JP2002148484A - 多心光コネクタ用フェルールの製造方法と多心光コネクタ用フェルール - Google Patents

多心光コネクタ用フェルールの製造方法と多心光コネクタ用フェルール

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克輝 末松
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耕一 前野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 心線挿入孔の成形精度が低く、接続損失が大
きかった。 【解決手段】 本発明の多心光コネクタの製造方法は、
樹脂注入口の断面積を成形空間内に配置された細径ピン
の配列方向基準軸を中心として高さ方向に二分した場合
に、両者が同一とならない成形型を使用し、成形空間内
に注入された樹脂によって細径ピンを所定の一方向へ押
圧し、これによって心線挿入孔の成形精度を向上させる
ものである。本発明の多心光コネクタは、注入口跡の面
積を心線挿入孔の中心軸を中心として高さ方向に二分し
た場合に両者が同一とならないものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は射出成形法による多
心光コネクタ用フェルールの製造方法と、その製造方法
によって製造された多心光コネクタ用フェルールに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】高精度の多心光コネクタ用フェルールを
低コストで量産するための製造方法として熱可塑性樹脂
を用いた射出成形法が知られている。この製造方法は、
1対の基準ピンと細径ピンとが互いに平行並列された成
形型(金型)の成形空間(キャビティ)内に流動性のあ
る熱可塑性樹脂を高速・高圧・高粘土で注入するもので
あり、具体的には次ぎのようにして多心光コネクタ用フ
ェルールを製造する。 (1)図7(a)(b)に示すように、成形型Aの成形
空間B内に1対の基準ピンCを所定間隔で平行に配置
し、両基準ピンCの間に所定本数の細径ピンDを互いに
平行で、且つ基準ピンCとも平行となるように配置す
る。尚、配置された基準ピンC及び細径ピンDは成形空
間Bより外側に突出した軸方向両端が図示されていない
支持部によって支持されている。この支持部は、基準ピ
ンC及び細径ピンDの端部を挿入可能な丸孔状であった
り、同端部を下方から支持可能なV溝状であったりす
る。 (2)前記成形型Aの樹脂注入口Fから成形空間B内に
溶融によって流動化させた熱可塑性樹脂を高速・高圧で
注入する。 (3)注入された熱可塑性樹脂が固化したら成形型Aを
開いて、成形空間B内から成形品を取り出し、取り出さ
れた成形品から前記基準ピンC及び細径ピンCを引き抜
く。
【0003】以上によって、図8(a)(b)に示すよ
うな、前記基準ピンCの引き抜き跡が当該多心光コネク
タ用フェルールGを図示されていない他のフェルールと
突き合せて接続する際にガイドピンが挿入されるガイド
ピン挿入孔Hとなり、前記細径ピンDの引き抜き跡が光
ファイバIの心線Jが挿通される心線挿入孔Kとなり、
図示されていない中子を除去した跡が当該フェルールG
に光ファイバIを挿入するための挿入孔Lとなり、別の
中子を除去した跡が当該フェルールGと光ファイバIを
固定するための接着剤を注入するための接着剤注入口M
となった多心光コネクタ用フェルールが製造される。
尚、製造された多心光コネクタ用フェルールGの横面
(両外側面)には前記樹脂注入口Fから樹脂を注入した
注入口跡Nが形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の多心光コネ
クタ用フェルールの製造方法及びそれによって製造され
た多心光コネクタ用フェルールには次ぎのような課題が
あった。 (1)細径ピンDは成形型A内で高い精度で位置決めさ
れていることが要求されるが、実際には支持部となる溝
内で細径ピンDが浮いたりして、位置決め精度にバラツ
キが発生していた。 (2)細径ピンDの位置決め精度のバラツキは同細径ピ
ンDが丸型プレート内の孔によって保持されている場合
にも発生する。即ち、支持部である孔と細径ピンDとの
間には必ずクリアランスが存在するため、同クリアラン
スの範囲内で細径ピンDが移動し、位置決め精度にバラ
ツキが発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、成形空
間内に注入された樹脂が細径ピンを所定の一方向に押圧
しながら同成形空間内に充填されるようにすることによ
って、細径ピンの不規則な移動を規制し、当該細径ピン
の跡である心線挿入孔の成形精度を向上させた多心光コ
ネクタ用フェルールの製造方法及びその方法によって製
造された多心光コネクタ用フェルールを提供することに
ある。
【0006】本件出願の第1の多心光コネクタ用フェル
ールの製造方法は、成形型1の成形空間2内に一対の基
準ピン3を平行に配置し、その間に複数本の細径ピン4
を平行に配置し、その成形空間3内に成形型1の横面対
向位置に形成された樹脂注入口5から樹脂を注入して多
心光コネクタ用フェルールを製造する方法において、樹
脂注入口5の高さ方向基準軸X−Xを、細径ピン5の配
列方向基準軸Y−Yよりも上方に設け、その樹脂注入口
1から樹脂を注入して細径ピン5の配列方向基準軸Y−
Yよりも上方から樹脂が注入されるようにしたものであ
る。
【0007】本件出願の第2の多心光コネクタ用フェル
ールの製造方法は、樹脂注入口5の断面積W1を細径ピ
ン4の配列方向基準軸Y−Yを中心として、一方側の面
積W1 -1ともう一方側の面積W1-2とに二分した場合に、 W1-2/W1-1≦0.8 の関係を満たすものである。
【0008】本件出願の第1の多心光コネクタ用フェル
ールは、前記本発明の第1の製造方法によって製造さ
れ、基準ピン3の跡にガイドピン挿入孔6が、細径ピン
4の跡に心線挿入孔7が形成され、横面に樹脂注入口5
から樹脂を注入した注入口跡8が形成された多心光コネ
クタ用フェルールであって、注入口跡8の中心が心線挿
入孔7の中心軸Z−Zよりも上方又は下方に位置するも
のである。
【0009】本件出願の第2の多心光コネクタ用フェル
ールは、前記本発明の第2の製造方法によって製造さ
れ、基準ピン3の跡にガイドピン挿入孔6が、細径ピン
4の跡に心線挿入孔7が形成され、横面に樹脂注入口5
から樹脂を注入した注入口跡8が形成された多心光コネ
クタ用フェルールであって、注入口跡8の面積W2を心
線挿入孔7の中心軸Z−Zを中心として、それより上側
の面積W2-1と下側の面積W2-2とに二分した場合に、 W2-2/W2-1≦0.8 の関係を満たすものである。
【0010】
【発明の実施の形態】(多心光コネクタ用フェルールの
製造方法の実施形態1)本発明の多心光コネクタ用フェ
ルールの製造方法の基本構成は前記従来のそれと同様で
ある。異なるのは、図1示すような成形型1を使用する
ことによって、同成形型1の成形空間2内に注入した樹
脂(熱可塑性樹脂)によって、当該成形空間2内に配置
されている細径ピン4を所定の一方向へ押圧すること
で、細径ピン4の不規則な移動を規制し、もって多心光
コネクタ用フェルールにおける心線挿入孔K(図8)の
成形精度(位置精度)を向上させたことにある。
【0011】本発明の多心光コネクタ用フェルールの製
造方法に使用される前記成形型1は、図1(a)(b)
に示すように、1対の基準ピン3と複数本の細径ピン4
(図1では4本)を互いに平行並列させて配置可能な成
形空間2と、その成形空間2内に樹脂を注入するための
樹脂注入口5と、樹脂注入口5に連通した樹脂供給路2
0を備えている。
【0012】図1(a)に示すように前記樹脂注入口5
は、成形空間2の横面(幅方向両側面)に互いに対向す
るように開口されている。また、夫々の樹脂注入口5は
その高さ方向基準軸X−Xが成形空間2内に配置された
細径ピン4の配列方向基準軸Y−Yよりも上方に位置す
る。具体的には図1(b)に示すように、樹脂注入口5
の断面積W1を細径ピン4の配列方向基準軸Y−Yを中
心として、一方側(上側)の断面積W1-1と、もう一方
側(下側)の断面積W1-2とに二分した場合、 W1-2/W1-1≦0.8 の関係を満たすようにしてある。さらに具体的には、本
実施形態では、前記W1- 2:W1-1=1.0:1.2の比
率としてある。
【0013】以上により、図1(a)に示すように、正
対する2つの樹脂注入口5から成形空間2内に注入され
た樹脂は、基準ピン3に当たって同基準ピン3及び細径
ピン4より上方を流れるものと、下方を流れるものに分
流されるが、基準ピン3及び細径ピン4の上方に流れ込
む樹脂の量が下方に流れ込むそれよりも多くなる。この
結果、細径ピン4の上方に相対的に多量の樹脂が回り込
み、回り込んだ樹脂は図2に示すように、当該細径ピン
4をその上方から下方に向けて押圧するように流れる
(細径ピン4の配置面に対して垂直又はほぼ垂直な方向
に流下する)。従って、全ての細径ピン4が図2の矢印
方向に押圧されて図示されていない支持部に押し付けら
れ、夫々の細径ピン4の移動方向及び移動量が一定に制
限されて、細径ピン4の引き抜き跡である多心光コネク
タ用フェルールの心線挿入孔K(図8)の成形精度が向
上する。
【0014】(多心光コネクタ用フェルールの製造方法
の実施形態2)本発明の多心光コネクタ用フェルールの
製造方法には、図3(a)に示すように、樹脂注入口5
の高さ方向基準軸X−Xが細径ピンの配列方向基準軸Y
−Yよりも下方に位置する成形型1を使用する場合も含
まれる。また、図3(b)に示すように、樹脂注入口5
の下端が細径ピンの配列方向基準軸Y−Yより上方に位
置する成形型1を使用する場合も含まれる。さらに、図
示はしないが、樹脂注入口の上端が細径ピンの配列方向
基準軸より下方に位置する成形型を使用する場合も含ま
れる。要は、樹脂注入口の断面積を細径ピンの配列方向
基準軸を中心として二分した場合に、一方側の断面積
と、もう一方側の断面積とが同一とならない樹脂注入口
を備えた成形型を使用することによって、成形空間内に
注入された樹脂によって細径ピンを所定の一方向へ押圧
して、多心光コネクタ用フェルールの心線挿入孔の成形
精度を向上させる多心光コネクタ用フェルールを製造方
法は全て本発明の多心光コネクタ用フェルールの製造方
法の範疇に含まれる。
【0015】(多心光コネクタ用フェルールの実施形態
1)本発明の多心光コネクタ用フェルールの基本構成は
図8に示す従来のそれと同様である。異なるのは、前記
本発明の多心光コネクタ用フェルールの製造方法によっ
て製造されたことによって、成形型の樹脂注入口から樹
脂が注入された痕跡である注入口跡の位置が従来の製造
方法によって製造された図8に示すフェルールとは明か
に異なることである。
【0016】具体的には図4(a)(b)に示すよう
に、本発明の多心光コネクタ用フェルールは、光ファイ
バ40を挿入するための挿入孔42、挿入孔42に挿入
された光ファイバ40の心線44が挿通される心線挿入
孔7、当該フェルールと光ファイバ40を固定するため
の接着剤を注入するための接着剤注入口46、他のフェ
ルールとの接続時にガイドピンが挿入されるガイドピン
挿入孔6を備え、横面(両外側面)には注入口跡8が形
成されている。但し、この注入口跡8は図5に示すよう
に、その中心が心線挿入孔7の中心軸Z−Zよりも上方
に位置している。さらに具体的には、注入口跡8の面積
2を心線挿入孔7の中心軸Z−Zを中心として、一方
側(上側)の面積W2-1と、もう一方側(下側)の面積
2-2に分けた場合、 W2-2/W2-1≦0.8 の関係を満たす。
【0017】(多心光コネクタ用フェルールの実施形態
2)本発明の多心光コネクタ用フェルールには、図6
(a)に示すように、注入口跡8の中心が心線挿入孔の
中心軸Z−Zよりも下方に位置する場合も含まれる。ま
た、図6(b)に示すように、注入口跡8の下端が心線
挿入孔の中心軸Z−Zより上方に位置する場合も含まれ
る。さらに、図示はしないが、注入口跡の上端が心線挿
入孔の中心軸より下方に位置するものも含まれる。要
は、注入口跡の面積を心線挿入孔の中心軸を中心として
高さ方向に二分した場合に、一方側の面積と、もう一方
側の面積とが同一とならない注入口跡を備えた多心光コ
ネクタ用フェルールは、前記本発明の多心光コネクタ用
フェルールの製造方法によって製造されたものであり、
本発明の多心光コネクタ用フェルールの範疇に含まれ
る。
【0018】本発明の多心光コネクタ用フェルールの製
造方法によって製造された本発明の多心光コネクタ用フ
ェルールにおける心線挿入孔のズレ量と、従来方法によ
って製造された従来の多心光コネクタ用フェルールにお
けるそれとを測定したところ、下表のような結果が得ら
れた。この測定では、多心光コネクタ用フェルールにお
ける2つのガイドピン挿入孔の中間点を基準点とし、同
基準点と2つのガイドピン挿入孔の中心を結ぶ直線をX
軸、基準点において前記X軸と直交する直線をY軸とし
て、各心線挿入孔の設計位置に対するX軸方向及びY軸
方向のズレ量を測定し、これを2条し、得られた数値の
和の平方根を心線挿入孔のズレ量とした。即ち、下表に
おける心線挿入孔ズレ量とは 心線挿入孔ズレ量={(X軸方向のズレ量)2+(Y軸
方向のズレ量)21/2 である。
【表1】
【0019】
【発明の効果】本発明の多心光コネクタ用フェルールの
製造方法は次のような効果を有する。 (1)成形型の成形空間内に配置された全ての細径ピン
が同成形空間内に注入された樹脂によって所定の一方向
へ押圧されるため、これら細径ピンの移動方法及び移動
量が一定に制限され、細径ピンの引き抜き跡である多心
光コネクタ用フェルールの心線挿入孔の成形精度が向上
する。この結果、接続特性の良好な多心光コネクタ用フ
ェルールを製造することができる。
【0020】本発明の多心光コネクタ用フェルールは次
のような効果を有する。 (1)前記効果を有する本発明の製造方法によって製造
されるので、心線挿入孔の成形精度が高く、接続特性の
良好な多心光コネクタ用フェルールとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多心光コネクタ用フェルールの製造方
法に使用される成形型の一例を示す図であって、(a)
は横断面図、(b)は側面図。
【図2】本発明の多心光コネクタ用フェルールの製造方
法を用いた場合の成形空間内の樹脂の流れを示す説明
図。
【図3】(a)(b)は本発明の多心光コネクタ用フェ
ルールの製造方法に使用される成形型の異なる例を示す
側面図。
【図4】本発明の多心光コネクタの一例を示す図であっ
て、(a)は前方斜視図、(b)は後方斜視図。
【図5】図4に示す本発明の多心光コネクタの側面図。
【図6】(a)(b)は本発明の多心光コネクタ用フェ
ルールの異なる例を示す側面図。
【図7】従来の製造方法において使用される成形型の一
例を示す図であって、(a)は横断面図、(b)は側面
図。
【図8】従来の多心光コネクタの一例を示す図であっ
て、(a)は前方斜視図、(b)は後方斜視図。
【符号の説明】
1 成形型 2 成形空間 3 基準ピン 4 細径ピン 5 樹脂注入口 6 ガイドピン挿入孔 7 心線挿入孔 8 注入口跡
フロントページの続き (72)発明者 前野 耕一 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 上野 孝弘 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H036 QA18 QA20 QA49

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形型(1)の成形空間(2)内に一対の
    基準ピン(3)を平行に配置し、その間に複数本の細径
    ピン(4)を平行に配置し、その成形空間(3)内に成
    形型(1)の横面対向位置に形成された樹脂注入口
    (5)から樹脂を注入して多心光コネクタ用フェルール
    を製造する方法において、樹脂注入口(5)の高さ方向
    基準軸(X−X)を、細径ピン(5)の配列方向基準軸
    (Y−Y)よりも上方に設け、その樹脂注入口(1)か
    ら樹脂を注入して細径ピン(5)の配列方向基準軸(Y
    −Y)よりも上方から樹脂が注入されるようにしたこと
    を特徴とする多心光コネクタ用フェルールの製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の多心光コネクタ用フェルー
    ルの製造方法において、樹脂注入口(5)の断面積(W
    1)を細径ピン(4)の配列方向基準軸(Y−Y)を中
    心として、一方側の面積(W1-1)ともう一方側の面積
    (W1-2)とに二分した場合に、 W1-2/W1-1≦0.8 の関係を満たすことを特徴とする多心光コネクタ用フェ
    ルールの製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の製造方法により製造され
    て、基準ピン(3)の跡にガイドピン挿入孔(6)が、
    細径ピン(4)の跡に心線挿入孔(7)が形成され、横
    面に樹脂注入口(5)から樹脂を注入した注入口跡
    (8)が形成された多心光コネクタ用フェルールであっ
    て、注入口跡(8)の中心が心線挿入孔(7)の中心軸
    (Z−Z)よりも上方又は下方に位置することを特徴と
    する多心光コネクタ用フェルール。
  4. 【請求項4】請求項2記載の製造方法により製造され
    て、基準ピン(3)の跡にガイドピン挿入孔(6)が、
    細径ピン(4)の跡に心線挿入孔(7)が形成され、横
    面に樹脂注入口(5)から樹脂を注入した注入口跡
    (8)が形成された多心光コネクタ用フェルールであっ
    て、注入口跡(8)の面積(W2)を心線挿入孔(7)
    の中心軸(Z−Z)を中心として、一方側の面積(W
    2-1)ともう一方側の面積(W2 -2)とに二分した場合
    に、 W2-2/W2-1≦0.8 の関係を満たすことを特徴とする多心光コネクタ用フェ
    ルール。
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