JP2002350685A - 光コネクタフェルールの製造方法 - Google Patents

光コネクタフェルールの製造方法

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JP2002350685A JP2001161131A JP2001161131A JP2002350685A JP 2002350685 A JP2002350685 A JP 2002350685A JP 2001161131 A JP2001161131 A JP 2001161131A JP 2001161131 A JP2001161131 A JP 2001161131A JP 2002350685 A JP2002350685 A JP 2002350685A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形ピンに曲がりや位置ずれが生じたり、フ
ェルールにウェルドラインが生じたりする。 【解決手段】 本発明の光コネクタフェルールの製造方
法は、1つの樹脂注入口から成形空間内に材料樹脂を注
入するものである。また、成形空間内に配置された成形
ピンの配列方向中心線上にある1つの樹脂注入口から成
形空間内に材料樹脂を注入するものである。本発明の成
形型は、フェルールを成形可能な成形空間に樹脂注入口
が1つだけ設けられているものである。また、その樹脂
注入口が成形空間内に配置された成形ピンの配列方向中
心線上に設けられているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の光コネクタフェルー
ルの製造方法とそれに使用される成形型とに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は光ファイバの端部に取り付て、光
ファイバ相互の接続に用いる光コネクタフェルール(以
下「フェルール」)の一例を示す斜視図である。このフ
ェルールは、光ファイバAを差入れる差込み口Bの先
に、その差込み口Bから差込まれた光ファイバAを案内
する複数のガイド溝Cが並列され、夫々のガイド溝Cの
先に同ガイド溝Cに案内された光ファイバAが挿通され
るファイバ孔Dが形成されている。また、差込み口Bの
両外側にはガイドピン孔Eが形成されている。
【0003】この種のフェルールの製造は、その量産性
やコスト性等の面からプラスチック材料樹脂による型成
形が主流となっている。具体的には、図4に示すよう
に、成形型Fの成形空間G(キャビティG)内に前記ガ
イドピン孔Eを成形するための成形ピンHを所定間隔で
平行に配置し、それら成形ピンHの間に前記ファイバ孔
Dを成形するための成形ピンJを所定間隔で平行に配置
し、その後、これら成形ピンH、Jの配列方向両外側対
向位置に設けられている2つの樹脂注入口Kから溶融さ
せた樹脂をキャビティG内に注入する。尚、キャビティ
内には必要に応じて中子Lを配置することは勿論であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すように、成
形ピンH、Jの配列方向両外側対向位置に夫々樹脂注入
口Kが設けられた成形型Fを用いてフェルールを製造す
ることには次のような課題があった。 (1)図3に示すような極細の光ファイバAが挿通され
るファイバ孔Dにはミクロン単位の位置精度及び寸法精
度が要求される。しかし、図4に示す樹脂注入口Kから
注入された材料樹脂は、キャビティG内を同図に矢印で
示すように流動して同キャビティG内に充満する。従っ
て、キャビティG内を流動する材料樹脂が成形ピンH、
Jにぶつかり、同成形ピンH、Jに偏った強い力が加え
られ、同成形ピンH、Jに曲がりや位置ずれ発生するこ
とが多々ある。特に、成形ピンHに比べて細径の成形ピ
ンJに曲がりや位置ずれが発生し易く、要求される精度
でファイバ孔Dを成形することが困難となる。 (2)キャビティG内を図4に矢印で示すように流動す
る材料樹脂は、図5(a)〜(b)に斜線で示すように
キャビティG内に広がって、同キャビティG内に充満す
る。従って、図6(a)(b)に示すように、高い位置
精度及び寸法精度が要求されるファイバ孔Dの成形位置
付近においてウェルドラインL(夫々の樹脂注入口Kか
ら注入された材料樹脂が最終的にぶつかって合わさるラ
イン)が発生すると、材料樹脂の均一な収縮が損なわれ
て成形ピンJ(図4)の転写性が低下し、ファイバ孔D
の位置精度及び寸法精度が低くなる。 (3)前記(1)(2)の課題は高粘度の材料樹脂を高
速高圧でキャビティ内に注入する射出成形の場合に特に
顕著となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本件出願の光コネクタフ
ェルールの製造方法の一つは、2つのガイドピン孔の間
に複数のファイバ孔が並列された光コネクタフェルール
の製造方法であって、成形型の成形空間内に前記ガイド
ピン孔を成形するための2本の成形ピンを所定間隔で平
行に配置し、それら成形ピンの間に前記ファイバ孔を成
形するための複数本の成形ピンを平行に配置し、その
後、当該成形空間内に一つの樹脂注入口から溶融させた
材料樹脂を注入するものである。
【0006】本件出願の光コネクタフェルールの製造方
法の他の一つは、成形空間を形成する各平面のうち、面
積が最も大きな平面内に設けられた一つの樹脂注入口か
ら成形空間内に溶融させた材料樹脂を注入するものであ
る。
【0007】本件出願の光コネクタフェルールの製造方
法の他の一つは、成形空間を形成する各平面のうち、面
積が最も大きな平面内であって、且つ成形ピンの配列方
向中心線上に設けられた一つの樹脂注入口から成形空間
内に溶融させた材料樹脂を注入するものである。
【0008】本件出願の光コネクタフェルールの製造方
法の他の一つは、成形空間に注入する材料樹脂の溶融粘
度を300Pa・sec以上としたものである。ここでPa・sec
(パスカル秒)とは、液体(ここでは材料樹脂)の粘性
率を示す単位であり、1/10Pa・sec=1dyn・S
/cm2=1poiseである。液体中の流れの速度が異なる
ところがあると、その境界面でせん断応力が働き、その
大きさは境界面の面積と同境界面に垂直な方向の速度勾
配に比例する。そのときの係数が粘性率である。
【0009】本件出願の成形型の一つは、2つのガイド
ピン孔の間に複数のファイバ孔が並列された光コネクタ
フェルールを成形するための成形型であって、前記ガイ
ドピン孔を成形するための2本の成形ピンを所定間隔で
平行に配置可能であり、且つそれら成形ピンの間に前記
ファイバ孔を成形するための複数本の成形ピンを平行に
配置可能である成形空間と、その成形空間内に溶融した
材料樹脂を注入可能な1つの樹脂注入口とを備えている
ものである。
【0010】本件出願の成形型の他の一つは、樹脂注入
口は成形空間を形成する各平面のうち、面積が最も大き
な平面内に設けられている
【0011】本件出願の成形型の他の一つは、樹脂注入
口は成形空間を形成する各平面のうち、面積が最も大き
な平面内であって、且つ成形ピンの配列方向中心線上に
設けられている
【0012】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の光コネク
タフェルールの製造方法の実施形態の一例を説明する。
本実施形態に示す製造方法は、本発明の成形型を用いて
前記図3に示す光コネクタフェルール(以下「フェルー
ル」)を樹脂成形するものである。
【0013】前記本発明の成形型は、上型及び下型から
なり、それら上下の型を突き合わせると、その間に図1
(a)(b)に示すような成形空間(キャビティ)1が
形成されるものである。この成形空間1は同図に示すよ
うに、前記図3に示すガイドピン孔Eを成形するための
2本の成形ピン2を所定間隔で平行に配置可能であると
共に、それら成形ピン2の間に図3に示すファイバ孔D
を成形するための複数本の成形ピン3を所定間隔(所定
ピッチ)で平行に配置可能な空間である。ここで、図3
に示すファイバ孔Dは、同図に示すガイド溝Cに連通す
る大径孔D1と、その大径孔D1に連通する微細孔D2
から構成されており、微細孔D2には被覆が除去された
光ファイバAの先端部分が挿通され、大径孔D1にはそ
の手前の被覆部分が挿通されるようにしてある。従っ
て、図1(a)(b)に示す成形ピン3は、前記大径孔
1を成形するための大径部4の先に前記微細孔D2を成
形するための小径部5が連設された構造としてある。ま
た、この成形ピン3は大径部4寄りの端部が中子6によ
って支持され、小径部5寄りの端部は成形空間1から外
側に突出し、その突出した端部が図示されていないV溝
によって下方から支持されて位置決めされている。ま
た、ガイドピン孔Eを成形するための成形ピン2は両端
部が成形空間1から外側に突出し、その突出した両端部
が図示されていないV溝によって下方から支持されて位
置決めされている。尚、成形ピン3の端部を支持してい
る前記中子6は、図3に示す差込み口B及びその先の接
着剤充填空間Sを成形する役割も果たす。
【0014】図1(a)(b)に示すように、前記成形
空間1には外部に連通し、当該成形空間1内に溶融した
材料樹脂を注入可能な樹脂注入口10が1つだけ設けれ
ている。この樹脂注入口10は同図に示すように、成形
空間1を構成する面のうち、面積が最大となる平面11
内であり、且つ前記成形ピン3の配列方向中心線X−X
上あって、さらに、成形ピン3の軸方向外側(詳しく
は、成形ピン3より中子6寄り)に設けられている。ま
た、その形状は前記中心線X−Xによって二分した場合
に対称な半円となる円形としてある。
【0015】以上により、前記樹脂注入口10から成形
空間1内に注入された材料樹脂は、図1(a)に矢印で
示すように同成形空間1内において樹脂注入口10を中
心に放射状に流動して同成形空間1内に充満する。即
ち、図2(a)〜(d)に斜線で示すように成形空間1
内に広がって、同成形空間1内に充満する。従って、成
形空間1内を流動する(成形空間1内に広がる)材料樹
脂によって成形ピン2、3に偏った強い力が加えられ、
同成形ピン2、3に曲がりや位置ずれ発生する可能性が
極めて低い。さらに、異なる2箇所以上から注入された
材料樹脂が成形空間1内でぶつかり合うこともないの
で、成形されたフェルールに前記ウェルドラインが発生
することもない。
【0016】本発明の成形型を用いてフェルールを成形
する本発明の光コネクタフェルールの製造方法によれ
ば、フェルールにウェルドラインが発生しないことを確
認するために行った実験の結果を表1及び表2に示す。
表1は前記図4に示すような2つの樹脂注入口Kを有す
る成形型を用いて図3に示すフェルールを成形した場合
における材料樹脂の溶融粘度とウェルドライン発生の有
無との関係を示す表であり、表2は本発明の成形型を用
いて同様のフェルールを成形した場合における材料樹脂
の溶融粘度とウェルドライン発生の有無との関係を示す
表である。尚、材料樹脂及び成形型の温度は任意の同一
温度とした。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】前記表1より、成形型の成形空間内に異な
る2箇所から溶融粘度が1000pa・secの材料樹脂を注入
すると、成形されたフェルールにウェルドラインが発生
する場合と発生しない場合の双方があり、溶融粘度が11
90pa・sec以上の材料樹脂を注入すると確実にウェルド
ラインが発生することがわかる。
【0020】前記表2より、本発明の光コネクタフェル
ールの製造方法によれば、材料樹脂の溶融粘度に拘ら
ず、成形されたフェルールにウェルドラインが発生しな
いことがわかる。
【0021】尚、表1より、成形型の成形空間内に異な
る2箇所から材料樹脂を注入しても、材料樹脂の溶融粘
度を低くすればウェルドラインの発生を防止できること
がわかる。しかし、フェルールは環境温度の変化等に伴
って収縮すると、これに挿通固定されている光ファイバ
の伝送品質に悪影響を与えるため、低収縮な材料樹脂を
用いて成形することが要求され、そのような低収縮な材
料樹脂は溶融粘度を低くするとハイフィラーになる。従
って、材料樹脂の溶融粘度を低くしてウェルドラインの
発生を防止することは事実上困難である。また、成形型
の温度を高めてウェルドラインの発生を防止すること考
えられるが、成形型の温度を高めると(成形温度を高め
ると)、成形後の収縮が大きくなり、高精度のフェルー
ルを成形することが困難となる。尚、図7に示すよう
に、フェルールの成形に用いられる一般的な材料樹脂
は、せん断速度が高いほど、溶融粘度が低くなる。
【0022】(実施形態2)前記実施形態では図3に示
すフェルールを製造する場合を例にとって、本発明の光
コネクタフェルールの製造方法を説明した。しかし、本
発明の光コネクタフェルールの製造方法によれば、図3
に示すフェルール以外のフェルールを製造することも可
能であり、その場合も前記と同様の作用・効果が得られ
る。即ち、ファイバ孔やガイドピン孔の寸法精度や位置
精度が高く、ウェルドラインの無いフェルールを製造す
ることができる。
【0023】前記実施形態では樹脂注入口の形状を円形
としたが、樹脂注入口の形状は円形に限定されてない。
もっとも、ファイバ孔を成形するための成形ピンの配列
方向中心線によって二分した場合に対称な形状となるこ
とが望ましい。
【0024】
【発明の効果】本件出願の光コネクタフェルールの製造
方法は、次のような効果を有する。 (1)成形空間内に一つの樹脂注入口から溶融させた材
料樹脂を注入するので、注入された材料樹脂は樹脂注入
口を中心として放射状に広がる。従って、成形空間に配
置れている成形ピンに偏った力が加わって、同成形ピン
が曲がったり、位置ずれを起こしたりする可能性が極め
て低い。よって、寸法精度及び位置精度の高いの光コネ
クタフェルールを製造することができる。 (2)成形ピンの配列方向中心線上に設けられた一つの
樹脂注入口から成形空間内に溶融させた材料樹脂を注入
するので、異なる2箇所から注入された材料樹脂が成形
空間内でぶつかり合うことが無い。従って、ウェルドラ
インの無い光コネクタフェルールを製造することができ
る。 (3成形空間を形成する各平面のうち、面積が最も大き
な平面内に設けられた一つの樹脂注入口から成形空間内
に材料樹脂を注入するか、注入される材料樹脂の溶融粘
度を300Pa・sec以上とするので、前記効果がより一層確
実となる。
【0025】本件出願の成形型は、次のような効果を有
する。 (1)成形空間内に樹脂を注入するための樹脂注入口が
1つなので、その注入口から注入された材料樹脂は、同
樹脂注入口を中心として成形空間内に放射状に広がる。
従って、成形空間に配置れている成形ピンに偏った力が
加わって、同成形ピンが曲がったり、位置ずれを起こし
たりする可能性が極めて低い。よって、寸法精度及び位
置精度の高いの光コネクタフェルールを成形することが
できる。 (2)成形空間内に樹脂を注入するための樹脂注入口が
同成形空間内に配置される成形ピンの配列方向中心線上
に設けられているので、異なる2つの樹脂注入口から注
入された材料樹脂が成形空間内でぶつかり合うことが無
い。従って、ウェルドラインの無い光コネクタフェルー
ルを成形することができる。 (3)樹脂注入口が成形空間を形成する各平面のうち、
面積が最も大きな平面内に設けれているので、前記効果
がより一層確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成形型の成形空間の一例を示す図であ
って、(a)は平面説明図、(b)は側面説明図。
【図2】(a)〜(d)は図1に示す成形空間内に注入
された材料樹脂の広がり方を示す説明図。
【図3】光コネクタフェルールの一例を示す斜視図。
【図4】従来の成形型の一例を示す平面説明図。
【図5】(a)〜(d)は図4に示す成形空間内に注入
された材料樹脂の広がり方を示す説明図。
【図6】ウェルドラインが発生した光コネクタフェルー
ルを示す図であって、(a)は平面図、(b)は端面
図。
【図7】材料樹脂のせん断速度と溶融粘度との関係を示
す図。
【符号の説明】
1 成形空間 2 ガイドピン孔成形用の成形ピン 3 ファイバ孔成形用の成形ピン 4 成形ピンの大径部 5 成形ピンの小径部 6 中子 10 樹脂注入口 11 成形空間を構成する平面のうち、面積が最大の平
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 31:36 B29L 31:36 (72)発明者 繁松 孝 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H036 JA01 QA18 QA20 4F202 AG21 AH34 AH77 AM36 AR17 CA01 CB01 CC10 CD16 CK06 CK23 CK25 CK41 CK81 4F204 AG21 AH34 AH77 AM36 AR17 EA03 EB01 EF27 EK07 EK24 EK26

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つのガイドピン孔の間に複数のファイバ
    孔が並列された光コネクタフェルールの製造方法であっ
    て、成形型の成形空間内に前記ガイドピン孔を成形する
    ための2本の成形ピンを所定間隔で平行に配置し、それ
    ら成形ピンの間に前記ファイバ孔を成形するための複数
    本の成形ピンを平行に配置し、その後、当該成形空間内
    に一つの樹脂注入口から溶融させた材料樹脂を注入する
    ことを特徴とする光コネクタフェルールの製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光コネクタフェルールの製
    造方法において、成形空間を形成する各平面のうち、面
    積が最も大きな平面内に設けられた一つの樹脂注入口か
    ら成形空間内に溶融させた材料樹脂を注入することを特
    徴とする光コネクタフェルールの製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の光コネクタフェルールの製
    造方法において、成形空間を形成する各平面のうち、面
    積が最も大きな平面内であって、且つ成形ピンの配列方
    向中心線上に設けられた一つの樹脂注入口から成形空間
    内に溶融させた材料樹脂を注入することを特徴とする光
    コネクタフェルールの製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    光コネクタフェルールの製造方法において、成形空間に
    注入する材料樹脂の溶融粘度を300Pa・sec以上としたこ
    とを特徴とする光コネクタフェルールの製造方法。
  5. 【請求項5】2つのガイドピン孔の間に複数のファイバ
    孔が並列された光コネクタフェルールを成形するための
    成形型であって、前記ガイドピン孔を成形するための2
    本の成形ピンを所定間隔で平行に配置可能であり、且つ
    それら成形ピンの間に前記ファイバ孔を成形するための
    複数本の成形ピンを平行に配置可能である成形空間と、
    その成形空間内に溶融した材料樹脂を注入可能な1つの
    樹脂注入口とを備えていることを特徴とする成形型。
  6. 【請求項6】請求項5記載の成形型において、樹脂注入
    口は成形空間を形成する各平面のうち、面積が最も大き
    な平面内に設けられていることを特徴とする成形型。
  7. 【請求項7】請求項6記載の成形型において、樹脂注入
    口は成形空間を形成する各平面のうち、面積が最も大き
    な平面内であって、且つ成形ピンの配列方向中心線上に
    設けられていることを特徴とする成形型。
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