JP2001311854A - 光コネクタ用フェルール及びその製造方法 - Google Patents
光コネクタ用フェルール及びその製造方法Info
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Abstract
対称となってしまう。 【解決手段】 本発明の光コネクタ用フェルールは、成
形型の成形空間内に2以上の樹脂注入口から樹脂を注入
して射出成形された光コネクタ用フェルールであって、
外側面に2以上の樹脂注入跡が形成され、一部の樹脂注
入跡が他の樹脂注入跡よりも相対的に大きいものであ
る。本発明の光コネクタ用フェルールの製造方法は、成
形型1の成形空間内に2以上の樹脂注入口から樹脂を注
入して光コネクタ用フェルールを射出成形する光コネク
タ用フェルールの製造方法において、前記2以上の樹脂
注入口のうち、一部の樹脂注入口が他の樹脂注入口に比
べて相対的に大きい成形型を使用するものである。
Description
て製造された樹脂製の光コネクタ用フェルールと、射出
成形法による樹脂製の光コネクタ用フェルールの製造方
法に関するものである。
図れるとしてプラスチック製の光コネクタ用フェルール
が開発され、広く実用化されている。このプラスチック
製の光コネクタ用フェルールの製造方法には熱硬化性樹
脂を用いたトランスファー成形法による製造方法と、熱
可塑性樹脂を用いた射出成形法による製造方法がある。
形型(金型)の成形空間(キャビティ)内に溶融によっ
て流動化させた熱可塑性樹脂を注入して光コネクタ用フ
ェルールを製造するものである。この成形型1は図1に
示すように、その中心点から長手方向両外側(図1の左
右)に向けて第1分岐路10が形成され、夫々の第1分
岐路10の先に第2分岐路12が形成され、夫々の第2
分岐路12の先に第3分岐路14が形成され、各1対の
第3分岐路14の間に成形空間2が形成されている。ま
た、図4(a)(b)に示すように、夫々の成形空間2
の幅方向両側方には前記第3分岐路14に連通する2つ
の樹脂注入口5が対向するように形成されている。即
ち、図1に示すように、夫々の成形空間2に対して2本
の第3分岐路14(内側第3分岐路20と外側第3分岐
路21)がこれを取り囲むように設けられ、隣接する成
形空間2に挟まれた内側第3分岐路20内の樹脂は当該
成形空間2に設けられた一方の樹脂注入口5(図4の内
側注入口25)から同成形空間2内に注入され、当該成
形空間2を挟んで前記内側第3分岐路20と反対側に設
けられた外側第3分岐路21内の樹脂は他方の樹脂注入
口5(図4の外側注入口26)から同成形空間2内に注
入されるようにしてある。
型1によって光コネクタ用フェルールを製造する場合、
具体的には次のようにする。 (1)図4(a)(b)に示すように、夫々の成形空間
2内に1対の基準ピン3を所定間隔で平行に配置し、両
基準ピン3の間にそれらと平行に所定本数の細径ピン4
を備えた中子60を配置する。尚、図4(a)(b)で
は細径ピン4が湾曲しているが、当該(1)の段階では
真っ直ぐである。 (2)図1に示す成形型1の中心点から第1分岐路10
内に溶融によって流動化させた熱可塑性樹脂を供給す
る。供給された樹脂は図1に矢印で示す通り、第2分岐
路12を通過して夫々の成形空間2ごとに設けられてい
る内側第3分岐路20及び外側第3分岐路21に流入
し、図4(a)(b)に示す内側注入口25及び外側注
入口26から当該成形空間2内に夫々流入する(注入さ
れる)。 (3)成形空間2内に注入された樹脂が硬化したら成形
型1を開いて、成形空間2から成形品を取り出し、取り
出した成形品から前記基準ピン3及び細径ピン4を取り
外す(引き抜く)。
うな、前記基準ピン3を引き抜いた跡が2つの光コネク
タ用フェルールを付き合わせる際の基準孔(ガイド孔)
30となり、前記細径ピン4を引き抜いた跡が被覆除去
された光ファイバ端部(図示しない)を挿通するための
ファイバ孔31となり、中子60を引き抜いた跡が光フ
ァイバを挿入するための挿入孔50となり、図示しない
別の中子を引き抜いた跡が前記ファイバ孔31に挿通さ
れた光ファイバ端部を当該フェルールに固定するための
接着剤を充填する充填口32となった光コネクタ用フェ
ルールが製造される。図5(a)(b)に示すように、
製造された光コネクタ用フェルールの外側面(具体的に
は当該フェルールの後端部に形成される鍔部40の幅方
向両側面6)には、樹脂注入跡(前記樹脂注入口25、
26の跡)7が形成されている(残っている)。
クタ用フェルールの製造方法には次のような課題があっ
た。即ち、前記(2)の工程において、成形型1内に熱
可塑性樹脂を供給した際、図4(a)に示すように細径
ピン4が図中の矢印a方向に曲がってしまい、そのまま
熱可塑性樹脂が硬化されることがあり、直線性の良いフ
ァイバ孔3を備えた光コネクタ用フェルールを安定して
製造することができなかった。このような課題が発生す
るメカニズムは次のように推考される。図1に示す成形
型1の内側と外側では、外気に接触する外側の方が当然
に温度が低くなる。例えば、成形型1を開いたとき、内
側の温度が185℃なのに対して外側は179℃であ
る。従って、前記内側第3分岐路20と外側第3分岐路
21とでは、成形型1の外側に近い外側第3分岐路21
の方が低温となり、同外側第3分岐路21内の樹脂は内
側第3分岐路20内の樹脂に比べて流れが悪くなる。こ
の結果、外側第3分岐路21に連通した外側注入口26
から当該成形空間2内への単位時間当たりの樹脂注入量
が内側第3分岐路20に連通した内側注入口25からの
それに比べて少なくなる。この両注入口25、26の単
位時間当たりの樹脂注入量差に起因して、成形空間2内
に配置された細径ピン4が内側注入口25の側から外側
注入口26の側に押され、細径ピン4を抜いた後に形成
されるファイバ孔31の位置が基準孔30に対して非対
称となる。具体的には細径ピン4が図4(a)(b)の
矢印a方向へ0.5〜1.0μm程度押される。このよ
うな理由でファイバ孔3が曲がったフェルールが製造さ
れ、そのようなフェルールに光ファイバを挿通固定して
光コネクタとした場合、光コネクタ先端を研磨するに従
って光コネクタの先端面に露出する光ファイバの位置が
ファイバ孔3が曲がっている分だけ所定位置からずれて
しまい、他の光コネクタと付き合わせ接続した際に接続
損失が大きくなってしまう。
間に設けられた2以上の樹脂注入口からの単位時間当た
りの樹脂注入量を均一に保持可能な成形型を使用するこ
とによって、前記問題を解決する光コネクタ用フェルー
ルの製造方法及びその方法によって製造された光コネク
タ用フェルールを提供することにある。
は、成形型の成形空間内に2以上の樹脂注入口から樹脂
を注入して射出成形された光コネクタ用フェルールであ
って、外側面に2以上の樹脂注入跡が形成され、一部の
樹脂注入跡が他の樹脂注入跡よりも相対的に大きいもの
である。
は、成形型の成形空間内に2以上の樹脂注入口から樹脂
を注入して射出成形された光コネクタ用フェルールであ
って、幅方向両側面に樹脂注入跡が形成され、一方側面
に形成されている樹脂注入跡が他方側面に形成されてい
る樹脂注入跡よりも相対的に大きいものである。
は、請求項1又は請求項2記載の光コネクタ用フェルー
ルにおいて、相対的に大きい方の樹脂注入跡の面積(S
1)と、相対的に小さい方の樹脂注入跡の面積(S2)
がS2:S1=1:1.1〜2.0の関係を満たすもの
である。
の製造方法は、成形型の成形空間内に2以上の樹脂注入
口から樹脂を注入して光コネクタ用フェルールを射出成
形する光コネクタ用フェルールの製造方法において、前
記2以上の樹脂注入口のうち、一部の樹脂注入口が他の
樹脂注入口に比べて相対的に大きい成形型を使用するも
のである。
の製造方法は、成形型の成形空間内に1対の基準ピン
と、1本又は2本以上の細径ピンを互いに平行に並べ、
その成形空間内に2以上の樹脂注入口から樹脂を注入し
て光コネクタ用フェルールを射出成形する光コネクタ用
フェルールの製造方法において、前記2以上の樹脂注入
口のうち、一部の樹脂注入口が他の樹脂注入口よりも相
対的に大きい成形型を使用するものである。
の製造方法は、請求項4又は請求項5記載の光コネクタ
用フェルールの製造方法において、相対的に大きい方の
樹脂注入口の面積(S1)と、相対的に小さい方の樹脂
注入口の面積(S2)がS2:S1=1:1.1〜2.
0の関係を満たす成形型を使用するものである、
タ用フェルールの製造方法の第1の実施形態を説明す
る。この製造方法は、金属製の成形型を使用し、熱可塑
性樹脂を用いた射出成形法によって光コネクタ用フェル
ールを製造する方法である。前記成形型の基本構造は前
記図1に示すものと共通である。従って、共通部分に関
しては図1を用いて説明し、本発明の特徴である非共通
部分に関しては図2(a)(b)を用いて説明する。
の中心点から長手方向両外側(図1の左右)に向けて第
1分岐路10が形成され、夫々の第1分岐路10の先に
第2分岐路12が形成され、夫々の第2分岐路12の先
に第3分岐路14が形成され、各1対の第3分岐路14
の間に成形空間2が形成されている。また、図2(a)
(b)に示すように、夫々の成形空間2の幅方向両側方
には前記第3分岐路14に連通する2つの樹脂注入口5
が対向するように形成されている。即ち、図1に示すよ
うに、夫々の成形空間2に対して2本の第3分岐路14
(内側第3分岐路20と外側第3分岐路21)がこれを
取り囲むように設けられ、隣接する成形空間2に挟まれ
た内側第3分岐路20内の樹脂は当該成形空間2に設け
られた一方の樹脂注入口5(図2の内側注入口25)か
ら同成形空間2内に注入され、当該成形空間2を挟んで
前記内側第3分岐路20と反対側に設けられた外側第3
分岐路21内の樹脂は他方の樹脂注入口5(図2の外側
注入口26)から同成形空間2内に注入されるようにし
てある。但し、本発明の光コネクタ用フェルールの製造
方法に使用される成形型1は、図2(a)(b)に示す
ように、前記構成に加えて、外側注入口26の面積(S
1)が内側注入口25の面積(S2)よりも大きい。
1)を
25の面積(S2)よりも大きくしてある。
法によって光コネクタ用フェルールを製造するには例え
ば次のようにする。 (1)図2(a)(b)に示すように、成形型1の夫々
の成形空間2内の幅方向両側に1対の基準ピン3を所定
間隔で配置し、両基準ピン3の間に所定本数の細径ピン
4を配置する。具体的には当該成形空間2の内側注入口
25と外側注入口26の間に所定間隔を隔てて1対の基
準ピン3を平行に配置し、両基準ピン3の間であって、
且つ同基準ピン3の中心を結ぶ線分上に複数の細径ピン
4(直径1.25μm)が平行並列された中子60を配
置する。 (2)前記夫々の成形空間2内に溶融によって流動化さ
せた熱可塑性樹脂(例えばPPS:Poly Phenylene Sul
fide)を注入する。具体的には、図1に示す成形型1の
中心点から第1分岐路10内に溶融によって流動化させ
た熱可塑性樹脂を供給する。供給された樹脂は同図に矢
印で示す通り、第2分岐路12を通過して夫々の成形空
間2ごとに設けられている内側第3分岐路20及び外側
第3分岐路21に流入し、内側第3分岐路20に流入し
た樹脂は内側注入口25(図2)から、外側第3分岐路
21に流入した樹脂は外側注入口26(図2)から当該
成形空間2内に流入する(注入される)。このとき、内
側第3分岐路20に比べて相対的に当該成形型1の外側
(外気に接触する外周面)に近い外側第3分岐路21内
は、内側第3分岐路20内に比べて低温となるため、外
側第3分岐路21内の樹脂は内側第3分岐路20内のそ
れに比べて流れが悪くなる。しかし、外側第3分岐路2
1に連通している外側注入口26は、内側第3分岐路2
0に連通している内側注入口25よりも大きいため(面
積にして1.3倍)、両注入口25、26から当該成形
空間2内に注入される樹脂の単位時間当たりの量は両注
入口25、26の大きさの違いによって自然に均一化さ
れ同一又はほぼ同一となる。 (3)成形空間2内に注入された樹脂が硬化したら成形
型1を開いて、成形品を取り出し、取り出した成形品か
ら前記基準ピン3及び細径ピン4を備えた中子60を取
り外す(引き抜く)。 (4)必要に応じてバリ取り、研磨等の仕上げ処理を施
す。
(S1、S2)は、内側注入口25の面積(S2)より
外側注入口26の面積(S1)が大きければ前記数値に
限定されるものではない。但し、内側注入口25と外側
注入口26からの単位時間当たりの樹脂注入量を均一化
する観点からは、内側注入口25と外側注入口26の面
積比が1:1.0〜2.0の範囲となるように両注入口
25、26の面積(S1、S2)を設定することが望ま
しい。また、使用する熱可塑性樹脂は、ポリメチルメタ
アクリレート(PMMA)、ポリブチレンテレフタレート
(PBT)、ポリカーボネート(PC)、ポリフェニレンサ
ルファイド(PPS)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリ
メチルペンテン(TPX)、ポリエーテルスルフォン(PE
S)等のエンジニアリングプラスチック等であってもよ
い。
タ用フェルールを成形可能な四つ取りの成形型である
が、成形型1は二つ取り、三つ取りであってもよく、五
つ取り以上であってもよい。また、1つの成形空間2に
対して設けられる樹脂注入口5の数は2つに限られず、
3つ以上であってもよい。さらに、1つの成形空間2に
対して設けられた相対的に面積の大きい樹脂注入口5
と、相対的に面積の小さい樹脂注入口5とは相似形であ
っても、異形であってもよい。要は相対的に成形型の外
側に近いために樹脂の流れが悪くなるランナーに連通す
る樹脂注入口の断面積を相対的に成形型の内側(中心)
に近いために樹脂の流れが良いランナーに連通する樹脂
注入口の断面積よりも大きくすることによって、樹脂の
流れが悪いランナーに連通された樹脂注入口から当該成
形空間内への単位時間当たりの樹脂注入量と、樹脂の流
れが良いランナーに連通された樹脂注入口から当該成形
空間内への樹脂注入圧力が均一化される成形型であれば
如何なる成形型であってもよい。
ルールの第1の実施形態を説明する。この光コネクタ用
フェルールは、前記実施形態1に示す本発明の光コネク
タ用フェルールの製造方法によって製造したものであ
り、図3(a)(b)に示すような外観形状を有し、2
つの光コネクタ用フェルールを付き合わせる際の基準孔
(ガイド孔)30と、光ファイバの被覆除去された端部
(図示しない)を挿入するための挿入孔50と、同挿入
孔50から挿入された光ファイバ端部(図示しない)を
挿通するためのファイバ孔31と、前記ファイバ孔31
に挿通された光ファイバ端部を当該フェルールに固定す
るための接着剤を充填する充填口32を備えている。
該光コネクタ用フェルールの外側面(具体的には当該フ
ェルールの後端部に形成される鍔部40の幅方向両側面
6)には、樹脂注入跡(図2a、bに示す成形型1の内
側注入口25及び外側注入口26の跡)7が形成されて
いる(残っている)。このうち、図3(a)に示す樹脂
注入跡7は内側注入口25による跡であり、図3(b)
に示す樹脂注入跡7は外側注入口25による跡である。
図3(a)(b)から明らかなように、内側注入口25
に比べて相対的に面積が大きい外側注入口26による樹
脂注入跡7は、内側注入口25によるそれに比べて面積
が大きい。具体的には前記した両注入口25、26の面
積比と同一又はほぼ同一の比率で外側注入口26による
樹脂注入跡7の面積が大きい。
形態1に示した光コネクタ用フェルールの製造工程
(3)で引き抜かれた基準ピン3の跡であり、前記ファ
イバ孔31は、同工程(3)で引き抜かれた細径ピン4
の跡である。また、前記実施形態1においては言及を省
略したが、成形型1の成形空間2は前記充填口32等の
光コネクタ用フェルールに必要な構造を併せて成形可能
な形状としてあることは勿論である。
クタ用フェルールには、4つのファイバ孔が設けられて
いるが、ファイバ孔の数は対応する光ファイバの心数に
応じて適宜変更することができる。この場合は、成形型
1の成形空間2内に配置する細径ピン4の本数を増減す
る。
造方法は、成形空間内へ樹脂を注入する2以上の樹脂注
入口のうち、一部の樹脂注入口が他の樹脂注入口に比べ
て相対的に大きい成形型を使用するので次のような効果
を有する。 (1)成形空間内への熱可塑性樹脂の注入の際、細径ピ
ンが湾曲することを防止し、それによってファイバ孔の
直線性の良い光コネクタ用フェルールを製造することが
できる。従って、本発明の光コネクタ用フェルールの製
造方法によって製造した光コネクタ用フェルール内に光
ファイバを挿通固定して光コネクタとして使用した場合
に、所望の光学特性を得ることができる。
ような効果を有する。 (1)本件出願の光コネクタ用フェルールは、外側面に
2以上の樹脂注入跡が形成され、一部の樹脂注入跡が他
の樹脂注入跡よりも相対的に大きい。これは、成形空間
内へ樹脂を注入する2以上の樹脂注入口のうち、一方が
他方に比べて相対的に大きい成形型を使用して製造され
たことを意味する。従って、前記と同様の効果が得られ
る。
び従来の製造方法に使用される成形型の概略を示す断面
図。
ルの製造方法に使用される成形型の成形空間を示す断面
図。
明図であり、(a)は当該フェルールの一方側面を示す
図、(b)は同他方側面を示す図。
の製造方法に使用される成形型の成形空間を示す断面
図。
図であり、(a)は当該フェルールの一方側面を示す
図、(b)は同他方側面を示す図。
Claims (6)
- 【請求項1】成形型(1)の成形空間(2)内に2以上
の樹脂注入口(5)から樹脂を注入して射出成形された
光コネクタ用フェルールであって、外側面に2以上の樹
脂注入跡(7)が形成され、一部の樹脂注入跡(7)が
他の樹脂注入跡(7)よりも相対的に大きいことを特徴
とする光コネクタ用フェルール。 - 【請求項2】成形型(1)の成形空間(2)内に2以上
の樹脂注入口(5)から樹脂を注入して射出成形された
光コネクタ用フェルールであって、幅方向両側面(6)
に樹脂注入跡(7)が形成され、一方側面(6)に形成
されている樹脂注入跡(7)が他方側面(6)に形成さ
れている樹脂注入跡(7)よりも相対的に大きいことを
特徴とする光コネクタ用フェルール。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の光コネクタ用
フェルールにおいて、相対的に大きい方の樹脂注入跡
(7)の面積(S1)と、相対的に小さい方の樹脂注入
跡(7)の面積(S2)が S2:S1=1:1.1〜2.0 の関係を満たすことを特徴とする光コネクタ用フェルー
ル。 - 【請求項4】成形型(1)の成形空間(2)内に2以上
の樹脂注入口(5)から樹脂を注入して光コネクタ用フ
ェルールを射出成形する光コネクタ用フェルールの製造
方法において、前記2以上の樹脂注入口(5)のうち、
一部の樹脂注入口(5)が他の樹脂注入口(5)に比べ
て相対的に大きい成形型(1)を使用することを特徴と
する光コネクタ用フェルールの製造方法。 - 【請求項5】成形型(1)の成形空間(2)内に1対の
基準ピン(3)と、1本又は2本以上の細径ピン(4)
を互いに平行に並べ、その成形空間(2)内に2以上の
樹脂注入口(5)から樹脂を注入して光コネクタ用フェ
ルールを射出成形する光コネクタ用フェルールの製造方
法において、前記2以上の樹脂注入口(5)のうち、一
部の樹脂注入口(5)が他の樹脂注入口(5)よりも相
対的に大きい成形型(1)を使用することを特徴とする
光コネクタ用フェルールの製造方法。 - 【請求項6】請求項4又は請求項5記載の光コネクタ用
フェルールの製造方法において、相対的に大きい方の樹
脂注入口(5)の面積(S1)と、相対的に小さい方の
樹脂注入口(5)の面積(S2)が S2:S1=1:1.1〜2.0 の関係を満たす成形型(1)を使用することを特徴とす
る光コネクタ用フェルールの製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000132759A JP4329968B2 (ja) | 2000-05-01 | 2000-05-01 | 光コネクタ用フェルール及びその製造方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002148484A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-22 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 多心光コネクタ用フェルールの製造方法と多心光コネクタ用フェルール |
JP2011102925A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光電気変換部品、光電気変換モジュール及び光電気変換モジュールの製造方法 |
US8246335B2 (en) * | 2010-04-01 | 2012-08-21 | Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. | Apparatus for molding optical fiber connector |
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-
2000
- 2000-05-01 JP JP2000132759A patent/JP4329968B2/ja not_active Expired - Lifetime
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