JP2002347462A - 水田作業機の変速操作装置 - Google Patents

水田作業機の変速操作装置

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JP2002347462A
JP2002347462A JP2001160114A JP2001160114A JP2002347462A JP 2002347462 A JP2002347462 A JP 2002347462A JP 2001160114 A JP2001160114 A JP 2001160114A JP 2001160114 A JP2001160114 A JP 2001160114A JP 2002347462 A JP2002347462 A JP 2002347462A
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Japan
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shift
link
shaft
shift operation
engaging portion
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Application number
JP2001160114A
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English (en)
Inventor
Seiichi Takahashi
清一 高橋
Yoshihide Miyanishi
吉秀 宮西
Mikio Okuyama
幹夫 奥山
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デテント機構の構造の簡素化・コストダウン
を図る。 【解決手段】 軸芯方向に沿ってシフトすることにより
変速機構13を変速操作する変速操作軸23を設け、操
作レバーの操作動に伴い揺動して変速操作軸23をシフ
トする操作リンク25を設け、操作レバーの操作に伴う
シフトは許容する状態で変速操作軸23を各操作位置に
保持するデテント機構27を構成するに、操作リンク2
5に係合部33を形成し、この操作リンク25を揺動自
在に支持するブラケット26に、操作リンク25の係合
部33に弾性的に係合して操作リンク25を変速操作軸
23の各操作位置に対応する揺動姿勢に保持する弾性係
合部34を一体形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸芯方向に沿って
シフトすることにより変速機構を変速操作する変速操作
軸を設け、操作レバーの操作動に伴い揺動して前記変速
操作軸をシフトする操作リンクを設け、操作レバーの操
作に伴うシフトは許容する状態で前記変速操作軸を各操
作位置に保持するデテント機構を設けてある田植機など
水田作業機の変速操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デテント機構を構成するに、従来では、
操作レバーと変速操作軸とを連係させる連動機構の構成
部品や操作レバー、或いは、変速操作軸に係合部を形成
し、この係合部に係合して変速操作軸を各操作位置に保
持する弾性係合部を、係合部に対して係脱自在なボール
とこれを係合方向に移動付勢するスプリングとこれらを
保持するケースなどから構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、ボール・スプリング・ケースなど弾性
係合部の構成部品点数が多いことから、デテント機構が
構造複雑・高価なものになっていた。
【0004】本発明の目的は、デテント機構の構造の簡
素化・コストダウンを図る点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明に
よる水田作業機の変速操作装置の特徴・作用・効果は次
の通りである。
【0006】〔特徴〕軸芯方向に沿ってシフトすること
により変速機構を変速操作する変速操作軸を設け、操作
レバーの操作動に伴い揺動して前記変速操作軸をシフト
する操作リンクを設け、操作レバーの操作に伴うシフト
は許容する状態で前記変速操作軸を各操作位置に保持す
るデテント機構を設けてある水田作業機の変速操作装置
であって、前記デテント機構を構成するに、前記操作リ
ンクに係合部を形成し、この操作リンクを揺動自在に支
持するブラケットに、前記操作リンクの係合部に弾性的
に係合して操作リンクを前記変速操作軸の各操作位置に
対応する揺動姿勢に保持する弾性係合部を一体形成して
ある点にある。
【0007】〔作用〕操作リンクを支持するブラケット
に、そのブラケットの弾性を利用して操作リンクに形成
の係合部に弾性係合して操作リンクを変速操作軸の各操
作位置に対応する揺動姿勢に保持する弾性係合部を形成
してあるから、ブラケットに突部や孔などの係合部を形
成するだけの簡単な改良で弾性係合部を構成でき、ブラ
ケットを弾性係合部の構成部品に兼用することで弾性係
合部を構成するための特別な部品が不要である。
【0008】〔効果〕従って、弾性係合部の構成部品点
数の削減によりデテント機構の構造の簡素化及びコスト
ダウンを達成できるようになった。
【0009】
【発明の実施の形態】水田作業機の一例ある田植機は、
図1、図2に示すように、自走本機1の後部に4連リン
ク機構2を介して水田作業装置の一例である苗植付装置
3を昇降自在に連結し、圧油供給に伴い前記苗植付装置
3を上昇させるとともに排油に伴い苗植付装置3を自重
で下降させる油圧シリンダ利用のリフトシリンダ4を設
けて構成されている。
【0010】前記自走本機1は、左右一対の操向用の駆
動前輪7と左右一対の駆動後輪8とを備えた機体フレー
ムの前部に原動部を搭載し、前記機体フレームの後部に
運転座席6を搭載して構成されており、前端から後端に
わたるステップ5を有する。そして、前記運転座席6の
前方には前記駆動前輪7を操向操作するためのステアリ
ングハンドル9が配置されている。
【0011】前記原動部は、エンジン10と、このエン
ジン10によりベルトテンション式の主クラッチCを介
して駆動される前後進切換自在な静油圧式の無段変速装
置11と、この無段変速装置11からの出力を走行部
(前記駆動前輪7と駆動後輪8)と前記苗植付装置3に
伝達するミッションケース12とを備えている。
【0012】前記ミッションケース12には、走行部へ
の動力を高低二段に変速する副変速機構13と、前記駆
動前輪7に対する前輪デフDとが内装されている。
【0013】前記副変速機構13は、図4、図5にも示
すように、前記無段変速装置11の出力軸に連動する入
力軸14に高速伝動ギヤ15と低速伝動ギヤ16とを一
体回転する状態に装着し、出力軸17に、前記高速伝動
ギヤ15に噛み合い連動する高速受動ギヤ18と低速伝
動ギヤ16に噛み合い連動する低速受動ギヤ19とを回
転のみ自在に保持させ、前記出力軸17に一体回転状態
にスプライン嵌合していて一側面に形成の連動爪20a
で前記高速受動ギヤ18の連動爪18aに噛み合い連動
する高速位置と他側面に形成の連動爪20bで前記低速
受動ギヤ19の連動爪19aに噛み合い連動する低速位
置と高速受動ギヤ18・低速受動ギヤ19のいずれにも
連動しない中立位置とに軸芯方向に沿ってシフト自在な
シフタ20を設けて構成されている。つまり、シフタ2
0を高速位置にシフトすることにより高速受動ギヤ18
を出力軸17に連動させて高速状態を現出し、シフタ2
0を低速位置にシフトすることにより低速受動ギヤ19
を出力軸17に連動させて低速状態を現出し、シフタ2
0を中立位置にシフトすることにより高速受動ギヤ18
・低速受動ギヤ19のいずれも出力軸17に連動させな
い中立状態を現出するように構成されている。17A
は、出力軸17に一体回転状態に装着した走行部への出
力ギヤである。
【0014】前記副変速機構13の操作装置、つまり、
変速操作装置は、前記ステアリングハンドル9の横脇に
揺動式の操作レバー21を配置し、前記出力軸17と平
行な軸芯に沿ってスライドシフト自在でスライドシフト
することによりフォーク22を介して前記シフタ20を
シフトする変速操作軸23を設け、この変速操作軸23
を低速側にスライド付勢するスプリング24を設け、図
7にも示すように、前記変速操作軸23の外側端部に形
成の括れ部23aに係合するU字形の操作部25aを備
えていて前記操作レバー21の操作動にロッド30を介
して連動することで変速操作軸23に対して直交する軸
芯p周りに揺動することにより変速操作軸23をシフト
する板金製の操作リンク25を、前記ミッションケース
12にボルトで取り付けた板金製のブラケット26にリ
ベット31を介して枢支保持させ、前記操作レバー21
の操作に伴うシフトは許容する状態で前記変速操作軸2
3を各操作位置に保持するデテント機構27を設けて構
成されている。
【0015】前記デテント機構27は、図6、図7にも
示すように、操作リンク25の外周縁部に、半径方向外
方に突出する二つの突部32を揺動方向に並べて配置し
た係合部33を形成し、前記ブラケット26に、前記係
合部33に弾性的に係合して操作リンク25を変速操作
軸23の各操作位置に対応する揺動姿勢に保持する弾性
係合部34を一体形成して構成されている。
【0016】前記弾性係合部34は、ブラケット26の
うち係合部33に対向する状態に折り曲げ延設した対向
片26aに、変速操作軸23が中立位置に位置するとき
突部32間に入って両突部32に係合することにより
(図4参照)操作リンク25を変速操作軸23の中立位
置に対応する中立揺動姿勢に前記スプリング24による
付勢力に抗して保持するとともに変速操作軸23が高速
位置に位置するとき係合部33の一方側に位置して一方
の突部32に係合することにより(図5参照)操作リン
ク25を変速操作軸23の高速位置に対応する高速揺動
姿勢に前記の付勢力に抗して保持する突条35を膨出形
成して構成されている。つまり、突条35は、対向片2
6aの弾性力で係合部33への係合位置に付勢されてお
り、操作に伴い操作リンク25が揺動するとき対向片2
6aを弾性変形させることで操作リンク25の突部32
を乗り越えることにより、その操作リンク25の操作に
伴う揺動を許容するようになっている。なお、変速操作
軸23の低速位置の保持は、前記シフタ20が低速受動
ギヤ19の側面にスプリング24の付勢力で接当するこ
とにより行われるようになっている。
【0017】〔別実施形態〕上記実施の形態では、操作
リンク25として、変速操作軸23を直接に操作するも
のを示したが、操作リンク25としては、他のリンクを
介して変速操作軸23を間接的に操作するものであって
も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の側面図
【図2】田植機の平面図
【図3】ミッションケースの縦断面図
【図4】中立状態にある変速操作部の断面図
【図5】高速状態にある変速操作部の断面図
【図6】デテント機構の平面図
【図7】デテント機構の側面図
【符号の説明】
13 変速機構 23 変速操作軸 21 操作レバー 25 操作リンク 27 デテント機構 33 係合部 26 ブラケット 34 弾性係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 幹夫 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B062 AA14 AB01 BA06 BA11 BA22 3D040 AA03 AA23 AA24 AB04 AC13 AC21 AC28 AD05 AE19 AF08 3J070 AA03 BA07 BA71 CB16 CC04 CD03 DA24 EA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸芯方向に沿ってシフトすることにより
    変速機構を変速操作する変速操作軸を設け、操作レバー
    の操作動に伴い揺動して前記変速操作軸をシフトする操
    作リンクを設け、操作レバーの操作に伴うシフトは許容
    する状態で前記変速操作軸を各操作位置に保持するデテ
    ント機構を設けてある水田作業機の変速操作装置であっ
    て、前記デテント機構を構成するに、前記操作リンクに
    係合部を形成し、この操作リンクを揺動自在に支持する
    ブラケットに、前記操作リンクの係合部に弾性的に係合
    して操作リンクを前記変速操作軸の各操作位置に対応す
    る揺動姿勢に保持する弾性係合部を一体形成してある水
    田作業機の変速操作装置。
JP2001160114A 2001-05-29 2001-05-29 水田作業機の変速操作装置 Pending JP2002347462A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018000089A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 株式会社クボタ 水田作業機の伝動装置

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JP2018000089A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 株式会社クボタ 水田作業機の伝動装置

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