JP2002356518A - 樹脂組成物、成形体及び成形体の製造方法 - Google Patents
樹脂組成物、成形体及び成形体の製造方法Info
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Abstract
タクリル系樹脂組成物及び成形体を提供する。 【解決手段】 次の成分(A)〜(D)を含有してな
ることを特徴とする樹脂組成物。 (A)メチルメタクリレートを主体とする単官能不飽和
単量体と、1分子内にラジカル重合可能な二重結合を少
なくとも2個有する多官能不飽和単量体を含有する単量
体混合物を30〜60重量部、(B)メチルメタクリレ
ートを主成分とする不飽和単量体の重合体であって、部
分的に架橋した樹脂からなる粒子を含む樹脂粒子を40
〜70重量部、(C)ラジカル重合開始剤、及び(D)
テルペノイド化合物、並びに前記の成分(A)〜(D)
を混合、熟成して成形材料とした後、この成形材料を賦
型、硬化する成形体の製造方法。
Description
体及び成形体の製造方法に関するものである。詳細に
は、高い耐熱性を示し、黄色に着色することを抑制した
成形体に関するものであり、またこの成形体を製造する
ための方法と、原料としての樹脂組成物に関するもので
ある。
タクリル系樹脂は、透明性、表面光沢、耐候性、機械的
性質などに優れているため、照明器具、自動車用部品、
看板、建材など各種用途に広く利用されている。
のメーターカバーや照明器具のランプカバーなどの比較
的高温となる所に使用した場合、耐熱性が不十分で変形
する問題がしばしば生じていた。
系樹脂を重合する際に1分子内にラジカル重合可能な二
重結合を少なくとも2個有する不飽和単量体を添加し
て、架橋重合体とする方法がある。
成物として、本発明者は先に、メチルメタクリレートを
主成分とする単官能不飽和単量体と1分子内にラジカル
重合可能な二重結合を少なくとも2個有する多官能不飽
和単量体とからなる単量体混合物に、メチルメタクリレ
ートを主成分とする不飽和単量体の重合体であって部分
的に架橋した樹脂粒子及びラジカル重合開始剤を添加し
たものを提案している(特開2000−226406号
公報)。この樹脂組成物は成形性に優れるものであり、
またこれを成形することにより、高い耐熱性を示す成形
体を得ることが可能である。
406号公報記載の樹脂組成物は、一般的なメタクリル
系材料に比較すると軟化温度が高く、高い耐熱性を示す
ものであるが、多官能不飽和単量体としてある種のもの
を使用した場合、得られる成形体が黄色に着色すること
があった。
色着色の少ないメタクリル系樹脂について検討した結
果、本発明を完成するに至った。
成分(A)〜(D)を含有してなることを特徴とする樹
脂組成物を提供するものである。(A)メチルメタクリ
レートを主体とする単官能不飽和単量体と、1分子内に
ラジカル重合可能な二重結合を少なくとも2個有する多
官能不飽和単量体を含有する単量体混合物を30〜60
重量部、(B)メチルメタクリレートを主成分とする不
飽和単量体の重合体であって、部分的に架橋した樹脂か
らなる粒子を含む樹脂粒子を40〜70重量部、(C)
ラジカル重合開始剤、及び(D)テルペノイド化合物。
てなる成形体を提供するものである。
(D)を混合、熟成して成形材料とした後、この成形材
料を賦型、硬化する成形体の製造方法を提供するもので
ある。
本発明の樹脂組成物の成分(A)は、メチルメタクリレ
ートを主成分とする単官能不飽和単量体と、1分子内に
ラジカル重合可能な二重結合を少なくとも2個有する多
官能不飽和単量体を含有する単量体混合物である。メチ
ルメタクリレートを主成分とする単官能不飽和単量体と
は、メチルメタクリレート単独、又はメチルメタクリレ
ートとこれに共重合可能な単官能不飽和単量体との混合
物のことを示し、メチルメタクリレートの量が50重量
%以上のものであり、好ましくは70重量%以上、さら
に好ましくは90重量%以上のものである。またメチル
メタクリレートに共重合可能な単官能不飽和単量体は、
例えば、メチルアクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)
アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ラウリル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフル
フリル(メタ)アクリレート、イソボルニルアクリレー
ト、ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシルア
クリレートのようなメタクリル酸又はアクリル酸と脂肪
族、芳香族、脂環族アルコールとのエステル;ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレートのようなヒドロキシアルキルエステル類等の
(メタ)アクリル系単量体;アクリル酸、メタクリル酸
のような不飽和酸類;スチレン、α−メチルスチレンの
ようなスチレン系単量体;アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル,無水マレイン酸、フェニルマレイミド、シ
クロヘキシルマレイミド、酢酸ビニル等である。これら
は単独もしくは2種以上混合して使用することができ
る。
分子内にラジカル重合可能な二重結合を少なくとも2個
有する多官能不飽和単量体は、例えば、アリルメタクリ
レート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサン
ジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、ジア
リルフタレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)
アクリレート、テトラメチロールメタントリ(メタ)ア
クリレート、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)ア
クリレート等である。これらも単独で、又は2種以上混
合して使用することができる。
和単量体の量比は、前者を20〜90重量%、後者を1
0〜80重量%とすることが好ましい。多官能不飽和単
量体の量が10重量%より少ないと、十分な耐熱性を示
す成形体を得ることができない。また多官能不飽和単量
体の量が80重量%より多いと、得られる成形体の衝撃
強度が低下する。
ルメタクリレートを主体とする不飽和単量体の重合体か
らなる樹脂粒子である。メチルメタクリレートを主体と
する不飽和単量体の重合体とは、メチルメタクリレート
が50重量%以上のメタクリル系樹脂組成物の重合体で
あり、メチルメタクリレート、又はメチルメタクリレー
トとこれに共重合可能な単官能不飽和単量体とを含む混
合物を重合して得られるものをいう。メタクリル系樹脂
組成物中のメチルメタクリレートの量は、通常50重量
%以上であるが、好ましくは70重量%以上、さらに好
ましくは90重量%以上である。メチルメタクリレート
に共重合可能な単官能不飽和単量体には、上で示したも
のが適用できる。
又は全部の粒子は、部分的に架橋したものである。樹脂
粒子のうち、このような架橋樹脂粒子の割合は通常20
〜100重量%である。架橋樹脂粒子の占める割合が2
0重量%より少ないと、得られる成形材料は付着しやす
くなり、取扱性が低下する。架橋樹脂粒子は、例えば、
乳化重合、懸濁重合または分散重合のような方法でメチ
ルメタクリレートを主体とする不飽和単量体を重合する
際に、上で示した多官能不飽和単量体を、不飽和単量体
と多官能不飽和単量体との合計量を基準にして通常0.
05〜10重量%添加することにより得ることができ
る。架橋樹脂粒子の他の製造方法としては、例えば、塊
状重合して得られる重合体を粉砕する方法がある。な
お、樹脂粒子の残りのものは、メチルメタクリレートを
主体とする不飽和単量体の重合体であるが、架橋してい
ないものであり、その割合は0〜80重量%である。架
橋していない樹脂粒子は、多官能不飽和単量体を添加し
ない以外は架橋樹脂粒子の製造方法と同様の操作で得る
ことができる。
μm以下であるのものが好ましい。粒子径1μmより小
さい樹脂粒子を使用した場合、成分(A)の単量体混合
物との混合が困難となる。また逆に粒子径100μmを
越える樹脂粒子を使用した場合、樹脂組成物を賦形、硬
化して得られる成形体の表面に、樹脂粒子による凹凸が
現れることがある。
連鎖移動剤、離型剤、染料、顔料、又は無機系充填剤等
を含むものであってもよい。
量比は、成分(A)と成分(B)の合計を100重量部
としたとき、前者が30〜60重量部、後者が40〜7
0重量部の範囲にあることが好ましい。成分(B)が多
くなり成分(A)が少なくなりすぎると、得られる成形
材料の成形性が低下する。また、賦形、硬化時の収縮が
大きくなり表面の平滑な成形体を得るのが困難になる。
一方、成分(B)が少なくなり成分(A)があまり多く
なると、付着しやすくなったり、極端な場合には成形時
に形状維持が困難になるなど、成形材料としての取扱性
が低下する。
カル重合開始剤である。このラジカル重合開始剤は、成
分(A)の単量体混合物の重合を開始させることができ
るものであればよく、例えば、1,1'−アゾビス(シ
クロヘキサン−1−カルボニトリル)、2,2'−アゾ
ビス(2,4,4−トリメチルペンタン)、2,2'−
アゾビス(2−メチルプロパン)、2−シアノ−2−プ
ロピラゾホルムアミド、ジメチル2,2'−アゾビス
(2−メチルプロピオネート)、2,2'−アゾビス
(2−メチル−ブチロニトリル)、2,2'−アゾビス
イソブチロニトリル、2,2'−アゾビス[2−(2−
イミダゾリン−2−イル)プロパン]のようなアゾ化合
物;ジクミルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオ
キサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ベンゾイル
パーオキサイド、ラウロイルパーオキサイドのようなジ
アシル、ジアルキルパーオキサイド系化合物;t−ブチ
ルパーオキシ−3,3,5−トリメチルヘキサノエー
ト、t−ブチルパーオキシラウレート、t−ブチルパー
オキシイソブチレート、t−ブチルパーオキシアセテー
ト、ジ−t−ブチルパーオキシヘキサヒドロテレフタレ
ート、ジ−t−ブチルパーオキシアゼレート、t−ブチ
ルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、1,1,
3,3−テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルへ
キサノエート、t−アミルパーオキシ−2−エチルヘキ
サノエートのようなパーオキシエステル系化合物;t−
ブチルパーオキシアリルカーボネート、t−ブチルパー
オキシイソプロピルカーボネートのようなパーカーボネ
ート系化合物;1,1−ジ−t−ブチルパーオキシシク
ロヘキサン、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ジ−t−
ヘキシルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘ
キサンのようなパーオキシケタール系化合物等である。
これらのラジカル重合開始剤は単独で又は2種類以上を
組合せて使用することができる。
の合計100重量部に対して0.1〜5重量部の範囲で
あることが好ましい。重合開始剤の量が0.1重量部よ
り少ないとラジカル重合が終了するまでに長時間必要と
なる。一方、5重量部を越えると重合安定性が低下す
る。
ペノイド化合物である。このテルペノイド化合物とし
て、例えばテルピネン、ミルセン、リモネン、ターピノ
ーレン、ピネン等が挙げられる。テルペノイド化合物
は、樹脂粒子の調製のときに混合されたものであっても
よいが、樹脂粒子の調製後に、その樹脂粒子と混合され
たものであることが好ましい。
び(B)の合計100重量部に対して、通常0.001
重量部以上である。テルペノイド化合物を0.001重
量部以上使用することにより、黄色着色を抑制した樹脂
組成物が得られる。テルペノイド化合物の量は多いほ
ど、黄色着色を抑制する効果が大きくなるので好まし
く、0.02重量部以上使用することが好ましい。しか
し、テルペノイド化合物の量があまり多くなると、量に
見合う効果が得られなかったり、又は重合が妨げられて
単量体が成形体中に残存することがあるので0.1重量
部以下、さらには0.05重量部以下が適当である。
線吸収剤、連鎖移動剤、離型剤、染料、顔料、無機系充
填剤のような樹脂粒子に含まれる添加剤とは別に、離型
剤、紫外線吸収剤、染料、顔料、重合抑制剤、連鎖移動
剤、酸化防止剤、難燃化剤又は補強剤などを含むことも
できる。
体について説明する。成形体は、成分(A)〜(D)を
含有してなる前記樹脂組成物を硬化する方法により得る
ことができ、具体的には、例えば、この樹脂組成物を8
0〜200℃に加熱することにより硬化させて得られ
る。
(A)〜(D)を混合、熟成して成形材料とした後、こ
の成形材料を賦型、硬化する方法を適用することもでき
る。混合は、例えば、攪拌機構を設けた容器に成分
(A)、(B)、(C)及び(D)を入れて攪拌するこ
とにより行うことができる。
リー状の混合物を、加熱機構を設けた容器に注入し、2
0℃〜100℃の温度に保持することにより行うことが
できる。熟成のときの温度が100℃を超えると、成分
(A)である単量体混合物の重合、硬化反応が開始する
ため、好ましくない。一方、温度が20℃より低いと、
熟成に長時間を要することになる。熟成操作により、成
分(A)は、成分(B)の樹脂粒子のうち架橋した樹脂
粒子内に浸透する。熟成後の混合物の外観は、粘土状ま
たは粉末状である。このとき、成分(B)の樹脂粒子の
うち非架橋の樹脂粒子は、成分(A)に溶解する。熟成
に用いられる容器としては、その形状は特に限定されな
いが、例えば、少なくとも2枚の平板と周囲をシールす
るシール材とから構成されるセル、袋等が挙げられ、そ
れらの材質は単量体混合物に溶解したり、浸食されない
ものであればよい。
容器を用いて行ってもよいが、作業効率を高める観点か
ら、攪拌機構と加熱機構を併せ設けた装置を用いて、攪
拌しながら所定の温度に加熱して、混合と熟成を1つの
装置で行うこともできる。このような装置としては、例
えば、2軸押出機、万能混合機、ニーダー、バンバリー
ミキサーのような混練装置等が挙げられる。
々の形状の成形型内に投入することにより行われる。こ
のときに用いる方法としては、例えば圧縮成形、射出成
形、移送成形等がある。
えばよく、例えば80〜200℃の範囲に加熱する方法
で行うことができる。温度が80℃未満であると、硬化
が終了するまでに長時間を要する。一方、温度があまり
高くなると、分解が始まり成形体を得ることが困難とな
る。
熱性を示し、かつ黄色に着色することを抑制したもので
あり、テールランプカバー、ヘッドランプカバーのよう
な自動車関連部品、樹脂食器類、オーブンレンジ窓のよ
うな水周り関連部品、又は各種機械カバー、各種レンズ
類、太陽エネルギー利用温水器カバー、太陽電池保護カ
バー等に使用できるものである。
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。なお、成形材料及び成形体の評価方法は次のとお
りである。 (1)成形材料の取扱性:ポリエチレン製手袋を着用し
て触れた際の付着の有無を調べた。 (2)成形材料の成形性:縦250mm×横40mmで
深さ40mmの溝がある金型の溝内に55gの成形材料
を入れ、温度120℃、型締め圧力80kg/cm2の
条件で10分間加圧加熱して厚さ5mmの平板状の成形
体を作製し、得られた成形体の外観から評価した。亀裂
のない成形体が得られるものの成形性を良好とした。 (3)成形体の透明性:前記(2)で作製した成形体に
ついて、JIS−K7105に従って厚み方向の全光線
透過率(Tt)を測定した。Ttが高いものほど、透明
性に優れることを表す。 (4)成形体の色調:前記(2)で作製した成形体につ
いて、色差計を使用して透過法により厚み方向の黄色度
(透過YI)を測定した。透過YIが大きいものほど、
黄色に着色していることを表す。 (5)成形体の耐熱性 前記(2)で作製した成形体について、JIS−K72
06に従ってビカット軟化温度を測定し、これを指標と
した。
量部、エチレングリコールジメタクリレート(商品名
“NKエステル1G”、新中村化学製)36重量部、メ
チルメタクリレート99.8重量%とエチレングリコー
ルジメタクリレート0.2重量%とからなる単量体混合
物を懸濁重合して得られた、粒子径4μmの架橋樹脂粒
子50重量部、t−アミルパーオキシ−2−エチルヘキ
サノエート0.29重量部及びターピノーレン0.01
重量部を入れ、撹拌、混合して、スラリー状の樹脂組成
物を得た。
し、密閉した後、熱風乾燥炉を用いて50℃にて1時間
保持して熟成した。室温まで冷却した後、袋から粉末状
の成形材料を取り出した。この成形材料について、取扱
性及び成形性を評価した。また、この成形材料を用いて
得られた成形体について、色調及び耐熱性を評価した。
これらの結果を表1に示す。
に変えた以外は同じ操作を行った。これらの結果を表1
に示す。
同じ操作を行った。この結果を表1に示す。
ながら、黄色に着色することを抑制したものである。ま
た本発明の樹脂組成物は、このような成形体を得るため
の材料として有用である。さらに本発明の成形体の製造
方法によれば、このような成形体を容易に得ることがで
きる。
Claims (5)
- 【請求項1】次の成分(A)〜(D)を含有してなるこ
とを特徴とする樹脂組成物。 (A)メチルメタクリレートを主体とする単官能不飽和
単量体と、1分子内にラジカル重合可能な二重結合を少
なくとも2個有する多官能不飽和単量体を含有する単量
体混合物を30〜60重量部、(B)メチルメタクリレ
ートを主成分とする不飽和単量体の重合体であって、部
分的に架橋した樹脂からなる粒子を含む樹脂粒子を40
〜70重量部、(C)ラジカル重合開始剤、及び(D)
テルペノイド化合物。 - 【請求項2】テルペノイド化合物の量が、成分(A)と
成分(B)の合計100重量部に対して、0.02〜
0.1重量部である請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】テルペノイド化合物がターピノーレンであ
る請求項1又は2記載の樹脂組成物。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂
組成物を硬化してなる成形体。 - 【請求項5】請求項1記載の成分(A)〜(D)を混
合、熟成して成形材料とした後、この成形材料を賦型、
硬化する成形体の製造方法。
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