JP2002347342A - レーザー記録型感熱記録体 - Google Patents

レーザー記録型感熱記録体

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JP2002347342A JP2001157980A JP2001157980A JP2002347342A JP 2002347342 A JP2002347342 A JP 2002347342A JP 2001157980 A JP2001157980 A JP 2001157980A JP 2001157980 A JP2001157980 A JP 2001157980A JP 2002347342 A JP2002347342 A JP 2002347342A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザー記録適性および地色に優れ、かつ記
録画像のスキャナー読み取り性に優れたレーザー記録型
感熱記録体の提供。 【解決手段】 支持体上に少なくともレーザー光を吸収
して熱に変換する光吸収材料と電子供与性ロイコ染料と
電子受容性顕色剤とを含有する感熱記録層を設けた感熱
記録体において、600nm以上の波長の光を照射した
ときの画像部と地色部との反射率の差が60%以上であ
るレーザー記録型感熱記録体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー光の照射
により画像が記録されるレーザー記録型感熱記録体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】現像や定着を必要としない直接記録方式
の中で、電子供与性ロイコ染料と電子受容性顕色剤を発
色剤とする感熱記録紙材料は、操作性、保守性が優れて
いることからファクシミリやプリンターに広く利用され
ている。しかしながら、この方式は、サーマルヘッドや
発熱ICペンを感熱記録体に直接接触させて加熱記録す
るために、サーマルヘッドや発熱ICペンに発色溶融物
質が付着して、カス付着やスティッキング等のトラブル
を起こし、記録障害や記録品質を損なうという問題点が
あった。特に、プロッタープリンターのように記録の流
れ方向に連続して線書きする場合、カス付着のトラブル
を引き起こさずに連続印字することは事実上不可能であ
る。また、サーマルヘッドによる記録方式では、画像解
像度を8本/mm以上に上げることは難しいとされてい
る。
【0003】そこで、カス付着、スティッキング等のト
ラブルを解消し、解像度をさらに向上させる方法とし
て、光による無接触の記録方式が提案されている。特開
昭54−4142号公報は、支持体上にロイコ染料を主
体とする感熱発色層を塗布してなる感熱記録体におい
て、格子欠陥を持たせた金属化合物を用いることによ
り、この金属化合物が可視、赤外線領域の光を吸収し、
熱変換することにより感熱記録が可能であることを開示
している。
【0004】また、特開昭58−209594号公報
は、0.8〜2μmの近赤外線領域に吸収波長を持つ近
赤外線吸収剤と感熱発色材料とを少なくとも1組以上基
板上に積層する光学的記録媒体を、特開昭58−944
94号公報は、1種または2種以上の感熱発色材料と、
0.7〜3μmの近赤外光に最大吸収波長を持つ1種又
は2種以上の近赤外線吸収剤とを基材上に被覆した記録
媒体を開示しており、これらの記録媒体への記録は、熱
板および近赤外付近の波長のレーザー光によって行うこ
とができることを開示している。
【0005】前述の特開昭58−94494号公報およ
び特開昭58−209594号公報は、近赤外線吸収剤
を感熱発色層塗料に直接添加し、塗布乾燥して光吸収性
の感熱発色層を得ることを開示している。しかし、用い
られる近赤外吸収剤はいずれもかなり着色しているため
地色が悪く、また、近赤外線吸収剤を感熱発色層中に含
有させた場合、感熱発色材料に対し減感作用が引き起こ
され、十分な発色濃を得ることができない。対策とし
て、近赤外線吸収剤を感熱発色層とは別の層中に含有さ
せ、積層して使用することが提案されているが、多層構
成とすることは操業上不利である。
【0006】一方、近年、新聞の製版システムでは、従
来の印画紙の使用に代えて、レーザーで記録するドライ
フィルムの使用が普及しつつある。通常、新聞記事は、
電子情報がまず印画紙(銀塩フィルム)に出力され、現
像、定着される。次に、作成された印画紙をアルミ支持
体上に感光液が塗布されたPS版(Pre-Sensitized pla
te)に重ね、印画紙側から光照射して印画紙上の情報を
PS版に転写する。PS版は新聞を印刷するための版で
あり、オフセット印刷方式等により新聞が作成される。
ここで、情報を印画紙に出力−現像−定着する工程は、
現像液や定着液の温度、湿度、時間、また経時変化等の
条件に影響されやすく、安定した品質の画像が得られに
くい。また、暗所での作業が必要であったり、廃液や廃
ガスの環境に与える悪影響など様々な問題をもってい
る。
【0007】さらに、例えば地方新聞の場合は、中央の
大手新聞社より送られた電子情報に基づいて印画紙を作
成した後、地方独自のニュースや広告を掲載するため切
り貼り作業を行い、これをスキャナーで読み取って電子
情報とし、再び印画紙が作成される。校正により誤りが
見付かった場合も同様に、印画紙−切り貼りによる修正
−スキャナー読み取り−電子情報−印画紙と、PS版に
至るまでに印画紙作成工程を繰り返さなければならな
い。
【0008】そこで、問題点の多い印画紙を用いるシス
テムの改善が求められ、最近、レーザー記録装置である
ドライプロッターからドライフィルムに情報を記録し、
ドライフィルムからPS版を作成するシステムが開発さ
れている。ドライフィルムとしては、例えば、感熱層中
にレーザー光を吸収して光熱変換を行う染料と発色材料
とを含有する特開2000−238436号公報記載の
レーザー記録型感熱プルーフ等が利用できると考えられ
る。
【0009】しかし、前述したように、従来の近赤外線
吸収剤と感熱発色材料との組み合わせからなる記録体の
場合、近赤外線吸収剤は着色しているものが多いこと、
感熱発色材料と混合した際に減感作用がみられることか
ら、記録画像は人間が肉眼で読むことは可能なものであ
っても、スキャナーなど光学的読み取りの場合には高い
精度を得ることは難しく、製版システムにおける印画紙
代替のドライフィルムとしては実用性に欠けるのが実状
である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情から本発明
は、記録感度等のレーザー記録適性および地色に優れ、
かつ記録画像のスキャナー読み取り性に優れたレーザー
記録型感熱記録体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、支持体上に少なく
ともレーザー光を吸収して熱に変換する光吸収材料と電
子供与性ロイコ染料と電子受容性顕色剤とを含有する感
熱記録層を設けた感熱記録体において、600nm以上
の波長の光を照射したときの画像部と地色部との反射率
の差が60%以上であるレーザー記録型感熱記録体とす
ることを見出し本発明に到達した。
【0012】本発明においては、記録感度が高く、かつ
スキャナーによる記録画像の読み取り性に優れたレーザ
ー記録型感熱記録体が得られる。この理由は明らかでは
ないが、次のように考えられる。近赤外吸収剤を用いた
従来の感熱記録体は、近赤外吸収剤自体の色に由来して
地色が着色しているものが多い。そして、その記録画像
は肉眼によっては十分判読可能であるものの、スキャナ
ーによる光学的読み取りの場合は、画像部と地色部との
コントラストに劣り高い精度が得られない。これに対し
本発明は、画像部と地色部とにおいてスキャナーの読み
取り主波長である630nmや、さらには680nm付
近の長い波長でも吸収強度の差が大きく、良好なコント
ラストを有するため読み取り性が向上すると考えられ
る。特に、画像部と地色部との吸収強度の差が70%以
上であることがより好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明を具体的に説明す
る。本発明で用いられる光吸収材料は、記録源の光を吸
収し、吸収した光を熱変換して外部にその熱を放出する
物質である。そのため、記録源の光をできるだけ広範囲
に吸収して熱変換でき、レーザーの発振波長領域(約7
60〜1100nm)に等しいか、あるいは近接してい
る赤外線領域の波長を有する光の吸収が特に高いもの
が、熱変換効率および発生する熱量の点で好ましい。ま
た、スキャナー読み取り性を考慮すると、光吸収材料の
極大吸収波長、およびレーザーの読み取り主波長は可視
部以外にあることから、可視光領域での光の吸収が少な
い光吸収材料が好ましい。
【0014】本発明で用いられる光吸収材料としては、
近赤外線領域に主波長を有する光を吸収して熱変換する
近赤外線吸収剤を使用することができる。具体的には、
700〜3000nmの波長領域に吸収を持つものであ
ればよく、従来公知の特開昭54−4152号公報、特
開昭58−209594号公報、特開昭58−9449
4号公報等に開示されている、シアニン色素、チオール
ニッケル錯体、スクアリリウム色素をはじめ、「近赤外
吸収色素」(化学工業43, 1986年5月号)にあるニトロ
ソ化合物およびその金属錯体、ポリメチン色素(シアニ
ン系色素)、チオールとコバルトあるいはパラジウムと
の錯体、フタロシアニン系色素、トリアリルメタン系色
素、インモニウムあるいはジインモニウム系色素、ナフ
トキノン系色素、1,3−ジフェニルチオウレアや1,
3−ジベンジルチオウレア等のチオ尿素誘導体と周期律
表のIA属及びIIA属を除く原子量40以上の金属有機
酸塩等が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。本発明では特に、チオールニッケル化合物を用いる
ことが望ましい。チオールニッケル化合物は光の吸収能
が強く、使用量が少なくても効率良く光熱変換を行うこ
とができるため、地色を抑えつつ高いコントラストの感
熱記録体が得られると考えられる。
【0015】本発明で用いられる電子供与性ロイコ染料
としては、各種公知の化合物が使用できる。これらは単
独あるいは2種以上を混合することもでき、用途や要求
される品質特性によって適宜選択される。具体例を示す
と次のような化合物が挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
【0016】(1)トリアリールメタン化合物 3,3’−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−6−
ジメチルアミノフタリド<商品名:クリスタルバイオレ
ットラクトン、CVL>、3−(4−ジメチルアミノ−
2−メチルフェニル)−3−(4−ジメチルアミノフェ
ニル)フタリド、3,3’−ビス(2−(4−ジメチル
アミノフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)エテ
ニル)−4,5,6,7−テトラクロロフタリド<NI
R−Black>、3,3’−ビス(4−ジメチルアミ
ノフェニル)フタリド<MGL>、3−(4−ジメチル
アミノフェニル)−3−(1,2−ジメチルインドール
−3−イル)フタリド、3−(4−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2−フェニルインドール−3−イル)フ
タリド、3,3’−ビス(4−エチルカルバゾール−3
−イル)−3−ジメチルアミノフタリド、3,3’−ビ
ス(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フ
タリド<インドリルレッド>、3,3’−ビス(2−フ
ェニルインドール−3−イル)−5−ジメチルアミノフ
タリド、トリス(4−ジメチルアミノフェニル)メタン
<LCV>等。 (2)ジフェニルメタン系化合物 4,4−ビス(ジメチルアミノ)ベンズヒドリンベンジ
ルエーテル、N−ハロフェニル−ロイコオーラミン、N
−2,4,5−トリクロロフェニルロイコオーラミン
等。 (3)キサンテン系化合物 ローダミンB−アニリノラクタム、3−ジエチルアミノ
−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−7−ブチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−アニリノフルオラン<Green−2>、3−ジ
エチルアミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラ
ン、3−ジブチルアミノ−7−(2−クロロアニリノ)
フルオラン<TH−107>、3−ジエチルアミノ−7
−(3−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン<B
lack−100>、3−ジエチルアミノ−6−メチル
−7−アニリノフルオラン<ODB>、3−ジブチルア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン<ODB−
2>、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−(N−イソアミル−N−エチルアミノ)−
6−メチル−7−アニリノフルオラン<S−205>、
3−(N−エチル−N−トリルアミノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−(N−シクロヘキシル−
N−メチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン<PSD−150>、3−ジエチルアミノ−6−ク
ロロ−7−(β−エトキシエチルアミノ)フルオラン、
3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−(γ−クロロプ
ロピルアミノ)フルオラン、3−シクロヘキシルアミノ
−6−クロロフルオラン<OR−55>、3−ジエチル
アミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3−
(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−フェニルフルオラン等。 (4)チアジン系化合物 ベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニトロベンゾイ
ルロイコメチレンブルー等。 (5)スピロ系化合物 3−メチルスピロジナフトピラン、3−エチルスピロジ
ナフトピラン、3−ベンジルスピロジナフトピラン、3
−メチルナフト−(6’−メトキシベンゾ)スピロピラ
ン等が挙げられる。 (6)ペンタジエン化合物 1,1,5,5−テトラキス(4−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−メトキシ−1,4−ペンタジエン、1,
1,5,5−テトラキス(4−ジメチルアミノフェニ
ル)−1,4−ペンタジエン等。
【0017】上記のロイコ染料のほとんどは、可視光領
域の光を吸収し、かつ主に600nm以下の波長の光を
吸収するものである。本発明では上記ロイコ染料に加え
て、600nm以上、特に600〜700nmの波長に
吸収の主波長を有するロイコ染料を使用することによ
り、スキャナー読み取り性が一層向上し有効である。こ
のようなロイコ染料としては、フルオラン系ロイコ染料
及び/またはフタリド系ロイコ染料を用いることが好ま
しい。フルオラン系ロイコ染料としては、3−(N−p
−トリル−N−エチルアミノ)−(1’−N−エチル−
2’、2’、4’−トリメチルピリジル)−[a]−フ
ルオラン<H−1046>が挙げられる。またフタリド
系ロイコ染料としては、3,3−ビス(4−ジエチルア
ミノ−2−エトキシフェニル)−4−アザフタリド<G
N−2>、3,6,6’−トリス(ジメチルアミノ)ス
ピロ[フルオレン−9,3’−フタリド]<Green
−118>、3,3’−ビス(2−(4−ジメチルアミ
ノフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)エテニ
ル)−4,5,6,7−テトラクロロフタリド<NIR
−Black>が挙げられる。
【0018】次に、本発明で使用される電子受容性顕色
剤としては、活性白土、アタパルジャイト、コロイダル
シリカ、珪酸アルミニウム等の無機酸性物質、4−ヒド
ロキシ安息香酸ベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸エチ
ル、4−ヒドロキシ安息香酸ノルマルプロピル、4−ヒ
ドロキシ安息香酸イソプロピル、4−ヒドロキシ安息香
酸ブチルなどの4−ヒドロキシ安息香酸エステル類、4
−ヒドロキシフタル酸ジメチル、4−ヒドロキシフタル
酸ジイソプロピル、4−ヒドロキシフタル酸ジベンジ
ル、4−ヒドロキシフタル酸ジヘキシルなどの4−ヒド
ロキシフタル酸ジエステル類、フタル酸モノベンジルエ
ステル、フタル酸モノシクロヘキシルエステル、フタル
酸モノフェニルエステル、フタル酸モノメチルフェニル
エステルなどのフタル酸モノエステル類、ビス(4−ヒ
ドロキシ−3−tert−ブチル−6−メチルフェニル)ス
ルフィド、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフ
ェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシ−5−エチ
ル−2−メチルフェニル)スルフィドなどのビスヒドロ
キシフェニルスルフィド類、3,4−ビスフェノール
A、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン<ビ
スフェノールA>、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メ
タン<ビスフェノールF>、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)ヘキサン、テトラメチルビスフェノール
A、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フ
ェニルエタン、1,4−ビス(2−(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピル)ベンゼン、 1,3−ビス(2−
(4−ヒドロキシフェニル)プロピル)ベンゼン、1,
4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、
2,2’−ビス−(4−ヒドロキシ−3−イソプロピル
フェニル)プロパン、1,4−ビス(1−(4−(2−
(4−ヒドロキシフェニル)−2−プロピル)フェニ
ル)エチル)ベンゼンなどのビスフェノール類、4−ヒ
ドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン<
D−8>、4−ヒドロキシ−4’−メトキシジフェニル
スルホン、4−ヒドロキシ−4’−ノルマルプロポキシ
ジフェニルスルホンなどの4−ヒドロキシフェニルアリ
ールスルホン類、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン<ビスフェノールS>、テトラメチルビスフェノー
ルS、ビス(3−エチル−4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン、ビス(3−プロピル−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン、ビス(3−イソプロピル−4−ヒドロキ
シフェニル)スルホン、ビス(3−tert−ブチル−4−
ヒドロキシ−6−メチルフェニル)スルホン、ビス(3
−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス
(3−ブロモ−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、2
−ヒドロキシフェニル−4’−ヒドロキシフェニルスル
ホンなどのビスヒドロキシフェニルスルホン類、4−ヒ
ドロキシベンゼンスルホナート、4−ヒドロキシフェニ
ル−p−トリルスルホナート、4−ヒドロキシフェニル
−p−クロロベンゼンスルホナートなどの4−ヒドロキ
シフェニルアリールスルホナート類、4−ヒドロキシベ
ンゾイルオキシ安息香酸ベンジル、4−ヒドロキシベン
ゾイルオキシ安息香酸エチル、4−ヒドロキシベンゾイ
ルオキシ安息香酸ノルマルプロピル、4−ヒドロキシベ
ンゾイルオキシ安息香酸イソプロピル、4−ヒドロキシ
ベンゾイルオキシ安息香酸ブチルなどの4−ヒドロキシ
ベンゾイルオキシ安息香酸エステル類、2,4−ジヒド
ロキシベンゾフェノン、α,α’−ビス−(3−メチル
−4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベン
ゾフェノン、2,3,4,4’−テトラヒドロキシベン
ゾフェノンなどのベンゾフェノン類、N−ステアリル−
p−アミノフェノール、 4−ヒドロキシサリチルアニ
リド、4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、n
−ブチルビス(ヒドロキシフェニル)アセテート、α,
α’,α”−トリス(4−ヒドロキシフェニル)−1,
3,5−トリイソプロピルベンゼン、没食子酸ステアリ
ル、4,4’−チオビス(6−t−ブチル−m−クレゾ
ール)、2,2−ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフ
ェニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)サ
ルファイド、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニ
ル)サルファイド、p−tert−ブチルフェノール、 p
−フェニルフェノール、p−ベンジルフェノール、1−
ナフトール、2−ナフトール等のフェノール性化合物、
N,N’−ジ−m−クロロフェニルチオウレア等のチオ
尿素化合物、安息香酸、 p−tert−ブチル安息香酸、
トリクロロ安息香酸、3−sec−ブチル−4−ヒドロキ
シ安息香酸、3−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ安息
香酸、3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ安息香酸、テ
レフタル酸、サリチル酸、3−イソプロピルサリチル
酸、3−tert−ブチルサリチル酸、4−(2−(p−メ
トキシフェノキシ)エチルオキシ)サリチル酸、4−
(3−(p−トリルスルホニル)プロピルオキシ)サリ
チル酸、5−(p−(2−(p−メトキシフェノキシ)
エトキシ)クミル)サリチル酸等の芳香族カルボン酸、
およびこれら芳香族カルボン酸の亜鉛、マグネシウム、
アルミニウム、カルシウム、チタン、マンガン、スズ、
ニッケル等の多価金属との塩、さらにはチオシアン酸亜
鉛のアンチピリン錯体、テレフタルアルデヒド酸と他の
芳香族カルボン酸との複合亜鉛塩等の有機酸性物質等が
挙げられる。これらは2種以上を混合しても良い。これ
ら中でも特に、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン<ビスフェノールS>等のビスヒドロキシフェニルス
ルホン類、4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフ
ェニルスルホン等の4−ヒドロキシフェニルアリールス
ルホン類が好ましい。
【0019】通常感熱記録体においては、感度向上を目
的として増感剤が使用される。本発明の感熱記録体にお
いても、目的に応じて感熱記録層中に増感剤を添加する
ことができる。以下にその具体例を示すが、本発明はこ
れらに限定されるものではなく、またこれらを2種類以
上混合して使用しても良い。
【0020】ステアリン酸アミド、メトキシカルボニル
−N−ステアリン酸ベンズアミド、N−ベンゾイルステ
アリン酸アミド、N−エイコサン酸アミド、エチレンビ
スステアリン酸アミド、ベヘン酸アミド、メチレンビス
ステアリン酸アミド、メチロールアマイド、N−メチロ
ールステアリン酸アミド、テレフタル酸ジベンジル、テ
レフタル酸ジメチル、テレフタル酸ジオクチル、p−ベ
ンジルオキシ安息香酸ベンジル、1−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸フェニル、シュウ酸ジベンジル、シュウ酸−
ジ−p−メチルベンジル、シュウ酸−ジ−p−クロロベ
ンジル、2−ナフチルベンジルエーテル、m−ターフェ
ニル、p−ベンジルビフェニル、1,2−ビス(フェノ
キシメチル)ベンゼン<PMB−2>、トリルビフェニ
ルエーテル、ジ(p−メトキシフェノキシエチル)エー
テル、1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン、
1,2−ジ(4−メチルフェノキシ)エタン、1,2−
ジ(4−メトキシフェノキシ)エタン、1,2−ジ(4
−クロロフェノキシ)エタン、1,2−ジフェノキシエ
タン、1−(4−メトキシフェノキシ)−2−(2−メ
チルフェノキシ)エタン、p−メチルチオフェニルベン
ジルエーテル、1,4−ジ(フェニルチオ)ブタン、p
−アセトトルイジド、p−アセトフェネチジド、N−ア
セトアセチル−p−トルイジン、ジ(−ビフェニルエト
キシ)ベンゼン、p−ジ(ビニルオキシエトキシ)ベン
ゼン、1−イソプロピルフェニル−2−フェニルエタン
等が例示される。これらの増感剤は、通常、電子供与性
ロイコ染料1重量部に対して0.1〜10重量部が使用
される。
【0021】また、本発明の感熱記録体には、保存時の
安定化のために保存安定剤を使用することができる。該
保存安定剤の具体例としては、1,1,3−トリス(2
−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニ
ル)ブタン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒ
ドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタン、4,
4’−ブチリデンビス(2−tertーブチル−5−メチル
フェノール)、4,4’−チオビス(2−tertーブチル
−5−メチルフェノール)、2,2’−チオビス(6−
tert−ブチル−4−メチルフェノール)、2,2’−メ
チレンビス(6−tert−ブチル−4−メチルフェノー
ル)などのヒンダードフェノール化合物、4−ベンジロ
キシ−4’−(2−メチルグリシジルオキシ)ジフェニ
ルスルホン、ナトリウム 2,2’−メチレンビス
(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスフェート等
が挙げられ、これらの保存安定剤は、通常電子供与性ロ
イコ染料1重量部に対して0.1〜10重量部が使用さ
れる。
【0022】本発明の感熱記録体において、使用される
バインダーの具体例としては、デンプン類、ヒドロキシ
エチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ゼラチン、カゼイン、アラビアガム、ポ
リビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコ
ール、アセトアセチル基変性ポリビニルアルコール、ケ
イ素変性ポリビニルアルコール、イソブチレン−無水マ
レイン酸共重合体アルカリ塩、スチレン−無水マレイン
酸共重合体アルカリ塩、エチレン−無水マレイン酸共重
合体アルカリ塩、スチレン−アクリル酸共重合体アルカ
リ塩などの水溶性バインダー、スチレン−ブタジエン共
重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、アク
リル酸メチル−ブタジエン共重合体などのラテックス
類、尿素樹脂、メラミン樹脂、アミド樹脂、ポリウレタ
ン樹脂などの水分散性バインダーなどが挙げられる。こ
れらのバインダーは、少なくともその一種類が感熱記録
層、オーバーコート層、中間層、アンダーコート層、ま
たはバックコート層の全固形量に対して15〜80重量
%の範囲で使用される。
【0023】また、填料としては、活性白土、クレー、
焼成クレー、ケイソウ土、タルク、カオリン、焼成カオ
リン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウ
ム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、水酸化アルミ
ニウムなどの無機填料、尿素−ホルマリン樹脂、ポリス
チレン樹脂、フェノール樹脂などの有機填料などが利用
される。
【0024】さらに、ジオクチルスルホコハク酸ナトリ
ウムなどの分散剤、界面活性剤、消泡剤、蛍光増白剤、
耐水化剤、滑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤などが所望
に応じて利用される。
【0025】本発明の感熱記録体における支持体として
は、上質紙、中質紙、再生紙、コート紙等の紙が主とし
て利用されるが、各種の不織布、プラスチックフィル
ム、合成紙、金属箔等あるいはこれらを組み合わせた複
合シートなどが任意に用いられる。
【0026】さらに、保存性を高める目的で高分子物質
等のオーバーコート層を感熱記録層上に設けたり、発色
感度を高める目的で填料を含有した高分子物質等のアン
ダーコート層を感熱記録層下に設けることもできる。感
熱記録層とオーバーコート層との間に中間層を設けても
よい。
【0027】以上述べたような各種材料を用いて、本発
明の感熱記録体は従来公知の方法によって製造すること
ができる。感熱記録体の各層用塗液の調製方法について
は特に限定するものではなく、一般に水を分散媒体と
し、光吸収材料、電子供与性ロイコ染料、および電子受
容性顕色剤の他、バインダーや必要に応じて添加される
填料、滑剤などを混合撹拌して調製される。ロイコ染料
および顕色剤は、それぞれ別々に水系でサンドグライン
ダー、アトライター、ボールミルなどで粉砕、分散した
後、混合することによって水系の塗料を得る方法や、ロ
イコ染料および顕色剤のいずれかをマイクロカプセル化
した後に水系の塗料を得る方法などが知られている。ロ
イコ染料と顕色剤との使用比率は、用いるロイコ染料や
顕色剤の種類に応じて適宜選択され特に限定するもので
はないが、ロイコ染料1重量部に対して1〜50重量
部、好ましくは2〜10重量部程度の顕色剤が使用され
る。光吸収材料は、感熱記録層全固形分の0.1〜5重
量%程度使用される。より好ましくは、0.5〜3重量
%ある。
【0028】本発明において光吸収材料は、予め増感剤
と分散したり、溶解あるいは溶融混合して用いることに
より、光吸収能が高められ効果的である。従って、光吸
収材料の使用量が少なくても高い画像濃度が得られると
ともに、着色も抑えられるので、画像部と地色部とのコ
ントラストが大きくなり、スキャナー読み取り性を向上
することができる。光吸収材料を増感剤に分散または混
合後、平均粒径3μm以下に微粒化するとより好まし
い。増感剤としては、感熱記録層と同じものが使用可能
である。
【0029】感熱記録体の各層の形成方法については特
に限定されず、エアーナイフコーティング、バリバーブ
レードコーティング、ピュアーブレードコーティング、
ロッドブレードコーティング、ショートドウェルコーテ
ィング、カーテンコーティング、ダイコーティング等を
適宜選択することができ、例えば感熱記録層用塗液を支
持体上に塗布、乾燥した後、さらにオーバーコート層用
塗液を感熱記録層上に塗布、乾燥する等の方法で形成さ
れる。また、感熱記録層用塗液の塗布量は乾燥重量で2
〜12g/m程度、好ましくは3〜10g/m
度、アンダーコート層、中間層またはオーバーコート層
用塗液の塗布量は乾燥重量で、0.1〜15g/m
度、好ましくは0.5〜7g/m程度の範囲で調節さ
れる。
【0030】なお、本発明の感熱記録体は必要に応じて
支持体の裏面側にバックコート層を設け、保存性を一層
高めることも可能である。更に、各層形成後にスーパー
カレンダー掛けなどの平滑化処理等を施すことができ
る。
【0031】
【実施例】以下、この発明を具体的な実施例により詳述
する。ただし本発明はこの実施例に限定されるものでは
ない。なお、「部」および「%」は、特に断らない限り
それぞれ「重量部」および「重量%」を示す。
【0032】 [実施例1] A液(顕色剤分散液) 4、4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン<ビスフェノールS> 6.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 20.0部 水 10.0部 上記の組成物の混合液をサンドグラインダーで平均粒子
径1ミクロンまで磨砕した。 B液(光吸収材料分散液) ビス(3,4,5,6−テトラクロロフェニル−1,2−ジチオール) ニッケル テトラブチルアンモニウム錯体<PA−1005> 1.0部 1,2−ビス(フェノキシメチル)ベンゼン<PMB−2> 5.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 10.0部 水 6.0部 上記の組成物の混合液をサンドグラインダーで平均粒子
径1ミクロンまで磨砕した。 C液(染料分散液) 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン<ODB−2> 3.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 5.0部 水 2.0部 上記の組成物の混合液をサンドグラインダーで平均粒子
径1ミクロンまで磨砕した。次いで下記の割合で分散液
を混合して塗液とした。 A液 40.0部 B液 20.0部 C液 10.0部 シリカ30%分散液 30.0部 上記塗液を60g/mの紙の片面に塗布量7.0g/
になるように塗布乾燥して、レーザー記録型感熱記
録体を作成した。
【0033】[実施例2]実施例1の光吸収剤を、ビス
(ジチオベンジル)ニッケルに変えた以外は、実施例1
と全く同様にしてレーザー記録型感熱記録体を作成し
た。
【0034】[実施例3]実施例1の光吸収剤を、1−
エチル−4−[5−(1−エチル−4(1H)−キノリ
ニリデン)−1,3−ペンタジエニル]キノリニウム
イオダイドに変えた以外は、実施例1と全く同様にして
レーザー記録型感熱記録体を作成した。
【0035】[実施例4]実施例1の光吸収剤(ビス
(3,4,5,6−テトラクロロフェニル−1,2−ジ
チオール)ニッケル テトラブチルアンモニウム錯体<
PA−1005>)量を、0.1部に変えた以外は、実
施例1と全く同様にしてレーザー記録型感熱記録体を作
成した。
【0036】[実施例5]実施例1のA、B、C液に加
えて、D液を調整した。 D液(600〜700nmの光を吸収するロイコ染料分散液) 3,3−ビス(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−4−アザフタリ ド<GN−2> 2.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 5.0部 水 2.0部 上記の組成物の混合液をサンドグラインダーで平均粒子
径1ミクロンまで磨砕した。次いで下記の割合で分散液
を混合して塗液とした。 A液 40.0部 B液 20.0部 C液 10.0部 D液 5.0部 シリカ30%分散液 30.0部 上記塗液を60g/mの支持体の片面に塗布量7.0
g/mになるように塗布乾燥して、レーザー記録型感
熱記録体を作成した。
【0037】[比較例1]実施例1の光吸収剤を、ビス
(4,5−ジヒドロ−4−ニトロソ−5−オキシ−1−
ナフタレンスルホン酸ナトリウム)鉄錯体に変えて、そ
れ以外は実施例1と全く同様にしてレーザー記録型感熱
記録体を作成した。
【0038】[比較例2]実施例1の光吸収剤を、2−
[7−(1,3−ジヒドロ−1,3,3−トリメチル−
2H−インドリリデン)−1,3,5−ヘプタトリエニ
ル]−1,3,3−トリメチル−3H−インドリウム
パークロレートに変えて、それ以外は実施例1と全く同
様にしてレーザー記録型感熱記録体を作成した。
【0039】[評価試験]上記のようにして得られたレ
ーザー記録型感熱記録体に、松下伝送システム製ドライ
プロッターGX−3700(波長830nm)を用いて
レーザー記録を行い、印字部と地色部の濃度をマクベス
濃度計RD−19で測定した。また、630nmの波長
の光に対する印字部および地色部の反射率を測定し、そ
の差を求めた。さらに、スキャナー(読み取り波長63
0nm)で読み取ったときの読み取り性を、○:良く読
み取れる、△:読み取れる、×:精度が悪い(または読
み取れない)、で表した。
【0040】
【表1】表1
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明のレーザー記録型
感熱記録体は、記録濃度が高くかつ地色が良好で、印字
部と地色部とのコントラストが強くスキャナー読み取り
性に優れたものである。従って、新聞製版等において、
印画紙使用に代わる新しいシステムの記録体として利用
することもでき、非常に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 続 雄司 東京都北区王子5丁目21番1号 日本製紙 株式会社商品研究所内 (72)発明者 木村 義英 東京都北区王子5丁目21番1号 日本製紙 株式会社商品研究所内 Fターム(参考) 2H026 AA24 BB02 BB21 DD32 DD53 FF01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくともレーザー光を吸収
    して熱に変換する光吸収材料と電子供与性ロイコ染料と
    電子受容性顕色剤とを含有する感熱記録層を設けた感熱
    記録体において、600nm以上の波長の光を照射した
    ときの画像部と地色部との反射率の差が60%以上であ
    ることを特徴とするレーザー記録型感熱記録体。
  2. 【請求項2】 光吸収材料として、チオールニッケル化
    合物の少なくとも一種を含有する請求項1記載のレーザ
    ー記録型感熱記録体。
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