JP2002340176A - 車両用動力伝達装置 - Google Patents

車両用動力伝達装置

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JP2002340176A JP2001148890A JP2001148890A JP2002340176A JP 2002340176 A JP2002340176 A JP 2002340176A JP 2001148890 A JP2001148890 A JP 2001148890A JP 2001148890 A JP2001148890 A JP 2001148890A JP 2002340176 A JP2002340176 A JP 2002340176A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動油が低温であるときでも油圧式クラッチ
の係合を滑らかに実行できる車両用エンジンの制御装置
を提供する。 【解決手段】 油圧式クラッチC2を制御するための作
動油温度Thaが所定値Tlim よりも低い低油温であると
判定された場合には、油圧式クラッチC2の係合油圧P
C2を、目標エンジントルクTetg に応じた係合油圧PC2
よりも低い値PC2 lim に抑制した状態で油圧式クラッチ
C2を係合させるクラッチ制御手段110が設けられて
いることから、作動油温Thoが低くリニヤソレノイド弁
40の作動のばらつきがある低温状態では、抑制された
低い係合油圧PC2lim で油圧式クラッチC2が係合させ
られるので、油圧式クラッチC2はそれに見合った目標
エンジントルクTetg lim とされることと共同して滑ら
かに係合させられる。低油温時であっても油圧式クラッ
チC2の係合に起因するショックが好適に抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧式クラッチに
より動力伝達経路が連結遮断されるとともに、その油圧
式クラッチの係合圧が伝達トルクに応じて決定される車
両用動力伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動力伝達経路を連結遮断する油圧式クラ
ッチを有し、車両要求に基づいて定まるその油圧式クラ
ッチへの入力トルクに応じて油圧式クラッチの係合油圧
が決定される車両用動力伝達装置が知られている。この
ような動力伝達装置では、運転者やオートクルーズコン
トローラによるアクセルペダル操作量に対応する車両要
求トルクに応じて定まる入力トルクに対応する大きさと
なるように油圧式クラッチの係合圧が制御され、必要か
つ十分な油圧式クラッチの摩擦係合が得られるようにな
っている。このような車両用動力伝達装置においては、
油圧式クラッチの係合圧が供給開始されてその係合開始
されるとき、長期に放置されていて油膜が薄くなってい
たり、低油温により作動油の粘性が高くなっていたりす
る場合には、油圧式クラッチの係合開始時期が遅れると
いう不都合があった。
【0003】これに対し、エンジン始動後の最初の係合
時であり且つ作動油が低温であるときは油圧式クラッチ
へ供給される係合圧を必要係合油圧まで急激に上昇さ
せ、エンジン始動後の最初の係合時であるかまたは作動
油が低温である場合には油圧式クラッチへ供給される係
合圧を所定の上昇率で必要係合油圧まで徐々に上昇させ
ることが提案されている。たとえば、特開平8−303
569号公報に記載された車両用動力伝達装置がそれで
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用動力伝達装置では、油圧式クラッチを係合さ
せたときに発生する車両のショックに関する課題につい
て全く考慮されておらず、改良の余地があった。特に、
油圧式クラッチの係合圧がリニヤソレノイド弁の出力圧
によって制御される場合には、作動油が低温であるとき
にそのリニヤソレノイド弁の作動が低下して微妙の制御
が困難となるので、油圧式クラッチを滑らかに係合させ
ることができず、急係合によるショックが発生するとい
う不都合があった。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、作動油が低温で
あるときでも油圧式クラッチの係合を滑らかに実行でき
る車両用エンジンの制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための第1の手段】かかる目的を達成
するための第1発明の要旨とするところは、動力伝達経
路を連結遮断する油圧式クラッチを有し、車両要求に基
づいて定まる油圧式クラッチへの入力トルクに応じてそ
の油圧式クラッチの係合油圧が決定される車両用動力伝
達装置であって、(a) 作動油温度が所定値よりも低い低
油温であるか否かを判定する低油温判定手段と、(b) そ
の低油温判定手段により低油温であると判定された場合
には、前記油圧式クラッチの係合油圧を前記入力トルク
に応じた係合油圧よりも低い値に抑制した状態で該油圧
式クラッチを係合させるクラッチ制御手段とを、含むこ
とにある。
【0007】
【第1発明の効果】このような車両用動力伝達装置で
は、油圧制御回路の作動油が所定値よりも低い低温であ
ると判定されたときには、クラッチ制御手段により、油
圧式クラッチの係合油圧が前記車両要求に基づいて定ま
るその油圧式クラッチへの入力トルクに応じた係合油圧
よりも低い値に抑制された状態でその油圧式クラッチが
係合させられることから、その低い値に抑制された係合
油圧で係合させられる油圧式クラッチが滑らかに係合さ
せられる。従って、低油温時であっても油圧式クラッチ
の係合に起因するショックが好適に抑制され、安定した
係合を行うことができる。
【0008】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記車両要求に
基づいて定まる油圧式クラッチへの入力トルクよりも低
く抑制された入力トルクに応じて、前記油圧式クラッチ
の係合圧が決定されるものである。このようにすれば、
油圧式クラッチの係合圧が要求入力トルクよりも低く抑
制された入力トルクに応じた低い値とされるので、油圧
式クラッチの係合ショックが一層低減される。
【0009】また、好適には、前記油圧式クラッチの係
合完了後には、前記車両要求に基づいて定まるその油圧
式クラッチへの入力トルクよりも低く抑制された入力ト
ルクはその要求トルクに復帰させられる。このようにす
れば、油圧式クラッチの係合完了後には本来的に必要と
されていた要求トルクが伝達されても何らのショックが
発生しない。
【0010】
【課題を解決するための第2の手段】また前記目的を達
成するための第2発明の要旨とするところは、動力伝達
経路を連結遮断する油圧式クラッチを有し、該油圧式ク
ラッチへの入力状態に応じて該油圧式クラッチの係合油
圧が決定される車両用動力伝達装置であって、前記油圧
式クラッチを制御する作動油温度が所定値よりも低い状
態である場合には、同一の車両走行状態で作動油温が前
記所定値よりも高い状態である場合より低い値に抑制し
た状態で該油圧式クラッチを係合させるクラッチ制御手
段を含むことにある。
【0011】
【第2発明の効果】前記油圧式クラッチを制御する作動
油温が所定値よりも低い場合には、同一の車両走行状態
で作動油温がその所定値よりも高いときの係合油圧より
も低く抑制された値の係合油圧で油圧式クラッチが滑ら
かに係合させられるので低油温時であっても油圧式クラ
ッチの係合に起因するショックが好適に抑制され、安定
した係合を行うことができる。
【0012】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の実施例を図
面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明が適用
されたハイブリッド車両のハイブリッド制御装置10を
説明する概略構成図であり、図2は図1のハイブリッド
車両の動力伝達系すなわち変速機12を含む動力伝達装
置(駆動装置)の構成を説明する骨子図である。
【0013】図1および図2において、ハイブリッド車
両の動力伝達系は、供給された燃料の燃焼でその供給量
に応じた大きさの動力すなわち出力トルクを発生する内
燃機関であるエンジン14、電動機および発電機として
機能するフロントモータジェネレータ(以下、FMGと
いう)16、およびダブルピニオン型の遊星歯車装置1
8を備えて構成されており、FF(フロントエンジン・
フロントドライブ)車両などに横置きに搭載されて使用
される。遊星歯車装置18のサンギヤ18sにはエンジ
ン14が連結され、キャリア18cにはモータジェネレ
ータ16が連結され、リングギヤ18rは第1ブレーキ
B1を介してケース20に連結されるようになってい
る。また、キャリア18cは第1クラッチC1を介して
変速機12の入力軸22に連結され、リングギヤ18r
は第2クラッチC2を介して入力軸22に連結されるよ
うになっている。上記エンジン14およびFMG16は
ハイブリッド車両の原動機として機能し、遊星歯車装置
18は歯車式差動装置であって動力の合成分配機構とし
て機能している。
【0014】上記クラッチC1、C2および第1ブレー
キB1は、何れも油圧アクチュエータによって摩擦係合
させられる油圧式摩擦係合装置であり、たとえば図3に
示す油圧制御回路24から供給される作動油によって摩
擦係合させられるようになっている。図3は、油圧制御
回路24の要部を示す図であり、図示しない電動ポンプ
を含む電動式油圧発生装置26で発生させられた元圧P
Cが、マニュアルバルブ28を介してシフトレバー30
(図1参照)のシフトポジションに応じて各クラッチC
1、C2、ブレーキB1へ供給されるようになってい
る。シフトレバー30は、運転者によって操作されるシ
フト操作部材で、本実施例では「B」、「D」、
「N」、「R」、「P」の5つのシフトポジションに選
択操作されるようになっており、マニュアルバルブ28
はケーブルやリンク等を介してシフトレバー30に連結
され、そのシフトレバー30の操作に従って機械的に切
り換えられるようになっている。
【0015】「B」ポジションは、前進走行時に変速機
12のダウンシフトなどにより比較的大きな動力源ブレ
ーキが発生させられるシフトポジションで、「D」ポジ
ションは前進走行するシフトポジションであり、これ等
のシフトポジションでは出力ポート28aからクラッチ
C1およびC2へ元圧PCが供給される。第1クラッチ
C1へは、シャトル弁31を介して元圧PCが供給され
るようになっている。「N」ポジションは動力源からの
動力伝達を遮断するシフトポジションで、「R」ポジシ
ョンは後進走行するシフトポジションで、「P」ポジシ
ョンは動力源からの動力伝達を遮断するとともに図示し
ないパーキングロック装置により機械的に駆動輪の回転
を阻止するシフトポジションであり、これ等のシフトポ
ジションでは出力ポート28bから第1ブレーキB1へ
元圧PCが供給される。出力ポート28bから出力され
た元圧PCは戻しポート28cへも入力され、上記
「R」ポジションでは、その戻しポート28cから出力
ポート28dを経てシャトル弁31から第1クラッチC
1へ元圧PCが供給されるようになっている。
【0016】クラッチC1、C2、およびブレーキB1
には、それぞれコントロール弁32、34、36が設け
られ、それ等の油圧PC1、PC2、PB1が制御されるよう
になっている。クラッチC1の油圧PC1についてはON
−OFF弁38によって調圧され、クラッチC2および
ブレーキB1についてはリニヤソレノイド弁40によっ
てそれぞれの係合圧PC2およびPB1が調圧されるように
なっている。
【0017】そして、上記クラッチC1、C2、および
ブレーキB1の作動状態に応じて、図4に示す各走行モ
ードが成立させられる。すなわち、「B」ポジションま
たは「D」ポジションでは、「ETCモード」、「直結
モード」、「モータ走行モード(前進)」の何れかが成
立させられ、「ETCモード」では、第2クラッチC2
を係合するとともに第1クラッチC1および第1ブレー
キB1を開放した状態、言い換えればサンギヤ18s、
キャリア18c、およびリングギヤ18rが相対回転可
能な状態で、エンジン14およびFMG16を共に作動
させてサンギヤ18sおよびキャリア18cにトルクを
加え、リングギヤ18rを回転させて車両を前進走行さ
せる。「直結モード」では、クラッチC1、C2を係合
するとともに第1ブレーキB1を開放した状態で、エン
ジン14を作動させて車両を前進走行させる。「直結モ
ード」ではまた、バッテリ42(図1参照)の蓄電量
(残容量)SOCに応じて、FMG16を力行制御する
とともにその分だけエンジントルクを削減したり、FM
G16を発電制御するとともにその分だけエンジントル
クを増加させたりすることにより、蓄電量SOCを例え
ば充放電効率が優れた適正な範囲内に保持するようにな
っている。また、「モータ走行モード(前進)」では、
第1クラッチC1を係合するとともに第2クラッチC2
および第1ブレーキB1を開放させることにより、エン
ジン14を切り離した状態でFMG16だけで車両を駆
動して前進走行させる。上記第2クラッチC2は、「直
結モード」から「モータ走行モード」への切換時に解放
させられて、エンジン14を動力伝達系から切り離すも
のであるので、エンジン14と駆動輪52或いは変速機
12との間の動力伝達経路を解放し或いは遮断する動力
伝達経路開閉装置として機能している。
【0018】図5は、上記前進モードにおける遊星歯車
装置18の作動状態を示す共線図であり、縦軸「S」は
サンギヤ18sの回転速度、縦軸「R」はリングギヤ1
8rの回転速度、縦軸「C」はキャリア18cの回転速
度を表しているとともに、それ等の間隔はギヤ比ρ(=
サンギヤ18sの歯数/リングギヤ18rの歯数)によ
って定まる。具体的には、「S」と「C」の間隔を1と
すると、「R」と「C」の間隔がρになり、本実施例で
はρが0.6程度である。また、(a) のETCモードに
おけるトルク比は、エンジントルクTe:CVT入力軸
トルクTin:モータトルクTm=ρ:1:1−ρであ
り、モータトルクTmはエンジントルクTeより小さく
て済むとともに、定常状態ではそれ等のモータトルクT
mおよびエンジントルクTeを加算したトルクがCVT
入力軸トルクTinになる。CVTは無段変速機の意味で
あり、本実施例では変速機12としてベルト式無段変速
機が設けられている。
【0019】図4に戻って、「N」ポジションまたは
「P」ポジションでは、「ニュートラル」または「充電
・Eng始動モード」の何れかが成立させられ、「ニュ
ートラル」ではクラッチC1、C2および第1ブレーキ
B1の何れも開放する。「充電・Eng始動モード」で
は、クラッチC1、C2を開放するとともに第1ブレー
キB1を係合し、FMG16を逆回転させてエンジン1
4を始動したり、エンジン14により遊星歯車装置18
を介してFMG16を回転駆動するとともに発電制御す
ることにより、電気エネルギーを発生させてバッテリ4
2を充電したりする。
【0020】「R」ポジションでは、「モータ走行モー
ド(後進)」または「フリクション走行モード」が成立
させられ、「モータ走行モード(後進)」では、第1ク
ラッチC1を係合するとともに第2クラッチC2および
第1ブレーキB1を開放した状態で、FMG16を逆方
向へ回転駆動してキャリア18c、更には入力軸22を
逆回転させることにより車両を後進走行させる。「フリ
クション走行モード」は、上記「モータ走行モード(後
進)」での後進走行時にアシスト要求が出た場合に実行
されるもので、エンジン14を始動してサンギヤ18s
を正方向へ回転させるとともに、そのサンギヤ18sの
回転に伴ってリングギヤ18rが正方向へ回転させられ
ている状態で、第1ブレーキB1をスリップ係合させて
そのリングギヤ18rの回転を制限することにより、キ
ャリア18cに逆方向の回転力を作用させて後進走行を
アシストするものである。
【0021】前記変速機12はベルト式無段変速機であ
り、その出力軸44からカウンタ歯車46を経て差動歯
車装置48のリングギヤ50に動力が伝達され、その差
動歯車装置48により左右の駆動輪(本実施例では前
輪)52に動力が分配される。変速機12は、一対の可
変プーリ12a、12bを備えており、油圧シリンダに
よってV溝幅が変更されることにより変速比γ(=入力
軸回転速度Nin/出力軸回転速度Nout )が連続的に変
化させられるとともに、ベルト張力が調整されるように
なっている。前記油圧制御回路24は、変速機12の変
速比γやベルト張力を制御するための回路を備えてお
り、共通の電動式油圧発生装置26から作動油が供給さ
れる。油圧制御回路24の作動油はまた、オイルパンに
蓄積されて遊星歯車装置18や差動装置48を潤滑する
とともに、一部がFMG16に供給されて、FMG16
のハウジング内を流通したりハウジングに形成された冷
却通路を流通したりハウジングに接して流通したりする
ことにより、そのFMG16を冷却するようになってい
る。
【0022】本実施例のハイブリッド制御装置10にお
いて、ハイブリッド用電子制御装置(以下、HVECU
という)60は、CPU、RAM、ROM等を備えてい
て、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記
憶されたプログラムに従って信号処理を実行することに
より、電子スロットルECU62、エンジンECU6
4、M/GECU66、T/MECU68、前記油圧制
御回路24のON−OFF弁38、リニヤソレノイド弁
40、エンジン14のスタータなどとして機能するスタ
ータモータジェネレータ(以下、SMGという)70な
どを制御する。電子スロットルECU62はエンジン1
4の電子スロットル弁72の開度を図示しないアクチュ
エータを用いて制御するものである。エンジンECU6
4はエンジン14の燃料噴射量や可変バルブタイミング
機構、点火時期などによりエンジン出力を制御するもの
である。M/GECU66はインバータ74を介してF
MG16の力行トルクや回生制動トルク等を制御するも
のである。T/MECU68は変速機12の変速比γや
ベルト張力などを制御するものである。上記SMG70
は電動機および発電機として機能するものであってエン
ジン14に作動的に連結されており、ベルト或いはチェ
ーンなどの動力伝達装置を介してエンジン14のクラン
クシャフトに連結されている。
【0023】上記HVECU60には、アクセル操作量
センサ76からアクセル操作部材としてのアクセルペダ
ル78の操作量θacを表す信号が供給されるとともに、
シフトポジションセンサ80からシフトレバー30のシ
フトポジションを表す信号が供給される。また、エンジ
ン回転速度センサ82、モータ回転速度センサ84、入
力軸回転速度センサ86、出力軸回転速度センサ88、
作動油温センサ90から、それぞれエンジン回転速度
(回転数)Ne、モータ回転速度(回転数)Nm、入力
軸回転速度(入力軸22の回転速度)Nin、出力軸回転
速度(出力軸44の回転速度)Nout 、油圧制御回路2
4の作動油の温度Thoを表す信号がそれぞれ供給され
る。上記出力軸回転速度Nout は車速Vに対応する。こ
の他、バッテリ42の蓄電量SOCなど、運転状態を表
す種々の信号が供給されるようになっている。蓄電量S
OCは単にバッテリ電圧であっても良いが、充放電量を
逐次積算して求めるようにしても良い。上記アクセル操
作量θacは運転者の出力要求量に相当するものであり、
前記電子スロットル弁72の開度は基本的にはそのアク
セル操作量θacに応じて制御される。
【0024】図6は、上記ハイブリット用電子制御装置
であるHVECU60の制御機能の要部すなわち油圧制
御回路24の作動油の温度Thoがたとえば0℃以下であ
る状態でクラッチC2を再係合させる場合の低温時クラ
ッチC2係合制御機能を説明する機能ブロック線図であ
る。低温において動作が不十分となるリニヤソレノイド
弁40により係合圧が制御されるクラッチC2は、低温
度状態に於いては通常は作動させられないけれども,た
とえば、直結モードで走行中にABS(アンチロックブ
レーキシステム)が作動させられたときにそのABS作
動を有効化する場合や、急制動が行われたときのエンジ
ンストール防止する場合などでは、たとえリニヤソレノ
イド弁40の作動が不十分となる低温度状態たとえば0
℃以下の状態であってもクラッチC2が解放され係合さ
せられる場合がある。このような場合には,作動油が低
温であるときにそのリニヤドレノイド弁の作動が低下し
て微妙な制御が困難となるので、油圧式クラッチC2を
滑らかに係合させることができず、急係合によるショッ
クが発生する場合があることから,そのような不都合に
対処するために、本実施例では上記図6の制御が設けら
れているのである。
【0025】上記図6において、エンジン連結開始判定
手段100は、クラッチC2の解放によりそれまで切り
離されていたエンジン14をそのクラッチC2の係合に
より動力伝達経路に再び連結させるか否かを,たとえば
アクセルペダルの操作量θacおよび車速V、或いはそれ
等に基づくモータ走行モードから直結モード或いはET
Cモードへの切換判断に基づいて判定する。このエンジ
ン連結開始判定手段100は、車両走行中においてクラ
ッチC2の係合開始状態を判定するクラッチ係合開始判
定手段としても機能している。
【0026】目標エンジントルク算出手段102は,良
く知られた予め記憶された関係からたとえばアクセルペ
ダルの操作量θac或いはスロットル開度および車速V、
変速機12の変速比γなどに基づいて、運転者或いはオ
ートクルーズコントローラなどの要求する車両駆動トル
クを満たすためにエンジン14に対して要求される目標
エンジントルクTetg を算出する。目標エンジントルク
制限手段104は、図7に示す予め記憶された関係から
作動油温センサ90により検出された実際の油圧制御回
路24の作動油の温度Thoに基づいて目標エンジントル
ク制限値(MAXガード値)Tetg lim を算出し、上記
目標エンジントルクTetg がこの目標エンジントルク制
限値Tetg lim を越えないように制限する。上記図7の
関係は、予め設定された制限温度Tlim を上まわる領域
では一定値とし、下まわる領域では低温となるほど目標
エンジントルク制限値Tetg lim を小さくするように求
められている。上記制限温度Tlim はリニヤソレノイド
弁40の作動が不十分となる温度範囲の上限値に対応す
るものであってたとえば0℃に設定される。
【0027】エンジントルク制御手段106は,上記目
標エンジントルク算出手段102により算出され且つ上
記目標エンジントルク制限手段104により制限された
目標エンジントルク、すなわち低温状態におけるクラッ
チC2係合過程すなわち過渡時の目標エンジントルクT
etg lim に基づいて電子スロットル弁72の開度を調節
し、その目標エンジントルクTetg lim と実際のエンジ
ン14から出力されるエンジントルクTe とが一致する
ようにする。
【0028】係合圧算出手段108は、たとえば図8に
示す予め記憶された関係から目標エンジントルクTetg
に基づいてクラッチC2の係合圧PC2を算出する。すな
わち、目標エンジントルクTetg を滑りなく伝達するた
めの必要且つ十分な大きさの係合トルクを発生させるク
ラッチC2の係合圧PC2を算出する。したがって、クラ
ッチC2の係合過渡時では,上記図8に示す予め記憶さ
れた関係から上記過渡時の目標エンジントルクTetg
lim に基づいて、低温状態における係合過程すなわち過
渡時のクラッチC2の係合圧PC2lim を算出する。この
ような係合過程では,過渡時の目標エンジントルクTet
g lim が低温の作動油温Thoに基づいて小さく制限され
たものであるので,そのクラッチC2の係合圧PC2も、
同一の車両走行状態で所定値Tlim よりも高いために制
限されない目標エンジントルクTetg に基づく係合圧P
C2よりも低い値PC2lim に算出される。クラッチ制御手
段110は、クラッチC2の係合過程における係合圧P
C2を、リニヤソレイド弁40を用いて上記係合圧算出手
段108により算出された値PC2lim となるように制御
し、エンジントルクTe が比較的低く制限されている期
間において係合させる。すなわち、クラッチ制御手段1
10は、油圧式クラッチC2を制御するための作動油温
度Thoが所定値Tlim よりも低い状態である場合には、
その油圧式クラッチC2の係合油圧PC2を前記要求入力
トルクに応じた係合油圧PC2よりも低い値PC2lim に抑
制した状態で油圧式クラッチC2を係合させる。
【0029】係合完了判定手段112は、上記クラッチ
C2が係合完了したか否かを、たとえばモータ走行モー
ドから直結モードへの切換時にはエンジン回転速度Ne
と変速機12の入力軸回転速度とが一致したことに基づ
いて、判定する。前記エンジントルク制御手段106
は,上記係合完了判定手段112によってクラッチC2
の係合完了が判定されると、エンジン14の出力トルク
すなわち変速機12の入力トルクを、制限されたそれま
での目標エンジントルクTetg lim から運転者の要求す
る(制限されない)目標エンジントルクTetg に向かっ
て所定の増加速度で比例的に或いは徐々に増加させ、そ
の目標エンジントルクTetg に対応する値に復帰させ
る。
【0030】図9は,上記ハイブリット用電子制御装置
であるHVECU60の制御作動の要部すなわちリニヤ
ソレノイド弁40の作動のばらつきが大きい低温油時に
おいてショックを発生させることなくクラッチC2を係
合させる制御作動を説明するフローチャートである。
【0031】図9において、前記エンジン連結開始判定
手段100に対応するステップ(以下、ステップを省略
する。)SA1では、モータ走行モードから、直結モー
ド或いはETCモードなどのエンジン作動走行モードへ
の切換が判断されたか否か、すなわちエンジン14をク
ラッチC2により連結するクラッチC2の係合要求か否
かが、たとえば切換フラグがオンか否かに基づいて判断
される。このSA1の判断が否定される場合は本ルーチ
ンが終了させられるが、肯定される場合は、前記目標エ
ンジントルク算出手段102に対応するSA2におい
て,良く知られた予め記憶された関係からたとえばアク
セルペダルの操作量θacおよび車速V、変速機12の変
速比γなどに基づいて、運転者の要求する駆動トルクを
満たすためにエンジン14に対して要求される目標エン
ジントルクTetg が算出される。図10のt1 時点はこ
の状態を示している。続くSA3では,油圧制御回路2
4の作動油の温度Thoがたとえば0℃に予め設定された
低温判定値Tlim 以下であるか否かが判断される。この
SA3の判断が否定される場合は、SA6以下が直接的
に実行されることにより,目標エンジントルクTetg お
よびクラッチC2の係合圧PC2をそれぞれ制限しない通
常の係合作動が実行される。
【0032】しかし,上記SA3の判断が肯定される場
合は,前記係合完了判定手段112に対応するSA4に
おいて、クラッチC2の係合が完了したか否かがたとえ
ばエンジン回転速度Ne と入力軸回転速度Ninとが一致
したことに基づいて判断される。当初はこのSA4の判
断が否定されるので、前記目標エンジントルク制限手段
104に対応するSA5において、図7に示す予め記憶
された関係から作動油温センサ90により検出された実
際の油圧制御回路24の作動油の温度Thoに基づいて目
標エンジントルク制限値(MAXガード値)Tetg lim
が算出され、前記過渡時の目標エンジントルクTetg が
この目標エンジントルク制限値Tetg li m となるように
制限される。次いで、前記係合圧算出手段104に対応
するSA6において、たとえば図8に示す予め記憶され
た関係から上記過渡時の目標エンジントルクTetg に基
づいて、低温状態における係合過程である過渡時のクラ
ッチC2の係合圧PC2が算出される。そして、前記エン
ジントルク制御手段106およびクラッチ制御手段11
0に対応するSA7では,上記のように決定された目標
エンジントルクTetg と実際のエンジントルクが一致す
るように電子スロットル弁72が駆動されるとともに,
上記のように決定されたクラッチC2の係合圧PC2とな
るようにリニヤソレノイド弁40が駆動される。図10
のt2 時点はこの状態を示している。このt2 時点はエ
ンジン14が始動された時点であり、上記目標エンジン
トルクTetg lim と実際のエンジントルクが一致するよ
うに電子スロットル弁72を駆動するエンジントルク制
御と、上記のように決定されたクラッチC2の係合圧P
C2となるようにリニヤソレノイド弁40を駆動する係合
圧制御とは、上記t2 時点で開始される。
【0033】以上の制御サイクルが繰り返し実行される
うち、クラッチC2の係合が完了すると前記SA4の判
断が肯定されるので、前記クラッチ制御手段110に対
応するSA8において、エンジン14の出力トルクすな
わち変速機12の入力トルクを、SA5により制限され
たそれまでの目標エンジントルクTetg lim から運転者
の要求する(制限されない)目標エンジントルクTetg
に向かって所定の増加速度で比例的に或いは徐々に増加
させ、その目標エンジントルクTetg に対応する値に復
帰させる。図10のt3 時点はこの状態を示している。
エンジン回転速度Ne はこの時点で目標エンジン回転速
度Netg に一致させられ、クラッチC2の入出力軸回転
速度が同期させられる。
【0034】上述のように、本実施例によれば、動力伝
達経路を連結遮断する油圧式クラッチC2を有し、運転
者の要求する目標エンジントルク(要求入力トルク)T
etgに応じてその油圧式クラッチC2の係合油圧PC2
決定される車両用動力伝達装置において、その油圧式ク
ラッチC2を制御するための作動油温度Thoが所定値T
lim よりも低い低油温であるか否かを判定する低油温判
定手段(SA3)を含み、その低油温判定手段(SA
3)により低油温であると判定された場合には、油圧式
クラッチC2の係合油圧PC2を、目標エンジントルク
(要求入力トルク)Tetg に応じた係合油圧PC2よりも
低い値PC2lim に抑制した状態で油圧式クラッチC2を
係合させるクラッチ制御手段110(SA5、SA7)
とが設けられている。このため、作動油温Thoが低くリ
ニヤソレノイド弁40の作動不十分により係合圧PC2
ばらつきが大きい低温状態では、クラッチ制御手段11
0により、目標エンジントルク(要求入力トルク)Tet
g に応じた値よりも低い係合油圧PC2lim に抑制された
状態でその油圧式クラッチC2が係合させられることか
ら、その低い値PC2lim に抑制された係合油圧で係合さ
せられる油圧式クラッチC2はそれに見合った目標エン
ジントルクTetg lim とされることと共同して滑らかに
係合させられる。従って、低油温時であっても油圧式ク
ラッチC2の係合に起因するショックが好適に抑制さ
れ、安定した係合を行うことができる。
【0035】また、本実施例によれば、目標エンジント
ルク(要求入力トルク)Tetg よりも低く抑制された入
力トルクTetg lim に応じた相対的に低い係合油圧P
C2limが油圧式クラッチC2の係合圧として決定される
ので、油圧式クラッチC2の係合ショックが一層低減さ
れる。
【0036】また、本実施例によれば、油圧式クラッチ
C2の係合完了後には、作動油温Thoが低い低温状態で
あることに起因して制限された目標エンジントルクTet
g li m から、通常の制限されない目標エンジントルク
(要求入力トルク)Tetg へ復帰させられるので、油圧
式クラッチC2の係合完了後には本来的に必要とされて
いた要求トルクTetg が伝達されても何らの不都合が発
生しない。
【0037】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加
えた態様で実施することができる。
【0038】たとえば、前述の実施例において、作動油
温Thoが低温状態であることを判定する低温判定値T
lim は、0℃に設定されたものであったが、作動油の性
質やリニヤソレノイド弁40の特性に応じて変更されて
もよい。
【0039】また、前述の実施例の目標エンジントルク
制限手段104では,図7に示す関係から作動油温Tho
に基づいて目標エンジントルク制限値Tetg lim が求め
られていたが、作動油温Thoが低温判定値Tlim より高
い場合には1であり、低温判定値Tlim より低い場合に
は低くなるほど1よりも小さくなる補正係数Kが求めら
れ、その補正係数Kが目標エンジントルク制限値Tetg
に乗算されることにより目標エンジントルク制限値Tet
g lim が求められてもよい。また、目標エンジントルク
制限値Tetg に対応して求められた油圧式クラッチC2
の係合圧PC2に上記補正係数Kが乗算されることによっ
て制限された係合圧PC2lim が求められてもよい。
【0040】また、前述の実施例では、エンジン14お
よびFMG16を選択的に原動機として用いるハイブリ
ッド車両であったが、他の形式の車両であっても差し支
えない。要するに,動力伝達経路を連結遮断する油圧式
クラッチを有し、要求入力トルクに応じてその油圧式ク
ラッチの係合油圧が決定される形式の車両であればよい
のである。
【0041】なお、上述したのはあくまでも本発明の一
実施例であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲にお
いて適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたハイブリッド車両に備えら
れた制御装置を概略説明する図である。
【図2】図1のハイブリッド車両の動力伝達系の構成を
説明する骨子図である。
【図3】図1の油圧制御回路の一部を示す回路図であ
る。
【図4】図1のハイブリッド駆動制御装置において成立
させられる幾つかの走行モードと、クラッチおよびブレ
ーキの作動状態との関係を説明する図である。
【図5】図4のETCモード、直結モード、およびモー
タ走行モード(前進)における遊星歯車装置の各回転要
素の回転速度の関係を示す共線図である。
【図6】図1のHVECTの制御機能の要部すなわち低
温時のクラッチ係合制御機能を説明するブロック部であ
る。
【図7】図6において目標エンジントルク制限値を求め
るために用いられる予め記憶された関係を示す図であ
る。
【図8】図6において、目標エンジントルク(制限値)
に対応したクラッチC2の係合圧PC2を求めるために用
いられる予め記憶された関係を示す図である。
【図9】図1のHVECTの制御作動の要部すなわち低
温時のクラッチ係合制御作動を説明するフローチャート
である。
【図10】図1のHVECTの制御作動の要部すなわち
低温時のクラッチ係合制御作動を説明するタイムチャー
トである。
【符号の説明】
10:ハイブリッド制御装置 14:エンジン 60:HVECU(ハイブリッド用電子制御装置) 70:スタータ用モータジェネレータ(SMG、電動
機、発電機) 100:エンジン連結開始判定手段 102:目標エンジントルク算出手段 104:目標エンジントルク制限手段 106:エンジントルク制御手段 108:係合圧算出手段 110:クラッチ制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 59:74 B60K 9/00 E Fターム(参考) 3J057 AA03 BB02 GA47 GB02 GB05 GB13 GB14 GB27 GC02 GC08 GC09 GC10 GD08 GD26 GE07 HH01 JJ01 3J552 MA07 NA01 NB08 PA02 RA29 SA52 TB07 VA32 VA37 VA48 VA61 VC01 VD02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力伝達経路を連結遮断する油圧式クラ
    ッチを有し、車両要求に基づいて定まる該油圧式クラッ
    チへの入力トルクに応じて該油圧式クラッチの係合油圧
    が決定される車両用動力伝達装置であって、 前記油圧式クラッチを制御する作動油温度が所定値より
    も低い状態である場合には、前記油圧式クラッチの係合
    油圧を前記入力トルクに応じた係合油圧よりも低い値に
    抑制した状態で該油圧式クラッチを係合させるクラッチ
    制御手段を、含むことを特徴とする車両用動力伝達装
    置。
  2. 【請求項2】 車両要求に基づいて定まる前記油圧式ク
    ラッチへの入力トルクよりも低く抑制された入力トルク
    に応じて、前記油圧式クラッチの係合圧が決定されるも
    のである請求項1の車両用動力伝達装置。
  3. 【請求項3】 前記油圧式クラッチの係合完了後には、
    前記車両要求に基づいて定まるその油圧式クラッチへの
    入力トルクよりも低く抑制された入力トルクを該要求ト
    ルクに復帰させるものである請求項1または2の車両用
    動力伝達装置。
  4. 【請求項4】 動力伝達経路を連結遮断する油圧式クラ
    ッチを有し、該油圧式クラッチへの入力状態に応じて該
    油圧式クラッチの係合油圧が決定される車両用動力伝達
    装置であって、 前記油圧式クラッチを制御する作動油温度が所定値より
    も低い状態である場合には、同一の車両走行状態で作動
    油温が前記所定値よりも高い状態である場合より低い値
    に抑制した状態で該油圧式クラッチを係合させるクラッ
    チ制御手段を含むことを特徴とする車両用動力伝達装
    置。
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