JP2005329788A - 歩行型作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ミッションケースの前部にエンジンを支持し、ミッションケースの下部に走行用の車輪を備えた歩行型作業機において、ミッションケースの上部及び変速レバーの基部の付近をコンパクトにまとめる。
【解決手段】 エンジンの動力が伝達される変速軸9をミッションケース1の内部の上部に備えて、変速軸9に変速用のシフトギヤ34,35,36をスライド自在に外嵌する。ミッションケース1の内部における変速軸9の上方前側にシフト軸53,54を備え、シフトギヤ34,35,36をスライド操作するシフトフォーク55,56,57をシフト軸53,54にスライド自在に外嵌する。ミッションケース1の内部において、変速レバー58をシフトフォーク55,56,57に係合させ、変速軸9の上方を越えて変速レバー58を後方に延出し、変速レバー58をミッションケース1から後方に突出させる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、ミッションケースの前部にエンジンを支持し、ミッションケースの下部に走行用の車輪を備えた歩行型作業機に関する。
歩行型作業機では、例えば特許文献1に開示されているように、エンジンの動力がミッションケース(特許文献1の第2,3,4図の1)に伝達されるように構成した場合、ミッションケースに伝達された動力を変速するシフト軸(特許文献1の第2,3,4図の14,14a,15,15a)が、ミッションケースの上部から横外側に突出したものがある。特許文献1では、ミッションケースの上部の横外側に変速レバー(特許文献1の第3図及び第4図の8)が揺動自在に支持されており、変速レバーによりシフト軸をスライド操作することによって、ミッションケースに伝達された動力を変速する。
実開昭57−74824号公報(第2,3,4図)
特許文献1では、シフト軸がミッションケースの上部から横外側に突出しており、変速レバーの基部がミッションケースの上部横外側に配置されているので、ミッションケースの上部及び変速レバーの基部の付近の横幅が比較的大きなものになっている。
本発明はミッションケースの前部にエンジンを支持し、ミッションケースの下部に走行用の車輪を備えた歩行型作業機において、ミッションケースの上部及び変速レバーの基部の付近をコンパクトにまとめることを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、ミッションケースの前部にエンジンを支持し、ミッションケースの下部に走行用の車輪を備えた歩行型作業機において次のように構成することにある。
エンジンの動力が伝達される変速軸をミッションケースの内部の上部に備えて、変速軸に変速用のシフトギヤをスライド自在に外嵌する。ミッションケースの内部における変速軸の上方前側にシフト軸を備えて、シフトギヤをスライド操作するシフトフォークをシフト軸にスライド自在に外嵌する。ミッションケースの内部において、変速レバーをシフトフォークに係合させ、変速軸の上方を越えて変速レバーを後方に延出し、変速レバーをミッションケースから後方に突出させて、変速レバーによりシフトフォークをスライド操作可能に構成する。
(作用)
本発明の第1特徴によると、エンジンの動力が伝達される変速軸及びシフトギヤをミッションケースの内部の上部に備えた場合、ミッションケースの内部における変速軸の上方前側にシフト軸及びシフトフォークを備えており、変速レバーをシフトフォークから後方に延出している。
これにより、本発明の第1特徴によると、シフト軸がミッションケースの上部から横外側に突出しておらず、変速レバーの基部がミッションケースの上部の横外側に配置されていないのであり、ミッションケースの上部の横幅の範囲内にシフト軸及び変速レバーの基部が配置されて、ミッションケースの上部及び変速レバーの基部の付近の横幅が抑えられている。
前述のようにエンジンの動力が伝達される変速軸及びシフトギヤをミッションケースの内部の上部に備えた場合、ミッションケースの内部における変速軸の上方後側にシフト軸及びシフトフォークを備えて、変速レバーがシフトフォークから後方に延出されるように構成すると、ミッションケースの上部の前後幅が大きなものになることがある。
これに対し、本発明の第1特徴によると、エンジンの動力が伝達される変速軸及びシフトギヤをミッションケースの内部の上部に備えた場合、ミッションケースの内部における変速軸の上方前側にシフト軸及びシフトフォークを備えており、変速レバーがシフトフォークから変速軸の上方を越えて後方に延出されている。このように本発明の第1特徴によると、変速軸及びシフトギヤと変速レバーの基部とが、平面視で重なるように配置されるので、ミッションケースの上部の前後幅が抑えられている。
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、ミッションケースの前部にエンジンを支持し、ミッションケースの下部に走行用の車輪を備えた歩行型作業機において、ミッションケースの上部及び変速レバーの基部の付近の横幅が抑えられ、ミッションケースの上部の前後幅が抑えられるようになり、ミッションケースの上部及び変速レバーの基部の付近をコンパクトにまとめることができるようになった。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の歩行型作業機において次のように構成することにある。
変速レバーを揺動自在に支持する支持部を、ミッションケースの内部における変速軸の上方後側に備える。
(作用)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
本発明の第2特徴によると、エンジンの動力が伝達される変速軸及びシフトギヤをミッションケースの内部の上部に備えた場合、前項[I]に記載のように、ミッションケースの内部における変速軸の上方前側にシフト軸及びシフトフォークを備えるのに加えて、ミッションケースの内部における変速軸の上方後側に変速レバーの支持部を備えている。これにより、本発明の第2特徴によると、変速軸及びシフトギヤ、シフト軸及びシフトフォーク、変速レバーの支持部が側面視で逆三角形状にコンパクトに配置される。
(発明の効果)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第2特徴によると、変速軸及びシフトギヤ、シフト軸及びシフトフォーク、変速レバーの支持部が側面視で逆三角形状にコンパクトに配置されるようになり、ミッションケースの上部及び変速レバーの基部の付近のコンパクト化と言う面で有利なものとなった。
[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第2特徴の歩行型作業機において次のように構成することにある。
変速レバーが後方に突出するミッションケースの部分に支持部を備える。
(作用)
本発明の第3特徴によると、本発明の第2特徴と同様に前項[I][II]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
本発明の第3特徴のように、変速レバーが後方に突出するミッションケースの部分に変速レバーの支持部を備えると、変速レバーの支持部がミッションケースの壁部分に備えられることになる。これにより、ミッションケースの内部に変速レバーの支持部を形成する場合に比べて、本発明の第3特徴のように、変速レバーの支持部をミッションケースの壁部分に形成する方が、ミッションケースの壁部分を変速レバーの支持部の一部に兼用することができ、変速レバーの支持部を簡素に構成することが可能になる。
(発明の効果)
本発明の第3特徴によると、本発明の第2特徴と同様に前項[I][II]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第3特徴によると、ミッションケースの壁部分を変速レバーの支持部の一部に兼用することができ、変速レバーの支持部を簡素に構成することが可能になって、構造の簡素化の面で有利なものとなった。
[1]
図1及び図2に示すように、側面視で逆V字状のミッションケース1の前部に前フレーム2が連結され、前フレーム2にエンジン3が支持されており、ミッションケース1の下部に走行用の右及び左の車輪4が備えられて、ミッションケース1の後部の下部にロータリ耕耘装置5が備えられ、ミッションケース1の後部の上部に操縦ハンドル6が連結されて、歩行型作業機が構成されている。
図1,3,4に示すように、エンジン3から左の横外側に出力軸7が突出して、出力軸7に出力プーリー8が固定されている。ミッションケース1は右側部分1R及び左側部分1Lの2分割に構成されており、ミッションケース1の右及び左側部分1R,1Lがボルトによって連結されている。ミッションケース1の内部の上部に入力軸9(変速軸に相当)が回転自在に支持されており、ミッションケース1の左側部分1Lから左の横外側に入力軸9が突出している。入力軸9に入力プーリー10が固定されており、出力及び入力プーリー8,10に亘って伝動ベルト11が巻回されている。
図3及び図4に示すように、ミッションケース1の左側部分1Lの前部にフランジ部1aが一体的に形成され、フランジ部1aにボス部1bが一体的に形成されている。ミッションケース1のボス部1bに操作軸12が回転自在に支持されており、操作軸12の一方の端部に座金13及び抜け止め用のクリップ14が取り付けられ、操作軸12の他方の端部にテンションアーム15(側面視L字状)が固定されており、テンションアーム15の端部にテンションプーリー16が備えられている。図1及び図2に示すように、操縦ハンドル6の横軸芯P1周りにクラッチレバー17が前後に揺動自在に支持されて、テンションアーム15とクラッチレバー17とに亘ってワイヤ18が接続されており、テンションアーム15を下方(テンションプーリー16が伝動ベルト11から離れる方向)に付勢するバネ19が備えられている。
これにより、クラッチレバー17を後方に操作して、操縦ハンドル6とクラッチレバー17とを一緒に手で持つと、ワイヤ18が引き操作され、テンションアーム15が上方に操作されて(テンションプーリー16が伝動ベルト11に押圧されて)、出力軸7から入力軸9に動力が伝達される。クラッチレバー17から手を離すと、テンションアーム15が下方(テンションプーリー16が伝動ベルト11から離れる方向)に操作されて、出力軸7から入力軸9への動力が遮断される。
[2]
次にミッションケース1の内部において、右及び左の車輪4、ロータリ耕耘装置5への伝動系の構造について説明する。
図5,6,7に示すように、ミッションケース1の内部に伝動軸20,21,22が回転自在に支持されており、伝動軸20に1速ギヤ23及び2速ギヤ24が固定され、大径及び小径ギヤを備えた3速ギヤ25が伝動軸20に相対回転自在に外嵌されている。大径及び小径ギヤを備えた後進ギヤ26が伝動軸22に相対回転自在に外嵌されており、後進ギヤ26の小径ギヤが2速ギヤ24に咬合している。大径及び小径ギヤを備えた伝動ギヤ28が伝動軸21に相対回転自在に外嵌されて、伝動軸20に一体的に形成された伝動ギヤ27が伝動ギヤ28の大径ギヤに咬合しており、伝動ギヤ28の小径ギヤが3速ギヤ25の大径ギヤに咬合している。伝動軸21に固定された伝動ギヤ37が、3速ギヤ25の小径ギヤに咬合している。
図5に示すように、ミッションケース1の下部に右及び左の車軸29が回転自在に支持され、右及び左の車軸29に右及び左の車輪4に固定されており、右及び左の車軸29の間にデフ機構30が備えられている。伝動軸21にスプロケット31が一体的に形成されて、デフ機構30にスプロケット32が固定されており、スプロケット31,32に亘って伝動チェーン33が巻回されている。
図5及び図7に示すように、シフトギヤ34,35がスプライン構造により入力軸9に一体回転及びスライド自在に外嵌されている。シフトギヤ34は1速ギヤ23に咬合する1速位置F1、後進ギヤ26の大径ギヤに咬合する後進位置R、1速ギヤ23及び後進ギヤ26の大径ギヤの両方に咬合しない中立位置Nに操作自在である。シフトギヤ35は2速ギヤ24に咬合する2速位置F2、3速ギヤ25の大径ギヤに咬合する3速位置F3、2速ギヤ24及び3速ギヤ25の大径ギヤの両方に咬合しない中立位置Nに操作自在である。
図5,6,7に示すように、シフトギヤ34を1速位置F1に操作すると、入力軸9の動力が、シフトギヤ34、1速ギヤ23、伝動軸20、伝動ギヤ27,28、3速ギヤ25、伝動ギヤ37、伝動軸21、伝動チェーン33及びデフ機構30を介して、前進1速状態で右及び左の車輪4に伝達される。シフトギヤ34を後進位置Rに操作すると、入力軸9の動力が、シフトギヤ34、後進ギヤ26、2速ギヤ24、伝動軸20、伝動ギヤ27,28、3速ギヤ25、伝動ギヤ37、伝動軸21、伝動チェーン33及びデフ機構30を介して、後進状態で右及び左の車輪4に伝達される。
図5,6,7に示すように、シフトギヤ35を2速位置F2に操作すると、入力軸9の動力が、シフトギヤ35、2速ギヤ24、伝動軸20、伝動ギヤ27,28、3速ギヤ25、伝動ギヤ37、伝動軸21、伝動チェーン33及びデフ機構30を介して、前進2速状態で右及び左の車輪4に伝達される。シフトギヤ35を3速位置F3に操作すると、入力軸9の動力が、シフトギヤ35、3速ギヤ25、伝動ギヤ37、伝動軸21、伝動チェーン33及びデフ機構30を介して、前進3速状態で右及び左の車輪4に伝達される。
図5,7,8に示すように、大径及び小径ギヤを備えた伝動ギヤ38が伝動軸20に相対回転自在に外嵌され、伝動ギヤ39,60が伝動軸22に固定されており、伝動ギヤ38の小径ギヤと伝動ギヤ39とが咬合している。図1に示すように、ミッションケース1の後部の下部に耕耘軸40が回転自在に支持されており、耕耘軸40に多数の耕耘爪5aが備えられて、ロータリ耕耘装置5が構成されている。図5,7,8に示すように、伝動軸22にスプロケット41が一体的に形成され、耕耘軸40にスプロケット42が固定されており、スプロケット41,42に亘って伝動チェーン43が巻回されている。
図5,7,8に示すように、シフトギヤ36がスプライン構造により入力軸9に一体回転及びスライド自在に外嵌されている。シフトギヤ36は伝動ギヤ38の大径ギヤに咬合する正転位置、伝動ギヤ60に咬合する逆転位置、伝動ギヤ38の大径ギヤ及び伝動ギヤ60の両方に咬合しない中立位置Nに操作自在である。
図5,7,8に示すように、シフトギヤ36を正転位置に操作すると、入力軸9の動力が、シフトギヤ36、伝動ギヤ38、伝動ギヤ39、伝動軸22及び伝動チェーン43を介して、正転状態でロータリ耕耘装置5(耕耘軸40)に伝達される。シフトギヤ36を逆転位置に操作すると、入力軸9の動力が、シフトギヤ36、伝動ギヤ60、伝動軸22及び伝動チェーン43を介して、逆転状態でロータリ耕耘装置5(耕耘軸40)に伝達される。
[3]
次にデフ機構30について説明する。
図5及び図9に示すように、デフ機構30はデフケース30a、デフケース30aに回転自在に支持されたピニオンギヤ30b、右及び左の車軸29に固定されたベベルギヤ30cを備えて構成されている。スプロケット32は平板状に形成されて、中心部の開口部の内周部にスプライン状の咬合部32aが形成されており、デフ機構30のデフケース30aの側面にスプロケット32がボルトによって連結されている。
図5及び図9に示すように、シフト部材44が左の車軸29にスプライン構造により一体回転及びスライド自在に外嵌されている。伝動軸21とデフ機構30との間で伝動チェーン33の巻回経路の内側に、操作軸45が横軸芯P1周りに回転自在に支持されて、シフトフォーク46(ボス部46a)が操作軸45にスライド自在に外嵌されており、シフトフォーク46がシフト部材44に係合している。シフトフォーク46のボス部46aに傾斜面状のカム部46bが形成され、操作軸45にピン45aが固定されて、シフトフォーク46のカム部46bが操作軸45のピン45aに当て付けられており、シフトフォーク46を図9の紙面左方(シフト部材44がスプロケット32の咬合部32aから離れる側)に付勢するバネ47が備えられている。
図5,8,9,10に示すように、ミッションケース1の上部(右及び左の車輪4の上面よりも上方)の横軸芯P2周りに操作軸49が回転自在に支持されており、操作軸45に固定されたアーム45bと操作軸49に固定されたアーム49aとに亘って、ワイヤ50が接続されている。図1及び図2に示すように、操縦ハンドル6にデフロックレバー51が備えられており、操作軸49に固定されたアーム49bとデフロックレバー51とに亘ってワイヤ52が接続されている。
図5及び図9に示す状態は、シフト部材44がスプロケット32の咬合部32aから離れた状態であり、デフ機構30の作動状態である。図5及び図9に示す状態からデフロックレバー51(図1参照)を操作してワイヤ52が引き操作されると、操作軸49が回転操作され、ワイヤ50が引き操作されて、操作軸45が回転操作される。このように操作軸45が回転操作されると、操作軸45のピン45aとシフトフォーク46のカム部45bとのカム作用により、シフトフォーク46が図9の紙面右方に操作されて、シフト部材44がスプロケット32の咬合部32aに咬合する。これにより、デフ機構30のデフロック状態となる。
[4]
次に変速レバー58及びシフトギヤ34,35の操作構造について説明する。
図10及び図11に示すように、ミッションケース1の内部における入力軸9の上方前側に2本のシフト軸53,54が前後に並べて備えられている。シフトフォーク55(ボス部55a)がシフト軸53にスライド自在に外嵌され、シフトフォーク55が斜め後方下方に延出されてシフトギヤ34に係合しており、シフトフォーク55及びシフトギヤ34を1速位置F1、後進位置R及び中立位置Nに保持するボール式のデテント機構55bが、シフトフォーク55のボス部55aに備えられている。シフトフォーク55のボス部55aに係合部55cが備えられており、シフトフォーク55の係合部55cが図11の紙面左方に延出されている。
図10及び図11に示すように、シフトフォーク56(ボス部56a)がシフト軸53にスライド自在に外嵌され、シフトフォーク56が斜め後方下方に延出されてシフトギヤ35に係合しており、シフトフォーク56及びシフトギヤ35を2速位置F2、3速位置F3及び中立位置Nに保持するボール式のデテント機構56bが、シフトフォーク56のボス部56aに備えられている。シフトフォーク56のボス部56aに係合部56cが備えられており、シフトフォーク56の係合部56cがシフトフォーク55の係合部55cの上方に位置している。
図10及び図11に示すように、シフトフォーク57(ボス部57a)がシフト軸54にスライド自在に外嵌され、シフトフォーク57が斜め後方下方に延出されてシフトギヤ36に係合しており、シフトフォーク57及びシフトギヤ36を正転位置、逆転位置及び中立位置Nに保持するボール式のデテント機構57bが、シフトフォーク57のボス部57aに備えられている。シフトフォーク57のボス部57aに係合部57c,57dが備えられており、シフトフォーク57の係合部57cがシフトフォーク55の係合部55cの下方に位置し、シフトフォーク57の係合部57dがシフトフォーク56の係合部56cの上方に位置している。
図1及び図3に示すように、ミッションケース1の上部における入力軸9の上方後側の部分に、断面が半円状の支持部1cが一体的に形成されており、ミッションケース1の右及び左側部分1R,1Lが連結されることにより、ミッションケース1の上部における入力軸9の上方後側の部分に円筒状の支持部1cが備えられている。変速レバー58が備えられており、変速レバー58の基部付近に備えられた支点部58aが、ミッションケース1の支持部1cに上下及び左右に揺動自在に支持されている。
図10に示すように、変速レバー58の基部がミッションケース1の支持部1cから入力軸9の上方を越えて前方(図10の紙面左方)に延出されており、変速レバー58がミッションケース1の支持部1cから後方(図10の紙面右方)に突出するように延出されている。図2及び図10に示すように、変速レバー58を案内する開口を備えたレバーガイド59が、ミッションケース1の上部に固定されており、レバーガイド59を通って変速レバー58が後方(図10の紙面右方)に延出されている(ミッションケース1の内部において、入力軸9の上方を越えて変速レバー58が後方に延出されて、変速レバー58がミッションケース1から後方に突出している状態)。
[5]
次に変速レバー58によるシフトギヤ34,35の操作について説明する。
図10,11,12に示す状態は、シフトギヤ34,35,36が中立位置Nに操作されている状態で、変速レバー58の基部がシフトフォーク56の係合部56cに係合している状態である。図10,11,12に示す状態から、変速レバー58をレバーガイド59の2速及び3速位置F2,F3に操作すると、シフトフォーク56及びシフトギヤ35が2速及び3速位置F2,F3に操作される(前進2速及び前進3速状態)(シフトギヤ34,36は中立位置Nに残されている(ロータリ耕耘装置5の停止状態))。
図10,11,12に示す状態から、変速レバー58を上方に操作すると、変速レバー58の基部がシフトフォーク56の係合部56cから離れてシフトフォーク55の係合部55cに係合する。これにより、変速レバー58をレバーガイド59の1速及び後進位置F1,Rに操作すると、シフトフォーク55及びシフトギヤ34が1速及び後進位置F1,Rに操作される(前進1速及び後進状態)(シフトギヤ35,36は中立位置Nに残されている(ロータリ耕耘装置5の停止状態))。
図12に示すように、変速レバー58をレバーガイド59の1速位置F1に操作して上方に操作すると、変速レバー58の基部がシフトフォーク55の係合部55cから離れてシフトフォーク57の係合部57cに係合する。これにより、図10及び図11に示すように、変速レバー58をレバーガイド59の正転及び逆転位置に操作すると、シフトギヤ34を1速位置F1に残した状態(前進1速状態)で、シフトギヤ36が正転及び逆転位置に操作される(ロータリ耕耘装置5の正転及び逆転状態)(シフトギヤ35は中立位置Nに残されている)。
図10,11,12に示す状態から、変速レバー58をレバーガイド59の2速位置F2に操作して下方に操作すると、変速レバー58の基部がシフトフォーク56の係合部56cから離れてシフトフォーク57の係合部57dに係合する。これにより、変速レバー58をレバーガイド59の2速正転位置F2(正)に操作すると、シフトギヤ35を2速位置F2に残した状態(前進2速状態)で、シフトギヤ36が正転位置に操作される(ロータリ耕耘装置5の正転状態)(シフトギヤ34は中立位置Nに残されている)。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]の図10及び図11に示すシフト軸53,54の構造に代えて、図13及び図14に示すように構成してもよい。
図13及び図14に示すように、シフト軸54(図10及び図11参照)が廃止され、ミッションケース1の内部における入力軸9の上方前側に、1本のシフト軸53が備えられており、別のシフトフォーク55,56,57が使用されている。
図13及び図14に示すように、シフトフォーク55(ボス部55a)がシフト軸53にスライド自在に外嵌され、シフトフォーク55が斜め後方下方に延出されてシフトギヤ34に係合しており、シフトフォーク55及びシフトギヤ34を1速位置F1、後進位置R及び中立位置Nに保持するボール式のデテント機構55bが、シフトフォーク55のボス部55aに備えられている。シフトフォーク55のボス部55aに係合部55cが備えられて、シフトフォーク55の係合部55cが図14の紙面左方に延出されている。
図13及び図14に示すように、シフトフォーク56(ボス部56a)がシフト軸53にスライド自在に外嵌され、シフトフォーク56が斜め後方下方に延出されてシフトギヤ35に係合しており、シフトフォーク56及びシフトギヤ35を2速位置F2、3速位置F3及び中立位置Nに保持するボール式のデテント機構56bが、シフトフォーク56のボス部56aに備えられている。シフトフォーク56のボス部56aに係合部56cが備えられており、シフトフォーク56の係合部56cがシフトフォーク55の係合部55cの上方に位置している。
図13及び図14に示すように、シフトフォーク57(ボス部57a)がシフト軸53にスライド自在に外嵌され、シフトフォーク57が斜め後方下方に延出されてシフトギヤ36に係合しており、シフトフォーク57及びシフトギヤ36を正転位置、逆転位置及び中立位置Nに保持するボール式のデテント機構57bが、シフトフォーク57のボス部57aに備えられている。シフトフォーク57のボス部57aに係合部57c,57dが備えられており、シフトフォーク57の係合部57cがシフトフォーク55の係合部55cの下方に位置し、シフトフォーク57の係合部57dがシフトフォーク56の係合部56cの上方に位置している。
図13及び図14に示すように、シフトフォーク55,56,57のボス部55a,56a,57aの長さが、[発明を実施するための最良の形態](図11参照)よりも短いものに設定されているので、シフトギヤ34が中立位置Nに操作されていると、シフトギヤ35を2速及び3速位置F2,F3に操作することができるのであり、シフトギヤ35が中立位置Nに操作されていると、シフトギヤ34を1速及び後進位置F1,Rに操作することができる。
以上の構造以外の構造は、前述の[発明を実施するための最良の形態]と同じように構成されている。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]の入力軸9及び伝動軸20,22、シフト軸53,54の付近の構造に代えて、図15及び図16に示すように構成してもよい。
図15及び図16に示すように、1速ギヤ23(図5,6,7参照)が廃止されて、別の後進ギヤ26が伝動軸22に相対回転自在に外嵌されている。後進ギヤ26は大径及び小径ギヤを備えて構成されており、後進ギヤ26の小径ギヤが2速ギヤ24に咬合している。シフトギヤ34(図5及び図7参照)が廃止されており、シフトギヤ35が3速ギヤ25の大径ギヤに咬合する2速位置F2(3速ギヤ25を2速用として使用)、中立位置N、2速ギヤ24に咬合する1速位置F1(2速ギヤ24を1速用として使用)、中立位置N、後進ギヤ26の大径ギヤに咬合する後進位置Rに操作自在に構成されている。
図15及び図16に示すように、シフトギヤ35を1速位置F1に操作すると、入力軸9の動力が、シフトギヤ35、2速ギヤ24、伝動軸20、伝動ギヤ27,28、3速ギヤ25、伝動ギヤ37、伝動軸21、伝動チェーン33及びデフ機構30を介して、前進1速状態で右及び左の車輪4に伝達される。シフトギヤ35を後進位置Rに操作すると、入力軸9の動力が、シフトギヤ35、後進ギヤ26、2速ギヤ24、伝動軸20、伝動ギヤ27,28、3速ギヤ25、伝動ギヤ37、伝動軸21、伝動チェーン33及びデフ機構30を介して、後進状態で右及び左の車輪4に伝達される。シフトギヤ35を2速位置F2に操作すると、入力軸9の動力が、シフトギヤ35、3速ギヤ25、伝動ギヤ37、伝動軸21、伝動チェーン33及びデフ機構30を介して、前進2速状態で右及び左の車輪4に伝達される。
図17及び図18に示すように、シフト軸54(図10及び図11参照)が廃止され、ミッションケース1の内部における入力軸9の上方前側に、1本のシフト軸53が備えられており、シフトフォーク55(図10及び図11参照)が廃止されて、別のシフトフォーク56,57が使用されている。シフトフォーク56(ボス部56a)がシフト軸53にスライド自在に外嵌され、シフトフォーク56が斜め後方下方に延出されてシフトギヤ35に係合しており、シフトフォーク56及びシフトギヤ35を2速位置F2、中立位置N、1速位置F1、中立位置N及び後進位置Rに保持するボール式のデテント機構56bが、シフトフォーク56のボス部56aに備えられている。シフトフォーク56のボス部56aに係合部56cが備えられており、シフトフォーク56の係合部56cが図17の紙面左方に延出されている。
図17及び図18に示すように、シフトフォーク57(ボス部57a)がシフト軸53にスライド自在に外嵌され、シフトフォーク57が斜め後方下方に延出されてシフトギヤ36に係合しており、シフトフォーク57及びシフトギヤ36を正転位置、逆転位置及び中立位置Nに保持するボール式のデテント機構57bが、シフトフォーク57のボス部57aに備えられている。シフトフォーク57のボス部57aに係合部57cが備えられており、シフトフォーク57の係合部57cがシフトフォーク56の係合部56cの下方に位置している。
図18に示すように、変速レバー58の基部がミッションケース1の支持部1cから入力軸9の上方を越えて前方(図18の地面左方)に延出されており、変速レバー58がミッションケース1の支持部1cから後方(図18の紙面右方)に突出するように延出されている。図18及び図19に示すように、レバーガイド59(図12参照)とは異なる開口を備えたレバーガイド59が、ミッションケース1の上部に固定されており、レバーガイド59を通って変速レバー58が後方(図18の紙面右方)に延出されている(ミッションケース1の内部において、入力軸9の上方を越えて変速レバー58が後方に延出されて、変速レバー58がミッションケース1から後方に突出している状態)。
図15,17,18に示す状態は、シフトギヤ35,36が中立位置Nに操作されている状態で、変速レバー58の基部がシフトフォーク56の係合部56cに係合している状態である。これにより、図15,17,19に示すように、変速レバー58をレバーガイド59の1速、2速及び後進位置F1,F2,Rに操作すると、シフトフォーク56及びシフトギヤ35が1速、2速及び後進位置F1,F2,Rに操作される(前進1速、前進2速及び後進状態)(シフトギヤ36は中立位置Nに残されている(ロータリ耕耘装置5の停止状態))。
前述のように変速レバー58をレバーガイド59の1速位置F1に操作して上方に操作すると、変速レバー58の基部がシフトフォーク56の係合部56cから離れてシフトフォーク57の係合部57cに係合する。これにより、図15,17,19に示すように、変速レバー58をレバーガイド59の正転及び逆転位置に操作すると、シフトギヤ35を1速位置F1に残した状態(前進1速状態)で、シフトギヤ36が正転及び逆転位置に操作される(ロータリ耕耘装置5の正転及び逆転状態)。
以上の構造以外の構造は、前述の[発明を実施するための最良の形態]と同じように構成されている。
[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態][発明の実施の第2別形態]の入力軸9及び伝動軸20,22,22、シフト軸53,54の付近の構造に代えて、図20及び図21に示すように構成してもよい。
図20及び図21に示すように、1速ギヤ23(図5,6,7参照)が廃止されて、別の伝動軸20,22が使用されており、別の後進ギヤ26が伝動軸22に相対回転自在に外嵌されている。後進ギヤ26は大径及び小径ギヤを備えて構成されており、後進ギヤ26の小径ギヤが2速ギヤ24に咬合している。シフトギヤ34(図5及び図7参照)が廃止されており、シフトギヤ35が3速ギヤ25の大径ギヤに咬合する2速位置F2(3速ギヤ25を2速用として使用)、中立位置N、2速ギヤ24に咬合する1速位置F1(2速ギヤ24を1速用として使用)、中立位置N、後進ギヤ26の大径ギヤに咬合する後進位置Rに操作自在に構成されている。
図20及び図21に示すように、シフトギヤ35を1速位置F1に操作すると、入力軸9の動力が、シフトギヤ35、2速ギヤ24、伝動軸20、伝動ギヤ27,28、3速ギヤ25、伝動ギヤ37、伝動軸21、伝動チェーン33及びデフ機構30を介して、前進1速状態で右及び左の車輪4に伝達される。シフトギヤ35を後進位置Rに操作すると、入力軸9の動力が、シフトギヤ35、後進ギヤ26、2速ギヤ24、伝動軸20、伝動ギヤ27,28、3速ギヤ25、伝動ギヤ37、伝動軸21、伝動チェーン33及びデフ機構30を介して、後進状態で右及び左の車輪4に伝達される。シフトギヤ35を2速位置F2に操作すると、入力軸9の動力が、シフトギヤ35、3速ギヤ25、伝動ギヤ37、伝動軸21、伝動チェーン33及びデフ機構30を介して、前進2速状態で右及び左の車輪4に伝達される。
図20及び図21に示すように、伝動ギヤ39,60(図5,6,7参照)が廃止されて、伝動ギヤ61が伝動軸22に固定されている。シフトギヤ36が入力軸9ではなく伝動軸20(変速軸に相当)にスプライン構造により一体回転及びスライド自在に外嵌されており、シフトギヤ36が伝動ギヤ61に咬合する正転位置及び伝動ギヤ61に咬合しない中立位置Nに操作自在に構成されている。シフトギヤ36を正転位置に操作すると、伝動軸20の動力が、シフトギヤ36、伝動ギヤ61、伝動軸22及び伝動チェーン43を介して、正転状態でロータリ耕耘装置5(耕耘軸40)に伝達される。
図22及び図23に示すように、シフト軸54(図10及び図11参照)が廃止され、ミッションケース1の内部における入力軸9の上方前側に、1本のシフト軸53が備えられており、シフトフォーク55(図10及び図11参照)が廃止されて、別のシフトフォーク56,57が使用されている。シフトフォーク56(ボス部56a)がシフト軸53にスライド自在に外嵌され、シフトフォーク56が斜め後方下方に延出されてシフトギヤ35に係合しており、シフトフォーク56及びシフトギヤ35を2速位置F2、中立位置N、1速位置F1、中立位置N及び後進位置Rに保持するボール式のデテント機構56bが、シフトフォーク56のボス部56aに備えられている。シフトフォーク56のボス部56aに係合部56cが備えられており、シフトフォーク56の係合部56cが図22の紙面左方に延出されている。
図22及び図23に示すように、シフトフォーク57(ボス部57a)がシフト軸53にスライド自在に外嵌され、シフトフォーク57が斜め後方下方に延出されてシフトギヤ36に係合しており、シフトフォーク57及びシフトギヤ36を正転位置及び中立位置Nに保持するボール式のデテント機構57bが、シフトフォーク57のボス部57aに備えられている。シフトフォーク57のボス部57aに係合部57cが備えられており、シフトフォーク57の係合部57cがシフトフォーク56の係合部56cの下方に位置している。
図23に示すように、変速レバー58の基部がミッションケース1の支持部1cから入力軸9及び伝動軸20の上方を越えて前方(図23の紙面左方)に延出されており、変速レバー58がミッションケース1の支持部1cから後方(図23の紙面右方)に突出するように延出されている。図23及び図24に示すように、レバーガイド59(図12及び図19参照)とは異なる開口を備えたレバーガイド59が、ミッションケース1の上部に固定されており、レバーガイド59を通って変速レバー58が後方(図23の紙面右方)に延出されている(ミッションケース1の内部において、入力軸9及び伝動軸20の上方を越えて変速レバー58が後方に延出されて、変速レバー58がミッションケース1から後方に突出している状態)。
図20,22,23に示す状態は、シフトギヤ35,36が中立位置Nに操作されている状態で、変速レバー58の基部がシフトフォーク56の係合部56cに係合している状態である。これにより、図20,22,24に示すように、変速レバー58をレバーガイド59の1速、2速及び後進位置F1,F2,Rに操作すると、シフトフォーク56及びシフトギヤ35が1速、2速及び後進位置F1,F2,Rに操作される(前進1速、前進2速及び後進状態)(シフトギヤ36は中立位置Nに残されている(ロータリ耕耘装置5の停止状態))。
前述のように変速レバー58をレバーガイド59の1速位置F1に操作して上方に操作すると、変速レバー58の基部がシフトフォーク56の係合部56cから離れてシフトフォーク57の係合部57cに係合する。これにより、図20,22,24に示すように、変速レバー58をレバーガイド59の正転位置に操作すると、シフトギヤ35を1速位置F1に残した状態(前進1速状態)で、シフトギヤ36が正転位置に操作される(ロータリ耕耘装置5の正転状態)。
以上の構造以外の構造は、前述の[発明を実施するための最良の形態]と同じように構成されている。
[発明の実施の第4別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第3別形態]は、ミッションケース1の後部の下部にロータリ耕耘装置5が最初から備えられ歩行型作業機であるが、本発明はミッションケース1の後部に備えられたヒッチ(図示せず)に、ロータリ耕耘装置5や別の作業装置を着脱自在に構成した歩行型作業機にも適用できる。
歩行型作業機の全体側面図 歩行型作業機の全体平面図 ミッションケースの上部の付近の側面図 ミッションケースの上部の付近の平面図 ミッションケースの縦断背面図(右及び左の車輪への伝動系) ミッションケースの部分的な縦断背面図 ミッションケースのシフトギヤの付近の縦断背面図 ミッションケースの縦断背面図(ロータリ耕耘装置への伝動系) ミッションケースのデフ機構の付近の縦断背面図 ミッションケースの上部のシフト軸の付近の縦断側面図 ミッションケースの上部のシフト軸の付近の横断平面図 レバーガイドの背面図 発明の実施の第1別形態において、ミッションケースの上部のシフト軸の付近の縦断側面図 発明の実施の第1別形態において、ミッションケースの上部のシフト軸の付近の横断平面図 発明の実施の第2別形態において、ミッションケースのシフトギヤの付近の縦断背面図 発明の実施の第2別形態において、ミッションケースの部分的な縦断背面図 発明の実施の第2別形態において、ミッションケースのシフトギヤの付近の横断平面図 発明の実施の第2別形態において、ミッションケースの上部のシフト軸の付近の縦断側面図 発明の実施の第2別形態において、レバーガイドの背面図 発明の実施の第3別形態において、ミッションケースのシフトギヤの付近の縦断背面図 発明の実施の第3別形態において、ミッションケースの部分的な縦断背面図 発明の実施の第3別形態において、ミッションケースの上部のシフト軸の付近の横断平面図 発明の実施の第3別形態において、ミッションケースの上部のシフト軸の付近の縦断側面図 発明の実施の第3別形態において、レバーガイドの背面図
符号の説明
1 ミッションケース
1c ミッションケースの支持部
3 エンジン
4 車輪
9,20 変速軸
34,35,36 シフトギヤ
53,54 シフト軸
55,56,57 シフトフォーク
58 変速レバー

Claims (3)

  1. ミッションケースの前部にエンジンを支持し、前記ミッションケースの下部に走行用の車輪を備えた歩行型作業機であって、
    前記エンジンの動力が伝達される変速軸をミッションケースの内部の上部に備えて、前記変速軸に変速用のシフトギヤをスライド自在に外嵌し、前記ミッションケースの内部における変速軸の上方前側にシフト軸を備えて、前記シフトギヤをスライド操作するシフトフォークをシフト軸にスライド自在に外嵌すると共に、
    前記ミッションケースの内部において、変速レバーをシフトフォークに係合させ、前記変速軸の上方を越えて変速レバーを後方に延出し、前記変速レバーをミッションケースから後方に突出させて、前記変速レバーによりシフトフォークをスライド操作可能に構成してある歩行型作業機。
  2. 前記変速レバーを揺動自在に支持する支持部を、前記ミッションケースの内部における変速軸の上方後側に備えてある請求項1に記載の歩行型作業機。
  3. 前記変速レバーが後方に突出するミッションケースの部分に、前記支持部を備えてある請求項2に記載の歩行型作業機。
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