JP4429994B2 - 接続部材 - Google Patents

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本発明は、型成形法によって製造された接続部材に関する。
型成形法によって製造される接続部材、たとえば光ファイバコネクタは、図9に示すように、一端面11に複数個の微細孔12が所定ピッチPの間隔で一列に並んだ状態で配置され、且つその微細孔12の両側にガイドピン挿入孔13が形成され、前記一端面11の反対側の面14に各微細孔12に連通した光ファイバ心線挿入孔15を有している。
このような接続部材は、図10に示すような成形金型20によって製造される。
即ち、成形金型20は、複数の微細孔成形ピン21がその幅方向に配列され、更に,これら複数の微細孔成形ピン群22の両サイドにそれぞれガイドピン孔成形ピン23が配置され、これら微細孔成形ピン21の一端がピンホルダ24で保持され、更にピンホルダ24の端部とガイドピン孔成形ピン23の一端とを保持する成形ピンセット25と、
前記微細孔成形ピン21と同配列に配列され、前記微細孔成形ピン21を挿入可能に形成された複数の微細孔成形ピン保持孔26及びガイドピン孔成形ピン23を挿入可能に形成されたガイドピン孔成形ピン保持孔27を有する位置決め部材28と、
この位置決め部材28を一端に有し、他端に成形ピンセット挿入孔29を持つ下側金型30と、この下側金型30の上に被せられ成形ピンセット25を内部に包囲する上側金型31とから構成される。
接続部材10を製造するには、微細孔成形ピン21の先端21'及びガイドピン孔成形ピン23の先端23'をそれぞれが微細孔成形ピン保持孔26及びガイドピン孔成形ピン保持孔27に挿入して、上側金型31、下側金型30、位置決め部材28、及び成形ピンセット25で囲まれる内部空間内に図示しない樹脂射出口から樹脂組成物を射出して樹脂組成物を固めることにより製造される。
これに用いられる樹脂組成物は、樹脂とその樹脂中に混練されたフィラーとで構成されるが、従来、このフィラーの大きさは、微細孔成形ピン21間を樹脂組成物が通過しやすいようにフィラーの大きさを、微細孔成形ピン21間の間隔よりも小さくなるように選定されていた。(例えば特許文献1)
このような光ファイバコネクタは、光ケーブルの接続に用いられ、外形125μmのガラス性の光ファイバを250μmピッチで並べるのが標準的である。
近年、CPU基板間の光接続、いわゆるインターコネクション技術が出現し、この場合は、高集約が課題であり、たとえば125μmピッチが提案されている。これに対応するため、接続コネクタのピッチも従来より小さくする必要がある。
一般に、フィラーの粒子径の小さな樹脂組成物を用いると、転写率が高く、表面粗さの細かい成形体が構成される。(平成16年度 塑性加工春季講演会講演論文集 P145「精密微細金型を用いた転写性評価技術の開発」)
図11及び図12はそれぞれ樹脂中のフィラー粒子径の分布を示したもので、図11に示すものは、粒子径30μmφのフィラーを最大頻度で持ち、フィラーの最大粒子径Dmaxが100μmφまで分布している樹脂組成物Aを示したものである。また図12に示すものは、粒子径30μmφのフィラーを最大頻度で持ち、フィラーの最大粒子径Dmaxが60μmφに分布している樹脂組成物Bを示したものである。図13はこれらの樹脂組成物により成形された成形体の転写率を示したもので、図14はこれらの樹脂組成物により成形された成形体の表面粗さを示したものである。図13及び図14から明らかなように、フィラー粒子径の小さな樹脂組成物Bで成形された成形体は、樹脂組成物Aで成形された成形体よりも転写率及び表面粗さが良好に形成される。
これにより、特許文献1に記載された接続部材は転写率及び表面粗さが良好なものになることが期待される
特開2004−86089号公報
しかしながら、前記の従来の接続部材は以下のような課題があった。
一般に、接続部材の小型化及び多芯高密度集積化を図るためには、微細孔間のピッチPを従来よりも小さくする必要がある。さらに接続ロスの低減のためには、接続部材の接続端面(前記一端面11に相当)の製作精度を高く製造する必要である。
即ち前記特許文献1の発明では、微細孔成形ピン21の間隔が35μmである場合、フィラーの直径が30μm以下となるようにして、全てのフィラーが微細孔成形ピン21間を通過できるようにしていた。このような樹脂組成物で製造された接続部材は、樹脂中に微細なフィラーが均一に配置されることになる。この結果、微細孔12間の樹脂の硬度と微細孔群12'の周囲の硬度とが同じくなり、外部からの応力により微細孔12の形状が変形し、微細孔12を高精度に維持させることができなかった。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、接続部材の微細孔間にはフィラー粒径の小さなものを配置し、微細孔群の周囲にはフィラー粒径の大きなものを配置し、微細孔群の周囲の硬度を高めることにより高精度に製造された微細孔を持つ接続部材を提供するものである。
具体的には、以下に記載のような構成とする。
成形金型内に樹脂組成物を充填・固化させることにより、一端面にaμmφ以下の複数個の微細孔がピッチPの間隔で一列に並んだ状態で配置され、且つその微細孔の両側にガイドピン挿入孔が形成された接続部材であって、前記樹脂組成物は樹脂とその樹脂中に混練されたフィラーとで構成され、更に微細孔間の間隔(P−a)が以下の式を満足するように構成されたことを特徴とする接続部材。
Dm<(P−a)<Dmax
但し、Dmaxはフィラー粒子径の最大値、Dm=フィラー粒子径の最大頻度値
本発明は、上記のように、微細孔間の間隔よりも大きなフィラーを樹脂中に所定量混合させることにより、成形時のフィラー粒子の流動において、ピン間隔を通過するものと、通過しないものとを構成する。
この結果、フィラーの密度が微細孔群の周囲で大きくなり、この結果、微細孔群の周囲の機械的な強度が向上し、微細孔間では粒度が小さく表面粗さが小さいので、製作精度が向上する。
フィラーの粒度については、最大値をそろえる必要が無いので、低コスト化が可能である。
フィラーの粒子径最頻径が、微細孔の間隔以下であれば微細孔間にフィラーの混入された樹脂が侵入できるので、粒子最大径に左右されずに、従来よりも微細孔のピッチの短い成形体を提供することができる。
本発明は以下の各種実施形態を採用することができる。
微細孔間の間隔(P−a)が以下の式を満足するように構成されたことを特徴とする。
Dm<(P−a) ≦Dc
但し、Dc=フィラー粒径の大きい方から数えて、粒子数が全粒子の20%となる値
成形金型内に樹脂組成物を充填・固化させることにより、一端面に複数個の微細孔がピッチPの間隔で一列に並んだ状態で1段又は複数段に配置され、且つその微細孔の両側にそれぞれガイドピン挿入孔が形成された接続部材であって、微細孔の径aφ、微細孔の段間隔h(1段の場合はh=0とする)、ガイドピン挿入孔の径bφ、微細孔のピッチP、ガイドピン挿入孔と最近接微細孔との間隔x、ガイドピン挿入孔と最近微細孔との前記一列方向での中心間隔L1が以下の式を満足するように構成されたことを特徴とする。
1<(x/(P−a))<10 、かつ Dm<x
但し、x=(L12+(h/2)20.5-a/2-b/2
下記式を満足することを特徴とする。
0.5<((x/(P−a))/(b/a))<2
下記式を満足することを特徴とする。
x/x0=0.3〜3
但し、x0は接続部材側面からガイドピン挿入孔までの間隔
接続部材の微細孔内に光ファイバが配置されたことを特徴とする。
接続部材の微細孔内に中空チューブが配置されたことを特徴とする
図1は本発明の実施例を図示したもので、接続部材10の縦寸法H、横寸法W、奥行D、微細孔12間のピッチP、微細孔12間の間隔(P−a)、微細孔12の段間ピッチh、ガイド孔13の径bφ、ガイド孔13のピッチLが以下のように構成されている。
H:1200μm、W:3400μm、D:4000μm、P:125μm、a:80μm、P−a:45μm、h:250μm、L:≦2600μm、b:400μmφ
ここで用いられる樹脂組成物を構成する樹脂に含まれるフィラーの粒子は、図2に示すように、樹脂組成物に含まれる最大頻度で含まれるフィラーの最頻径Dmが35μm付近にあり、微細孔12間の間隔(P−a)よりも小さな値となっている。更に、フィラーの最大径Dmaxは100μmφにあるものが用いられている。また、本実施例における樹脂組成物は、微細孔12間の間隔(P−a)とフィラーの最大径Dmaxとの間に含まれるフィラーが樹脂組成物全体に含まれるフィラーの数の20%程度となるように配合されている。
このため、図3に示すように、微細孔間の間隔(P−a)よりも小さなフィラーで構成された樹脂組成物のみが微細孔成形ピン21間に侵入して配置され、微細孔間の間隔(P−a)よりも大きなフィラーで構成された樹脂組成物は微細孔成形ピン群21'の周囲に配置される。この結果、フィラーの密度が微細孔間と微細孔群の周囲とで大きくなって微細孔群の周囲の機械的強度が向上する。また、微細孔間では粒度の小さな樹脂組成物が配置されるため表面粗さが小さな製作精度のすぐれたものとなる。
本構成により、成形性を良好にして、ファイバコネクタ小型化、多芯高密度集積化を図ることができる。
図4は本発明の他の実施例で用いられる樹脂組成物のフィラーの粒度分布図である。フィラー粒度分布が複数の山になり、ちょうど山すその分離境界がP−a付近とし、P−aとフィラー最大径Dmaxとの間に含まれるフィラーが、全体に含まれるフィラー数の20%になるように調合されている。これにより構成された接続部材は、機械的な強度を保ち、微細孔の精度が特に良くなり、最良で0.3μmの精度を達成することができる。
図5は本発明の更に他の実施例を示したもので、微細孔12間の間隔(P−a)に対するガイド孔13に最接近の微細孔12'とガイド孔13との間隔xの値(x/(P-a))が10以下となるように構成された接続部材を示している。従来はこの値(x/(P-a))が10を超えており、通常、12.9〜15.2程度に選ばれていた。これでは接続部材の大きさを小型に製造できない。本実施例はこのように上記値(x/(P-a))を10以下に選定することにより小型の接続部材を構成することができた。
また、成形時の樹脂成形体の成形金型への充填過程において、図6に示すように、微細孔成形ピン21間(長さ:P−a)及び微細孔成形ピン21とガイド孔成形ピン23との間(長さ:x)を流れる樹脂成形体は、その両者間で流れの速度が異なると、微細孔成形ピン21に回転モーメントを発生し、微細孔成形ピン21に曲げを発生させ、微細孔の寸法精度を悪化させる。従って、両者の流れが均一であることが望ましい。
一般に、ガイド孔成形ピン23の寸法bは微細孔成形ピン21の寸法aよりも大きいので、ガイド孔成形ピン23で受ける抵抗が大きく、同じ初速度ではP−a側よりもx側を通る流路減速が大きい。そこでこのx/(P−a)の値をb/aの0.5〜2.0倍程度に選ぶのが良い。
このような条件を満たす下記寸法で接続部材を製造してみた。
実施例A
微細孔:12心2段、P:125μm、a:80μm、L1:610μm、h:250μm、b:400μmφ、P−a:45μm、x:380μm、x/(P−a):8.4、b/a:5、x0:200μm、x/x0:1.9
なお、その他の寸法である縦寸法H、横寸法W、奥行D、ガイド孔のピッチL(図1参照)は、それぞれH:1200μm、W:3400μm、D:4000μm、L:2600μmとなっている。また上記実施例ではxが(L12+(h/2)20.5-a/2-b/2 の式によって導かれる。
実施例B
微細孔:6心2段、P:250μm、a:125μm、L1:675μm、h:250μm、b:500μmφ、P−a:125μm、x:407μm、x/(P−a):3.3、b/a:4、x0:150μm、x/x0:2.7
なお、その他の寸法である縦寸法H、横寸法W、奥行D、ガイド孔のピッチL(図1参照)は、それぞれH:1200μm、W:3400μm、D:4000μm、L:2600μmとなっている。また上記実施例ではxが(L12+(h/2)20.5-a/2-b/2 の式によって導かれる。

この結果、成形体の部分収縮比が微細孔の左右近傍で大きく異ならないので、微細孔近傍の寸法精度を悪化させことがない。また、密度の偏りが小さいので、製品使用時に荷重がかった時の孔を偏らせるような変形を発生させることが無い。更に微細孔成形ピンの左右を流れる樹脂成形体の速度を近づけることができるので、微細孔成形ピンの曲げを発生せず、寸法精度の優れたものを構成することができる。これにより、何れの実施例においても、微細孔の作成精度を0.5μm以下に作成できた。
総合的な効果として、従来は、x=1900μm、x0=550μm、x/x0=3.45、L=4600μm、W=6400μm、D=8000μm、H=2500μm等と寸法や間隔が広すぎて、寸法精度、使用時の対変形性に問題があった。これに対して、本実施例は、それぞれの間隔を最適にすることで、接続部材の寸精度および使用時の対変形性を優れたものに構成することができた。
P−aとxを本実施例のように適当な範囲に設定することで、微細孔の左右近傍において、フィラー充填密度を同等に構成できる。
従って、成形体の部分収縮比が微細孔の左右近傍で大きく異ならない、微細孔近傍の寸法精度を悪化させない、密度の偏りが小さいので製品使用時に荷重がかった時の孔を偏らせるような変形が発生しない、等の効果を得ることができる。
図7は本発明の更に他の実施例を示したもので、微細孔12が8心のものを微細孔12の配列方向に沿って切断した端面図を示すものである。本実施例の接続部材10はその一端に8心の微細孔12が形成され、微細孔12の配置と反対側の他端に被覆層付き線状体配置部15'が形成され、更に微細孔と被覆層付き線状体配置部15'との間に空洞部16が形成されている。更に各微細孔12には、微細孔12のピッチPよりも太い光ファイバ心線40から被覆層41が除去された裸光ファイバ42(線状体)が挿入され、その裸光ファイバ42の端面42'が微細孔12の端面と同一面となるように配置され、被覆層付き線状体配置部15'には8心の光ファイバ心線が微細孔の配列方向となるように並べられて光ファイバ心線40の一部が配置され、更に、空洞部16には被覆層41が除去された裸光ファイバ42が曲げられた状態で配置されている。
裸光ファイバ42の曲げは最側部に配置されたものが最大となる。この最大の曲げは光伝送損失を増加させない最小曲げ半径よりも大きな値にしなければならない。
従って、図8に示すように、曲げ半径を以下の式中のRで定義すると、空洞部の長さLfは下記式により求められた値以上に構成されている。
Lf≧2×(R -(R-Δ/2) 2 0.5
R=30/0.125×a1
ただし、a1=裸光ファイバの外径、a2=光ファイバ心線の外径、Δ=(1/2)×(n-1)×(a2-P)、n=一列に並んだ微細孔の数、P=微細孔のピッチ
これにより、光伝送損失を増加させない接続部材を構成することができる。
上記実施例4は微細孔に配置される線状体として光ファイバを説明したが、本発明はナイロンチューブ、ガラスキャピラリチューブのような他の線状体であっても同様に適用することができる。この場合、チューブが接続部材の微細孔に隙間無く接するように挿入される構成となっているため、チューブが組み込まれた接続部材の接続端面同士を突合せで接続することにより、チューブ内を流れる流動体を漏れないようにシールすることができる。チューブ内の圧力が2Mpaほどの高圧でも成形体が変形せず流動体が漏れないように、より軸精度、端面の平坦度が要求されるので、本発明が特に有効である。
(その他)
なお、上記本発明の実施例は、いずれも、複数の光ファイバの配列が2段に構成された場合を主に説明しているが、本発明は1段又は3段以上に構成された場合であっても同様に適用することができる。この場合であっても、微細孔群の周囲にはフィラー粒径の大きなものが配置されることから微細孔群の周囲が硬度の高められた構成になり、微細孔間にはフィラー粒径の小さなものが配置されることから微細孔が高精度に形成されたものとなる。
本発明の1実施例を示す一部透視斜視図。 本発明の1実施例で用いられる樹脂組成物のフィラーの粒径分布図。 本発明の1実施例における成形時の樹脂組成物の流れを示す説明図。 本発明の他の実施例で用いられる樹脂組成物のフィラーの粒度分布図 本発明の他の実施例における微細穴とガイド孔との関係を示す説明図。 本発明の他の実施例における微細孔成形ピンとガイドピン孔成形ピンの関係を示す説明図。 本発明の更に他の実施例を示す要部断面図。 図7の要部説明図。 一般的な接続部材を示す斜視図。 一般的な成形金型を示す分解斜視図。 樹脂Aのフィラーの分布図。 樹脂Bのフィラーの分布図。 転写率を示す特性図。 表面粗さを示す特性図。
符号の説明
10 接続部材
11 一端面
12 微細孔
12' 微細孔群
13 ガイド孔
14 面
15 線状体配置部
15' 光ファイバ心線挿入孔
16 空洞部
20 成形金型
21 微細孔成形ピン
21' 先端
22 微細孔成形ピン群
23 ガイドピン孔成形ピン
23 先端
24 ピンホルダ
25 成形ピンセット
26 微細孔成形ピン保持孔
27 ガイドピン孔成形ピン保持孔
28 位置決め部材
29 成形ピンセット挿入孔
30 下側金型
31 上側金型
40 光ファイバ心線
41 被覆層
42 裸光ファイバ
42' 端面

Claims (7)

  1. 成形金型内に樹脂組成物を充填・固化させることにより、一端面に直径aの複数個の微細孔がピッチPの間隔で一列に並んだ状態で配置され、且つその微細孔の両側にガイドピン挿入孔が形成された接続部材であって、前記樹脂組成物は樹脂とその樹脂中に混練されたフィラーとで構成され、
    前記フィラーは、前記微細孔間の間隔(P−a)よりも小さい粒子径のフィラーと、前記微細孔間の間隔(P−a)よりも大きい粒子径のフィラーとを含み、
    前記フィラー粒子径の分布が以下の式を満足するように構成されていることを特徴とする接続部材。
    Dm<(P−a)<Dmax
    但し、Dmaxはフィラー粒子径の最大値、Dmは最大頻度値におけるフィラー粒子径
  2. 前記微細孔間の間隔(P−a)が以下の式を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
    Dm<(P−a) ≦Dc
    但し、Dcはフィラー粒径の大きい方から数えて、粒子数が全粒子の20%となる値
  3. 前記微細孔は、ピッチPの間隔で一列に並んだ状態で1段又は複数段に配置され、
    前記微細孔の段間隔h(1段の場合はh=0とする)、前記ガイドピン挿入孔の直径b、前記ガイドピン挿入孔と最近接微細孔との間隔x、前記ガイドピン挿入孔と前記最近微細孔との前記一列方向での中心間隔L1が以下の式を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の接続部材。
    1<(x/(P−a))<10 、かつ Dm<x
    但し、x=(L12+(h/2)20.5−a/2−b/2
  4. 下記式を満足することを特徴とする請求項3に記載の接続部材。
    0.5<((x/(P−a))/(b/a))<2
  5. 下記式を満足することを特徴とする請求項4に記載の接続部材。
    x/x0=0.3〜3
    但し、x0は接続部材側面からガイドピン挿入孔までの間隔
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1つの項に記載の接続部材の微細孔内に光ファイバが配置されていることを特徴とする接続部材。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれか1つの項に記載の接続部材の微細孔内に中空チューブが配置されていることを特徴とする接続部材。
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