JP2002326580A - 電動車両 - Google Patents

電動車両

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JP2002326580A
JP2002326580A JP2001134689A JP2001134689A JP2002326580A JP 2002326580 A JP2002326580 A JP 2002326580A JP 2001134689 A JP2001134689 A JP 2001134689A JP 2001134689 A JP2001134689 A JP 2001134689A JP 2002326580 A JP2002326580 A JP 2002326580A
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    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者に負担をかけないで電動車両の方向転
換や旋回をおこなうことができ、かつ電動車両を安定さ
せた状態で方向転換や旋回をおこなうことができる電動
車両を提供する。 【解決手段】 除雪機40は、左のブレーキ74L及び
左の電動モータ71Lを制御する左側旋回操作レバー5
6Lを左のグリップ48Lに沿って設け、右のブレーキ
74R及び右の電動モータ71Rを制御する右側旋回操
作レバー56Rを右のグリップ48Rに沿って設けた。
この結果、運転者は左右のグリップ48L,48Rを握
りながら、左右の旋回操作レバー56L,56Rを操作
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右の駆動輪をそ
れぞれ左右の電動モータで駆動する電動車両に関する。
【0002】
【従来の技術】作業機は、荷役に用いる運搬車、農耕に
用いる耕耘機やトラクタ、芝をブレードで刈る芝刈機、
除雪する除雪車などのを総称する用語である。作業機の
なかには電動モータで走行する電動車両があり、電動車
両として特開昭50−107619号公報「電動運搬車
の操向制御装置」が知られている。以下、同公報の第2
図を次図に再掲して電動車両について説明する。但し、
符号はふり直した。
【0003】図13は従来の電動運搬車の正面図であ
る。電動運搬車100に備えた左右の電動モータ(図示
しない)で左右の駆動輪101L,101Rを駆動する
ことにより、電動運搬車100は通路102に沿って走
行する。電動運搬車100の走行中に、通路102から
ずれて左側センサ104Lが左側傾斜面103Lに接触
すると、右側電動モータが逆転して電動運搬車100を
通路102に戻すように方向変換する。一方、電動運搬
車100が通路102からずれて右側センサ104Rが
右側傾斜面103Rに接触すると、左側電動モータが逆
転して電動運搬車100を通路102に戻すように方向
変換する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電動運搬車1
00は左右のセンサ104L,104Rがそれぞれ左右
の傾斜面103L,103Rに接触してから方向変換を
開始するので、通路102から比較的大きくずれてしま
ってから方向変換することになる。このため、電動運搬
車100は蛇行しながら走行するようになる。
【0005】この蛇行を防ぐためには、左右のセンサ1
04L,104Rが傾斜面103L,103Rに接触す
る前に、運転者が電動運搬車100を方向変換させれば
よい。しかし、左右のセンサ104L,104Rに頼ら
ないで、運転者が電動運搬車100を方向変換するため
には、運転者は操作ハンドル105を強く握って電動運
搬車100を力任せに方向変換する必要がある。
【0006】このように、センサ104L,104Rに
頼らないで、運転者が電動運搬車100を方向変換する
ためには運転者に大きな負担がかかる。さらに、運転者
が力任せに電動運搬車100の方向を変換すると、電動
運搬車100がぐらついてしまい、電動運搬車100を
好適な走行姿勢に保つことは難しい。
【0007】そこで、本発明の目的は、運転者に負担を
かけないで電動車両の方向転換や旋回をおこなうことが
でき、かつ電動車両を安定させた状態で方向転換や旋回
をおこなうことができる電動車両を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、左の駆動輪を駆動する左の電動モータ、
左の駆動輪を制動する左のブレーキ、右の駆動輪を駆動
する右の電動モータ、及び右の駆動輪を制動する右のブ
レーキを車体に備え、この車体から後方へ左右の操作ハ
ンドルを延ばし、これらの操作ハンドルの端部に各々グ
リップを備えた電動車両において、左のブレーキ及び左
の電動モータを制御する左側旋回操作レバーを左のグリ
ップに沿って設け、右のブレーキ及び右の電動モータを
制御する右側旋回操作レバーを右のグリップに沿って設
けたことを特徴とする。
【0009】左右のグリップに沿ってそれぞれ左右の旋
回操作レバーを設け、左側旋回操作レバーで左のブレー
キや電動モータを制御し、右側旋回操作レバーで右のブ
レーキや電動モータを制御する。このため、運転者は左
右のグリップを握りながら、左右の旋回操作レバーを操
作できるので、左右のグリップで車両の姿勢を好適に保
ちながら、左右の旋回操作レバーで車両の方向変換や旋
回をおこなうことができる。
【0010】加えて、運転者は左右のグリップを握った
ままの状態で左右の旋回操作レバーを操作できるので、
左右の手を移動させずに、指だけで左右の旋回操作レバ
ーを容易に操作できる。このため、運転者は自然な操作
感(無理のない動作)で左右の旋回操作レバーを操作で
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。また、「前」、「後」、「左」、「右」は
運転者を基準とする。図1は本発明に係る電動車両(第
1実施形態)の平面図であり、電動車両としての電動運
搬車10は、車体フレーム(車体)11に収納したバッ
テリ12から給電を受けた左右の電動モータ13L,1
3R(Lは左、Rは右を示す。以下同じ)で駆動軸14
L,14Rを回し、これらの駆動軸14L,14Rの端
部に設けた駆動輪15L,15Rで左右のクローラ16
L,16Rを駆動し、且つ左右のブレーキ17L,17
Rで駆動輪15L,15Rに制動を掛けることのできる
電動車両であり、車体フレーム11上に荷台20を載
せ、この荷台20の後部に操作盤21を備え、この操作
盤21に1本のアクセルレバー22を備え、操作盤21
(又は車体フレーム11若しくは荷台20)から後方へ
左右の操作ハンドル25L,25Rを延ばしたものであ
る。
【0012】この電動運搬車10は、左右の操作ハンド
ル25L,25Rの端部にそれぞれ左右のグリップ30
L,30Rを備え、左のブレーキ17L及び左の電動モ
ータ13Lを制御する左側旋回操作レバー23Lを左の
グリップ30Lに沿って設け、右のブレーキ17R及び
右の電動モータ13Rを制御する右側旋回操作レバー2
3Rを右のグリップ30Rに沿って設けた運搬車であ
る。運転者は運搬車には乗らず、後部から連れ歩きなが
ら操作盤21上のレバー類(アクセルレバー22,左右
の旋回操作レバー23L,23Rを含む。)を操作する
ことで、前後進、旋回、停止を行うことができる。
【0013】24は制御部であり詳細は後述するが、こ
の制御部24でアクセルレバー22及び左右の旋回操作
レバー23L,23Rのポジションに基づいて、左右の
電動モータ13L,13R及び左右のブレーキ17L,
17Rを一括制御する。前記ブレーキ17L,17R
は、電磁作用で制動を掛ける電磁ブレーキ、油圧力でデ
ィスクを挟持する形式の油圧ブレーキ、ドラムをバンド
で締める形式の機械式ブレーキ、回生ブレーキ又は同等
のブレーキであれば形式及び種類は問わない。
【0014】図2(a),(b)は本発明(第1実施形
態)で採用したアクセルレバーの作用図である。(a)
において、アクセルレバー22は、前進、停止、後退を
一本のレバーで賄い、且つ前進及び後退の状態で低速か
ら高速に連続的に切換えるこのとのできる操作レバーで
ある。この様なアクセルレバー22のポジションをアク
セルポテンショメータ26でモニターする。
【0015】(b)はレバー22のポジションとアクセ
ルポテンショメータ26の出力の関係を示すグラフであ
り、アクセルポテンショメータ26の出力範囲を0〜+
5V(ボルト)としたときに、後退高速に0v、中立
(停止)に+2.5V、前進高速に+5Vを割り当てた
ことを示す。
【0016】図3は図1の3矢視図であり、左右の操作
ハンドル25L,25R(右の操作ハンドル25Rは図
面奥)の端部にそれぞれ左右のグリップ30L,30R
を備え、左右のグリップ30L,30Rの下方に、かつ
それぞれのグリップ30L,30Rに沿わせて左右の旋
回操作レバー23L,23R(右側旋回操作レバー23
Rは図面奥)を配置し、ヒンジピン31L,31Rで操
作ハンドル25L,25Rに上下スイング可能に取付
け、左右の旋回操作レバー23L,23Rでブレーキポ
テンショメータ27L,27Rのアーム32L,32R
をスイングさせる。左右の旋回操作レバー23L,23
Rは圧縮ばね33L,33Rで実線の位置へ付勢する。
運転者が握ることで想像線で示す位置に移動する。
【0017】図4(a),(b)は第1実施形態のブレ
ーキポテンショメータの作用図である。(a)はブレー
キポテンショメータの拡大図であり、ブレーキポテンシ
ョメータ27L,27Rのアーム32L,32Rが、
からを経てまでの範囲を移動するとする。このとき
のを移動範囲の始めの「無ブレーキ点」、を移動範
囲の途中の「フルブレーキ点」、を「移動範囲の終り
の点」と呼ぶことにする。
【0018】(b)は横軸がブレーキポテンショメータ
のアーム32L又は32Rの揺動角度、すなわち、旋回
操作レバーの移動距離を示し、縦軸はブレーキポテンシ
ョメータ出力を示す。本例では、横軸の無ブレーキ点
で縦軸の0ボルト、横軸のフルブレーキ点で縦軸のV
mボルト、横軸の移動範囲の終りの点で縦軸の5.0
ボルトを割り付けた。なおVmは、0<Vm<5.0を
満足する電圧であり、例えば1.5ボルト、2.0ボル
ト又は2.5ボルトに設定する。
【0019】この結果、縦軸で0〜Vmの間は制動制
御、縦軸でVm〜5.0の間は旋回制御となる。図
(a)においても、点(レバーの移動範囲の始まりの
点)から点(レバーの移動範囲の途中)までは制動制
御、点(レバーの移動範囲の途中)から点(レバー
の移動範囲の終りの点)までは旋回制御となる。
【0020】図5は本発明に係る電動車両(第1実施形
態)の制御系統図であり、左側旋回操作レバー23Lを
操作すると、これに連動したブレーキポテンショメータ
27Lの出力電圧BKLVに基づいて、左のブレーキド
ライバ28Lは左のブレーキ17Lを制動制御する。す
なわち、図4(b)に示す横軸の〜の間では左側旋
回操作レバー23Lのポジション、具体的にはレバー2
3Lの握り量に応じて、制動量を比例的に変化させる。
【0021】同様に、右側旋回操作レバー23Rを操作
すると、これに連動したブレーキポテンショメータ27
Rの出力電圧BKRVに基づいて、右のブレーキドライ
バ28Rは右のブレーキ17Rを制動制御する。すなわ
ち、図4(b)に示す横軸の〜の間では右側旋回操
作レバー23Rのポジション、具体的にはレバー23R
の握り量に応じて、制動量を比例的に変化させる。
【0022】一方、制御部24は、アクセルポテンショ
メータ26の出力電圧ACCVを取込み、左右のモータ
ドライバ29L,29Rを介して左右のモータ13L,
13Rを各々制御する。
【0023】加えて、左右の旋回操作レバー23L,2
3Rを深く握ることにより、制動と異なる旋回を実施す
ることができる。すなわち、図4(b)に示す横軸の
〜の間では制動はさせずに旋回制御を実施する。この
詳細を次に述べる。
【0024】図6は本発明に係る電動車両(第1実施形
態)の左右の旋回操作レバーの作用フロー図であり、S
T××はステップ番号を示す。 ST01:先ず、左ブレーキポテンショメータ出力BK
LVが、Vmより大きいか否かを調べる。図4(b)の
縦軸で示す通り、BKLVが、Vmより大きければ旋回
制御領域となる。そこで、YESであればST02、N
OであればST07に進む。 ST02:ST01でYESであれば、車速がゼロ又は
微速であることを確認する。V0は急旋回しても差支え
無い程度の微速を意味する。車速がV0以上であれば、
NOであるからST03に進む。 ST03:制御部は減速制御を実施し、車速を低下させ
る。この減速制御はST02をクリアするまで続ける。 ST04:ST03で減速制御の一環としてブレーキ操
作をすることが考えられるので、ここで左右のブレーキ
を解放する。 ST05:BKLVが、Vmより大きいこと(ST0
1)と車速がV0未満(ST02)であることの2つの
条件が満されたので、制御部は左の電動モータを逆転、
右の電動モータを正転させる。これで電動車両の左急旋
回が始まる。 ST06:BKLVがVm以下(図4(b)の縦軸で制
動制御領域内)になれば、旋回制御を中断して通常運転
状態に戻す。
【0025】ST07:ST01でNOであれば、右ブ
レーキポテンショメータ出力BKRVが、Vmより大き
いか否かを調べる。YESであればST08、NOであ
ればこの制御から抜ける。すなわち、左右ブレーキポテ
ンショメータ出力BKLR,BKLRともに旋回制御領
域に無いので、旋回制御は実施しない。 ST08:ST07でYESであれば、車速がゼロ又は
微速であることを確認する。車速が微速V0以上であれ
ば、NOであるからST09に進む。 ST09:制御部は減速制御を実施し、車速を低下させ
る。この減速制御はST08をクリアするまで続ける。 ST10:ST09で減速制御の一環としてブレーキ操
作をすることが考えられるので、ここで左右のブレーキ
を解放する。 ST11:BKRVがVmより大きいこと(ST07)
と車速がV0未満(ST08)であることの2つの条件
が満されたので、制御部は左の電動モータを正転、右の
電動モータを逆転させる。これで電動車両の右急旋回が
始まる。 ST12:BKRVがVm以下になれば、旋回制御を中
断して通常運転状態に戻す。
【0026】なお、上記ST05又はST11で実施す
る旋回のための電動モータの回転数は、一定の値(固定
値)を採用すること、又は変動値を採用することの何れ
であってもよい。
【0027】変動値は、例えば図2で説明したアクセル
レバー22のポジション、すなわちアクセルポテンショ
メータ出力に比例させた回転数とする。そうすれば、高
速での作業中には高速で急旋回させ、低速での作業中に
は低速で旋回させという作業形態に対応した旋回がなせ
る。
【0028】図7(a)〜(c)は本発明(第1実施形
態)で実行する信地旋回の説明図であり、右旋回形信地
旋回の例を説明する。(a)において、右側旋回操作レ
バー23Rを強く握ると、左の電動モータ13Lが正転
して、左のクローラ16Lが前進状態になり、同時に右
の電動モータ13Rは逆転して、右のクローラ16Rが
後退状態になる。左右のクローラ16L,16Rの前後
左右の中心を旋回中心G1とし、荷台20の左隅までの
距離をR1とすれば、旋回中心G1を中心、旋回半径R
1で電動車両10は右に旋回し始める。
【0029】(b)は右に90゜程旋回した状態を示
す。電動車両10は引続き右に旋回する。(c)は右に
180゜程旋回した状態を示す。旋回エリアは半径R1
の円に収っていることが分かる。この様に旋回エリアを
最小にすることが、信地旋回のねらいである。運転者は
任意に右側旋回操作レバー23Rを操作すれば、右旋回
形信地旋回を開始し、終えることができる。左旋回形信
地旋回も同様である。
【0030】以上、信地旋回を説明したが、この信地旋
回と比較するために普通の旋回を次に説明する。図8
(a),(b)は普通の旋回の説明図である。本発明
(第1実施形態)の電動運搬車10は当然のことながら
普通の旋回を実施することができる。(a)において、
右側旋回操作レバー23Rを、フルブレーキ点(図4
(a)の)まで又はその直前まで握る。すると、右の
クローラ16Rは停止する。しかし、左のクローラ16
Lは運転(この例では正転とする。)を継続するため、
電動運搬車10は右に旋回し始める。このときの旋回中
心G2は右のクローラ16Rの中央、旋回半径R2は旋
回中心G2から荷台20の左隅までとなる。
【0031】(b)は180゜程度旋回した電動運搬車
10を示し、旋回中心G2を中心として半径R2で描い
た円が旋回エリアとなる。この円は、図7(c)で示し
た半径R1の円より、1〜2回り大きなものとなる。従
って、旋回エリアを最小にするには図7の信地旋回が最
良となることが分かる。
【0032】ここで運転者の操作手順を考察すると、走
行中に方向を調整する必要があれば運転者は左又は右の
旋回操作レバーを軽く握ることで左右の速度差が発生
し、左又は右に電動運搬車の進行方向を修正することが
できる。方向修正を急激に行おうとすれば、運転者は左
又は右の旋回操作レバーをより強く握る。このときに、
旋回操作レバーのポジションが図4のにあれば、図8
の旋回が実施でき、旋回操作レバーのポジションが図4
の〜の間にあれば、図7の信地旋回が実施できる。
【0033】すなわち、本発明によれば運転者は左又は
右の旋回操作レバーを操作するだけで、穏やかな旋回か
ら急な旋回を経て信地旋回(超急旋回)までを、自在に
なすことができる。
【0034】以上説明したように、第1実施形態の電動
運搬車10によれば、図1及び図3に示すように左右の
グリップ30L,30Rに沿ってそれぞれ左右の旋回操
作レバー23L,23Rを設け、左側旋回操作レバー2
3Lで左のブレーキ17Lや左の電動モータ13Lを制
御し、右側旋回操作レバー23Rで右のブレーキ17R
や右の電動モータ13Rを制御する構成とした。
【0035】このため、運転者は左右のグリップ30
L,30Rを握りながら、左右の旋回操作レバー23
L,23Rを操作できる。この結果、左右のグリップ3
0L,30Rを握ることで電動運搬車10の姿勢を好適
に保ちながら、左右の旋回操作レバー23L,23Rで
電動運搬車10の方向転換や旋回をおこなうことができ
るので、電動運搬車10を安定させた状態で転舵操作を
おこなうことができる。
【0036】加えて、運転者は左右のグリップ30L,
30Rを握ったままの状態で左右の旋回操作レバー23
L,23Rを操作できるので、左右の手を移動させず
に、指だけで左右の旋回操作レバー23L,23Rを容
易に操作できる。この結果、運転者は自然な操作感(無
理のない動作)で左右の旋回操作レバー23L,23R
を操作できるので、運転者の疲労を軽減することができ
る。
【0037】次に、第2実施形態を図9〜図12に基づ
いて説明する。なお、第2実施形態において、第1実施
形態と同一部材については同じ符号を付して説明を省略
する。図9は本発明に係る電動車両(第2実施形態)の
側面図であり、以下電動車両として除雪機を例に説明す
る。除雪機40は、左右のクローラベルト41L,41
R(この図では左のみを示す。以下同じ。)を備えた走
行フレーム42に、除雪作業部43並びにこの除雪作業
部43を駆動するエンジン44を備えた車体フレーム4
5を上下スイング可能に取付け、この車体フレーム45
の前部をフレーム昇降機構46によって上下スイングす
るようにし、さらに、走行フレーム42の後部から後方
(より具体的には後上方)へ左右2本の操作ハンドル4
7L,47Rを延したものである。なお、走行フレーム
42及び車体フレーム45で機体(車体)49を構成す
る。
【0038】左右の操作ハンドル47L,47Rは、除
雪機40に連れて歩行する作業者(図示せず)が握って
除雪機40を操作するものである。左右の操作ハンドル
47L,47R間に操作盤51、制御部52、バッテリ
53,53を上からこの順に配列して取付ける。
【0039】さらに左右の操作ハンドル47L,47R
は、それぞれの端部に左右のグリップ48L,48Rを
取付け、左のグリップ48Lの近傍にブレーキ操作レバ
ー54を備え、左右のグリップ48L,48Rの近傍に
それぞれ左右の旋回操作レバー56L,56Rを備え
る。
【0040】除雪作業部43は、車体フレーム45の前
部に取付けたオーガ43a、ブロア43b並びにシュー
タ43cからなる。エンジン44の出力軸65からの動
力を電磁クラッチ66を介して駆動プーリ67aに伝達
し、駆動プーリ67aの回転を伝動ベルト67bで従動
プーリ68bに伝え、従動プーリ68bの回転を回転軸
68aを介してオーガ43a及びブロア43bに伝える
ことにより、オーガ43aで掻き集めた雪をブロア43
bでシュータ43cを介して遠くへ飛ばすことができ
る。
【0041】図10は本発明に係る電動車両(第2実施
形態)の平面図であり、左右のクローラベルト41L,
41Rの駆動源を左右の電動モータ71L,71Rと
し、左右のクローラベルト41L,41Rの後部に左右
の駆動輪72L,72Rを配置し、左右のクローラベル
ト41L,41Rの前部に左右の転動輪73L,73R
を配置した状態を示す。
【0042】除雪機40は、電動モータ71L,71R
の回転をそれぞれ左右の駆動輪72L,72Rに伝え、
左右のクローラベルト41L,41Rを駆動して自力走
行することができる。また、エンジン44から突出した
出力軸65に発電機用プーリ75を取付け、この発電機
用プーリ75と充電用発電機69のプーリ76に駆動ベ
ルト77をかけることで、出力軸65の回転を駆動ベル
ト77を介して充電用発電機69に伝えることができ
る。
【0043】操作盤51には、フレーム昇降機構46
(図9に示す)を操作する昇降操作レバー60aと、シ
ュータ43cの向きを変えるシュータ操作レバー60b
と、アクセルレバー22(第1実施形態と同一部材)
と、エンジン44の回転数を制御する除雪作業部43用
のスロットルレバー64を備える。加えて、操作盤51
は、右側の操作ハンドル47R近傍にクラッチ操作ボタ
ン59を備える。クラッチ操作ボタン59は、電磁クラ
ッチ66をオン・オフ制御するスイッチを備えたボタン
である。
【0044】この除雪機40で除雪作業をおこなう際に
は、運転者は除雪機40には乗らず、後部から連れ歩き
ながらアクセルレバー22や左右の旋回操作レバー56
L,56Rを操作することで、前後進、旋回、停止を行
うことができる。以下、アクセルレバー22及び左右の
旋回操作レバー56L,56Rについて説明する。
【0045】図11は本発明に係る電動車両(第2実施
形態)の制御系統図であり、左の駆動輪72Lを駆動す
る左の電動モータ71L、左の駆動輪72Lを制動する
左のブレーキ74L、右の駆動輪72Rを駆動する右の
電動モータ71R、及び右の駆動輪72Rを制動する右
のブレーキ74Rを機体49に備え、この機体49から
後方へ左右の操作ハンドル47L,47Rを延ばし、こ
れらの操作ハンドル47L,47Rの端部にそれぞれ左
右のグリップ48L,48Rを備え、左のブレーキ74
L及び左の電動モータ71Lを制御する左側旋回操作レ
バー56Lを左のグリップ48Lに沿って設け、右のブ
レーキ74R及び右の電動モータ71Rを制御する右側
旋回操作レバー56Rを右のグリップ48Rに沿って設
けた除雪機40を示す。
【0046】左右のブレーキ74L,74Rは、図1に
示す第1実施形態のブレーキ17L,17Rと同様に、
電磁作用で制動を掛ける電磁ブレーキ、油圧力でディス
クを挟持する形式の油圧ブレーキ、ドラムをバンドで締
める形式の機械式ブレーキ、回生ブレーキ又は同等のブ
レーキであれば形式及び種類は問わない。
【0047】加えて、この除雪機40は、左右の旋回操
作レバー56L,56Rのそれぞれのスイング軸56
a、56aに左右のブレーキポテンショメータ57L,
57Rを備え、アクセルレバー22のスイング軸にアク
セルポテンショメータ26(第1実施形態と同一部材)
を備え、左の操作ハンドル47Lにブレーキスイッチ5
5を備える。
【0048】アクセルレバー22は、第1実施形態と同
様に、前進、停止、後退を一本のレバーで賄い、且つ前
進及び後退の状態で低速から高速に連続的に切換えるこ
のとのできる操作レバーである。このアクセルレバー2
2のポジションに対応させてアクセルポテンショメータ
26を作動することにより、電動モータ71L,71R
の回転速度を操作するとともに、電動モータ71L,7
1Rを正逆転させる。
【0049】ブレーキスイッチ55はブレーキ操作レバ
ー54で操作するスイッチである。具体的には、左のグ
リップ48Lを左手で握る際に、ブレーキ操作レバー5
4を一緒に握ってピン54aを中心にしてグリップ48
L側にスイングすることで、ブレーキスイッチ55がブ
レーキ解除になる。このブレーキ操作レバー54は、デ
ッドマンレバー方式のパーキングレバーである。
【0050】左右のブレーキポテンショメータ57L,
57Rは、スイング軸56a、56aに備えた点で、図
3に示す第1実施形態のブレーキポテンショメータ27
L,27Rと異なるだけで、その他の構成は第1実施形
態と同じである。左右のブレーキポテンショメータ57
L,57Rの作用を次図で細説する。
【0051】図12(a),(b)は第2実施形態のブ
レーキポテンショメータの作用図である。(a)は旋回
操作レバー56L,56R及びそれぞれのブレーキポテ
ンショメータ57L,57Rの拡大図であり、旋回操作
レバー56L,56Rが、からを経てまでの範囲
を移動する。ここで、第1実施形態と同様にを移動範
囲の始めの「無ブレーキ点」、を移動範囲の途中の
「フルブレーキ点」、を「移動範囲の終りの点」と呼
ぶことにする。
【0052】なお、50L,50Rは、それぞれ左右の
旋回操作レバー56L,56Rを(実線の位置)へ付
勢する左右の圧縮ばねである。左右の旋回操作レバー5
6L,56Rを(実線の位置)へ付勢するばねは、圧
縮ばね50L,50Rに限らないで、例えば捩りばねを
スイング軸56a,56aに取付けることも可能であ
る。
【0053】(b)は横軸が旋回操作レバー56L,5
6Rの移動距離を示し、縦軸はブレーキポテンショメー
タ57L,57Rの出力を示す。本例では、横軸の無ブ
レーキ点で縦軸の0ボルト、横軸のフルブレーキ点
で縦軸のVmボルト、横軸の移動範囲の終りの点で縦
軸の5.0ボルトを割り付けた。なおVmは、0<Vm
<5.0を満足する電圧であり、例えば1.5ボルト、
2.0ボルト又は2.5ボルトに設定する。
【0054】この結果、縦軸で0〜Vmの間は制動制
御、縦軸でVm〜5.0の間は旋回制御となる。図
(a)においても、点(レバーの移動範囲の始まりの
点)から点(レバーの移動範囲の途中)までは制動制
御、点(レバーの移動範囲の途中)から点(レバー
の移動範囲の終りの点)までは旋回制御となる。
【0055】次に、図11及び図12に基づいて除雪機
40の作用を説明する。左の旋回操作レバー56Lを図
12の〜の間で操作すると、これに連動したブレー
キポテンショメータ57Lの出力電圧BKLVに基づい
て、制御部52から左のブレーキドライバ58Lに信号
が出力し、左のブレーキドライバ58Lで左のブレーキ
74Lを制動制御する。
【0056】図12(b)に示す横軸の〜の間では
左の旋回操作レバー56Lのポジション、具体的には左
の旋回操作レバー56Lの握り量に応じて、制動量を比
例的に変化させる。この結果、除雪機40は、右のクロ
ーラベルト41Rが駆動した状態で、左のクローラベル
ト41Lが静止することにより普通の左旋回が可能にな
る。換言すると、除雪機40は、図8に示す電動運搬車
10とは逆向きの普通の左旋回が可能になる。
【0057】同様に、右の旋回操作レバー56Rを図1
2の〜の間で操作すると、これに連動した右のブレ
ーキポテンショメータ57Rの出力電圧BKRVに基づ
いて、制御部52から右のブレーキドライバ58Rに信
号が出力し、右のブレーキドライバ58Rは右のブレー
キ74Rを制動制御する。
【0058】図12(b)に示す横軸の〜の間では
右の旋回操作レバー56Rのポジション、具体的には右
の旋回操作レバー56Rの握り量に応じて、制動量を比
例的に変化させる。この結果、除雪機40は、左のクロ
ーラベルト41Lが駆動した状態で、右のクローラベル
ト41Lが静止することにより普通の右旋回が可能にな
る。換言すると、除雪機40は、図8に示す電動運搬車
10と同様に普通の右旋回が可能になる。
【0059】一方、制御部52は、第1実施形態と同様
にアクセルポテンショメータ26の出力電圧ACCVを
取込み、左右のモータドライバ29L,29R(第1実
施形態と同一部材)を介して左右のモータ71L,71
Rを各々制御(回転速度や正逆転を制御)する。
【0060】加えて、左の旋回操作レバー56L、又は
右の旋回操作レバー56Rをそれぞれ図12の〜の
間で深く握ることにより、除雪機40を普通の旋回(す
なわち、制動による旋回)とは異なる左右の旋回(信地
旋回)を実施することができる。図12(b)に示す横
軸の〜の間では左右のクローラベルト41L,41
Rを静止させないで逆転させることで、除雪機40を図
7に示す電動運搬車10と同様に信地旋回させることが
できる。なお、左右の旋回操作レバー56L,56Rを
操作した際の左右の電動モータ71L,71R及び左右
のブレーキ74L,74Rの制御方法は第1実施形態で
説明した図6のフロー図と同じである。
【0061】第2実施形態の除雪機40によれば、第1
実施形態の電動運搬車10と同様に、左右のグリップ4
8L,48Rに沿ってそれぞれ左右の旋回操作レバー5
6L,56Rを設け、左側旋回操作レバー56Lで左の
ブレーキ74Lや左の電動モータ71Lを制御し、右側
旋回操作レバー56Rで右のブレーキ74Rや右の電動
モータ71Rを制御する構成とした。
【0062】この構成により、第1実施形態の電動運搬
車10と同様の効果を得ることができる。すなわち、運
転者は左右のグリップ48L,48Rを握りながら、左
右の旋回操作レバー56L,56Rを操作できる。この
結果、左右のグリップ48L,48Rを握ることで除雪
機40の姿勢を好適に保ちながら、左右の旋回操作レバ
ー56L,56Rで除雪機40の方向転換や旋回をおこ
なうことができるので、除雪機40を安定させた状態で
転舵操作をおこなうことができる。
【0063】加えて、運転者は左右のグリップ48L,
48Rを握ったままの状態で左右の旋回操作レバー56
L,56Rを操作できるので、左右の手を移動させず
に、指だけで左右の旋回操作レバー56L,56Rを容
易に操作できる。この結果、運転者は自然な操作感(無
理のない動作)で左右の旋回操作レバー56L,56R
を操作できるので、運転者の疲労を軽減することができ
る。
【0064】なお、前記第1、第2実施形態では、電動
車両として電動運搬車10やロータリ型の除雪機40を
例に説明したが、本発明に係る電動車両は、草刈機、ド
ーザ、耕運機などの作業車両であってもよく、格別に種
類を限定するものではない。
【0065】また、前記第1、第2実施形態では、左右
の旋回操作レバーを操作した際の左右の電動モータ及び
左右のブレーキの制御例を図6のフロー図で説明した
が、左右の電動モータや左右のブレーキの制御方法はこ
れに限るものではない。要は、左右の旋回操作レバーを
操作した際に、車両が方向変換や旋回できるように左右
の電動モータや左右のブレーキを制御できればよい。さ
らに、前記第1、第2実施形態では、本発明を信地旋回
可能な車両に適用した例について説明したが、信地旋回
を採用しない車両に適用することも可能である。
【0066】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1によれば、左右のグリップに沿ってそれ
ぞれ左右の旋回操作レバーを設け、左側旋回操作レバー
で左のブレーキや電動モータを制御し、右側旋回操作レ
バーで右のブレーキや電動モータを制御する構成とし
た。このため、運転者は左右のグリップを握りながら、
左右の旋回操作レバーを操作できるので、左右のグリッ
プで車両の姿勢を好適に保ちながら、左右の旋回操作レ
バーで車両の方向変換や旋回をおこなうことができる。
このように、左右のグリップを握ったまま車両の方向転
換や旋回をおこなうことができるので、車両を安定させ
た状態で転舵操作をおこなうことができる。
【0067】加えて、運転者は左右のグリップを握った
ままの状態で左右の旋回操作レバーを操作できるので、
左右の手を移動させずに、指だけで左右の旋回操作レバ
ーを容易に操作できる。この結果、運転者は自然な操作
感(無理のない動作)で左右の旋回操作レバーを操作で
きるので、運転者の疲労を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動車両(第1実施形態)の平面
【図2】本発明(第1実施形態)で採用したアクセルレ
バーの作用図
【図3】図1の3矢視図
【図4】第1実施形態のブレーキポテンショメータの作
用図
【図5】本発明に係る電動車両(第1実施形態)の制御
系統図
【図6】本発明に係る電動車両(第1実施形態)の左右
の旋回操作レバーの作用フロー図
【図7】本発明(第1実施形態)で実行する信地旋回の
説明図
【図8】普通の旋回の説明図
【図9】本発明に係る電動車両(第2実施形態)の側面
【図10】本発明に係る電動車両(第2実施形態)の平
面図
【図11】本発明に係る電動車両(第2実施形態)の制
御系統図
【図12】第2実施形態のブレーキポテンショメータの
作用図
【図13】従来の電動運搬車の正面図
【符号の説明】
10…電動運搬車(電動車両)、11…車体フレーム
(車体)、13L,71L…左の電動モータ、13R,
71R…右の電動モータ、15L,72L…左の駆動
輪、15R,72R…右の駆動輪、17L,74L…左
のブレーキ、17R,74R…右のブレーキ、23L,
56L…左側旋回操作レバー、23R,56R…右側旋
回操作レバー、25L,47L…左の操作ハンドル、2
5R,47R…右の操作ハンドル、30L,48L…左
のグリップ、30R,48R…右のグリップ、40…除
雪機(電動車両)、49…機体(車体)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 5/04 B62D 5/04 Fターム(参考) 3D033 CA02 CA05 CA21 3D035 AA06 DA02 3D037 EA01 EA06 EA08 EB03 EB16 EB25 EC06 EC07 3D052 AA05 AA13 BB09 BB11 CC02 DD05 DD06 EE01 FF03 GG04 HH01 HH03 5H115 PC06 PG04 PG10 PI16 PI22 PI29 PO01 PU01 PU24 PU26 QE16 QI04 QI07 RB14 TB01 TO21 TO23 UI01 UI17

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左の駆動輪を駆動する左の電動モータ、
    左の駆動輪を制動する左のブレーキ、右の駆動輪を駆動
    する右の電動モータ、及び右の駆動輪を制動する右のブ
    レーキを車体に備え、この車体から後方へ左右の操作ハ
    ンドルを延ばし、これらの操作ハンドルの端部に各々グ
    リップを備えた電動車両において、 前記左のブレーキ及び左の電動モータを制御する左側旋
    回操作レバーを前記左のグリップに沿って設け、 前記右のブレーキ及び右の電動モータを制御する右側旋
    回操作レバーを前記右のグリップに沿って設けたことを
    特徴とする電動車両。
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