表面抵
抗、半減期、密着性及び透過率を測定した。結果を表2
に示した。 比較例2 下記の処方で帯電防止用塗料を作製し、実施例1と同様
にして塗膜(0.5μm)を形成し、表面抵抗、半減
期、密着性及び透過率を測定した。結果を表2に示し
た。 アクリル樹脂(三菱レイヨン製BR−85、固形分30%の溶液) 100部 帯電防止剤(松本油脂製TB−34) 5部 溶剤(MEK/トルエン=1/1) 500部
【0035】比較例3下記の処方で帯電防止用塗料を作
製し、実施例1と同様にして6μm厚のPETフイルム
上に塗膜(乾燥厚さが0.1μm)を形成し、表面抵
抗、半減期、密着性及び透過率を測定した。結果を表2
に示した。 カーボンブラック(三菱化学製ファーネスCB950) 1.0部(固形分) 水溶性ポリエステル樹脂(日本合成化学工業製ポリエスターWR−961、固 形分30%) 4.0部(固形分) 水 55.5部 イソプロピルアルコール 40.0部 比較例4 厚さ6μmのPETフイルム単体。
【0036】
【表2】表2:結果(実施例1〜9及び比較例1〜4)
【0037】実施例10 下記の処方で各成分を溶剤に分散して本発明の帯電防止
塗料を作製した。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業(株)製アクア−SAVE−01Z、 固形分10%水溶液) 0.25部(固形分) スチレン−アクリル共重合エマルジョン樹脂(岐阜セラック(株)DNC− 1、固形分30%) 5部(固形分) 水 69.75部 イソプロピルアルコール 25部
【0038】上記の帯電防止用塗料をナイロンフィルム
(厚さ25μm)の一方の面にワイヤーバー#4を用い
て乾燥膜厚が0.1μmとなるように塗布乾燥させて帯
電防止層を設けた。得られた塗膜の表面抵抗(Ω/cm
2)は、高抵抗率計(三菱化学(株)製、Hiresta IP)
を用い、23℃、50%RHの条件下で500Vの印加
電圧にて測定した。塗膜の密着性は、メンディングテー
プ(住友3M(株)製、幅18mm)を塗膜面に貼り付
け、一瞬の間に剥離したときの塗膜の剥離具合で判断し
た(○;剥離なし、△;一部剥離あり、×;剥離あ
り)。以上の結果を表3に示す。
【0039】実施例11 下記の処方で本発明の帯電防止用塗料を作製し、実施例
10と同様にして塗膜(0.1μm)を作製し、表面抵
抗、及び密着性を測定した。結果を表3に示す。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業(株)製アクア−SAVE−01Z、 固形分10%水溶液) 0.25部(固形分) スチレン−アクリル共重合エマルジョン樹脂(岐阜セラック(株)DNC− 3、固形分30%) 5部(固形分) 水 69.75部 イソプロピルアルコール 25部
【0040】実施例12 下記の処方で本発明の帯電防止用塗料を作製し、実施例
10と同様にして塗膜(0.1μm)を作製し、表面抵
抗、及び密着性を測定した。結果を表3に示す。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業(株)製アクア−SAVE−01Z、 固形分10%水溶液 0.25部(固形分) スチレン−アクリル共重合エマルジョン樹脂(ジョンソンポリマー(株)製、 ジョンクリルJ−62) 5部(固形分) 水 69.75部 イソプロピルアルコール 25部
【0041】比較例5 スルホン化ポリアニリンを使用しないこと以外は実施例
10と同様にして塗膜(膜厚0.1μm)を形成し、表
面抵抗、および密着性を測定した。結果を表3に示す。
【0042】比較例6 下記の処方で帯電防止用塗料を作製し、実施例10と同
様にして塗膜(0.1μm)を作製し、表面抵抗、及び
密着性を測定した。結果を表3に示す。 アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)製BR−85、固形分30%の溶液) 100部 帯電防止剤(松本油脂(株)製TB−34) 5部 メチルエチルケトン 250部 トルエン 250部
【0043】
【表3】 表3:結果(実施例10〜12及び比較例5〜6)
【0044】実施例13 下記の処方で各成分を溶剤に分散して本発明の帯電防止
塗料を作製した。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業(株)製アクア−SAVE−01Z、 固形分10%水溶液) 0.25部(固形分) 塩素化ポリプロピレンエマルジョン樹脂(日本製紙(株)製スーパークロンS −750、固形分29.7%) 5部(固形分) 水 69.75部 イソプロピルアルコール 25部
【0045】上記の帯電防止用塗料を延伸ポリプロピレ
ンフィルム(厚さ20μm)の一方の面にワイヤーバー
#4を用いて乾燥膜厚が0.1μmとなるように塗布乾
燥させて帯電防止層を設けた。得られた塗膜の表面抵抗
(Ω/cm2)は、高抵抗率計(三菱化学(株)製、Hir
esta IP)を用い、23℃、50%RHの条件下で50
0Vの印加電圧にて測定した。塗膜の密着性は、メンデ
ィングテープ(住友3M(株)製、幅18mm)を塗膜
面に貼り付け、一瞬の間に剥離したときの塗膜の剥離具
合で判断した(○;剥離なし、×;剥離あり)。以上の
結果を表4に示す。
【0046】実施例14 下記の処方で本発明の帯電防止用塗料を作製し、実施例
13と同様にして塗膜(0.1μm)を作製し、表面抵
抗、及び密着性を測定した。結果を表4に示す。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業(株)製アクア−SAVE−01Z、 固形分10%水溶液) 0.25部(固形分) 塩素化ポリプロピレンエマルジョン樹脂(日本製紙(株)製スーパークロンS −656、固形分30%) 5部(固形分) 水 69.75部 イソプロピルアルコール 25部
【0047】実施例15 下記の処方で本発明の帯電防止用塗料を作製し、実施例
13と同様にして塗膜(0.1μm)を作製し、表面抵
抗、及び密着性を測定した。結果を表4に示す。 スルホン化ポリアニリン(日東化学工業(株)製アクア−SAVE−01Z、 固形分10%水溶液) 0.25部(固形分) スチレン−アクリル共重合エマルジョン樹脂(岐阜セラック(株)製DNC− 3、固形分30%) 5部(固形分) 水 69.75部 イソプロピルアルコール 25部
【0048】比較例7 スルホン化ポリアニリンを使用しないこと以外は実施例
13と同様にして塗膜(膜厚0.1μm)を形成し、表
面抵抗、および密着性を測定した。結果を表4に示す。
【0049】比較例8 下記の処方で本発明の帯電防止用塗料を作製し、実施例
13と同様にして塗膜(0.1μm)を作製し、表面抵
抗、及び密着性を測定した。結果を表4に示す。 アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)製BR−85,固形分30%の溶液) 100部 帯電防止剤(松本油脂(株)製TB−34) 5部 メチルエチルケトン 250部 トルエン 250部
【0050】
【表4】 表4:結果(実施例13〜15及び比較例7〜8)
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、帯電防止剤として特定
の物質を使用することによって、湿度を高めることが困
難な場所においても、合成樹脂成形品に優れた帯電防止
性を付与することができる。又、本発明で使用する上記
特定の物質は、それ自体では幾分着色しているが、薄い
被膜に形成した状態でも十分な帯電防止性を発揮するの
で、合成樹脂成形品に意図しない着色を与えることがな
く、従って合成樹脂成形品の機能や任意の色調の着色或
いは装飾を妨げることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スルホン化ポリアニリンの粒度分布(実施例
8)を説明する図。
【図2】 スルホン化ポリアニリンの粒度分布(実施例
1〜4)を説明する図。
【図3】 スルホン化ポリアニリンの粒度分布(実施例
9)を説明する図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 167/00 C09D 167/00 179/00 179/00 201/00 201/00 // C08L 79/00 C08L 79/00 A (72)発明者 片島 明彦 神奈川県横浜市緑区青砥町450番地 ザ・ インクテック株式会社内 (72)発明者 安藤 雅之 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 中條 茂樹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スルホン化ポリアニリンを帯電防止剤と
    して含有することを特徴とする帯電防止用塗料。
  2. 【請求項2】 液媒体が水と水溶性有機溶剤との混合液
    媒体である請求項1に記載の帯電防止用塗料。
  3. 【請求項3】 水と水溶性有機溶剤との混合比が、重量
    基準で水20〜99且つ水溶性有機溶剤1〜80である
    請求項2に記載の帯電防止用塗料。
  4. 【請求項4】 更に界面活性剤を含む請求項1に記載の
    帯電防止用塗料。
  5. 【請求項5】 バインダーとして水溶性若しくは水分散
    性ポリマーを含む請求項1に記載の帯電防止用塗料。
  6. 【請求項6】 バインダーが水溶性若しくは水分散性ポ
    リエステル樹脂である請求項5に記載の帯電防止用塗
    料。
  7. 【請求項7】 バインダーがスチレン−アクリル共重合
    体エマルジョンである請求項5に記載の帯電防止用塗
    料。
  8. 【請求項8】 バインダーが塩素化ポリプロピレンエマ
    ルジョンである請求項5に記載の帯電防止用塗料。
  9. 【請求項9】 スルホン化ポリアニリンが、粒径0.0
    1〜1.0μmの粒子として存在している請求項1に記
    載の帯電防止用塗料。
  10. 【請求項10】 合成樹脂成形品を帯電防止する方法に
    おいて、該合成樹脂成形品の表面に、請求項1〜9のい
    ずれか1項に記載の帯電防止塗料から厚みが0.05〜
    0.5μmの帯電防止層を形成することを特徴とする帯
    電防止方法。
  11. 【請求項11】 合成樹脂成形品が、ポリエステルフイ
    ルム、ポリアミドフイルム又は延伸ポリプロピレンフイ
    ルムである請求項10に記載の帯電防止方法。
  12. 【請求項12】 合成樹脂成形品が、ポリエステルフイ
    ルムであり、帯電防止塗料が請求項6に記載の塗料であ
    る請求項10に記載の帯電防止方法。
  13. 【請求項13】 合成樹脂成形品が、ポリアミドフイル
    ムであり、帯電防止塗料が請求項7に記載の塗料である
    請求項10に記載の帯電防止方法。
  14. 【請求項14】 合成樹脂成形品が、延伸ポリプロピレ
    ンフイルムであり、帯電防止塗料が請求項8に記載の塗
    料である請求項10に記載の帯電防止方法。
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