JP2002307960A - 管理機 - Google Patents

管理機

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JP2002307960A
JP2002307960A JP2001116904A JP2001116904A JP2002307960A JP 2002307960 A JP2002307960 A JP 2002307960A JP 2001116904 A JP2001116904 A JP 2001116904A JP 2001116904 A JP2001116904 A JP 2001116904A JP 2002307960 A JP2002307960 A JP 2002307960A
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Japan
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transmission case
gear
shaft
transmission
wheel
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JP2001116904A
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English (en)
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Motoharu Yasuzaki
元治 保崎
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New Delta Industrial Co Ltd
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New Delta Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の一輪管理機は、ハウス内などの狭い畝
間や傾斜地でも小回りが利き操作性は向上するが、中耕
・牽引培土作業などには牽引力が十分とはいえないた
め、車軸の片方を延出し、その延出端に車輪を固設して
一対の車輪からなる二輪管理機として利用する技術が知
られているが、該車輪対の支持中央は機体幅中央から大
きく偏心しており、機体重心も片寄るため、ハンドルを
把持して走行操作する作業者への負荷が大きくなり、走
行バランスが低下し、負荷が著しい場合には、作業者が
バランスを崩して転倒したりする、という問題があっ
た。 【解決手段】 車輪対8・9は走行伝達ケース6の下部
に軸支し、該走行伝達ケース6の上部とッションケース
3の出力部との間には、前記車輪対8・9の支持中心1
00を機体幅中央99と略同一位置に配置可能な中間ケ
ース5を介設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪の歩行型管理
機の走行伝達部の支持構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一輪管理機においては、図9に示
すように、ミッションケース81の側面に走行ケース8
2上部を固設し、該走行ケース82下部には左右に車軸
83を軸支し、該車軸83の左側端に左車輪84を固設
することにより、ミッションケース81内で変速された
エンジンからの駆動力を、出力軸86から走行ケース8
2内のベルト・チェーンなどの連結部材87を介して車
軸83に伝達できるようにしている。
【0003】このような一輪管理機は、ハウス内などの
狭い畝間や傾斜地でも小回りが利き操作性は良好である
が、中耕・牽引培土作業などには牽引力が十分とはいえ
ない。そこで、前記車軸83を更に右方に延出し、その
延出端に右車輪85を固設して車輪対84・85からな
る二輪管理機として利用する技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該車輪
対84・85の支持中央89は機体幅中央88から大き
く右方に偏心しており、機体重心が右方に片寄り、ハン
ドルを把持して走行操作する作業者への負荷が大きくな
って走行バランスが低下し、負荷が著しい場合には、作
業者がバランスを崩して転倒したりする、という問題が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、請求項1においては、ミッ
ションケースの下方に走行用の左右の車輪対を設けた管
理機において、該車輪対は走行伝達ケースの下部に軸支
し、該走行伝達ケースの上部と前記ミッションケースの
出力部との間には、前記車輪対の支持中央を機体幅中央
と略同一位置に配置可能な中間ケースを介設したもので
ある。
【0006】請求項2においては、前記中間ケースは、
ミッションケースから着脱可能な構成としたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
の図面を用いて説明する。図1は本発明の管理機全体の
左側面図、図2はミッションケース周辺の左側面図、図
3はミッションケースの左側面図、図4は同じく平面一
部断面図、図5は同じく平面拡大一部断面図、図6はミ
ッションケース及び中間ケースの平面一部断面図、図7
は同じく平面拡大一部断面図、図8は走行伝達ケースの
背面一部断面図、図9は従来の走行駆動伝達系を示す背
面模式図である。
【0008】まず、管理機の全体構成について、図1、
図2により説明する。管理機1は前部のエンジンフレー
ム20上にエンジン2が搭載され、該エンジン2の上部
に燃料タンク21が載置されている。前記エンジンフレ
ーム20は、ミッションケース3より前方に突設され、
該ミッションケース3の主軸61、及び、前記エンジン
2の出力軸62にはそれぞれプーリー63・64が固設
されて、ベルト65を介して動力が伝達されるようにし
ている。そして、該出力軸62と主軸61との間にはベ
ルトテンション式の主クラッチ66が配置され、主クラ
ッチレバー91により操作されると共に、前記ベルト6
5、プーリー63・64等は、伝動ケース22によって
覆われている。
【0009】そして、前記ミッションケース3の前部に
は、本発明に係わる中間ケース5を介して走行伝達ケー
ス6の上部が連結され、該走行伝達ケース6の下部には
車軸71が支承され、該車軸71の左右には車輪対8・
9を固設して走行駆動できるようにしている。
【0010】一方、ミッションケース3の後部には、耕
耘伝動ケース10の上部が連結され、該耕耘伝動ケース
10の下部には耕耘爪軸26が軸支され、該耕耘爪軸2
6の軸上に複数本の耕耘爪30・30・・・が植設され
ている。そして、耕耘爪軸26上のスプロケット80と
前記ミッションケース3後部のPTO軸77上のスプロ
ケット79との間には、チェーン78が巻回されてお
り、ミッションケース3内で変速された駆動力によって
前記耕耘爪30・30・・・を回転駆動できるようにし
ている。
【0011】この耕耘爪30・30・・・の先端の回動
軌跡上方及び側方は耕耘カバー38により覆われ、該耕
耘カバー38は、前記ミッションケース3より後方に突
設されたロータリーフレーム27に取り付けられてお
り、該耕耘カバー38により、耕耘した土の飛散を防止
している。そして、前記ロータリーフレーム27の後端
部には取付固定ボス29を固着し、抵抗棒28を取り付
けられるようにし、このような構成によってロータリ耕
耘装置4を構成している。
【0012】また、前記ミッションケース3の上部には
ハンドルベース31が設けられ、該ハンドルベース31
上にはハンドル32の基部32aが鉛直方向の軸を中心
に回動可能に載置され、該基部32aより上後方へハン
ドル32が上下角度調節可能に突出されている。該ハン
ドル32の中途部には副変速レバー19が設けられ、該
副変速レバー19は、後述するフォーク軸53に連結連
動されており、副変速レバー19を操作することによ
り、走行速度を高速と低速に切替できるようにしてい
る。
【0013】そして、前記ハンドルベース31の左側近
傍には主変速レバー24と前後進切替レバー25とが前
後に配置され、前記ハンドル32を前方または後方へ振
り替えると共に前後進切替レバー25も水平回動させる
ことで、基準走行方向を前後に切り替え可能としてお
り、作業者が作業内容に応じて種々の走行パターンを選
択して作業性を高めるようにしている。更に、主変速レ
バー24については後述するフォーク軸52に連結連動
されており、該主変速レバー24を操作することによ
り、前記基準走行方向に対して前進高速・前進低速・後
進のように走行変速可能としている。
【0014】一方、ハンドルベース31の右側近傍には
耕耘(PTO)変速レバー23が配置され、該耕耘変速
レバー23を操作することにより、耕耘速度の高速・低
速を切り替え可能としている。
【0015】次に、前記ミッションケース3内の変速機
構について、図2乃至図5により説明する。図3、図4
に示すように、ミッションケース3には、主軸61、副
軸67、中間軸75、減速軸76、PTO軸77、及び
フォーク軸50乃至54が平行に左右水平方向に横架さ
れ、このうち主軸61と、副軸67と、中間軸75と、
減速軸76との軸芯は側面視において菱形形状に配置さ
れている。
【0016】図2、図4、図5に示すように、このうち
の主軸61の一端は、ミッションケース3より左外側方
に突出されて、ミッションケース3外で前記プーリ63
を固設して入力軸となっている。また、ミッションケー
ス3内の主軸61上には、左側より、スプライン嵌合さ
れた二連の耕耘変速摺動ギア39と、固設された低速ギ
ア40と、高速ギア41とが配置されており、このうち
耕耘変速摺動ギア39にはシフトフォーク50aが嵌合
されて耕耘変速機構55を構成している。そして、該シ
フトフォーク50aはフォーク軸50に固設され、該フ
ォーク軸50は前記耕耘変速レバー23に連動連結され
ている。
【0017】また、副軸67上には、左側より順に、左
係合ギア43と、前記耕耘変速摺動ギア39の大径ギア
39aと大径ギア42aを介して噛合可能な二連の遊嵌
ギア42と、右係合ギア44と、反転ギア45と、スプ
ライン嵌合された二連の副変速摺動ギア46とが配置さ
れている。該遊嵌ギア42と副変速摺動ギア46には、
それぞれシフトフォーク51a、シフトフォーク53a
とが嵌合され、該シフトフォーク51a・53aはそれ
ぞれフォーク軸51・53に固設されており、このうち
のフォーク軸53aは前記副変速レバー19に連結連動
されて副変速機構56を構成している。
【0018】また、遊嵌ギア42の内周面には内歯42
cが形成され、該内歯42cは前記左右の係合ギア4
3、44によって副軸67上に噛合可能であり、主軸6
1からの動力を、耕耘変速摺動ギア39→遊嵌ギア42
→副軸67のように一旦副軸67に伝達してから回転方
向を反転し、後述する主変速摺動ギア47に動力を伝達
できるように反転機構59を構成している。
【0019】さらに、中間軸75上には、左側より、前
記反転ギア45と大径ギア47aを介して噛合可能にス
プライン嵌合された二連の主変速摺動ギア47と、前記
副変速摺動ギア46の小径ギア46bと噛合可能な高速
ギア48と、副変速摺動ギア46の大径ギア46aと噛
合可能な低速ギア49とが配置され、このうちの主変速
摺動ギア47にはシフトフォーク52aが嵌合され、該
シフトフォーク52aはフォーク軸52に固設されて主
変速機構57を構成し、該フォーク軸52は前記主変速
レバー24に連動連結されている。また、減速軸76上
には、二連の遊嵌ギア92が外嵌され、該遊嵌ギア92
は、前記耕耘変速摺動ギア39の小径ギア39bとは大
径ギア92aを介して、また、大径ギア39aとは小径
ギア92bを介して噛合可能な構成となっている。
【0020】そして、該減速軸76に隣接するPTO軸
77上には、スプライン嵌合すると共に側面にクラッチ
爪を有するスライダ93と、該クラッチ爪に噛合可能
で、前記遊嵌ギア92の小径ギア92bと常時噛合する
遊嵌したPTOギア94とが配置され、このうちのスラ
イダ93にはシフトフォーク54aが嵌合され、該シフ
トフォーク54aはフォーク軸54に固設されて耕耘ク
ラッチ機構58を構成し、該フォーク軸54は前記耕耘
変速レバー23に連結連動されている。
【0021】以上の駆動伝達構成においては、走行駆動
力は次のようにして伝達される。すなわち、図5に示す
ように、「後進走行」の場合、主変速レバー24を操作
して主変速摺動ギア47を最左端に移動し、該主変速摺
動ギア47を前記反転ギア45に噛合させて、前記エン
ジン2から主軸61に入力された動力は、主軸61→耕
耘変速摺動ギア39→遊嵌ギア42→副軸67→反転ギ
ア45→主変速摺動ギア47→中間軸75→高速ギア4
8→副変速摺動ギア46→副軸67→出力スプロケット
73と伝達され、前記反転機構59を介して回転方向が
反転されて伝達される。
【0022】この後進走行時に、副変速レバー19を操
作して副変速摺動ギア46を右方に摺動させると、高速
ギア48から小径ギア46bが外れた後、大径ギア46
aが低速ギア49と噛合するようになり、副変速機構5
6を介して「高速」から「低速」に副変速することがで
きる。
【0023】そして、主変速レバー24を操作して前記
主変速摺動ギア47を右方に移動すると、該主変速摺動
ギア47の大径ギア47aが主軸61の低速ギア40に
噛合し、主軸61に入力された動力は、主軸61→低速
ギア40→主変速摺動ギア47→中間軸75→高速ギア
48→副変速摺動ギア46→副軸67→出力スプロケッ
ト73と伝達され、前記反転機構59を介さずに直接中
間軸75に伝達されるようになり、回転方向はそのまま
で「前進走行」となる。この前進走行時にも、前記後進
走行時と同様に、副変速レバー53を操作することによ
り「高速」と「低速」間で副変速することができる。
【0024】さらに、主変速レバー24を操作して主変
速摺動ギア47を右方に移動すると、該主変速摺動ギア
47の小径ギア47bが主軸61の高速ギア41に噛合
するようになり、主軸61に入力された動力は、主軸6
1→高速ギア41→主変速摺動ギア47→中間軸75→
高速ギア48→副変速摺動ギア46→副軸67→出力ス
プロケット73と伝達され、低速の「1速」から高速の
「2速」に主変速することができる。
【0025】耕耘駆動力に関しては、次のようにして伝
達される。耕耘変速レバー23を操作して耕耘変速摺動
ギア39を左方に移動すると、該耕耘変速摺動ギア39
の小径ギア39bが遊嵌ギア92の大径ギア92aに噛
合するようになり、主軸61に入力された動力は、主軸
61→耕耘変速摺動ギア39→遊嵌ギア92→PTOギ
ア94→スライダ93→PTO軸77と伝達される。
【0026】逆に、耕耘変速レバー23を操作して耕耘
変速摺動ギア39を右方に移動すると、該耕耘変速摺動
ギア39の大径ギア39aが遊嵌ギア92の小径ギア9
2bに噛合するようになり、「低速」から「高速」に耕
耘変速することができるのである。
【0027】いずれの場合も、前記耕耘変速レバー23
を中立位置に入れると、シフトフォーク54aを介して
スライダ93が左方に移動し、PTOギア94との間に
設けたクラッチ爪が外れ、主軸61に入力された動力は
PTO軸77に伝達されなくなる。このようにして、耕
耘変速機構55による耕耘変速が実施可能な構成として
いる。
【0028】次に、このうち走行変速されて出力される
走行駆動力の伝達構成、及び、その走行伝達部の支持構
成について、図1、図6乃至図9により説明する。図1
に示すように、側面視において、走行伝達ケース6の上
部は中間ケース5の前部に位置するとともに、エンジン
2とミッションケース3の間に位置し、側面視で「T」
字状に配設され、前後重量バランスがとれる位置となっ
ている。また、図6、図7に示すように、ミッションケ
ース3前部の右側面には、前後に延設された中間ケース
5後部が着脱可能に連結され、該中間ケース5後部には
出力スプロケット73が内設され、該出力スプロケット
73は前記副軸67右端に外嵌固定されている。一方、
中間ケース5前部の左側面には、伝動パイプ96の右端
部が連結連通され、該伝動パイプ96の左端部は、前記
エンジンフレーム20後方の走行伝達ケース6上部に連
結連通されている。
【0029】これら走行伝達ケース6・伝動パイプ96
・中間ケース5に渡って、駆動軸68が回動可能に横設
され、該駆動軸68の右端部には、スプロケット69が
外嵌固定されると共に、該スプロケット69と前記出力
スプロケット73との間にはチェーン74が巻回され
て、副軸67からの動力が、この駆動軸68に伝達され
るようにしている。
【0030】駆動軸68の左端部で走行伝達ケース6上
部内には、スプロケット95が外嵌固定される一方、走
行伝達ケース6下部には、スプロケット72を外嵌固定
した車軸71が支承され、該スプロケット72と前記ス
プロケット95との間にはチェーン70が巻回されてお
り、駆動軸68からの動力が車軸71に伝達されて、該
車軸71左右の車輪対8・9を駆動できるようにしてい
る。
【0031】そして、図7、図8に示すように、この走
行伝達ケース6は前記エンジンフレーム20後方より垂
設されると共に、走行伝達ケース6の厚み中央、すなわ
ち車輪対8・9の支持中央100が機体幅中央99と略
同一となるように、走行伝達ケース6は機体から突設さ
れた前後支持体97・98によって確実に支持固定され
ている。
【0032】このような構成により、ミッションケース
3からの動力が車輪対8・9まで伝達されると共に、該
車輪対8・9は機体幅中央99と略同一位置に確実に支
持されるようになり、走行時の機体の左右バランスが大
きく改善されるようにしている。すなわち、ミッション
ケース3の下方に走行用の左右の車輪対8・9を設けた
管理機において、該車輪対8・9は走行伝達ケース6の
下部に軸支し、該走行伝達ケース6の上部と前記ミッシ
ョンケース3の出力部との間には、前記車輪対8・9の
支持中央100を機体幅中央99と略同一位置に配置可
能な中間ケース5を介設したので、ハンドル32を把持
して走行操作する作業者への負荷が大きく軽減され、走
行バランスが良くなり作業効率が向上すると共に、作業
者がバランスを崩して転倒したりするといったトラブル
も確実に防止することができるのである。
【0033】また、前記中間ケース5は、ボルト33な
どの取付具によってミッションケース3や伝動パイプ9
6より着脱可能であり、更に、前述の如く、走行伝達ケ
ース6も、前記支持体97・98などの取付具によって
伝動パイプ96や機体から着脱可能な構成となってお
り、必要に応じて機体から分離できるようになってい
る。
【0034】すなわち、前記中間ケース5は、ミッショ
ンケース3より着脱可能な構成としたので、製造時の組
み立て性や、メンテナンス性が向上すると共に、一輪管
理機との部材流用が容易となり製造コストの低減を図る
ことができるのである。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、以下
の効果を奏するものである。すなわち、請求項1のよう
に、ミッションケースの下方に走行用の左右の車輪対を
設けた管理機において、該車輪対は走行伝達ケースの下
部に軸支し、該走行伝達ケースの上部と前記ミッション
ケースの出力部との間には、前記車輪対の支持中央を機
体幅中央と略同一位置に配置可能な中間ケースを介設し
たので、ハンドルを把持して走行操作する作業者への負
荷が大きく軽減され、走行バランスが良くなり作業効率
が向上すると共に、作業者がバランスを崩して転倒した
りするといったトラブルも確実に防止することができる
のである。
【0036】請求項2のように請求項1記載の中間ケー
スは、ミッションケースから着脱可能な構成としたの
で、製造時の組み立て性や、メンテナンス性が向上する
と共に、一輪管理機との部材流用が容易となり製造コス
トの低減を図ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管理機全体の左側面図である。
【図2】ミッションケース周辺の左側面図である。
【図3】ミッションケースの左側面図である。
【図4】同じく平面一部断面図である。
【図5】同じく平面拡大一部断面図である。
【図6】ミッションケース及び中間ケースの平面一部断
面図である。
【図7】同じく平面拡大一部断面図である。
【図8】走行伝達ケースの背面一部断面図である。
【図9】従来の走行駆動伝達系を示す背面模式図であ
る。
【符号の説明】
3 ミッションケース 5 中間ケース 6 走行伝達ケース 8・9 車輪対 99 機体幅中央 100 支持中央

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミッションケースの下方に走行用の左右
    の車輪対を設けた管理機において、該車輪対は走行伝達
    ケースの下部に軸支し、該走行伝達ケースの上部と前記
    ミッションケースの出力部との間には、前記車輪対の支
    持中央を機体幅中央と略同一位置に配置可能な中間ケー
    スを介設したことを特徴とする管理機。
  2. 【請求項2】 前記中間ケースは、ミッションケースよ
    り着脱可能な構成としたことを特徴とする請求項1記載
    の管理機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009120160A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Guangyang Ind Co Ltd 車両の伝動装置

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